登録日:2014/12/16 Tue 23:42:51
更新日:2025/04/09 Wed 12:58:55
所要時間:約 34 分で読めます
※
ネタバレしかありません。
※見かけない記述があるかと思いますがとろとろ氏が質疑応答で答えた内容を元にしています。某野球バラエティの補完のようなものだとお考えください。
~概要~
作中世界における創造神。
比喩ではなく神と呼ぶにふさわしい存在で、できないことは殆どないと断言してもいい。
明確にできないとされているのは完全な0からの生命創造と蘇生。あと大気圏突破もできないらしい。
長く美しい金髪に、下品ではない程良い大きさの美巨乳をお持ちになっている。いかにも女神っぽい白い清楚な衣服に身を包んでおられる。
世に災厄を、人間を破滅に導く魔物及び諸悪の根元である魔王を根絶しようと尽力してくださっている。
脆弱な我ら人間のため、凶悪な魔物を遠ざける神聖なる洗礼を“勇者”候補に授けてくださる。
どんなに我らが愚かでも決して見捨てることなく助けてくれる、まさに救世の女神様。
故に信仰などイリアス様以外にあってはならず、実際に存在してはいない。
信仰の証として、教会は世界各地に存在しており、イリアルヴィルやイリアスポートといったイリアス様の名をあやかった地名もある。
さあ、あなたもイリアス様への感謝を祈りましょう。きっと聞き届けてくださる……。
おかしくって腹痛いわ~☆
と、いうのは表の話。
作中世界の殆どが信じている綺麗なイリアスである。
本当の彼女は自身を至上として、他は醜いと排斥する独裁神。
自らが作り上げた人間はもちろん、魔物は嫌悪し、自分の分身のような天使でさえ必要なら切って捨てる。
嫌いなものが多すぎて逆に好きなものが何なのか聞きたくなるLv。「それはもちろん、この私です」という答しか返ってくる気しかしない。
だが巫女さんは大好きと明言している。
彼女の私至上主義はともかく、客観的に言っても完全な存在であるといっても過言ではない。
しかし歴代魔王を軽くあしらい、六祖ですら寄せ付けないであろう女神の力も“邪神アリスフィーズ”だけには及ばなかったようで、
どんな手段を使っても完全に邪神を滅し、絶対の存在となるために更なる力を求めている。
遥か昔、邪神こと初代アリスフィーズと同時に生まれて“いた”存在で、相容れなかった彼女と激突。
凄絶な戦争を繰り広げるも、単純戦闘力では初代アリスフィーズのほうが圧倒していた事もあり撃破には至らず。
しかしそれに対し「降伏しなければ魔物もろとも世界を滅ぼす」と、天界に住まうゆえに人間がいなくともどうにかなる天使の立場を利用した脅しをかける。
これにはさしもの初代アリスフィーズも已む無く承諾。チートと名高い六祖大呪縛で彼女を配下の六祖共々世界のどこかに封印。
最大の邪魔者が居なくなって以降は「世界を創造した女神」を自称、人間達の崇拝を集めて現在に至る。
作中では洗礼を受けていないのに関わらず度々ルカを導くように夢などで啓示をもたらす。
基本的に情け容赦なく魔物を滅するような指示をルカに与える。反省会は罵倒バリバリ。
敵対種族とはいえあんまりにあんまりな言いように、何回か出席しただけでもそのこき下ろしっぷりを訝しく思った人も多いだろう。
キメラモンスター等、一部のモンスターでは明らかに態度が違うところから更にきな臭くなっていく。
そして、中章ラスト。
ついに16代アリスフィーズを追い詰めた勇者ルカの前に降臨し、止めを刺すように告げる。
【真相】
これまでの旅……
様々な困難と対面し時に挫けそうになりながら、それでもアリスや四天王、様々な人の手を借りてかいくぐってきた……。
ついに猜疑心を確信に変え、偽勇者ルカは女神たるイリアスに剣を向ける。
それを受けたイリアスは……
そう、イリアスは人間のためにルカを導いてきたのではない。ただ自分の目的のためだけに利用してきたのだ。
ついに本性を顕した彼女は天界の天使達を送り込み、魔物と汚れし勇者、ひいては地上との全面戦争を開始した。ついでに人類を滅ぼす宣言も。
そして人間と魔物の関係悪化を決定付けた「レミナの虐殺」も、
表向きは心変わりした魔物による一方的な虐殺と伝えられていたが、実際には魔導科学技術を進め過ぎた人間に対して、
「女神の面目」を守るための独断でレミナの住民を人間・魔物問わず彼女の手で皆殺しにしたという事実が判明。
その本性が明らかになったのは中章の終盤からだが、人間と魔物の共存を掲げるルカに対し、導くような素振を見せつつ魔物の根絶を詠っている彼女の主張が相容れないものであったのは、前章の序盤の頃から少しずつではあるが明確に描かれており、彼女こそが全ての黒幕なのではと疑う声も一定数あった。
更に言ってしまうと公式サイトでは「魔物との融和を夢見ている」と紹介されているルカに対し、
イリアス様は「魔物を憎み、魔王を打ち滅ぼそうとしている」ともはや隠そうともしていないレベルで真っ向から食い違う方針を掲げていたので、発売前から彼女との敵対を予想する声もあった。
あと企画初期のスクリーンショットで天使(画像はナガエル)が敵になる事もネタバレされていた。
【計画】
聖魔大戦では痛み分けという結果に終わりながらも、一応は邪神を封印することには成功したイリアスだったが、
年々信仰心が薄れゆく人間達にも、邪神亡き後も繁栄し続ける魔物達にも嫌気がさしていた。
叶うならば邪神の子たる魔物達を殲滅して自身に都合のいい世界を作り上げたかったものの、
それをやろうものなら魔物の大量死と共に大気中に放出される魔素の濃度の変化を察知して、封印から解放された六祖と邪神たちが完全に復活してしまう。
そこで目を付けたのが歴代最強最悪の暴君と名高い魔王アリスフィーズ8世こと通称「黒のアリス」。
