ロイヤルナイツ

登録日:2009/07/12(日) 14:44:20
更新日:2020/01/06 Mon 05:22:02
所要時間:約 23 分で読めます






デジモンシリーズ』に登場する勢力/組織の1つ。
オメガモンデュークモンが所属することで有名。


【概要】

デジタルワールドを管理する「イグドラシル」を主とする、ネットワークセキュリティの最高位にして最強の聖騎士軍団。
設定上(現在)13体存在する。
一般デジモンには伝説の存在と思われている。

モデルはアーサー王伝説の『円卓の騎士(Knights of the Round Table)』ナイトオブラウンズではないだが、
ガウェインランスロットなどの特定の人物をモチーフにしているわけではない。


それぞれが独自の正義を持っていて、時には大規模な破壊や大量殺戮など非情に徹するため作品によっては悪役として登場。
というかロイヤルナイツとして登場する際はほとんど悪役でしか出てこない。

加えて、良くも悪くも13体もいるため、登場までに長い年月がかかり、『聖騎士型』に見えないものや知名度・人気には大きな差がある。

さすがに全員揃うと13体、欠けていても10体ほどいるという数は創作においても多すぎて扱いづらく、
味方として出すには多いうえに設定的に強すぎて主人公らの出番や活躍を奪うためか*1
微妙な出番になったり、仲間割れを起こすという形になったり、悪役になったりと、登場してもあまり活躍に恵まれないことも多く、『ロイヤルナイツとしての登場』が微妙な扱いであることが多いことも不評になることが多い。
13体なんて設定したのはいったい誰だ。


聖騎士集団とうたわれており、ケンタウロスのようなスレイプモンはその中で異形の獣型であると当初評されていたが、その数やキャラ被りしないようにするためか、後半になると単なる竜っぽいものや頑固おやじなど、騎士といえるのかもよく分からない面子もいる。

デジモンファンというくくりでも上記の経緯や時間が経ちすぎたことから、
ロイヤルナイツについてあまり詳しくない勢も少なくなく、もし13体の名前が言えたら間違いなくデジモンフリーク。

数多くのデジモンのデザイン等を手掛けたイラストレーターのAs'まりあ氏は、
D-Artsにデュークモンが登場した際に、オメガモンとデュークモンについて「ロイヤルナイツの両翼」と語っている。
人気と知名度の7、8割位はオメガモンやデュークモンなどの4、5体くらいな気もする。

初出はDアークに付属していたデュークモンのプロモーションカードのフレーバーテキストより。

アニメや漫画の主役級デジモンの大半が所属しているが、
当初は、オメガモンやデュークモンやマグナモンに見られるように、元々はそういうメディアミックスの有名デジモンが所属していた、
ある種のアイドルグループのようなものであった。

設定を明確化するにあたり、13体という数が位置付けられたりあえて敵キャラにされたりする中で迷走もありながら今日に至ったといえる。
作中での圧倒的な強さとその肩書きの荘厳さや主要メンバーからファンは多く、七大魔王と並んであらゆるデジモンのゲームに登場する。


【構成】

◇所属メンバー

オメガモン

ウォーグレイモンとメタルガルルモンが融合する事で生まれる奇跡の聖騎士。
ロイヤルナイツの中でも最も人気があり、ハイレベルにバランスの取れたマルチタイプ。

◇必殺技
◆グレイソード
左腕の剣で敵を切り裂く。

◆ガルルキャノン
右腕の大砲で敵を吹き飛ばす。

◆オールデリート
オメガモンXの必殺技。
グレイソードに刻まれた文字通り、剣で触れた物体を完全消滅させる。
実体のないものには効果がない。

◆オメガインフォース
オメガモンXの未来を見る能力。敵の動きを先読みする事ができる為、これによりオメガモンXを倒すことは不可能とも言える。


デュークモン

デジタルハザードの力を正義に使う竜騎士。
聖槍「グラム」と聖盾「イージス」を持つ。

「メディーバルデュークモン」という別次元の同一存在がいるほか、ウィルス種の本能に目覚め、完全にダークサイドに堕ちた「カオスデュークモン」もいる。

◇必殺技
◆ファイナルエリシオン
聖盾イージスから放たれる光。時空に穴を空けるほどの威力を誇る

◆ロイヤルセーバー
グラムから放たれる光で敵を切り裂く。

◆ジークセイバー
デュークモンXの必殺技。


マグナモン

ブイモンが奇跡のデジメンタルでアーマー進化した聖騎士。
唯一のアーマー体だが実力は究極体に勝るとも劣らず。
その黄金のクロンデジゾイドの防御力から防御の要を勤める。

