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自分のミニチュアをペイントする前に、組み立てる必要がある。組み立てに必要なツールはニッパー、デザインナイフ、プラモデル用接着剤である。
まずはパーツをニッパーを使ってランナーから切り取る。パーツとランナーの切り離す部分(ゲート)の判別に注意。
切り離しが終わったらパーツについているゲートをカットしていく「ゲート処理」を行う。デザインカッターで少しづつ切り落としていこう。 力を入れすぎたら怪我したり、パーツの損傷にもつながるので慎重にカットしていこう。
ゲート処理後はプラモデルの射出成型などによって製作されたものに発生する出っ張りである「パーティングライン」をデザインナイフでそぎ落としていこう。
最後は組み立て工程だが、キットに付属の組み立て説明書に従ってパーツを1つずつ、プラ用接着剤を使って組み立ててゆく。
接着する面と面同士を一度確認して、接着剤のフタについている刷毛を使い接着面に薄く塗り広げていく、 接着面に接着剤が塗れたら接着するパーツをギュッと押しつけ、がっちりとホールド。パーツは乾燥するまでなるべく触らないようにしよう。
モデルの組み立てが終わったら次はペイント工程に入る。
ミニチュアの塗装は同社の専用塗料「シタデルカラー」を使ってペイントをしていく。慣れないうちはシタデルカラーを使うといいだろう。 更に「シタデルペイントシステム」に沿ってペイントすれば、豊富に用意されたカラーチャートの中から塗りたい色を選び、 指定されたカラーチャートに従って色を塗り重ねていくことで誰にでも簡単にリアルなペイントが可能となっている。 更に慣れて来ればオリジナルのカラーでミニチュアに思い通りのカラーリングペイントも可能だ。
ミニチュアモデルには使用するシタデルカラーの種類が記載されているので、基本的にはそれに従ってペイントを行う。
オリジナルのカラーリングでペイントを行いたい場合は、シタデルペイントのアプリを使うとカラーのプレビューやカラー管理が行いやすくなる。
ペイント工程は以下の通り。
1.アンダーコート(下地塗装)
サーフェイサー(下地塗料)と呼ばれる塗装を塗ってペイントしやすくする下地を作る。 塗料の食いつきを良くするだけでなく、細かい傷や凹みを目立たなくさせ仕上がりを滑らかにする効果がある。
2.ベースカラー
基本となる色を塗る。「ベース」カラーを使用してペイントを行う。 もし塗装がはみ出してしまっても乾いた後に上から重ねて塗って修正も可能。
3.シェイド
ミニチュアに影を付ける。色濃い「シェイド」カラーを使用してペイントを行う。 光を当てて暗くなるようなパーツの溝や凸部に塗ると自然な影を表現できる。
4.レイヤリング・ハイライト
ミニチュアに「レイヤー」「ドライ」のカラーを使ってハイライト(明るい色)を入れていく。 前工程のシェイドの暗い色を残しながらハイライトを入れていくことでミニチュアの色にはっきりとした明暗が出てくる。 「シタデルペイント」では、特定のカラーの上に塗る推奨のカラーが決められており、カラーチャートに沿って塗れば簡単に明暗が出てくるペイントが可能。 100色以上ある「レイヤー」「ドライ」カラーの中からでも迷うことなくレイヤリング・ハイライトの色を決めることが出来る。 「ドライ」カラーはドライブラシ用のカラーで、とても粘性が高くエッジ部分を際立たせるのはもちろん、 広い部分に使用すれば簡単にリアルな質感の金属や木の表現ができる。
5.ベースデコレート・トップコート
最後の工程は地面を作り、塗料がはがれないようにコーティングを施す。 「テクスチャ―」カラーは台座の地面や地形を塗るための塗料でペースト状になっている。 乾燥後に「シェイド」や「ドライ」を使うことで更にリアルな地面を表現できる。 慣れて来れば実際の芝生や石、金属などの素材を利用して接着剤でくっ付けてもいいだろう。 仕上げに色がはがれにくくするための「トップコート」を塗って完成。
他にも角を際立たせる「エッジ」や光沢を表現する「グレイズ」、高度な使用法を想定した「テクニカル」シリーズなど、
特殊な役割をもったカラーを使用すればさらに凝ったペイントもできるので、腕前とアイディアに自信があるならぜひ使用してみよう。
ここまで来れば遂にミニチュアモデルが完成!!作業工程はここまでなので。後は飾るなり写真撮影するなりするといいだろう。
もしインスタ映えなどを狙ってSNS等で他人にミニチュアの写真を公開したい際には、撮影を行う際の光量を考えて取ると撮影した画像が見やすくなる。
「白い画用紙」で背景を作り、白色の光のスタンド蛍光灯(2つあれば望ましい)でミニチュアモデルを照らせば、 ミニチュアモデルに影が落ちることもなく、モデルのみに視点を注目させやすくすることができる。 |
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・ルールブック
基本の「コアルール」は公式サイトから無料でダウンロード可能できる。 スマホで確認するのも良し、印刷しても良し。使いやすい形でルールを見れるようにしよう。
また、より深く遊ぶなら有料の書籍である「ルールブック」または「コアブック」が必要となる。
書籍版の「ルールブック」は「ウォーハンマー40,000 コマンド・エディション」に付属されている。「コアブック」は単体で購入することも可能。 「ルールブック」及び「コアブック」は本格的な対戦を行う際には必要で、以下のルールが収録されている。
制約が極めて少ないプレイルール。初心者向け。
追加ルールの「サプリメント」を使ったり、自分たちで決めたルールも追加できる。 編成時にパワーコストを使う。
物語性の高いプレイルール。作中の物語をモチーフにしたルールでゲームを行う。
専用の策略(STRATAGEMS)があり、専用のデタッチメント(編成ルール)を使用し非対称の戦闘(攻撃側と守備側等)を行う。 ルールに基づいた専用のアーミーを揃える必要がある。 編成時にパワーコストを使う。 9版からは「クルセイド」と呼ばれるキャラクターの成長要素が追加されたルールで遊ぶこともできる。
競技性の高い中上級者向けルール。厳密なルールが敷かれ、デタッチメントの最大数から戦場の広さまでびっちり決まっている。
ゲームのミッションはミッションに勝利条件が記載されている「エターナルウォー」と、 戦術目標(TACTICAL OBJECT)による勝利点獲得を競う「メイルシュトローム・オヴ・ウォー」という2種類のプレイスタイルのミッションが各6個あり、 遊ぶミッションの決定法やアーミーの初期配置の方法などはゲーム時にダイスを振ってランダムに決定する。 編成時にポイントコストを使う。
ルールブックは自分たちが遊ぶ版に合わせて参照する。
毎年発売されるミニチュアゲームのバランス修正ルールブック。年度ごとに発行され、2017年版、2018年度版と最新のゲームバランスで遊ぶことができる。
ゲームの駒であり主役であるミニチュアも必要。決められたコスト以内でミニチュアの部隊(アーミー)を編成する。
下記のアーミーから好きなものを選んで軍団を編成していく。 ミニチュアにはコストが設定され、ルールごとに決められている合計コスト以内で軍団を編成する必要がある。 コストはミニチュアの性能の高さに比例する。例を挙げれば性能の低い人間の一般兵は5ポイントだが、高性能な海兵隊は17ポイントかかる。 戦闘車両や強力なモンスターは100ポイントかかり、さらに強力なキャラや兵器は500ポイントかかることもある。 決められたコスト以内で自分の戦術にあった軍団をどう編成するかも勝敗のカギとなる。
ゲームで扱いやすい軍団を選ぶも良し。設定や見た目が気に入った軍団も使うもよし。すべてはプレイヤー次第だ。
基本は異なるアーミー同士は混ぜて編成(混成)することはできないが、ルールに沿っていれば他の部隊も混成することもできる。
また、設定やゲームルールに沿えばプレイヤーオリジナルの軍団を作成することも可能。
オリジナルの色で塗るも良し、組み換え、改造によるモデルのコンバージョンを行うも良し。 ロールプレイング的な楽しみ方もできる。
小さなショップや個人で行うゲームではでは色が塗られてなくても良い場合が多い。
公式大会においてはミニチュアには色が塗られていることが必須条件となってる場合が多いので注意。
ユニットとなるミニチュアには一つ一つに性能や能力が「データシート」に設定されている。その「データシート」が書かれた書籍がコデックスだ。
FBで言う「アーミーブック」、AoSで言う「バトルトーム」に当たる書籍であり、アーミーごとにデータシートがまとめて記載されている。 こちらは別途購入する必要があり、自分が扱うミニチュアのアーミーの種類と遊ぶ版に合わせて購入する必要がある。
例えば、スペースマリーンを使用して第8版のルールで遊ぶなら、「スペースマリーン」コデックスの第8版を参照する必要がある。
オルクなら第8版のオルクのコデックス、アエルダリなら第8版の「クラフトワールド」のコデックスといった感じでアーミーに合わせてコデックスを参照してゲームを進めていく。
なお、異なる版のコデックスは使用できない。7版以前のコデックスは8版で遊ぶ際には使用できないので注意。
一部日本語化がされていないコデックスもあるのでよく考えてから購入すること。
日本語かがされていないコデックスがあった際には、代わりに「インデックス」を購入すればある程度は補える。
攻撃や防御、士気判定などのランダム要素の解決のために、1~6の目が書かれているいわゆる六面体ダイスを複数使用する。
ウォーハンマー40000では一度の判定で数十個のダイスを振ることがあるので、最低ダイスを20個くらいは用意しておくといいだろう。 6面ダイスを1個振る行為はD6と略称される。(TRPGと同様)ルールによっては2D6、3D6といった判定を行う必要がある。 その場合はDの前にある数字の数だけダイスを振り、その出目を合計する。
このゲームは1mv(=1インチ=(=2.54ミリメートル))を単位とする距離系でゲームを行う。
メートル法の関係で日本国内ではインチメジャーは販売されている店が少ない。 そのため、ミニチュアゲームショップやネットショップではインチとセンチの両方の目盛りが振ってあるゲーム向けのテーブメジャーが販売されているので、そちらを購入してでの使用を推奨。
ゲームを行う際には広いテーブルや平らな場所が必須。ゲームで使用するミニチュアの数や大きさにもよるが、
72mv×48mv(180cm×120cm)程度の広さの平らな場所(テーブルや床)が必要。
ミニチュアゲームの主役であり、ゲームの駒となるミニチュアモデルを運搬するためのケース。
ミニチュアモデル自体が形によっては壊れやすいものも多くある。ミニチュアモデルを安全に運ぶにはケースを用意した方が良い。 コストに余裕がある人は、1万円以内で衝撃吸収ケースが売られている。 安く済ませたい場合は、大型の百円ショップでミニチュアモデルにピッタリな衝撃吸収スポンジや眼鏡を吹く布が販売されているので、それを運搬ケースに詰めるといいだろう。 ガンプラやプラモデル専用の運搬ケースも使えるので、用途やコストに合わせて選ぼう。 |
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・テレイン(情景)モデル
広いテーブルにミニチュアモデルの駒を並べてゲームをするのも良いが、専用のテレインと呼ばれる情景、背景のモデルを用意すると、 更に臨場感と迫力のあるゲームを行うことができる。
ゲームの効果としては遮蔽物として扱われるほか、テレインの種類によってはダメージ等の特殊効果がつくものもあり、
よりゲーム性に深みを与えるオブジェクトとして配置できる。
飾っても良し、ゲームのオプションとして使っても良しな追加モデル。
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移動可能なユニットを移動させるフェイズ。
まず自軍のユニットを1つ選択し、ユニット内の各兵を移動させる。 ユニットは好きな方向に、その兵のデータシート上に記載されている【移】の値に等しいだけのmvを移動できる。 ユニットのベースや本体のいかなる部分もこの距離を超えて移動することはできない。 それが完了したら次のユニットを移動させ、移動させたいユニットを移動させ終わるまでこれを続ける。いかなる兵も、移動フェイス中に2回以上移動することはできない。
ミニチュア間の距離はベース同士の最短距離で測られる。ビークルなど、ミニチュアにベースが存在しない場合は、
ミニチュアの本体の最も近い部分から距離を測ること。距離の測定はいつでも好きなタイミングで行うことができる。 兵は他の兵や壁のような情景モデルを通り抜けて移動することはできないが、 情景モデルを登ったり横断したりするために、垂直方向に移動することは可能だ。
サイカーが強力な超能力や魔術を発動するフェイズ。
自軍のサイキックまたは魔術が使えるユニットを一つ選び、発動させたいサイキックパワーを選択する。
パワー選択後にはサイキックテストを行うことで、サイキックパワーの発動を試みることができる。
2D6をロールし、その出目合計がサイキックパワーのワープチャージ値以上であれば発動は成功。 サイカーは1ターンに同じサイキックパワーの発動を2回以上試みることはできない。
サイカーは、24mv以内の敵サイカーが発動に成功したサイキックパワーを打ち消そうと試みることができる。
これを「妖術抵抗判定」と呼ぶ。これは敵のサイキックテスト成功後に、自軍側ターンでなくともただちに行われる。 妖術抵抗判定を行うには2D6を振ること。出目がそのパワーに対して行われたサイキックテストの出目よりも大きければ、 そのサイキックパワーは打ち消され、いかなる効果も及ぼさない。敵サイカーの24mv以内に自軍側サイカーが何人いようとも、 敵が発動に成功したそれぞれのサイキックパワーに対して試みられる妖術抵抗判定は1ターン中1回だけ。
サイキックテストに成功し、「歪みの脅威」で戦死することなく、さらに敵の妖術抵抗判定も成功しなかった場合、
そのサイキックパワーの説明文に記述された効果が発動する。
敵ユニットに対して射撃攻撃を行う。
兵が装備している武器をデータシートから選んで射撃武器を選択する。
兵が複数の武器を装備している場合、兵はこれら全てを同じ対象に射撃してもいいし、それぞれ異なる対象に射撃してもいい。 射撃を行うユニット内に複数の兵がいる場合、これらの兵は同じ対象に射撃してもいいし、 それぞれ異なる対象に射撃してもいい。いずれの場合も、あらゆるダイスをロールする前に射撃の割り振りを決定し、 そのユニットの射撃の処理が全て完了してから次のユニットの射撃に移る。
射撃攻撃は1回ずつ処理することもでき、場合によっては複数の攻撃を同時に処理することもできる。
ヒットロールでダイスを振り、出目が攻撃者の【射】以上であれば、その武器の攻撃はヒットしたものと見なされる。 【射】未満である場合、攻撃は失敗し、その攻撃の手順は終了する。
攻撃がヒットした場合、 ダメージロールでさらに1個のダイスを振ってその攻撃が対象に有効なダメージを与えたかどうかを判定する。
攻撃がダメージを与えることに成功した場合、攻撃対象のユニット側のプレイヤーは、ユニット内の好きな兵にダメージを割り振ること (割り振られる兵は攻撃側ユニットの射程内かつ射線が通っている必要がある)。
攻撃対象ユニット側のプレイヤーはダイスを振ってセーヴィングを行い、その出目はダメージを与えた武器の【貫通】によって修正を受ける。
例えば、攻撃側の武器が-1の【貫通】を保つ場合、アーマーセーヴィングの出目から1を引くこと。 修正後の値が、ダメージを割り振られた兵のアーマーセーヴィング値以上であれば、そのダメージは防がれ、攻撃手順は終了する。 修正後の値がアーマーセーヴィング値未満である場合、セーヴィングは失敗し、その兵はダメージを受ける。
攻撃に用いられた武器の【ダメージ】に等しいだけのダメージが攻撃対象の兵に与えられる。
兵はダメージ数に等しいだけ【傷】(HP)を失う。兵の【傷】が0まで減少した場合、その兵は戦死者となり、ゲームから取り除かれる。 兵が1回の攻撃で複数の【傷】を失い、かつ戦死者となった場合、その攻撃によって与えられたダメージの余剰は破棄され、いかなる影響も及ぼさない。
