ガチタン(AC)

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ガチタン(AC) - (2023/09/08 (金) 02:30:13) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/08/21 Fri 21:52:24
更新日:2024/03/06 Wed 16:08:19
所要時間:約 6 分で読めます




――ガチタン


――最強の非人型兵器「アーマード・コア」を操り

――多額の弾薬費と引き換えに依頼を蹂躙する傭兵

――高速化という名の権力が横行する世の中において

―――何にも動く事の無い、戦車的な存在である。


その力はまさに



  • キャッチフレーズ
「In The Myth,God Is Force」
(神話の御世にあって、(´神`)とは即ち 火力のことである)。


さあ、みんなも一緒に!

       点
  (*´神`)ノ
  < (  )
   / >

ぶぶぅうぅぅぅんどどどどぅ!




概要

アーマード・コアシリーズにおける、機体の組み立て方(アセンブリ)の一つ。

その内容はタンク(AC)脚を使い、その長所を極限まで伸ばしたもの。
全脚部で唯一キャノン発射にデメリットが無く発射でき、かつ積載量も膨大なタンク。
そこにこれでもかと言わんばかりに超火力、重武装に仕上げた機体──ガチタンである。


戦法はいたって単純明快

殺 ら れ る 前 に 殺 れ 
回避をほぼ捨て去り、持ち前の重装甲にものを言わせてどっしりと構え、搭載した殲滅兵器(グレネードキャノン、プラズマキャノン、チェインガン等)の火力を信じ、自分が死ぬ前に相手を殺る、以上。



しかし4系からどの脚部でもキャノンが撃てるようになり火力で戦闘を征するのは難しくなった。ただし格納武器に制限が無くなった(タンク以外の足はハンドガン等の一部の格納武器しか格納できないがタンクだとハングレだろうがバズーカ砲だろうが格納に詰め込める)これによりスナイパーライフルやレールガンで遠距離から削り接近されたらマシンガンやアサルトライフルで迎撃する戦い方が出来る、しかしタンクなので装甲が厚いが旋回が低めなので
対戦ではそれなりの技術と地形を生かす戦略が必要になる。



メリット
  • 射程が長く、先制攻撃が可能
  • 死なない。最硬状態だと軽装機相手なら弾薬を撃ちきらせても平気だったり。
  • 上下移動がほぼ不要で、初心者でも操作がわりと簡単
  • 超火力の一撃必殺は漢のロマン。

デメリット
  • 基本的に相手を捉えにくい(ロックサイトが小さくなりがち等)
  • 旋回性能が致命的な事が多く、後ろをとられやすい
  • 特にブレードメインの機体にカモられる。月光で微塵切りになったガチタンは数知れず……
  • 修理費と弾薬費を見たくなくなる



ACシリーズの総監督である神 直利氏(通称『( ´神`)』)はイベント等で事あるごとにガチタンを組んでくるガチタンスキー。

ACMoAのフロム社員アリーナでも『総監督マシーン改』というガチタンで参戦。

シリーズ毎に素敵なガチタンが必ずと言っていいほど出てくるのは、( ´神`)の差し金であると噂されるほど。
特にACfA等4系では顕著。
「有 澤 重 工 、 雷 電 だ」

一部のコアなファンからは「ガチタン神」として崇め奉られているとかいないとか。

シリーズごとの性能の変遷


  • 初代系
この頃から初心者救済としての地位を確立していた。
困ったら地下駐車場呼び出しは誰もが通るであろう道。
対戦ではとにかく低い機動力が難点。オーバードブースト(以下OB)のような便利な物も存在しなかったため、上級者でないと扱いきれないとされる。


  • 2系
OBやエクステンションの補助ブースターの登場で機動力が大幅上昇。距離調節能力がまともになって一気に地位が上昇した。
大火力 重装甲 低いが致命的ではない機動性 と、ガチタンがロマンでなく実用性を以て恐れられていた時代。
歴戦の名脚部ELC-D1S1を軸とした個性豊かなガチタンが、対戦シーンに百花繚乱だった時代。

