ルカ(もんむす・くえすと!)

登録日:2014/12/15 Mon 00:29:26
更新日:2025/04/17 Thu 17:17:45
所要時間:約 23 分で読めます





ルカとは、もんむす・くえすと!の主人公である。



ネタバレに溢れています。未プレイの方はご注意ください
※本編に登場しない設定が多いと思われますがとろとろ氏が質問回答で答えた内容等を参考にしています。某野球バラエティの補足のようなものだとお考えください。


「もんむす・くえすと!」作中において

勇者を志す少年。職業は「偽勇者」。
というよりもはやショタの領域で、身長も低め。アルマエルマあたりのシーンは犯罪臭がやばい。年齢は不明。
イリアスヴィル出身で、イリアス様の洗礼が受けられる日までは宿を営んでいた。後述の料理の腕前故か人柄故か、若い女性冒険者にも人気の宿だったようだ。

洗礼を受けるはずが行く道で倒れていた妙な妖魔を助けたことに加え、洗礼の際にイリアス様がなぜか降臨されないというアクシデントから彼の人生全てが狂い始めた。


「魔物と人間が手を取り合う平和的共存」の実現を望み、障害となる魔王討伐の旅に出る。旅のグルメも一緒に。



能力

最初は素人に毛が生えた程度の剣術しか使えず、最弱クラスのスライム娘相手に取った苦肉の策がただ闇雲に剣を振り回す「やたらめったら斬り」。
それにしたって有効打になったとは言えず、驚いたスライム娘が逃げただけである。
続くナメクジ娘戦でも粘液に阻まれて剣が通らなかったので、とっさの機転で塩をふりかけてどうにかした。
……と、とてもじゃないがこれから魔物の王を倒しに行く者の戦いとは思えない、情けなさ極まりない戦いを演じた。
修行はしていたようだが体力作りはともかく、剣の方はからっきしの成果だったようで全く身を結んでいなかったことがはっきりした。南無。


しかし、見かねた旅のグルメから稽古を受け、「魔剣・首刈り」を伝授された頃から飛躍的に剣の腕前を上げていく。
最終的に純粋な剣術の腕では伝説の勇者ハインリヒ、魔剣士グランベリアをも越える実質世界最強の剣士となった。
なお、魔剣技はともかく天使技である「閃殺」をかなり初期から使えた為、潜在能力としては最初から終章段階であったと言えよう。
だからといって聖素の副作用を考えれば魔剣技はむしろ生命線である。


堕剣エンジェルハイロウの扱いも上達していたようで、最終的には魔物や天使さえ完全消滅させることができたらしい。


剣術のみならず、運動能力や体捌きにも磨きがかかっていき、風と完全に一体となり、明鏡止水の境地に達した彼には並の者では触れることさえ叶わない。
中章の最後の時点で不意打ちの「神の裁き」を回避している。また、「エレメント・スピカ」を扱えているので格闘技にも適正があると思われる。


一人だけの力では限界があると考えたアリスにより、勇者の伝説に倣って精霊と契約をすることに。
血筋のせいもあるのか精霊との親和性、適正は非常に高く、時間はかかったものの(それにしたって急成長過ぎるが)四天王の教授の甲斐もあって
完全に力を引き出せるように。年季の分だけハインリヒには劣るが、最終的に「四精霊同時召喚」も可能になった為かなり近づいていると思われる。
契約したのが精霊信仰の大本である四精霊だったせいもあるのか、フル召喚時のルカはもはやチートに近い。
また、精神による所が大きい明鏡止水は(効果は落ちるものの)ウンディーネとの契約がなくても扱える。


ちなみに感覚派らしく、精神鍛錬の類は本人曰く苦手なよう。難しい理論もあんまり分かってないようだ。
特異な体質のせいか、アリスが精神集中の鍛錬として瞑想をさせた所、とある伝承の如く本当に傷が治ってしまうことが発覚。
これには流石のアリスも気味悪がっていた。


以前から催眠や睡眠状態にあると、寝ぼけた意識でありながらとんでもない戦闘能力を発揮することがあった。
その詳細は分からないままだったが、母親の正体を知り、無意識に理解していた半天使の力を明確に自覚。
故郷を無茶苦茶にされた怒りから形見の指輪が自壊。天使としての力が覚醒し、以降自発的に天使技が使えるようになった。
その多く、というか恐らく全部は母の遺伝。「明けの明星」を使えることが何よりの証拠である。
純粋な天使でない為、短時間で過度に天使技を使いすぎると聖素が体を浸食し、最後には石化してしまう。

なお、天使の力の詳細が明らかになるまでは単なる便利なイヤボーンくらいに思われており、
緊急時にはアリスが「催眠の魔眼」をかけて力を発揮させるというあんまりな扱いを受けていた。
昏睡(している方が魔物を)レイプ!偽勇者と化した先輩とか言ってはいけない。

最終的に一時的とはいえ創造神をも上回る力を手にした。大気圏を突破して宇宙空間でも戦闘が可能らしい。
が、命を削る天使の力はもとより、彼の異常ともいえる実力は彼の正義の心が燃えている時に限定されるため、
平時は全力の半分も出せないらしく、実際あっさり四天王に破れている。


まとめると剣術最強、天使技も使える上四精霊サポート全開と普通に戦うと手に負えない。特に土の力を使いこなすようになってからは、
ただでさえ当たらないのに当たっても大して痛くない半ば無敵状態。そりゃあ武術に長けた敵さんも快楽攻撃に切り替える。
あんまりにも強く意志も強固なため、天界勢は殺して輪廻の輪に戻すと同じように反乱してくるからと封印しにかかってくる。


料理

ついでに書いておく。宿を切り盛りしていただけあって料理の腕前はかなりのものらしく、旅のグルメことアリスが旅に同行する理由の一つとなった。
父の家系が宿屋だったので秘伝のレシピも多数あるとか。旅の途中でもレシピを開発していたらしい。
なんでも料理ベタな母に代わって独学で習得したそうな。