自軍ユニットを敵ユニットに接近させ、白兵戦に突入させる。
突撃フェイズにおいて、敵ユニットの12mv以内にいるユニットは突撃移動を行うことができる。
全力移動や退却を行なったユニット、および突撃フェイズ開始時に敵ユニットの1mv以内にいるユニットは突撃移動を行えない。
突撃を行うユニットを決定したら、その12mv以内にいる1つの、あるいは複数の敵ユニットを突撃対象として指定する。
突撃対象となった各ユニットは警戒射撃を試みられる。
ユニットに対する突撃が宣言された場合、ただちに突撃対象となったユニットは突撃してくるユニットに対し警戒射撃を試みられる。
複数回にわたり突撃対象になったユニットは1ターン中に複数回の警戒射撃を行う可能性があるが、敵兵の1mv以内にいるユニットは警戒射撃を行えない。 敵軍の突撃フェイズに行われるという点、そして射撃する兵の【射】にかかわらず出目6のみでヒットする点を除き、警戒射撃は通常の射撃と同様に解決される。
警戒射撃が完了したら、2D6をロールする。これはこのユニットの突撃距離を表し、突撃を行うユニットの各兵はこの出目に等しいmvだけ移動を行える。
ユニット内で最初に突撃移動を行う兵は、突撃対象のうちの1つのユニットの1mv以内で突撃移動を終了しないといけない。 突撃を行うユニット内のいかなる兵も、突撃対象として宣言していない敵ユニットの1mv以内に侵入することはできない。 上記の条件をみたすことができない場合、突撃は失敗に終わり、そのユニット内のいかなる兵もこのフェイズ中移動を行えない。 突撃を行うユニットが全ての兵を移動させ終えたら、突撃可能な別のユニットを選択し、突撃させたいユニットの突撃がすべて終わるまで以上の手順を繰り返す。 各突撃フェイズにおいて1つのユニットが2回以上突撃を試みることはできない。
双方のプレイヤーのユニットが装備する白兵戦武器で攻撃を行う。
白兵戦フェイズにおいて、突撃を行なったユニット、および敵ユニットの1mv以内にいるユニットは白兵戦攻撃を行える。
その際、ターンを担当している側のアーミーのユニットだけでなく、その対戦相手側のアーミーのユニットも攻撃を行える。 まず最初にそのターンで突撃を行なったユニットが攻撃を行う。その際、攻撃を行うユニットの順番はそのユニットのプレイヤーが決定する。 突撃を行なったユニットの攻撃が全て終了したら、ターン側のプレイヤーから交互に攻撃可能なユニットを1つずつ選択し、 攻撃可能な全てのユニットが攻撃を終えるまでこれを繰り返す。いかなるユニットも各白兵戦フェイズにおいて2度以上攻撃を行うことはできない。
プレイヤーは白兵戦攻撃を行うユニット内の各兵を3mvまで移
動させることができる。その際は敵兵に近づく方向であれば好 きな方向に移動できる。
まず最初に、プレイヤーは攻撃対象となるユニット(複数可)を選択しなくてばならない。
攻撃を行う兵は攻撃対象のユニットの1mv以内、あるいは自身のユニット内で敵の1mv以内にいる他の兵から1mv以内にいる必要がある。 そのターンで突撃を行なったユニットは、さきほどの突撃フェイズで突撃の対象としたユニットにのみ攻撃を行える。 兵が2回以上の白兵戦攻撃を行える場合(右を参照)、それを複数の対象ユニットに好きに割り振ることができる。 同様に、ユニット内の各兵はそれぞれ異なるユニットに攻撃を行える。どちらの場合も、あらゆるダイスをロールする前に攻撃の割り振りを決定すること。 1つのユニットの白兵戦攻撃を全て終了してから次のユニットの攻撃に移ること。
兵が行う白兵戦攻撃の回数は、その兵の【回】によって決定される。その兵が繰り出す白兵戦攻撃と同じ個数だけダイスを振ること。例えば、ある兵の【回】が2であるとき、その兵は2回の白兵戦攻撃を行い、2個のダイスをロールする。
白兵戦攻撃を行う時、兵は白兵戦武器を使用する。兵がどのような白兵戦武器を装備しているかについてはデータシート上に記載されている。
データシート上に白兵戦武器が存在しない場合、その兵は以下の能力値を持つクロースコンバット・ウェポンを装備しているものとみなされる。
兵が複数の白兵戦武器を装備している場合、あらゆるダイスをロールする前にどの武器を使用するか決定すること。
兵が複数の白兵戦武器を装備し、かつ複数の【回】を有している場合、その兵は白兵戦攻撃を複数の武器に割り振ることができる。 あらゆるダイスをロールする前に、攻撃をどのように割り振るか宣言すること。
白兵戦攻撃は1回ずつ解決することもでき、あるいは複数回の攻撃について同時にダイスをロールすることもできる。
白兵戦攻撃の解決手順は射撃攻撃とほぼ同様であるが、【射】の代わりに【接】を使ってヒットロールするという点が異なる。
プレイヤーは白兵戦攻撃を行うユニット内の各兵を3mvまで移動させることができる。その際は敵兵に近づく方向であれば好きな方向に移動できる。
戦死者を出したユニットの戦意テストを行う。
戦意フェイズにおいて、そのターンを担当しているプレイヤーから順に、
そのターン中に戦死者を出した自軍側各ユニットについて双方のプレイヤーは戦意テストを行わなければならない。
戦意テストを行うには、ダイスを1個ロールし、そのユニットがそのターン中に出した戦死者の数と足し合わせる。
この合計値がユニット内で最も高い【気】の値よりも高かった場合、戦意テストは失敗となる。
【気】の値を超えた数に等しい人数の兵が潰走し、ゲームから取り除かれる。どの兵が潰走するかについてはそのユニットのプレイヤーが選択すること。
片方のプレイヤーのターンが終了したならば、対戦相手のターンが始まる。双方のプレイヤーがターンを終了したら、
そのバトルラウンドは完了し、次のバトルラウンドが始まる。そしてこれをバトルが終了するまで繰り返す。 |
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M1~M15までは「地球の時代」と呼ばれ、人類が初めて宇宙進出を果たしたこと以外はほとんど記憶に残っていない時代。
火星が人類によってテラフォーミングされた最初の惑星となり、重工業集合体による定住が行われる。 人類は太陽系の星々に進出して後の宇宙開拓に向けた基礎技術を身に着けた。
M15~M25までは「技術の時代」と呼ばれ、人類の活動範囲が広がる黄金時代であった。この時代は通称〈技術の暗黒時代〉とも呼ばれるため、本来の名称が省略されたかのように思われている。
この時代については信頼に値する記録がほとんど存在せず、いくつもの点で矛盾している。 M18以降から〈歪み〉の力を使ったワープ航法を確立し遠くの星系へ移動することができるようになり、人類は様々な銀河中への星々へと入植していった。 この時人類は多くの異星人(以下:異種族)との謙遜も果たしている。
M25~M30の時代は「不和の時代」と呼ばれ、悲惨な戦争や侵略によって人類は大きく引き裂かれる。
度重なる異種族の襲撃、人工知能の暴走、星間ワープができない宇宙現象「〈歪み〉の嵐」が銀河中に吹き荒れ、植民惑星同士が連絡できなくなるなどの災いが起こった。 この時代に人類の政府、繋がりは崩壊し、多くの技術も失われている。そして地球を含む各星々は支配権をめぐる内戦が勃発した。 人類の文明は退化を続け本質的な変化をきたし、科学を恐れ、中世時代のように迷信を心の拠り所とするようになる。 |
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そこから5千年後となる30千年紀、人類の未来を憂いた一人の偉大な指導者が現れた。それが皇帝である。
皇帝は影から人類を救ってきた超人君主であり、滅びの危機に立たされている人類を救うために立ち上がった。 超人的な能力を持つ皇帝は、技術蛮族(テクノバーバリアン)を打ち破るための超人兵士「サンダーウォーリア」を結成。 各大陸を支配する「テクノバーバリアン」を討伐し、無政府状態だった地球を統一した皇帝は、火星でテクノロジーを信奉する「カルト・メカニカム」(機械教団)と盟約「火星条約」を結んだ。 この時、銀河中に散在する百万もの人類惑星を統合する目的の元〈人類の帝国〉が誕生したのだ。 そして、帝国の勃興と同時期に銀河中に吹き荒れる〈歪み〉の嵐も収まった。
皇帝は、次なる計画のステップを踏むために、人造人間を作り上げる。それが、皇帝を補佐する超人将帥「プライマーク」(総主長)である。
皇帝自らの遺伝子を組み込み、皇帝自身の計画を進める助けとなるはずだったが、異世界に住む邪神である〈渾沌の神々〉に計画を察知され、赤子の総主長たちは〈渾沌の神々〉によって銀河中に散らばってしまった。 しかし、総主長の研究データはかろうじで残っていたため、このデータを基にした超人兵士を作り上げることとなった。それが、帝国の主戦力であり、人類の守護者たる「スペースマリーン」が今ここに誕生したのだ。 スペースマリーンが大量に製造されると、1万人単位からなるスペースマリーンの軍隊である「レギオン」(兵団)を設立。 大いなる計画のための準備が着々と進んでいった。
遂に皇帝は銀河中の人類を〈帝国〉のもとに統合するため、大兵団を率いて銀河を統一する為の戦争、「グレードクルセイド」(大征戦)を開始する。
スペースマリーンのレギオン(兵団)を率いる帝国は、〈不和の時代〉の間に異種族の支配に堕ちた惑星を解放していく。 また帝国の威令に服さない惑星を討ち滅ぼし、帝国は二百年で銀河の過半を支配するに至った。まさに人類の絶頂期の再来したのである。 大征戦が進む中、バラバラになった「総主長」達とも再開しつつ銀河の各惑星を自らの領土に招き入れながら人類解放、統一のための戦いを進めて行った。 そして遂に、天の川銀河を支配する最大勢力であるオルク族の帝国を壊滅させ、銀河の覇権はほぼ帝国が握ることとなったのだ。 皇帝が望んだ人類究極の繁栄と啓蒙の時代は約束されるはずだった。
銀河の統一が目前となり、皇帝と一番信頼関係を築いていた部下である総主長の一人「ホルス」の裏切りによる内戦、通称「ホルスの大逆」(Horus Heresy)が勃発。
18あった帝国の兵団のうち半数となる9つの兵団が皇帝に反旗を翻した。 この時帝国は、皇帝忠誠派の「ロイヤリスト」とホルス派の「トレイターレギオン」に分かれ、同胞同士の数多くの悲劇的な戦いを繰り広げることとなった。 帝国側が追い込まれる中、皇帝はホルスとの一騎打ちにて勝利し、ホルスはその魂を砕かれてしまう。
画像出典:ウォーハンマー40K 第8版「ルールブック」P42より
しかし皇帝も、ホルスから深く癒すことの出来ない致命傷の一撃を負う。
傷を負った皇帝を生かすため、地球の帝殿(インペリアルパレス)の奥深くにある超古代機械「黄金の玉座」(ゴールデン・スローン)という生命維持装置に皇帝を接続し一命をとりとめたが、四肢も動かずしゃべることもできない植物人間となってしまった。 この大規模な内戦によって帝国の勢力は大きく衰退してしまう。 一方、敗北したトレイターレギオンの軍勢は、渾沌の宇宙領域である〈恐怖の眼〉へと逃亡する。 |
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大逆者(トレイター)の残党に対する〈大討伐〉のさなか、〈皇帝忠臣派〉(ロイヤリスト)として留まった各スペースマリーン兵団(レギオン)は戦団(チャプター)へと解体、再編成される。
千人を最大構成人数とする戦団として再編成された戦団は、元となった兵団の名称、勲章、軍装色をそのまま引き継いだが、それ以外の戦団は、新たな戦団名や紋章を掲げることとなった。 これら〈第二期創設〉で生まれた戦団の多くは、今もなお〈帝国〉に変わらぬ忠誠を誓っている。
大逆側残党の掃討がこの時代、盛んにおこなわれた。この時期に、戦死・失踪等の理由で全ての総主長の姿は歴史の表舞台から消えてゆく。
これら人類を護りし英雄が去った後、帝国は重要組織の長たちが占める皇帝の代理人として、12人の至高卿(帝国至高卿)が帝国の政治を執るようになったのだ。
〈黄金の玉座〉に収められて以降も、皇帝は常に畏怖の対象となり、その崇拝者たちは増加の一途を辿る。
続く何百年かの間に、帝国には数多くの皇帝崇拝教団が生まれたが、それらの大部分は統合されて「聖教会」と名なる大組織へと変わった。 この大組織は第31千年紀までに一大勢力を形成し、帝国国教の地位を保証され、〈帝国宗務局〉の機関名を授かるまでに成長。 聖教会首座のヴェネリス二世が〈帝国至高卿〉の一席に座してから三百年後、この座は永続的なものとなり、以後代々聖教会首座が〈帝国至高卿〉の地位を兼務することとなる。
〈帝国〉全域で、異種族の一つである「オルク」族の振るう猛威が規模を増しており、その勢いはかつてホルスが惑星「ウラノール」で打ち破ったオルク帝国の軍勢をはるかに上回り、銀河史上最大規模まで膨れ上がった。
銀河征服を目指すオルクの原始的欲望から逃れるすべもなく、広範囲に展開したオルク軍の進行に対し、帝国は最終手段として〈戦闘者〉(スペースマリーン)の大規模投入を行い、多大な犠牲を払うことでようやく脅威を阻止した。
この時代帝国は内部で二分化され、内戦が起こっていた。ノヴァ・テラ元老院が〈帝国至高卿〉らを弾劾し、〈凪の宙域〉の支配権を要求。
以後、900年間、〈帝国〉は二つの領域に分断される。この時代は再統一を目指して続けられる内戦と、旧態依然とした交易体制や徴税体制から生じる紛争、そして忠誠心の動揺などによって特徴づけられる。
〈ノヴァ・テラ大空位〉の落とした影が、さらなる腐敗と権力闘争をもたらす。謀略により〈帝国正教会〉教皇「ヴァンダイア」が帝国の全権を握る恐怖政治の時代である〈血のくびき〉が訪れる。
熱狂は理性をかき消し、悪政がすべてを支配する。皇帝の遺した言葉の数々は腐敗したイデオロギーによって捻じ曲げられ、どの勢力も最高権力の座を簒奪すべく、弱肉強食の争いを繰り広げた。 しかし、予言者「セバスチャン・ソア」率いる宗派〈光の同盟〉により暴君が打倒された後、教会の軍事力は女性だけの修道者部隊である「アデプタ・ソロリタス」のみに限定された。
背教の罪はおびただしい流血によって贖われ、帝国正教は急激に力を増す。
一千の惑星で異端者たちが焼かれ、臣民らは己の罪を克服した。征戦に次ぐ征戦が繰り返され、星域艦隊、帝国防衛軍、スペースマリーンのいずれもが、この長く苛酷な征戦にかかりきりとなった。 その熱狂が頂点に達する頃、何千という惑星にはもはや、不十分な防衛戦力しか残されていない悲惨な有様だった。 |
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惑星「コリント」の予見者「タガース」が人類に〈終焉〉が迫っていることを宣言。彼は皇帝の光が闇に呑み込まれるという、空前絶後の大変動を予言した。
タガースは異端宣告を受け、直ちに処刑。だが、この終末論者が上げた断末魔の叫びは銀河中に響き渡った。 これは帝国最後の日々であり、栄光の極みか永遠の罪が待ち受けているのもかかわらず、誰もが言葉を失った・・・。
他の銀河からやって来た宇宙害獣「ティラニッド」が天の川銀河に侵入し、「ティラン戦役」が勃発する。ティラニッドの集合艦隊の一つである「ベヒモス」が襲来し、帝国領である「ディラン」星系および「サンドロス」星系が壊滅。
この異種族(ゼノ)は同年の内に、「ウルトラマール」星域にも出現する。いくつかの星を死滅させ、ウルトラマリーン戦団に多大な被害を与える。〈マクラーグの攻防〉において打ち立てられたいくつもの偉業は、ウルトラマリーン戦団にまつわる不休の伝説の中でも、特に名高いものとして語り継がれている。 最終的に集合艦隊ベヒモスの脅威は、帝国の2個戦艦艦隊全軍による猛攻撃で終わりを迎えた。戦火の傷跡から復興しつつもあるものの、〈極限の宙域〉に暮らす帝国臣民たちの多くは未だに宙域境界線に対し心安らかざる目を向けており、その不安は増大するばかりだ。
帝国の探査艦隊が、「アエルダリ」族の母艦の一つである方舟「ウルスェ」によって、死滅惑星「マイドラックス」上空で撃破される。しかしこの探査艦隊は、すでに何機かの探査プローブ装置を地表に放っていた。
探査艦隊の消息を追うべく、この惑星に派遣されたスペースマリーン戦団の一つである「ブラッドエンジェル」戦団たちは、マイドラックス上で覚醒した古代の異種族「ネクロン」族と戦うアエルダリ軍に遭遇し、この戦闘に巻き込まてしまう。