優れた魔王である彼女に大気中の魔素の管理をさせ、更には優れた技術を誇る天使わかめプロメスティンの魔導科学の力を持って地上に生きとし生ける者を殲滅、
そしてまっさらになった地上により優れた(自分にとって都合のいい)人間を作り上げ、より素晴らしい理想の世界を誕生させる『再創生計画』を始動したのだった。
……というのもまた彼女の真意ではなく、彼女の真の目的は邪神アリスフィーズを上回る力を手に入れること。
黒のアリスには自身の配下である一定数の魔物の生存を許すようなことを言っていたが、元よりそんなつもりはなく魔物は全て滅ぼすつもりであった。
当然そんなことをしてしまえば封印が解けた邪神と対面することになるが、改めて戦ったとしても勝ち目は薄い。
そこでイリアスが目を付けたのは聖と魔が融合した際に生じる莫大なエネルギー。
それをモノにさえすれば今度こそ邪神に勝てるはず――。
そしてイリアスは野心溢れるプロメスティンと黒のアリスの二人を腹心として、あえて泳がせた。
プロメスティンが開発した「白の兎」によって黒のアリスの力をさらに強化させて、彼女の強力な魔の力を取り込んでしまえば今度こそ邪神に勝てる力を手に入れられるのではないか。
そして究極の力を手に入れて邪神も魔物も、更には自身への信仰心を失いつつある人間たちをも滅ぼした後に理想の世界を作り上げる――これが『再創生計画』の実情である。
そこで計画の要役としてルカさんに白羽の矢を立てた。
イリアスは直接邪神の力を手に入れることはできないが、逆に自身が黒のアリスを取り込まれることで聖と魔の融合を果たすことはできる。
当然その力は黒のアリスの物となってしまい、そのままでは世界は黒のアリスの物となってしまうが、彼女が戦いに敗れて肉体統制が弱った瞬間にそれを乗っ取ることで、再び女神イリアスとして君臨することが可能。
つまりこの計画の為には黒のアリス達を騙すように導きながらも、最終的には神をも取り込み強化された黒のアリスを確実に撃破する人材が必要不可欠。
そのためにルカを今まで導いてきたのである。
反省会などと回りくどい真似をしてきたのも、直接剣を教えたりするよりは楽だと思ったらしい。
なお、この計画は本来ルカさんとイリアスで二人三脚のように進む手筈だった。
女神の啓示と洗練を与え、行く先々でも助言を授け、剣を強化するよう促したり用意した真・女神の剣を渡したり。正統派RPGの王道のように進むはず、だった。
しかし降臨の直前にアリスに堕剣顔面パンチを喰らい、威厳を保てなくなる程の顔にされてしまったので洗練をドタキャン。
しかも吹っ飛ばした先でアリスとルカさんが出会ってしまい、更に同行する運びになって、
終には勇者と一緒に封印したはずのエンジェルハイロウなんて剣を手にしてしまった。
要するにアリスのせいでルカさん育成計画が滅茶苦茶になってしまったのだ。
仕方ないので夢のお告げはしたりしたが、まあ作中通りの結果に。
ルカさんの心は離れ、なおかつ反乱まで起こされて散々である。
若干わかりづらいが、前章の最初からルカと敵対してあえて黒のアリスに食われて~…というのをやろうとしていたわけではなく、
当初は勇者であるルカさんに魔王であるアリスを倒させようと、真っ当な形で女神として導こうとはしていた。
とろとろ氏曰く「再創生計画は前章・中章途中でルカが敗北した場合数百年後、中章
ラスボスを滅した場合も少しは先遅りになる」とのことで、
ルカに勇者としての真っ当な期待を寄せていたことも、そんな彼がアリスと共に人間と魔物の共存を選んだことに対する失意の言も本心から来るものである。
なお、洗礼及び勇者なんてシステムを作ったのは威厳を示すため。
洗礼の際には自らが地上に降臨し、神々しいポーズで洗礼ビームをぶっ放す。
直接彼女が姿を顕すこの儀式が現代まで続く女神信仰の求心力となっていたとのこと。
意外とこれ威力の調節が難しいらしく、他の者がやるとどんなに階級が高い天使だろうとも対象を消し飛ばしてしまうそうな。
五戒も同じく威厳を保ち反乱を防ぐため。一つは直々に彼女から破りに来てるなんて言わない。
本性はアレとはいえ表向きは創世の女神であることには変わりなく、多くの信者の救い主、天使達の主でもあった。
女神が人間を滅ぼそうとしていると知った信者達の絶望ぶりは作中描かれた通りである。
天使達も盲信していた部分が大いにあったようで、主を失った彼女らは魔物よりも行く末に困っていた。
魔物の滅殺を掲げ世間や教会にすら過激とされ排斥されたイリアスクロイツが実は一番女神の思想に近かったのはなんたる皮肉。
【結末】
「白の兎」という薬品で強大な力を手にした黒のアリスを取り込むことで、かつての邪神の技さえ思いのまま扱える程の力を得た真の唯一神に。
準備として敢えて六祖大呪縛にかかり、黒のアリスに吸収された上で吸収し返した。流石の演技力である。
たださえ強大な力が、以前とは比べるべくもない程膨れ上がった彼女だったが、
命を削って進化した最終ルカさんと現魔王、四天王やまさかの「天軍の剣」、何よりも人々の思いが込められたダイナミックケーキ入刀によって敗北。
短い期間で天使の力を全開にしながら戦い続けたルカ。その身は既に聖素に完全に侵され、石化が始まっていた。
最後の最期で何を思ったのか――滅び逝く女神と共に消えようとする彼の体を癒し、もう一度地上に戻した。
~性格~
前述のように自尊心の権化。私素晴らしい他は氏ね。
魔物はもとより自分に心から仕えてくれる天使でさえも忌み嫌っている筋金入りである。
ただ、孤高の彼女が抱えていたのは孤独。
そもそも元は小さな細胞でしかなかった人間を気が遠くなるほどの時間をかけて淘汰圧による選択的進化で人類を作り上げたのも、
