藤堂香澄

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藤堂香澄 - (2016/06/27 (月) 01:33:42) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/09/13(火) 22:37:40
更新日:2024/02/04 Sun 23:05:25
所要時間:約 5 分で読めます




「本気で来い!!」






あの日を境に……父様は私達の前から姿を消した……。




見ていろ、極限流!!



香澄がやらねば誰がやる!!





◆藤堂香澄

藤堂香澄はSNKの格闘ゲームシリーズ『龍虎の拳 外伝』『KOFシリーズ』に登場するキャラクター。
シリーズ全体での出演作は多い訳では無いが、悪名高き『SVC CHAOS』にも登場している。
龍虎の拳2』で父・竜白がハブられた事により生まれた「竜白に娘が居たら古武術美少女では?」……と云うファンと開発陣の妄想から生まれたキャラクターであり、まんまと人気キャラクターとなった。


【プロフィール】

■父を探して三千里

格闘スタイル:藤堂流古武術(合気道)
出身地:日本
誕生日:3月29日
年齢:16歳
身長:154cm
体重:45kg
3サイズ:B75 W54 H78
血液型:B型
趣味:ビデオ鑑賞(特にホラー物)
大切なもの: ある人から貰ったお守り。
好物:学校の帰り道にある肉屋のコロッケ ナポリタン
嫌いなもの:母親のお稽古(日本舞踊 華道 茶道)
得意スポーツ:合気道 弓道
職業:学生


初代『龍虎の拳』に登場した藤堂竜白の次女。
実は、元々最初から武術を初めていたわけではなかった。
竜白は最初、姉の瑞穂を跡取りにするべく厳しい鍛錬を課したのだが、幼少から身体が弱かった瑞穂は、到底それに耐えることはできなかった。
無理に稽古を積まされ、辛そうにする姉を見かねた香澄は自ら稽古を志願。
その結果姉を武術の軛から解放し、自らも「藤堂流」の次世代の継承者となるほど腕を上げたのである。

強さと徳を兼ね備えた父を尊敬していたが、その父が兼ねてからの宿敵であるタクマ・サカザキの息子であるリョウ・サカザキに敗れて修行の為に家族の前から姿を消した事にショックを受け、父を探すと共に、自らが「極限流空手」に挑む為に海を渡った……と云う、なかなかにとんでもない行動をする娘。



【人物】

父・竜白とは似ても似つかない黒髪の美少女。
顔は完全に大和撫子の母親と姉似だが、性格は父親にそっくりで思い込みが激しく、熱血で猪突猛進気味。
勢いだけでグラスヒルバレーに乗り込み、言葉が通じ難かった事による誤解があったとは云え、あちこちで喧嘩をふっかけながら(笑)リョウの姿を探す事になる。

リョウとの戦いの後で香澄の行動を見抜いていた母親によって日本に連れ戻される事になるが、その際に「何か」を感じる物があったのか、自らの鉢巻きをリョウに強引に渡して父親とは無関係に個人的に再戦を約束させている。


……そのやり取りや姿から「絶対にリョウに惚れたな」とファンからは認識されており、公式嫁候補のキング派と「リョウの嫁」の座を掛けて議論が二分している。

勿論、見た目の可愛さから香澄自身も大人気で、父・竜白すら一度も出た事の無い『KOFシリーズ』にもすぐに出場。
同シリーズでは主に打倒「極限流」の部分のみが強調されている。



【各シリーズの活躍】

■龍虎の拳シリーズ
現時点の最終作である『外伝』のみの登場。
不遇気味の同作では唯一のセールスポイントと言っていい存在だった。

見た目の可愛さに反してやや言葉遣いが荒いが、これは「慣れない英語を辞書を片手に必死で喋ろうとしている」事を表す為の演出である。

実際ゲーム中では言葉が通じない為にロバートには呆れられ(挙げ句にカルシアと間違える)、
リョウには「日本語でオケ(当たり前だがタクマに教えられたのだろう)」と諭されている。
あくまでも目的はリョウ一人の為、同作のラスボスであるワイラーを倒した場合でも「どうしたら良いか解らないから逃げる」と云う発言をしている。

また、ゲームシステム上しっかり脱衣KOも可能。
……つまり、16歳の女の子を脱衣KOさせることが出来る。



■KOFシリーズ

『外伝』に登場したばかりの『96』にユリと入れ替わる形で「女性格闘家チーム」のメンバーとして早速参戦。
この時には『外伝』と同じストレートヘアーだったが、次の登場となる『99』以降は現在の香澄のデザインの主流であるポニーテールとなっている。
※キャラクター人気は高く、入れ替わりの激しい枠ながら登場機会は多い方である。
また、言葉遣いは基本的に丁寧となっている。

しかし、実は何度か組んでるチームメイトのキングと会話が上手くできないという公式設定があり、英語は苦手のままの模様。

あと、財布を忘れてしまい、取りに行こうとして食い逃げと間違われた事がある。

ついでに自分は辞書片手に英会話していたくせに、手帳で技のチェックをする真吾に一方的にブチギレるという暴挙に出たり。
これには真吾もツッコミを入れていた。



【主な必殺技】

  • 重ね当て
「藤堂流」の奥義。
父と違い技後のスキはやや大きいが、出が速く威力も高いのは共通でかなり強力。
KOFでは「空中」や「対空」バージョンもあり。

  • 雷咆吼
気合を発して攻撃。

  • 殺掌陰蹴
中段当て身投げ。

  • 滅心無投
上段当て身投げ。

  • 半身諸手返し
下段当て身投げ。

  • 天地周転
掴み打撃技。

  • 双掌弾

  • 扇溝流し
連続入力式の打撃技。

  • 竜巻槍打
打撃投げ。

  • 超重ね当て
超必殺技もやっぱり重ね当て。
技名は変わるが、探し求める父と共に放つズルいバージョンもある(※本人は気付かず)。
『98UM』のみ空中から放てるがかなり強力。



【関連人物】

父にして師匠。
香澄が父と会えるのはいつの日なのか……
実はいつもすぐ近くにいたりするんだけどね。
カプエスでは一緒に行動している?あーあー聞こえんなぁ?

  • 藤堂志津子
清楚な大和撫子風だが、娘の暴走を見越していたりとかなりのオーバースペック。
竜白が年甲斐も無く武者修行に出れたのも彼女が居ればこそだろう。
彼女自身も竜白にいくらか藤堂流古武術を習っている。竜白の留守に道場を預かっているのは、名目上は彼女。
…なんか、似たような家がどっかにもあるような。

  • 藤堂瑞穂
病弱属性な姉。
元々は共に「藤堂流」を学んでいたが、香澄が自ら稽古を懇願してくれたのをきっかけに止めている。
プロフィールの宝物が「昔武術を習っていた時に身に付けていたハチマキ」である当たり、決して嫌いではなかったようである。
その後は成長するに連れて体力も人並みには丈夫になったようで、病弱の境遇からは脱し幸せに暮らしている。
……一方でそれ以外の習い事は多分ハイスペック。これは、先述の志津子が娘に対して習い事を厳しく躾けているため。

宿敵(笑)。「極限流」の師範。
やり取りにファンはニヤニヤ。

「極限流」だが『KOFシリーズ』ではチームを組む事も……「亜流」だから良いらしい。

  • 如月影二
アンチ「極限流」の仲間。

アンチ「極限流」の仲間。

……ロバ



追記修正をしていれば、いつの日か父様に会える日が来る筈……見ていて下さい父様!!

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