今千年紀における最大最強のオルク族の族長「ガズグッカル・マグ・ウルク・ザラガ」が、巨大な略奪と襲撃を行う「大進撃」(グァーグ!!)を開始する。数々の破壊と略奪の後、ガズグッカルは、帝国の最重要拠点惑星の一つである惑星「アルマゲドン」を自分に相応しい獲物であると見定めた。
だがオルク軍は、惑星防衛軍と3個戦団のスペースマリーン、そして伝説の政治将校(コミッサー)である「ヤーリック」が築いた堅牢極まりない防衛戦の前に敗北。ガズグッカル自身は逃げ切ることに成功し、いつの日か再びこの戦場に帰って来ることを誓った。
極寒の惑星「ダムノス」の地表の遥か底より、ネクロン族の墳墓が目覚めた。この年が終わるより前に、ダムノスの膨大な製造工場都市群は破壊され尽くされ、惑星首府「ケレンポート」は包囲された。ウルトラマリーン戦団は中隊長「シカリウス」と主席司書官「ティグリウス」の指揮のもと、ウルトラマリーン戦団の打撃巡洋艦〈ヴァリンの報復〉がケレンポートの最終防衛戦へと参加した。
オルク族の族長「スナグロッド」が率いる大進撃が「ロキ」星系で猛威を振るう。オルクたちは、クリムゾンフィスト戦団の拠点惑星「リィンズ・ワールド」を強襲し、戦団は壊滅寸前まで追い込まれてしまう。
しかし、クリムゾンフィスト戦団は一時撤退するも戦団の再建を固く誓うと、戦団長「ペドロ・カントール」の指揮のもと、逆襲を敢行した。戦団は拠点惑星を奪還することに成功したが、スナグロッドを取り逃がし、その結果、星域全体に戦乱を拡大させてしまう。
ティラニッドの集合艦隊の一つである「リヴァイアサン」の伸ばす二つの艦隊が、帝国の急所を直撃する。〈嵐の宙域〉、〈極限の宙域〉そして〈太陽の宙域〉にそれぞれ破壊の爪痕が深々と刻み付けられた。「第三次ティラン戦役」が勃発し、惑星「マクラーグ」から惑星「ウルティマ・マカリア」まで、帝国の軍勢は次々と敵を撃破し、敵の手に堕ちた星域を解放していった。
小規模だが勢力拡大を続ける異種族の国家「タウ・エンパイア」は、「天球拡張計画」の第三段階を開始した。東方辺境宙域の帝国領惑星の6つ以上がタウ・エンパイアに併合され、タウの掲げる理想である〈大善大同〉の思想に従う惑星は増え続けている。
帝国の機械技術を支える組織〈帝国技術局〉の技術司祭団は、〈黄金の玉座〉の内部機構に不調が増加していることを発見する。司祭らは自分たちの持つ現在の技術では、その不調を修復することは不可能であると結論付けた。
その結果、皇帝が発しているサイキックパワーである「アストロノミカン」は減衰し、サイキックパワーの波動が帝国全域を駆け抜けると、潜在的なサイキックパワー保持者の能力を一斉に目覚めさせた。 この反動によって、無数の〈歪みの亀裂〉が銀河中に発生する。この亀裂から生じた〈ディーモンの侵攻〉は、異次元の悪魔たちである「ケイオスディーモン」が一千の惑星を襲撃し、いずれの惑星も消息不明となっている。 一方、〈恐怖の眼〉として知られている〈歪み〉の宇宙領域では、帝国転覆を狙うかつてのトレイターレギオン(大逆兵団)たちが、すべての戦いの決着をつけるべく、戦争の機会をうかがっていた。
東方辺境宙域において、タウ・エンパイアが仕掛けた人類の帝国に対する挑戦は、ダモグレス湾において血まみれの戦役を引き起こした。すでに無数の異種族の侵攻と征服に苦しめられている帝国であったが、武装した帝国軍を派遣し、タウの〈大善大同〉に屈しつつある領域を奪還すべく活動している。
戦争はいくつかの緩和と激突を繰り返しており、その終結の兆候は見られない。
渾沌の軍勢をまとめる大元帥「アバドン」が帝国に対し〈黒き征戦〉(ブラック・クルセイド)を開始する。〈渾沌の軍勢〉は惑星「ケイディア」および周辺の諸惑星に侵攻し、その勢いは古の〈ホルスの大逆〉を彷彿とさせる規模にまで達している。
その先陣を切るのは、常に「ブラックレギオン」兵団であり、その後に続くのは大逆時代のままの「デスガード」、「ワールドイーター」、「アルファレギオン」、「サウザント・サン」、「ナイトロード」等の大逆兵団およびその他の諸勢力である。 既に全滅していたと思われていた大逆兵団や背信戦団のスペースマリーンまでもが加わり、人類の帝国に対して新たな侵攻を繰り出そうとしているのだ。 この侵攻の先触れとなるのは、疫病に冒された渾沌信者や、歪みきった変異(ミュータント)なども含む、数え切れないほどの下劣な反逆者の大群である。彼らの背後には、悪魔の眷属である「ディーモンプリンス」らの巨体がそびえ立ち、虐殺の悦びに震えるディーモンや、得体の知れぬ〈歪み〉の魔物たちが続くのだ。〈歪み〉の内部から響く異音は、物質世界と〈歪み〉を隔てる壁を破らんとする千万無量の涙の激流の音なのか。 〈第十三次黒き征戦〉によって帝国の重要拠点である〈ケイディアの門〉を守る要塞惑星「ケイディア」は、〈渾沌の軍勢〉によって陥落した。進軍した帝国軍は大規模な脱出に成功し、戦闘は依然として星域全体に広がっている。
スペースマリーン戦団の一つである「ブラッドエンジェル」戦団は、かつてないほどの試練に直面している。ティラニッドの集合艦隊「リヴァイアサン」の艦隊は惑星「バール」を直撃するコースを進んでいると観測された。更に悪いことに、恐るべき上級悪魔であるブラッドサースターの〈カ=バンダ〉は、彼の指揮するディーモンの軍勢とともに〈歪み〉の暗闇の中から出現する。
ディーモンの軍勢はバール星系の最外縁である惑星「アモーナイ」に打撃を与えた。少なくとも2つの前線で悲惨な戦闘が行われ、ブラッドエンジェル戦団長の「ダンテ」は迅速に準備を行い、生存中の旗印のもとに多くの帝国と非人間の世界の同盟を呼びかけた。 たとえ完全に信頼できるかどうかはともかく、ダンテの同盟国には以前の敵対勢力すらも参戦している。
アバドンが引き起こした〈第十三次黒き征戦〉の直後、銀河中を分断する巨大な〈歪みの嵐〉である〈大亀裂〉が発生し、帝国の諸惑星は連絡や移動ができない状態になってしまう。
一方、同時期にアエルダリ族の神の一つである「インナード」神が再誕する。アエルダリ族の死を司る神の力によって、総主長の一人である「ロブート・グィリマン」が復活。銀河は更なる混迷へと導かれる。 |
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「〈皇帝〉以上の希望はない!!」
画像出典:ウォーハンマー40Kキャンペーンブック「Imperium Nihilus Vigilus Defiant」より
【概要】
聖地とされる地球(テラ)を本拠地とする人類種族の国家。皇帝を中心とした100万を超える惑星と1兆を超える臣民を抱えている天の川銀河最大の勢力。 見た目はスチームパンクと中世ヨーロッパの暗黒時代のゴシックデザインが融合した独特なデザインが特徴。 かつて人類は高度な技術を有していたが、数多くの内戦や狂信的、異常とも言える機械教や皇帝への信仰、異端審問による異端狩りなどによって衰退している。
「スペースマリーン(アデプタス・アスタルテス)」
「For the Emperor !!」(皇帝陛下の為に!!)
画像出典:ウォーハンマー40Kボックスセット「ダーク・インペリウム」(DARK IMPERIUM)ボックスアートより
【概要】
「戦闘者」とも呼ばれる遺伝子改造を施された超人兵士。ウォーハンマー40000を代表するキャラで主人公ポジ。 スペースマリーンは数多くある帝国の戦闘部隊のうち、もっともポピュラーな部隊で帝国の主力部隊。射撃から格闘までそつなくこなす万能の兵士。 万能の能力を持つ「皇帝陛下」の遺伝子が体に組み込まれており、身の丈2mを超える。
画像出典:Erasmus Brosdau氏によるファンアートムービ「The Lord Inquisitor - Prologue」より
「帝国の諸軍」
帝国には主戦力であるスペースマリーン以外にも様々な軍事組織が存在する。
一般人による軍隊、反逆者をあぶりだす秘密警察、近衛部隊等々。 ルールによっては同じ帝国諸軍やスペースマリーンと一緒にアーミーが編成できる。
「アストラ・ミリタルム」
「銀河の運命を決するのは、ひと握りの勇者たちではない。幾百万の名もなき兵士たちなのだ。」
【概要】
一般人による軍。またの名を「帝国防衛軍」、「インペリアルガード」とも呼ばれている。 スペースマリーンは確かに人類最強の兵であるが、その数は「帝国」の領域全てをカバーするにはあまりに少ない為に足りない分を補うために設立された。 広大な帝国の各惑星から輩出された志願兵たちが中心となっており、各連隊は政治将校(コミッサー)によって率いられている。
画像出典:ウォーハンマー40K 第8版「ルールブック」P69より
「インクイジション(異端審問局)」
浄め、除き、殺せ!!
基本カラー:局によって異なる
【概要】 インクィジター(異端審問官)が帝国内部の背信者をあぶり出し、取り締まるための秘密警察のような組織。 皇帝陛下直属の組織で、アデプタス・アスタルテス(スペースマリーン)よりも位が高い役職となっている。 主に異端審問はインペリアル・エージェントが行い、異種族の陰謀、あらゆる腐敗、突然変異、異端、異教徒、 邪悪なサイカー等、〈帝国〉の中で〈異端審問局〉が精査に値すると思われる人、物、場所において、あらゆる脅威を調査する権限を持つ。
その本質は無慈悲でかつ冷徹。もはや人間性のかけらすらない。
高圧的で疑いがかかった者に対しては味方であろうが情け容赦無く、過酷な拷問を行う。 渾沌や異種族で穢れてどうしようもない場合は敵味方ごと惑星を焼き払う無慈悲な制裁「究極浄化」を発令し、惑星のすべての生命を皆殺しにする。
画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:インペリアルエージェント第7版」(codex:Imperial Agents) 表紙イラストより
「グレイナイト」
至高騎士団長: カルドール・ドライゴ
ホームワールド(拠点惑星):衛星タイタン コデックスの採用:なし 基本カラー:グレー 【概要】 対ケイオス(渾沌)専門に創設されたインクイジターの一部門「鉄槌の団」(オルド・マレウス)直属のスペースマリーン戦団。 通称ディーモンハンター。創設には重大な秘密があり、それゆえに人類に対しても存在を知られてはならない第666番目の戦団番号を持つ鈍色の騎士。 ディーモン狩りに特化しており、帝国内でも秘密裏にケイオスディーモンを狩り続けている。
画像出典:Erasmus Brosdau氏によるファンアートムービ「The Lord Inquisitor - Prologue」公式Facebookより
「デスウォッチ」
基本カラー:ブラック、シルバー、元の戦団色(片方の肩)
【概要】 各スペースマリーン戦団から有力者や志願兵を集めた、対異種族の特殊精鋭部隊。所謂スペースマリーンのオールスター。( 異端審問庁所属の「純血の団」(オルド・ゼノス)直属の部隊で、厳密にはスペースマリーン戦団ではない。 スペースマリーンの中でもひときわ能力の高い者だけがデスウォッチに選ばれる。 デスウォッチに選ばれることは、スペースマリーンにとって大変名誉なこととして称される。
画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:デスウォッチ第8版」(codex:Death Watch) 表紙イラストより
「アデプタ・ソロリタス(シスターオブバトル)」
基本カラー:ブラック
【概要】 皇帝の崇拝を行うアデプトゥス・ミニストゥルム(帝国宗務局)所属の女性だけのシスター部隊。修道聖女会とも呼ばれている。 帝国正教を信仰しており、皇帝の讃美を行うと同時に聖遺物の守護、皇帝に逆らう反逆者の抹殺にあたる。 元は皇帝を崇拝する女性だけのカルト教団だったが、第36千年紀において至高卿ヴァンダイアにより帝国の正式な組織として認められる。
幼いころから皇帝を崇拝するよう育てられている。戦闘となると専用のパワーアーマーを身にまとい、敵を容赦なく叩きのめす。
バトルシスターズは精鋭としての訓練を施されているだけでなく、帝国内でも上位の装備の数々を用いて戦うことが許可されている。 ページ分割のため、詳しくはこちらを参照されたし。
画像出典:ウォーハンマー40K 第8版「チャプター・アプルーブド2018」P68より
「アデプトゥス・カストード(皇帝近衛団)」
半神なる黄金兵団
近衛大将(キャプテン・ジェネラル):トラーヤン・ヴァロリス
基本カラー:ゴールド
【概要】
皇帝の近衛部隊(タロン・オヴ・エンペラー)。通称カストーディアン。 皇帝の遺伝種子を宿した強化人間であり、スペースマリーンよりも強力な戦闘力を持っている。 彼らは戦士であると同時に統治者、外交官、歴史家にして哲学者であり、まさしく皇帝の血筋を継ぐものとしてふさわしき実力を持つ。 カストーディアンはインクィジターやスペースマリーンよりも高い役職で、彼らに対しては皇帝陛下同様に跪く位だ。
画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:アデプトゥス・カストード第8版」(codex:ADEPTUS CUSTODES) P34,P35より
「アデプトゥス・メカニクス(帝国技術局)」
技術局長:ベリサリウス・カウル
【概要】 帝国の兵器や弾薬を製造、保守、管理、開発を請け負う組織。火星を本拠点としている。 〈技術の暗黒時代〉を経た帝国は、機械技術の全てを帝国技術局に依存。彼ら無くして今の帝国の技術力は成り立たないのだ。
帝国技術局は「機械教」と呼ばれる宗教に属しており、「オムニシア」(万機神)を〈皇帝〉の側面として崇拝している。
この組織に所属するものは機械教の教理に基づき、体の一部、または全てを機械に置き換えている。 機械の体に置き換えた信徒であるテックプリースト(技術司祭)が主に各フォージワールド(工業惑星)の工場寺院で自らに課せられた聖務を全うする。
画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:カルト・メカニクス第7版」(codex:CULT MECHANICUS) P6より
「インペリアルナイト(帝国騎士)」
【概要】
アデプトゥス・メカニクスの工場寺院で鍛造され、貴人と呼ばれるパイロットによって操縦される巨大ロボ。「ナイト級タイタン」、「クエスター・インペリアリス」とも呼ばれる。 元々は惑星開拓用の汎用作業機械として運用されていたロボットが、後に異種族や原生生物との戦闘のために武装化されて今の形になった。
画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:インペリアルナイト第7版」(codex:IMPERIAL KNIGHTS) 表紙イラストより
「その他の帝国の組織」
帝国には数多くの組織が存在する。帝国の政治を支える者や治安を守る者、自由開拓者など多種多彩。 これらの組織は設定上では存在するがコデックス化されていない場合もあるので、ミニチュアゲームに参戦出来ない組織もある。 |
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「生存をかけた闘争において、傍観者でいることは許されない。我々の側で戦わぬものは全て、叩き潰すべき敵と心得よ」
画像出典:ゲーム 「Warhammer 40,000: Dawn of War3」 Key Artより
所謂人類以外の異星人や宇宙人の総称。古代文明の生き残りや他の銀河からの侵略者など様々。
それぞれの勢力は敵対しており、常に戦い合っている。人類に対しても例外的ではない。 星々に自分たちの領土を広げるため、他のすべての勢力と戦うことのみが、彼らが唯一生き残る道なのだ。
そして、場合によっては一時的な同盟を結ぶこともあり、特に対ティラニットや対ケイオスの場合に同盟を結ぶことが多い。
普段対立している帝国と異種族も時折共闘してくれる胸熱展開も見せてくれる。
「オルク」
「この銀河 ( ギンカワ ) を真っ平らに踏みならしてやる。おとなしくしてねえ奴はブチ殺す。俺様は本気でやるぜ。なぜなら俺様はオルクで、オルクは戦って勝つために、この世に生まれてきたからよ」
- 大族長ガズグッガル、おおいに吼える
基本カラー:ミドリ色はサイコーだぜ!