性格

良くも悪くも真っ直ぐな性格。純真で向上心旺盛だが責任感が強く、一人で思い詰めて暴走することも多々。
正義心の固まりとも言える程の熱血漢で、悪を見たら決して放っておけない。

襲ってきた相手には容赦はない(殺しはしない)が、話の通じる相手には友好的。主人公らしい熱い言葉で相手を説得する。
そんな性格故か魔物や四天王はおろか魔王や各国国王にすら信任される。

所謂ショタキャラ的なあどけなさはあまりない方で、アリスの勝手気ままな発言に対してはずけずけと毒づくことも多い。

  • 例(1)
ルカ「お前ここ(サバサの町の牢屋)に強引に居座ってるんじゃないか……」
アミラ「ここにいると三食が出てくるの」
アリス「なんと、それは興味深い。ルカ、我々も少しここに入ってみないか?」
ルカ「一生入ってろよ。自分一人でな。」

  • 例(2)
アリス「ところで王よ、余は腹が減っておる。」
ルカ(うわぁ出たよ……一番働いてない奴が恩に着せてたかる気だ。)

また、サキュバスという単語に少なからず憧れを抱いているようで、「自分はサキュバスの村から来た」と語る老婆に出会った際には「このおばあさんがサキュバス!?」と驚き、あくまでもサキュバスの村に住んでいただけの人間と知った際には「よかった。こんなおばあさんがサキュバスだとしたらロマンがない」などと胸をなでおろしていた。
割とこういう所はちゃんと男の子しているのである。

一方で、母親を早くに亡くし、父親も不名誉な死に様を晒したせいか父親に対してはかなり辛辣。
自分が掲げる理想を一種の現実逃避として認識していたり、旅の果てに朽ちることを望む破滅願望を持っていたりと、アリス曰く「ねじれすぎて一周回って前向きになった」というような面を持つ。
彼自身も当時は自覚していなかったが、「勇者になりたい」という夢は母の願い、「人間と魔物が共存できる世界」を作りたいという夢は父への反発……と、純粋に世界をよくしたい、立派な勇者になりたい、という願いとは違うものであった。
復讐に燃える元人間のもんむすが自身の受けた酷い仕打ちを熱弁し、自らの行いを正当化した際には、それらを「不幸自慢」と切り捨て、母の願いから誰も憎むことも許されず、勇者になるしかなかった己の生き方を呪いながら滅多切りにするというなかなか衝撃的なシーンがある。

また、前述の通り基本的に例え数多くの人間を食らった質の悪い魔物であっても決して殺しはせずエンジェルハイロウによる封印にとどめているのだが、前述の父が残した所業のことに関した真実を告げられた際には自身の行いのせいで心身ともにどん底に陥るほどの後悔に見舞われていた。

ただし彼が抱いている行動の全てが屈折した感情に由来するものというわけではなく、その根底にあるのは「迫害される誰かの姿が見過ごせない」というアリス曰く「この世界で最も勇者的な動機」である。

創造神イリアスの敬虔な信者で、毎朝・食事の前・寝る前と、暇さえあれば祈りを捧げている。
一方で魔物を腫れ物扱いする教えには最初から疑問を抱いており、中章で弾けた。

とはいえ、魔物との交わりが禁忌とされている考えは根強く残っており、必要悪であるアリスの補給や四精霊との契約ックス、あまつさえ告白し合った後の子作りにさえ「あへぇああだめぇえ……」と反抗する。ただまあ条件反射の癖のようなものらしく、上記の状況においては口ほど嫌がってはいないそうだ。
実際、色々事情が違いすぎるもんぱらではさほど忌避感は持っておらず、自分から待機中の仲間におねだりしに行く程。


アヒる ・ルカさん

さて、彼はファンから畏怖の念を込めて「ルカさん」と呼ばれる。
戦闘で負けて無様な姿を晒すのが仕事のような被陵辱系ゲー主人公において、それは何故なのか。


それは、彼が誰に対してもアヒる(※)ことにある。


  ※「あひぃ」「される」が組み合わされてた言葉。主にあひぃいすることに対して用いられる。



男が受けの陵辱モノの絶対条件として、「男が興奮して勃起すること」がある。
が、人の好みは様々である。
顔、胸の大きさ、体格、肥満度、足、ふともも、鎖骨、肩、二の腕、お尻、肌の色、体臭etc.....
挙げていけばキリがない好みがある程度噛み合って初めて人は興奮する。全くかすってもいないどころかマイナスに振り切れていればおっ起てるのはおろか萎える。


 ……が、我らがルカさんはそんな些細なことは関係ない。


いくら性欲旺盛な年頃だとしても、人間としてのパーツどころか異形の体を持ったもんもす全てに等しく勃起し、攻められアヒる。
自分から「醜悪」とか「天使とは思えないほど醜い」とか散々言っておきながら反応は変わらない。つーかもはやもんむすですらない搾精生物にすら興奮している。
お尻かおっぱいだとおっぱい派。巨乳好きの傾向があるとか。
ルカさんが敗北シーンで感じているのは主に魔物と交じわることの背徳感、男なのに連続でイカされ続けロクな反撃も出来ない屈辱、
妖艶に蠢く異貌の肉壺への期待、女に馬鹿にされ呆れられ弄ばれる恥辱、人外の快楽と生命の危機等。流石である。
(あの中にいれたら、どれだけ気持ち良いだろう……はっいけない!)



