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草薙京

登録日:2010/07/13 Tue 12:20:50
更新日:2026/08/15 Sat 21:32:14
所要時間:約 35 分で読めます






「なってねえ! 俺とぶつかってその程度で済んだのは奇跡的だな。」



草薙(くさなぎ) (きょう)はSNK及び後継のSNK PLAYMORE(現SNK)の格闘ゲーム『THE KING OF FIGHTERS』シリーズに登場する男性キャラクターである。
『KOF』シリーズの初代主人公にして、同シリーズの看板キャラクターの一人。シリーズ全てに登場している。




プロフィール


  • 格闘スタイル:草薙流古武術+我流拳法
  • 出身地:日本
  • 誕生日:12月12日
  • 年齢
    • 19歳(『'94』)
    • 20歳(『'95』以降、年齢表記が撤廃されるまで)
  • 身長:181cm
  • 体重:75kg
  • 血液型:B型(RH−)
  • 趣味:詩を書くこと
  • 好きな食べ物:焼き魚
  • 大切なもの:単車・彼女(ユキ)
  • 嫌いなもの:努力
  • 得意スポーツ:アイスホッケー
  • キャッチコピー
    • 「炎の貴公子」(『'96』、『MI』)
    • 「猛き炎の伝承者」(『'98』)
    • 「火炎祓濯」(『MI2』、『MIA』、『XII』以降)
    • 「燃え盛る裂帛の炎」(『NBC』)
    • 「駆け上がる紅蓮」(『CVS』)
  • 担当声優
    • 野中 政宏(『XIII』までの各種ゲーム等)
    • 前野 智昭(『XIV』以降の各種ゲーム等)
    • 置鮎 龍太郎(電撃CD文庫版『'94』ドラマCD)
    • 杉田 智和(実写映画版日本語吹き替え)



【概要】


古来より伝わる紅蓮の炎を操る武術、草薙流古武術の正統伝承者。
草薙一族はスサノオノミコトヤマタノオロチから守護した」とも伝えられる神話の時代から続く家系であり、『KOF』の世界における「三種の神器」の「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」とは、「草薙の(けん)」、つまり草薙一族に受け継がれる炎を操る能力のことだとされている。
ちなみに、『'97 オフィシャルコレクション』(18頁)のスタッフインタビューによると名前の由来は数字の単位の「(けい)とのこと。

『'94』の一年前に行われた「全日本異種格闘技戦」に優勝し、二位の二階堂紅丸、三位の大門五郎と共に格闘大会「KOF」の招待を受けて参加したのが、全ての物語の始まり。

彼が主人公を担う【オロチ編】では、ライバル八神庵との因縁と、太古に封じられた地球意思オロチを巡る宿命、オロチを封じた「三種の神器」の一角にして草薙剣(くさなぎのつるぎ)」を司る「祓う者」である草薙一族の末裔としての戦いが描かれる。
もっとも、本人はオロチに関して興味も使命感もなく、なし崩し的に巻き込まれただけなのだが……。

主人公を退いたあとも、【ネスツ編】では秘密結社に拉致されクローンを作られたり、【アッシュ編】以降は再び「三種の神器」の一角として動くことになったりと、重要な立ち位置をキープしている。



【人物】


かなりの自信家。
「天才」と自称し「天才だから努力は必要ない」と語るなど傲岸不遜な言動が目立つ一方、感情的になりやすく、短絡的な部分も少なからずある。
素直な物言いができない意地っ張りな面はあるが、性格自体は割と単純。ワガママ。

当時、格闘ゲームの主人公と言えば修行大好きな求道者タイプが普通であり、このような主人公は前代未聞であった。
『ストリートファイター V』公式サイトに設けられた「シャドルー格闘家研究所」のコーナーでは、旧SNKからCAPCOMに移籍したスタッフへのインタビューが行われた際に京のキャラクター造形の経緯について詳しく語られており、当時の風潮に対して「天才だから強いじゃいけないのか」「スカしたイケメンじゃいけないのか」と疑問を抱いた企画者が、「(既存の主人公キャラクターと)同じ道を行っても勝てない」と考えた上で従来の主人公像に対するアンチテーゼとして設定したことが明かされている*1

努力嫌いを公言しながらも相当の負けず嫌いで、『'96』で大会前に現れたオロチ四天王・吹き荒ぶ風のゲーニッツに惨敗した際には一念発起。
リベンジのために重傷を負いながらも厳しい修行を行い、短期間で「最終決戦奥義」を習得するほど。
ただし、この技は制作期間とメモリーの都合でゲームには登場しておらず、次の『'97』から「無式」という技名で採用されている。
ちなみに「最終決戦奥義」と銘打たれるだけあってかなりの高性能。

このように、努力が嫌いなのは確かだが修行をしないわけでもない。
日頃行っていることに対して「努力」という認識をしていないし、仮に努力したとしても外には出さないだけで。
1年間武者修行の旅に出てめでたく留年していたことすらある。

ちなみに、小説版では紅丸が「京は口では努力は嫌いだなんだ言っているが、強くなるために絶対に隠れて修行しているはず(意訳)」と評している。
その紅丸も小説版では人に見えないところで努力していることが描写されており、ある意味似た者同士なのだが。

『XIV』の漫画版である『〜A NEW BEGINNING〜』でも、バースの力で暴走した庵と戦って入院することになった際、日課と言いつつトレーニングをしていた。
本人曰く、「日課とトレーニングは全くの別物」らしい。

捻くれた性格の割には意外に仲間から慕われており、矢吹真吾というパシリ……もとい弟子もいる。
ただ、『ネオジオフリーク』のNEWキャラクターテキスト(1999年11月号124頁〜127頁)によると、学校では同級生が京を怖がって近寄らないため、ユキと真吾を除いた付き合いは薄く部活動もしていないとのこと。
……まぁ、2歳も上で格闘家でたまに行方不明になる同級生とか、遠巻きにしたくなるのも分からなくはない。


◆年齢ネタ

京を語る際、避けては通れないのが留年ネタである。

『'94』での初登場時は、19歳にして学ランを着用する高校3年生であった。
つまり最初からダブりキャラだったのである。

『'95』でも20歳で学ラン。
『'96』でも学ランだったが、これ以降は年齢が20歳で固定され、サザエさん時空に突入した。

『'97』でも『'98』でも20歳で学ラン。
もうこのまま永遠の高校生になるのか? と思われていたが……

『'99』のネスツ編で、唐突に私服姿で参戦。
ついに卒業したのか!? とファンは色めき立ったが、前述した『ネオジオフリーク』のNEWキャラクターテキストのQ&Aでネスツから脱走した際にどこかからパクった服をそのまま着ていただけと明かされ、相変わらず20歳の高校生であることが判明した。
ただ、ネスツに狙われていたこの時期はとても高校に通える状況ではなく、京自身も周囲を危険に巻き込まないために日本を離れていたので卒業できなかったのは仕方ないが。

ネスツ編後も休学しているだけで卒業するつもりはあるらしい。ユキと同じ大学に行くのが目標とか。
ちなみに馬鹿ではない……はずなのだが、
  • 『激突!カードファイターズ』に登場するアクションカード「ダブリ」のイラストが、0点のテストを前に頭を抱えて泣く京の姿
  • 『R-2』の育成モードで京が周囲に当たり散らしている現場に遭遇するイベントが存在するが、その怒りの理由がまた(●●)留年が決まってしまった」から
  • 「R.E.D.KicK」の最後のKが大文字になっており、しかもその理由が「小文字のkがどんな字なのか思い出せず大文字と勘違い」というあんまりなもの*2
  • そもそも「R.E.D.KicK」は京が自分で考えて編み出したとされるオリジナル技なのだが、ドヤ顔で「レインボー・エネルギー・ダイナマイト・キック」などという恥ずかしい名前を付けた後、実は既に草薙流には古くから「七百七式・独楽屠り」という酷似した技が既に存在していた事が判明し(つまり不真面目な習得の末の車輪の再発明)、その事実を知ってからも頑なに認めず自分のオリジナルと言い張り続ける。
と、ちょっと擁護できないくらいのアホ扱いを公式からされている。
まぁ、その京を越える真のアホとして「R.E.D.KicK」をクローンへコピーした際に「R,E,Dキック」などという誤植と誤変換、脱字*3かましたネスツがいたりするのだが。

一応、留年理由は日本を離れていることが多いために出席日数が足りないからで、勉強自体はやればできるらしい。
特に『'97』終了時~『2001』終了まではネスツに捕まったり逃亡中だったり出席日数どころではない状況だったのでさもありなん。
……なんだかんだネスツ編完結後は日本に腰を落ち着けてるのだが気にしてはいけない。
この言い分は明日から本気出すと言っているニートに近い。
なお、『XII』の紅丸のストーリーでは高校に通っていることが過去形扱いであった。

『MIA』で高校10年生の溝口誠と共演して掛け合いで親近感を持たれてしまった際にはガチで狼狽し、迷惑がっていた。

2010年に発売されたPSPのゲーム『ネオジオヒーローズ』では、プロフィールの職業の欄に職業「なし」と書かれてしまった。
職業「なし」である。
ちなみにかつて留年コンビを組んだ相方の麻宮アテナ職業「女子高生」と書いてあった。

スタッフ曰く、「学生服は卒業はしたけど高校は卒業していない」と言われてしまっている。
『XIII』では高校の話で返答を濁していたり、キムからは「復学しろ」と言われている。
ただ、もう学ラン着て戦う気はないらしく、今更「原点回帰」とか言ってセーラー服で戦ってるアテナには若干引き気味。
挙句の果てに「セーラー服もそろそろキツイだろ」というノンデリ発言をかましている。

ちなみに無事? 復学したらしい……既に2ダブしてるにもかかわらず。

なお、留年がネタにされ続ける京とそれに巻き込まれる形で留年疑惑*4を擦られ続けているアテナが例外なだけであり、サザエさん時空に守られていることもあって他の高校生の面々がネタにされることは基本的にない。

『2000』の小説版(パロディ編)ではユキが高校に通ってると聞いて、
「お前……まだ卒業していなかったのか?」
と本気で驚いていた。
ユキちゃんはこれに「そうよ!」と逆ギレ気味に返し、
「来年も再来年もその先もずーっと受験間近の高校3年生をやっているような気がする」
メタ発言していた。

なお、現実的に高校を何年も留年することは可能なのか、という問題については、「あり得なくもない」という程度。
というのも、高等学校の在籍期間については法律で定められておらず、各校の裁量に任されているからである。
たいていの高校は5年まで在籍できる(つまり、2回まで留年が許される)のだが、世の中には6年も7年も在籍を許している高校もある……かもしれない。
『ろくでなしブルース』には3回留年した末にようやく卒業できた人物が居たりもする。
『KOF』の世界では「KOF覇者・常連」というのはかなりのネームバリューがあるので、高校側も京を退学させるのは惜しいのかもしれないが、世界に恥を晒しているだけのような気がしなくもない



【その他の設定】


家族構成は父・柴舟(さいしゅう)と母・(しず)
『'94』の謎本*5である『KOF'94の謎』(38頁〜39頁)では「別居しているが父方の祖父母も健在で、祖父は先々代の草薙流継承者」とされているが、ゲーム中に登場したことはない。

居住地は明言されていないが、道場も兼ねたそれなりに立派な屋敷に一家で暮らしている。
日本チームのホームステージは大阪の風景をモチーフとしているものが多く、アドベンチャーゲームである『KOF 京』では大阪在住の設定。
その割に関西弁を使わないが……まぁそこは大人の事情だろう。
また、『'95』の小説版では下関にある実家を離れて東京の中野区で一人暮らし中、3DCGアニメーションの『KOF:DESTINY』では一家で名古屋在住という設定になっている。
ちなみに、山口県下関市は「壇ノ浦の戦い」で「草薙剣」の形代が海中に没して紛失した土地、愛知県名古屋市は現在「草薙剣」が祀られている熱田神宮の所在地であり、どちらも「草薙剣」と縁が深い土地である。