【概要】
鬼のような姿をしてい銀河(ギンガワ)サイキョーの緑肌宇宙オーク。体格がゴツい野蛮な面白枠。 人類からは「最も野蛮なモノ」、「グリーンスキン」と呼ばれ、非常に好戦的。 侵略するの理由も「戦いこそオルクの全てだから」であり、ホントに戦闘狂。 グリーンスキンたちが抱く、スピードと暴力に対するその情熱は、銀河中が知るところである。
【ゲーム上の特徴】
ゲームでの性能は接近戦重視であり、防御力は低い。だがそれを補って余りある大量のユニットを投入することができる。 低い射撃能力も、得意な白兵もとにかく数で解決してしまう傾向が強い。そのため、ミニチュアの数もそろえないといけないので、「アストラ・ミリタルム」と同じくコストがかかりやすい。
画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:オルク第7版」(codex:ORKS) P63より
【主要キャラクター】
【主なオルクの兵種】
【主なオルクの氏族】
人類よりはるか昔から存在する種族。所謂宇宙エルフ。寿命は千年以上長く、白く美しい肌を持つ。肉体も常人よりも数倍速く動ける。
かつては高度な文明を持っていたが、種族の失墜によって今では少数の人数しか生き残っていない。 アエルダリは大まかに5つの勢力に分かれている。
「ティラニッド」
貪り喰らえ、全ての生命を。
【概要】
外銀河より襲来した宇宙害獣。すべての生命体を喰らい尽くすことが目的の銀河イナゴ集団。「ハイブマインド」(集合意識体)と呼ばれる全体を統括する知性のもと、銀河への侵略を続けている。 個体に意識や感情が存在せず、ハイブマインドの命に従って行動する。さながらアリかハチのような社会構造を築いている。 他生物の遺伝子を取り込み進化し続けるため、細菌兵器などを用いてもすぐに免疫をつけられてしまい効果は薄い。 他のSF作品で言えばマブラヴ オルタネイティヴの「BETA」、トップをねらえ!の「宇宙怪獣」、エイリアンシリーズの「ゼノモーフ」を足して三で割ったものと思ってもらえればよいだろう。
【ゲーム上の特徴】
とにかく数が多いことを嫌と言うほど教えられる。しかも精鋭でそろえることもできる。汎用性が高いが射程が短めな近距離型。 ただし、「シナプスクリーチャー」と呼ばれる指揮官ユニットから遠く離れてしまうと、 本能に支配されて統制を失ってしまうため、シナプスクリーチャーの配置と生存がゲームの鍵を握る。 数の多いアーミーや少数精鋭アーミーも組めるので、初心者にもおすすめ。
画像出典:ウォーハンマー40K コデックス「ティラニッド」(codex:Tyranids) 表紙イラストより
「ジーンスティーラー・カルト」
「真の神のため、我らは何世代にも亘り”純血”を護ってきた!」
【概要】
ティラニッドに寄生された亜人「ジーンスティーラー」のカルト集団。ティラニッドの先兵として、寄生された人間に惑星を乗っ取らせる。
彼らは人類含む知的生命体(以下:犠牲種)の領域の隠れた場所で神であるティラニッドを崇め、自分の配下を何十年という年月をかけて着実に増やしてゆき、密かに信者や寄生者を増やしていく。
ティラニッドの集合艦隊(ハイブフリート)が近づいてきたときに一斉にの惑星の乗っ取りを開始する。 なお、ジーンスティーラーカルトは複数の宗派が存在し、違った特徴を持つ。
【ゲーム上の特徴】
白兵戦が強めで、隠蔽能力を持つ。ティラニッドの性質を引き継いでおり、ティラニッドと同盟を組める。 ティラニッドと異なり、ビークルや兵器を使用することが可能。 更に驚くべきことに別勢力のインペリアルガード(裏切りという扱い)とも同盟が組める。奇抜なルール故に上級者向け。
画像出典:ゲーム「Battlefleet Gothic: Armada 2」より
「タウ・エンパイア」
「大善大同のために!!」
現指導者:導師アウン=ヴァ
【概要】 銀河東方にあるイースタン・フリンジ(東方辺境宙域)で新しく勃興してきた異種族勢力。非常に優れたテクノロジーを有しており、戦場ではバトルスーツという戦闘用ロボットを多用する。 銀河全域に〈大善大同〉(グレーター・グッズ)の思想を広めようとしており、野心的かつ目的達成のためなら一致団結する。そのため、タウ族に協力する少数の異種族も共に戦闘に参加を行うこともある。 青白い肌を持っており、筋力は人類よりも低いのが特徴。主戦力となっているバトルスーツで弱い筋力を補っている。 タウの社会は地(農耕・労働・技術者)水(商人・外交官)火(戦士)風(宇宙軍)と霊(指導者)というカーストに分かれており、ゲームで戦うのは主に火のカーストである「ファイアウォーリア」が先陣を切る。
【ゲーム上の特徴】
基本戦術は徹底的に射撃戦や機動戦に持ち込めばかなり強い。その代わり近接はかなり弱い。更にサイカーがいないのでサイキックにも対抗できない。 同盟関係にある異種族のユニットで弱点をある程度は補える。
画像出典:ウォーハンマー40K コデックス「タウエンパイア」(T'au Empire)8版 P40,P41 イラストより
【主要キャラクター】
画像出典:ウォーハンマー40K 「コデックス:タウエンパイア第8版」(codex:T'au Empire) P68,P69 イラストより
「ネクロン」
目覚めの時は来たれり!
【概要】
6400万年以上前の超古代に栄えていたアンドロイド異種族。見た目は金属製ガイコツで生ける金属(リヴィングメタル)を肉体としている。 完全に体を破壊されないかぎり、再生能力で復活することが可能。
ネクロン文明は複数の王朝を持ち、独自の文化と行動規範を持つ。また、王朝同士は一枚岩ではなく、内戦も起こることもある。
司令官である旧王族の者達のみが自我を持ち、言葉を話してコミュニケーションを互いにとれる「特権」を独占する。 一方で下級兵士は少ししか意思を持たず司令官の命令に諾々としたがう、文字通りロボット同然の存在となっている。 【ゲーム上の特徴】 倒されても再生する能力を有する。全体的な能力から射撃に向いた勢力といえる。 代わりにスペースマリーン並みに高いコストと、白兵戦が苦手な能力、一定数が倒されると自動的に敗北するルールがネックとなる。
画像出典:ウォーハンマー40K コデックス「ネクロン」(codex:Necrons)5版 表紙イラストより
【主要キャラクター】
【主な王朝】
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「ああ、見よ。貪欲なる悪魔たちが、巨大な軍勢となって進むさまを!天は魔焔 ( まえん ) に焼かれ、荒廃した街を血の川が次々と押し流すであろう。神々の兵団は、行く手に立ちふさがる敵すべてを殺し、壊し、犠牲者たちの魂をむさぼり喰らいながら進みゆくのだ。」
【概要】
異次元の悪魔。渾沌の禍つ神々である暗黒の四大神を中心とし、〈歪み〉より現実世界に侵攻してはその世界の法則をゆがめ、いずれは世界を渾沌世界に変異させようとしている。
画像出典:ウォーハンマー40K「コデックス:ケイオススペースマリーン第8版」(Codex: Chaos Space Marines)P54,P55 イラストより
ケイオススペースマリーン(ヘレティック・アスタルテス)
「Death To the False Emperor!!」(偽りの皇帝に死を!!)
【概要】
人類を裏切り、渾沌に信仰を捧げたスペースマリーン。人類最高の技術と渾沌の魔術が融合した恐るべき敵手。
画像出典:小説「Horus Heresy: Slaves To Darkness」表紙イラストより
「裏切りに対して為すべきことは復讐のみ。」
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小さい背丈を持つ宇宙ドワーフ。アブヒューマン(亜人種)の一種で、「スペースドワーフ」とも呼ばれる。
かつては〈技術の時代〉には普通の人間としてた天の川銀河の中央で植民惑星を開拓していたが、〈不和の時代〉の〈歪みの嵐〉の影響によって人類と断絶してしまう。 断絶されたスカット族の祖先は惑星環境に適用できるように変化し、背の低い今の姿となった。 〈大征戦〉のさなか帝国に再発見された際に帝国に加わり、帝国臣民として忠誠を尽くしてきた。 小柄ながらも「アストラ・ミリタルム」にも参加するほどの勇敢さを持つ。 しかし、今では「ティラニッドに種族が滅ぼされ消滅した」という噂があり、実際にどうなったのかは今でも明言されていない。 広い銀河に少ない数のスカット族が残っているという。 【ゲーム上の特徴】 実は昔、ミニチュアも大量にリリースされてスカット族専用のルールも用意されていたが、版を重ねていくうちに無かった事扱いにされた・・。 今ではForgeWorldのネット通販限定品で少数販売されているのみだったが、ネクロムンダの「バウンティーハンター」として復活していたりと、もしかしたらアーミーやルールが復活するかもしれない・・。 |
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模型ファンにはお馴染みの雑誌「ホビージャパン」の「ウォーハンマーシリーズ」特集ムック。
ウォーハンマーシリーズの概要からミニチュアゲームの紹介、世界観の解説、ミニチュアモデルの作り方まで初心者プレイヤーにお勧めの一冊。 付録として「ウォーハンマー エイジ・オヴ・シグマー」に登場する「ストームキャスト・エターナル リベレイター」のミニチュアも付いてくる。
シリーズ初のウォーハンマー40000ノベルの邦訳第一弾。スペースマリーン戦団の一つ「ブラッドエンジェル」戦団の第一中隊長「ドナート」の活躍を描く小説。
「ブラッドエンジェル」戦団を苦しめている遺伝子欠陥である〈傷〉による〈紅き飢え〉等の精神疾患と向き合う苦悩や葛藤も描がかれている。
ゲームズワークショップの出版部門である「ブラックライブラリ」のライターによって書かれているスペースマリーンヒーローズシリーズ2とのタイアップ小説。
実はこの日本語版が最初に出ており、英語版が後にリリースされているという非常に珍しい形で出版されている。 ウォーハンマー40000を物語として楽しむのにうってつけな一冊。
ウォーハンマー40000ノベルの邦訳第二弾。スペースマリーン戦団の一つ「ウルトラマリーン」戦団が主役。
ケイオススペースマリーンの「クリムゾンスローター」との戦いと共に、戦団内のマリーン達の裏切りをも描く。 2018年に発売された英語版の小説「Space Marine Heroes - Death Knell」を基に翻訳されている。
ウォーハンマー40000ノベルの邦訳第三弾。新型スペースマリーンを率いる「ウルトラマリーン」と渾沌のスペースマリーンを率いる「デスガード」との戦いを描く作品。
本作はウォーハンマー40Kに初めて触れる人にも読みやすい小説となっている。
ゲームズワークショップが出版しているウォーハンマー専門月刊誌。1977年からイギリスで刊行され、40年以上の歴史を持つ。
新商品の紹介やミニチュアゲームのレポート、ペイントとキッドの作例、ミニチュアゲームの追加ルールであるゲームサプリメントの紹介などが掲載されている。
2017年夏からは日本語版も出ており、ウォーハンマーの世界を日本語で気軽に楽しめるようになっている。
普通の書店やネットの書店では販売されておらず、「ウォーハンマーストア」を始めとしたミニチュアゲームの専門店でしか手に入らないので注意。
日本のモデラーにとってはお馴染みのホビー月刊誌。2017年7月号から「AMAZING WARHAMMER」の名称で、
「ウォーハンマー」のレギュラー特集が組まれている。有名なモデラーによる作例もあるのでホビーファン必見。 |
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プレイヤーは異端審問官となり、渾沌の軍勢と戦っていく。ディアブロライクなハックアンドスラッシュのARPGで、
ランダム生成されたダンジョンを最大4人で潜ることができる。 プレイにはオンライン接続必須で「Neocore Account」の登録が必要となる。PS4版でのマルチプレイを遊ぶには「PlayStationPlus」の加入が必須。
ウルトラマリーン戦団のスペースマリーンである「タイタス中隊長」を操って工業惑星「グライア」をオルクの手から救い出すアクションシューティング。
ウォーハンマーを知らない人にも世界観がわかりやすく、ゲーム性もとっつきやすいのでオススメ。
ゲームジャンルはTPSだがこの手のシューターにしては珍しく、近接攻撃のアクションも凝っており文字通りの無双プレイも可能。 フューリー状態(無双シリーズでいう無双覚醒)を駆使すれば一発逆転の大攻勢を仕掛けることもでき、近接戦だけでも戦うこともできる。
お馴染みの武器も用意されておりチェーンソードやボルトガンはもちろん、パワーアックスやサンダーハンマーなど射撃、白兵の武器が豊富。
プレイヤーがダメージを受け回復したい場合は、敵をスタンさせて処刑することで回復できるという非常に珍しいシステムを持っている。
PS3版、XBOX360版は最初から日本語化されており、PC版もユーザー作成の日本語化パッチを使用すれば日本語でプレイ可能。(デフォは英語)
余談だが、主役である「タイタス中隊長」はコデックスの教えに反する行動をとることもあるが、戦況に応じて臨機応変に対応するラジカルな考えを持ってる。
これが後に彼自身を救うことにもなるが大きな問題となることも・・。
ウォーハンマーファンのみならず、ウォーハンマーを初めて知る初心者の方にもピッタリな肉密度40,000%の良作。
帝国が誇る巨大ロボ「インペリアルナイト」を操作するF2Pのレールシューター。
プレイヤーはインペリアルナイトを駆る「フリーブレイド」(流浪の騎士)の貴人となってダークエンジェル戦団とともに過酷な戦いに身を投じる。 タッチパネルで簡単に狙いを定めて射撃でき、1つのステージも数分で終わるのでお手軽。 課金要素もあるが、課金で手に入る硬貨はゲーム内でもイベント参加で手に入るので、無課金でもマイペースで遊べる。 お気に入りのカスタマイズを施した世界でたった一つのナイトを作り上げ、暗黒の遠未来を戦い抜こう。
「ホルスヘレシー」(The Horus Heresy)を題材にした村ゲー要素とタワーディフェンス要素があるF2PのRTS。
皇帝側のロイヤリストとホルス側のトレイターレギオンのどちらかの勢力を選びスペースマリーン兵団を率いる。 強力なプライマーク(総主長)を呼び出したり、ドレッドノートや各種戦車などの兵器、さらには巨大なタイタンまで呼び出すことができる。
タイトル通りスペースマリーン戦団の一つである「スペースウルフ」戦団が主役のターン制シミュレーション。
ヴァルガード・トワイススレイン率いるラスの仔ら、スペースウルフ戦団の指揮を取り、「ワードベアラー」兵団に立ち向かう。 移動や攻撃といった行動をカードによって行う珍しいシステムを採用。(メタルギアアシッドのような感じ) PVPモードもあり。
※注意 PC版(Steam版)は買い切りの有料アプリとなっており、android版とiOS版は途中までは無料で遊べる。どちらも完全に遊べるようにするには課金が必須。
セガ傘下のゲームスタジオ「Relic Entertainment」制作のRTS。数あるウォーハンマー40000のゲームの中でも最高の出来とファンから評されている。Windows版のみ。
ウォーハンマー40000の世界をゲームで忠実に再現しており、ゲーム性やゲームバランスも非常に良い。Game of the Yearも受賞している傑作。
ゲーム性は基本はスタークラフトシリーズやウォークラフトシリーズのようなRTSだが、戦闘要素を重視したゲームデザインとなっている。
