登録日:2011/05/27(金) 15:38:54
更新日:2024/01/16 Tue 17:59:04
所要時間:約 4 分で読めます
トイレの花子さん
古くから言い伝えられている幽霊
有名になったのは近年だが、この噂は戦後間もない頃から既に有った。
口裂け女や人面犬と言った都市伝説に数えられることも
■花子さんの呼び出し方(出会い方)
トイレの3番目をノックし、「花子さん」と呼ぶと「はぁい」と返事が聞こえてくる
おそらく、一番有名なものだと思われる
追加的な要素として
「遊びましょ」と誘う
時間が決まっている(午前2時など)
花を持って行く(他には、鏡、おもちゃなど)
ノックの仕方が決まっている(3回、2回、3回と順番に叩くなど)
3番目が、奥からなのか手前からなのかも地域で違う
誰もが一度はやったことだろう。
主に小学生時代から突然話題に上がるが、花子さんが小学生であり、小学校に現れるためである(推測に過ぎないが)
■花子さんの死因
これもまた諸説あり、解釈も様々である
原因はいじめが多い
いじめっ子に仕返しするために学校に現れる
または、成仏できず現れる
変質者にトイレに連れ込まれ…
誘拐されて…
一人が寂しいから学校に現れるようになった
学校にも行けずに病院、または家にこもりっぱなし
生前遊べなかったので、学校に現れる
なんでトイレに?との声も
トイレが開かなくなる
自分だけ怖い目に合うなんて許せない→見境なくなる
寂しくて仲間を作ろうとする
病死と理由が同じで、遊びたくて出てくる
戦争を怨んで…というのはあまりない
挙げたものは、あくまで一例でまだまだあるらしい
要するに、本当のことはわからないってこと
■出会うとどうなるか?
関西方面などでは足を切り取られるなどがある。
東北地方などではトイレに引きずりこまれるなどがある。
あまり良いことは起きないのが通説だが、中には願いが叶う。なんてとこもある
しかし深く考えてみるとこのような話はなぜ長期により伝わってきたのか、なぜ全国的且つ突然学校に広まるのか
オカルトが廃れた時代に残る過去の遺産か
まぁ日本には古くから『加牟波理入道』や『厠神』と言った、トイレに住む妖怪が居た。
うんちする時の体勢ってちょっと不安だもんね、分かる…よ?
■色んな花子たん
- コックリさんみたいにノックの回数でイエスかノーと答えてくれる。
- 東京都足立区のとある小学校では体育館にも。ブルマ…じゅるり…
- その体育館を四十回回って「花子たん☆」と喚ぶと返事が返って来て、「おいちゃんとあそぼぉ☆」と喚ぶと「うん、何してあそぶ?」と返って来る。ふひひ…おいたたんごっこ☆
- 昭和二十三年、岩手県和賀郡黒沢尻町の小学校では、体育館裏の共同便所、奥から三番目のトイレに出たとか。
尚、最初の説明は上記した物から来ているらしい。
現存する妖怪、
水木翁曰わく、『花子たんは妖怪より幽霊ととらわれがちだが、加牟波理入道やらを考えると、憑神に近いだろう』との事。
これと同様に、元々は道教におけるトイレの女神・紫姑神が日本に伝来し時代が下るにつれて零落した存在ではないかとも言われている。
■創作物としての花子さん
映画、
アニメ、
漫画、ドラマ、小説、ゲーム、現存する全ての媒体で作品化されていると言っても過言ではない
主役だけでなく、脇役、ちょい役、パロディでも出番は多い
それぞれでそれぞれな解釈の花子さんが登場するもんだから、余計に正体不明になってしまったのかもしれない
困った時に、花子さん
日本人なら知らない人はいないくらい有名なので、会話に困った時に花子さんはどうだろうか?
世代を超えて愛される花子さんなら、先輩後輩、上司も部下も大人も子供もおねーさんも、もちろん幼女にも、どんな相手でも共通の話題になることだろう
そうすれば…一人寂しく死んでしまった花子さんも喜んでくれる
…かもしれない
wikiこもり「花子さぁん!」
花子さん「追記、修正しろゴラ」
- ロッカーの花子さんってあったよな。ドラマで。 -- 名無しさん (2014-02-23 22:32:34)
- トイレの玉子さん -- 名無しさん (2014-05-05 21:06:41)
- 学校の怪談と同時期にトイレの花子さんって映画があったけど、そっちは連続殺人事件の犯人が花子さんかもしれないって噂になって、美少女転校生が花子さんと疑われていじめに遭い…って話でサスペンス寄りだった。 -- 名無しさん (2014-05-05 21:28:26)
- 神奈川には男の子の「トイレのヨースケくん」がいるらしい。 -- 茶沢山 (2014-05-06 13:08:27)