彼女のユキと並んで大切なものに挙げている単車の車種は、『'97 キャラクターブック』(148頁)によると「カワサキ・750RS」、通称Z-II(ゼッツー)」。
カワサキモーターズ(川崎重工業バイク部門)が「カワサキか……」のコピペで(ネタ的な意味で)有名な玄人向けメーカーであった頃の大型バイクである。
映画化やアニメ化された80年代の有名バイク漫画『あいつとララバイ』の主人公の愛車が、赤と白の「火の玉カラー」にペイントした「Z-II」だったので、まず間違いなくその影響だろう。

好きな食べ物は焼き魚だが、ネオジオCDで発売されたデータベースソフト『KOF'96 ネオジオコレクション』によると「特にサンマ」とのこと。

『XI』のストーリーでは愛用品らしい年季の入ったライターが登場したりと、と同じく喫煙者であることが示唆されている。
炎出せるのにという突っ込みは野暮。



【デザイン】


前述のように「20歳で高校生」という点が長らく京のアイデンティティであり、デザインもそれに引きずられていたが、ネスツ編以降は流石にキツくなったのか色々な衣装を着るようになった。
髪型は長めの前髪を真ん中分けにしたシンプルなものだが、『オロチ編完全設定原画集』(24頁〜25頁)などに掲載された設定画では人気の出るキャラクターにしたいという意気込みからか細かな注釈が数多く存在し、説明イラスト付きで「真ん中分けにするのは前髪のみ、髪全体を真ん中分けにするのは不可」という旨の注意が記載されている。
『'95』の販促イラストやら『MI』のグラフィックやら割と頻繁に髪全体が真ん中分けになってたのは禁句。

金環日食をモチーフとした「日輪の紋」が草薙流の象徴であり、八神(八尺瓊)流の「月輪の紋」とは対になっている。
ちなみにこの「日輪の紋」は、『KOF'94の謎』(40頁〜41頁)によると「家紋というわけではないが、古くから伝わるシンボルマークのようなもの」とのこと。

また、『ALL ABOUT KOF'94』(27頁)のスタッフコメントによると、「『あしたのジョー』矢吹丈に、若干『デビルマン』の不動明が入っているイメージ」とのことであり、『2001』のアルカディアムック(208頁)でも「矢吹丈と不動明を足して2で割ったイメージ」と語られている。


  • オロチ編(『'94』〜『'98』)
詰襟の学生服、いわゆる学ランの中でも、着丈を短くした「短ラン」と呼ばれる部類の改造学生服。
腕まくりした学ランの下には白いTシャツと黒いベストを着ており、学ランの背中には草薙流継承者の証である金色の「日輪の紋」がでかでかと刻まれている。
詰襟には襟章が取り付けられているが、イラストによって細かな違いはあるものの炎をモチーフとしたものや菱形に「京」の文字が刻まれたものとなっており、一般の学生が着けているような校章や学年を示すものではなく単なる装飾のようである。
この学ランで普段から登校していたとすれば、京のセンスもそれを許可している高校もなかなかにぶっ飛んでいる。
学ランの色はイラスト等では黒だが、ゲーム中(デフォルトカラー)では暗緑色で表現。

額には鉢巻のように白いバンダナを巻き、両手には金色の模様が入った丈の長い黒い指抜きグローブを着けているが、地味に『'94』と『'95』以降ではグローブのデザインが異なり、『'95』以降はグローブの前腕部分にも金の「日輪の紋」が刻まれている。
エナメル靴と思われるベルト付きの白い靴を履いているが、前述の設定画ではの靴下を履いているのはニセモノか京フォロワー」という謎の注釈が……。


  • ネスツ編(『'99』〜『2002』)
立襟の白いジャケットにウォレットチェーン付きのブルージーンズと、一気におしゃれな装いにイメチェンした。
前述のように、この服はネスツ脱走の際にどっかから拝借したものなのだが……。
ジャケットの下に着ているのは十字架模様が白抜きされた黒の長袖シャツであり、指抜きグローブや靴もシンプルな黒いものになったことで、全体的にシックで大人びた印象になっている。

トレードマークの一つだった白いバンダナも着けていないが、『'99』では戦闘開始時の汎用モーションに「額に巻いていたバンダナを外して握り締め、そのまま燃やす」というものがあり、オロチ編からのプレイヤーにはぐっとくる演出となっている。


  • アッシュ編(『2003』〜『XIII』)
背中に金の「日輪の紋」が入った黒い革のライダースジャケットと、ブラックジーンズを着用。
ジャケットの下は白の半袖Tシャツなのだが、設定画ではわざわざ「学生時代と同じもので」と注釈されており、グローブもオロチ編と同様のデザインに戻っている。

『XI』までは立襟のシングルライダースに焦げ茶の革靴だったが、『XII』以降はノッチドラペルのダブルライダースに黒い革靴になり、腰のウォレットチェーンも追加された。
……が、ドット絵だと若干のっぺりしていてチェーンというより白い紐みたいに見える


  • 『MI2』、『MIA』
白い模様が入った黒いシャツと、赤白の差し色が入った黒いライダースジャケット、ブラックジーンズの組み合わせ。
アナザーモデルではタンクトップにジーンズの軽装になり、腰に上着を巻いている。


  • 『XIV』
新章突入に合わせ、再びイメチェン。
立襟の白いジャケットとウォレットチェーン付きのブルージーンズの組み合わせ、シンプルな黒い指抜きグローブなど、全体的な印象はネスツ編の衣装に近い。
ジャケットは肩に黒いベルトが装飾され、背中や袖のジッバーの内側に金の「日輪の紋」が刻まれているが、本作のみ「日輪の紋」の形がアレンジされており、袖のものはジッパーの根本側、背中のものは左右両側に向かって炎が噴き出したように尖ったデザインになっている。
また、背中の「日輪の紋」の下には翼のような黒い模様も入っている。

ちなみに本作のみ髪型も変わっており、短めの前髪を分けずに下ろしている*6

時代の流れに合わせたスタイリッシュなデザインではあったのだが、グラフィックの3D化、声優交代、髪型を含めた外見の大幅変更を一度に全部やったことでプレイヤーが「このあっさりしたイケメンが草薙京……?」と違和感を抱く結果となってしまい、評価はイマイチであった。


  • 『XV』
髪型を含めて『XII』及び『XIII』の衣装ほぼそのままに回帰しており、額にはオロチ編以来の復活となる白いバンダナが巻かれている。
『XIV』から受け継がれたのは、袖のジッパーの内側にも「日輪の紋」が刻まれている点くらい。
3Dモデルの顔の造形も、『XIV』と比較するとかなり過去のイラスト等に近付いた。



【バリエーションキャラ】


◆'94京/'95京

『'97』/『'98('98UM)』にて登場した京の裏キャラクター。『'96』より前の技構成となっている。
『'98UM』ではボイスや効果音も昔の音に戻っており、ただの通常技なのに効果音で威嚇してくる。


◆EX京

『XI』の家庭用限定キャラ。衣装や技はネスツ編に近い。
ネオジオバトルコロシアムからの移植キャラ。


◆ネスツスタイル京

『XIII』で登場した京の裏キャラクター。
「ネスツスタイル」と冠されてはいるが、実際には「無式」を持っている割に「百八拾弐式」がなかったりとネスツ編要素は意外と薄く、むしろ『'98』の表京に近い。
服装と専用BGMはネスツ編由来だが。


◆草薙京クラシック

『MI2』と『MIA』で登場した京のEXバージョン。『MIA』では『XI』とは違い、通常の京とも同じチームが組める。
通常の京が完全新規服に衣装替えしたので過去作服着用版キャラとして別バージョンが用意された。
通常コスがオロチ編、アナザーコスがネスツ編の服になっており、初代『MI』とは逆になった。
クラシックの名の通り、「闇払い」や「朧車」、「無式」が使えるのが特徴。
こちら側もれっきとした京本人なのだが、セリフの中にはKUSANAGIから拝借したと思われるものも。


◆京-1/京-2

『'99』と『2002UM』における京のクローンキャラ。
『'99 EVOLUITION オフィシャルガイド』(220頁)によると、記憶まではコピーされていないためネスツの指示に従う人間兵器のような存在であるとされているが、後述のように若干の個性や自我のようなものは存在する。
クローンだけあって見た目はオリジナルの京と瓜二つだが、やや肌が浅黒いことが特徴。
プロフィールも基本的な部分(血液型や身長・体重)はオリジナルの京と同じだが、共通の変更点として
  • 誕生日:7月5日
  • 得意スポーツ:なし
  • 大切なもの:遺伝子
  • 嫌いなもの:オリジナル
となっている。
また、両者とも技名には「〇〇式」といった技番号が付かず、単に「鬼焼き」などと表記されている。

「京-1」はクローニング精度が低く、『'95』までの技構成をベースに『'96』以降の技を混ぜているなど、独自にアレンジした草薙流の技を使用するという設定。
上記の設定を踏まえ、趣味は「技のアレンジ」。
学ランのデフォルトカラーは青みがかった黒(紺色)。
襟の襟章は、イラストでは菱形に「京」の文字が刻まれたものを着けているが、勝利画面では「I」の字を切り抜いた形となっている。
京-1と京-2のイラストや勝利デモは基本的に左右反転やコピペだが細部が異なり、京-1の場合イラストではカメラから目線を逸らしており、勝利デモでは無表情であることが特徴。
『2002UM』の勝利デモでは薄く笑みを浮かべており、追加された勝利メッセージは京-2に比べると若干ダウナーなものになっている。

「京-2」は『'98』準拠。精度が高いため、技の内容はほとんど完全にコピーしている。
上記の設定を踏まえ、趣味は「技のコピー」。
学ランのデフォルトカラーは赤みがかった黒(茶色)。
襟の襟章は、イラストでは炎をモチーフにした形のものを着けているが、勝利画面では「II」の字を切り抜いた形になっている。
イラストでは目線がカメラの方を向いており、勝利デモでは口元に笑みが浮かんでいる。
『2002UM』の勝利デモでは歯を食い縛った厳しい表情をしており、勝利メッセージは京-1に比べると荒々しい言葉が多い。

いずれもオリジナルとは別の魚を好物としているが、挙げられている「メロ(京-1)」と「ホキ(京-2)」はいわゆる「代用魚」。
クローンという彼らの出自を踏まえると、なかなかに皮肉な設定となっている。
また、彼らは『'99』の開発が終盤に差し掛かってから急遽「過去プレイアブル性能の京」の実装が決定し、既に現場を退いて管理職になっていたスタッフが熟練のスピードで作り上げ納期に間に合わせたというエピソードが残っている。



より『'95』の京に近い技構成を持ったそっくりさん
学ランの色は紫がかった黒。
クローン京よりも更に色黒な肌の色と赤い目が特徴で、声優も別人。
台詞の数々も京とは全く異なり、よりチンピラ要素が強い。
『2002(2002UM)』で登場したKUSANAGIはネスツ製のクローンだが、『2003』で登場したKUSANAGIはちづるが自分の中の京のイメージを元に生み出した鏡の中の幻影である。
クローンとしても幻影としても色々と謎が多い存在であり、プロフィールは全てが「不明」となっている。



【作中での活躍】


  • 『KOF'94』
記念すべきシリーズ第一作。
この時点ではオロチ一族に関する設定がまだ固まっておらず、他のチームと同様にルガールを返り討ちにしただけでストーリー上の重要度は薄め。
ただ、先にルガールに挑んで敗れた父が登場するなど、主人公らしい要素も一応用意されている。
……まぁエンディングでは親父の件に一切触れなかったし、そもそも当の親父は生きていたというオチが付いたが。


  • 『KOF'95』
オロチ編が本格的に始動したこと、ライバルの赤毛が登場したことによって、一気に主人公としての存在感が増した。
学業を放り出して修行の旅に出ていたが、前回の大会でルガールの秘書をしていた女性(マチュア)に招待状を渡され、空母の爆発に巻き込まれたはずのルガールの生存を確信し大会出場を決める。
前作のエンディングで存在を忘れられた恨みからルガールに洗脳された親父とオロチの力に手を染めたルガールを倒すが、オロチの力に吞まれたルガールの姿を目の当たりにし、嫌な予感を感じ取るのであった。