プレイヤーは数あるアーミーの中からお気に入りの部隊を選び、施設を立て、戦略を練りながら敵軍をせん滅するために自軍を指揮する。
本作はRTSでありながら、内政が極限まで簡略化されているのが特徴。内政の仕方については覚えることが極端に少なく、
内政の操作量も特に求められないのでRTSに初めて触れるプレーヤーにとっては非常に敷居の低く遊びやすい。
マルチ対戦では原作通りスペースマリーンやインペリアルガード、オルクやアエルダリ、ケイオス等が使用できる。
シングルモードではゲームオリジナルの戦団である「ブラッドレイブン」戦団を指揮して進めるキャンペーンモードが収録されている。 なお、購入時には英語なので日本語化パッチを当てれば日本語で遊べる。 |
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「アーミー」
プレイヤーが指揮する軍団の事。数あるアーミーの中から一つを選んでユニットを編成する。
「アイ・オヴ・テラー(恐怖の目)」
ケイオススペースマリーンの拠点となる宇宙の領域。かつては古代アエルダリの母星を始めとしたアエルダリ族の惑星が数多くがあったが、 種族の<失墜>によって多くの惑星は荒廃してしまった。 更に、スラーネッシュ神の誕生によって大きな歪みの亀裂が生じて現在の禍々しき領域となる。 物質世界と、〈渾沌の領域〉(レルムオブケイオス)の入り混じった空間となっており、空間内は時間さえ狂う。 〈恐怖の目〉の中で数年間過ごしたと思ったら、数十年間いいや、数百年間の時が経ってたなんてこともある。 アイ・オヴ・テラーは外界とは隔離された空間であり、出入り口は数少ない。
現在では<恐怖の目>内の各惑星はケイオススペースマリーンの拠点となっている。
恐怖の目の近くにある帝国領の惑星「ケイディア」周辺は最大の激戦区の一つで、 惑星ケイディアの周辺は渾沌勢力との紛争が今でも絶えない。
「アサルト・スカッド(強襲分隊)」
スペースマリーンの役職の一つ。ジャンプパックを駆使して強襲を行う。
「アストロノミカン(星辰波)」
地球から放たれているサイキックエネルギー。皇帝陛下の発したエネルギーと訓練を積んだ1万人のサイカーからなる“コーラス”によって増幅され、銀河中にエネルギーが発信さ続けている。 このアストロノミカンを増幅させ発信し続けるためには、莫大なエネルギーが必要なので、酷使された「コーラス隊のサイカー」は次々と息絶えてゆく。 だが、すぐに代わりが補充されるので、干からびてミイラ化したサイカーの骸がかえりみられることなどない。彼らの運命は悲 惨だが、それは〈帝国〉にとって絶対必要な犠牲である。 このアストロノミカンが無ければ帝国において銀河中をワープすることは不可能で、星間航行ができなくなるからだ。
帝国における宇宙船には、必ず「ナビゲイター」(航宇士)と呼ばれる特殊なサイカーを同乗させる必要がある。
宇宙船のワープ時には必ず〈歪み〉の空間に入らなければ光速を超える航行ができない。 〈歪み〉の中の眼となっている彼らナビゲイターらは、常人の貧弱な知覚力では捕らえきれないものを感知できる。彼らは、ある種のトランス状態に入ることで、アストロノミカンを頼りにきわめて高い精度で航路を示す。
逆に、アストロノミカンかナビゲイターを失ってしまえばまともに星間航行ができなくなる。、意図した場所にも移動できず、下手をすれば数十年、数百年たっていることもある。
数万、数億、数兆のサイカーの命を燃やしながらも、今日もアストロノミカンは帝国における星間航行を支えているのだ。
「アダマンチウム」
帝国で使用される金属の一つ。パワーアーマーの素材の一つとしても使用される。
「アブヒューマン(亜人種)」
身体が変異した人類の一種。意図的な遺伝子操作や予期せぬ突然変異によって、 人類と呼びうる遺伝子純度の許容範囲を逸脱してしまった種族のことを指す。 亜人たちは帝国の省庁の一つ、「ミリタルム・アウキシリア」(亜人管理部)によって管理されている。
「アポシカリー(医療官)」
スペースマリーンの役職の一つ。所謂マリーン版メディック。 医療用のウォーギア「ナーゼシウム」や「リダクター」等を使用して治療を行う。 その他、戦死したマリーンの〈遺伝種子〉(ジーンシード)、すなわち「プロゲノイド線」を回収する役割も持っている。 詳しくはスペースマリーン(ウォーハンマー40K)の兵科の項を参照されたし。
「合わせ目消し」
ミニチュアのパーツ同士を合わせた部分に出る分割線を削る作成テクニック。 プラモデルの作成を行う上では一般的なテクニックの一つだが、 国内産のプラモデルに比べてウォーハンマーシリーズのミニチュアは合わせ目が出ている場合が特に多い。 特に小さなミニチュアモデルは少しの合わせ目でも目立ちやすいので、見つけたらデザインナイフでそぎ落としていこう。
「ウェブウェイ(網辻)」
古代アエルダリが銀河中に作り上げたワープ通路。主にアエルダリとデュカーリが使用している。 小型網辻門や大型網辻門などの装置を使ってワープができる。かつての古代アエルダリの遺跡に網辻門が設置されていることもある。 網辻の中にはデュカーリの拠点である大都市「コモラフ」や多くの知識が眠っている「黒の図書館」が隠されている。
皇帝もかつては網辻を利用したワープゲートを人工的に作り上げようとしていたことがあった。
「ウォーカー」
本作ではゲームとしての用語と設定としての用語が存在する。 【ゲーム上での用語】 勢力問わず、2足歩行する乗り物のことを指す。 【設定としてでの用語】 帝国で使用される。小型二足歩行ロボットの通称。作業用機械や兵器など様々な機種が存在する。 主なウォーカーは以下の通り。
インペリアルガードで使用されている二足歩行戦闘車両。戦車では立ち入れない荒れた地形も高速で走破できる。
センチネルのパイロットは他のインペリアルガード兵と違って、自律性が求められる。
サイボーグ化してよみがえったスペースマリーンの精鋭兵。詳しくは下記参照。
異端者のサイカーであり罪人の「ペニテント」を懲罰、贖罪させるための贖罪用戦闘歩兵。
特に罪の深いペニテントを十字に機体へ縛り付け、装甲も施さない生身の状態で戦闘を行わせる。 両腕に装備されている「ヘヴィーフレイマー」で敵を焼き尽くす。 機体は縛られたペニテントの背骨には、無数のワイヤーや薬物注入用チューブなどが外科手術的に埋め込まれており、 戦場で敵戦列を切り崩していない時には常に罪人は、激痛と罪の映像が贖罪者たちの脳へと直接送り込まれ、犯した罪の深さを思い知らされるのだ。 正に帝國正教の誇る狂気の鬼畜兵器である。今日も縛られたペニテントは、皇帝陛下に赦しを請う為に贖罪の戦いを続ける。
グレイナイト専用のウォーカー兵器。大型のケイオスのグレーターディーモン(上級悪魔)を討伐するために作られた巨大な外骨格。
通常よりも巨大なネメシスフォースウェポン装備し、瞬間移動もできるテレポーターも装備できる。 彼らにとってこの外骨格のパイロットになれることは名誉なことであり、ステータスの一種にもなっている。
「ウォーロード」
軍団長の事。 ユニットを編成した場合、HQの中から一人軍団長を選ぶ事になる。 ルールによっては倒されたらデメリットが発生するので守っておく方が良い。
「ウーンズ(【傷】)」
ユニットのHPの事。 日本語ルールブックでは【傷】と呼ばれる。HPは1~20以上と幅広く、これが無くなるとユニットが死亡する。 ウーンズの多い巨大メカや巨大生物を使う時はウーンズトラッカー(ダメージを数えるサプライ)やウーンズダイス(10面ダイス)があると便利。
「エラッタ」
正誤表のことを指す。 カードゲームやミニチュアゲームなどのアナログゲームにおいてゲームバランスの修正を行う際に、 エラッタを参照することがある。本作のエラッタは公式サイトから参照できる。
「オーラマイト」
帝国で使用される金属の一つ。見た目は金色で非常に希少な金属となっている。 厳重な監視下で行う錬金術を用いれば色を変えることも可能だが、手間とコスト非常に掛かる。 主に「アデプトゥス・カストード」(皇帝近衛団)のパワーアーマーに使用される。 |
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「カルト・メカニカム(機械教)」
帝国における2大国教の1つ。宗教団体のカルト・メカニカス(機械教団)によって宗教活動が行われている。 骸骨と歯車の印章がトレードマーク。大征戦よりも古い時代に作られ、帝国と同盟を組むという形で存在する。 火星を総本山として「万機神」(オムニシア)と機械神の化身(ということになっている)である皇帝を崇拝する。
「キャラクター」
ミニチュアのユニットの中でも特定の名前がついてるユニットの事。スペシャルキャラクター(スぺキャラ)とも呼ばれる。 ストーリー内での重要人物がキャラクターとして扱われる場合が多い。 一般兵に紛れないように派手な格好してる。 基本的に単独でスカッドになり、コストも高めな強力なユニットとして参戦できる。 ただし、自分のアーミに同じスペシャルキャラクターを複数投入することはできない。
「ゲラーシールド」
帝国の宇宙船に装備されている保護シールド。ワープ航行中の〈歪み〉の影響から乗員を守る。 逆にこれが無ければ〈歪み〉の影響を受けて最悪の場合は死に至る。
「コスト」
ユニット毎のコスト。ルールによって指定されたコスト以内でアーミーのユニットを編成する。 パワーとポイントの2種類あり、遊ぶルールで変化する。 最大値は対戦相手と相談して決めたり、大会で指定されているので必ず確認すること。
「コデックス(戦いの聖典)」
本作ではゲームとしての用語と設定としての用語が存在する。 【ゲーム上での用語】 アーミーのデータやステータスが載っている書籍でミニチュアゲームを行う上では必須。版が変わるごとに新しいコデックスが出る 自分の使うアーミーに対して1つは必ず必須で、自分が遊ぶ版に合わせたものでなければ使用できない。 (例:第8版のルールでスペースマリーンを使用するなら、スペースマリーンの8版コデックスが必須。7版は使用できない。)
また、細かな世界観、設定の解説やミニチュアのペイント作例などのアーミーに関する解説書としての役割も持っている。
【設定としてでの用語】 ウルトラマリーンの総主長である「ロブート・グィリマン」がホルスの大逆後に書いたスペースマリーン戦団の効率の良い運用や戦団の反逆防止のために作成された軍法書。 正式名称は「コデックス・アスタルテス」。ほとんどの戦団で採用され、今現在でもスペースマリーン戦団の運用に使用されている。詳しくはこちらを参照されたし。
「コモラフ」
異次元のワープ通路「ウェブウェイ」(網辻)奥深くにある大都市で、デュカーリの本拠地。 別名、〈仄昏き都〉として恐れられている。 古代アエルダリの文明が崩壊した際、生存者がワープウェイの奥深くに築いた都市が大きくなって現在の大都市となった。 都市は異次元空間の中にウニのような形をしたとげとげしい建造物が無数に浮いている構造となっている。 コモラフは相互次元の迷路の奥深くに隠されており、外部のものが見つけることは不可能だといわれている。
「コンバーション」
ミニチュアを改造する事。説明書通りに組むと同じポーズのミニチュアが多くなりやすいので、各兵士に個性を出す為にビッツを使って改造したりする。
他にもリリースされていないミニチュアを自作で一からスクラッチで作り出したり、乗り物のドアや砲塔に可動ギミックを仕込んだり、好みの形にミニチュアを改造するなどコンバージョンの種類は多種多彩。
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「サイキック」
歪みを使った超能力のこと。「サイキック」は「超能力」や「魔術」とも呼ばれている。 魔法の如き攻撃から短距離のテレポート、更には星間の通信まで幅広い用途で使用されている。
「サイカー」
歪みの力「サイキック」を操る超能力者のこと。人類が最初にサイカーを発見したのは「不和の時代」で、当初は超能力を操る術がわからずにいた。 後にプライマークの一人である「赤のマグヌス」が書いた魔道書「マグヌスの書」にて超能力の体系化が行われ、人類が歪みの力を超能力として扱えるようになった。 しかし、歪みの力である「サイキック」は完全にコントロールできるわけではなく、精神修養などを積み重ねて制御できなければ力が暴走し、 場合によっては渾沌に傾倒し、渾沌の悪魔たちを呼び寄せてしまう危険性も持っている。
帝国国内でサイキックは危険な力として全面的に禁止されており、帝国が公式で認定されたサイカーは少ない。
サイカーの大半はまず、異端審問官、および帝国逓信局の職員に捕らえられ、ブラックシップと呼ばれる船に強制的に乗せられる。 そして、地球の帝殿に連れてこられて皇帝陛下のためにその身を捧げることとなるのだ。 並みのサイキック能力しかないものは、植物人間の皇帝陛下を飢えさせないための糧つまり魂を捧げるいけにえとなるか、 あるいは星辰波(アストロノミカン)を増幅させるための“コーラス”の一員とされるかが普通だ。 例え、コーラスの一員となっても一日で魂を燃やしつくして亡くなってしまうのだ・・。
例外として、捕らえられたサイカーが自分の能力をコントロールする意志の力があり、強力なサイキック能力があれば、帝国に認められた公認のサイカー(認定異能者)として定められた聖務を果たす。
サイカー自体が害を及ぼす場合があったり、異端審問官の判断によっては、禍々しい<歪み>の力を持った異端者「ペニテント」として捕らえられることもある。
サイカー自体は帝国のみならずアエルダリ族などの異種族勢力やケイオススペースマリーン等の渾沌勢力にもサイカーが存在する。
「サプリメント」
追加ルールの書いてある書籍のこと。 コデックス化されていないアーミーのルールや、特殊なルールのゲーム等が書かれている。
「サーヴァイター(技能奉仕者)」
【概要】 帝国に奴隷として仕えるロボトマイズ改造されたサイボーグ人間でかつ生けし道具。単に「奉仕者」とも呼ばれることもある。 帝国内では機械教の教理に基づき完全な「機械知性」や「人工知能」が禁止されている為に、体をロボトマイズしてサイボーグ化した「奉仕者」を機械の部品や奴隷として扱う。 「奉仕者」となる対象の被験者は様々で、「不眠奉仕の刑」の判決を受けた犯罪者、または帝国技術局や機械教に反旗を翻したもの、スペースマリーンの入団試験の不合格者、戦団規則を破ったスペースマリーン等が対象となる。 また、人口培養液による人のクローンによって作られることもある。 被験者は技術司祭(テックプリースト)の手によって身体が改造され、被験者の自我は完全に無くなってしまい、記憶消去や脳機能停止手術を受けることによって奉仕者が製造される。 【奉仕者の生涯】 「奉仕者」は主に2種類の奉仕方法が存在する。
スペースマリーン戦団をはじめとした裏方の作業や整備などを補助するために奉仕する。このような「奉仕者」は「単一技能奉仕者」と呼ばれ、奴隷同然で休むことなる働き続ける。
身体は改造手術によって肉体が大きく強化され、作業に適した装備(鉄の爪、赤外線センサー、ドリル等)を使って整備作業や周辺警護等の作業を行う。
電子機器は必ず人間と生体融合させてコンピューター制御を行う。その時に部品として役に立つのが「奉仕者」だ。
脳を演算処理、体には機器制御を行わせ、帝国内のあらゆる機械や兵器を制御するために機会に体を組み込まれる。場合によっては足や腕などの余計な部分を切除することもある。 帝国のほとんどの電子機器は元人間の奉仕者によって制御されているのだ。 そのため、電子機器には奉仕者つまり人の身体が埋め込まれている。
一方でモニターとキーボードを使う現代のコンピューターに近い演算機である「コジテーター」(熟慮機)というもので電子制御やデータ処理を行うこともある。