当初は寂しさを紛らわせるためだけに生み出した存在だったが、人間達はイリアスを神として称え、イリアスも神であることに安らぎと喜びを感じるようになった。
だがルカさんの代ともなると信仰心が薄れ、祈りを捧げるような者は減ってしまい、
「神でない自分は何者なのか」「人々が必要としない神は何のために存在しているのか」
という己の存在意義に悩むようになり、その末に出した結論が「自分を必要としてくれる人々がいる新しい世界を作る」という再創生計画であった。
ちなみに前述したとおり、自己強化計画と旧人類廃絶は直接は関係なく、ルカさんが反旗を翻さなければ創世計画はもっと後の時代で起こしたそうな。
そんな究極の構ってちゃんみたいな性格故か、時折人間らしい(と言うと変だが)心境を覗かせる。
最初に自分の分身として生み出した双子の天使、ルシフィナとミカエラだけは天使の中でも気に入っており成功例としている。
実際、ルシフィナが反乱を起こし堕天した後も何かと気にかけていたりしたらしい。
彼女の死因の流行病原因こそイリアス当人だが本来は殺すつもりはなく、イリアスとしては、
「人間のフリなどやめれば、そんな病などすぐに治りますよ。さあ私の元に戻りなさい」というメッセージのつもりだったのだが
ルシフィナが意地を通したのと、当時よそ者排斥主義が蔓延していたイリアスヴィルの村人たちがルシフィナを見捨てたために死なせてしまうことになった。
(ちなみにこの時神父が「お前等よそ者は病気を移さずに死ねとイリアス様もおっしゃっている」(意訳)という言葉を息子のルカに投げつけている)
なお、設定によるとどうもこの村人たちの行動が当のイリアスの逆鱗に触れたらしく、
腹いせに同じ伝染病をルシフィナとルカを排斥した保守的な村人たちを集中的に感染させたようである。ざまぁwww
ちなみに彼女が作った天使は最初の双子と、試験的に何体か。その後は天使を作る工程を他の者に任せている。
つまり、終章で登場した天使の殆どが恐らく他者の手によるもので、彼女のセンスではない。
結果が異形の触手祭り。そりゃあボロクソ言うわけである。ラストバトルだと本人も似たようなもんだけど
余談だがイリアスも、模倣して生み出したルシフィナとミカエラも他の天使のように変身出来ずする必要もない。エデン3涙目。
その夫のマルケルスがかつて反逆したハインリヒの子孫ということもあって複雑な心境だったそうで、手駒とすることも一応考えたらしい。
その息子のルカに対しては、計画の要という事情もあるが、ルシフィナの息子ということもあってか特に思い入れがあるような素振りを見せた。
最終戦でルカを助けたこともそうだが、前章でも(反省のためだろうが)女神コキをしたり、中章では他の者に任せればいいものをわざわざ自分で快楽漬けにしたり、
終章でも同じくルカと(強制的に)添い遂げるような行動をした。シーン中はいずれも妙に楽しげである。
また、上記の伝染病も、もしルカにかかった際は特別に治療させていたらしいことも挙げられている。
反逆したかつての勇者とその子孫に最愛の部下。そんな子が熱心に祈りを捧げる敬虔な信者であったことも影響しているのかもしれない。
……。
ルシフィナを娘とすると、その息子のルカは孫。
………………つまりイリアス様はルカの…………いや止めておこう。もれなく雷が落ちる。
ちなみに「イリアスイヤーは地獄耳♪」との言の通り、彼女は天界から下界の端から端に至るまでをカバー出来る耳を持っており、
どれだけ内密にしようが彼女の前では筒抜け。悪口なんて言おうものなら次の瞬間雷が落ちr(ry
配下の天使達には余計な知恵を与えないために、女神である自分が言ったこと以外は信用してはならず、
その言葉を疑うことは罪であるとする体制で教育を施している。
例)
Q.「どうして火が生まれるですか?」 A.「愚問です。イリアス様が『火よあれ』とお思いになったからです」
これに納得せず、原理と因果を解明しようとしたワカメは考えを改めるまで投獄されるなど規制は徹底している。
しかしまあこんな統制をしていればイリアスが知っている(教えた)こと以外のことを天使達に求めても失敗に終わるのは当然であり、
もんぱらでの天使達の
料理下手な言及の数々はこれが一因と言って過言ではないだろう。無茶振りもいいところである。
~反省会~
これを語らずして何がイリアスの項目か。
反省会とは、力及ばず、力及ばずに、念を押すが力及ばず魔物に敗れてしまったプレイヤーの前に出てくる選択肢の一つ。
敵が使ってくる注意すべき技、こちらが取るべき戦法などを丁寧に教えてくれる。
アドバイスというよりは攻略法に近いので、教えに素直に従えば運要素が絡まない限り詰みを回避できる。
だがそんなことは
どうでもいい、重要なことじゃない。
このコーナーの目玉は何と言ってもイリアス様ことドブ川様の罵倒。
情けなくもヤられてしまった勇者を
「勇者ひもの」「バイブ」「ルカひもの」「えさ」「スライムのえさ」「ひもの」とか呼んだり、
- 「人魚に骨抜きにされてしまいましたか……あなたの骨はしょっちゅう抜かれて、すっかりくにゃくにゃですね」
- 「吸血鬼の女王を相手にしても、やはり干物は干物でしたか。そこにほしている干し柿が仲間になりたそうにあなたを見ていますよ」
- 「ああ、なんと醜悪な存在なのでしょう……あのような者が天使を名乗るとは、それ自体が罪悪です」 ※この人の部下です
- 「あの水ヨウカン……まんまと負けてしまうとは何事ですか。あなたに言っても仕方ないですが、ここに来た以上は反省会です」
※抜粋したごくごく一部です
と、頓知や妙に豊富なボキャブラリーでルカ及びプレイヤーを責めたてる。黒さ隠す気ゼロ。一応女神らしく口汚い言葉は避けるようにしているらしい。
敗北シーンやCGそっちのけでこれを見たいがために負けても良いほど面白く笑える。