設定に対して、残念ながら派生作品で防御力を見せたシーンは勿論、圧倒的な強さを見せたターンもほとんどなく、
作品によっては「(ロイヤルナイツとしてのマグナモンではなく、この状態に進化したブイモンが)長くこの状態を保てない」と明言されることもあるなど、
主役デジモンながら少し扱いが悪いところもある。

◇必殺技
◆エクストリームジハード
全身から光を放ち悪を消滅させる。

◆プラズマシュート
雷の球を放つ。アニメだと何故かミサイル。


アルフォースブイドラモン

古代種エアロブイドラモンが限界まで鍛え、誰かを守りたいという気持ちが強くなった時に進化するロイヤルナイツ最速の存在。
神秘の力「アルフォース」を所有し、いかなる傷も一瞬で再生される(詳しくはゼロマルも参照)。

◇必殺技
◆シャイニングVフォース
腹部のVの字から光線を放つ。

◆アルフォースセイバー
右手から伸びる光の剣で敵を切り裂く。

◆テンセグレートシールド
球体状のバリアで攻撃を防ぐ。破壊されてもアルフォースの力で一瞬で再生される


デュナスモン

白と青の竜騎士型デジモン。
空中戦では随一の実力者で飛竜の力で敵を強引にぶちのめす。
X抗体によりX進化すると、全身が漆黒の鎧に覆われ翼が四枚になり姿が大きく変わる。

◇必殺技
◆ドラゴンズロア
アニメでは相手の攻撃を吸収してから撃っていた。虚閃重奏?

◆ブレス・オブ・ワイバーン
飛竜型のエネルギー体を放つ。

◆ドラゴンズガスト
デュナスモンXの技

◆ドラゴンコライダー
漫画版『デジモンクロスウォーズ』オリジナル技。
全身からオーラによる無数の飛竜を出現。その竜の集団によって対象の周りに巨大な渦を発生させると共に、一気に一点に集中させ巨大な温度爆発を起こす。
その威力は瞬間的に恒星のコアほどの高温に達し、アルフォースブイドラモンは「ロイヤルナイツ屈指の威力を誇る秘奥技」と述べている。


ロードナイトモン

ピンクの鎧を着た聖騎士。
「ナイトの主」という名の通り、ロイヤルナイツでは珍しいナイトモンを束ねる指揮官タイプ。
敵や弱者に対しては一切容赦しないが、自身の正義のためならば平然と悪と手を組むという矛盾じみた行動をする。
あまり語られないがウイルス種。

派生作品では高慢かつ上品な性格にされることが多い。

◇必殺技
◆アージェントフィアー
腕のパイルバンカーで敵を撃ち抜く。

◆スパイラルマスカレード
回転しながら刃で切り刻む。


クレニアムモン

骸骨のような顔の、鎧を着た聖騎士。
見た目は悪そうだが、れっきとしたワクチン種でありその心は正しい心で溢れている。
完璧主義者で任務達成率はロイヤルナイツでトップクラス。
戦いにおいては一騎討ちで打ち破ることを信条としている。

最強の魔槍「クラウ・ソラス」と最強の魔楯「アヴァロン」を持つ。矛盾とか守りの要とかぶってるとか言うな

◇必殺技
◆エンド・ワルツ
クラウ・ソラスを回転させ竜巻を起こす。
これを食らった相手はバラバラに分解されるまで竜巻の中で踊り続ける。

◆ゴッドブレス
3秒間だけアヴァロンを全方位に展開させる。

スレイプモン

ロイヤルナイツの中でも珍しい獣の姿をした異形の聖騎士。
6本の足で人型には出来ない超高速移動が可能。神速のアルフォースブイドラモンとかぶっているとか言わない。
実際、設定上でも比較され、ゲームではそれがカギとなることも。
後に獣型に変身できるやつとか龍型とかが出てくるなど、異形さではスレイプモン以上な気もする面子も多い。