  • 3系
ダブルトリガーの登場により環境が激変。
ガチタンを持ってしても相手の攻撃に耐えきれない程火力が全体的に向上し、おまけに長所の1つであった肩キャノンも大幅に弱体化。
対戦においてはほぼ動く棺桶と化す。
ただしミッションにおけるガチタンは引き続き大活躍。

  • N系
NXでは( ´神`)が製作に再臨なされたためか、めでたく最強アセンの座を射止めた。だがそれは"クレホバ"こと「CR-LHT92」一強であり、不安の渦巻く時代でもあった。
なにせクレホバはあくまでホバータンクであり、ガチタン原理主義者には邪道として忌み嫌われていたのである。
ただし、熱の仕様変更によって全体的な機動性が激烈にダウンしたため、ガチタン自体はそれなりに戦車っぷりを発揮できた時代ではあった。
…しかし、クレホバがあまりにも神々しすぎたためか、あるいはあまりのロースピード戦車アクションにユーザーがキレたせいか、NB、LRと坂を転げ落ちるように弱体化されてしまう。
LRにいたってはタンク系脚部全般の旋回性能が完全に死亡。クレホバに巻き込まれる形で徹底的に弾圧され、最早ガチタンは完全にオワコンという哀しいことになってしまった。

  • 4系
全脚部において肩キャノンが構えなしで撃てるようになってしまった。汚いなさすがネクストきたない。これによってタンク最大の利点は失われてしまったが、その他の点では強化が著しい。
まずタンクの相対的な機動性が旧シリーズに比べて大きく上昇。特に旋回性能の改善により撃ち合いを制しやすくなった。
さらにタンクタイプは格納武器を無制限で詰め込める(他の脚部は格納可能な武器が決まっている)ため、積載量を火力に変換できる利点の重みが増した。
これによって火力が上がっただけでなく、対応レンジを広くとることが可能になり、機動性の上昇と相まって旧シリーズのように主導権を相手に握られっぱなしということになりにくい。
QBやOBによってガチタンすらもドヒャドヒャ動くようになったが、それゆえにロマンと実用性を兼ね備えている。

  • V系
固い!強い!遅い! 昔ながらのガチタンが完全復活。
肩キャノンの構えなし撃ちが再びタンクの特権となり火力の優勢が増大したが、キャノンは非常に性能がピーキーで、上手く扱うのは大変。
跳弾システムの導入によって重装甲の利点がより増したが、武器属性の細分化によって「防御性能もいずれかの属性に穴がある」状態になりやすく、ここもピーキー。
全体的に長所も短所もより強化されたが、V系のジャンケンスタイルとの相性は微妙なところか?いやしかし、それこそがガチタンだ!


主なガチタンAC



【初代系】

  • 総監督マシーン改
ガチタンのガチタンによるガチタンのためのガチタン。
夢とロマンと総監督権限の結晶。

  • カマーンダス
9999という驚異のAPを誇るタンクアリーナの覇者。
中の人も大破壊を兵士として戦ったというアツい設定がある。

  • PzKernシリーズ
PPアリーナの上位に名を連ねるガチタン研究会「車両型AC戦技研究会」の面々が駆るAC。
PzKern.I~VIIまでが存在する。
両肩グレネードのホバタンから、ドラム缶腕に両肩ミサイルの移動要塞まで個性豊かなガチタンが揃っている。
PzKernはドイツ語のPanzer Kernを略したものと言われている。
Panzer Kernは日本語で「装甲された核」を意味し、英語で訳すと「Armored Core」となる。

  • ビッグ・ザ・将軍
MoAチャンピオンアリーナ唯一のタンクAC。
見た目といい設定といい他を寄せ付けぬインパクトの持ち主。
中の人は映像作品のクリエイティブチームAC部のメンバー安達亨氏で、後にACⅥのムック本にビッグ・ザ・将軍の新規イラストを描き下ろしているが、なぜか児童誌風。



