AF KISARAGI(ACFF)

登録日:2016/05/01 (日) 17:38:33
更新日:2020/11/23 Mon 22:05:24
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AF KISARAGIとはフロムソフトウェア制作のゲームソフト「アーマード・コア フォーミュラフロント」に登場する変態チーム。


概要

フォーミュラフロント創設時から存在しているチームで、X・Rリーグ双方に出場している。
スポンサーがスポンサーなだけに外見も武装構成もネタ臭さ全開にしか見えないのだが、その実態は本作切ってのダークホース。
従来のランキング制とほぼ同じRリーグの時点でライバル二企業より頭一つ抜けた一桁代のランクをキープし、
Xリーグに至っては条件が揃えば三強すらも余裕で屠る裏の王者とでも呼ぶべき存在と化す。

チーム名からわかるだろうがスポンサー企業は言うまでも無く、Nシリーズの三大企業の一角にして変態企業との呼び声も高いキサラギ社。
本作における三大企業は自社製品の宣伝も兼ねてそれぞれの自企業のパーツ縛りでフォーミュラフロントに参加しているが、
主に内装、武装系を重点的に制作しているキサラギはこの限りでなく、ミラージュやクレストのパーツも混在している。
が、チームの特色に合わないとはいえPS2版では唯一のキサラギ製コアを使用してなかったりもするが。

ACシリーズを多少なりとも齧っているプレイヤーなら周知の事実であるが、キサラギ系のパーツは一部を除いてイロモノだらけ。
そういったパーツをふんだんに使用しているこのチームがまともな筈がない……と、誰もが最初は思っただろうが、
実際の所冗談抜きで本当に強い、変態の本気というものをこれでもかと思い知らされるだろう、特に閉所では。

アーキテクト

メインアーキテクトはクサギ・ハリ。
AI研究の第一人者にしてキサラギ製パーツの開発主査も務めているという色々と凄い人。
彼以上にキサラギ製パーツに精通している人間はいないとされ、それ故に数々の変態ACを生み出すことが出来たのだろうか?
作中では殆ど触れられることは無いが、何にせよレイヴィングやジークヴァルトに比肩しうることは間違いない。




チーム特色

キサラギを象徴する鮮やかなイエローカラーにお馴染のエンブレム、十二神将由来の勇ましい機体名が特徴。
そして繰り返しになるが、特にPS2版においては五指に入る強さを誇る強豪と言っても過言ではない。
PS2版の順位決定戦は三強のいずれかとここを相手にするなんて組み合わせはしょっちゅうである。

というのも、とっつきだの火炎放射だのキサラギ製のネタパーツが盛り沢山であるが、ことフォーミュラフロントではその大半が強パーツと化しているため。
閉所戦闘における蹂躙振りは洒落にならない物があり、単調なガチタンゴリ押しで進んできたプレイヤーほど危ない。
全体的に重装甲、至近距離での戦闘を重視した機体が並んでいるので、対策としては機動性重視もしくは遠距離重視の機体で相手をすること。
常に相手のフィールドに入らない試合運びを心がけて落ち着いて対処すれば勝てないことは無い筈である。

●BASARA(PSP版採用機)

機体名の由来は伐折羅大将、とっつき装備のタンク機という見た目の時点で色々アレな機体。
だが何度も言うようにフォーミュラフロントにおいてはネタでは済まないことが多く、
インサイドのECMも合わせて近距離重視の機体で挑むと思わぬところでとっつきがクリーンヒットして大変なことになる。
置きビットも機動性の低い機体相手には効果覿面であり、射程距離に入った時点で恐ろしい勢いでAPが削られてしまう。

●KUBIRA(PS2版1機目)

機体名の由来は宮毘羅大将、フォーミュラフロントプレイヤーが満場一致で首を縦に振るだろう恐怖の象徴。
軽リニアにインサイドナパロケ、そして両腕に火炎放射器を装備したタンク機。
タンクに両腕火炎放射などネタ以外の何物にも見えないかもしれないが、どういうわけかコイツは恐ろしく強い。
まるで見えない魔術にでも引き寄せられるかのようにプレイヤーの機体はホイホイとコイツに接近していきそしてマッハで焼き尽くされる。

……実を言うと本作のAIはロックされていないと距離を詰めるという特性があり、これがキサラギマジックの正体。
システムの仕様と言われてもどうにも納得がいかないだろうがそうなってるのだから仕方ない。

とはいえ完全無欠というわけでも無く、冷却性能を高めエネルギー容量を十分に確保した遠距離重視のパルスタンクなどで挑むと、
こっちが引き寄せられる前に安全に削りきることも可能。土星ジェネの出番。
戦場が遮蔽物の無い閉所だったりするとそれも上手くいかないことが多いが。

●MEKIRA(PS2版2機目)

機体名の由来は迷企羅大将、キサラギ製のENシールドを装備した重量二脚機。
他と比べるとイマイチ地味であり攻略も難しくは無いだろうが、コイツもコイツでタンク殺し装備である爆雷ミサイルを装備している。
また、左腕のシールドを多用するロジックからエネルギー武器には滅法強いため、
近距離重視のエネルギー兵器タンクなんかで挑んでしまうと爆雷ミサイルにハメ殺される恐れがあるので注意である。

●ANIRA(PS2版3機目)

機体名の由来は頞儞羅大将、置きビットをメインに据えるという斜め上の発想の重量二脚機。
とにかく置きビットを使わせるために右腕には何も装備していないという徹底ぶり。
その癖、左腕にはこれまたフォーミュラフロント強武器である神バズが握られている始末。
置きビット対策をしても神バズで思わぬダメージを被ることも多いというなかなかに嫌らしい機体である。

●HAIRA(PS2版4機目)

機体名の由来は波夷羅大将、まさかの最強とっつきNIOHを装備したタンク機という漢らしすぎる構成。
が、またまたネタの範疇に留まらず思わぬところでコイツに泣かされたプレイヤーも多い。
最強ECMによってこちらの動きを阻害し、近づいてきたところをNIOHで( ´∀`)σ)Д`) がしょん!である。
それ以外の武装が左腕の板リニアしか無く、とっつきが弾切れした時点でただの棺桶となるというハイリスクハイリターンの極致みたいな機体。
空いている右背部に軽リニアなんかが積んであったらさらに恐ろしいことになっていただろう。

●BIKARA(PS2版5機目)

機体名の由来は毘羯羅大将、HAIRAに続いてとっつき装備の中量二脚機。
隊長頭に軽実EO、XS腕にディンゴ2とフレームだけ見れば対人向きのガチアセンに近い。
しかし筋金入りの変態集団と言えどネタ切れということなのかコイツはそこまで難敵ではない。
とっつきは当たれば痛いがNIOH装備のHAIRA程では無いし、ECMの方も性能ダウン。
全体的に見てHAIRAのダウングレード版のような機体となってしまっている。
尤もこいつを引きずり出すまでが大変であり、また武装はどれも連射性能を重視したもの。
こちらがボロボロの5機目だけだったりすると軽実EOと左ライフルのラッシュで引導を渡される可能性もあるので最後まで油断禁物。
それにしたって開幕でトコトコ歩いていたりもするが…。




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最終更新:2020年11月23日 22:05