なみのり(ポケモン)

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なみのり(ポケモン) - (2016/02/29 (月) 21:48:50) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/07/25(月) 23:01:04
更新日:2024/01/04 Thu 21:50:27
所要時間:約 5 分で読めます



ザアァーン……





ズドドドドッ!!!!







水の上も、

泳いで進める。















なみのり

タイプ:みず
威力:95
PP:15
命中:100
分類:特殊/非接触
効果:通常攻撃

大きな 波で 自分の
周りに いるものを 攻撃する。


ポケットモンスターシリーズに登場する技の一つ。


じしんにせまる95もの威力に加え、100という安定した命中を持つ、みずタイプの超定番技。

タイプ相性で無効化されることも無い(特性除く)為、みずタイプのポケモンならとりあえずこれ入れとけばだいたい大丈夫。

対戦をやらない人でもストーリーで超お世話になる為、ポケモン経験者でこの技を知らない人はまずいないだろう。

なんたってこの技が無いとストーリーが進まないのだから。
ただしBWは比較的そうでもない


この技の最大の利点は覚えさせやすさにある。

初代から一貫して、ストーリー上で貰える“ひでんマシン03”でこの技を覚えさせられるのだが、
ひでん技故にレベルアップで覚えるポケモンがいないにもかかわらず殆どのみずタイプ+αが習得できる。

というか、なみのりを覚えないみずタイプはコイキングやアメタマのような進化前ポケモンぐらいである。
他にもみずタイプのひでん技として「たきのぼり」、バージョンにもよるが「うずしお」「ダイビング」があり、
これらを1体のポケモンに集約させて秘伝要員にしているトレーナーも多い。

それでいて先述したように、追加効果こそ無いものの優秀な性能を誇る融通の効く技。

ただ一つ欠点を上げるなら、100にギリギリ届かない故に威力不足を感じやすい点ぐらいか。

ただし、ダブルまたはトリプルバトルでは一転して使いにくい技に。
第4世代以降は味方のポケモンも巻き込まれる全体技に変異し、威力が減少。
さらに無差別に攻撃するという性質上、相手ポケモンに貯水持ちなんかいたら撃ちにくくなってしまう。
それゆえ命中率に難があり習得にもかなり高いレベルを必要とする「ハイドロポンプ」を選択することも増えている。
あの利便性はどこへ……


なみのりの歴史

  • 初代
サファリゾーン最奥のトレジャーハウスでひでんマシン03が貰える。
波乗り時のグラフィックはパウワウのような姿。
バグで一部の石像の中になみのりで入れる。


  • 第2世代
水上のグラフィックがラプラスに似た形になる。
使える色に制限が多い世代であり、主人公が男だと服の色に合わせた赤いラプラスになる。

また、バトルで使うと画面が水でいっぱいになる。

……屋内で使ったらどうなるんだろう


  • 第3世代
マップ上ではホエルコのような生物に主人公が乗り込む。
また、この世代から水上で釣りができるようになった。

コンテストで使用した場合、4点のうつくしい技となり、これまた使い勝手が良い。

バトルではいかにも波らしい波が敵に向かって押し寄せる。
因みに、エフェクトの時間が最も短い世代でもあった。

ダブルバトルでは敵2体のみに攻撃できた。

広大な海を擁するホウエンはなみのり好きの聖地。


ルビー・サファイアでは、ダート自転車使用中に特定の動作をすると陸上で波乗りが発動できた(通称“陸乗り”)。
因みに走ったり自転車が使えない道をすいすい進むことができる。


  • 第4世代
この世代から味方を巻き込む全体攻撃に変化。
また、バトレボでのエフェクトは迫力満点である。

水上グラフィックはなんかよく分からない生物に主人公が乗るというもの。
ダイヤモンド・パールでは走行速度が異常に遅くイライラさせられたが、プラチナ以降は改善された。

タッグパートナーのポケモンをなみのりで押し流したのはいい思い出。

また、かの有名な「なぞのばしょ」関連のバグで使ったのを覚えている方も多いだろう。

  • 第5世代
技の仕様について特に変わった所は見られないが、技エフェクトの迫力が格段にアップ、水上走行中に水飛沫が上がる等、ビジュアル面で強化された。

また、現段階では唯一マップ上で使わなくてもクリアが可能である唯一の世代でもある。

  • 第6世代
特殊攻撃技弱体化のあおりで威力90に微減。それでも相変わらず汎用性は高い。
水上移動時は影の上に乗るが、XYではラプラスのみ、ORASではサメハダー(釣竿が使えない代わりにスピードアップあり)・カイオーガ・ホエルコに専用グラフィックが用意されている。


『なみのり』をした瞬間、何処からともなく水が溢れだし、グラフィックとは比べ物にならない迫力で水が迫り、どっかへ消えてゆく。
ポケモンスタジアムを代表する派手な演出である。




改めて、この技を使う度に誰しもが思うだろう。

街中や狭い場所で使ったらどうなるんだろうと……

そして、主人公より体格の小さなポケモン(ニョロモ、タッツー等)にも乗れる鬼畜仕様。


↓一例



ケンタロスやニドキング等、コイツなみのりできるのかと疑問に思うポケモンもいる。
サイドンにいたっては水4倍だが大丈夫なんだろうか。



  • アニメ
アニメでは、基本ひでんマシンは無いようなもののように扱われている。

小さいポケモンで泳ぐ時は、水ポケモンにトレーナーが掴まって進んだり潜る形になっている。
ミュウツーの逆襲のヒトデマンとかゼニガメとかがいい例。

大きいポケモンだと、背中に乗るのが基本姿勢。
ラプラスとかカメックスが例。


作中で明確に「なみのり」という技が指示されたのはDPのタッグバトル大会の時のみである。
サトシシンジの対戦相手のサイドンが使用しており、ポケモンスタジアム同様何処からともなく水が溢れだし、波の頂点にサイドンが立った状態でサトシのピカチュウとシンジのヒコザルに迫っていた。
ちなみにその際サイドンのパートナーのブーバーは「まもる」で自分へのダメージを防ぐというアニメらしからぬガチな連携を取っていた。



とりあえず、ラプラスに乗って誰も知らない物語の続きでも探してみてはどうだろう?




以下なみのりが使える意外なポケモン一覧

  • ピカチュウ-ライチュウ※
  • ニドクイン
  • ニドキング(さすが技のデパート!)
  • ベロリンガ-ベロベルト
  • サイドン-ドサイドン(水に弱いのに!?)
  • ガルーラ
  • ケンタロス
  • ゴンベ-カビゴン(…デブは水に浮くのか?)
  • オタチ-オオタチ
  • ニューラ-マニューラ
  • ミルタンク
  • バンギラス
  • ジグザグマ-マッスグマ(アライグマ?)
  • バクオング
  • マクノシタ-ハリテヤマ
  • ボスゴドラ
  • ラティアス、ラティオス(水の都の護神)
  • レックウザ(実は水陸両用)
  • ラムパルド
  • ガブリアス
  • アルセウス
  • ハーデリア-ムーランド(救助犬スキル)
  • オノノクス
  • クマシュン-ツンベアー(さすが白熊)
  • クリムガン
  • バッフロン(Buffaloは水牛という意味)
  • サザンドラ(あのゲーチス様のも取得済み!!)


怪獣・牛系ポケモンは伝統的に使用できる模様。
※ポケモンスタジアムの景品や過去の配信など特別な方法でのみ使える。サーフボードに乗る所謂波乗りピカチュウ



追記・修正は陸乗りが成功したらお願いしまゴォォゴォォゴォォ ブバーブバー ブバーブバー(初代)

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