  • 『KOF'96』
半ば恒例行事として「KOF」への出場を決めるが、大会が始まる前に謎の男・ゲーニッツの襲撃を受け敗北を喫するという衝撃の展開からスタート。
その悔しさから自分の本当の力を見せつけることを目標に勝ち進み、主催者・神楽ちづるとの手合わせを終えた直後に乱入してきたゲーニッツにリベンジを果たす。
自分と同じ「三種の神器」の末裔でもあるちづるからはオロチ封印への協力を望まれていたが、京本人は一族の宿命に縛られるつもりは毛頭なかった。

主人公チームのエンディングで大門から投げ掛けられた「早く卒業せいよ……」はある意味名言。
そして大門の心配も空しく、その後の京は半永久的に高校3年生を続ける破目になるのであった。


  • 『KOF'97』
オロチ編最終章。
大門の柔道界復帰などの事情で日本チームを解散することになり、オロチの影を感じながらも最後の大会としてKOFに臨む。
オロチ四天王としての本性を現したニューフェイスチーム(オロチチーム)とのやり取りで、恋人であるユキが生贄として狙われていることを知り、一族の宿命ではなく彼女を守るためにオロチチームや復活したオロチに立ち向かう。

日本チームのエンディングは、オロチを倒し日本チームを解散した京が庵との決戦に臨む場面で終了するが、京でオロチを倒すとここで庵との戦闘が発生する。
勝っても負けても一部の台詞が変わるだけのエキストラマッチだが、三種の神器チームのエンディングとはまた違った形で「オロチ編の終幕」を描く感慨深いエンディングになっている。

京と真吾のエディットチーム*7のエンディングでは、彼の努力に対する褒美として自分の「日輪の紋」入りのグローブを譲っており、この点を反映して以降の真吾は「日輪の紋」入りのグローブを着けた姿に変更されている。
……後述のように公式ルートが三種の神器チームのエンディングであるため、小説版の挿絵では『'99』になるまで『'97』と同じリストバンドを着けたデザインのままだったのだが。

公式ルート扱いとなる三種の神器チームのエンディングでは、庵が血の暴走に抗ってまでオロチを拘束する姿を目にし、そこで血の呪いに苦しむ庵を救済するように願う彼の祖先・八尺瓊(やさかに)の思念を感じ取る。
その願いに応えた京は、庵諸共オロチを祓うべく、己の命すら懸けた全力の一撃を叩き込み……。


  • 『KOF'99』
オロチとの決戦後は行方不明どころか生死不明の扱いであったが、オロチ封印の際のダメージで気絶していたところを秘密結社「ネスツ」に拉致されクローンを作られていたことが判明。
草薙の力の解析のためにネスツに様々なデータを採取されており、そのことが原因で全力を出せなくなってしまう(解析された草薙の力はネスツ編主人公K'に移植された)。
庵がネスツの基地を襲撃した際の騒ぎで意識を取り戻し、混乱に乗じて脱走することに成功したものの、その際に自分(のクローン)の死体が複数体転がっているところを目にするというかなり悲惨な目に遭っている。

本作では庵共々隠しボス兼隠しキャラクターとして参戦。
ネスツの追っ手から逃れつつ反撃の機会を窺っており、条件を満たすとラスボス戦後に乱入してくる。
キャラクター選択画面に思わせぶりな日輪と月輪のアイコンが存在する*8ため、情報が公開される前から存在を察していたプレイヤーも多いだろう。


  • 『KOF2000』
相変わらずネスツからの逃亡中であり、庵共々エディット専用キャラクターとして参戦。
ネスツの衛星兵器「ゼロ・キャノン」に、草薙流の奥義である「無式」のデータが反映されていることが明かされた。
どうやったら「無式」が衛星兵器のビームになるのかは永遠の謎。

京&庵チームのエンディングでは、「ゼロ・キャノン」によって瀕死の重傷を負ったクローンゼロに対して今までの恨みつらみを言うものの、己の死を悟ったクローンゼロは「ゼロ・キャノン」に「無式」のデータを反映したことで敬意を払ったと嘯き、「待たせている人がいるのではないか?」と言い残す。
京は一瞬ユキの顔を思い出しながらも背後に立っていた庵に向き合い、戦闘に臨んだところで終わるが、庵との決着はぼかされている。

なお、この時期(『2001』稼働前)のクロスオーバー作品である『CVS2』のエンディングで突如行方不明になっていたのは当時ネスツ編が終わってなかったため(つまりまた逃亡生活に入った)と思われる。衣装は学ランだけど。


  • 『KOF2001』
追っ手を捌くことにも慣れたからか、真吾も加えて久しぶりに日本チームを結成。
エンディング前のデモでは見苦しく喚くラスボスに「俺には信頼出来る仲間が居るんだ!」キャラ崩壊寸前の啖呵を切ったり、エンディングでは「早く本当の仲間を見つけろよ」と真吾を激励するなど、珍しく素直。


  • 『KOF2003』
オロチの封印に干渉しようとする存在を察知したちづるの要請により、初めて正式に三種の神器チームを結成。
「遥けし彼の地より出づる者」と名乗る集団の一員・ムカイによるオロチの封印への干渉は退けるが、突如現れたアッシュによってちづるの「八咫鏡」の力が奪われてしまう。
アッシュの撤退後、気絶したちづるを抱えた京は、「祭りの域を越えちまった」何かに対する怒りに震えるのだった。
また、その後の時間軸である紅丸チームのエンディングでは大会を経て調子に乗っている真吾の失言に対し、本物を見せるという名目で技を叩き込んで制裁するという大人げない姿を見せた。


  • 『KOF XI』
ちづるの代わりを担おうと真吾が奔走したこともあり、引き続き庵とチームを組むこととなる。
ストーリーではとある人物の墓を尋ねた際に庵と遭遇するが、墓前ということもあって衝突することはなく、煙草を吸おうとする庵にライターを差し出したが無視されて舌打ちした
……しかし、エンディングでは「血の暴走」を起こした庵に倒されて気絶しているところしか映らないという、元主人公にあるまじき酷い扱いを受けた。
とはいえ、別チームで敵対しているならまだしも、同じチームの庵*9がオロチ編以降長らく治まっていた暴走を何の前触れもなく起こして襲い掛かってきたら、いくら京でもどうしようもないだろう。


  • 『KOF XIII』
「遥けし彼の地より出づる者」の一員である少年に招待状を渡され、日本チームとして参戦。
『XI』のエンディングで庵が力を奪われたため、残る「三種の神器」は京のみであったが、アッシュの暗躍によって京の与り知らないところで全ての出来事は終結。
日本チームのエンディングでは何かを忘れたことに引っ掛かりを感じながらも、力を取り戻した庵との戦いを楽しんでいた。


  • 『KOF XIV』
タン先生から親父経由で「新弟子(シュンエイと明天君)の教育に協力してほしい」と依頼され、気心の知れた日本チームとして参戦。
しかしやっぱりとんでもない事態に巻き込まれ、残留思念として不完全な復活を遂げたオロチの再封印を手伝うことになる。


  • 『KOF XV』
オロチ四天王復活などの異常事態を前に、「オロチの封印に対する干渉が止むまで」という条件付きでちづるの要請に応じ、三種の神器チームで参戦。
大会が終わったあとはオロチの封印が安定したこともあり、ちづるとの約束通り三種の神器チームを解散し庵との決闘に臨んだあと、無事にユキの元へ帰ってきた模様。
ちなみに、ちづるとの約束を優先したためタン先生から頼まれたシュンエイたちのサポートは紅丸に押し付けた。



【ゲーム上の性能


『'95』まではオーソドックスな波動昇龍キャラだったが、テリーリョウ、庵などとの差別化からか、『'96』で大幅に技構成が変更された。
以降は飛び道具の「闇払い」や対空技の「朧車」が抜け、「荒咬み」や「荒咬み」を絡めた連続技を決めるテクニカルなキャラとなっている。
『XIII』からはまた『'95』までの仕様に戻っていたり、かと思えば『XIV』ではまた「荒咬み」主体の仕様に戻ったりと主人公なのに忙しく性能が変わる。


◆各作品での扱い(一部抜粋)

  • 『'95』
今作どころか他シリーズと比べても上位に位置する程の文句なしの最強キャラ
バグテクニックの「強弱すり替え」と「七拾五式・改」の仕様が噛み合った結果、画面端では小足から「七拾五式・改」の強弱すり替えで永久コンボができてしまう。
画面中央でも「朧車」で締めれば画面端に運びつつ8割程度減らせる恐ろしい火力と運び性能を持つ。
その壊れぶりから、とあるキャラダイヤではオメガルガール以外の全キャラに8:2で有利という圧倒的な性能差を見せ付けた。

  • 『'98無印』
強キャラ。
通常技、必殺技共に非常に高性能で、攻撃力も高い。
「荒咬み」で牽制しながら強判定の技でゴリ押しできる。
また与える気絶値が高い技ばかりで、ワンチャンスで相手を気絶に追い込み瞬殺することもできる。
反面、安定させるのが難しく、シビアな立ち回りを要求される。
総じて、経験と知識とセンス、全てが必要になる上級者キャラ。

  • 『2002無印』
安定した強さをキープしてきたこれまでのシリーズとは異なり、大幅に調整されてしまった。
各技の攻撃判定、性能、威力が全てが弱体化。
強みだった気絶値の高さも気絶システムそのものが削除されてしまったことで意味を失ってしまった。
ゲージ効率も悪く、上位キャラに対して圧倒的に不利が付いてしまい、その不遇さから一時は最弱→ランク:Z→Z戦士、という不名誉なあだ名で呼ばれていた。
現在、研究こそ進んだものの状況を打破できる程ではない。
だが、当シリーズでも最上位の性能を誇る対空技・「鬼焼き」のおかげで強キャラの一人、チョイに有利が付き、またコンボも高火力のものが開発されたので以前よりは戦えるようになり、なんとか最弱候補からは外れた(最弱論は根強いが)。
それでもこのゲームで最も使用率が高く最強キャラと言われるビリー相手だと半ば詰むので依然としてチョイスするプレイヤーは少ない。

  • 『XIII』
強キャラ。
しかし上位のK'とライデンとの差は大きい。
調整版の「CLIMAX」でも通常、ネスツスタイル共々強キャラとなっているが炎庵やMrカラテよりもランクが下なのが少し玉に瑕



【技解説】


草薙流・八神(八尺瓊)流の技の特徴として、ほとんどの技に「○○式」と名が付き、これは技の格付けを表している。
○○には基本的に漢数字による通し番号が振られるが、数字が付かない外式(げしき)も存在する。
また、「百八式・闇払い」に対応する「裏百八式・大蛇薙」のように、既存の技を強力な秘奥義として昇華させたものには「裏○○式」と名が付き、『'97 オフィシャルコレクション』(63頁)のスタッフコメントではこの格付けを「表の式、裏の式、外式」と表現している。
九拾九(99)以下の通し番号が振られているものは概ね通常技だが、京の技に存在しない「参式」と「四式」が庵の通常技に存在したりと、一部は草薙流と八神(八尺瓊)流で通し番号を共有していることが窺える。

ちなみに、庵もそうだが技名の読み方については濁点の有無などの細かな表記揺れが頻発しており、『XIV』以降はフリガナが廃止された*10ため、当項目でもフリガナについてはそういった点を考慮する必要がある。


◆通常技


操作 立ち(近) 立ち(遠) 垂直J 前方J 後方J
弱P(A) 壱式 弐式 拾壱式 拾七式 拾八式
弱K(B) 弐拾壱式 弐拾七式 参拾参式 四拾参式 四拾八式
強P(C) 五式 七式 拾五式 拾九式
強K(D) 『'94』  :七拾五式
『'95』以降:七拾六式
九拾九式 『'94』  :八拾八式
『'95』以降:九拾八式
七拾八式 七拾九式
攻撃避け (かすみ) -
『'94』:避け攻撃
『'95』:カウンター攻撃
外式・霞裏肘(かすみりちゅう)
ふっ飛ばし攻撃 鳳麟(ほうりん) - 『94』  :拾八式
『95』以降:跳び鳳麟
ダッシュ (こう)前駆(ぜんく) -
バックステップ (おつ)後駆(こうく) -