鎧はクロンデジゾイドの中で最も硬度の高い「レッドデジゾイド」。
聖弓「ムスペルヘイム」と聖楯「ニフルヘイム」を持つ。

◇必殺技
◆ビフロスト

◆オーディンズブレス
絶対零度の息で氷結させる。

◆タクティクスメア


ドゥフトモン

軍師の役割を持つ聖騎士。
我の強いロイヤルナイツの中で集団戦の要となる。

基本的には人型だが、彼にのみ獣型のレオパルドモードも存在する。
海外版では「レオパルドモン レオパルドモード」というよく分からない名前になっている。

◇必殺技
◆ブラオンネーベル

◆アイネ・ビリオン

◆エアオールベング
レオパルドモード時の技

◆ヴォルケンクラッツァー
レオパルドモード時の技


エグザモン

ドラコモンの二つの進化パターン『ブレイクドラモン』と『スレイヤードラモン』のジョグレス体。
完全に竜型であり最早騎士には見えない。

あまりに膨大なデータ質量を持ち従来のデジタル機器では発見できなかったらしい。

全ての竜型デジモンの頂点に立ち「竜帝」と言われる。
しかし、四大竜との関連性は明らかにされていない。
意思を持つ翼「カレドヴールフ」と、様々なウイルスが仕込まれた槍「アンブロジウス」を装備。

◇必殺技
◆アヴァロンズゲート
すべての特殊弾を炸裂させ内部から敵を破壊・消滅させる。

◆ペンドラゴンズグローリー
大気圏外まで急上昇し、「アンブロジウス」から高出力のレーザーを発射。

◆ドラゴニックインパクト
大気圏外から急降下し、大気との摩擦熱を帯びた状態で相手に突進する。


ガンクゥモン

2013年1月17日発売のPSP用ソフト『デジモンアドベンチャー』で初登場。
弟子のハックモンを鍛えながら旅をしている。
また、行き倒れる寸前だったシスタモンノワール&ブランを助け、ハックモンのお目付け役を任せている。

設定や技からわかる通り「頑固親父」がモチーフ。『ナイツ』要素はどこへ・・・。
身体から浮き出る金色の獣状のオーラは「ヒヌカムイ」といい、成熟期からの進化過程である。
言葉を発することはないが、戦闘では問答無用で手を出す。
ゲームでは口調は特に荒くなく、やや古風で丁寧。
「ヒヌカムイ」が力を解放する時、敵と判断されたデジモンは全て消滅するという。

装備はクロンデジゾイド製ちゃぶ台。

◇必殺技
◆鉄拳制裁
誰彼かまわず口答えをする者を思い切り殴る技。

◆地神!神鳴!神馳!親父!(じしん!かみなり!かじ!おやじ!)
ガンクゥモンの怒声と共に、「ヒヌカムイ」が天誅を下す。

◆ちゃぶ台返し
地面をクロンデジゾイド製ちゃぶ台ごとひっくり返す技。
この時、地面もクロンデジゾイド化する。 


ジエスモン

白い竜騎士のような姿をしたデジモン。
ガンクゥモンの弟子であるハックモンの究極体。
体からガンクゥモンのヒヌカムイのようなオーラ「アト」「ルネ」「ポル」が湧き出ている。
基本的にジエスモンの指示で動くが、独自行動もできる。

デジタルワールド各地に起こる異変や混沌の兆しを感知する能力を備え、どのロイヤルナイツよりも速く駆けつける。
ジエスモン自身で行動するよりも、近くのデジモンや修業を手伝っていたシスタモン達と連携し対応にあたるという、ロイヤルナイツでも稀なチームでの活動を行う。
それは他者を信頼し、自分への過信を行わないためである。

ちなみに彼が長らく登場しなかったのは、長い間ロイヤルナイツにふさわしいとされる13体目が存在しなかったので、
ガンクゥモンがハックモンのロイヤルナイツへの素質を見出しと言う設定が存在する。
つまり公式で彼が一番若く、13番目の最後に所属する事になったロイヤルナイツという事になる