もんむすとの戦闘の数だけレパートリーがあるのでファンのイメージはこちらの方が強いんじゃなかろうか。
~ファンからの扱い~
徹底したゲスい言動と、時たま見せる人間くさい振る舞いで非常に多くの支持を持つ。
神ゆえ孤独だった彼女の救済を望む声すらある。
特筆すべきは本性を顕した後の反省会で、
「来ましたか、ルカ。それは反省会を……
……おや、何をそんなにいきり立っているのです?」
「見た目は同じですが、私は今までのイリアスとは別物。いわば私は、イリアスの良心とも言える存在なのですよ」
「ドブ川のように濁り、腐っているイリアスの心……その片隅に輝く、ひとかけらの清き良心」
「……それが、この私なのです。これからあなたを導いていきますが、まさか不服はありませんよね」
「ふふっ、あははははっ……! なんとも哀れですねぇ、ルカ」
「善なるイリアスの存在など、本気で信じていたのですか? 私は善も悪も超越した、唯一無二絶対無比なる神なのですよ!」
「……そう、あなたはずっと騙されていたのです。私の掌で踊るあなたを見て、笑いをこらえるのに必死でした……」
「全ては、私を飲み込んだ黒のアリスをあなたの手で倒させるため。そのために、反省会であなたを導いてきたのですよ……」
「ふふっ……夢にも思わなかったでしょう? まさか、自分がずっと騙されていたなどと……」
「ああそう、反省会などもうありません。何度挑んだところで返り討ちですよ……ふふふふっ」
ファンからのイメージと扱いが決定した瞬間である。
壮大なる自作自演。騙すためとはいえ自分を「ドブ川のように濁り、腐っている」なんて言っちゃっうこの素敵さ。
ファンからの愛称は「ドブ川様」や「邪神様」等で深く愛されている。
~もんぱらでは~
次回作『
もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG』での彼女は何故か六祖大呪縛で封印され、抜け出すために幼女化している。
同じくロリ化したアリスと共に二大ヒロインとして登場。
元々の力が強大過ぎるせいで分身を作るのにも時間がかかり、その際の影響で封印前後の記憶が曖昧になってしまっている。
誰にやられたのか推測を巡らせても、思い当たる対象が多すぎて絞れないそうな。
この世界においてはおけるイリアスは30年ほど前から人々の前に顕現しなくなっており、サン・イリアにおいても精霊信仰が増す程に女神信仰が薄れてしまっている。
ちっこくなってしまった影響でLvは1。代名詞たる「神の裁き」もぴりっとする静電気くらいの威力しかなく、実力行使もままならない。通称ロリアス様。
ちなみにロリ状態の担当絵師はR-18漫画の作家としても有名なあかざわRED氏。
ひとまず手勢を集めるために天界に呼びかけるが、誰も応えてはくれず、
しまいには裏切ってしまったルシフィナやミカエラに自分を裏切る程嫌いだったかと問いかけ涙目になり、今なら一番になれるとエデン3にすら縋る始末。
幼女化すると体に意識が引っ張られ言動も幼くなりやすいらしいが、特に顕著と言えるだろう。つーかお前誰だよ。
尊大で偉そうで傲慢で自分大好きなゴッデス態度は何の変化がない。
が、前述の通り絶対的な自信の礎となっていた力がなくなってしまったので、どれだけ女神ぶってもまず信じてもらえない。
気に入らない言動どころか、直接的にバカにされて怒っても実力行使が出来ないので基本的にぐぬぬしている。
……バカにした者の名前をメモったり覚えたりして後で裁こうとしているのは流石といったところだが。
現状ではまず勝てないために、因縁がある相手を極度に恐れている。というか最早ビビッている。
例えば熊の人形を見て“黒のアリス”を想起して怯えたり、例えばミカエラに会わざるを得なくなってルカに「いざとなったら私の盾になりなさい」と頼んだり。
何も間違ってはいないのだが、ミカエラの説明が要約すると「イリアスを見れば村など軽く吹き飛ばす攻撃をぶち込んでくる女」
というものだったので、ルカと特にソニアに変なイメージを植えつけてしまい、「ルカの叔母さんこわっ!?」と言われた。
その威厳のなさのおかげか、中章終盤では加入してくる天使達とは良くも悪くも近しい距離感で会話することが多い。
彼女をパートナーに選ぶと、前作の黒幕だけあってメッタメタな言動で状況の推理をしてくれたりで前作のプレイヤーならニヤニヤもの。
状況が違い過ぎていちいち驚くロリアス様可愛い。
上記の内容だとポンコツ女神のように見えてしまうかもしれないが、心身共に幼くなってしまっても女神は女神。
地理などの知識はもちろん、地上の人間全員の顔も名前も暗記しており、世界の理にも詳しい。
未知に驚くことは多々あるが、すぐに分析をし次の目標を提示するなど頼もしい所もまた多い。
真面目で教えに忠実な神官に対しては基本的に優しい。
ルカにべったりなネリスに対し、「ルカは私の玩具です!」とか主張しちゃったり。
ちなみにプレゼントとして食べ物を与えると大体喜ぶ腹ペコキャラになっている。
とろとろ氏のQ&Aによると無印時代から元々下界の食べ物について非常に興味を持っていたものの、
「人間の価値観調査」という名目で気になった食べ物を部下に持ってこさせていたのだが、
部下の天使からしたら女神の勅令ということもあって毒見を含めた何重ものチェック等を経てからようやく届くため、あまり意に沿わない形になっていたとのこと。
中章終盤に行けるスノウヘブンによると本来天使は食事をする必要がなかったため、食事という行為が非常に新鮮らしく、
地上の食べ物なら何をあげても喜ぶ勢い。例え未調理の生の食材であろうと。
食べ物に対するコメントもリアクションもいちいち面白いが、とうがらしとか辛いものをあげるともっと面白い?
