ランチの女王(テレビドラマ)

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ランチの女王(テレビドラマ) - (2020/04/12 (日) 11:54:09) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/05/02(月) 20:05:57
更新日:2024/02/12 Mon 05:06:54
所要時間:約 4 分で読めます





「涙とともに食べた人でなければ、
人生の味はわからない。」
ゲーテ

ランチの女王は2002年夏にフジテレビ系列で放送された連続ドラマ。放送当時から人気があり、今でもたまに再放送されている
洋食屋「キッチンマカロニ」を舞台にそこで働く人々や食べにくるお客さんとの交流や、麦田なつみと鍋島四兄弟との恋模様を描いたハートフルなラブコメディである。

キャストは主演の竹内結子を始め、妻夫木聡、江口洋介、堤真一、山下智久、山田孝之、伊東美咲、瑛太など今では考えられない豪華キャストが務める
余談だがブンシャカこと上地雄輔もチョイ役で出演している


◆ストーリー
ランチを生きがいとする麦田なつみはひょんなことから洋食屋「キッチンマカロニ」で住み込みで働くことになる。鍋島権造とその次男勇二郎、三男純三郎、四男幸四郎の他に見習いのみのると共に働いていく。

何と言うかエロゲみたい…


◆登場人物/演者

麦田なつみ(23)/竹内結子
「ランチの女王です!」
主人公。健一郎に頼まれ婚約者の振りをしてキッチンマカロニに訪れる。逃げ出した健一郎を待つと言う理由でキッチンマカロニで住み込みで働くことに。
ランチが大好きで自作のメモ帳まで作っている。性格は明朗快活。1番の好物はオムライス
0を一つ間違えちゃうドジっ娘。悪いのは勇二郎だけどね!
暴走族も一目置く房総半島を仕切る不良だった過去があり、麻薬の運び屋として捕まった前科がある。得意技のドロップキックは「巨体マサミツの肋骨を折った」と伝説化しており高度も威力もかなりのもの。


■鍋島一家
父、権造とその息子4人でなる男所帯。妻には先立たれている。

鍋島権造(62)/若林豪
「今日のデミは最高だ…」
鍋島兄弟の父。寡黙で質実剛健なコックで30年間キッチンマカロニを変わらず営業してきた。なつみの嘘には気づいているような様子だったが、大事な嫁として警察から守ったこともある。
中盤で帰らぬ人となり、伝統のデミグラスソースは純三郎が受け継ぐことになる。

鍋島健一郎(34)/堤真一
長男。五年前に店の改築資金500万円を盗んで逃げた。
第一話でなつみを婚約者と偽って伴ってキッチンマカロニに帰ってくるが、勇二郎との勝負に負けて再び店の金を持ち逃げして逃亡。
終盤でも再び現れて騒動を巻き起こす。最終回でもチラ見せ登場。

鍋島勇二郎(31→32)/江口洋介
「今度出て行ったらウサギ3だ!」
次男。長男に代わり店を仕切る。主にメインの肉料理やオムライスなどを作っていたり、帳簿をつけていたり大黒柱的存在。
物語が進むにつれ、なつみに好意を抱くようになる。暴力的で乱暴だがその実押しが弱く繊細な性格。テストやゲームなど審査みたいなことが好き。
キッチンマカロニの料理にはこだわりを持っているが、間違って大量に仕入れてしまったジャガイモを処理するためにヴィシソワーズを作るなど柔軟な発想もできる。

鍋島純三郎(23)/妻夫木聡
三男。長男、次男と違い、キッチンマカロニで働くことに生きがいを感じている純粋な男。
勇二郎と違い思い立ったら真っ直ぐな性格で、なつみのことも出会った頃から好きだった。父に代わりデミグラスソースを引き継ぐことになる。

鍋島幸四郎(18)/山下智久
「もしくは、おれ?」
四男。女にモテるリア充。あることがきっかけでコックを目指すようになる。美味そうなババロアやケーキを作ってその才能の片鱗を時々見せる。


その他の人々

牛島ミノル(18)/山田孝之
住み込み見習い。一人称は「自分」。実直で真面目な性格。すいかは塩をかけて食べる。
なつみと同じ高校に通っていたことがあり、不良に顔が利くなどそれなりにやんちゃしていた模様。

何この店、イケメン大杉…


塩見トマト(25)/伊東美咲
八百屋「塩見」の看板娘。純三郎のことが好きでなつみに嫉妬するが、後にミノルと付き合うことに。名前ェ…
今では貴重な伊東美咲のビキニ姿が見れるのはランチの女王だけ!

川端守(46)/田窪一世
キッチンマカロニの通いのコック。通称「バタさん」。妻子持ち。健一郎や勇二郎の幼いころを知るなど古株。

矢崎修史/森田剛
なつみの元彼。裁判所から逃走し、自分を裏切った薬の売人を半殺しにして回っている。なつみが手も足も出ないほど強い。


ランチの女王と言うだけに作中では様々な料理が登場する。
オムライスチキンライスで包み、デミグラスソースをたっぷりかけたもの。スプーンで割れば中からとろ~り卵に絡んだチキンライスが…。
      なお主人公のなつみの好物という設定のためか、作中ではいろんなタイプのオムライスが登場する。
カレーライス…ブイヨンを使って作る欧風ビーフカレー。たっぷり炒めた玉ねぎの風味が画面越しにも感じられそうな一品。
ハヤシライス…秘伝のデミグラスソースをベースに、煮込んだ牛フィレ肉と玉ねぎ、マッシュルームが際立つスタンダードなハヤシライス。
ハンバーグ…やわらかジューシーな合挽き肉に、これまたたっぷりかけられたデミグラスソース。おかわりしたライスにデミグラスソースをかけて食べる描写がまた何とも。
カツサンド…キッチンマカロニの定番弁当。キッチンマカロニの場合はビーフカツレツが伝統だが、作中ではポークカツレツでも作られた。
ヴィシソワーズ…じゃがいもの冷製スープの事。ミスで大量に仕入れてしまったジャガイモの処理のために作られた。
        牛乳と生クリーム仕立てではあるが濃厚でありながらさっぱりとした風味が、特に暑い時期に好まれる。一度食してみてください。
ビーフカツレツ…フィレ肉を狐色に揚げ、デミグラスソースを絡めて食す。
ババロア…幸四郎が勇二郎の誕生日にさらりと作ったもの。
人参ケーキ…同じく幸四郎作。非凡な才能を感じさせる。
などなど美味そうな料理が目白押しである。余談だがレシピ本が出版されている。


追記、修正は洋食屋でランチを食べたくなった人がお願いします。

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