…「13番目のロイヤルナイツって後述のアルファモンのはずじゃね?」とか、
「今まで居なかったのに何で最初から13人って数えてたの?」と言った疑問にはツッコんでいけない。

まぁ「13番目の席」と「13番目に所属した」の二つの関係性は必ずしも=とは決まってないし、
ロイヤルナイツが作られた当初からメンバーは13人と既に決められていた、
又は何らかの理由で一時的にメンバーが欠けていたといった理由なら矛盾は一応なくなるので安心しよう。

その場合、彼の前にもう一人ロイヤルナイツのメンバーがいたことになるが、後述のロイヤルナイツの始祖がそれなのか、あるいは別のデジモンだったのかは不明。
もしかしたら代替わりする組織なのかもしれない。

◇必殺技
◆轍剣成敗(てっけんせいばい)

◆シュベルトガイスト

◆アウスジェネリクス


アルファモン

ロイヤルナイツが暴走した場合に対抗手段として現れる『抑止力』たる存在。

  • 黒い鎧を装備しておりオメガモンは白い
  • マントが青なアルファモン。マントが赤いオメガモン
  • 丸く重厚なアルファモンと角張って流麗なオメガモン
などオメガモンの対を意識したデザインをしている。

伝説上でしか存在しないとされる「13番目の席」「空白の席の主」と言われ滅多に姿を見せない。
あまりに登場しないせいか同じロイヤルナイツのメンバーでさえ名前だけしか知らないと言う表現がされる事も多い。

ロイヤルナイツの登場するメディア作品においては、オメガモンが多くは“ロイヤルナイツ筆頭"的な扱いを受けるのに対し、
アルファモンは殆ど登場しない、もしくはわずかな登場のみ。そう言った意味でも対照的。

当時明かされていたロイヤルナイツが勢ぞろいした『デジモンセイバーズ』でも、
OPのシルエットのみで唯一本編には登場なし。
特別な時にしか現れない『空白の席の主』の設定に恥じず、比較的丁寧な扱いとなっている。

デジモンアドベンチャー tri.』のように詳細不明なままの敵キャラで終わったこともあるが…

装備は聖剣グレイダルファー。

◇必殺技
◆デジタライズ・オブ・ソウル
手から光線を連続発射する。

◆アルファインフォース
過ぎ去った時間を取り戻し、他人には最後の一撃しか認識できない。

正直分かりにくいが噂では斬る→時間を戻す→斬る→時間戻すを死ぬまで繰り返す。そのため一撃与えた瞬間に勝ちが決まるとか。

◆究極戦刃王竜剣
オウリュウモンが変化した王竜剣を装備した際の必殺技。
背中に黄金の翼が生える。



◇創始者

インペリアルドラモンパラディンモード

オメガモンの聖騎士のデータをインペリアルドラモンが受け継いだ姿。
古代デジタルワールドの大破壊を防いだと云われるが、その実力は未知数。

『なんでオメガモンより後に生まれた奴が創始者に?』という疑問があるかも知れないが、
別に両方とも1個体しか存在しないという訳でもないためおかしな話ではない。

人気投票でもロイヤルナイツに比べると振るわないことが多く、『アドベンチャー02』以降の作品でも残念ながら出番はあまりない。

◇必殺技
◆オメガブレード
オメガブレードで敵を切り裂き、構成データを初期化する。
余談だがオメガブレードにはアルファベットのデジモン文字で「initialize」と刻まれている。


◇統括者

イグドラシル_7D6
「7D6」はネットワーク上の「デジタルワールド」の全てを司る謎のホストコンピュータ「イグドラシル」が創造した化身体である。
『クリスタルの破片』、『巨大なクリスタル』を放ち、『自己修復』の能力をもつが、不明な部分が多い物体である。

通称イグドラシル、多くの作品でロイヤルナイツを従える者として描かれる存在(全ての作品でロイヤルナイツの主がコイツという訳ではない)。
その正体は所謂デジタルワールドそのもののホストコンピューターであり、その在り方からあらゆる作品でデジモン界における「神」として崇められる存在。