通常技の技名が攻略本等に記載されていたのは『'96』まで。
特に『'96』についてはゲーメストムックなどの主要な攻略本には載っておらず、『ザ・キング・オブ・ファイターズ'96 公式ガイドブック for SATURN』という家庭用移植版対応の攻略本にしか載っていない。
庵共々『'96』以降は大きな変更が行われたことはなく、『2000』のみ遠距離立ち強キックが変更されていたくらい。


◆通常投げ

  • 釟鉄(はつがね)
掴んだ相手を引き寄せ、顔面に裏拳を叩き込んで吹き飛ばす技。
『XIV』以降は、引き寄せた相手がバランスを崩して前のめりになったところに延髄狙いの肘打ちを落とすという流れに変更されている。
『XV』でDLCキャラクターとして参戦した真吾の「釟鉄」は従来の裏拳のままなので、なぜ変更したかは謎。
なんでK'の「スポットパイル」に寄せてしまったのやら……。


  • 一刹(いっせつ)背負い投げ
その名の通り背負い投げを決めたあと、身体を捻って背中側から相手の上に倒れ込み、肘を打ち込んで追撃する。


◆特殊技

  • 鳳麟(ほうりん)
肩でぶつかるふっ飛ばし攻撃。
柴舟や真吾も同じ技を使用するが、ぶつかる肩と逆側の腕を構える位置が違っており、京は頭の上に構えている。
作品によっては下手な必殺技より高性能なことがある。


  • 外式・轟斧(ごうふ)
「こんのぉ!」

蹴り上げからの踵落としという中段技。
キャンセルで出して連続技に組み込むことも可能だが、この場合は上段判定になる。


  • 外式・奈落落(ならくお)とし
空中から両手を揃えて打ち下ろすハンマーパンチ。
空中の相手にヒットさせると叩き落としてダウンを奪える。


  • 八拾八式
「フッ、フッ!」

左右の脚で交互に足払いを繰り出す。
『'94』ではただのしゃがみ強キックだったが、『'95』から特殊技に格上げされた。
2段技で1段目にキャンセルがかかることが多く、小技→「八拾八式」→必殺技とつなぐのが定番パターン。


必殺技

  • 百式・鬼焼(おにや)
「おおりゃあっ!」

『'94』から皆勤賞の対空技。
低い姿勢から、炎を纏った腕を振り上げ身体を回転させながら跳び上がり、螺旋を描くような炎の軌跡を残す。
大抵の作品で頼れる性能をしており、作品によってはガードポイントが付いていることも。

EX版は、『XIII』では無敵時間が延長されるだけであったが、『XIV』以降はグルグルと一周多く回転してヒット数が増える。


  • 百八式・闇払(やみばら)
「食らえっ!」

地を這う炎の飛び道具
前述の「鳳麟」などのように「陽」と「陰」が存在するわけではないが、草薙流と八神流では若干型が違っており、京と柴舟が使用する草薙流の「闇払い」は腕を斜め横に振り払うようにして炎を地面に送り出している。

『'96』で技が刷新されて以来長らく登場の機会に恵まれず、『XI』でコマンドが竜巻になって帰ってくるまでは裏キャラやクローン京(そして庵)の技だった。
続く『XII』と『XIII』では京が原点回帰したことにより正式に復活したが、『XIV』からはまた消えてしまった。

EX版は、弾速が上昇し通常飛び道具を貫通するという純粋な性能アップとなっている。

ソーシャルゲーム『KOFクロニクル』では、『'94』以前の京という設定で実装された「草薙京(Another Style)」が「亜型百八式・闇払い 改」を使用。
通常の「闇払い」よりも大きな炎を走らせる技で、「闇払い」から「大蛇薙」へと至る過程が窺える。


  • 百壱式・朧車(おぼろぐるま)
斜め上へジャンプしながらの回し蹴り。
弱は単発、強は最後に宙返りからの踵落としで蹴り落とす三段技となる。

『'96』で技が刷新された際に消え、原点回帰要素を強めた『XII』及び『XIII』で復活するまでは「闇払い」と同じくご無沙汰だった。
対空や空中コンボの〆に。


  • 七拾五式・改
「フッ、フッ!」

足を大きく開いての二段飛び蹴り。『'95』から実装。
『'94』の近距離立ち強キック「七拾五式」を改良し、必殺技に格上げとなったもの。
この技で浮かせて追撃するのが基本。


  • 弐百拾弐式・琴月(ことつき)
「チィッ……! 燃えろぉっ!」

突進して肘打ちをしたあとに掴み上げ、そのまま燃やす……というか爆発させる。
ちなみに、庵も対となる「琴月 陰」という技を使用しており、そちらは掴み上げの「陽」に対して地面に叩き伏せるモーションになっている。
作品によっては移動部分にガードポイントがあったり、「荒咬み」から派生できたりする。

のちにサムスピの火月も似たような「大爆殺」という技を使ったが、「大爆殺」のパロディとして『るろ剣』に「紅蓮腕」が登場し、更に『月華の剣士』にて「焔咆吼」としてSNKがパロディ返しをしている。
そして大元のネタは恐らく初登場時の時代に流行ってたこれ

EX版はコマンド投げになり、相手の胸倉を掴んで引き寄せてから逆の腕で掴み上げ爆発させる。


  • 百拾四式・荒咬(あらが)
『'96』以降の京の代名詞とも言える必殺技。右手を使ったボディブロー。
リーチが長く様々な技に派生するため、ヒット確認が上手ければコンボに固めにと万能な技。
派生専用技の他にも作品によって様々な必殺技に派生可能だが、割と頻繁に派生ルートが変わることもあって使いこなすためには多少の慣れが必要になる。

主な派生専用技は、アッパーカットで浮かせる「百弐拾八式・九傷(このきず)、肘を打ち下ろして相手を叩き伏せる中段技の「百弐拾七式・八錆(やのさび)、蹴りで真横に吹き飛ばす「百弐拾五式・七瀬(ななせ)の三種類と、「八錆」から炎を纏った拳を地面に打ち付けるように追撃する「外式・砌穿(みぎりうが)ち」
『XIV』において久方ぶりに派生専用技が追加され、足元を刈るようなフックで相手を浮かせる下段攻撃の「百弐拾四式・六鎚(むのつち)と、そこから「奈落落とし」と同じモーションでハンマーパンチを放つ「外式・釣瓶落(つるべお)とし」が加わった。

ちなみに、技を繰り出す際の「ボディが!」で始まるボイスは、どの派生ルートを通ったかによって後半部が変わる。
バリエーションは主に「甘い!」「甘ぇぜ!」「お留守だぜ!」「ガラ空きだぜ!」の四種類だが、「六鎚」の派生ルートを通ると「ボディが! 丸見えだぜ!」というちょっと何を言ってるか分からないボイスになる

前述の『KOFクロニクル』における「草薙京(Another Style)」は、自分なりのアレンジを研究中の段階で編み出した技として「荒咬み」と同じボディブローで小さな火花を散らす「亜型百拾四式・種鬼灯」を使用する。


  • 百拾五式・毒咬(どくが)
「食らえぇっ!」

「荒咬み」とは逆側から放つボディブロー。
派生技もあるが、「荒咬み」のように豊富なバリエーションが存在するわけではない。
なんなら「荒咬み」への派生もあったりする。

派生専用技は、ボディブローを放った腕を振り上げて裏拳を叩き込む「四百壱式・罪詠(つみよ)み」と、そのまま身体を捻りつつ跳び上がって肩で打ち上げる「四百弐式・罰詠(ばつよ)み」の二種類。
「罪詠み」のモーションは一見すると肘で突き上げているようにも見えるが、『KOF用語辞典』では「裏拳攻撃」と明記されており、『XIV』以降は3D化の影響もあって肘ではなく拳を当てていることが多少分かりやすくなっている。


  • R.E.D.KicK/七百七式・独楽屠(こまほふ)
「いぃやっ!」
「こっちだぜ!」

「朧車」と入れ替わるように『'96』から追加された新たな蹴り技で、山なりの軌道を描く飛び蹴り。
飛び道具を飛び越えたり、相手の飛び際を落としたり。
近年ではEXでコンボを伸ばす始動技や中継にも使われている。

前述のように、裏設定の方で色々とネタ満載な技。
作品によってはオリジナル技と言い張る京の抵抗も空しく二つの技名が無慈悲にも併記されていたり、場合によっては「独楽屠り」の方しか書いてなかったりする。
技名だが、京がドヤ顔で名付けた略記なしのフル名称は前述通り「レインボー・エネルギー・ダイナマイト・キック」。
一方、実際の略記の読み方については、ドラマCDでは「レッドキック」、かつて『2000』の公式サイトに存在していた『KOF用語辞典』では「アール・イー・ディー・キック」となっている。


  • 九百拾式・鵺摘(ぬえつ)
「させるかっ!」
「なめんなっ!」

敵の攻撃を受け止めて反撃する、いわゆる「当て身技」。
低い姿勢から拳を突き上げるような動作で、当て身が成立しなかった場合はその拳が単体の打撃技として機能するという特殊な仕様になっている。
また、当て身判定が二度発生する特徴があり、一度目の判定で受け止めた場合は「砌穿ち」と同じ動作で地面に拳を打ち付ける「外式・虎伏(とらふ)せ」、二度目の判定で受け止めた場合は「八錆」に似た動作で肘を打ち下ろす「外式・龍射(りうい)り」*11に派生する*12


  • 四百弐拾七式・轢鉄(ひきがね)
「おぉりゃっ!」
「ぶっ飛ばしてやるっ!」

『'99』から追加された技。
『'99』の時点では左右の拳によるショートブローを叩き込む技だったが、『2000』以降は弱が一歩踏み込んでからのショートブロー、強がその場で拳を振り上げるアッパーに変更されている。

『'99』でのモーションが他社のゲームのキャラクター*13と酷似していたり、式番号が柴舟の「四百弐拾七式・神懸」と丸被りしていたりと、地味に謎の多い技である。


  • 百弐拾参式・灼焉(しゃくえん)
「甘ぇな……」

『NBC』及び『XI』におけるEX京のみ使用する技で、「毒咬み」から一定ルートを辿った場合のみパワーゲージを消費して発動可能な特殊派生技。
そのため『XI』では超必殺技に分類されている。
「七瀬」で吹き飛んだ相手に対し、片手を掲げて拳を握る動作と同時に爆発を起こして追撃する。
このガッツポーズは勝利ポーズの流用なので、ぶっちゃけ省エネ技。
「グッとガッツポーズしただけで相手が爆発する」と表現すると某全盛期の伝説コピペっぽい。


◆超必殺技

  • 裏百八式・大蛇薙(おろちなぎ)
「食らいぃ……やがれぇっ!」
「はぁぁぁ……! 食らいやがれぇっ!」

唯一の皆勤賞となる超必殺技。
1800年前、草薙家の先祖がオロチとの決戦の際に使用し、文字通りオロチを薙ぎ払ったとされる奥義。

炎を纏った片手を掲げ、「闇払い」と同じモーションでその手を振り払うようにして前方を紅蓮の炎で焼き払う。
MAX版では掲げた手だけではなく全身に炎を纏い、この炎にも攻撃判定が発生しているためお手玉ができたりする。
ボタン押しっぱなしで若干の溜めも可能で、コンボタイミングの調整に使えたり、威力が微増したりする。
ちなみに溜めが可能になったのは『'95』から。
ボイスは上記のように「食らいぃ……」で溜め、「やがれぇっ!」で発動するものと、「はぁぁぁ……!」で溜め、発動時に「食らいやがれぇっ!」と一息で言うものの2パターンが主に使用されている。

『XIII』では『SKY STAGE』での修行の賜物により空中で出せるようになったが、『XIV』以降には引き継がれなかった。


  • 最終決戦奥義・無式(むしき)
「これが……草薙の(けん)だっ!」
「見せてやる……草薙の(こぶし)をっ!」

『'96』のストーリーにて、ゲーニッツを倒すために編み出した新たな超必殺技。
だが開発期間の不足などの事情から一旦実装が見送られ*14、正式に使えるようになったのは『'97』からだった。

