もんむす・くえすと!

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もんむす・くえすと! - (2015/03/19 (木) 00:23:50) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/01/10(火) 19:09:19
更新日:2024/01/11 Thu 11:10:45
所要時間:約 5 分で読めます






制作:とろとろレジスタンス
絵:frfr 健康クロス 人外モドキ 瀬戸内 その他多数

2010年「もんむすくえすと! 前章~負ければ妖女に犯される」
2011年「もんむすくえすと! 中章~負ければ妖女に犯される」
2013年「もんむすくえすと! 終章~負ければ妖女に犯される」
2015年「もんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG」


■ストーリー
イリアスヴィルという村に住む少年・ルカは、亡き母の遺言もあり勇者を目指して日々鍛錬を詰んでいた。
女神イリアスに勇者として認められるための祝福を受けに行く際に村に現れたモンスターと戦うルカだったが、
なんとかモンスターを退け帰ろうとしたその時、突如凄まじい衝撃と轟音を聞く。
衝撃の方向へ行くと、そこにはぐったりと倒れているモンスターの姿が……。



・概要
モンスター娘と言うジャンルの最大手だった「モンスター娘百覧」の管理人、とろとろレジスタンス氏が制作したモンスター娘のゲーム。
(現在はゲーム制作に集中し、百覧自体の更新は停止中)

戦闘パートと行動パートがあるRPG風な同人エロゲ。
類似品がいっぱいあるので勘違いしがちだが、あくまでRPG「風」なので、行動パートは選択肢ありのビジュアルノベルを読み進めていく方式になっている。
ツクールゲーのようにルカさん自体を操作するパートは存在しない(ぱらどっくすは別)。

出てくるモンスターは全て♀である(この世界のモンスターは全て♀)のでモンスター娘は人間の男を襲ってくる。
当然主人公も容赦なく「あひぃ」される。
戦闘はターン制で主人公にはレベルがあるがイベントによりある程度固定。
行動もある程度自由だがだんだん難易度が上がるため、エロ無しでもなかなか楽しめる作品。
もちろんモンスター娘に負ければご褒b……B……AD ENDが待っている。
一応BADENDは全体のほとんどにマルチエンドがあり、頑張ればシチュエーションに応じて選べる
まぁ勇者たるものわざと負けてモンスター娘に……なんて不埒な人は居ないと思うが。

負けても救済策が設けられているため詰むことは無い……はず(サキュバス村やハーピー村から進行不能になった人はいるようだが)
行動パートにも一工夫加えられており、同じ人と話しても主人公の行動により内容が変わる

良質なシナリオや様々な絵師の素晴らしい絵もあり(無論好みはあるが)需要を拡大。
また当初は勇士による開発で行われていたが、中章よりついにシナリオをカスタムして共有する『外伝図書館』機能が実装され、
これにより無限の可能性とエロと僕らの夢が詰め放題となった。
公式サイトには変態紳s……もとい勇士の集う掲示板があるので、二次創作に寛容な紳士諸君は一度足を運んでみるといいだろう。

そして2013年、2年以上かけた大作は最後まで王道なシナリオとNO逆転によるルカさんのあひぃを貫き、完結した。

2014年8月現在、ローグライク要素を加えた新たなるもんむすくえすと『ぱらどっくすRPG』が製作中。
体験版も公開中で、それすらなかなかのボリュームを誇る。


主要人物
勇者を目指す少年。そして一部の大きいお友達の嫁、または真ヒロイン(かもしれない)。特技は斧射精。通称「ルカさん」
旅をして成長するタイプの本シリーズの主人公。女神イリアスを信仰し魔王を倒すべく旅に出る。
最初は実力が伴わず未熟だが、内に秘めたポテンシャルはかなりのもの。
長い道のりの間に、着々と漢度を増しつつり、上条さんばりの説教戦法すらやってのけるまでになる。
その一方でバトルに負けた時の展開は序盤はもちろんとして終盤まで通して安定のヘタレっぷりで、
さっきまでかっこよく啖呵切ってたのに即堕ちあひぃなパターンもしばしば見られることになる。
そのギャップもまたルカさんのルカさんたる所以と言えよう。
人と魔物の共存する世界を目指しているが、その思想は彼の信仰するイリアスの教えと真っ向から対立するものであり、
作中でも幾度となくその矛盾に直面することとなる……。
長い長い旅の果てに、彼が選んだ道とは……。
職業はニセ勇者→???→真の勇者