一応ゲームなどでは戦う事は出来るのだが、本体デジモンとしてカテゴリーしていいか相当怪しい存在であり、
あくまで実体化するのは化身なので何回か倒される事はあっても、本当の意味で倒せたのかは実質不明、その他の設定も不明と非常に謎が多い存在である。

そして彼が作品に出る事は割と多い、多いのだがファンからはコイツが出てきたら大体黒幕として扱われており、
実際彼が出てくる作品ではほぼ全ておいてロイヤルナイツが暴走する根本的的な原因はイグドラシルのデジモン皆殺し命令とかであったりする。

上記でロイヤルナイツが仲間割れが多いと言ったが、基本的な構図は
「例えどんな命令でもとにかくイグドラシルに忠義を尽すんだ!勢」VS「流石にイグドラシルやりすぎじゃね?反逆させてもらうわ勢」の二つに分かれると言う構図である。
たまにどちらにも属さず静観を決め込む奴もいるが、大体この構図で戦いが勃発する。

では何故イグドラシルがロイヤルナイツに殲滅命令なんか出したりするのかというと、
イグドラシルはデジタルワールド及びデジタルモンスター自体を一つの実験と認識しており、
何からの条件を満たしたら全てをリセットしてまた一からデジタルワールドを反映させてを繰り返す事を目的としているからである*2
そうしてデジモンが一体どのような発展・進化を遂げるのかを逐一観察しているのである。

このようにだいたいコイツのせいであるイグドラシルであるが、
その役割通りアニメ・マンガでもボス・元凶扱いが多く、ほとんどのゲームでこいつが出たら「ラスボス」及び「裏ボス」的なポジションにおさまっている。
ぶっちゃけ『嫌な奴』『ロイヤルナイツが敵になる理由』を担当させられていることが多い結構損な役回り。
デジモンネクスト』みたいに賛否両論というかどこを見るかで読者の評価が真っ二つに分かれるタイプもいる。

ちなみに唯一例外なのは「サイバースルゥース」。
ネタバレに触れるため詳しい事情は隠すが、
ここでのイグドラシルは「敵対者」ではあるが「黒幕」でもないし「悪役」でもない非常に珍しいポジション、というかほとんど被害者である。
その為か全作品の中で唯一EDで主人公を見送るイグドラシルが見れたりする。

ちなみに、名前の「7D6」は16進数で「2006」を表し、恐らく初登場作品である『デジモンセイバーズ』の放送年を示していると思われる。


【派生作品において】

◇アニメ『デジモンフロンティア

七大魔王ルーチェモンに仕える形で、ロイヤルナイツのデュナスモンロードナイトモンが38話より登場。
ルーチェモンとの契約で、デジタルワールドのデジコードをルーチェモンに献上することを任務としている。

「オメガモンやデュークモンが所属するロイヤルナイツのメンバーが敵に?!」という衝撃をファンに与えたかもしれない
実際のところ、当時のロイヤルナイツの知名度もあまり高くなく、この二体以外は活躍がないため、
ディープなファンでなければよくわからなかっただろうが。

今作は「人間がデジモンに変身する」ことが特徴だが、
後半、6人の主要人物からメインの二人のみが毎回カイゼルグレイモンとマグナガルルモンに変身するようになって、
残り4人はほぼ見守るだけになっていた。

加えてそのカイゼルグレイモンとマグナガルルモンは、
およそ10話近くにわたってデュナスモンとロードナイトモンにほぼ毎回負け続けるという展開が続けられてしまった。

ロイヤルナイツの強さとしては妥当だったのかもしれないが、
展開としてはワンパターンだったことは否めず、「人間が変身」などより今作の評価が下がる一因になった。

47話で、ついに二人のロイヤルナイツは主人公たちに敗北するも、用済みとしてルーチェモンにスキャンされ吸収されて消滅。

作中でのデュナスモンらは、ルーチェモンによってデジタルワールドに秩序がもたらされることを信じ、
加えて自身らは人間界に侵攻することが目的の一つだったようだが、バックボーンが語られたことはなく詳細不明。




