シホ・ハーネンフース

登録日:2011/02/13 Sun 22:00:27
更新日:2024/04/22 Mon 23:20:38
所要時間:約 4 分で読めます




■登場作品
機動戦士ガンダムSEED
機動戦士ガンダムSEED MSV
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

※主にMSVやASTRAYといった、外伝作品で活躍するキャラクター。
本編でも所々で画面に映り込んではいたが、出演していたというより見切れていたといった感じであり、台詞も動きも全くない。
精々「ちょっと目立つ見た目のモブ」程度の扱いである。
「赤褐色の長髪で前髪はイザークと同程度の長さに切り揃えて真ん中で分けた女性」と言えば思い出せる人は結構いるだろう。

■プロフィール

人種:コーディネイター
所属:ザフト
年齢:16歳(SEED) 18歳(SEED DESTINY)

声:大本眞基子(ゲーム版のみ)

【主な搭乗機】


【性格】

基本的に真面目な性格で、口数も少なく大人しい。
非番の日は友人と語らい、また空想を巡らせパーソナルマークのイタズラ描きをする等、歳相応の女の子な一面も覗かせる。


【パイロットとしての能力】

戦闘では負けず嫌いで攻撃的な一面を持つ。 乗機の左肩にホウセンカのパーソナルマークをマーキングするのが特徴。

この由来は『イザークが彼女の戦闘スタイルをホウセンカに喩えた』という説や、
『メカニック達の独断による彼女のイメージ』という説等があり、真相は不明。 純粋に『彼女が好きな花』という説もある。
前者のネタは、MSVの各パイロットのエピソードを紹介した漫画で使われていた。
……因みにこの時、ボアズ基地には彼女の友人がいたのだが、その友人がその後どうなったかは不明。

彼女の戦闘スタイルは、射撃武器を切れ間なく使い弾幕を張るスタイルだが、どう考えてもそのスタイルには向いていないシグーディープアームズでも難無くこなしている。
元技術職故だろうか。 エースの証であるパーソナルマークを持つ事から、腕前は赤服の中でも頭一つ抜き出ているらしい。


【以下、各外伝作品での活躍】

■SEED MSV & SEED ASTRAY
指向性高エネルギー発振システムの開発に従事する研究技術者であったが、軍のアカデミーを優秀な成績で卒業し、赤服のエリートとしてザフト軍に入隊する。
入隊後は試作型ディープアームズの運用テストを地球上で実施していたが、その最中ロウ・ギュールがオークションで落札したバクゥの頭部に、軍の極秘データが消されていない状態で残っている事が判明、
それを抹消する為に出撃した。
市街地にてレッドフレームと激突し、最終的には飛行手段を失い戦闘終了になる。
一応、結果的に任務は達成された模様。

やがて戦力不足になったクルーゼ隊に配属されたが、隊長であるラウ・ル・クルーゼの栄転に伴い、小隊指揮の辞令が交付されたイザーク・ジュールが率いるジュール隊の一員となる。

第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦では、連合のトップエース“乱れ桜”レナ・メイリアが駆るバスターダガーと交戦し互角の戦いを繰り広げた。
交戦中にプラントへ向けて放たれた核ミサイルを撃墜すべく発砲し続けるが、途中ビーム砲が故障してしまい死を覚悟してビームサーベルで核ミサイルを落とそうとするも、
キラ・ヤマトの駆るフリーダムの援護で無事に生還する。
その後、彼女は涙を流しイザークへ想いを馳せた。


あの人は、今何処で戦っているだろうか…

■SEED DESTINY ASTRAY
戦後は隊長であるイザークが政界進出した為に、軍を離れ研究職に復職していたが、南アメリカ独立戦争が勃発すると再度ザフトに復隊。 南米軍を支援する停戦部隊の一員として活躍した。
イザークの前線復帰に伴い、再びジュール隊へ配属されている。

ユニウスセブンの破砕作業にも参加しており、その際レッドフレーム(マーズジャケット)の大気圏突入を目撃した。 以前、刃を交えた際と外装が大きく異なっていた為、因縁の相手と気付いた可能性は低い。

※アニメ本編でも、台詞こそ無いが全体的に出番が増え、EDイラストに度々登場する等破格の扱いを受ける。
大抵の場合イザークとペアであり、時々ディアッカ・エルスマンも含めたトリオで画面に映る。

■SEED FREEDOM
+ ネタバレ注意!
中盤、プラント内でクーデターが発生した際に現プラント議長ワルターをイザークたちが逃がす場面で若干ながら登場。
今回は息を呑む程度だがセリフがある。監督曰く「オリジナルキャストの方その一言のために来てくれました」とのことなのでたったこれだけのために大本さんが収録した模様。
…らしいのだが、エンドロールクレジットに大本さんの名前がないため、単にクレジット忘れなのか、監督はそう発注したが現場では他の人の兼ね役で対応してしまったのかは不明。

なお、同場面ではイザークが母のエザリアと顔を合わせて不機嫌そうな表情を浮かべるのに対しエザリアは微笑み返す。
これは単に奔放な母に困らされているイザークが久方ぶりに母に会って難しい表情をした…と解釈しそうなシーンなのだが、
監督のX(旧Twitter)での発言によると「エザリアが値踏みするようにじっとシホを見ており、それに気づいたイザークが母を睨み、更にそれに気づいたエザリアが笑みを浮かべるという無言の会話」という演出意図が込められている場面だとか。
二次創作界隈では、「ジュール家の嫁としてシホをロックオンしている」「プラントでは日常茶飯事でしかないクーデター鎮圧のことよりもイザークの嫁探しの方に意識が行っている」という邪推をされている。


■その他(補足)
SEED第43話『立ちはだかるもの』にて初登場。(この時は顔も映されていない、後ろ姿だけだった)
しかし、そのワンカットの登場で女性の赤服、しかも人気が高く浮いた話の無かったイザークの部下という設定が、視聴者の想像力を大いにかき立て密かな人気を獲得。
アニメ放送ではビルのテレビジョンに踊る彼女が見えるシーンがあるので探してみよう。
MSV戦記ではイザークに想いを馳せるシーンが存在する。また、イザークからもらった御守りを大事にしている。
そして、HDリマスターでは原典より早い第39話(原典のPHASE-41)のイザークとクルーゼの会話シーンに登場。
原典でこの場に居合わせたのは名も無き緑服のザフト兵だったが、HDリマスターでは新規作画でシホに書き換えられた。

因みに、SEEDのOPやDESTINYのEDを歌った玉置成実がこのキャラのモデルらしい。


【ゲーム作品での扱い】

スーパーロボット大戦W
(コンシューマソフトとしては)アストレイが唯一参戦しているスパロボであり、彼女とシグーDAもスパロボでは同作のみの参戦。
敵として登場するが、最終話直前で1話のみスポット参戦する。
シホ→イザークは恋愛補正なのにイザーク→シホは友情補正なのが悲しい。

SDガンダムGジェネレーションシリーズ
『PORTABLE』で初登場したものの、しばらくは不在が続き『OVERWORLD』にて復帰。
OWでは強力な専用アビリティであるホウセンカを習得しているが、参入が遅いことやシグーDAが登場しないため若干不憫。
『CROSSRAYS』ではシグーDAがようやく復帰。





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最終更新:2024年04月22日 23:20