【2系】

  • MK-9999
アリーナ十傑に名を連ねる、AC2のガチタン・オブ・ガチタン。
堅い装甲に重火力というガチタンのお手本。

  • フォッサマグナ
アリーナの11-20位にいるタンク。シールドを持ったタンクなのだが超燃費と低消費のおかげでシールドをうまく使いこなし、かなり堅い。エクステンションにミサイル迎撃、さらにOBを使ってこちらを攪乱する。
かといって低火力でもないため(勿論↑には劣るが)、長期戦になるとこちらが徐々に不利になるという嫌らしいAC。肩のパルスキャノンを連続で被弾すると大変危険。

  • ナイトガル
補填ランカーの一人。MK-9999と似たコンセプトのガチタン。
バズーカ、垂直ミサイル、グレネードランチャー、ブレードで武装しこちらのAPをごりごり削る。インサイドに機雷を装備。なのだが2系の機雷は非常に当たりづらい

  • アームドゴリラ
AC2AAのミッションに登場。強盗集団のリーダー、T-マニアが駆るタンク。
ふつうの雑魚戦車と一緒に出現するが、遠目には見分けがつかない。
気になるアセンは、脚だけはガチタンだが紙装甲のエネルギー武器腕に軽量コアというふざけた機体。むしろ随伴の雑魚戦車の方が正確な射撃をしてくるため厄介という



【3系】

  • テンペスト
元MT乗りの僚機レイヴン、スパルタンの愛機。コンテナミサイルですべてを殲滅してくれる。
弾薬費が自腹なのには気づいておらず、金欠の理由が分からず嘆いている。

  • ヘルハンマー
ガチタンだが全身ミサイル&滞空戦闘を仕掛けてくる異端児。
まともにやり合うと凄まじく強いが、デコイで一気に弱くなる悲しい人。
常に上を取ろうとしすぎて上に場外したり、とあるステージではこっちは一切動かずに勝手にリングアウトするなどかなりのうっかりさん。

  • カルマ
右肩:大グレ、左肩:大グレ、両手:武器腕グレという清々しいまでのグレキチ。社長の先祖にしか見えないが美形らしい。
超絶火力の上に装弾数も多いため、遠距離からでもCOMならではの鬼ロックで乱射してくるグレネード弾幕がまさに脅威。
武器腕なので装甲はそこまで厚くないがその分機動性が高く、ハンパな機体で正面から撃ち合うとまず撃ち負ける。初心者にとっては高い高い壁となる。

  • バタイユ
腕が武器腕バズーカ。どうみてもガンタンクです本当にありがとうごさいました。

  • ハイパーアロイ
ガチタン+武器腕核装備。ロマンとか通り越して向こう岸。武器腕核が直撃すると即死確定なので注意。

  • フラッグ
凸タン姐さんフライングフィックス。OBで突進、火炎放射で焼きに来るプロフィールに違わぬ漢。
共闘ミッションでは弾切れでヘルプを求める可愛い面もある。

【N系】

  • アイアンL-OW75
ガチタン+強化+熱攻撃型。NXでは最強クラスのガチタンで、敬意をもって「アイアン先生」と呼ばれる。
倉庫に呼び出されたら、まず勝てないと思おう。

  • アイアンホース
アリーナ下位で登場。
「こんな遅そうな機体、俺の操作テクで蜂の巣にしてやんよw」
と挑んだ玄人レイヴンを


( ゚Д゚)…
(゚Д゚)…

とさせたNB随一の地雷。
上下移動による撹乱とリニア・グレネードの強反動、圧倒的防御力で相手を鉄屑にする姿はトラウマである。
ちなみに強化人間ではない。

  • 万字丸/ハカイオー
NBアリーナ上位に登場。NBに複数登場する、ユーザーにより投稿されたものが採用されたAC。ちなみに投稿した女子高生レイヴンの書いた裏設定では女性らしい。
N系の凶パーツ軽グレとガトマシを装備したクレホバのガチタン、更に電池を装備しているのでタンクとは思えない速さで飛び回り空中からラッシュを仕掛けてくる。閉所で戦うと開始数十秒で鉄屑にされトラウマになるレイヴンは数知れず。彼女も非強化人間