極めつけは「斧射精」。
これは、ミノタウロス娘の物理攻撃技。もう一度言う、物理攻撃技の「ミノタウロスクラッシュ」でHPを0にされた際に、なんとルカさんが射精してしまう現象を指す。
いやいやとは言ってもどうせ手コキとかキツめの足コキとかだろう? と思ったそこのあなた。
大体想像はつくだろうが、この技は巨大な斧を相手に降り下ろす歴とした殺傷技なのだ。

明らかに快楽も何も伴わない技で射精してみせる彼を「もしかして物理ダメージも快感に変換できるんじゃね?」「すげぇ、さすがだ……」と
噂したところから畏怖を込めて「ルカさん」と呼ばれ、今日に至るまでの扱いをファンから受けるようになる。
補足しておくとこの「斧射精」は制作陣が意図しなかったバグで本来存在しない仕様だったが、あまりにもネタが先行し過ぎていた故か面白がったのか
パッチで1/3の確率で発生する正式な仕様になってしまった。
他の純粋な攻撃は昏倒するだけなので安心してほしい。

……それを抜きにしたところで、金的して悶絶させたところをすかさず電気按摩で追撃するサラマンダー戦の「火神連脚」で射精するあたり、
フォローは難しい。ルカさんでも金的は拷問のようで電気按摩に至って初めて射精するが、それでもこれがおねだり可能技って……。


(一応フォローしておくと、もんむす達は誰もが搾精に適した体を持っているわけではない。残念なアミラあたり見てもらえれば分かると思う、彼女達は性技も残念らしいがそれ以前に「よほどのマニアでない限り萎える」と述べられ、実際に友人から精液を分けてもらって生きているらしい。今の個体達は厳しい生存競争に勝ち抜いたいわば優勢個体で、つまり男ならば誰だって好み関係なくビンビンにさせてしまうのだ。それに加えクリティカル・エクスタス【要はあひぃ現象】からは逃れることはできないため、アヒるのも確定事項である。想像もできないがサバサ王だってアヒるのである)。

もちろん、決めるところは決める王道主人公としての格好良さを含めてさん付けされている。
まあ、どんだけ「お前だけは許さない!」「絶対に勝ってみせる!」とか勇ましいこと言ったところで負ければ「あひぃい……だめぇえ」するからこんな扱いを(ry

余談だが正史でいくと童貞をアリスに捧げたことになる。しかし触手やら何やらで後ろの処女はあっさり奪われているが特に言及はない。
また、レベルドレインで挿入して射精するため疑惑だが、あれはレベルが液体化した「レベル汁」だそうで、精液ではないのでセーフと主張されている。



偽勇者

先述の通り女神イリアスの洗礼ビームを喰らっていないため、正式には勇者ではない。それに加えてイリアス信者でありながら魔物との共存を志し、
不要な殺傷は忌避して教えに背く態度も相まって自他共に認める「偽」勇者。
ただまあそのおかげというべきか彼の精液はもんむすからすれば極上の味らしく、たびたび早漏をからかわれても味は絶賛される。

中章ラスト、後章ではっきりと女神及び天界と敵対したこともあって彼女らからは「汚れし勇者」とも呼ばれる。


めでたくハインリヒと並ぶ背教者となったわけだが、ここでイリアス教の五戒を確認しよう。
「他の神を頼むなかれ」
「神に祈りを怠るなかれ」
「神を汚すなかれ」
「神に剣を向けるなかれ」
「魔と交わるなかれ」

まず一つ目。この神とは邪神教や精霊教のことを示すそうだ。さて、ルカさんが契約し契約ックスまでした四精霊はまさに精霊教の神格扱い。信仰こそしてないが思い切り頼みまくってるしドブ川様の発言のように使い捨てはしなかったので破ったことになるだろう。

次。最初はともかく敵対してからは祈るはずもなく実際やっていなかったので破った。

次。これは神を自慰のオカズにしたり自身と性行為をしてはならない、という意味合いだと思われる。いや別に両方ルカさんからはしてないがあちらさんから直々に破らせた(その場合正史ルートになるかどうかは知らない)。

次。これが一番重い罪とされ、実行したハインリヒは死後輪廻の輪に戻ることさえ許されず封印された。ルカさんも同じく剣を向け、やりとげてしまったのでそれはもう破った。

次。正史でもアリス、(覚醒してないから微妙なところだが)サラ、メイア等と性的に交わり、アリスに至っては処女と童貞を捧げ合っている。いやー破った破った。

……お分かりいただけただろうか。
ルカさん、見事に全て破っている。偽勇者の面目躍如といったところか。神自ら破らせに来てるとか言っちゃあいけない。



血縁関係

先代魔王の討伐に成功していた勇者マルケルスを父に。創世の女神が最初に生み出した双子の天使の片割れ、「明けの明星」ことルシフィナを母に持つ。
最初から死ぬ気だった先代魔王とはいえ、人間だけで構成されたPTで魔王城の最深部にまで到達したマルケルスと、
六祖と互角とされる最強格の堕天使の血と才能は明確に受け継いでいる。
更にマルケルスの家系は勇者ハインリヒの子孫なので、うんもうなにこの超サラブレッド
なお、この関係上、ルシフィナを生み出した創世の女神イリアスは彼の祖母ということになる。BBAマジでBBAだった




反省会

魔物との戦いに敗れ見事にアヒったルカさんがたどり着く不思議な空間。有り体に言えば某道場。
女神イリアス様が直々に説教と罵倒とアドバイスと罵倒と対策と罵倒と罵倒をくださる有り難い救済措置。


……うん、本当に罵倒が容赦ない。口汚いほどではないが多種多様で頓知やひねりの利いたバリエーション豊富な罵倒をしてださる。
正直これ目当てで負けてもいいほど楽しい。

勇者でありながら情けなくもアヒるルカさんを「勇者ひもの」「えさ」「おもちゃ」「バイブ」「ひもの」等と遠慮なく言ってくる。

なお、ゲームの仕様上のものかと思われていたが、まさかの公式設定。イリアス様がルカさんを何度倒れても導くために用意した場なのだ。
直接剣の指導等するよりこっちの方が手間がかからないと思ったそうな。
ちなみに時間を巻き戻したりして一からやり直しているらしく、もしそうならイリアス様の呆れっぷりとどこか疲れた対応も納得だろう。
口ぶりからするとハインリヒも同じく利用していたようだ。
特に最終戦のいくつかは色々様変わりしたり特別仕様なので見てみることをお勧めする。


