インペリアルドラモン

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インペリアルドラモン - (2015/04/04 (土) 21:57:42) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/10/28(木) 22:52:23
更新日:2023/10/31 Tue 17:17:45
所要時間:約 7 分で読めます





『インペリアルドラモン』はデジタルモンスターの一種。


アニメ『デジモンアドベンチャー02』の主役デジモンの究極体として登場した。
育成ゲームでは『ペンデュラムプログレス Ver.1』にて初登場(デジヴァイスを含めればD-3で初登場)。


劇中での活躍が微妙なことで有名であり、テレビ本編ではラスボス以外究極体を倒したことがない
さらに、インペリアルドラモンの変形体『ファイターモード』の初登場は、スカルサタモン(完全体)に苦戦して変形するという流れだった。

おかげで

「完全体に押される究極体(笑)」

という印象を持たれる。

ただ、02作中ではスカルサタモンは『完全体』とナレーションされているが、
『デジモンシリーズメモリアルブック』ではスカルサタモンは『究極体』と明記されている。
スタッフの連携ミスがあったのか、上記の悪い印象払拭のための後付け設定かは不明。

さらにその後、『ウォーグレイモンブラックウォーグレイモン』というファン大注目の対決に首を突っ込み、
一部視聴者から「おい空気読め」と突っ込まれた。(一応、介入したのには理由があるが)

劇場版では最上級の強さを持つ『パラディンモード』が登場するが、
登場したのが最後の最後で尺がなく『上空から剣かざして降下→突き刺す』という見栄えしない微妙な戦闘シーンになった。
その前のオメガモンと自身の戦闘シーンがカッコ良すぎることも相まって、非常に残念なことになっている。

ちなみに、インペリアルドラモンの進化前であるパイルドラモンはエクスブイモンとスティングモンのジョグレス体だが、
同二体のジョグレス体にはもう一つディノビーモンがおり、ディノビーモンの進化体であるグランクワガーモンはインペリアルドラモンの対として扱われることが多い。D-3でもディノビーモン→グランクワガーモンの進化ルートが存在する。

ただし設定上、グランクワガーモンとの接点や関わりはない(グランクワガーモンのライバルはヘラクルカブテリモン)。




【インペリアルドラモン】
レベル:究極体
属 性:フリー、Va種、Da種
タイプ:古代竜型

《必殺技》
◆メガデス:口か背中の砲台から超重量級の暗黒物質を発射し、半径数百メートル範囲を暗黒空間に飲み込む。
アニメ02では一度も使用していない。劇場版でファイターモードが使用

《得意技》
◆ポジトロンレーザー:背中からレーザー砲を発射する。
◆エターナルジール:自分を中心に広範囲に熱風を発生させ相手を焼きつくす。
◆スプレンダーブレード:前足のブレードで切り裂く。


大昔に存在した究極の古代竜型デジモン。他のデジモンとは存在感や能力が大きく上回っている。
しかし、その強大な力ゆえコントロールが難しく、善にも悪にもなりえる存在。
全ての力を解放した形態『ファイターモード』が存在するが、見た者はほとんどいない。

アニメではファイターモードが登場した途端移動用と化してしまった可哀想な形態。正直このまま変形しない方がカッコ良(ry
ファイターモードと区別するため『ドラゴンモード』とも呼ばれる。
公式のデジモン図鑑で当初は『ドラモンモード』となっていたが、誤植だったらしく現在はドラゴンモードで統一されている。




【インペリアルドラモン ファイターモード】
レベル:究極体
属 性:フリー、Va種
タイプ:古代竜人型

《必殺技》
◆ギガデス:右腕のポジトロンレーザーを胸部に嵌め込んで放つエネルギー波。威力はメガデスの数百倍と言われる。
◆ポジトロンレーザー:右腕からレーザー砲を放つ。
◆スーパーポジトロンレーザー
◆イオンブラスター

《得意技》
◆インペリアルクロー:爪で切り裂く。
◆インペリアルクラッシャー:腕を突き出して突撃する。
◆インペリアルキック:空中から蹴りを見舞う。
◆スプレンダーブレード:腕の爪から光の剣を発生させて切りつける。
◆ドラゴンキック
◆ドラゴンニー
◆マジェスティックストライク


