ウヴァ(仮面ライダーオーズ)

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ウヴァ(仮面ライダーオーズ) - (2017/02/15 (水) 19:51:56) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/02/17(木) 12:27:31
更新日:2024/04/08 Mon 02:42:38
所要時間:約 7 分で読めます




その欲望……解放しろ



仮面ライダーOOO』に登場する怪人。

グリードと呼ばれる幹部怪人の一体。


人間体/怪人体(声):山田悠介
主なスーツアクター:岡田和也
コアメダル:クワガタカマキリバッタ


雷を司る緑な体の 昆虫系グリード。イメージ及びカーテンの色もやっぱり 
名前の由来は“奪う”。決して“乳母”ではない。

様々な昆虫を模した緑の外見で、パッと見ジョーカーにも見える。
戦闘では腕の鎌と、頭から発生する雷が武器。

目覚めた当初はバッタ一枚が行方不明になっており、更にアンクにカマキリ一枚とバッタ一枚を奪われていたため下半身が不完全な状態だった。

コアメダルに対する執着は敵側のグリードの中でも特に色濃く、バッタメダルを取り替えそうとオーズの下半身に執拗に攻撃を仕掛ける様の必死ぶりは凄まじい。
妖怪メダル毟り』現るか。

グリード内では普段、高圧的な態度でリーダー格のように振る舞っている。
しかし一転、戦いの場に向かうと、その短気ぶりから敵に出し抜かれまくるうっかり者。


うっかり例:
 1つ!コアメダルを奪い返すために火野映司を急襲!
アンクの告げ口に踊らされた挙げ句、更にメダルを盗られる。

2つ!ガメルと連携してアンクとオーズを分断!
→たった2枚のコアに目が眩んでアンクを取り逃がす。

そして3つ!ヤミー、ガメルと連携してオーズを襲うという強行手段に出る。
→ガメルのコアを奪われ発動したサゴーゾコンボによって自分のコアも奪われる。

その抜けっぷりからアンクに「虫頭」と称される。


その後も仮面ライダーバースに対し「お前の攻撃は俺には通じない」とドヤ顔晒すも、結果的にセルとコアを奪われるなど、残念さに衰えを見せない。


主題歌のPVでは幹部という強豪キャラのはずなのにオーズにボコボコにされている。しかもカマキリに
ウヴァェ…


その見せ掛けだけの自信を称えられてか、ファンからは『さん』付けで呼ばれている。平成ライダーのネタとしてはライダーや味方勢が目立つ中、敵キャラで幹部級では一番の人気を誇るといっても過言ではない。

アジトがあった初期のころはゴルフクラブをよく持っていた。また、朝っぱらから飲酒していることも

ちなみに女子トイレに出現したことも。


2クール初頭、「進化」の必要性をメズールに説くなど仲間思いの一面を見せた……が、カザリの進化論に簡単に感化されて颯爽と仲間を裏切った。
それまでダメな子扱いで集めていた好感を一気に落とした瞬間であった。

コアが1枚しかなくなり弱り切ったJCメズールを襲う様に、全国の大きいお友達は怒り狂い、朝っぱらから股間のメダジャリバーを欲望で ギン!ギン!にしたとか。


メズール暴走体が倒された際に サイ2枚、 ゾウ1枚・シャチ1枚・タコ1枚を獲得し、単独行動を開始。
カザリが暴走を恐れながらも着実に新たなコアを取り込み進化していったのに対して、暴走の危険を恐れて他のグリードのコアを取り込まないまま、ヤミー作りに没頭していた。
その点をカザリに突かれたのでムキになって挑みかかるも、あっさりいなされてしまう。


再登場時にはセルメダルを大量に貯蓄し、安全性の高い強化を行っていたが相性が悪いタジャドルコンボには敵わなかった。

中盤以降、出番が非常に少なく、登場しても活躍出来ないため、フェードアウトも危ぶまれていた。
しかも、1000回記念やアンク(ロスト)恐竜系メダル(一応映司の身体に入る現場には居合わせている)といった物語の転機に全く関われないという残念ぶりである。


ウヴァさんの明日はどっちだ……。


そして35話にてアンク(ロスト)とカザリにぼこられて、漸く自身の分の悪さに気付き、メズールとガメルの復活を計画。このとき自分より強くなられたら困るからとコアメダルを数枚抜いていた。

目論見は成功し2人は復活、まずはオーズからメダルを回収しようとするが、プトティラを使いこなし始めた映司(前述のとおり紫メダルのコンボを知らない)の前にあっさりと退却。敗走中にカザリとロストアンクに出会い、追いつめられている状況で勧誘を受けたことと、そして自分らへの仕打ちを2人が忘れていなかったため、裏切られてしまう。
最終的にはロストアンク、カザリ、メズール、ガメル、計4人(!)のグリードからフルボッコを喰らい、文字通りバラバラになってしまった。自業自得ではあるが悲惨。

あえなく退場かと思われたが、意志が1枚のクワガタメダルに宿っているらしく、復活を予感させた、というより復活を疑いようがなかった。なぜならこの話のラストカットが

クワガタメダル「このままじゃ済まさん……」

だったから。ちなみに声をあてるとき中の人は笑ったらしい。


バラバラになった際の描写から
<こんなAAが!