装備

堕剣エンジェルハイロウ

苦悶に歪む天使が彫刻のように刀身に刻まれた、なんとも悪趣味な見た目の剣。
いわゆる魔剣の類で、制作者は恐らくルシフィナ。ハインリヒが鍛え、天使の聖素を吸わせることで現在の形になった。
複数の天使の聖素を吸わせてある聖素の固まりで、魔物はおろか天使にさえ干渉できるほぼ唯一の武器。
伝承では666体の天使を溶かして作られたとされている。実際は666体以上の天使をバッサバッサしての現状なのだが間違ってもいない。
聖素に侵されたハインリヒの体も取り込まれている。


実はこの魔剣、扱うにはある程度の適性がないといけない。剣の腕とかは関係なく資質の問題だそうで、ない者が持つと5秒で昏倒、10秒で死に至る。普通に扱えている故かアリスも知らなかったらしく、下手をすればミミズ娘の前でルカさんを無防備にしていた可能性がある。

斬りつけた相手の魔素やら聖素を散らし、希薄にすることで弱体化させる、言ってみれば封印剣。
もんむすを成敗したいが殺したくはないルカさんにピッタリの剣。ちなみに人間にも有効。
これを完全に使いこなせるようになると魔物だろうが天使だろうが消滅させられるようになる。「天使殺しのハインリヒ」の異名はここから来ているようだ。

こんな形故鞘に収まるはずもなく、町でルカさんは気持ち隠すよう努力しているそうな。イラストの鞘はイメージとのこと。居合いも使うがそういうことだろう。

鉄の剣

最初から装備していた剣で、村の鍛冶屋のスミスさん手製のオーダーメイド品。
ルカさんの体格に合わせて作られた小振りの剣であり、エンジェルハイロウに持ち替えた後も大切にしていた模様。


エンリカの服

地味だが被ダメージを減らしてくれる有り難い服。もんぱらによると守備力はなんと鋼鉄の鎧に匹敵する。


形見の指輪

ルカさんの母の形見。肌身離さずつけている。
本来鉱物であれば多少なりとも魔力があるらしいのだが、たまも曰く「全く魔素が検知できない」。
実は天使としての能力を封じる封印具のようなものらしく、ルカさんの半天使の覚醒を抑えていた。
しかし故郷を襲撃されたことでこれまでにないほどにキレたルカさんの怒りで自壊。以降は半天使として完全に覚醒した。



やたらめったら斬り

その名の通り闇雲に剣を振り回すだけの技。
しばらく覚えているが実際のところイベント技で、実用性なんてない。
グランベリアに怒られたい人は使ってみよう。ちなみに後の連続斬りとは何の関係もないそうな。

背水

自らを追い込み会心率を上げる。
自分のHPを1にする。会心率が多少上がったところで大抵どうにもならない。要するに自滅技。ルカさんがルカさんたる所以である。
バージョンアップで追加された技だが、特にイベントなどがあるわけではなく最初から覚えている。

魔剣・首刈り

接近して首を穿つ。
最初に覚えるまともな技。SP2で発動できる序盤の火力。以降は微妙だが好みで。

雷鳴突き

高速の突き。正式名称は「血裂雷鳴突き」だが、血なまぐさい響きを嫌ってかルカさんはこう呼称している。
初手で使うと威力が増える特性がある。覚えてしばらくは初手安定。

瞬剣・疾風迅雷

シルフの併用技。初手で使うより安価なダメージソースとして活躍するだろう。

天魔頭蓋斬

高所から落下しながら一撃を見舞う。使い手が空を飛べることを前提としているが、壁や柱など足場になる物があれば人間も使用可能。
そのためよじ登る足がかりがある地形でしか使えないが、使い勝手は折り紙つき。

【壊斧・大山鳴動】

ノームと併用。地形に関係なく使えるようになった。もちろん強い。ノームさんだからね。地味にたまもも使用可能。

魔刀・明鏡止水

止水の心で放つ居合い。
Lv2までは水の力を強制終了させる特性を持つ。なかなかの威力。性質上トドメの一撃に向いているか。
Lv3になるとキャンセルはなくなる。

死剣・乱れ星

連続斬り。
消費SP4だけあって強力だが、一発の威力の差がブレまくるため安定はしない。それでも高火力に変わりないので確殺圏内がぐっと広がる。

乱刃・気炎万丈

サラマンダーと併用。本来グランベリアの技だが見様見真似でコピーして見せた。ライバルの技だけあってかなり強力。

瞑想

精神を集中することでHPを回復する。
原理不明。アリスをして実在を信じておらず、たまもをして「反則」と言わしめた回復技。HPの半分を回復する。とある堕天使が伝承で似たような技を使っていたとか。
文字通りの生命線で、これが使えるSP3はどんな状況であれ確保していたい。

カドラプル・ギガ

四属性を刀身に収束させ放つ大技。
正に必殺技だが残念ながらイベント専用。
発動時に全精霊がリセットされ、1ターンどとに精霊の力を溜めていく。4ターンかかるうえ発動中に一撃でも喰らうと不発に終わる。
実はわずかだがノーマル戦で使える場面がある。
最終的に風・土・水・炎・聖・魔を乗せた鬼畜威力をぶっぱなした。

エレメント・スピカ

四属性を右腕に集中して敵を引き裂く。
強力ではあるが消費SP9と重く、覚えるのがかなり終盤なため少し影が薄い。しかしまあ使っていて爽快。



天使技

ルカさんがノリノリでカッコイイ台詞と一緒に使ってくれる。詠唱のようなもので言わないと威力が出ない。

閃殺

空間をも斬り裂く刃。風に対応。
イベント戦で相手の強力無比な結界をあっさり断ち切ってみせた。覚醒後使えるようになるが精霊サポートがある以上なんとも微妙。結界を使ってくる相手もいないので、えーとまあお好みで。技は全て必中という特性を活かそう。

魔天回帰

聖素を凝縮させ相手を消し飛ばす魔導奥義。土に対応。
なかなかの威力だが明星や羅刹での短期決戦が主な終盤ではアレかもしれない。余裕があったり敵のHPが微妙に残った時に便利。