他には遊び人にジョブチェンジして戦闘中に美しいポーズの練習をしたり
転んだり昼寝したり自分でしかけた罠に落ちてダメージくらったりゆかいなダンスしたりひとり聖魔大戦を繰り広げるロリアス様。
勇者技を使うと「意外と悪くないですね」とか言っちゃったりもする。
今後が楽しみである。
仲間にしなかった場合、アリス同様誰からの庇護も受けられずに、勝手についてきた大嫌いな魔物である
スライム娘の「ぷるこ」と犬娘の「わんこ」と3人旅に。
ただし、直属の部下が虎視眈々と寝首を掻こうとしていたギスギスドロドロな天使軍団に比べると、この二人はかなり無垢で純粋にイリアスのことを慕っているため、
魔物として忌み嫌っていたのも前章序盤くらいで、すぐに打ち解けてしまい、後は3人一緒に世直しの旅をしている。街中で出会うと大抵3人仲良く買い食いしていることが多い。
四天王を始めとした信頼できる部下に囲まれていたアリスに比べると引きずり降ろされたことによる悲壮感はやや薄く、むしろ神の立場を忘れて諸国漫遊を楽しんでいる毛色が強い。
中章ではよっぽどお供二人のことを気に入ったのか、ぷるこに「プルエル」、わんこに「イヌエル」と天使の名を勝手につけて可愛がっている。かわいい。
終章序盤の段階まで進むとこちらのルートでも腹心エデンと合流しているが「これ以上は付き合わせるのは危険」と、なんと
二人の身を案じる形で離別。
別れを惜しむわんことぷるこに対して
「私の宮殿にあなた達の住居を設けます。すべてが終わった後に共に天界で暮らしましょう」と語りかけた上で、
「この二人は地上で苦楽を共にした私の忠実な僕です。天界名簿に天使として名を記載しておきなさい」「この二人を認めない者には天罰を下します」とエデンに命じており、すっかり嫌いだったはずの魔物に入れ込んでしまった様子である。
そんな彼女だが、なんとソーシャルゲーム
「モンスター娘TD」にてゲスト出演。
時系列としては、もんぱら中章イリアスルートの途中といったところか。
もんくえ終章後の世界から来ていたルカさん&アリスと対面。アリスとは一触即発となるも、プロメスティンの進言で元の世界に戻る為一時休戦を選ぶ。
ルカさんも彼の知るイリアス程の力も敵意もないことや、元の世界のイリアスにも最後の最後に助けられたこともあってか、特に敵視する様子はない。むしろ
エロシーンで奉仕&本番する程度には打ち解けている。
キャラ能力は、範囲内の敵ユニットを一定間隔でスタンさせるという、
タワーディフェンスゲームとしては掟破りな強力なものだが、スタンさせるタイミングをプレイヤーからは一切指示できないという唯我独尊な彼女らしい相当癖のある性能をしている。
◇仲間として◇
初期種族は【下位天使】、職業は【狩人】。
固有アビリティは【そうせいのめがみ】。効果は常時【白魔法】【聖技】が使用可能、【聖】属性スキルの消費MP半減。
回復と全体攻撃に優れる。固有アビリティもあって回復と攻撃の両立は容易だろう。
【聖】属性は大半の魔物によく効くので、【聖技】を連発するだけで中々の火力要員となれる。
前章時点では非常に貴重な天使種族であり、彼女の他にはプロメティスンのみ。
【魔導科学】特化のプロメスティンとの差別化は容易で、固有アビリティによって消費MPが半分になるのでさして温存してないでも案外イケる。その代わりSP維持の手段が欲しいところ。
せっかくなので【僧侶】をマスターし、【白魔道士】となって【白魔法】の選択肢を増やすのも良し。
【戦士】をマスターすれば【ヴァルキリー】、【狩人】をマスターすれば【キューピッド】への道が開ける。
アリスと違って初期状態だと天使系にしかなれないが、基本天使は優秀なので問題ない。
が、【快楽】属性には弱いので注意。【敏感】状態になってようものならあっさりビクンビクン。
公式で転職に関して「娼婦なイリアス様も!?」とネタで扱われていたが、実際にこの組み合わせは非常に有効。
【快楽】属性に対するフォローが出来るのに加え、精神(【聖技】と【白魔法】に必要なステータス)も低下しない。
特に前編時点での最上級職【バトルファッカー】は精神も上昇するようになる。その分下積みも辛いが。
しかし中章後半で最上級職が解禁されると種族関係なくあらゆるキャラが【聖技】を使えるようになる他、ステータスのインフレに伴ってMP残量をさほど気にする必要もなくなってくるため、彼女の固有アビリティのアドバンテージが非常に希薄なものとなってくる。
固有アビリティがしょっぱく特化キャラに劣りやすいのはアリスも同じなのだが、あちらは天使族一本のイリアスと違って莫大な転種先を持つため、自分のパーティに合わせて臨機応変に差別化しながら育成が可能なため、特化キャラには及ばなくとも活路は見出せるキャラなのである。
そして中章終盤では優秀なアビリティを持つ天使族仲間が大量に発生するため、天使族であることが最大のアドバンテージだった彼女の立場は非常に厳しいものになる。
現状ではお世辞にも強い天使族とは言い難い状況なので、終章でのテコ入れに期待したい所。
アリスが終章の序盤で元の姿を取り戻すのに対し、イリアスはそのまま。
おまけにイリアスルートの「魔界の審判」においては、序盤から強力な助っ人である「シオン」「グノーシス」が加入、非常に肩身が狭くなる。
…のは、性能面での話。
ストーリーではロリアスなしでは危なかった窮地に幾度となく遭遇し、前作ラスボスとしての威厳とヒロインっぷりを見事に発揮。
先述のシオンもグノーシスもイリアスを自分の主人よりも信奉し始める始末。
特に「魔界の審判」のクライマックスでは、とうとう真の力を取り戻す…のだが、力を取り戻したイリアスはルカに自分を殺すように促す。
これが意味することとは…?