流行しだした。ウヴァさん人気すぎる。


その後、冴えないおっさんにくっついて意識を乗っ取り、アンクが作った大量のセルにより無事に復活した。
しかし、軽トラの荷台の上で復活という様にならないシチュエーションであった。

さらに、復活回のラストカットはアンクの羽がちょうど ウヴァさんの顔に被るというミラクルが発生した。

ちなみに、ネタ方面にばかり注目されるが同じグリードであるメズールがコアメダル1枚の状態では怪人態の維持もままならなかったのに対しウヴァはコアメダル1枚のまま自我を保ち続け、さらにセルメダルを摂取するや否や復活を遂げられたあたり、その生命力の強さたるや相当なものである。



47話。自分以外のグリードの動向を見ながら完全復活を狙っていたがその行動を真木に咎められてしまう。

その後、真木から渡されたコアによって完全復活。
その力でダブルバースを圧倒するが無数のセルを取り込んだオーズには叶わず敗北する。


マッキーから更にコアもらって生き延びるんだけどね。
さすがウヴァさん。マジしぶとい

しかし真木から暴走させるために更にコアを投入されてしまう。
びびってその場からは逃亡するも暴走は止まらず、暴走体へと変貌してしまう。

最終的には真木撃破時に発生したブラックホールにより崩壊。彼も消滅したと思われる。合掌。

この最終回、映司の欲望やアンクの死、ラストバトル等シリアスなシーンばかりなのだが、そんな中でもウヴァさんは、
  • 「虫けらが!」発言
  • ベンチに座る姿が何故か笑える
  • 先週や冒頭での強さが嘘のように真タトバにボコボコにされる。いつものウヴァさん
  • 真木に助けてもらい感謝した後
「手段は美しいとは言えませんが」

「うん」(頷く)

「もたらす終末は」

「うん」(頷く)

「きっと、美しい」

「そうだ!」

とお前絶対分かっていないだろ、というリアクション。そのままメダルを入れられる
  • 文字通り消去法でメダルの器に
  • 逃走を図り逃げ出すもメダルを投入され、そのままくるっと回ってやめさせようとして真正面から更に投入される
  • 映司、アンクと真木が向き合う緊迫した場面の中、画面後ろで柵を乗り越えている
  • 真木に追いかけられ画面外で悲鳴を上げるがそのときの字幕が(ウヴァの怯える声)
…と笑いを提供してくれた。

ちなみに人型の敵→ラストステージになった珍しい敵キャラ。というか初なんじゃ…

全体的にみると、後手に回ることはあれど、アンクやカザリを見て自身のやり方を変えたり、後述の屑ヤミーの利用、安全な方法での強化といったことから分かるように、別に脳筋だったりバカな訳でない。他にも映画でガラと戦うオーズに真っ先にコアメダルを渡す、自分を手駒にしようとしたアンクにはメダルを取り戻すために共闘する、といった敵対関係でも手を組むような臨機応変さもあり、むしろ慎重かつしっかり考えて動いている(悪く言えばヘタレ)。しかし、考える前や行動途中にそれを短気や直情型の性格で台無しにしている可哀想なタイプ。
また、執念もすさまじいものがあり、コアメダル一枚で動き(メズールやガメルはウヴァが持っていたとはいえそのような描写はない)、コアメダル一枚とセルメダルで身体を形成(アンクは特例で実際一枚になったメズールはセルがあっても維持できなくなっていた)している。

小説版で800年まえはうまく立ち回って王からコアメダルを取られていなかったが、アンクの裏切り直前に侵入して返り討ちに遭いメダルを取られている。
どうもアンクにはこの頃からバカにされている模様。

《完全体》
真木がメダルを隠し持っていたため一番最後に完全体になった。雷撃の威力や範囲が増している。バース二体を寄せ付けないのはもちろん、アンク(ロスト)、カザリ、メズールへのとどめとなったメダガブリューによる一撃を棒立ちのまま昆虫の外骨格で防ぐなど防御力にも優れ、映司がより力を求める切っ掛けになった。しかし、真タトバコンボによってすぐにボコボコにされる。唯一二週生き延びた完全体。この状態での強さでネタ方面や見た目以外での人気もしっかり獲得した。

《人間体》
皮ジャンをハードに着こなすクールガイ(公式サイトの最高に頭悪そうな紹介文より)。

だが遂に、夏の映画のパンフレットに『考える前に行動する直情型の単細胞。』と紹介されていた。
もはやクールガイ(笑)の面影の無い紹介である。
髪型はオールバックで、かの草加雅人を彷彿とさせる笑みを浮かべる。
服装は他のグリード同様に彼のカラーである緑が使われているが、緑色の革ジャンは大分目立つ。他のグリードは無難に収まっているので余計に目立つ。アンクの片方だけ破けた服なんか大したものではない。
この恰好、髪形や笑みに目が行くせいで微妙に分かりづらいがイケメン。「お父さん、悪い奴いっぱいやっつけてすごいな!」の爽やかスマイルを見るとよくわかる。
ばらす必要がないのになぜか映司と比奈に人間体の姿をばらしてしまった。
カザリのアンク(ロスト)を人間体にする際の言動から設定上は彼にそっくりな本物がいることになり、最終回EDでは他の3体と共に本物が登場…しなかった。