九重の羅刹

舞うような剣さばきで乱撃を叩き込む奥義。火に対応。
なかなか安定した高火力。精霊召喚でカウンターできないターン等に便利。

明けの明星

母親譲りの究極奥義。水に対応。
ついに実装されたカウンター技。性質上あちらが攻撃してこないと空振りする。だが発動さえすればほぼ全ての攻撃を無効にして一方的に攻撃できる。
終盤における主力でチートくさい火力と性能。明星とサラマンダーを繰り返すだけで大体の敵は倒せる。

堕天舞踏

聖なる波動と一体化し攻撃を回避する奥義。
明鏡止水と対となる回避技。こちらは天使に対して絶大な効力を発揮する。
また、風に近い性質を持つので魔物が使う状態異常技にも有効。


「もんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG」におけるルカさん

当然次回作である、『もんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG』でも主人公として登場。
今作は純粋な続編というよりはスピンオフという側面が大きく、前作とは違う世界の住民として登場。
溢れる正義心・勇者志望といった基本的な部分は変わらないが、彼を取り巻く世界の状況が根本的に色々異なっているので、細かい違いが色々ある。

まず、母が亡くなってしまった事実は変わっていないが、もんくえでは幼い頃は親子共々イリアスヴィルの住民からは迫害されていたのとは対照的に、
こちらの世界では幼い頃から母と一緒に村に暖かく受け入れられており、日記には幼い頃から幼馴染のソニアと共に健やかに暮らしていたことが記されている。
父が冒険に出た経緯も結末も全く違うので、父親を嫌うどころか尊敬している。
また父と同じく嫌悪していたはずのかつての勇者パーティのラザロは育ての親として慣れ親しんでいる。
今回冒険に出る理由も、行方不明となっている父を探すため。
ここらへんの経緯のためか、今のところ前作で抱えていた闇を見せることはなく、純粋に明るい好青……少年といった感じ。

モンスターと人間の共生という悲願は、彼が生まれた時にはある程度達成されていたので抱いてすらいない。
敬虔なイリアス信者であることに変わりはないが、前述の環境のせいか魔姦の禁に対しての忌避感はさしてない。
どころか自分から仲間になったもんむすに性的なおねだりをする程。
あ、シーンが始まったら「ふあぁぁ……」する点は相変わらずだから安心だね!
ポチとかヌルコに対して、何もされてないのに何も言わずに自分からボロンするあたり、もう勇者を名乗っていいのかさえ危ぶまれる。ルカさんも男だね!

基本的にはアリスとの二人旅で彼のモノローグを中心に話が進んでいた「くえ」と違い、今回はロリアリスorロリイリアスに加えて幼馴染のソニア、そしてさらに膨大な数のもんむすたちと共に冒険をすることになるため、必然的に台詞・モノローグの量もかなり減っている。

親が亡き後も一人で宿を切り盛りしていたからか、実は計算能力が非常に高いことが判明。
わか……プロメスティンが出した算数の問題を軽くクリアし、五桁以上の掛け算もさらっと正解。
ロリアス様曰く、母方の血筋を考えれば当然のことらしい。まともな(恐らく俗に言う英才)教育を受けていないから開花することもないらしい。
ロリわかめのサイエンスのロマンにも理解を示している。食いつかれて引いたが。

終始シリアスだった前回と比べてコメディ色の強いことも手伝ってか、若干キャラ崩壊するほど年相応のテンションになることも。
特にカブトムシ採取の時のテンションの上がりようは尋常ではない。また、割といい性格をしている面も強調されており、プレイヤーの選択次第とはいえ幼女の笛はへし折るわ、重力に挑もうとするも足がすくんでいる小悪魔を背中を押して突き落とすわとやりたい放題。誰が呼んだか鬼畜王ルカさん
もんくえにおいても会話時の選択肢で珍回答をすることもあったのだが、戦闘時の「話す」のお陰で莫大な会話選択肢がある為、目の前のもんむす達にドン引きされるような言動がやりたい放題となっている。
特に何かと(ルカに対するツッコミ役を担当する)パーティメンバーが離脱することの多い終章では毒舌に磨きがかかる。

死神「私に何か聞きたいことでもあるのか……?」
ルカ「オナニーは日に何度?」
死神「死ね」

以上のようにキャラとしての印象が人によってはかなり異なってくるため、元祖もんくえのルカのことを「くえルカさん」、ぱらどっくすのルカのことを「ぱらルカさん」と区別する場合がある。
また、性格とは他に、前章の序盤の段階で「別の次元に直接干渉する力」を持っており、次元の扉を介して別の平行世界に自由に行き来できる。
これはくえルカさんはおろか邪神と女神の二柱ですら簡単にできる所業ではないのだが、魔王を導く白兎曰く「出自を考えればおかしなことではない」とのこと。
こちらの世界では未だ健在なラザロとマーリンは何か知っているようなのだが……
+ ネタバレ注意:ぱらルカさんはなぜ「ぱらどっくす」なのか?
結論から言うと、ぱらルカさんは生まれからしてくえルカさんと根本が異なる存在である。
原初の天使ルシフィナと勇者マルケルスの間に生まれたサラブレッドなのは同じだが、父親であるマルケルスがルシフィナ以上にイレギュラーな存在であり、彼をイレギュラー足らしめたのが他ならぬくえルカさんだった。