「闇払い」のモーションで前方に巨大な火柱を発生させたあと、全身に炎を纏いながら残像を帯びた連続攻撃を繰り出す。
この攻撃は残像それぞれに攻撃判定が発生し、ある意味「質量を持った残像」と言える代物になっている。

通常版は炎と残像を伴った「毒咬み」で相手を殴り飛ばすというシンプルな構成。
MAX版は「毒咬み」から「罪詠み」「罰詠み」「鬼焼き」の順に繋げ、相手を空中に打ち上げて締める。
『CVS』では微妙に構成が変更され、「毒咬み」から「荒咬み」に繋ぎ、「鬼焼き」で打ち上げるようになっている。

小技から繋がるほど発生が早く、引きつければ対空にも使える優等生。
だが、ネスツ編突入後はネスツに能力を解析された影響によって原因で全力を出せなくなってしまい、使用できなくなっていた。
アッシュ編に突入した『2003』では後述の「三神技之壱」として一時的に復活したものの、その後は再び使わなくなっている。

『NBC』及び『XI』におけるEX京が使うものは、技の終わりに専用挑発モーションを成功させると、体が点滅して「どこキャン」が使えるようになる。

設定上は「他の技とは別次元の幻の技」であり、技名が「無式」であることからも、「○○式」という既存の草薙流の技の格付けから逸脱した存在であることが窺える。
また、ドラマCDでは「草薙流の神拳(しんけん)とも呼称されている。

漫画版『KOF 京』では660年前にオロチの力に手を出した八尺瓊をこの技で制したという設定であり、「友への想いが血の涙となって生まれた伝説の技」とされている。

ゲーム版『KOF 京』ではまた設定が異なり「愛する者を護ろうとする意識を極限まで高めてこそ扱える技」とされているが、そのことを解説した柴舟が「ワシでさえ習得してはおらん」と余計な一言を付け加えたため奥さんに突っ込まれるというオチが付いた。


  • 百八拾弐式
「受けろ! このブロォーッ!」
「これで……決めるぜっ!」

ネスツ編から実装されたボディブロー。
なぜか技モーションが安定せず、複数のパターンが存在している。

『'99』→身体を屈めて力を溜めるモーション(溜め可)のあとに右肘から左アッパーで燃やす。『2002UM』でもこちらのモーションが採用。
『2000』→体を捻って力を溜めるモーション(溜め可)から大振りな左殴りを繰り出して燃やす。『2003』、『XI』、『NBC』と多くの作品で採用されていた。
『XIV』以降→『'99』と似ているが細かくポーズが変わっており、更にMAX版では『2000』版を元にした3発目が追加される。


  • 伍百弐拾四式・神塵(かむくら)
「遊びは終わりだ! 俺からは逃げられねぇんだよ! ……響けぇっ!」

『2001』で初登場した超必殺技。
『2002(2002UM)』でMAX2、『XI』でリーダー超必殺技としても登場している。
京にしては珍しいコマ投げ技であり、相手を掴むことに成功するとMAX版の「無式」に似たようなラッシュを叩き込む。
技発動時のボイスが庵の「八稚女」と同じ「遊びは終わりだ!」であり、掴みモーションも「八稚女」の締めモーションに非常に似ている。
『XI』で再登場した際には締めのモーションが「七拾五式・改」からの「大蛇薙」に変更されたが、技発動時に一切喋らなくなった。ちょっと寂しい。
オロチ編以降の「無式」に変わる京の二つ目の超必殺技として定着しており、意外と登場回数は多い。


  • 伍百伍拾伍式・神威(かむい)
「この業火で……灰となれぇっ!!」

『MI2』と『MIA』で使用できる超必殺技。
体を捻って力を溜めるモーション(溜め可)のあと、地面に拳を打ち付け、目の前に巨大な火柱を上げる。
ぶっちゃけ京版「パワーゲイザー」。


■上位超必殺技類

  • 三神技之壱(さんじんぎのいち)
「見せてやる……草薙の(こぶし)をっ!」

『2003』におけるリーダー超必殺技で、内容自体はMAX版の「無式」と同じであり、単純な名義違いとなっている。
ちなみに、『'97』及び『'98』では「無式」の技名が「最終決戦奥義・無式(三神技(さんしんぎ)の壱)」という表記であり、『'97 キャラクターブック』(156頁)のQ&Aでは、「『無式』は『三神技の壱』『弐』『参』と存在する」「八尺瓊が八神となったあとに開発された技なので、八神は『無式』を知らない」と回答されていた。
つまり、「三神技」は全て草薙流の技という設定であったわけだが、『2003』で庵とちづるにそれぞれ「三神技之弐」「三神技之参」が追加されたため、この辺りの設定は変更されたようである。


  • 裏百弐拾壱式・天叢雲(あめのむらくも)
「遊びは終わりだ! 俺からは逃げられねぇんだよ!」

『XIII』におけるNEO MAX超必殺技。
前方に小さな炎の塊を投げ、それを追うかのように巨大な火柱を走らせ焼き払う。
なお、画面上を走る火柱は演出上のもので、最初に投げる炎の塊がヒットするとフルヒットするようになっている。
炎の塊には他の飛び道具を貫通する効果がある上に弾速も速い便利な技。

技名の由来は、「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」の別名である天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」。


  • 最終決戦秘奥義・十拳(とつか)
「はぁぁぁ……! 燃えろぉぉぉっ!」

『XIII』におけるネスツスタイル京のNEO MAX超必殺技。
身体を捻って力を溜めたあと、全身に炎を纏った大振りのパンチを繰り出し、画面全体を覆うほどの炎で周囲を焼き払う。
名前やモーションを見るに、『'97』の三種の神器チームのエンディングでオロチにトドメを刺した際の技と思われる。

技名の由来は、日本神話において長剣を示す一般名詞として登場する十拳剣(とつかのつるぎ)」。


  • 裏千百弐拾七式・八重垣(やえがき)
「そろそろ決めるぜ! うおぉりゃあ! 歴史が違うんだよ……」

『XIV』におけるCLIMAX超必殺技。
「荒咬み」からアッパーカット、更に「鳳麟」からの「鬼焼き」で打ち上げる。

技名の由来は、「草薙剣」の別名である八重垣剣(やえがきのつるぎ)」。
後述の「八雲たつ」の和歌にも「八重垣」という言葉が登場する。


  • 裏千弐百拾弐式・八雲(やくも)
「見せてやるぜ……草薙流の神髄! おぉぉぉっ、燃え尽きろぉっ! ……熱くなれたろ?」

『XV』におけるCLIMAX超必殺技。
「闇払い」とは反対の腕で地を這う炎を飛ばし、ヒットした場合は炎を纏った大振りのパンチを叩き込んだあとにアッパーカットで相手を打ち上る。
最後に腕を横に払うような動きで「日輪の紋」を象った炎の輪を生み出し、落ちてきた相手を炎に包む。

ちなみに、相手キャラクターがオロチチームの場合のみ、前半のボイスが「見せてやる……草薙の拳を!」という『'98』での「無式」と同じ内容に、最後の挑発ボイスが「歴史が違うんだよ……」に変化するという小ネタが存在する。

技名の由来は、スサノオノミコトがヤマタノオロチを倒し、クシナダと結婚したあとに詠んだと伝わる
「八雲たつ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣造る その八重垣を」
という日本最初の和歌とされる歌から。


  • 最終決戦奥義
『NBC』におけるアナザーダブルアサルト。
庵が「三神技之弐」で相手の動きを封じ、京が「百八拾弐式」の動作で吹き飛ばす連携技で、『'97』の三種の神器チームのエンディングでオロチを封印した場面の再現となっている。

ソーシャルゲーム『KOF ALLSTAR』でも、ガチャで獲得可能なスペシャルカードをセットすると解禁される超必殺技・スペシャルスキルの一つとして採用されており、最後に火柱の中に浮かぶシルエットなど『'97』の三種の神器チームのエンディングにより近い演出になっている。


◆おまけ/クローン京専用技

  • 黒咬(くろが)
京-1の特殊技で、炎を伴わない「荒咬み」。
炎がないため真吾の「荒咬み 未完成」に近いが、特殊技であるためコマンドが簡単で隙も少なめ。


  • 穂振(ほのふり)
京-1の特殊技で、炎を伴わない「八錆」。
中段技だが、「八錆」と異なり相手をダウンさせる効果はない。
発生は遅めだが、使い方を工夫すればコンボにも使えて使い勝手は良い。


  • 蒼鬼(あおき)
京-1の必殺技。
「琴月」の始動モーションで短い距離を突進し、ヒットすると相手を燃やしながら「罰詠み」のモーションで追撃する。
『'99』では攻撃がフルヒットせずにスカってしまうことが多く、隙も大きいため使いどころのない技だった。
『2002UM』ではフルヒットさせやすくなったが、他の技の方が扱いやすいため相変わらず影は薄め。


  • 朱天祓(しゅてんばらい)
「食らえぇっ!」

『2002UM』で追加された京-1の超必殺技。
「砌穿ち」のモーションで地面に拳を打ち付け、波のように渦巻いた炎を前方へと走らせる。
ダウンした相手への追い打ちにも使える便利な技。

技名の由来は、落ち延びたヤマタノオロチの子とも伝わる近江の鬼の頭領・酒呑童子(しゅてんどうじ)(朱天童子)」であり、「オロチの子を祓う」という意味で「大蛇薙」に準じたネーミングとなっている。


  • 天羽々斬(あめのはばきり)
「食らえ! ……食らいやがれぇっ!」

『2002UM』で追加された京-1のMAX2。
「大蛇薙」の溜め動作と同じ炎を纏った片手を掲げるモーションから、「無式」のように炎を纏った「毒咬み」を行い、MAX版の「大蛇薙」で追撃する。
始動のモーションは「大蛇薙」と同じく溜めが可能。

技名の由来は、日本神話でスサノオがヤマタノオロチを倒す際に用いた剣・天羽々斬剣(あめのはばきりのつるぎ)


  • 布都御魂(ふつのみたま)
「チィッ……! 燃えろぉっ!」

『2002UM』で追加された京-2の超必殺技。
一周多く回転し多段ヒットする「鬼焼き」。
追加コマンドを入力すると、足先に炎を帯びた「R.E.D.KicK」で追撃し相手を地面に叩き付ける。

技名の由来は、日本神話の雷神・剣の神である「タケミカヅチ」が、葦原中国(あしはらのなかつくに)を平定する際に用いた霊剣・布都御魂(ふつのみたま)


  • 火迦具槌(ひのかぐつち)
「おぉぉぉ……! 燃えろぉっ!!」

『2002UM』で追加された京-2のMAX2。
「琴月」の始動モーションで突進して「鳳麟」を放ち、全身に炎を纏いつつ「琴月」で相手を吊り上げ、巨大な火柱を噴き上げながら燃やす技。
発生が非常に早く、連続技の他に対空や割り込みにも使える。

技名の由来は、日本神話の炎の神であるカグツチ



【BGM】


オロチ編やお祭り作品では日本チームとして出場しているが、日本チームの曲=京の曲と言っていいだろう。
曲名に「ESAKA」を含む曲が多いが、これはSNKの本社やSNK(二代目)の旧本社が置かれていた大阪府吹田市江坂(えさか)町が由来。
そのため、各チームのホームステージが設定されている作品では、日本チームのホームステージが実際の江坂町の光景をモチーフにしていることが多い。

  • ESAKA(『'94』)
記念すべき最初の「ESAKA」シリーズ。
全体的に重く暗めな『'94』のBGMの中ではリズムの良い軽快さが特徴。
日本チームのホームステージは通行止めになった高架沿いの路上なのだが、それを踏まえて聴くとイントロでブレーキ音のような高音やシンバルを落としたような騒音が鳴り響いており、明らかに近くで事故っている。
アレンジ版では流石に衝突音やらをリアルにするとまずいと判断されたのか、イントロが大きく変更された。
なお、江坂付近を通る新御堂筋(国道423号)の沿線には似た風景が存在し、アレンジサウンドトラックの作曲者コメントでも「新御堂の高架下」とされているのだが、背後の道路標識の地名は「五反田」など東京のものでしかも現実世界の地理とは矛盾していたりと、あくまで「江坂のようで江坂でない場所」となっている。