こちらの機械は完全に機械教団の「機械知性」に抵触して禁じられているはずだが、機械精霊が棲んでいることになっており、その恵みで計算ができるということで禁止していない。
機械教と帝国の狂気を体現したものの一つと言っても過言ではない。
「サーボ・スカル」
帝国内で使用される頭蓋骨型の浮遊ドローン。 皇帝陛下に忠義を尽くした下僕や官吏の脳と頭蓋骨にさまざまな加工が施され、今を生きる皇帝陛下のしもべ達の道具として用いられる。 死してなお皇帝陛下にお仕えする栄誉に浴すことができ、帝国を支える者たちにとって「サーボ・スカル」改造を受けることは誉れ高き名誉なのである。 偵察や各種作業の補助などあらゆる用途で使用され、戦場や一般公務など幅広い分野で活躍している。
「シタデルカラー」
同社ゲームズワークショップが製造、販売を行っている水性アクリル塗料のこと。 フランスの画材メーカーと共同で開発。7種のカテゴリに分けられており、全145種類のカラーが存在する。 匂いが無く、水で薄めなくても濡れるので、筆塗りに適した高性能塗料。 価格は国内の塗料に比べれば高めだが、一つ購入しておくと筆塗りで使うなら無くなりにくい。 ウォーハンマーシリーズや同社の製品もシタデルカラーを元にしてカラーチャートのシステムが作成されている。 使用時には定期的に水分を入れたり降ったりしないと凝固してしまい使えなくなる。 特に長期間固まった際にはエタノール(消毒用アルコール)を入れると復活しやすい。
エアブラシで使用する際には通常とは違った工夫が必要なので、筆塗りでの使用を推奨。
特にエアブラシでの使用はブラシの中でシタデルカラーが凝固しやすく、使用したら必ず分解して洗うこと。 公式でもあまりお勧めしないので、使用時には自己責任で。
「縦深(じゅうしん)」
縦深移動の略。敵地などに突然移動出来る能力のこと。 ユニット毎に持っている場合があり、ルールに従ってミニチュアを戦場に配置出来る。 ルールの名前は色々あるが、(ジャンプパック強襲、マンタストライク等)基本的に効果は同じ。
「趣味人」
ウォーハンマープレイヤーのことを指す。40Kや別シリーズのエイジオヴシグマ(AoS)問わずに呼ばれている。
「ジーンシード(遺伝種子)」
皇帝の遺伝子を基にして作られた改造遺伝子のこと。本作の人類は遺伝子操作によって100歳を超える寿命や人工臓器の作成、肉体改造を行うことが可能となっている。 万能で超人的な能力をもつ皇帝は自らの遺伝子を基に「遺伝種子」を作り上げ、それを基にしてプライマークやスペースマリーンを作り上げた。 しかし、安易に遺伝子改造すると欠陥によって体に異変を起こす場合もあるので、改造時には慎重に遺伝種子を扱わなければならない。 そして、新しいスペースマリーンの製造にも遺伝種子が必須となっており、スペースマリーンの人造臓器「プロゲノイド線」を摘出し、 そこに入っている熟成された遺伝種子を基にして新たなスペースマリーンが作られるのだ。
「(数字)+」
数値以上という意味。例えば3+なら3以上、6+なら6以上という意味で使われる。 攻撃が当たったか判定したり、超能力が成功するか判定するなど幅広い判定用途で使用される。
「スカウト・スカッド」
スペースマリーンの役職の一つでマリーン版の斥候部隊。兵士としての能力はタクティカル・スカッドに比べたら劣るが、隠密行動や強襲に優れる。 一般的なマリーンよりも装備は軽めで、軽装なスカウトアーマーを装備する。
新人のスペースマリーンは最初にこのスカッド部隊に入って危険な斥候任務を行う。
危険な最前線で活躍することによって皇帝陛下への忠義や死を恐れぬ勇敢さを示し、一人前のスペースマリーンへの道を歩み始めるのだ。
「スカッド」
アーミー内の小隊の事。アーミーのユニットを編成する際の最小単位。 通常3~10人程度をまとめて1スカッドとして編成して、一纏めにした上でゲームをプレイする。
「スクイッグ」
オルク族でよく買われているペット。クネクネ獣とも呼ばれ、オルク族の「シンプルかつ持ち運び可能な再利用エコシステム」を支える重要な生き物だ。 わかりやすく説明しよう。スクイッグはオルクの排泄物を食べる。そしてオルクがスクイッグを食べる。完全無欠のエコロジーだ。
スクイッグには様々な形態があり、バラエティ豊かな亜種に分類できる。食用から医療用までスクイッグの用途は幅広いが、その中で最も悪名高いのは、凶暴きわまりない「ツラ噛み」だろう。
人間が軍用犬を使うように、オルクたちもツラ噛みを攻撃用スクイッグとして利用するのだ。 ツラ噛みの見た目は「凶悪なキバを備えヨダレをダラダラたらす巨大な口が、二本の脚の上に乗った感じ..」としか言いようがない。 この猛獣を飼うことは、いくさ頭にとって一種のステータスである。 「ボスの好意をムダにしやがった連中」をペロリとたいらげるために、彼らの大部分がツラ噛みを連れ回しているほどだ。
「ステイシスフィールド」
物体の運動や状態を保存するための力場のこと。ステイシスフィールドを使えば、 有機体や生物の腐食が完全に食い止められることができ、あらゆる物質の運動や時間の経過すら停止させてしまう。 実際に冷凍睡眠のように人間を保存することも可能。
「スペシャルセーブ」
装甲に頼らない防御力の事。バリアやサイキック、盾等が該当する。 通常のセーブ値は武器の貫通力の影響を受けて減るが、スペシャルセーブは変わらない。 オプション等で追加出来るならしておくことを推奨。。
「スペースハルク(古艦廃墟)」
宇宙に漂う宇宙船や宇宙ステーションの廃墟のこと。一見何もない廃墟に見えるが、 中ではジーンスティーラーカルトやティラニッド等の敵対勢力が格好の隠れ家として占領している場合が多い。 敵対勢力が中に潜んでいる場合は、ベテランのスペースマリーンがターミネーターアーマーを装着して内部の敵をの掃討を行う。 スペースハルクを舞台にしたスピンオフのボードゲームやデジタルゲームが数多く出ている。
「セーブ」
ユニットの持つ防御力の事。(数字)+で表記される。 間違えやすいが、低い程防御力が高い。(セーブ2+の場合2以上出せば防御成功)
「セラマイト」
帝国で諸軍で用いられる超硬合金。車両の装甲や重装防護服、パワーアーマーの素材の一つである。
「センチュリオンアーマー」
スペースマリーンの兵器の一つ。市街地戦での決戦兵器で白兵戦特化のパワーアーマー。 戦車や中型機動兵器も侵入が困難な密集地帯の都市で使用される。 フレイマーと掘削用ドリルのような兵器を両腕に装備しており、厚く硬いセラマイトの装甲を持つまさに「歩く戦車」。 |
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「タイタン(巨人機)」
【概要】 帝国の兵器の一つで全高15~70メートルを誇る巨大人型ロボットの総称。インペリアルナイトもタイタンの一つである。 数ある帝国の地上兵器でも最大にして最強の火力と耐久力を誇り、アデプトゥス・メカニクス(帝国技術局)によって製造される。 タイタンの中でも小さいウォーハウンド級で15メートル、最大級のエンペラー級で70メートルを誇る。
1機で戦場の流れを変えてしまう程の火力を持ち、また「ヴォイド・シールド」防壁に守られた最大最強の兵器として君臨する。
「ヴォイド・シールド」を突破されない限りタイタン本体が攻撃を受けることはなく、またヴォイド・シールドは時間と共に再展開されるため絶えず最大火力を当て続けない限り撃破するのは困難である。 更にタイタンの脚部装甲は歩兵に対抗するため特に分厚く作られ、各所の武装は個別に稼動し複数の目標を追尾する。
その反面、動きは鈍く、足元が主砲の死角となっているため味方部隊の護衛を必要とする。
またその巨大さゆえに運搬には専用の宇宙船が必要であり整備面での負担も極めて大きい。 異種族にもタイタンに似た巨大人型ロボット兵器を保有するが、 人類のタイタンは他種族の人型兵器と異なり「自我を持つ」タイタンであり、精神をシンクロさせる人間でなくては操縦できないため実際の稼動数は極めて少ない。
タイタンにも数種類のバリエーションが存在する。
詳しくはこちらを参照されたし。
余談だが、実際にミニチュアゲームで使えるタイタンのモデルが「フォージワールド」から発売されている。
お値段は一番小さい「ウォーハウンド」級でも10万を超える・・。 更にそれよりも巨大な「ウォーロード」級は40万という超高額商品として販売されている。日本では数人の購入者がいるという・・
「タクティカル・スカッド」
スペースマリーンの役職の一つでスペースマリーンの代名詞的存在である歩兵部隊。 あらゆる任務に対応できる柔軟性を持つ基本の兵士。
「ターミネイター・アーマー(滅殺者装甲服)」
パワーアーマーの一種で、通常のものよりも重い兵器を持つことができる重装甲アーマー。 正式名称は「タクティカル・ドレッドノート・アーマー」で、激しい攻撃にも耐えうる堅牢性から野外戦闘では重火器のプラットフォームとしての役割を果たす。 クルス・タルミトゥナス(滅殺十字章)を付けたベテランのスペースマリーンのみしか装着が許されていない。
「D6」
6面ダイス1個の意味。2個の場合は2D6、3個の場合は3D6。 出た数字をそのまま使用する。
「D3」
6面ダイスの数値の半分を使うという意味。 1,2が出た場合は1として、3,4が出た場合は2として、5,6が出た場合は3として使う。
「チェーンウェポン」
本作における電ノコ武器の総称。帝国だけでなく、異種族や渾沌の軍勢なども使用する。 どれも多種多様な種類が存在するが、共通しているのはノコギリの刃の部分が動作して敵を切り殺す恐るべき兵器であることだ。 チェーンウェポンの種類は以下の通り。
帝国で使われるチェーンウェポンの総称。本作における定番武器の一つである手に持てるサイズの電ノコの剣「チェーンソード」や、刃がチェーンソーになっている戦斧「チェーンアックス」など種類も豊富。
詳しくはこちらを参照されたし。
ケイオススペースマリーンで使われるチェーンウェポンの総称。
殆どがインペリアルチェーンウェポンから持ってきたものばかりである。
エルダー側もチェーンウェポンを所持しており、細身で軽量なチェーンサーベルやビッティングブレードなどを持つ。
高い威力を誇るぶった切り。スパイクやギザギザなイカした装飾が施され、一目でイカにもオルクらしい武器とわかる。
「チャプター(戦団)」
スペースマリーン部隊を分ける単位の一つ。1戦団はスペースマリーン1000人分。 スペースマリーン兵団の半数が反逆を起こした内戦、ホルスの大逆後の反省によりレギオン(兵団)に代わって採用された。 強大な力であるスペースマリーン兵団を一人の者が手中に収められなくするために1000人単位で分割されている。
戦団にはそれぞれの戦団文化があり、使用する兵器や戦術、戦団内のルールなどが異なる。
スペースマリーン戦団は今なお新たに創設されることもあり、一から新たに創設された戦団や、
スペースマリーンが元居た戦団の文化を引き継いで創設する「後継戦団」など現在帝国内には1000を超える戦団が存在しているといわれている。 あまりにも戦団の数が多いので、帝国の本部でも全てのチャプターを把握しきれていない。
「チャプレイン(教戒官)」
スペースマリーンの役職の一つ。戦団においての皇帝の教えを説き、味方には鉄の掟を説いて規律と信仰を正す〈死の天使〉「スペースマリーン」のコーチ的な役割。 どの戦団のチャプレインもパワーアーマーが黒色に塗装され、ドクロを模したヘルメットをかぶっている場合が多い。 他にも精神的指導者や士気高揚などの役目を果たす。手には「クロジウス」と呼ばれる杖型のパワーウェポンを装備し、敵を撲殺する。
・帝国正教(インペリアル・カルト)
帝国における2大国教の1つ。キリスト教に似た特徴を持っている。 異常なまでに皇帝を崇拝し、「帝国宗務局」(聖教会)と呼ばれる教会が主に帝国の掟と信仰心の維持、布教活動、管理を行う。 詳しくはこちらを参照されたし。
「デタッチメント」
編成ルール、分遣隊の意味。遊ぶルールによっては必ずこれに従わなければならない。 特に「バトルフォージド・アーミー」を編成する際や「マッチプレイ」を行う際は必須となる。 デタッチメントは複数の種類が存在し、以下のリストの条件に沿ってアーミーを組めばデタッチメントに沿ったアーミが編成できる。(以下の条件は第8版2019年5月現在のものになる)
ユニットを編成する際にデタッチメントを満たしているとボーナスが貰えたりする。
「テックマリーン」
スペースマリーンの役職の一つ。スペースマリーンの使用する兵器の補修、点検を担当。 機械教団に所属している万機神の祭祀でもあり、体の一部を機械に置き換えている。
「テレイン」
障害物として利用する建物や地形。公式から出てるモデルもあるが、机に置ける障害物なら何でも良い。 ジオラマ作成や飾るだけでなく、テレインによってはミニチュアゲーム上で追加効果があるので、 ゲームを盛り上げる障害物としての使い方もできる。
「トループ」
各種アーミーの中核を担う兵士のこと。総じてコストが低く、戦闘力もそこそこで数もそろえやすい。 ゲーム中の目的の一つである「作戦目標の確保」を担う重要な役割も持っている。
「ドレッドノート」
致命傷を負った精鋭のスペースマリーンがサイボーグ化して蘇った姿。ウォーカーと呼ばれる乗り物の一種で多彩な機種が作られている。 一見ロボットの様に見える彼らは、実際には兵士の脳のみを移植し、生命維持装置と共に神経系を本体の制御システムとリンクさせた、文字通り戦う棺桶。 サイボーグ故に強力な耐久力と火力を持ち、両腕の武装を換装することも可能。 |
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「ネクロムンダ」
帝国領の惑星の一つ。<技術の暗黒時代>に築き上げられた過密惑星ネクロムンダは、 大征戦のさなかに「インペリアルフィスト」兵団によって再発見され、再び皇帝陛下の御光に浴することとなった。 伝説によれば、深い地下に広がる汚染焦土は、かつてこの惑星が〈帝国〉の再征服に対して抵抗した際の名残なのだという。
今現在は、鉱山と工場、精錬所と処理施設からなる惑星であり、その莫大な工業力によって周囲の星系に多種多様な製品を輸出している。
そして多層都市の地下区域である「アンダーハイヴ」には「名族」(ファミリー)と呼ばれる6大ギャング勢力が抗争を繰り広げている。 数あるファミリーの中でも巨大な勢力である6大ファミリーは、コーダー家、エッシャー家、ゴライアス家、ヴァン・サール家、オーロック家、デラク家の6つであり、 アンダーハイヴはしばしばファミリー同士の代理戦争の場となっている。
惑星「ネクロムンダ」のギャング抗争を元にしたスピンオフ作品のボードゲームも出ている。
「ネクロムンダ:アンダーハイヴ」は上記のギャング抗争を本編と同じサイズのミニチュアで再現して遊ぶことができる。 |
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「ハイブシティ(多層都市)」
【概要】 帝国内の臣民が住む超多層超人口密集都市。一つの都市に数億の臣民が暮らしている。都市は何重にもミルフィーユのように層が重なっており、そこに建物が建築されている。 水やエネルギーなどなどの資源はほとんどリサイクルされ、資源の無駄は許されない。 上層部は官僚や領主、貴族などの上級階層の臣民が住み、中層部は中級階層に住み、一番多い下層部は労働者階級や貧民、ギャングなどが住んでいる。 雲も貫く高さに位置するハイヴの最上層に<帝国>貴族や権力者が住まい、清浄な空気や水、自然の食物、太陽の光、そして広大な住居を得る。 そして階層を下るごとに生活水準が下がっていき、「巣」という表現が似合う狭苦しい住居スペース、上部から循環されてくる空気、汚染水、合成食物などが当たり前の環境となっていく。