まずもんくえ無印の世界、所謂『正史』とは異なり、魔物と人間が共存を果たしているぱらどっくすの世界においても、歴史は正史のそれに似た流れになる世界のシステムがあり、こちらの世界のマルケルスもヨハネス暦1430年前後に戦士ラザロ・女僧侶カレン・魔法使いマーリンと共に魔王城を目指して旅をしていた。
正史ではそのまま魔王城まで到達したマルケルス一行だったが、こちらの世界ではヘルゴンド大陸の道中において、邪神が勝利した平行世界『魔界』からパラドックス問題を解決すべく派遣されたリリス三姉妹と遭遇していた。
行く行くはこの世界の生きとし生ける者を(不本意ではあるものの)皆殺しにすると語るリリスたちに勝負を挑む一行だったが、本気を出せば熾天使とも渡り合える太古の淫魔に勝てるはずもなく、一撃でマルケルスは殺害されてしまう。
戦友の死を前に唖然とするラザロ達だったが、ここで突如として世界システムが具現化した存在である最上位アポトーシス達が直接この場に降臨する。
アポトーシス達はリリスらと激闘を繰り広げた末に撤退。そして彼女らが出現したことから、リリス達も自分達が重大なミスを犯したことを察知して、この場を去った。
察しの通り、リリス達は「好ましい行為とはいえないが無名の冒険者が何人か死んだ程度ならば大して影響を及ぼさないはず」と考えて目の前の勇者を殺害したが、殺した相手がマルケルス、よりによって勇者ルカの父親だったのが致命的だったのである。
仮にもし、殺した相手がそこいらの一般冒険者であったならば、リリス達の想定通り歴史の修正力が作用し、彼らの果たす役割を別の誰かが代役として引き継ぐだけで済んだだろう。
しかし、勇者ルカは正史世界で女神イリアスを倒して世界の分岐点を作った、云わば歴史上もっとも重要な人物であり、
この時代のマルケルスを殺害したことで「勇者ルカが最初から存在しなくなる」という最悪のパラドックスを引き起こしてしまったのである。*1
眼前の超常的な出来事の数々に事態を全く呑み込めないラザロ達だったが、親友マルケルスが殺害されたという事実は変わらなかった。
現地の熱心なイリアス教徒であるシスターラミアが提供してくれた祠の地下に彼を偲びながら埋葬し、その場を去ろうとしたのだが……そこに現れたのは先ほど埋葬したばかりのマルケルス本人だった。
当然驚いたラザロ達は偽物かと疑うが、姿形はもちろん、共有している思い出や立ち振る舞い、何もかもがラザロ達の知るマルケルス本人。
唯一違うのは本人の「何故かここ数日の記憶がない」という弁の通りで、リリスに殺害された前後の記憶が完全に欠落しているのである。
全く理解が及ばなかったラザロ達だったが「マルケルスは死んでおらず無事帰ってきた」と無理やり自分を納得させ、一行は旅を終えたのだった。
そして『正史』の通りに冒険をやめたマルケルスはルシフィナと結ばれて一人息子のルカが産まれるのだが……
当然ながら、このマルケルスはラザロ達と旅をしたマルケルスではない。
世界システムが作り出したスワンプマンのような存在であった。
前述の通り、多少の矛盾であれば歴史の修正力が働き、なるべく自然な形でその世界の歴史は『正史』に沿うように進むのだが、如何せん「ルカが産まれる前にマルケルスが死ぬ」という事態だけはどうしても「自然な形で」処理することができなかった。
苦肉の策として様々な平行世界のマルケルスの情報を収集し、繋ぎ合わせることで、限りなく本物に近いマルケルスを即興で作り上げ、それを現世に送り込む、という強引な手段でこの矛盾を回避し、無事パラドックスは避けられた。
しかし、この歪なパッチワークで生み出された結果、このマルケルスは無数の平行世界の事象を感知・干渉ができる、混沌事象と極めて親和性の高い、あらゆる平行世界で世界で無二の存在と化す。
そして混沌の化身ともいえる『ぱらどっくす』のマルケルスと、正史の通り原初の天使であるルシフィナの間に生まれたのが『ぱらどっくす』のルカであり、
マルケルス譲りの異次元への干渉能力とルシフィナ譲りの原初の天使の力をその身に秘めた、この上なくイレギュラーな存在と化してしまったのである。

(厳密には一概に言えないのだが)冒険に出発するところからスタートなので、レベルは1。
ラザロには「俺の剣は危なっかしい」と教授を拒否されたので、相変わらず剣術ド素人。
愛剣だった堕剣エンジェルハイロウも手渡される前に謎のメガネに没収されてしまったので、名前しか知らない状態。
代わりと言ってはなんだが、初期装備である「カスタムソード」はコツコツ強化していくことで破格の性能を持った武器へと進化していく。
前章の時点では再入手の手段は確認されていないので、売却は控えた方が良いだろう。

キャラ性能は主人公らしくオーソドックス。
基礎ステータスはかなり優秀で、魔法職でもやっていけないこともないが、アビリティやバトルファック等を考えると前衛として育てるのが無難か。
最初にアリスとロリアス様のどちらかを選ぶかでイベントで覚える技が変わる。アリスはお馴染みの「(魔)剣技」、
ロリアス様は「聖技」や天使の技。瞑想は共通。一応天使技はイベントでなくとも覚えられる。
また、中盤辺りで自動的に「戦士」と「見習い勇者」のレベルがマックスになるので、効率を気にする人はそこらへんを考慮するといいかもしれない。
シナリオ進行に合わせてもんくえでは彼の生命線となった四精霊召喚と瞑想を習得するが、システムと設定の違いからあまり頼ることはない。

固有アビリティ『勇者の血統』で「剣技」「勇者技」を常時使え、「勇者技」の威力がアップする。
また、HPが下がるほど「勇者技」の威力がさらにアップする。
明記されてはいないがこの他にも「刀技」「槍技」「斧技」「聖技」「話す」「聖技」が常時使える。
剣のイメージが強いので勘違いされがちだが、剣を常時装備可能というわけではないので転職の際には注意が必要。
基礎ステータスがかなり高いため攻撃面で不自由することはないのだが、
前章~中章時点では習得できる勇者技が威力A止まりなため、シナリオ上では長いことスペックをフルに発揮できないのがネック。
もし「おねだり」を回収したいなら割合ダメージを狙える「時魔法」あたりを覚えておくといいかもしれない。
なお、もんむすや女キャラなら「娼婦」等で習得可能なはずの「淫技」はそもそも一切習得できない。出来ない。で・き・な・い。*2
さあ今こそ叫ぼう。NO!逆転!