ちなみに本筋とは全く関係のないところで、17話にてデュークモン武器屋の店主としてワンシーンに登場*3
アンタなにしてたんですか。

まあ、上述したようにすべてのデュークモンがロイヤルナイツというわけではないため、
ロイヤルナイツの下手な登場への不満がある面々からは「メンバー構成デジモンは逆に、こういう組織とは全く関係のない登場のさせ方も必要だ」という声もある。
……それでも究極体かつ前作の主役デジモンが武器屋の店主というのはなかなかインパクトが高いが。


◇アニメ『DIGITAL MONSTER X-evolution

容量の増大しすぎてパンク寸前のデジタルワールドの再建のため、
イグドラシルは『プロジェクト・アーク(箱舟計画)』を計画し、ごく一部の選ばれたデジモン以外の全てのデジモンのデリートをロイヤルナイツに指示。

これに対し、イグドラシルの正義を信じ忠臣となって任務を遂行するマグナモン、大多数のデジモン抹殺を命じるイグドラシルの正義に疑問を呈し反旗を翻すデュークモン、
任務を遂行していたが盟友デュークモンの行動から己の正義に迷いを感じ始めたオメガモンなど、各々の正義に準ずる姿が見られた。

ちなみに本編に登場したのは3、4体程度だが、
ロイヤルナイツ達の会議用の画面(円卓の席のようなもの)が12枚あるのを見るに一応12体そろっている様子。
メンバーの一人がジエスモンだったのかは不明だが。ガンクゥモンとか何をしていたんだろうか

そんな中、イグドラシルによって創られた実験体デジモン『ドルモン』はまるで導かれるように進化を続け、伝説のデジモンアルファモンに。
そして、最終的にアルファモンと共にオメガモンはイグドラシルに反逆。
イグドラシルらしきものの破壊し、プロジェクトアーク自体の凍結には成功したと思われるが詳細は不明。
アルファモンへの進化と、それによってデジモン達が相克から相生に至ったことももしかしたらイグドラシルの考えの一つだったのかもしれない。
デジタルワールドのパンク問題は大丈夫なのだろうか。


◇アニメ『デジモンセイバーズ

後半のOPではシルエットも含むがロイヤルナイツがそろう胸が熱くなるようなシーンもある。
アルファモンの登場はOPのみ。まさに「空席の主」である。

デジモンの抹殺をもくろむ人間・倉田により、デジモンたちの虐殺が何度も引き起こされたことをきっかけに、
堪忍袋の緒が切れる形でイグドラシルが人間界の消滅を決定。

ロイヤルナイツはその命令に従い人間界を襲撃するが、
人間の監視のために人間側のパートナーとなっていたスレイプモンはイグドラシルを離反しデュークモンと相討ちに。
主人公たちの反撃でロードナイトモンやドゥフトモンも倒され、主人公の情熱にほだされたクレニアムモンは人間を認め、
倉田の暴走で衝突しかけた人間界とデジタルワールドがぶつからないように支え続けた。
そんなクレニアムモンやスレイプモンを見て、残るロイヤルナイツの面々もイグドラシルに離反。
イグドラシルも主人公に敗れ、自身の認識を改めて静観することを選び、ロードナイトモンとドゥフトモン以外のロイヤルナイツもデジタルワールドに帰還した。

今作がアニメ初登場のドゥフトモンだが、設定にある知将としての面は見せず、
主人公たちのバーストモードのかませ犬になるなど見せ場はほとんどなかった。


漫画『デジモンクロスウォーズ』

上記のように、悪役や敵役としての登場がほとんどだったロイヤルナイツだが、今作では主人公たちの完全な味方として登場

今作では、性急すぎるイグドラシル*4に代わって建造されたという、デジタルワールドの神である『ホメオスタシス』に仕えている。
破棄されたイグドラシルもまた、神の御蔵「情報樹イグドラシル」として存在し続けている。

ホメオスタシスの予言(超高度の演算によって垣間見えた未来)によって、滅亡を呼ぶ「赤黒の双頭龍」の存在が示唆され、
それを止めるべくロイヤルナイツはデジタルワールド中を捜索するも、七大魔王の多くらも事態を静観しておりそのような動きを見せておらず、
自体の手詰まりの中、突如謎のデジモンバグラモン率いる軍団がデジタルワールドを襲撃。