しまいには、下層部の臣民は太陽の光を一切浴びずに一生を終えることも珍しくはない。
【アンダーハイブ】 こういった環境でもやはり周囲に馴染めない、はぐれ者は脱走し、ハイヴの更に下層である「アンダーハイブ」と呼ばれている地下世界に逃げ込んでいく。 ハイヴがまがりなりにも法によって統制されている世界とするなら、アンダーハイヴは銃や腕力がモノを言うギャングの世界だ。 そこではギャング達が無数の徒党を組み、地下世界のボスにのし上がる為、日々闘争を繰り広げられており、住民が武装していないことは稀なぐらいだ。 地下世界は正にハイヴから見捨てられ、破壊の痕など、至る所に荒廃が目に付く。またそれだけでなく、地下世界の権力者によって、変異を起こした者が見過ごされていることもあるのだ。 【最下層の世界】 その地下世界を更に下ると、ギャング達でさえ近づかない、重度の変異を起こした正に怪物といった者達が住まう階層に辿り着く。 この階層には時折、狂信的な宗教団体が浄化の為に乗り込んで行き、そのまま戻ってこないこともあるぐらい危険な場所である。
「バトルスーツ」
タウ・エンパイアの主力兵器である乗り込み型ロボット。タウ族の弱い筋力を補い、立体起動による戦闘を可能とする。 バトルスーツの操作はコクーン(繭)と呼ばれる装置に入って手足を使って操作を行い、直感的に操作できる。
武装も射撃武器で構成され、レールガンやミサイル、パルスライフルなどを装備。機体によってはイオンシールド、ノヴァシールドなどの対防御用の装置も完備する。
3Mぐらいの小型の機体からインペリアルナイト以上の大型の機体まで数多くのモデルが存在し、重武装型や高機動型など用途や戦略に応じたモデルも製造されている。
「バトルフォージド・アーミー」
上級ルールや「策略」ルールを使用する為に編成されたアーミーのこと。 競技性の高い上級ルールの「マッチプレイ」を行う際やミッションやルールに「バトルフォージド・アーミーを使用する」 と書かれている場合には条件に沿ってアーミーを組む必要がある。
バトルフォージド・アーミーは「デタッチメント」と呼ばれる複数のユニットのカタマリになるようにアーミーを編成する。
デタッチメント毎に以下の条件を満たす必要がある。
条件に合ったバトルフォージド・アーミーを編成できれば、「策略」(ストラタジェム)と呼ばれる特殊なルールを使用することができる。
好きなダイスをリロール出来たり、戦意テストを自動成功させたりと強力な効果を持つ。 「策略」ルールは司令ポイントとよばれるポイントを消費して使用する。策略の種類はアーミーによって異なり、1プレイヤーが1フェイズ中に同じ策略を2回使用できない。
バトルフォージド・アーミーを組むルールは中上級者なので、まだゲーム慣れしていない初級者は意識しなくてもOK。
わけわかめな文章が並んで理解できないと思うが、まずはゲームに慣れるところから始めよう。 そして、マッチプレイが理解できて遊べるようになったら編成してみても遅くはない。
「バトルレポート」
ウォーハンマーにおいてのミニチュアゲームの試合状況を記録した文章のこと。「バトレポ」とも呼ばれる。 書く際の細かな規則はないが、最低限でも互いのロスターを記載し、各ターンごとに起こった出来事を書いておくとわかりやすい。 バトレポを書くのが慣れてこれれば試合状況を基にして、自分のオリジナルシナリオを考えて記載するロールプレイ的な遊び方もできる。
「パワーアーマー(機動装甲服)」
帝国で使用される強化甲冑。スペースマリーンが主に使用しており、運動補助やあらゆる環境下での行動、密封性などを持つ。 スペースマリーンが使用しているものより性能は劣るが、インクイジターやシスターオブバトル等の一部の部隊にも配給されているものもある。 また、臣民向けに販売されている一般人用のパワーアーマーも販売されているが、主に貴族等の富裕層向けの高価なものとして扱われている。
一般的にパワーアーマーと言ったらスペースマリーン向けの物を指す。防護性強化や肉体強化、多彩な環境下での行動などを可能とする。
多種多彩なヴァリアント(派生型)が存在し、10世代以上の改良も施されている。 スペースマリーン向けのパワーアーマー解説はこちらのページを参照されたし。(スペースマリーン(ウォーハンマー40K))
〈修道聖女会〉の「バトルシスターズ」(戦闘修道女)が着装するパワーアーマー。生体改造が不要で常人でも着こめるサイズになっており、女性のセクシーなボディーラインに沿ったデザインになっている。
しかし、スペースマリーン向けの物に比べて軽量だが、セラマイト合金製なので耐久性は低下している。 更に、高度な生命維持システムや筋力強化システムは積んでいないので様々な環境下での行動が困難となっている。
「アデプトゥス・カストード」(皇帝近衛団)に配備されている高性能パワーアーマー。その性能はスペースマリーン向けの物を凌駕する。
名前の通り希少な金属である「オーラマイト」をふんだんに使用し、更にターミネイターアーマー同様の「屈折フィールド」機能を持っている。 制作の手間もかなり掛かっており、一人一人に合わせてカスタマイズされ、カストーデスの伝統的な金色の匠細工や職人によって丁寧に作られる。まさにアーマーそのものが一つの芸術品といっても過言ではない。
「アデプトゥス・カストード」(皇帝近衛団)の特殊部隊「シスター・オブ・サイレンス」〈沈黙の姉妹団〉が着装するパワーアーマー。
密封がされていないのであらゆる環境下での行動ができないが、素早い移動や回避ができるように設計されている。
異端審問庁のインペリアルエージェントが着装するパワーアーマー。セラマイト製で着装者の筋力と俊敏性を強化する。
「バトルシスターズ」の身に着けているパワーアーマーに比べたら丈夫ではないが、臣民向けに販売されているパワーアーマーよりも丈夫で高い性能を持つ。 ヘルメットを装着するとでスーツ内の自己完結型の生命維持装置によって、有毒な大気やガスを無視し、水中や真空中でも耐えられるようになる。
「パワーウェポン」
40K世界でのエネルギー近接武器のこと。パワーフィールドジェネレータを武器に内蔵し、青みのかかったパワーフィールドを武器に展開することによって、通常の近接武器よりも高い破壊力を持たせることができる。 帝国内ではスペースマリーンや異端審問官などの高貴な役職の戦闘員が使用することが多く、ケイオススペースマリーンや異種族なども使用する。
帝国が主に使ってるパワーウェポンのこと。
詳しくはこちらを参照されたし。
ケイオススペースマリーンが使うパワーウェポンは、ほとんどが帝国製の物を奪って使用している。
オルクが使用する大型の爪。パワーフィスト同様にエネルギーに覆われているので、高い威力を持つ。
アエルダリ族の「方舟勢力」が使用するパワーソード。サイキックによる精神力を剣に送り込むことによって、威力が増す。
デュカーリ族のが使用するパワーソード。帝国製の物よりも威力の高いショックフィールドを備えており、切れ味は抜群。
「ビッツ(bits)」
ミニチュアモデルの余剰パーツのこと。ミニチュアモデルには換装用の余剰パーツが用意され、 ミニチュアゲーム中でも装備した武装によってパーツを組み替える必要がある。 無くしてしまっては致命的にまずいので、必ず付属元のミニチュアモデルと一緒に補管しよう。
「標準テンプレート生産(STC)」
帝国内で使用される生産システムのこと。古代人類における技術の暗黒時代に開発された。 帝国内の機械や兵器等の生産品は設計データである、「STCテンプレート」を元にして作り出されている。 多くの技術を失っている人類もとい帝国は、銀河中に散らばっている「STCテンプレート」を集めることによってかつての技術力を少しづつ取り戻しているのだ。
「フォー ジ エンペラー(For the Emperor)」
読んで字の如く「皇帝陛下の為に」。帝国諸軍における鼓舞の為の掛け声と同時に皇帝への忠義を示すセリフ。 作中でよく出てくるお決まりのセリフで、自軍が追い込まれたり、鼓舞する際に励まして勢いづかせる場合に使用される。
「フォージワールド(ForgeWorld)」
本項は設定としての用語と販売サービスとしての用語が存在する。 【設定としての用語】 帝国領土の工業惑星のこと。銀河中に様々な工業惑星が何百も存在し、機械教の総本山である火星も数ある工業惑星の一つである。 帝国技術局の支配下にあり、異端審問庁を除いて干渉されることはほぼない。工業惑星は往々にして厳格な階級社会であり、最下層の臣民は兵士となるか過酷な生活を続けるのかの二択を迫られる。 全土が工場化していることも珍しくなく、「タイタン」や「ベインブレイド」といった巨大兵器の製造も行っている。 惑星のほとんどが工場になっており、アデプトゥス・メカニクスのテックプリースト達や一般臣民の労働者達、「サービター」(奉仕者)が絶えず工業製品や兵器を製造し続けている。 労働環境も厳しく、製造するものによっては熟練工による職人技でないと製造できない工業製品や兵器も存在する。
また工場は単なる製造現場ではなく、機械教の「工場寺院」として宗教的な施設の役割を持つ。
機械神の加護を受けた工業惑星で生み出される数多くの兵器や工業製品は今日の帝国の戦力を支えているのだ。
【販売サービスとしての用語】 公式のレジン製ガレージキットを販売している通販サイト。ガンプラでいう「B-CLUB」のような立ち位置。 本作の設定上では存在するが、なかなか一般的なモデルとしてリリースしにくいレアなモデルをリリースしてくれる。 ミニチュアモデルの拡張パーツや巨大ミニチュアモデル、「ホルスの大逆」時代のミニチュアモデル等、 本作を深く知るファンには堪らない数々のモデルが購入できる。
ただし、通常のミニチュアモデルと比べて以下のデメリットがあるのでモデルを作り慣れた上級者向けにしかお勧めできない。
これらのデメリットをクリアできるのであればより自分のアーミーを増強出来たり、
珍しいモデルを手に入れることができるだろう。
「プライマー」
ミニチュアに吹きかける下地剤の事。専用のシタデルアンダーコートスプレーに最初から配合されている。
プライマーク(総主長)
皇帝が大征戦を行う際に自分の補佐を行うために作られた人造の超人将帥。皇帝の息子とも呼ばれ、その数は20人。 総主長たちは「大征戦」時代及び「ホルスの大逆」時代での主人公でもあり、彼らが中心となって物語が進む。
皇帝自らの遺伝子が組み込まれており、それぞれ違った性格や皇帝と同じく超人的な身体能力と才能を持つ。
彼らの出自はそれぞれ違ったものとなっている。プライマークが赤子の頃に自分たちが入っていたカプセルが〈渾沌の神々〉によって銀河中に散ってしまった。
散っていったカプセルは、それぞれ別々の惑星に降り立っていき、幼きプライマーク達を惑星の住民が温かく迎えてくれる者もいれば、過酷な環境で抑圧された者などそれぞれ違う人生を歩んでいく。 そして、自らの超人的な身体能力と才能を駆使して、彼らは波乱に満ちた人生を歩んでいき大きな活躍を見せていった。
後に彼らは父たる皇帝と再会し、20個存在する原初のスペースマリーンのレギオン(兵団)を率いて熾烈で過酷な運命に身を投じることとなる。
「プラズマ兵器」
帝国で使用される光学兵器の一つ。威力は高いが、使いすぎると熱暴走で使用できなくなる。 現在は残存するものが少なく、スペースマリーン等のエリート兵士でしか扱えない。
「ブラックライブラリー(BlackLibrary)」
本項は設定としての用語と販売サービスとしての用語が存在する。 【設定としての用語】 数多くの知識が眠る図書館がある方舟。通称「黒の図書館」。そこにはかつての古代アエルダリ文明が記した<歪み>に関する知識の数々が封印されている。 更に銀河系における様々な種族に関する知識も新たに追加されている。 この場所は「ウェブウェイ」空間の何処かにあり、ごく一握りのアエルダリと異端審問官が所在を知っているという。 ブラックライブラリーは各方舟から選ばれたアエルダリのファーシーア(先見司)の組織である「ブラックカウンシル」が厳重に管理している。 帝国の異端審問官も監視付での立ち入り、閲覧を許される場合もある。
【販売サービスとしての用語】
ウォーハンマーシリーズを商品展開しているゲームズワークショップの出版部門のこと。 本作や別シリーズのエイジオブシグマ等の小説やドラマCD、コミックを製作している。公式サイトではWebでブラックライブラリの作品を購入、閲覧が可能。 内容は残念ながらすべて英語。英語が読めたり、リスニングができるならウォーハンマーシリーズをより深く楽しめること間違いなし。
「フルペイントアーミー」
ミニチュアゲームに参加するミニチュアモデルがすべて塗装されている状態のアーミーのこと。 初心者がまず目指す一つの課題としてよくあげられる。 基本的にはモデルが組み立てられている状態ならミニチュアゲームに参加可能だが、 大会によってはフルペイントアーミーでのみ参加可能な条件もあるので参加事項をよく確認すること。
「フレイマー」
帝国で使用される火炎放射器。主にスペースマリーンやシスターオブバトルで使用される。
「兵」
ミニチュア1体のことを指す。ゲームルール上では歩兵1人、戦車一両、モンスター1体でも「1体の兵」として扱われる。
「ヘッドクオーター(HQ)」
アーミーを率いる司令官のこと。たった一体でも上位の性能とアビリティを持つ。 また、固有の名前を持ったキャラクターや劇中の重要キャラもHQとしてゲームに参加させれる場合が多い。 どんなアーミーでも最低一つのHQを用意する必要がある。
「ペニテント」
異端審問庁の手によって異端の罪で捕まったサイカーのことを指す。 ただ単なる罪人ではなく利用価値があり、罪深いものはペニテントとして異端審問官の元で贖罪の為に働かされる。 異端審問官の間では、ペニテントを"どれだけ贖罪させたか"、というのが一種のステータスとなっている。
罪深さがかなり深いものには、人型贖罪兵器「ペニテントエンジン」に十字架にかけられて戦わされる。(生身で)
余談だが、元々のペニテント(penitent)の意味は英語で悔悟者,懺悔(ざんげ)者,後悔している人となっている。
「ヘルブルート」
ケイオススペースマリーン版のドレッドノート。見た目はドレッドノートに変異による目玉やらトゲやら触手やらが生えたりと、 機械が生体と融合したかのような魔導兵器になっている。 搭乗が名誉であるドレッドノートとは反対にヘルブルートの中に取りこまれるのは苦痛でしかないため、 中の兵士はときに錯乱状態になって暴走してしまう恐るべき兵器。
中に入ったら最後、そこには狂気と絶望と苦痛しかない。
「ボルター」
ボルトを打ち出す銃のこと。本作における定番武器の一つ。スペースマリーンや帝国の諸軍、 皇帝もしくは暗黒の神の憤怒を込めた神聖なる武器で、ピストル型のものやライフル型のものなど多種多彩な種類が存在する。 詳しくはこちらを参照されたし。
「ボルト」
【概要】 敵を追尾し着弾時に爆発を起こす小型ミサイルの機能を持った弾丸。 スペースマリーンや帝国諸軍、ケイオススペースマリーンの持つ銃火器でよく使用される。 【ボルト弾の弾種】 ボルト弾にも弾種が存在し、用途に応じて使用する。
通常のボルターで使用できるタイプのボルト弾。
ボルトガン用特殊弾の一つ。本来は、ティラニッドの大型個体種を効果的に殺傷すべく開発された。
ヘルファイア・ボルト弾は、通常のボルト弾であれば爆薬がこめられている薬室部に生体強酸溶液が充填されており、攻撃目標の肉体を瞬時に溶解させる。
ヘルファイア・ボルト弾をヘヴィーボルターで使えるようにしたもの。
命中した敵を燃焼させる焼夷ボルト弾。過熱化学火炎で目標を燃やし尽くす。