中章をやり込み、「魔人」になることで「超不屈の闘志」「物理コンバーター」を習得。
もとより勇者技には「瀕死時に攻撃力が上がる」という性能もあるため、この二つを習得すると火力がバカ上がりして一気にトップアタッカーになる。
終章に挑む前に習得しておこう。
同じく魔人になれるのに棍棒技の威力に恵まれない幼馴染が泣いてる。

初期種族は当然ながら「人間」で、これ自体はステータス補正に恵まれず、戦いにはやや不向きなのだが、もんくえでは終章まで引っ張った出生の秘密が、本作では前章中盤であっさり判明し、その際に「天使」系列に転種可能となる。
満遍なくステータスが上昇する優秀な種族なので常に安定した活躍が期待できる。
ただし、天使系列は満遍なく快楽ダメージにとことん弱いという如何にもルカさんにふさわしい欠点があるため、非常にあひぃしやすくなるので注意が必要。
天使系列最上級種で前衛としての長所を活かそうとするなら「ロードヴァルキュリア」あたりに落ち着くかと思われるが、その場合快楽ダメージが平均の1.5倍にまで跳ね上がってしまう。
中章からは人間としての「ワームサマナー」系列にも転種が可能となる。
そして中章のアップデートでプロメスティンが調子に乗って研究を進めまくった結果、人間が「吸血鬼」「妖魔」「亜人」「海棲種」へと転種が可能となったため、転種先が非常に忙しいことに。
もんくえでは「人間と魔物の共存を望む勇者」だったが、本作では共存を通り越して自分自身がヴァンパイアやら鬼やらイカやらの立派な魔物と化すこととなる。

もんくえの頃から触手だの何だのを節操無く打ち込まれ、もはやルカさんの後ろの方はガバガバもいいところなんじゃないかという程だが、
なんと今回、男であってもルカさんの後ろの方は「名器」であることが発覚する。
しかもその太鼓判を押したのはもんむす。あの快楽機能に特化したもんむすである。
というのももんぱらでは両性具有のもんむすに突っ込まれ、いつも通りあひぃの一環として所謂「ふたなり逆レイプ」「逆挿入」プレイが
あるわけなのだが、その中で突っ込んだもんむす側がルカさんの名器に耐えられず、男性器に当たる部分から射精してしまう、というシーンがあるのだ。
他にも神経が通った謎の挿入器官を突っ込まれた際に相手側が我慢出来ずに何度も射精(?)してしまう物もある。
……一見ルカさんが勝っているようにも見えるが、どっちにしたって射精されているルカさんの方がダメージがデカいのは言うまでもない。

ともあれ成る程、男の時点でこの男殺しっぷり(?)ならば、前作で登場した「ドッペルルカ」が卓越した搾精能力を持っているのにも納得がいく。多分。

7つのモンスター娘系エロ同人ゲームと夢の競演を果たしたコラボシナリオ『夜の国と七つの世界の勇者達』では自分以外の6人の同人エロゲ世界の勇者たちと共演を果たす。
これでクソザコちんぽ主人公仲間が増えるよ!やったねルカさん!……と言いたいところだが、七人の主人公の中でも最弱ちんぽ疑惑がかかる。
そりゃROBFS4Uやサキュバスクエストのようなちんぽで戦うバトルファック系ゲーム原作主人公たちに敵うわけもないのだが、何せ「負けたら妖女に犯される!」のキャッチコピー通り、サキュバスラプソディアに登場する魔王ギルゴーンにすら敗北後にきっちり逆レイプを完遂されたのである。
知らない人向けに解説すると、このギルゴーンというキャラクターは、現実世界におけるリアルファイトならサキュラプ世界最強のロリ魔王なのだが、とある事情で全身の性感帯が酷く開発されてしまい、性的なことにとことん弱く、サキュラプの夢世界で繰り広げられるバトルファックでは魔力によるサポートこそできるものの、攻防ともに最弱……と言ったキャラなのだが、我らがルカさんはそんな最弱魔王様相手でも「お前なら負けなさそうだ」とリハビリがてらに犯されてしまい、その目論み通り情けなくあひぃするのだった。
さらにサキュバスプリズンのメンバーのせいで「手コキカラオケで90点以上」というしょうもない試練に挑戦することになった際歌えなさそうな無言系勇者を除いたパレードバスターのレスト、SHRIFTのカズヤ、三枚のおふだの白念と共に挑んだが4人中最低得点、それも20点代と言う殆どまともに歌えていないであろう記録を叩きだしてしまう。
コラボ主人公達に対しても別格の情けなさを見せつけるのは流石ルカさんと言うべきか。
また正統派イケメン揃いの無言系勇者達に対して憧れを抱いたのか、彼らをまねてセリフを意図的に「……」だけで終わらせようするお茶目な一面も。

なお、前章時点ではパーティにどれだけ人間の男がいようと、性的に狙われるのはルカさんのみという特性があり、
パーティ全体攻撃以外で単体の快楽攻撃の標的になる男はルカさんのみという特性があったのだが、
コラボ主人公達は流石にそこいらの男性キャラとは格が違う(?)ようで、ルカさんがいようがいまいが単体で性的に狙われる。

妖魔のおやつ仲間である白念を通じて中章Ver2.4.0にて新職業「妖術師」が実装されたことで「妖術」が使用可能に。
これは一部の敵が持つ固有技をラーニングして「妖術」という形で自分の技に習得できる職業なのだが、なんとルカさんを始めとした男性キャラであっても威力S以上の強力な快楽属性技を習得可能。
実用性で考えるなら死神から習得可能な威力SSSの「バタフライエフェクト」等のより強力な妖術を使って戦ったほうが良いが、これによって割と無理のない範囲でもんむすに疑似逆転プレイ(?)染みた真似が可能となった。