  • FUNKY ESAKA(『'95』)
タイトル通りファンキーな曲調で、「ESAKA」やその後の作品との繋がりは薄め。
アレンジサウンドトラックの作曲者コメントによれば、70年代のソウル、ファンクをイメージした曲調。
ホームステージは、かつてSNKが運営していたゲームセンター「ネオジオランド」の江坂三号店を背景にしており、華々しいネオンサインと軽快な曲調の親和性は抜群。

  • ESAKA?(『'96』)
全体的に評価が高い『'96』のBGMの中でもトップクラスの人気を誇る、京の代名詞とも言えるBGM。
お祭り作品の『'98』でも新録され、クローン京やKUSANAGIの曲としてもアレンジ版が採用されたりしている。
ホームステージは床が金網となった高架通路で、背後には高速道路の高架やSNK・R&Dセンター(現:ダイドー江坂ビル)が見える。
ロケーション自体はサイコソルジャーチームのホームステージと共通だが、観客の姿や背後のモニターの映像など細部が異なり、天気もどんよりした曇天で全体的に彩度が低め。

  • ESAKA FOREVER(『'97』)
演出の都合で環境音メインになった『'97』の中でも、数少ないBGMの一つ。主人公に無かったら大問題だ。
アコースティックギターを使用したイントロなど、「ESAKA?」の流れを汲みつつもどこか寂しさも感じる、オロチ編の最後らしい曲調。
アレンジサウンドトラックの作曲者コメントによると、「『未来』を感じると同時に『悲しみ』も感じる」ということで「夕陽」をテーマにしているとのこと。
『'98』でも京VS庵戦での京のBGMとして続投している。

  • Tears(『'99』)
主人公を降りて隠しキャラとなった京の新たなBGM。
アレンジサウンドトラックの作曲者コメントでは、オロチとの戦いを終え安息を迎えると思いきや自分の戦闘能力を弄ばれた京の心情を想像しつつ、「きっと、目にすることはないであろう草薙京という人物の涙」と表現している。
「ESAKA?」の前奏のフレーズを要所要所に取り入れた、どこか大人びて哀愁の漂う曲調は人気が高いが、容量の都合による音質の悪化でBGM全般の評判が悪い『2002』くらいしか新録されておらず、「ESAKA?」と比べるとかなり不遇。

  • GoodBye ESAKA(『2000』)
タイトルが哀しい旧SNK最後の「ESAKA」シリーズ。
「Tears」の流れを汲むので寂しげな雰囲気を感じさせるが、その中にどこか明るさも感じさせる不思議な曲。
『XIII』(ネスツ京)や『XV』(京VS庵時)でも新録が行われており、何かと優遇されている。

  • 無敵の炎(『2001』)
『2001』のBGMである。そういうことである。

  • ESAKA!!(『2002UM』)
『2002』では「Tears」だったが、『2002UM』では「ESAKA?」に回帰した。
「?」は付いていないが、「ESAKA」ではなく「ESAKA?」のアレンジである。
『2002UM』は全体的にエレキギターの音色が印象的なロック調のBGMが多く、「ESAKA?」との相性も抜群。
『スマブラSP』採用曲その1。

  • BLAZE(『2003』)
容量の都合で音質はかなりアレな『2003』のBGMだが、アレンジ版ではしっかりカッコイイ曲へと仕上がっている。
新主人公があんな感じなのでこっちの方がよっぽど主人公っぽい曲である。

  • New Order(『XI』)
庵、真吾と組んでいるため、ギター(「ESAKA」シリーズ)、サックス(「嵐のサキソフォン」シリーズ)、ハーモニカ・キーボード(「Still Green」)という三者の過去BGMの要素が混じっており、チーム曲としての印象が強いか。
だが家庭版では庵、真吾にそれぞれ固有BGMが当てられたため、事実上の京専用曲に。
『XIV』でも京VS庵戦の曲として新録されている。
『スマブラSP』採用曲その2(『XIV』ver)。

  • ESAKA Continues...(『XIII』)
久しぶりの結成となった日本チームの曲。
アッシュ編最後の曲だがゴリゴリに明るく激しい曲調。寂しさ成分はアッシュが持っていった。
「ESAKA」成分はあまりない。
『スマブラSP』採用曲その3。

  • YAPPARI ESAKA(『XIV』)
心機一転となった『XIV』の雰囲気に合わせた、サイバーな「ESAKA」。
でもベースになってる曲はやっぱり「ESAKA?」
京をクラシックコスチュームにすると「YAPPARI ESAKA?」になり、より直球の「ESAKA?」アレンジとなる。
曲の雰囲気に合わせたように日本チームのホームステージはどことなくサイバーチックな街並みとなっているが、SNK(二代目)公式サイトの「Playback SNK」のコーナーによると、『KOF』の世界の日本では『XIV』の時点で江坂町が近未来に栄えるハイパーシティ「NEO ESAKA」に進化しているとのこと。
『スマブラSP』採用曲その4。

  • Ficitious or Real(『XV』)
三種の神器チームのBGM。
タイトルは意訳すると「嘘か真か」という意味になるが、これは京と庵が手を組み「三種の神器チーム」が成立する事態を指しているのだろう。
話の都合で割と頻繁に組んでるけど。
ぶつかり合う京の「ESAKA?」と庵の「嵐のサキソフォン」、そしてそれを支えるちづるの「Fairy」が混ぜ合わさった三種の神器の集大成のようなBGM。
三種の神器チームのホームステージとなる工事現場は前作と同じ「NEO ESAKA」に存在しているらしく、背後には「江坂ステーション拡張工事中」の横断幕が張られている。



【本編以外での活躍】


◆ドラマCD

ゲームと比較すると、精神的にまだまだ未熟な面や熱血主人公としての描写が多い。

『'96』では、「血の暴走」を起こした庵の醜態姿に対するやり場のない憤り(Aパート)、もしくは紅丸と大門を傷付けた庵に対する怒り(Bパート)によって強烈な炎を発し庵を撤退させる展開になるのだが、Aパートではレオナが川で水浴びをしている場面に遭遇し、女性の全裸を目撃してしまったことに大慌てするという珍しいシーンも。
アンヘルコドモ扱いされそうな慌てっぷりである。

『'97』の前編となる『激闘編』では、真吾がちづるを庇って山崎竜二に刺されたことに対し(特にBパートではちづるの頼みより山崎への報復を優先するほど)激怒している。

『'97』の後編となる『宿命編』では、AパートとBパートでそれぞれ違った形でオロチ一族との前哨戦が行われる。
Aパートでは、草薙流の神拳(三神技・無式)を会得できない焦りを紅丸に指摘され練習台になろうかと持ち掛けられた際、「確かに強ぇが、あくまでも普通の人間だろうが」と暴言を吐いてしまい、自己嫌悪に襲われながらも必死に炎の制御に挑んでいたが、紅丸の決死の行動や、紅丸の影に潜む形で姿を現したオロチがその献身を「無駄」と切り捨てたことに対する怒りから、ようやく神拳・三神技の発動に成功する。
天地も裂けよとばかりに絶叫しながら「三神技」を放つクライマックスは圧巻の一言。
Bパートではオロチ八傑集としての力を解放した山崎に庵共々追い詰められるが、その窮地を切り抜けるために初めて庵と背中を預け合って戦い、庵が拘束した山崎を庵ごと焼き払うという手段で勝利を収めた。
あの京と庵が、普段の軋轢が嘘のような連携で山崎に立ち向かう終盤は、Aパートとはまた違った意味で胸が熱くなること請け合い。

『'98』では、開始早々庵に負ける悪夢を見たりなど思い悩むシーンが多め。
Aパートでは実際に庵との対決に敗北した上に「これでは殺す価値がない」という失望の言葉と共に見逃され、精神的に追い詰められたことで炎が庵と同じ蒼い炎に変わってしまうという異変に見舞われる。
そんな簡単に変わるのか炎の色。
そしてそのことを「(「KOF」までに)炎の色を戻さねぇとな」の一言で片付ける。
そんな簡単に(ry
Bパートでは真吾の乱入などで庵との殺し合いがうやむやになり、その後「KOF」本番で真吾と対峙した際には危なげなく勝利しながらも、最後に全力の一撃を叩き込んだ真吾を褒め、退場の際に自ら肩を貸すなど、珍しく師匠らしいところを見せていた。

ネスツ編に入って以降は主人公を降りたこともあり出番は控えめ。
『2000』のBパートはアテナの珍道中を描いたギャグパートなのだが、アテナにユキに対する伝言を頼んだりと京の出る部分だけなぜだかしんみりさせてくる。

番外編である『DJステーション』でも主人公らしく出番は多いが、その分被害に遭うことが多いネタ要員でもある。
特にちづるにこれでもかと振り回されている。SNKだから仕方がない。


◆小説版

『'95』の小説(著者:いさき玲衣)は色々とアレな扱いを受けることが多い作品ではあるが、京の「じっちゃん」について触れられていたり、当時は詳しい設定が明かされていなかった草薙と八尺瓊(八神)の因縁について「南北朝時代の朝廷分裂の際、南朝と北朝のどちらに従うかで意見が食い違ったことがきっかけ」としていたりと、興味深い設定もちらほら。


『'96』以降のいわゆる嬉野版(著者:嬉野秋彦)では、草薙一族としての宿命に対する反発心と我儘な一面がかなり強調されている。
特にパロディ編では何かあると真吾に八つ当たりするイジメっ子であり、紅丸の新車に容赦なく炎をぶつけて燃やしたりと、主人公どころか人間としてどうかと思われる行動も多々。
……まぁ、パロディ編でのキャラクター崩壊は他の面々も似たようなものだが。
『2000』のパロディ編では両親や仲間の家族、果ては恋人(高校生)にまでお年玉という名目のネスツからの逃走資金を貰おうとした。
当然、ユキにはキレられて脳天チョップを喰らった。

フォローしておくと、シリアス編では最終的に主人公としての役回りをきっちり果たしており、ドラマCDと同様にユキや仲間を大切に思っていることが窺える描写も多い。
『'97』の下巻でがユキを生贄として狙っていることを知った際には、「ユキに手ぇ出すヤツはブッ殺すぞ!」やっぱり主人公らしくない物騒な言葉を叫んだ上、有言実行とばかりに「琴月」の肘打ちで社の胸骨を砕いて致命傷を負わせている。
また、大門に反則行為で重傷を負わせた山崎に対しては紅丸共々激怒しており、紅丸に病院送りにされても懲りずに自分たちを襲ってきた際には紅丸が思わず「殺してないだろうな?」と心配するほど一方的にフルボッコにしている。
パロディ編では扱いが悪い真吾に対しても、『'97』の下巻で庵に病院送りにされたことを知った際には静かに激怒し、『'99』ではネスツの基地から脱出中の紅丸に気絶中の真吾のことを頼んだりと、弟子としてちゃんと大事にしている様子も見られる。

なお、嬉野氏の中では京と庵の決着は『'97』の下巻で描き切ったつもりだった*15ので、『2001』の下巻で京と庵が再び対峙する展開を描いてはいるものの、「同じことの繰り返しになる」とあまり乗り気にはなれなかった模様。


嬉野版とは別に出版された『'97』の外伝小説『京と庵 炎を統べるもの』(著者:新井諒)では、「親しみやすい新顔の格闘家」を装って近付いてきた社のハニートラップ懐柔策にまんまと嵌まって洗脳状態に陥ったり*16、社の誘導で「宿命と無関係な紅丸や大門を巻き込みたくない、危険な目に遭わせたくない」という感情が暴走して彼らを遠ざけようと当たり散らした挙句、2人がこの大会を最後にチームを解散するつもりであるという事実がこのタイミングで京に知られてしまったことも災いして半ば無意識の状態で2人を病院送りにしてしまい落ち込んだりと、やたら湿度が高い性格になっている。

