シュレード・エラン

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シュレード・エラン - (2015/02/05 (木) 18:36:20) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/02/15(水) 22:51:54
更新日:2023/03/09 Thu 20:14:20
所要時間:約 3 分で読めます









シュレード・エランとは『アクエリオンEVOL』の登場人物である。
声は浪川大輔

メガネをかけた思慮深い金髪の美青年。17歳。
幼い頃、自身のエレメント能力のせいで両親がお互い殺し合ったところを目撃する。
その能力を大人達に悪用され、各地を転々とすることになる。

そんな時、アクエリアとアブダクターの戦闘に遭遇。クレア理事長により、ネオ・ディーヴァのエレメントスクールにエレメント候補生として、スカウトされる。
スクールでは模擬戦トップの成績を残していて、実質的にナンバーワンの地位を得ている。

だが、実戦には物語開始時まで一度も参加してはいない。






以下ネタバレ注意



彼は、実戦に参加しないのではなく「できない」 のである。
それは、彼が病弱であることに起因している。
アクエリオンは乗っているエレメントの能力を増幅する変わりに、その増幅した能力を持ち主にかえすのだが、シュレードの身体がそれには耐えられないのである。

つまり、彼にとってアクエリオンに乗る事は命掛けの行為であると言える。
また彼のエレメント能力は精神演奏というものであり、それは楽器等を演奏して、相手の深層心理に介入し苦しめることが出来たり、エレメント能力を一時的に強化したりすることが可能。
両親が殺し合ったのは負の感情をエレメント能力で漏らした為。

本人は「アクエリオンを奏でたい」と思っており、実際乗ると音楽用語を話だし会話の内容がよくわからなくなる。


余談だがカイエンのことは一方的に親友と言っている。


一度負傷したカイエンの代わりにアクエリオンに乗り込んでおり、その際には新たな形態アクエリオンスパーダが現れた。
そして模擬戦のみならず実戦に於いても現時点でエレメント中最強である事を証明し終始圧倒、音楽用語を交えた妙な台詞とともにノリノリで操縦し、カグラを一方的にあっさり叩きのめした。


行くぞ!
魂のアルペジオ!
天の月のビブラート、水の月がアレグロビバーチェすれば
人の月はその命をアジタートに歌い上げる!
月下葬送曲(ムーンライトレクイエム)!

カグラ「なん…だと……?」


その結果体に負担がかかり死んだように気を失ってしまうが入院した後普通に戻ってきた。
その事から黎 星刻の死ぬ死ぬ詐欺と並ぶ死んだ死んだ詐欺と目されている。
実際、「今度こそ死んだな」とファンに言われる度に生還しており、見事終盤まで生き残った。
あと関係ないが背の低い銀髪っ子とフラグ立ててる件も同じ。

しかし23話にてまさかの眼鏡割れ発生。
アマタとゼシカをアルテアに送り届けるも一人次元ゲートの中に取り残されてしまう。
どっかのスナイパーの最期を彷彿とさせるが、これで生きていたら死ぬ死ぬ詐欺も極まったものだが果たして……。

と思いきや実際は死して尚、当たり前のように助っ人に現れるという離れ業を見せた。

死=退場というのは完全に素人考えだったようだ……。



なお、カグラによるとミコノに匂いが似ているとのこと。
ミコノの過去生がシルヴィアであるため、こちらの過去生はシルヴィアと同じセリアンの生まれ変わりであるシリウスではないかとファンの間で議論が交わされている。

またシュレードが初戦で死にかけた時には、ほぼ面識もなく死にかけている事実すら知らなかったミコノが何故か涙を流していたりしている。





余談だが作中最強候補の一人。

例を挙げると、

  • 生身での戦闘ではほぼ無敵だったカグラをアマタ以外で唯一苦戦させている

  • アマタ以外で唯一アクエリオンの新しい形態を生み出した

  • 前作で頭翅が乗っていた機体を主役勢抜きで撃破

など。










『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇』では、ifルート限定で生存することが判明。
アルテアへのゲートを開いた反動で死にかかるも、熱気バサラの発破を受け、更にランカ・リーシェリル・ノームの歌声により生きる気力を取り戻し、死の運命を乗り越える。この顛末を遠くで見ていたカヲルはとても嬉しそうだった。
元から少ないスパーダの武装を増やすためにも、是非ともifルートに行くといいだろう。
……つまり、シュレードは眼鏡を割ったら損しかしないというどこぞのスナイパーと真逆の立ち位置だったりする。





追記・修正は音楽用語を学んでからお願いします。



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