サイバーエルフ・エックス

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サイバーエルフ・エックス - (2019/10/02 (水) 00:15:12) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/05/02(月) 04:05:54
更新日:2024/04/14 Sun 21:15:10
所要時間:約 4 分で読めます




「キミに…この世界を任せたい…」




ロックマンゼロ』シリーズに登場する謎のキャラクター。


Cyber-elf X

Unknown X(アンノウン・エックス)とも呼ばれる謎のサイバーエルフ
声優は水島大宙(ドラマCD)。



ロックマンゼロ
主人公ゼロを古くから知っているような素振りを見せ、OPのボス戦でゼロにゼットセイバーを投げてよこす。
何故セイバーを彼が持っていたのかは謎だが、「それは元々キミ(ゼロ)の物」と言うあたりゼロに関わる重要なキャラクターだということを匂わせた。

ゼロがネオ・アルカディアに乗り込もうという時にはサーバーハックに手こずるレジスタンスに代わってプロテクトを外してくれる。
この時サイバーエルフになる前のレプリロイド体の姿がぼんやりと現れ、神父のような衣装を纏った青いレプリロイドであったことが判明する。
その姿は誰かに似ているような気がしないでもない。









そしてついに明かされるその正体。
彼は百年前に戦友ゼロと共にイレギュラー戦争を戦った英雄、なんと伝説の英雄・ロックマンXその人であった。


なぜか一人称が「ボク」になって性格もより角が取れていて、エックスよりもむしろ初代ロックマンに近いキャラクターとなっている。

ちなみに企画段階では彼自身がラスボスとなる予定だったが、Xシリーズも進行中だったため「別作品とはいえ、主人公をラスボスにして倒してしまうのはいかがなものか」という事で彼の代わりに模造品が用意された。

ゼロ対エックスが見たいならロックマンX5のプレイを推奨。


エンディングにてゼロが眠りについてからの永い年月を一人きりで戦い続けてきたと言っているため、ロックマンゼロの歴史にアクセルは登場していない様子。
それを理由に「もう少し休ませてほしい」と言い残してゼロを敵の大群の中に置き去りにした。



ロックマンゼロ2
変わらずゼロやシエル達レジスタンスのサポートに回る。

かつて妖精戦争が終結したのち、その元凶の一つ《ダークエルフ》をネオ・アルカディアに封印。その鍵として自分のオリジナルボディを使ったために今のようなサイバーエルフ状態となった事が明かされた。

しかし力を求めて暴走したエルピスによってエックスのオリジナルボディは破壊され、封印していたダークエルフも開放されてしまう。


ちなみにエックスのボディはキャラデザの中山徹(鉄乃巨刃)氏本人がガレキのパッケージ用に描いている。




ロックマンゼロ3
スペアボディだからと偽物扱いされるゼロに「確かにそのボディはコピーだけど、その体に宿るキミの魂は間違いなく本物のゼロのもの」と言ってその勇気を支えた。
事実、オメガが『本物のゼロの身体にバイル製の魂が入った』代物なのに対して、『コピーボディに本物の魂が入った』存在なのがゼロ。


ゼロとオメガが戦うに当たって、サイバー空間で生死の境にあった元四天王に召集をかけ、親友に最後の希望を託し、ゼロのオリジナルボディをゼロ本人に両断させた。


永らくゼロたちを支えてきた彼だが、ゼロ3のEDでサイバーエルフの姿を保つだけの力が残っていない事を告白する。
永きに渡って戦い抜いた伝説のロックマンXは、この世界をゼロとハルピュイア達に託して忠義の人と共に安らかに消えていった。










後の時代で再び復活。
ライブメタル・モデルXとして『ロックマンゼクス』で今一度の活躍を見せる。
オリジナル・エックスのデータを基に造られたためエックス本人ではないが、コピーエックスMk-3とかではない。
声優はゼロシリーズのドラマCDと同じく水島大宙氏。

他のライブメタルと力を合わせるダブルロックオン能力でプレイヤーは様々な姿になれる。
が、『アドベント』では彼の上位互換能力を持つライブメタル・モデルAが登場したせいで有り難みが薄れてしまった。
ただし、二段階目のチャージを二連続で撃てることから単純な火力はモデルAより高く、差別化ができていないこともない。
また、ライブメタルの出力を一時的に高めて攻撃力上昇・属性付加を行うOISは各ライブメタルの単体ロックオンでは使えず、モデルXとのダブルロックオンでのみ扱える事から、エックスの特徴である高い拡張性も引き継いでいる事が伺える。



「キミに…この項目を任せたい…」



画像出典:ロックマンゼロ、HARVEST-WKS(2008/08/01 及び 2008/12/16の記事)
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