インペリアルドラモンが全ての力を解放した竜人型形態。
制御困難だった力をコントロールできるようになっている。強力なパワーに高い知性も併せ持つ究極のデジモン。

アニメではあまり良い活躍がない。なぜか必殺技のギガデスを最終決戦まで一切使わず、ポジトロンレーザーばかり撃っていた。
ギガデスは最終回だけ使われた。

また、登場当初はなぜか『ファイターフォーム』と名乗っていた(後にファイターモードに直した)。
変形することは「モードチェンジ」と言う。




【ブラックインペリアルドラモン】
レベル:究極体
属 性:Vi種
タイプ:古代竜型

《必殺技》
◆メガデス

《得意技》
◆ポジトロンレーザー


力をコントロールできず暴走してしまったウイルス種の黒いインペリアルドラモン。破壊の限りを尽くす破壊神的デジモンである。
闇の力を制御したファイターモードも存在する。




【ブラックインペリアルドラモン ファイターモード】
レベル:究極体
属 性:Vi種
タイプ:古代竜人型

《必殺技》
◆ギガデス

《得意技》
◆ポジトロンレーザー


闇の力でコントロールされたブラックインペリアルドラモンの竜人型形態。
“恐怖の皇帝竜”と呼ばれ、恐れられている。己の正義のために闇の力を使い、破壊を行う。
存在自体が伝説でまず見ることはなく、出会ったら命の保証はできない。




【インペリアルドラモン パラディンモード】
レベル:超究極体
属 性:フリー、Va種、Da種
タイプ:古代竜人型、古代聖騎士型

《必殺技》
◆オメガブレード:一振りで敵を初期化してしまう一撃。
◆ハイパープロミネンス:身体の全砲門から放つ一斉発射。

《得意技》
◆ギガデス
◆インペリアルクロー
◆インペリアルキック
◆ポジトロンレーザー
◆スプレンダーブレード

古代より伝わるインペリアルドラモンの最終形態。
オメガモンの力を借りてパワーアップした姿で、ファイターモードから全身が神々しい白に変わっている。

古代のデジタルワールドを崩壊の危機から救ったとされるデジモンで、
アルファベット版デジ文字で刀身に「initialize(初期化)」と刻まれた大剣『オメガブレード』を持っている。
かのロイヤルナイツの始祖とされるデジモン。

劇場版『デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲』にて登場した。
劇中ではオメガモンから生まれた『オメガブレード』をファイターモードが手にしてモードチェンジしている。

“ロイヤルナイツの始祖”という設定から「始祖なのにロイヤルナイツのオメガモンの力で生まれたっておかしくね?」とよく言われるが、
ロイヤルナイツという組織の始祖であって、全ての聖騎士型デジモンの始祖とかそういう設定はないので別に問題ない。
(オメガモンもインペリアルドラモンも一個体しか存在しないわけではないし)

なお始祖云々は初登場時にはなく、後に付けられた。そのためタイプも『古代竜人型』の後に『古代聖騎士型』が追加された。
ともあれ、劇中でのあまりに盛り上がりのない戦闘シーンで、少々残念な印象を持たれる形態である。
設定上は初期化の力を持つとはいえ、見た目上正真正銘ただ剣を刺しただけなので
「パラディンモードっていうか剣が強かっただけじゃね?」という意見まで出る始末。

あまりにも残念なため、一部の熱狂的なオメガモンファンから「オメガモンの方が強い」と言われるが、公式コメントによると同格だそうだ。
まぁ、映像作品全体で観ても活躍が少ないからオメガモンの方が強そうに見えてしまうのも仕方ないかもしれないが……。

姿は終始竜人形態だが、当時発売されてた玩具でのみパラディンモードから変形した白いドラゴンモードが見られる。(名称は不明)


XW77話にてマグナモンからブイモンになりスティングモンとジョグレス進化し登場。
パイルドラモン(ついでにエクスブイモン)を飛ばしたので違和感を覚える人も(劇場版のような進化をしたと考えれば違和感は少ないが)。
また、声優の問題で喋らなかった。

しかし活躍は凄まじく、ドラゴンモードに進化した瞬間に「メガデス」で1体のヴェノムヴァンデモンを撃破。
スサノオモンとシャイングレイモンがヴェノムヴァンデモン3体の動きを止めているのを、ファイターモードのギガデスで一気に消し飛ばした。


「確かにあんまり活躍しないけどさ、カッコ良いだろ? 追記・修正たのむよ」





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