《ヤミー》
作り方は、「欲望を持った人間にセルメダルを投入し、白ヤミーを生み出して欲望の対象となるものを食わせる、もしくはその行動をさせて成長させる
という、割とわかりやすい方法。
対象の欲望にそった行動をさせる必要があるので、場合によっては欲望を自覚させたり、加速させるためにウヴァが直々に対象に接することもある。
基本一度に生み出せるのは一体だが、欲望次第では一度に二体生み出すことも可能。

彼のヤミーは喋ったりして、現在一番知能が高いと見られている。そのためウヴァの命令で動くこともある。
むしろ作った本人より頭いいんじゃ無かろうか。
結構な割合で一話で倒されるか倒されかけてるが気にするな


○カマキリヤミー
(CV:前野智昭)
対象は「宝石」
1話に登場した番組初のヤミー。泉刑事と上司の禿に大怪我を負わせた。
オーズに変身するリスクを知っていたらしく、成り行きで変身しようとする映司を止めようとした良い人。
ほんと知能高いな…

○オトシブミヤミー
対象は「金」
この中で唯一の巨大ヤミー。知能はないがこいつはこいつでウヴァより強いんじゃないかといわれる始末。

○屑ヤミー
割れたセルメダルから産まれるヤミーのなり損ない。戦闘員として繰り出す。グリードなら誰でも作れるようだが、アンク曰く落ちぶれているグリードが作るものらしいので、他のグリードは作っていない。この時のウヴァさんは落ちぶれていたわけではなく実験していたので、彼の臨機応変なところを評価しよう。
弱いがそのまま即戦力として使えるので一人になってしまったウヴァさんは特に重宝していた。
人間に取りつかせることで一日一枚だがセルメダルを生み出せる。セル一枚につき2体生み出せるので時間はかかるがお得。また、アンクが感知できないので再登場するまでウヴァはこれを使ってセルを貯めていた。この時はパシリを使って回収する等中々用心深い。
しかも、夜中に取り立てを行うような金融の方々に取りつかせ、パシリにセルを回収させ報酬を払う→報酬をある家族に渡す→その家族が金融から借金する→金融の方々がセルを出す→パシリに…のサイクルを生み出していた。
通称、ヤミー金融。

○アゲハヤミー
(CV:細谷佳正)
対象は「名声」
一度はオーズに追い詰められるも、バズーカ後藤の援誤射撃でなんとか生き残る。

○カブトヤミー
(CV:三宅健太)
対象は「強さ」
バースの引き立て役。

○クワガタヤミー
(CV:檜山修之)
カブトヤミーから分離。
対象は「破壊」(物体ではなく雰囲気)
唯一自力で2話生き残ってるヤミー。

バッタヤミー
(CV:遠藤大輔)
対象は「正義」。ヤミーの中では一番人気かもしれない。
絶対に許さない

○クロアゲハヤミー
(CV:羽飼まり)
対象は「金を稼ぐ」
何故かミニスカートを穿いている女性型ヤミー。
前身のアゲハヤミーですら辛うじて後編まで生き残れたのに前編で倒された。それもセルメダルだけのギガスキャンで。



◇ウヴァさん名言集

「その欲望……解放しろ」(象徴的な台詞)

「俺のメダルを勝手に使うな……!」

「俺のメダル……!俺のメダルだ!返せ!返せぇぇ!!」
(※オーズの下半身を執拗に攻撃しながら)

「覚えてろ!」
(※メダルを取られて敗走時に)

(頭を撫でながら笑顔で)
「お父さん、悪い奴いっぱいやっつけてすごいな!」

「二対一は卑怯だろ!」

「セルメダルも大量に集めれば、コアメダルに匹敵する」(※この後オーズにフルボッコにされ大量のセルを吐き出す)

「むぅ…」←ドラムの側からニョキッと登場

「復活して俺より強くなっても困るから、メダルこのくらい抜いとくか」←独り言です

<「このままじゃ済まさん……」

(アンクに助けられて)
「ふん、俺の実力だ」

「待てゴルァ!」(※その後落とし穴にはまり、手榴弾で黒焦げにされる)

「お前が持っていたのか!」

「完全復活を舐めるな…!」

「虫けらが」←鏡を見て下さい

「俺の天下だ…!」

「今までこんな奴らに手こずっていたとはなぁ…」←ベンチに座る

「俺は暴走する気はないっ…!」← 

「よせと言っている!」
(※逃げていたのに何故か向かっていく)

「俺は…俺は嫌だぁ!」

(ウヴァの怯える声)

「やめてくれ…誰か、助けてくれ……」←そして……




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