登録日:2010/03/29(月) 01:49:19
更新日:2023/08/10 Thu 13:58:12
所要時間:約 6 分で読めます
レーベル:
電撃文庫
著者:高橋弥七郎
イラスト:
いとうのいぢ
既刊25巻(本編全22巻、短篇集3巻)
【あらすじ】
新学期が始まったばかりの高校生・坂井悠二は、いつものように “日常”を生活していた。だが、彼はある日突然、“非日常”に襲われる。人の存在を灯(あかり)に変え、その灯を吸い取る謎の男、フリアグネに襲われたのだ。
悠二の“日常”生活は壊れた。しかし同時に、彼の前に一人の少女は現れた。少女はフリアグネから悠二を護るため、悠二のそばで生活を始める。悠二は感謝を込めて御礼を言うが、少女はこう呟く。
「おまえは、もう『存在していない』のよ」
自分はすでに死んでいる!? 存在亡き者、悠二が考え、思うこととは……!?
奇才・高橋弥七郎が贈る、奇妙な学園ストーリー!
(『灼眼のシャナ』より)
【主な登場人物】
◆
シャナ
CV:CD
堀江由衣 / アニメ
釘宮理恵
主人公&ヒロイン。
紅世の王“天壌の刧火”アラストールと契約し、『炎髪灼眼の討ち手』という称号をもつフレイムヘイズ。
フレイムヘイズの特性故か合法ロリ(?)。
とりあえず
「うるさいうるさいうるさい」
◆
坂井悠二
CV:CD 森田成一 / アニメ
日野聡
もう一人の主人公。
ただの道具であるトーチだが、ミステスでもあったためエラいことに。
基本へたれ(日常も恋愛も)。ただやるときはやるので、その点はアラストールも認めている。
◆
アラストール
CV:CD
大塚明夫 / アニメ 江原正士
真名は“天壌の刧火”。
前述のシャナと契約している紅世の王。
シャナとは父であり兄であり友でもある程の信頼関係である。
普段はシャナが首から掛けているペンダント“コキュートス”を介して自らの意思を表出している。
◆吉田一美
CV:CD 佐藤朱 / アニメ
川澄綾子
ヒロイン?
悠二の高校でのクラスメイト。
悠二のことが好き。番外では黒化する。通称「黒吉田さん」。
普通の一般人だったが…。
◆佐藤啓作
CV:アニメ 野島健児
悠二の高校でのクラスメイト。
クラスではムードメーカー的な存在。
田中栄太、緒方真竹とは中学校からのつきあい。
普通の一般人だったが…。
◆田中 栄太
CV:アニメ 近藤孝行
悠二の高校でのクラスメイト
佐藤啓作、緒方真竹とは中学校からのつきあい。
普通の一般人だったが…。
◆緒方真竹
CV:アニメ 小林由美子
悠二の高校のクラスメイト。
佐藤啓作、田中栄太とは中学校からのつきあい。
◆池速人
CV:CD 笹田貴之 / アニメ 野島裕史
悠二の高校のクラスメイト。
悠二とは中学校からのつきあい。トーチとか言わない。
◆坂井千草
CV:CD 皆口裕子 / アニメ 櫻井智
悠二の母。
これぞ母親と言えるぐらい理想の母親。
アラストールも信頼するほど。
◆フリアグネ
CV:CD 松風雅也 / アニメ 諏訪部順一
真名は“狩人”
御崎市を拠点としている紅世の王。
あることを企んでいるが…。
まぁ、本編読めばわかるがこの人は変態、ある意味清々しいかもしれんぐらい。
【用語】
作品内において、万物が存在するために必要なエネルギーのようなもの。
万物はこの存在の力がなくなると、存在そのものがもともとこの世界にはなかったことになってしまう。
例:Aさんが存在の力によって消えると、Aさんの記憶がある人はAさんに関する記憶を失ってしまう。
徒(ともがら)と略されることが多い。
簡潔に説明するなら紅世という異世界に住む異世界人。
人間達が住む世界(この世)には短時間しかいられないために“存在の力”というエネルギーを補給するために人間を喰う。
紅世の徒の中でも特に力の強い者が呼ばれる。
本来、徒達が住んでいる場所。
紅世の王が異能の力を与えた元人間のこと。
紅世の徒に『同族殺しの道具』や『討滅の道具』と揶揄されている。
紅世の徒やフレイムヘイズが自身や周りの存在の力を用いて本来あり得ないことを起こす術。術を起こす陣などを自在式と言う。
紅世の徒やフレイムヘイズが用いる特殊な道具。
宝具によって様々な効果がある。
存在の力を喰われた人間の残り滓から作られた代替物。
存在が突然無くなると“歪み”が発生するので、それを和らげるために用いられる。
宝具を宿したトーチ。
基本的にはトーチとなんら変わりはないが、宝具によって様々な能力を用いる。
ここまで読んでわかるように登場人物等々、一巻の内容で書いている。
これは読んでない人への配慮なんかでなく(多少あるが)、
単純に書き切れないから
である。
作者の高橋、内容濃くするのはいいが、凝りすぎ。
シャナが戦闘時に便利なコート『夜笠』を取り出すが、この『夜笠』の設定を濃くしようとして担当に「これ以上は…」と止められたほど。
とりあえず、フレイムヘイズや紅世の徒、宝具を別に項目立てた方が無難。
また、漫画化やアニメ化はもちろんのこと、ゲームもあり映画化もした。
作画:笹倉綾人で『月刊コミック電撃大王』で2005年4月号〜2011年10月号まで連載。
原作の4巻まで掲載。
コミックス偶数巻の書き下ろし「漫画版灼眼のシャナたん」では、シャナたんは猫耳が付いてます。
また、原作]巻が元の『灼眼のシャナX Eternal song -遥かなる歌-』が作画:木谷椎で『電撃「マ)王』増刊「電撃黒「マ)王」(季刊)にて、2007年9月19日 (vol.1) から2009年 (Vol.9) まで連載。2009年10月より本誌『電撃「マ)王』に移籍し、それに伴い掲載も月一に変化。
第一期が2005年10月から2006年3月まで全24話。
二期の前にOVAが一本。
第二期が『灼眼のシャナII (Second)』として、2007年10月4日から2008年3月28日で全24話。ちなみに、「II」は「ツー」ではなく「セカンド」と読む。
再びOVA決定。
2009年10月23日にOVA『灼眼のシャナS』が販売開始。全四巻。
因みに第二期を流したのはMBSとTBSだった(一期はいつもの面々)。
第三期が『灼眼のシャナV(Final)』として2011年10月から2012年3月まで放送。
いずれの作品もOPは前期は
川田まみ、後期は
KOTOKOが担当した。
第二期はEDも担当、第三期は順序を逆にした。
ゲーム
PS2とDSがある。
私は持ってないので、詳しい方誰かお願いします。
映画
3本立てロードショー「電撃文庫ムービーフェスティバル」の1作として2007年4月21日より公開。
同時上映は『
キノの旅』と『
いぬかみっ!』。
シャナ「悠二、さっさと追記・修正しなさいっ!」
- 最高のラノベ。 また因果のどこかで会いたい。 -- 名無しさん (2013-08-30 20:05:30)
- 生まれて初めて手にした一番好きなラノベだなぁ -- 名無しさん (2013-08-30 20:54:04)
- 悠二がクリスマスイブにシャナのもとへ向かおうとするとこまでは読んだんだけど、そっから心が折れて手に取らなくなったなぁ。もしかしてもったいないことをしたのだろうか。 -- 名無しさん (2014-01-28 21:29:26)