イザーク・ジュール

「イザーク・ジュール」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

イザーク・ジュール - (2016/01/19 (火) 20:12:18) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/02/14(月) 23:33:27
更新日:2024/04/17 Wed 21:24:04
所要時間:約 6 分で読めます




「この腰抜けどもがあぁ!」


機動戦士ガンダムSEED』シリーズの登場人物。

CV:関智一
生年月日:C.E.54年8月8日
星座:獅子座
血液型:O型
年齢:17歳→19歳
身長:175cm→177cm
体重:66kg→56kg
趣味:民俗学・お守り集め
髪色:銀
瞳:薄い青
出身:プラント マティウス市

主な搭乗機

実はフリーダムガンダムのパイロット候補でもあった。

第二世代コーディネイターで、母はプラント最高評議会議員エザリア・ジュール
プライドの高い激情家なので士官アカデミーで常に自分を上回っていたアスラン・ザラに激しい対抗心を燃やしており、何かにつけては反発し食ってかかっていた。
クルーゼ隊に配属されてもそれは変わらず、チーム全体の不協和音を引き起こしている。
なお、射撃の科目は1位だったのだが、彼によると最終テストの日アスランは熱を出していたらしく、結果に納得していない。
当時ルームメイトだったディアッカ・エルスマンとは親友であり、アスランに負ける度に部屋でヒステリーを起こして暴れ、彼に後始末をさせていた。
実はラクス・クラインのファン。アスランと婚約関係にあった時期は内心では渋々お似合いだと認めていた。

当初は傲慢でコーディネイター至上の選民思想に染まりきり、ナチュラルを侮蔑するイヤミな男だった。
威勢良くキラ・ヤマトに挑んでは真っ先に返り討ちに遭い、敗退を繰り返す、まさにジェリドな役回り。
そのまま負け続けて戦死する予定だったが、関智一の熱演やギャグキャラすれすれの空回りっぷりが徐々に浸透し、(黙っていれば美形なのも相まって)遂にはファンからの助命嘆願が起こるほどSEEDでもトップクラスの人気を獲得していった。
同時に、物語でも人間として大きく成長していく事になる。

監督いわく「SEEDで最も一人歩きして成長してくれたキャラクター」。

やがて、直情的で短気な所は変わらないものの、根本には優しさを備えた気丈で正義感の強い武人肌の熱血漢へ。
厳しくも部下思いな上官としてシホ・ハーネンフースらジュール隊員からの信頼は厚い。
特にシホからは一人の男性としても慕われている節がある。

SEED終盤にディアッカを始めとする多くの人間が三隻同盟へと移り、ラウ・ル・クルーゼやパトリック・ザラさえも暴走する中で、ただ一人プラントの市民を守る為にザフトを貫いた姿勢はファンに高く評価され、彼に対しては概ね好意的な意見ばかりであった。
核ミサイルがプラントに撃ち込まれそうになったときは、涙ながらに叫びながら部下に指示を出しており、市民を守ろうとする意思が痛いほど伝わってくる。
しかし、続編であるDESTINYの最終決戦ではオーブ陣営に付き、その点に関して株を落としたと一部には落胆されるという賛否両論な結果に。


[SEED]

クルーゼ隊の一員としてヘリオポリスを強襲し、奪取したデュエルをそのまま愛機に。
キラの乗るストライクの攻撃で負傷し、顔に傷を負った事でストライクを憎悪して執拗に狙うようになる。
C.Eの医療技術であれば顔の傷は消せるのだが、屈辱を忘れない為に敢えて傷を残した。
激昂するあまり冷静な判断がつかなくなり、ストライクとの交戦中に横切ったヘリオポリス避難民が乗っている非戦闘用の脱出シャトルを撃墜する暴挙を犯す事さえあった(ただし、イザークは乗っているのが民間人という事を知らなかった)。

ニコルの死に涙し、アスランとディアッカが生死不明になっても生還を信じるなど、徐々に仲間意識が表面化し態度にも変化が現れるように。
アスランがプラントに帰国する際には不器用な激励を送り、再会と互いの無事を祈って握手を交わした。

フリーダムに救われたオペレーション・スピットブレイクを皮切りに、パナマ攻略戦やメンデルにおけるディアッカとの再会と対話を経て、ナチュラル蔑視の言動や思想もなくなり、戦争そのものの大局を見据える目を開眼させていく。
最終決戦である第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦では、遂に自らの部隊“ジュール隊”を指揮する。
プラントを守るため鬼神の如き強さを発揮し、SEED発動状態のキラとアスランが二人がかりでも苦戦を強いられていた連合の新型ガンダム3機の内2機を、同系列機の中で最も性能の低いデュエルで打ち破るという大金星を挙げた。
(もう一機はミーティアを装備したフリーダムとジャスティスが挟み撃ちをしてやっと仕留めた)

停戦後はしばらく最年少評議会議員として政界に身を置く。
過去の呪縛から解き放たれたのか、顔の傷は治療して消していた。

尚、オーブ潜入時の際に市街にてお守りを購入しており、後に自身の隊員に渡したりするなど彼の優しさが伺える。


[DESTINY]
かつて民間人の乗ったシャトルを撃墜した件や脱走兵であるディアッカを見逃した件について責任を問われ、極刑になりかけるがギルバート・デュランダル議長の取り計らいで救われる。
彼に恩義を感じ、その理念に共鳴して最前線に復帰。
司令官級を意味する白服を身に纏い、再び結成されたジュール隊を率いて旗艦ボルテールの指揮を執る。

ユニウスセブン落下テロ事件発生時には自らも青いザクファントムを駆り出撃。その場にいたアスランに文句を言いながらも、ディアッカ、アスランと共にクルーゼ隊在籍時以上の連携を見せ、テロリストやファントムペインらを圧倒した。

終盤はパーソナルカラーの白いグフイグナイテッドに搭乗し、逃亡したロード・ジブリールが展開する部隊と交戦。
前大戦と同様にプラントを守るため決死の猛攻を仕掛け、レクイエムの中継ステーションを破壊する事に成功した。
アスラン脱走によってデュランダル議長に疑念を抱くようになっていたが、自分達ジュール隊が必死で発射を食い止めたレクイエムを勝手に修理して使用した事で、彼に対する不信は決定的なものに。
有無を言わさぬ反対勢力掃討に異議を唱え、ディアッカと共にアスランに加勢して反旗を翻す。

終戦後はシホと共にプラント本国へ戻るラクスに随行してエターナルに乗り込んでいる。
議会の場へ向かうラクスの傍らにいた事から、側近となった模様。



【名(迷)台詞】
「きゃわしたぁ!?」

「痛い…痛い…痛いぃ……」

「逃げ出した腰抜け兵がぁ!」

「ザラ隊の諸君!さて、栄えある我が隊の初任務の内容を伝える。それは!これ以上ないと言うほど重大な!……隊長の捜索である」

「伊達に赤を着てる訳じゃないんだぞ!」

「あのミサイルを落とせーっ!プラントをやらせるなぁぁぁぁ!!」

「うるさい!今は俺が隊長だ!命令するな、民間人がぁ!!」

「これで買い物とか言ったら、俺は許さんからな!」

「ザフトの船だ、あれは!」

「貴様!俺にG同士のファイトを挑む気か!?」

「こんなやつにぃぃぃ!」

「キエェェェェァ!」

「見つけたぞ、ストライクゥゥゥゥ!」

「傷が…傷が疼くんだよぉぉぉぉ!」






今度は俺が追記・修正してやる……それまで消されるんじゃないぞ。



この項目が面白かったなら……\ポチッと/