「第三の道」終盤にて、ようやく真の力を取り戻して再加入。
「天界の破壊者」でイリアスがお世話になったプルエルとイヌエルとともに修行を積んできた模様。
「セララブのヌスをミスポーンするのに二年かかった」「オラベスタにミッチした時は、チャネ不足だったので一年かけてもう一度ヘレロールを回した」などの過酷な修行を数百年に渡って行ったそうな。
つまりパルスのファルシのルシがパージしてコクーンな感じ。
真の力は伊達ではなく、邪神として覚醒したアリスや幾度の強化イベントをこなしたルカと肩を並べて戦うに相応しい戦力を誇る。
◇反省会(もんぱら版)◇
イリアスの立ち位置が変わった本作においても反省会は未だ健在。
ロリアスではなく前作同様frfr氏の手掛ける大人イリアスが手厚く迎えてくれる。
前作のように敗北後即再戦できるシステムではなくなったことと、RPGというゲームジャンルの変化で意図的なレベリングによる自己強化ができるようになったことで、前作ほどお手軽に反省会を拝むことはなくなってしまったものの、キレッキレな女神さまの罵倒は健在。
それどころか数百種類に膨れ上がったもんむす全てに相変わらず固有のお説教文があるため、ある意味前作以上にパワーアップ。
とろとろ氏からしてもイリアスというキャラクターにおいて反省会は欠かせない要素だということがうかがえる。
その一方、イリアスの記憶はあくまでももんくえに沿ったもののため、妙な所で交戦することになる別の時代のもんむすや、この世界には本来存在しないはずのアポトーシス系もんむすとの反省会では「あなたはどこで何と戦っているのです?」と首を傾げたりすることも。
……そしてこの反省会、実はイリアスですら知らなかったとんでもない秘密が隠されていたことが明らかになった。
前章・中章の冒険を経て、タルタロスから通じる滅びゆく世界、封印されたはずの邪神の命を受けて活動する大淫魔、伝承に存在しない熾天使らの存在を目の当たりにしたルカ一行は
- 自分達が暮らしている世界は無数に存在する平行世界の一つである
- 無数に存在する世界の中に『正史』と呼ばれる最初の世界があり、全ての世界の歴史はそれに沿うように進んでいる
- 多くの平行世界が現在進行形で混沌に飲まれて消滅しつつある
という所まで突き止めていた。
そしてスノウヘブンの奥にある神殿にて、魔王を導く白兎によって平行世界が産まれた理由と今世界が対面している危機を知ることとなる。
まず「もんむす・くえすと!ぱらどっくす」の世界、つまり30年前にレミナで「大異変」が起きたことで、結果として人間と魔物が共存するようになったこの世界は『正史』から最初に分岐した世界であった。
正史の世界は「パラドックス」が発生して完全に破綻してしまい、それがきっかけで無数の平行世界が産まれてしまったのだが、そのパラドックス勃発の最大の要因が『正史』世界における女神イリアスの死である。
字面から察している人もいるだろうが『正史』とは即ち前作である「もんむす・くえすと!」における歴史の事。
前作において、勇者ルカと魔王アリスフィーズ16世は長い闘いの末、女神イリアスを倒して邪悪な野望を阻止。
人間と魔物が共存する平和な世界を作り上げることに成功した。
しかしながら、その平和は決して恒久的なものではなく、女神という絶対的な存在の死は、彼女が有していた強大な聖エネルギーが世界から消失することへと繋がってしまい、既に劣化していた時空連続体を一層不安定なものにしてしまった。
それがパラドックスへと繋がり、30年前に起きた大異変という形で世界に影響を及ぼした。
……つまり決定的な原因はイリアスの死だが、根本的な原因は既に劣化していた時空連続体にあった。
ではなぜ時空連続体は劣化してしまったのか――
とある人物が死ぬたびに、世界をいちいち巻き戻し……短期間に数百回のループを重ね、時間軸が歪みきっていたんだよ
女神イリアスの世界再創生計画さ。勇者ルカが冒険を挫折するたびに時間を巻き戻していたんだ。
失敗しても強引に生き返らせて、冒険を続けさせたってわけさ
それを何度も繰り返しているうち……正史の時空連続体はボロボロに傷みきってしまっていたんだ。
なんと反省会を繰り返したせいだったのだ。
ドブ川の如き濁った心のままに軽いノリで繰り返しまくっていた反省会が、実は時空間を歪め続ける非常に負担が大きい事象であり、面白がってルカさんを負けさせまくっていたプレイヤー含めて、密かに世界を危機に追いやっていたという衝撃の事実が明らかになる。
時空には自己修復機能があるため、それ単体では問題にはならなかったものの先ほど述べたように時空連続体の劣化とイリアスの死に伴う膨大な聖素の消失のダブルパンチにより、不安定になりすぎた時空から『もんむす・くえすと!ぱらどっくす』の世界、つまり今のルカ達が生まれ育った世界が誕生してしまう。
この平行世界も当初は殆ど無印版『もんむす・くえすと!』と同じ歴史を辿った世界だったのだが、正史のイリアスが死んだという因果律があるが故に、こちらの世界のイリアスも異変に追われて対処に精一杯になってしまい、30年前のあの日、レミナの虐殺どころではなくなってしまう……つまり、行われなかったはずのレミナの魔導実験が実行されてしまったのである。
『正史』のイリアス自身、この虐殺を行ったのはあくまでも神の面子を保つためであり、実験の内容自体をそこまで危険視していたわけではないのだが、当時のレミナで行われていたのは聖素と魔素の粒子を衝突させる実験であった。
プロメスティンの密かな後押しもあって、世界有数の魔導科学技術を有していたレミナでは、聖素と魔素を融合させると凄まじいエネルギーが発生することを突き止めていた。
この実験では大規模な粒子衝突によって生じた莫大なエネルギーを召喚術式に転用し、伝説の勇者ハインリヒの剣を触媒にハインリヒの霊体を召喚することを目論んでいたのである。
聖素と魔素の衝突及びエネルギーの発生は成功し、後はそれを召喚術式に転用……するまでは良かったものの、ハインリヒの魂がイリアスに封印されていたのが災いしたのか、実験は失敗。
ハインリヒの代わりに、因果律を超えて召喚されてしまった“それ”は聖魔融合を果たし、邪神と女神に並ぶ第三の神へと覚醒。
女神と邪神の二柱すら有していなかった彼女の絶大な混沌の力は時空に穴をあけて世界を引き裂き、『正史』で死が確定していたイリアスは因果律に引きずられる形で致命的なダメージを負い、混沌の核と化す。