ちなみに、嬉野小説版でも「京が紅丸と大門を宿命に巻き込みたくはないと悩む」「紅丸と大門が京にこの大会を最後にチームを解散するつもりでいることを教えていなかった」という似た展開があるが、そちらでは覚醒レオナと交戦した京が2人にオロチ一族が暗躍していることを打ち明け、同時に京にチーム解散の意思を伝えていなかったことに気付いた2人(お互いに「京には大門/紅丸から伝えているだろう」と思っていた)がそのことを京に打ち明け、3人が「これが自分たちの最後のKOFだから必ず優勝する」と決意を新たにするという真逆の展開になっている。


◆漫画版

『'94』の時点では主人公としての認知度がまだ低かったためか、「月刊少年エース」で連載された『KOF'94』(著者:真行寺たつや)ではテリー・ボガードが、「コミックゲーメスト」で連載された『KOF'94 外伝』(著者:鷹岬諒)ではユリ・サカザキが主人公として描かれ、京は一歩下がったポジションとなっていた。
ただし、父・柴舟を倒したルガールとの因縁はどちらの作品でも描かれており、『KOF'94 外伝』では渾身の「大蛇薙」でルガールを倒すなど見せ場も用意されている。

『'95』は長期連載の作品はなかったものの「コミックボンボン増刊号」で連載された全三話の短編(著者:細井雄二)が存在しており、あの『ボンガロ』の作者による色んな意味で”濃い”京を見ることができる。
「俺は炎の男 ”草薙京” うっかりさわるとやけどじゃーすまねえぞーっ!!」

他、京自身が大々的に主役に抜擢された『ザ・キング・オブ・ファイターズ 京』(著者:夏元雅人)も見逃せない。
『'96』の時期を描いた本作は、「慢心からスランプに陥ってしまった挙句、心の闇をオロチにつけ込まれる京」や「ユキやアテナ、拳崇と共に青春を謳歌する京」といった、ゲーム本編では決してお目にかかれないレアな彼の姿を楽しむことができる。
オロチ京はゲームに逆輸入してほしかったところ。
また、本作の特筆すべき点は、完全ネタバレになってしまうがあの庵を友と認め、彼のために「無式」を発動させるクライマックスであろう。
戦いを終えたあと、彼が庵に静かに語りかけるモノローグは、単なるパラレルワールド上の出来事と切り捨ててしまうにはあまりに惜しい。


◆実写映画版

色々な意味で問題作。察して。
実写映画で京の吹き替えを担当した杉田氏は『東京エンカウント』にて『KOF 草薙京 年代順並べ替えクイズ』に挑戦したあと、スタッフに「へへっ……燃えたろ?」とカンペを出されたのだが、「俺この台詞言ったけど、今じゃ立派な偽者扱いだよ……」と嘆いた。
アジルスチャンネルの『KOF』回では「あれは草薙京という名の謎の外国人」と自虐している。

まぁ、実写版の京は
  • バイクの修理工として立派に働く日系ハーフ
  • 某ツキノヨルオロチノチニクルった人にフルボッコされたせいで精神崩壊した親父を甲斐甲斐しく介護する孝行息子
  • 格闘技は父から教わったもののルガールに速攻でボコられるレベル(庵曰く「(ハーフで)純粋な草薙じゃないし頼りにならん」)
  • ヒロインのを巡って庵と三角関係になりかける
  • 草薙の力が覚醒すると炎の中から日本刀が出現する
  • そしてそれを投げる
と完全に別人と言うか名前以外に草薙京の要素が全く見当たらない状態なので仕方ないというか……。
実写版自体、辛うじて「三種の神器がオロチを封じていた」「八神がオロチに魅入られた」という設定が残っているくらいであとはほぼ別物である。



【スピンオフ・外部作品など】


◆『ザ・キング・オブ・ファイターズ 京』

前述の漫画版『ザ・キング・オブ・ファイターズ 京』を原作としたアドベンチャーゲーム。
漫画版は『'96』をベースとした作品であったが、ゲーム版は『'97』の「KOF」開催までをメインに描いた作品になっている。
ゲームの核となるターン制バトルが若干単調だったり、トゥルーエンドであるはずの一番条件が厳しいエンディングが不穏な終わり方ですっきりしなかったりと、難点も多い作品だが、漫画版と同様に本編では見れない京たちの日常を垣間見れる貴重な作品となっている。


◆『真説サムライスピリッツ 武士道烈伝』

様々な事情で当時は『KOF』への参戦予定がなかった『サムライスピリッツ』シリーズの外伝作だが、緋雨閑丸を主人公としたネオジオCD版おまけシナリオではSNKの他シリーズのキャラがそっくりさんという形で数多くゲスト出演しており、京も登場する。

「(江戸時代から遡って)2000年前に『八又なるもの』を封じた草薙一族の末裔」という、本編との共通性を持たせながらも時系列の異なるパラレルな設定であり、金の「日輪の紋」が入った白い鉢巻を除けば服装は柴舟とほとんど同じ。
京都の南町に存在する「草薙神社」で閑丸と出会うが、本人は「ジュウショクみたいなモン」と語っている。
……はて、神社なら住職ではなく神主では?



アーケードゲーム『LoV Re:2』にライバルのと共にゲスト参戦した。
何故か高校生の彼が神族扱いである。(同様に庵は何故か不死扱い)留年高校生のどこに神性があるのか?
もっとも、第二候補である人獣種族は火が弱点だったので杉田智和はこうなることを予想していたらしいが。

特殊技は「裏百八式・大蛇薙」。レベル制の炎範囲攻撃。
強力なのだが、神族炎属性高コスト帯では同じくゲストキャラのケフカの方が強いため採用率は微妙。

ちなみに京、庵をデッキに入れた状態で100勝すると称号「三種の神器」が手に入る。ちづるェ……。
『3』以降は排出停止となったが、称号を手に入れた際にBGMが変わる仕様は残った。
……のだが親会社のスクエニがヘマかましてSNKとの関係が悪化したためBGM変更もオミットされた。



テリーの参戦ムービーは、【S】からの招待状を手に入れようとリョウやギースなど多くのSNKキャラクターが(過去のSNK作品のオープニング等を再現・改変したドット絵で)登場するものであったが、京は『'94』のオープニング冒頭のパロディで招待状を掴み損ね、手だけしか映らないまま出番終了というあんまりな扱いだった。
ライバルの赤毛ですら全身出たというのに……。

ファイターとしての参戦は叶わなかったが、テリーのホームステージの「KOFスタジアム」で背景には登場した。
登場は基本ランダムだが、ステージで流れるBGM次第では必ず登場する。

その他にスピリッツとしても登場。デザインはオロチ編の学ラン姿。
スピリッツ戦では炎使い(?)繋がりでキャプテン・ファルコンに乗り移っており、大門の代わりのドンキーコング、紅丸の代わりのピカチュウを倒すと大将として登場する。
階級はACEの攻撃属性アタッカーでスロットは2、炎攻撃強化のスキルを持っている。



【主な台詞】


「どうしてもやるのか?」
「今更命乞いか……!」
『'96』における対庵専用の戦闘開始演出。
シリーズにおける特殊掛け合いの歴史はここから始まった。

「へへっ……燃えたろ?」
「俺の……勝ちだ!」
「あんたじゃ燃えねぇな……」
勝利台詞。
一番上の台詞の空耳から、ファンの間で「燃え太郎」という通称で呼ばれていたことも。



【人間関係】


草薙家は1800年という皇室に匹敵する歴史を持つ旧家であり、当主となった京も様々な因縁を背負っているのだが、本人は一向に気にしていない。


  • 草薙 柴舟
父親。草薙流古武術の先代伝承者。
15歳の京に試合で敗れており、草薙流宗家の座と家督を息子に譲って(押し付けて)いる。
ルガールを危険視し、『'94』にて戦いを挑むも敗北。
『'95』ではそのルガールの手で復活・洗脳されてしまうが、京の活躍で無事洗脳が解けた。

暗緑色の和服姿にラウンド髭の、古き良き日本の父親といった風体だが、趣味は「オヤジ狩り狩り」*17で、当時15歳の学生だった息子に家督を譲って隠居した挙句、京がオロチと戦っている間はずっと行方不明になっているなど、草薙家としての自覚があるのかどうかは少々疑わしい。
京に敗れた際も、誰もがその結果に首をひねるほど強かったと言われており、実は面倒事を息子に押し付けるためにわざと負けたのでは? と京本人にすら疑われている。
嬉野小説のパロディ版では完膚なきまでにマダオダメ親父である。


  • 草薙 静
母親。メディアミックス作品でたまに登場する。
名前の読み方については基本的に「しず」だが、小説版『'96』ではルビが「しずか」になっている部分があり、3DCGアニメーションの『KOF:DESTINY』でも「しずか」と呼ばれている。

『KOF 京』では、長い黒髪をうなじで纏めた、和服姿のいかにも大和撫子といった姿で登場するが、職業は医者という才女。
ダメな夫と息子を離縁も勘当もせず頑張る仏のような人。

収入源がおやじ狩り狩りでたまに行方不明になると、毎年留年していてたまに行方不明になる息子を抱えても特に困らない程度には稼いでいる模様であり、『'96』の小説版では開業医ということになっている。
ただし、『ネオジオフリーク』のQ&A(98年10月号105頁)では「元女医さん」と過去形で言及されている。

漫画版『KOF 京』では、如月影二がオロチのことを調べるために草薙家の蔵に侵入した際、忍者である影二の背後に忍び寄り槍を突き付けるという只者ではない一面を見せている。


草薙から分家した八尺瓊家の後裔。
八尺瓊家は草薙家と共にオロチを封じた盟友であり、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」を司る「封ずる者」としての役割を担っていた。
しかし、660年前に八尺瓊家がオロチの力に惹かれて封印を解いてしまったことをきっかけとして、草薙家とは敵対関係となっている。
……が、当の本人たちはそんな因縁など関係なく、単に「コイツ気に入らねえ」だけで火花を散らしている。
京のライバルとして真っ先に名前が挙がるが、実は彼が出てきたのは『'94』ではなく『'95』から。

ちなみに、本人たちは『'95』の大会の前に遭遇したのを初対面だと認識しているが、『'96 ファンブック』(41頁)では「実は昔にも会ったことがあるが、2人ともそのことを覚えていない」という設定が明かされている。


『KOF』における主なチームメイトであり、京が「気心も実力も知れた頼もしい仲間」と認めている人物の一人。
最初は彼が京のライバルポジションであった。
SNKによくある「後発のダークヒーローにライバルポジションを奪われた美形キャラ」だが、その後も真吾の後見人的立ち位置になるなど独自の立ち位置を保ち続けている。
「全日本異種格闘技戦」の決勝で京に敗れたのが出会いであり、それ以来リターンマッチの機会を窺っている。


『KOF』における主なチームメイトであり、京が「気心も実力も知れた頼もしい仲間」と認めている人物の一人。
「全日本異種格闘技戦」の準決勝で京に敗れて三位になったが、その縁で京・紅丸と共に日本最強チームを結成することになり、その後も2人と友好な関係を続けている。
日本チームの中では最年長であり、妻子持ちで人生経験も豊富であることから、血気盛んなチームメイト2人の抑え役を担う。


  • 神楽 ちづる
草薙、八尺瓊家と共にオロチを封じた八咫家の後裔。『'96』、『'97』、『2003』における「KOF」の主催者。
オロチの封印を守る役割を担う、八咫鏡(やたのかがみ)」を司る「護りし者」。
『'96』や『2003』では中ボスであり、『2003』と『XV』では庵と共にチームメイト。
『'96』や『'97』でもストーリーありの特殊エディットチームとなり、地味に組む機会が多くなっている。
「三種の神器」の中では、唯一自分の使命を自覚しており、好き勝手に動く草薙、八尺瓊(八神)に頭を痛めている。


