トライデント・ドラギオン/天盃龍/燦幻(遊戯王OCG)

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トライデント・ドラギオン/天盃龍/燦幻(遊戯王OCG) - (2020/01/09 (木) 23:09:56) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/03/01(木) 23:29:34
更新日:2024/05/04 Sat 13:24:55
所要時間:約 5 分で読めます








トライデント・ドラギオン
星10/炎属性/ドラゴン族/攻3000/守2800
ドラゴン族チューナー+チューナー以外のドラゴン族モンスター1体以上
このカードはシンクロ召喚でしか特殊召喚できない。
このカードがシンクロ召喚に成功した時、自分フィールド上に存在するカードを2枚まで破壊する事ができる。
このターンこのカードは通常の攻撃に加えて、このカードの効果で破壊した数だけ1度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができる。

RAGING BATTLEで登場したシンクロモンスター。

愛称はトラドラ。

決してとらドラではない。

決して(ry


一言で言うとこのカードは使い辛い。とてつもなく使い辛い。

まずシンクロの素材が限定されている点により採用できるデッキが限られてしまう。
ドラゴン族には1から8まで幅広くチューナーが存在するがそれでもレベル10というのはなかなか厳しい。

この通りただでさえシンクロ召喚が面倒くさい上にそれ以外の特殊召喚ができないというのも地味にキツい。テキストの発動制限を抜きにして元々、実質的にシンクロ召喚に成功した場合にしか効果を発動できない。
連続攻撃抜きにしても、ドラゴン族故に一度召喚さえすれば何度も釣ってなんて美味しい話はない。

更に他のカードを破壊しなければ只の3000準バニラである。破壊するにしても、工夫しないと大幅ディスアドを覚悟することになる。
シンクロ素材2枚+破壊カード2枚で合計4枚の消費と非常に高コスト。
場に破壊するためのカード出さないといけない故に手札コストよりも見た目以上にリスクも重さも大きい。
仮にコストを払えても連続攻撃効果は場に出したターンのみ。運よく生き残ってもモウイチレンダァ!はなし。

極めつけにこのモンスターには耐性がない。奈落の落とし穴やカウンター罠などで出オチで終わってしまうのはあまりにも痛すぎる。
これだけカードを消費したら立て直しは困難である。

このように様々な欠点があるので現環境では実用的とは言えない残念なカードである。










だがしかし

だがしかしだ

このカードはロマンの塊でもあるのだ。

攻撃力3000の最小限のニレンダァ!でも6000、最大のサンレンダァ!9000ある。
まともに決まればまず勝利。興奮するなという方が不可能である。
みんな大型モンスターの連続攻撃は大好きだろう?

大味にして単純明快な豪快さを持つこのカードはグスタフ・マックスなどが大好きな脳筋デュエリストならば一度は使っておくべきではなかろうか。

ディアドしてまで出したこのカードを無力化されても泣かないの。

相性のいいカード

特殊召喚が容易なレヴァティンとファランクスを組み合わせて召喚しよう。ドゥクスなどを使って装備させたドラグニティをコストとして使おう。
ドラグニティは後述のSinスターダスト・ドラゴンと相性がよく、Sinスターダスト・ドラゴンとトラドラ入りのドラグニティはトーナメントで結果を残している。(あくまで主軸は星5、6のシンクロモンスターであり、毎回トラドラを出すデッキではない。)

レベル2モンスターを釣り上げてC・ドラゴン

リビデやリミリバでデブリを蘇生させて再チューニング
というように割と簡単に召喚できる。場に残ったリビデ等はドラギオンのコストにもできる。
また墓地に神龍の聖刻印とレベル・スティーラー×2が存在すれば下準備は要るが実質デブリ一枚でサンレンダァ!出来るドラギオンを降臨させられる。
星6・攻撃力0・ドラゴン族の龍王の聖刻印が墓地に存在すれば、手札一枚で出せる。

  • 歯車街
効果で破壊して機械巨竜を出せば攻3000が2体並ぶため、更に攻撃回数が増える。
機械巨竜は機械族なので素材には出来ないが、しょっちゅう場に出るので破壊対象としても使える。

  • デルタフライ/スター・ブライト・ドラゴン
デルタはチューナーで1ターンに1度、自身以外のカードのレベルを1つ上げる効果をもち、
スター・ブライトは召喚に成功したとき自身以外のカードのレベルを2つ上げる効果をもつため、この2枚が並ぶと簡単にレベルが5+5=10となる。
どちらもドラゴン族であるためシナジーが良く、デルタを仮面竜で引っ張ってくれば比較的容易に条件を満たすことができる。

  • ドラゴラドor白黒ドラゴン's&ラブラドライドラゴン
「けっきょく ぼくたちが いちばん トライデント・ドラギオンを うまくつかえるんだよね」

トライデント・ドラギオンを事実上、手札一枚で出せるコンビ(墓地肥しを除く)。
ドラゴラドはレベル4で召喚成功時墓地から攻撃力1000以下の通常モンスターを蘇生でき、
輝白竜 ワイバースター、暗黒竜 コラプサーペントはレベル4で特殊召喚が容易。
そしてラブラドライドラゴンはドラゴン族、レベル6、チューナー、攻撃力0であり、
上記メンバーとシンクロすることで簡単にトライデント・ドラギオンが出せる。

また聖刻龍-ドラゴンヌートの場合は対象をとるカードこそ必要だが、
それが永続カードだった場合、トライデント・ドラギオンの弾にもできる。

  • Sinモンスター
Sin青眼の白龍とSinスターダスト・ドラゴンは星8のドラゴン族モンスターなので素材にはピッタリ。
Sin事態上記の「歯車街」と相性が良いので「歯車街」も自然と組み込めれる。
ただし、Sinの十八番であるスキルドレインは入れない方がいいだろう。連続攻撃が出来なければこのカードは脳筋どころか能無しである。

その他荒野の大竜巻や、鎖付き爆弾などの破壊されることで効果を発揮するカードとも相性が良い。
それらのカードはスクラップデッキによく採用されるが、残念ながらスクラップにはドラゴン族チューナーがいない。
せめてチューナー縛りがなければ、スクラップ・ドラゴンとチューニングしてスクラップの秘密兵器として活躍できたかもしれないんだけどなあ…
スクラップ・ベビードラゴンとかそんな感じのドラゴン族チューナーがでるのを期待しておこう。
多分出ないけど


追記・修正は自分を破壊してでも相手を破壊する脳筋野郎にお願いします。

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