その力の奔流が更に時空を歪め、蝕み、連鎖的に無数の平行世界を生み出した……これが30年前に起きた「大異変」の実態であった。
そしてロリアスこと本作に登場する子供の姿のイリアスは、六祖大縛呪から脱するために縮んだ分身体ではなく、正史世界で死んだ『正史』のイリアスの力の断片であった。
著しく弱体化しているのも、彼女の知る世界とこちらの世界の歴史がかなりの部分で異なっているのも、本来この世界に君臨しているイリアスとは全く異なる存在であるが故である。
そして混沌の核と化したイリアスが消滅して、反省会は行われなくなったかと思いきや、いつも通り負けて天界に招かれたルカの目の前に現れたのは……
「もんぱら世界」のイリアス
「並行世界が生まれて、正史の通りの歴史を辿ろうとした」から分かる通り、もんぱらの世界…特異点世界にもイリアスは存在していた。
物語冒頭のイリアス神殿でルカの前に現れた彼女こそ、特異点世界の世界のイリアスである。
彼女には勇者や魔王といった茶番を繰り広げている暇などなく、特異点世界の混沌化を防ぐべく、ずっと孤立奮闘していた。
正史のイリアス同様、傲慢ながら責任感はしっかりと持ち合わせていたため、魔王やら何やらが蹂躙している中で身動きが取れなかったのだ。
しかし、そんな彼女も「もんぱら」中章で限界を迎えてしまい…
「天界が完全勝利した世界」のイリアス
邪神アリスや六祖に完全勝利してしまい、調子に乗ってしまった世界線のイリアス。
彼女の所業はまあ…実際にもんぱらをプレイして確かめてみて欲しい。
一つ言えることは、ルカやハインリヒと出会わず、ただただ自意識を増長させた彼女がどうなるか性格になるかは、想像に難くない。
ジャッジメント
「イリアスの死」と「イリアスの死に際の治療」という正史の完成から生まれた、ルカさんとの合体形態。
邪神すらも一撃で消し去る最強の戦闘力を誇る。
彼は、イリアスルートの最終盤、天界イリアスの目的である「審判」を行う役割を担う。
…つまり、全ての世界から必要な人間を選別し、相応しい人間(魔物、天使含む)は箱舟世界へと招き入れ、相応しくない人間は消去するという汚れ役を請け負うのだ。
彼の登場によりもんぱら世界は1000年間の安息を手に入れるのだが、
あまりにも増えすぎる世界から審判が追いつかなくなってしまい、それが世界の終焉となってしまう。
もちろん、こんな結末で満足するルカとイリアスではなく…
追記・修正をお願いします。
- 天使たちは自分の分身だから完全なるイエスマン。だからそうでない人間に入れ込んだんだっけ。それがいつの間にか「自分に歯向かう=滅べ」になってしまうとは -- 名無しさん (2014-12-17 00:10:54)
- ルカさんへの呼び方をまとめたページがwikiにある程度に愛されてる -- 名無しさん (2014-12-17 08:18:57)
- 実際こ~最後の反省会も止めてくれるの願いながら罵倒してた!とおもってますwていうか反省会の罵倒はある意味嫉妬なのかな?wドブ川様大好きですよwええw最後の方の絵で本番ほしかったw -- 名無しさん (2014-12-17 08:31:27)
- 中章ラストの突然の顔芸に笑かされた -- 名無しさん (2014-12-17 09:28:52)
- もんぱらは本来もんむすクエストの方で辿るはずだった出来事の記憶持ってんだよな。自分の知ってる歴史と全然違って焦ってたけどマジで何があった -- 名無しさん (2014-12-17 11:17:52)
- 勘ぐると消滅の際にもんぱら世界に飛ばされた正史のドブ川様の可能性があるからなあ・・・もんぱらに世界に別のドブ川様いるはずだし -- 名無しさん (2014-12-17 12:26:02)
- もんぱらのドブ川様が本当にドブ川様かも分からないがね。意外ともんぱらの方はガチで綺麗な心を持ってて、ドブ川様がそれを見てぐぬぬって感じかもしれん -- 名無しさん (2014-12-17 16:06:01)
- 設定だと無意識にルカに対して恋愛感情抱いていたとかって聞いたな -- 名無しさん (2014-12-17 20:42:27)
- イリアス「今明かされる衝撃の真実ぅ〜」 -- 名無しさん (2014-12-18 09:25:05)
- 結局ただのさびしがり屋のかまってちゃん、後詐欺にあっさり引っかかる(ルシフィナの件) -- 名無しさん (2014-12-19 10:33:36)
- この神様、顔面パンチによる顔変形じゃなくて、アリスの攻撃の影響による記憶喪失状態でルカに拾われる的展開だったら、ルカに絆される形で案外正統派ヒロインポジションに納まってたかもね。……そのケースだと現在ほど人気出なかったかもだけど。 -- 名無しさん (2014-12-20 03:11:59)
- 質問コーナーで「もんくえ終盤の六祖封印にロリ化して脱出できるか?」に「邪神(初代)とイリアスは力が強すぎるから不可能」との回答だったからもんぱらのロリアス様本人が勘違いしているだけでロリ化の原因は六祖大縛呪じゃないかもな -- 名無しさん (2015-01-10 17:39:52)
- エデンさんはイリアス様産なのに触手祭りとかどういうことなの -- 名無しさん (2015-01-11 21:18:50)
- ↑イリアスのコピーと言える最初の二人の後は、実験として様々な動物の遺伝子情報を組み込んだりしたらしい。その結果かと。 -- 名無しさん (2015-01-11 21:52:58)
- エデンさんはわからんけどミカエラ、ルシフィナ以外他の天使の製作はそれ専門の天使に任せドブ川様は命名以外は直接関わってないらしいからな。そのせいでドブ川様が気に入らない触手祭りになってしまったが -- 名無しさん (2015-01-12 02:29:31)
- この人の前例があったせいでヨシヒコの某仏が黒幕に見えて見えて仕方なかった -- 名無しさん (2015-01-13 17:09:23)
- 淫乱なキューピッドはともかく、普通の天使兵やヴァルキリーはお気に入りっぽそう。人の形保ってるし -- 名無しさん (2015-01-13 18:21:10)