ちなみにコラボ出演してきたヒロインキャラクター達との間には残念ながらおねだりはなし。
流石のルカさんも他所勇者の恋人にまでホイホイ声はかけないか…と思いきや三枚のおふだのマガツ様だけは「弟子には少々不義理をするが若者の苦しみは放っておけぬな」と見抜き&ぶっかけプレイだけ許してくれる。
流石お師匠様……事後の口ぶりからして白念と仲良く上書きプレイをするために利用されたのは否めないが。
ヒロイン勢以外のコラボキャラ(概ねサキュバス)はというと意外なことに、おねだりをしてもあからさまに存在がアウトなサキュプリ勢を除くとどのキャラも割と優しく接してくれる。
……というかやたらと人を搾り殺しがちなもんくえシリーズのサキュバスに比べると原作の作風がややマイルドなものが多いため、程よくルカさんを気持ちよくさせるだけで終わらせてくれる。


外部出演

SHRIFTにおけるルカさん

最終アップデート「EX4」にて参戦。
SHRIFTの主人公カズヤと、「Super Monsters'n Girls」からのゲスト「マリオン」と共に、
数多の世界を破滅させようとする邪神と立ち向かう。
その過程で、自身の贖罪(SHRIFT)の為に自身の命を投げ捨てようとするキャラクター*3たちに救われるのだが、
もんくえ中章でのアリスとの出来事を重ねたルカさんは、彼等を救うことにも尽力することとなる。
なお、SHRIFT世界の住民からも「ルカさんは特別な存在」であることを強調されており…

三枚のおふだにおけるルカさん

コラボシナリオ「三枚のおふだfeatもんむす・くえすと!鏡合わせの英雄譚」にも登場。
…ただし、アポトーシス「メタモ・メタモ」が化けた姿という形で
原作の名台詞をBOTのごとく垂れ流しつつ三枚のおふだの世界を混沌に浸蝕していくため、白念から猛烈に罵倒されながらボコボコにされる。
が、もんぱらでは見せなかったその言動には白念にも思うところがあるようであり…


モンスター娘TDにおけるルカさん

とうとうiOS及びDMM(全年齢)まで出張したルカさん。
時系列的にはもんくえ終章、イリアス打倒後の話である。
モンスター娘TDの主人公を「ご主人くん」呼ばわりしてフレンドリーに接する。

なお、fanzaでログインした場合は寝室シーンがあるのだが、
もんくえよりゲストであるスライムのライムや妖狐のきつねの寝室相手はご主人くんなのだが、
魔王アリスフィーズ及びアルマエルマを除いた四天王の寝室相手はルカさんとなる。
ルカさんのLive 2Dが観れるのはモンスター娘TDのコラボ期間中だけである。
なお、モンスター娘TDのご主人くんは(DMMの規約的に仕方ないとはいえ)成人の合法ショタ、ルカさんは公式から正確な年齢を暈されている脱法ショタである。気が合うのも納得か。
コラボ最終盤にて、モンスター娘たちのフリーダムな言動から言い争いが発生、「手合わせ」という形で戦うことになった
難易度は4段階あり、その中でも最高難易度を選べばルカさんとも戦えるのだが、
ルカさんはボス並みのステータスを持っているのに加え、ルカさんが場にいる状態だと全ての敵キャラの攻撃と防御が50%上昇し、その状態で四天王と魔王が全員再出撃してカチコミをかけてくるという最高難易度に相応しい凶悪なものとなっている。もちろんこのゲームではサポート枠であるたまものバフも乗るし、たまもの能力で定期的にスタンさせられる。ぶっちゃけ無理ゲー。
最高難易度を選ばずとも全ての報酬を受け取ることはできるので、あくまでもお手合わせ程度の感覚で挑もう。

どうしてもパーフェクトクリアをしたいのであればとにかく強力な攻撃で速攻で落とす必要がある。
例として「スタートチャージャー」を装備することで配置と同時に大ダメージを与えられ、EXスキルで確定でスタンがとれる【アイアンゴーレム娘】アイレン、退場と同時に自身の攻撃力に依存した大ダメージを与えられる「冥土の土産」を装備した【デーモン娘】メド、バランスブレイカー一歩手前でこのゲームの数少ない人権キャラとも言われている【浜辺のケルベロス娘】テルルあたりで集中攻撃すれば流石の勇者ルカと言えども耐えられない。
ただメド以外はガチャで手に入れるしかなく、スタートチャージャーを手に入れるにはリアルマネー5000円を支払う必要があるのがネックか。

余談

さて非常に多種多様なプレイを実演してきたルカさん。彼のおかげで、はたまた彼のせいで新たな趣向に目覚めてしまった人は無視できない程度にはいる。
女性側が攻め、男側が受ける「NO!逆転!」を掲げるこの作品は、基本的に、妖艶に男を攻め立てる女性、ひいては搾られる男に感情移入してエロースを楽しむのが大体。
しかし、様々なシーンでヌいているうちに倒錯に陥り、段々女性でヌいているのかルカさんに興奮しているのか分からなくなっていく場合が多い。
考えてもみてほしい、どんなもんむすよりもHシーンが多いのはルカさんなのだ。何故かQ&Aでも明確な回答を避けられる歳の、まだ男女の境目が曖昧な可愛らしいショタあるいは男の娘。
そんな子が年上やロリに無惨にも搾られてアヘ顔を晒すのだ。
「おっ俺は人外萌え系をやっていたと思っていたらショタに目覚めていた、何を言ってるのか(ry」
となってもおかしくはない。つーかそうなった人がプレイヤーには多い。


そんなわけで、彼は一部では「魔性のおとこのこ」としても有名。いやーパねえっす。


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最終更新:2025年04月17日 17:17

*1 リリス達からしても当時は平行世界に移転したばかりでまだパラドックスについてわからない点も多く、マルケルス自体は正史では勇者として大成した存在でもなかったこと等から、ここまでの事態を予測するのは難しかったものと思われる。この一件で懲りたのか『ぱらどっくす』本編では歴史に影響を及ぼさないように慎重に行動するようになっている。まぁ負けたルカさんのことは吸い殺しちゃうんだけど

*2 快楽属性の全部が全部ダメというわけではなく、「特技」等に属する一部の快楽属性攻撃なら習得可能

*3 プレイヤーの手によって虐殺ルートに進まされたカズヤたち