刹那的で欲望に忠実なため組織に属することがないと思われたリリスモンや気まぐれで脳筋のブラストモン
同時にロイヤルナイツ3体を相手にしても圧倒してみせる謎の武人タクティモンらの突然に襲撃に対応しきれず、
更にはタクティモンの蛇鉄封神丸によってデジタルワールドがゾーンに分断されてしまう。
分断させられたロイヤルナイツはバグラ軍を止めきれずに大苦戦することとなる。

今作ではオメガモンがすでにバグラ軍に敗れてしまっているが、
アルフォースブイドラモンはじめ並のロイヤルナイツ3体を圧倒できるタクティモンとその主君であるバグラモンの二人がかりでも仕留めきれず、
バグラモンがオメガモンの秘奥義『オメガインフォース』をクラッキングすることでなんとか倒せたという規格外の実力者であった。

工藤タイキ達クロスハートの反撃に合わせ、分断されながらも生き残っていたロイヤルナイツの面々も集合に成功。
他のゾーンでバグラ軍の鎮圧をしていたデュークモンらや、すでにバグラ軍に敗れた面々(つまり当時未登場の面々…)を除き、バグラ軍との決戦の場に集結。

初見殺しの能力“ドットマトリクス”を持つバグラ軍のアルカディモンに対し、
一度ドットマトリクスを見ただけでワクチンを開発済みだった知将ドゥフトモンとアルフォースブイドラモンがその相手をして撃破する、
ダークナイトモンの策略で現れた無数のキメラモンムゲンドラモンの相手をするなど、
ロイヤルナイツとしての底力を見せ、主人公たちを援護した。

作者としては、マグマモンやデュークモン、エグザモンといった他の面子も出したかったようだが、
如何せん尺がなかったためにできなかった様子(これはロイヤルナイツに限らず、ベルゼブモンといったクロスハートのモブキャラも同様)。
漫画本編では、アニメで味方としてあまりいい活躍をしたことがなかった面々を中心に見せ場が描かれている。
単行本のおまけでは、出番のなかったロイヤルナイツの面々が作者に嫌味と圧力をかけていたりする。大人げない。


◇ゲーム『デジモンストーリー サイバースルゥース

ついにロイヤルナイツ全員集合! 当然のように半数は敵。

今回は上述したようにイグドラシルに非がほとんどないため、ロイヤルナイツが敵対する理由は勘違いによる暴走に近い。
基本的には1体を除いて、ある程度の出番は与えられている。と同時に「やっぱり13体は多すぎると改めて認識してしまった」という意見も



【余談】

  • 聖騎士型デジモンとロイヤルナイツ
よく勘違いされるが、聖騎士型デジモンのすべてがロイヤルナイツに所属している訳ではない(例を挙げるとラピッドモン・アーマー体)。
つまり、命題的に「聖騎士型ならばロイヤルナイツ」ではなく「ロイヤルナイツならば聖騎士型」ということである。

そして非常にややこしいが、七大魔王とは違い上記のロイヤルナイツのメンバーのデジモンでありながら「ロイヤルナイツでない」個体も普通に存在する*5

このことから察するに、ロイヤルナイツとは上記のデジモンの中でも更に選ばれしデジモンが名乗る事を許される、と言うことかもしれない。
…その割には結構な数が人選おかしくね? とか思っちゃいけない。きっと選んだときにはそいつしか居なかったんだ。
そもそも選んでる奴が出るたびにトラブルしか起こさないイグドラシルだし。

また、イグドラシルの命令が無い常時はデジタルワールドの平和維持に務めているようだ。


  • ロイヤルナイツだよ、全員集合!
2013年8月5日まで予約受付されていたデジモン15周年記念アイテム「デジタルモンスターカードゲームリターンズ プレミアムセレクトファイル Vol.1」では、
12体のロイヤルナイツが一堂に会している……一堂に……あれ?

そして『デジモンストーリー サイバースルゥース』では、遂に13体のロイヤルナイツ全てがストーリー中に登場した。
勿論半分くらい敵役




追記・修正は、ロイヤルナイツ13体の名前を暗唱してみてからお願いします。

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