  • 魔王(CV???)
モンスターを率いて人間に全面戦争を宣告してきたモンスターの親玉。
その力は並み大抵の人間では敵わず、傷一つつけることすら難しいらしい……。
その姿を知るものは、魔物の中でも極僅かしかいない。


ルカが倒れている所を助けた(?)モンスター娘。自称「旅のグルメ」。
ルカに興味を抱き、旅に同行する。メインヒロイン。
おそらくモチーフは「ラミア」か「エキドナ」。
上半身が人間に近く下半身が蛇というラミア体型をしている。が、一応人間の姿を取ることも可能。
何かをやりとげたいい顔で鍋を破壊するほど料理は苦手だが、そのくせグルメ。
「うっ……ウザっ」
「……エロめ」

↓最大のネタバレ↓
ってか魔王




創世の女神とも言われ多くの人間に信仰される女神。
ことあるごとにルカの精神に呼びかけ冒険のサポートをする。
モンスター娘に負けた時には、彼女に罵られるご褒b……反省会が待っている。謹んで聴くように。
{最低でも齢1200はすぎているBBAであ(ry)

注意深く反省会を観察すると、ある共通点を持つ魔物に敗北した場合のみだが、幾度か彼女の態度が明らかに違っている回がある。
それが意味することとは……。
以下ネタバレ↓
反省会の内容で薄々気づいたファンも多かったが、この女神こそが全ての元凶であり、真にルカが戦うべき敵。
魔物は唾棄すべき存在としか見ておらず、本性は意に沿わぬなら人間ですらどうでもいいと思っている外道。
なお、この本性が判明した後の初めての反省会では、
ルカ(というかプレイヤー)のいきり立った態度に「作中のドブ川イリアスとは別人」「自分はイリアスの良心」と弁明する。

ちなみに終章の時点ではイリアスにとってルカは邪魔者なはずなのに適切なアドバイスを送り、
挙句我が子同然であるはずの天使たちにすら自身が忌み嫌っている魔物娘たちにするようにボロクソ言ってたりする。
(前述の性格を考えればこの点は納得できなくもないが)。
一方で中章ラストの反省会ではさりげなくバッドエンドへ誘導してたりするので、
実は中章までが作中のイリアスで、終章から別のイリアスになったのかもしれない。

最も最後の最後にそれすらも演技であったことが判明するのだが。

四天王
魔王に仕える四人の幹部。 いずれも極めて高い能力と、厚い忠誠心を併せ持つ。
冒険の中で、ルカの前に何度も立ちはだかる作中でも最強格の存在である。
イベント自体の良さやそれぞれの魅力あるキャラクターにより、搾取されながら果てるファンが絶えない。


四精霊
アリスの助言で、四天王との圧倒的な実力差を埋めるべく力を借りることになる四体の精霊。
大陸各地に存在し、それぞれが火、水、風、土の力を司る。
四精霊の力を借りるには彼女達に挑んで勝利しなければならないが、負ければもちろん……。


その他 
通称「残念なラミア」、それ以上でもそれ以下でも無い。
何が残念か? 見ればわかる。
残念すぎる姿の魔物なのに、なぜか普通に子供達からじゃれつかれていたり、街の人から慕われていたりする。
詳しくは該当項目参照

  • プロメスティン
ルカ達の行く手にたびたび姿を見せる白衣姿の謎の女性。
曰く、人類に火をもたらした存在らしい。
極めて優れた科学技術を持っているらしいが、その目的は……?

よく名前が覚えにくいとネタにされていたが、
終章にてめでたく「わかめ博士」なる素敵なあだ名がつくこととなった。

  • ハインリヒ
500年前に暴虐の限りを尽くしていた当時の魔王を打ち倒し、世界に平和をもたらした伝説の勇者。
世界中の勇者及び見習いたちの憧れの存在であるが、魔王を倒した後に忽然と歴史から姿を消しており、その余生は謎に包まれている。


この項目に追記・修正したらどんなに気持ちいいんだろう……。




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