  • ユキ
彼女。京と同じ高校のクラスメイトで、2歳年下。
実は『'94』当時は1歳年下という設定であり、『KOF'94の謎』(30頁〜31頁)でも「18歳で京より1歳年下の同級生」と語られていたのだが、『'95』で京の年齢が一つ上がった際に同級生という設定のみが強引に維持された。
そのためか、色々とアレな評価を受けている『'95』の小説版では「高校卒業済みでモデルとして活動している」という設定になっている。

実は、1800年前にオロチに生贄として狙われた神力を秘めた乙女「クシナダ」の生まれ変わりである。
京はクシナダを救った草薙家の末裔であり、まさに前世からの赤い糸で結ばれていた……わけではなく、単に「おしゃべりしていたらウマが合った」程度の付き合い。
『SNK GALS' FIGHTERS』ではなんと彼女も戦うが、ふざけた内容ばかりの技の割に意外と強い。


押しかけ弟子。学校の後輩。パシリ。
中継放送が行われていた「KOF」の京の活躍を見て憧れ、弟子入りを志願する。

パシリの報酬代わりに一度技を見せてやるだけという、師弟とは程遠い関係であったが、驚くべき吸収力で草薙流の技を習得しており、その覚えの良さは評価している。
頑張ったご褒美にグローブを譲り渡すなど、普段はぞんざいに扱っているが満更でもない模様。
暴走庵に襲われても京を護りながら戦って全治数か月で済むという、驚くべきタフネスも持っている。
この件もあってか、『XII』では真吾のことを紅丸・大門と並ぶ「気心も実力も知れた頼もしい仲間」と認めている。
まぁ、本人の前では絶対に言わんだろうけど。
『XV』では特殊エディットチームとして真吾と同じチームでクリアすると優勝して喜ぶ真吾に対して「お前も結構頑張ったんじゃねぇの?」と珍しく褒めた。


  • 霧島 翔
『'99』と『2000』に登場したストライカーで、その正体は京の初期デザイン。声はKUSANAGIと同じ人。
暴走族のヘッドで自称「健康優良不良少年」。
設定と声優から某作品のパロディであることは明らかである。


草薙の炎を移植された改造人間。
よく勘違いされるが、後天的に炎の能力を移植されただけで京のクローンではない。
炎の制御が不完全で、右手の制御用グローブがなければ炎が暴走してしまう。


ネスツの幹部。K'のオリジナル……と見せかけて実はK'のクローン。
なので炎も京由来。


ネスツの改造人間で、クローン京の9999体目。
オリジナルの京に逃げられたこともあり、クローニングを重ねるごとに精度が悪化していったため、京とは似ても似つかない風貌や技を持つ。


ネスツがK'の遺伝子から生み出した9999体目の改造人間で、正式名称「Ж'(ジェープライム)」。
後天的に京の遺伝子を組み込む「プロジェクトЖ」の唯一の生き残り。
なのでどことなく2人に似ている。


  • コスプレイヤー京子
『2000』で真吾のアナザーストライカーとして登場した、京のコスプレをした女性。
ファンや追っかけといった説もあるが、公式からの説明は無く詳細は不明
SVC CHAOS』で京がデミトリの「ミッドナイトブリス」を食らうと彼女そっくりの姿になる。


  • 草薙 大倭(やまと)
外伝漫画『―炎の起源―』に登場した、660年前の草薙家の当主。つまりは京のご先祖さま。
顔立ちや言動は京によく似ているが、一方で時代背景もあって既に妻子持ちの身であり、京と比べれば大人な部分も垣間見せている。


ストリートファイターシリーズ』の主人公。
SNKとカプコンが手がけたクロスオーバー作品ではライバル関係が強調されており、作品にもよるが勝利メッセージでは相手をけなすことが多い京としては珍しく「親父から聞いていただけのことはあるな」と真っ当に強さを認めている。


SNKとカプコンによるクロスオーバー作品で共演している他、京(と真吾)が『さくらがんばる!』にゲスト出演した際にも共演。
ファイトを通じて意気投合した。また彼女の親友でイケメン男子好きである千歳ケイから一目惚れされてしまうというオチも。
こちらもリュウ同様に「結構面白かったぜ。年下でマジで戦える相手がいないからな」と実力を珍しく評価している。


SNKとカプコンによるクロスオーバー作品で共演している他、『さくらがんばる!』にゲスト出演した際にも共演。
同エピソードでは神月家と草薙家には代々親交があるという設定のため、幼少期から面識があったが、高飛車な性格の彼女のことが苦手な様子。



【余談】


  • 前述のように初期デザインでは「霧島翔」というキャラクターであったが、『KOFキャラクターズ』(68頁)ではそれより前の最初期に「良牙」という名前であったことが明かされている。

  • かつてのトレードマークであった学ラン姿だが、イラスト等では写実的な絵柄なのにベルトのバックルが省略されており、ファンからは「カンピョウ」とネタにされていた。
    • 『KOF完全読本』(147頁) では、スタッフすらそのことをネタにしている。

  • 『'95』の頃は攻撃時の掛け声が「にゃあ! にゃあ!」と聞こえるため、「ネコ」と呼ばれていた。
    • 発端は攻略雑誌の記述だが、当時はネコ耳イラストが山のように投稿されていた。
      • 『ネオジオフリーク』のコスプレ写真投稿コーナーに、「京の衣装風の服を着せられたトラ柄のネコの写真」が投稿された(Vol.5 94頁)こともある。
    • 他にも、同じく攻略雑誌の記述から発生した「京サマ」や前述の空耳から発生した「燃え太郎」などの愛称が存在する。

  • 一時期、公式からの扱いが妙に悪く、『SVC CHAOS』の移植時にパッケージイラストでリュウと対峙しているのがテリーに変わっており(移植前は京がリュウと対峙していた)、『カプコンファイティングコレクション2』のパッケージでも同じ扱いを受けていた。
    • ただ、後者では初回特典や1+2パックで京が普通に出ていた。そして、ピアノアレンジ・コレクション『SNK SOUND WAVES』では京がセンターを飾り、概ね元の扱いに戻った。
    • これについての経緯は謎だが、テリー(と舞)が『スト6』に参戦したが故の一時的な措置だったのではないかという説が強い。


【参考文献】


◆雑誌
  • 『ゲーメスト』 新声社
    • 1986年から1999年まで発行され、アーケードゲームの攻略雑誌として一時代を築いた月刊誌(末期は隔週刊誌)
  • 『ネオジオフリーク』 芸文社
    • 1995年から2000年まで発行されていたネオジオ関連に特化した月刊誌。
    • ネオジオ関連特化ということで、Q&Aコーナーの質問に対してSNK広報宣伝課からの回答が掲載されるなど、公式的な情報発信の場ともなっていた。

◆『ゲーメスト』関連
  • 『ゲーメストムック Vol.2 ザ・キング・オブ・ファイターズ'94』 新声社 1994年12月
  • 『ゲーメストムック Vol.56 ザ・キング・オブ・ファイターズ'96 ROUND3 ファンブック』 新声社 1996年12月
  • 『GAMEST MOOK Vol.93 ザ・キング・オブ・ファイターズ'97 オフィシャルコレクション』 新声社 1997年9月
  • 『GAMEST MOOK Vol.117 ザ・キング・オブ・ファイターズ'94〜'97 オロチ編完全設定原画集』 新声社 1998年2月
    • 以上の『ゲーメストムック』は『ゲーメスト』編集の攻略本及びファンブック。
    • 『ゲーメスト』といえば誤植が名物ではあるが、資料としての価値は十分保たれている……はず。
  • 『ザ・キング・オブ・ファイターズ'94の謎 打倒ルガール! 総勢25キャラの秘密に迫る!!』 新声社 1995年3月
    • 本来非公式考察本を指す「謎本」だが、脚注でも触れている通りスタッフの監修が入っている。

◆『ネオジオフリーク』関連
  • 『ザ・キング・オブ・ファイターズ'97 キャラクターブック』 芸文社 1997年9月
  • 『KOFキャラクターズ―KOF'94〜'97 全45キャラ設定資料完全収録―』 芸文社 1998年5月
    • 『ネオジオフリーク』の編集部による攻略本及びファンブック。

◆『ALL ABOUT』シリーズ
  • 『マイコンBASICマガジン別冊 ALL ABOUTシリーズ Vol.7 ALL ABOUT ザ・キング・オブ・ファイターズ'94』 電波新聞社 1994年12月
  • 『マイコンBASICマガジン別冊 ALL ABOUTシリーズ Vol.12 ALL ABOUT ザ・キング・オブ・ファイターズ'95』 電波新聞社 1995年10月
    • 『解体真書』シリーズや『アルティマニア』シリーズで知られるスタジオベントスタッフによる攻略本シリーズ。
    • 京の技名についてダッシュや攻撃避け・避け攻撃のフリガナが記載されている希少な資料である。

◆その他
  • 『ザ・キング・オブ・ファイターズ'95 オフィシャルガイドブック フォージ アルティメイト ファイターズ』 アスペクト 1995年10月
    • アスペクトより発行された大判の攻略本。
    • ダッシュ動作や攻撃避け・避け攻撃の技名まで記載されているが、『ALL ABOUT』シリーズのようなフリガナはない。
  • 『ザ・キング・オブ・ファイターズ'96 公式ガイドブック for SATURN』 アスペクト 1997年2月
    • 技解説の項目で軽く触れた通り、『'96』の通常技名が記載されているものとしては恐らく唯一の資料。
    • ただし、ボスキャラクターであるちづるとゲーニッツは掲載されていない。
  • 『ザ・キング・オブ・ファイターズ'99 EVOLUITION オフィシャルガイド』 ソフトバンクパブリッシング 2000年5月
  • 『ザ・キング・オブ・ファイターズ完全読本』 日経BP社 2005年9月



「肝心なのが抜けてるみたいだぜ! あとはてめえで追記・修正しな!!」

この項目が面白かったなら……\これが……草薙の拳だっ!/

最終更新:2026年08月15日 21:32

*1 「活動報告書」内の「ゲスト」より「ROUND 3 後編」。

*2 かつて『2000』の公式サイトに存在していた『KOF用語辞典』で明かされた公式設定である。旧SNKの倒産によって閉鎖されてしまったものの、ウェブアーカイブなどを利用すれば現在でも閲覧が可能。細かな裏設定や小ネタが満載されており、なかなかに読み応えがある。

*3 Dとキックの間に注目。

*4 3月生まれで18歳の高校3年生。『KOF』は夏の設定であり普通に考えると留年していることになってしまうため、スタッフがその後のコメントで強引にフォローした。

*5 「謎本」は本来非公式考察本のことを指すが、新声社から出版されたSNK関連の謎本シリーズは一部スタッフの監修が入っており、柴舟の名前や静の職業の初出であったりする。

*6 追加DLCのオロチ編衣装では、髪型が従来の前髪真ん中分けに戻る。

*7 専用エンディングを見るためには残り一名が通常の庵もしくはレオナではないことが条件。暴走・覚醒は可。

*8 京と庵の使用条件を満たした上で所定のコマンドを入力すると、他のキャラクターと同じ顔アイコンに変化して選択可能になる仕様。

*9 あんな性格だが、事情はどうあれチームを組んでいるならその間は京との決着を保留する矜持は持ち合わせている。

*10 英語版でローマ字読みの技名が確認できるため読み方が分からないわけではないが。

*11 書籍によって表記揺れが発生している場合もあるが、基本的に「りゅう」ではなく「りう」とフリガナが振られている。

*12 書籍によっては「虎伏せ」と「龍射り」の技名が入れ替わっている場合がある。

*13 旧SNKから移籍したスタッフが多数携わっている作品であり、全くの無関係というわけでもない点がまたややこしい。

*14 没データやサウンドトラックに収録された没ボイスからその存在が窺われていた。

*15 どちらが勝ったのかは描かれていない。

*16 出会った時点で社はオロチ四天王としての精神を切り離し、偽の記憶を元に行動していたため気付けなかったのも無理はないのだが。

*17 つまり、オヤジ狩りにわざと引っ掛かって調子に乗った若造をブチのめしている。しかもパロディ編とは言え嬉野小説版ではこれでせしめる小金が柴舟の主な稼ぎとされている。