  • タイラントε
PS2版FFにおけるネオニアの一番手にして同作最強と言っても良いAC。
肩のパルスキャノン、左腕の神バズ、インサイドのナパロケがAI特有の鬼サイティングで襲いかかってくる。おまけに重EEOまで積んでいる。

  • KUBIRA
PS2版FFにおけるもう一機の強ガチタン。こちらはキサラギ製。
両手に火炎放射器装備というネタアセンにしか見えない機体だが、ナメてかかると丸焼きにされる。
強さの秘密は「ロックオンされていないと距離を詰める」というAIの特性を利用したアセン。
なお肩には軽リニア、インサイドにはナパロケを積んでいるので距離があっても危険。

  • ホットスパー
EN兵器主体の機体構成より、中の人グリーンホーンの「お前じゃこの先生きのこれないぜ」が有名な悲しいガチタン。 
武装も耐久もそれなりだが、貧弱極まる旋回性能のお陰で簡単に燃やされる。

  • ファントム/ストレイタス
LRのゲームバランスのせいで悲しいほど弱体化したクレホバのガチタン。
しかし軽グレと神バズを装備してるので正面での打ち合いは厳禁。
撃破するとついてねぇと言い残す渋いオッサン

  • 月影/ネオンマイト
VRアリーナ3位のAC。ENスナとマガスナを装備した遠距離の打ち合いに特化した強化人間のガチタン。
ただし下手に近づくと背中の主砲で吹っ飛ばされる。下手したらVRアリーナ1位より強い。




【4系】

  • 車懸
有澤重工のガチタン。元戦車乗りのリンクス、ワカが駆る固定砲台。
……駆る?
因みに有澤重工の製造するノーマル(旧作に於ける人型MT相当)もガチタン。
なおパイロットのワカの綴りは「War car」。まんま「戦車」である。

タンクとグレネードと漢のロマンを追求する、溢れ出すぎたロマンな企業「有澤重工」総帥でもある

有澤隆文社長

本人が、直々に搭乗するネクストな最強のガチタン。「ガチタン最強説」の体現者。
アレをガチタンと呼ばずして、ナニをガチタンと呼ぶのか?
おそらく( ´神`)の化身。
武器腕タンクという絶対にやってはいけないタンクアセンをしていながらやたら強いという訳の分からない機体。
オマケに武器腕と装備した両肩グレネードの仕様により併用できず、どちらか一方でしか攻撃できないという漢仕様。
その両肩グレネードから発射される弾頭は、有象無象全ての対象を駆逐し森羅万象あらゆる物を、蹂躙し完膚無きまでに焼き尽くす。
あまりのロマン溢れる素敵性能から「社長砲」と呼ばれている。 

  • グレディッツィア
これまでのタンクが殲滅兵器なら、コイツは制圧兵器
乗り手はORCA旅団のヴァオー。
ガトリングの弾幕にバズーカのアクセントを利かせた機体。
機体も乗り手もやかましいので有名。



【V系】

  • ワンダ/アイアンローズ
レールキャノンとレーザーキャノンを装備した狙撃特化機体。
同時に戦う相方に気を取られていると痛い一撃をくらうので注意。

  • 法界坊/放逸
機動力を完全に捨てたガチタン。装備はパルスキャノン、ヒートキャノン、プラズマミサイル。
タダでさえ最も頑丈なパーツで固めている上に、それらを更に改造によって耐久・防御力を高めている、いっそ清々しいまでの要塞。
戦場となる荒野のクレーターの中心から一歩も動かず、刃向かう機体を瞬く間に爆散させる。
……しかし回避行動すらロクに取らないため、射程外から一方的に攻撃すると簡単に撃破可能。
機体名「放逸」は仏教用語で、正義を成す事も悪を正す事もしない怠惰な様子を示す煩悩の一つであり、旋回以外では一歩も動きすらしない彼にふさわしい、或いは自虐的なネーミングと言える。
その余りにもやる気のない、野太い声の搭乗者は相当な肥満体型を想像させる。







(   )  さて……
 ( V )   説明は以上だ
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( ´神)彡 さぁ君も
 (V )   追記・修正し
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     点
(´神`)ノ ガ チ タ ン を
m9(  )   組 む ん だ !
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