- (∴)「さあ行くのです、勇者ルカ」 -- 名無しさん (2015-02-13 10:25:17)
- もんぱらの「エデン、今ならあなたが一番ですよ」のあたりになんとも言えない憐れみを感じた -- 名無しさん (2015-03-20 23:58:38)
- プリンとかのお菓子類をプレゼントするとエデンに作らせてたことがわかるが、エデンはメシマズのようだ・・・ -- 名無しさん (2015-03-21 21:19:23)
- もんくえでずっとアリスと旅してたし、もんぱらではイリアスと旅してやるか!と思って選んだが、なんだこのかわいいいきものは -- 名無しさん (2015-03-29 05:29:10)
- ビジュアルがわからん、画像はって -- 名無しさん (2015-03-29 17:13:00)
- ググれ -- 名無しさん (2015-04-09 18:24:11)
- よくよく考えたらルカさんにとって母親の仇だったりするんだよな -- 名無しさん (2015-06-18 22:50:46)
- 自分のちっちゃい体を確認してから「これはまさか六祖大縛呪?」とか言ってるんだよな、そもそもロリ化はその大縛呪から抜け出るたびに自分でやるものなんだから反応としてはおかしい。キャンプでの発言とも食い違うし、ロリアス様も相当胡散臭い存在だな…… -- 名無しさん (2015-06-23 23:55:09)
- この記事にベクター様がいて可笑しくって腹痛いわ〜☆ -- 名無しさん (2015-11-15 09:49:04)
- 「ルカの叔母さんこわっ!?」の部分「叔母」じゃなくて「伯母」じゃね? -- 名無しさん (2015-12-19 15:13:49)
- ↑3 アリスやたまもは自力で代わりの身体を用意してたことを考えると、確かにおかしい描写よね。大縛呪の事を知ってる相手に対する言い訳とも考えづらいし、こんな短期間で作者が設定忘れるとも思えない -- 名無しさん (2016-07-17 10:35:31)
- 「前後の記憶が曖昧になっている」という状況を明確に表してるだけでね? -- 名無しさん (2016-11-14 13:03:25)
- 仮に計画通りに行ってルカさんに神託をしながら旅をする形になったとしても、結局何処かでボロが出るかルカさんが不審がるかしてたと思う。ルカさン本人が魔物に基本敵意ないし -- 名無しさん (2016-11-14 13:47:18)
- 最初から最後まで大縛呪が大呪縛になってるな -- (2017-07-11 13:24:41)
- 食べ物に喜んだり、トウガラシを人参と勘違いして辛い目にあったり、プロメスティンと一緒に淫魔が自由落下してるのを眺めたり、お化けのいる屋敷で魔王と張り合ったり、とにかく色々可愛いよロリアス様。まるで天使みたいだ・・・ -- 名無しさん (2017-08-31 18:34:35)
- ぱらだと人間はもちろん魔物が生きることすら許容するようになり、色々と丸くなったロリアス様が見れる -- 名無しさん (2017-12-10 22:17:20)
- アイスクリーム要求したらエデンがつららに砂糖かけた物持って来る辺りマジで美味しいもの何一つ食べられてなかった可能性 -- 名無しさん (2018-08-14 02:36:55)
- 好感を持てる無惨様 -- 名無しさん (2019-05-30 09:52:16)
- もんぱらで戦士が種族のヴァルキリーの前提である事や、野営の際に天使の剣技をルカに教えたりするのもあってか、大体の剣技に台詞がある。特殊な台詞は少ないと思われるが、魔神斬りの台詞がちょっと特殊。女神だからね -- 名無しさん (2019-08-08 23:11:18)
- 自分のイエス(ウー)マン以外は存在すら認めようとしないのに、そうではない存在を求めて人間を進化させたという矛盾 -- 名無しさん (2019-11-04 21:40:41)
- でもわりと神聖四文字様も人間に自由意思もたせた割にブチギレて絶滅させにかかったり、似たようなところあるよね -- 名無しさん (2020-05-19 18:05:24)
- ↑×2 結局、誰かに『認めて』ほしかったんだろうな。イエスマンがイエスというのは認めたことにならない。 -- 名無しさん (2020-06-12 19:22:59)
- 実のところ「ルカは魔物との融和が目的=明らかにイリアス様のそれとは食い違ってる」ということで、もう発売前の時点から真のラスボスになるのではと予想されてたよね -- 名無しさん (2021-09-24 00:48:59)
- 終章PVで女神勝利世界のあかざわイリアスが「私こそが全知全能の支配者」とか言ってる一方で邪神勝利世界のアリスフィーズが「全知全能の存在などいるものか。所詮我らもこの世に生まれ落ちた存在よ」と言ってるあたりでなんか器の違いが・・・ -- 名無しさん (2023-04-20 10:57:00)
- 仮に計画成功して現存人類の代わりにレプリカントが闊歩する世界になったとしても、結局何が気に食わなくなってまた同じこと繰り返しそうな気がする -- 名無しさん (2023-10-28 22:46:23)
- 終章で初代様の存在が判明する前の時点でも「自分が創造したはずの魔物を失敗作として憎んでいる」の時点で胡散臭さはバリバリだった -- 名無しさん (2023-12-19 21:57:14)
- ドブ川様の唯一のハッピーエンドは天上で孫の赤ちゃん錬成しまくるENDだわな…。メタ視点ではメリバだけどさ。 -- 名無しさん (2024-05-10 18:00:26)
- 邪神√最後の正史イリアス様、良すぎた・・・・・・ -- 名無しさん (2024-11-05 00:04:14)
- レプリカント気に入らなそう←気に入りませんでした。ヴァルキリーとか好きそう←コックエンジェルが好きで贔屓しすぎて強くなりすぎました うーんこの…。 -- 名無しさん (2024-11-22 22:23:29)
- 自分の生き写しみたいな性格の天使が出て来たけど、どんなお気持ちですか -- 名無しさん (2025-01-08 19:03:06)
- 魔界の植物園、天界の農場、さあどっちだ -- 名無しさん (2025-03-26 17:07:46)
最終更新:2025年04月09日 12:58