発射音を抑えたボルト弾。隠密行動や暗殺時に最適な弾丸。静音化の代償として発射速度が落ちている。
ボルト内に破片とウランコアが詰まっており、敵に命中すると破片を飛ばす。所謂劣化ウラン弾のようなもの。
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「マグネタイズ」
ミニチュアモデルに磁石を仕込む改造の事。 ビッツなどのパーツ交換を容易にしたり、持ち運び用に分解しやすくする為に改造する。 ミニチュアサイズの物にネオジム磁石を仕込んでも磁力が足りない場合があるので、両面に仕込むと外れにくい。
「マスター・クラフトウェポン」
帝国および、渾沌の軍勢における高品質武器の総称。戦団に従事する熟練工たちの手によって長い時間をかけて制作された。 通常の工程で作られている武器と違って一品物のワンオフで作られている武器がほとんど。性能ももちろん高いが、希少性も同時に高く、スペースマリーン戦団の至宝や聖遺物として扱われることが多い。
「ミレニアム(千年紀)」
読んで字の如く1000年で一世紀を数える表記。本作では西暦表示が無く、代わりに千年紀(M)で時代が表記される。 西暦40000年代の第41千年紀が本作の時代である。 西暦0年~1000年の時代を1千年紀でM1と表記。物語の舞台となる西暦40000年~41000年の時代は41千年紀でM41となる。Mの前に付くドット(.)の前の3ケタ数字(012.M41)は、1千年期内の年数を表す。(第41千年紀12年) 例えば西暦2019年は「019.M3」、西暦1192年は「192.M2」で表される。
更にドット(.)の前に7ケタ表記(0123456.M41)がある場合もあり、こちらは1年の日付と時間も含めた詳細な表記が行われている。
西暦2005年7月18日午後4時を帝国歴0549005.M3に変換する例で説明を行う。
先頭の1桁目「0」はチェックデジットで、その情報の参照頻度/出典をあらわす。
0/1:太陽系で起きた事件に使用される。テラ(地球)の標準暦を使用。 2:テラと発信元が直接サイキックで交信している。 3:間接。上記2の情報源と直接交信しているが、テラではない。 4:裏付け。上記3の情報源と直接交信している。 5:裏付け。確証された情報源と精神交信を通じている。 6:参照無し。1年間参照されていない 7:参照無し。10年間参照されていない 8:参照無し。11年以上参照されていない 9:近似。非帝国歴を使用する惑星がその惑星の歴史の出来事を参照しなければならない場合。
2ケタ目からの3つの数値は1年の日付を1000等分したものとなる。地球では1年は365日に分割できるが、他の惑星では分割できない場合があるために使用される。
これを計算するには、最初にイベントが発生した年の何日目かを見つける必要がある。2005年7月18日を例として使用して、ユリウス日(2005年の200日目)を決定する。 次にそれを時間に分割する。200に24を掛けてから、イベントが発生した時間を追加することで割り出せる。イベントが午後4時(16時間)に発生した場合、決定された時間を見つける式は次のようになる。 「200日x 24時間 + 16時間 = 4816時間」
それを帝国分数に変換するには、上記の決定時間にMakr定数「0.11407955」を掛ける。「4816 x 0.11407955 = 549.41」で549.41が割り出される。
最後にこの数値の小数点以下を切り捨てて、イベントの前に発生した最も近い年の端数を決定する。したがって、年の端数は549となる。
5ケタ目からの3つの数値は1千年期内の年数を表す。
これらの千年紀表記や帝国歴表記は作中の時系列を理解するのに役に立つ。
「メタル」
かつて出ていたホワイトメタル製のミニチュアモデルのこと。 金属で出来ており、とても重い。今現在ではほとんど使われなくなったが、 初期のモデルを購入した際はホワイトメタル製のミニチュアモデルであることが多い。
「メルタガン」
帝国で使用される熱線銃。分子振動を誘発する高熱の熱線を発射し、近くにいるターゲットを原子分解する。 金属や有機体などありとあらゆる物質を溶解させることができる。 車両などの兵器や車両を破壊するのに向いているが、射程は短め。 |
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「歪み(ワープ)」
渾沌の力のこと。歪みの力は宇宙を光よりも早く移動するワープ航法を行う際にも必要な力であり、超能力や魔術を使用する際にも使われる。 常人が歪みの力を完全に制御することは不可能と言われており、サイカー(超能力者)が歪みを制御するには高い精神力が必要。 使用、干渉しすぎると歪みに魅了されて渾沌に傾倒してしまったり、渾沌の悪魔たちの干渉を受け精神が崩壊・力が暴走することもあるため慎重に取り扱わなければならない。
「ユニット」
ユニットデータシートに記載された兵数、すなわち一つのチームのこと。 例を挙げると、スペースマリーンの「タクティカル・スカッド」は最低5体から10体の兵で1ユニットを構成する。 司令塔的な役割を持つHQや、ビークル(乗り物)等は1体でユニットを構成することもある。
ゲーム上では基本的にこのユニットと呼ばれる単位で移動や戦闘を行われる。
ユニットはそれぞれバトルロールと呼ばれる戦略的な役割を持ち、データシート上部の記号によって区別される。
バトルロールは以下の9種類がある。
アーミーを率いる司令官ロール。たった一体でも最強クラスのパワーと能力を持ついわば英雄的キャラ。
通常のユニットでは所持できない強力な装備や能力を持っているが、ポイントは高め。 なお、どんなアーミーであれ最低でも一つのHQユニットを組み込む必要がある。
アーミーの中核をになう兵士たちのロール。ポイントも低い分数をそろえれるが、戦闘力は低め。
しかし、ただの数の暴力で押し切るロールではなく、ゲームの勝敗を握る「作戦目標の確保」という重要な役割を担っている。 雑兵となめてかかってきたら痛い目に見ること間違いなし。
選ばれし精鋭部隊のロール。トループよりも能力が高く、他の兵種にはない特殊能力を持っている。
その分ポイントは高めで、通常は3ユニットまでしか迎えられない。
機動力が高いロール。移動距離が長く、先制攻撃やおとりなどの戦術に適している。
ただし、耐久力は低め。
重火器などで火力支援を行うロール。重火器を装備したスカッドや戦車などの戦闘車両ビークルが該当する。
攻撃力と耐久力が高く、火力の高さは他のロールの中でも一番高い。 しかし、その分ポイントは高く、相手から狙われやすいロールとなっているので下手に扱うと一気に不利になるので注意。
機動力の高い空中ビークルのロール。移動だけでなく、回避力も高い。
戦闘機、攻撃機、爆撃機に分類され、それぞれ能力が異なる。
アーミーを輸送するためのビークル。ユニットを安全にかつ確実に輸送することができる。
輸送ビークルの中でも特に指定されたユニットを輸送できるものは「専用輸送ビークル」と呼ばれている。
戦場を蹂躙せし巨大な兵器やモンスターのロール。一体でも圧倒的能力を誇るが、ポイントも高く、ルールによっては導入に制限がかかる。
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「ライブラリアン(司書官)」
スペースマリーンの役職の一つ。戦団の歴史記録者にしてスペースマリーン版のサイカー(超能力者)である。 所属戦団にかかわらず、パワーアーマーは青い具足で身を鎧う。様々な超能力で部隊を支援する。
「ラスガン」
インペリアルガード(帝国防衛軍)で使用されている「ラス」と呼ばれるレーザー技術に基づいたエネルギー銃。 「ラス」とはレーザーの略であり、ラスガンには発射用のレーザーチャンバーが内蔵されている。 信頼性が高く、大量生産しやすい。威力は高くないが、信頼性は高い。
「ラスキャノン」
帝国で使われるエネルギー砲。「ラス」の技術が使われているラスガンの上位版。 強力なレーザーと共に荷電エネルギーを射出する。あらゆる装甲を貫通し、 特に対戦車兵器として活躍することが多いがコストは高め。
「リヴィングメタル」
ネクロン王朝で使われる特殊な金属。戦闘などで破損しても「自力で修復」することができる特殊な金属である。 元々生身だったのころネクロンである「ネクロンティール」によって開発され、今現在ではネクロンの体や兵器、宇宙船などあらゆるものに用いられている。
「レイスマシーン(霊機)」
アエルダリが使用する兵器の一つ。死んだアエルダリの魂を封じこめた魂魄石(スピリットストーン)を使用して動かすロボット。 いわばアエルダリ版ドレッドノートともいうべきもの。ただでさえ兵が少ないアエルダリにとっては心強い戦力となる。 スピリットシーア(御霊司)によって死せるアエルダリの魂を呼び起こして起動させる。
死も痛みも恐れることもなく、完全に破壊されるまで戦い続けることが可能。更に戦艦でしか扱えない強力な兵器も装備できる。
しかし、魂を使用する行為は一部のクラフトワールド勢力にとっては冒涜的なので、使用していない勢力もある。
レイスマシーンも大小サイズが存在し、レイスガード、レイスロード、レイスナイトの順で大型化していく。
「レギオン(兵団)」
スペースマリーン部隊を分ける単位の一つ。1兵団はスペースマリーン10000人分となっている。 兵団の制度は大征戦からホルスの大逆の時代に使用されていた。兵団の数は全部で18の兵団が存在している。 元々は全部で20の兵団があったのだが、2兵団だけ何故か無くなっている。現在でも残りの2兵団に関する情報はない。
後にレギオン(兵団)はチャプター(戦団)に分割されたり、ケイオススペースマリーンに寝返るなど今現在も形を変えて残っている。
「レマン=ラス戦車」
アストラ・ミリタルム(帝国防衛軍)で使用されている主力戦車。戦車の名前はスペースウルフ戦団の総主長「レマン=ラス」から取られている。 数十年はメンテナンスをせずとも燃焼しうるほぼ全ての液体燃料で稼働し、強靭な正面装甲に強力な主砲を搭載した帝国防衛軍の傑作車両。 その余裕ある車体設計と多種多様な戦闘環境は様々な派生形式を生み出されている。
「ロスター」
プレイヤーによるアーミーのユニット編成表。 ユニットのオプションや種類、数などを指定のコストに収まるようユニット編成した表のことを指す。 ゲームをする際にあらかじめロスターを編成しておき、それに合うようにミニチュアを用意する。 大会などでは相手と自分の作ったロスターを交換しておくとゲームがスムーズに行いやすい。
以下のツールを使えばユニットのロスターを簡単に作ることができる。(英語)
BattleScribe
こちらはPCとスマホ向けのアプリが用意されている。慣れたらこちらを使うといいだろう。
「ロックリート」
超強化コンクリートの一種で、防壁に使われることが多い建材。 |
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「ワープストーム(歪みの嵐)」
歪みの力が宇宙に吹き荒れる現象のこと。ディーモンや渾沌の信者の儀式によって引き起こされる。 嵐が起こった宇宙では惑星間のワープ航行は疎か、通信すらできなくなる。 ワープストームが大規模になると、銀河をまたぐ大亀裂(グレート・リフト)となり、 近くの宙域又は亀裂内の宙域は時間や物理法則が狂ってしまう。
「ワールド(惑星)」
本作での惑星のことを指す。各惑星は帝国や異種族などが惑星を支配している他、未開拓の惑星や紛争惑星などもある。 惑星の種類は以下の通りだが、惑星によっては1つの惑星に複数の種類を持つ惑星も存在する。
【一般】
数ある惑星の中でも<帝国>の移住可能な星々の中で、最も原始的な惑星。ほとんど人の手が入らず、過酷な自然環境が待ち構えている。
危険な植物や人食い動物が住まうジャングルに覆われた惑星、核弾頭によって粉々にされた惑星、火山や不毛の岩地が広がる惑星、更には極端に太陽に近い惑星、灼熱の熱気が降ってくる砂漠の惑星、中には逆に氷とツンドラに覆われた惑星などがある。 こうした惑星に住まう人々は、もとは帝国防衛軍の前線基地から逃亡した者、あるいは宇宙を旅していたものの、何らかの事情で定住せざるを得なかった者達の子孫で構成されている。 惑星によってはこの過酷な環境で生きるために文明レベルを落として生活している住人もいる。
テラフォーミング作業が行われず、居住に適さない惑星。一例として月などの荒廃した岩石惑星が該当する。
フェラルワールドのように一応居住はできるが、危険度が非常に高い惑星。凶暴な動植物が支配する森林惑星や火山が多い惑星など種類も多彩。
一面砂に覆われた砂漠の惑星。
低温で氷に覆われた惑星。
密林に覆われた惑星。豊かな鉱床などの資源が隠されていたり、少数の部族や異種族が暮らしていることもある。
海に覆われた惑星。陸地は少なく、小さな群島に人々が住んでいる。
【帝国】
帝国の各惑星は惑星の領主が政府に代わって統治している。 また、重要な拠点などは政府によって直接管理する例もある。
スペースマリーン各戦団の拠点となる場所。惑星内には荘厳な要塞院や整備施設、訓練施設、
人口過密なハイブシティ(多層都市)等、戦団を支えるための施設が数多く建築されている。 また、戦団の惑星内から新人のマリーンを募集したりもする。 戦団によっては拠点惑星が無く、代わりに宇宙ステーションや旗艦等を代わりの拠点にしている。
惑星そのものが巨大都市になっている都市惑星。帝国惑星の中で最も人口の多い惑星のタイプである。
大地は巨大なハイブシティに覆われており、産業労働力、工業製品およびその他の商品を提供し、帝国内の尽きぬ需要を満たしている。 ほとんどのハイブワールドは元々自然豊かな惑星だったが、過剰な乱開発や環境汚染によって惑星が汚染されている。 ごく一部の<帝国>貴族や権力者を除いて、ハイブワールドの住人は薄暗い建物の中で一生を過ごし、太陽の光、清浄な空気や水のことを知らず一生を終えることも珍しくない。
鉱物の採掘や精錬を行っている惑星。ハイブワールドやフォージワールドに比べたら人口は少ない。
工業製品や兵器などを製造する工業惑星。詳しくは「フォージワールド」の項を参照されたし。
鉱物資源やガスなどのエネルギー資源を採掘する鉱山惑星。
帝国臣民の食料を支える為の農業惑星。
惑星自体が巨大な農場になっており、惑星の人口は1億人以下と他の惑星に比べて少なめ。 現在すべてのアグリワールドで生産された食料は、数兆を超える帝国臣民を全て養うことができておらず、一部の惑星は食糧難に陥っている。 またアグリワールドの中には、漁業が盛んな惑星なども存在する。
武装した巨大な工作機械「インペリアルナイト」を駆って戦う「貴人」が治める封建社会的な惑星。
かつて人類との連絡が長く途絶えたために、文明レベルが中世ヨーロッパ並みに後退してしまった。 今ではそこを治める貴族「騎士宗家」は帝国に忠誠を誓い、帝国の名の下に惑星の領主となっている。
帝国宗務局による直接支配が行われている教会惑星。「アデプタ・ソロリタス」の拠点となっており、惑星そのものが巨大な教会に覆われた惑星になっている。
街には巨大な大聖堂や鐘塔がいくつも聳え立ち、〈帝国〉史に名を残す偉大な聖人たちの彫刻が街路に何千体も立ち並ぶ。 荘厳なる建造物が立ち並ぶ地上部とは対照的に、地底には広大な地下牢があり、惑星の最深部まで続いている。 ここでは大勢の背教者たちが、その魂を浄化するため、様々な方法で罪を悔い改めさせられるという・・。(いわば拷問、処刑)
【その他】
アエルダリ族の住居でもある超巨大母艦。厳密には惑星ではない。古代アエルダリ文明が栄えていたころに建造された。
アエルダリ族の各勢力の拠点にもなっており、身を隠しながら銀河中を放浪している。 内部には都市が作られており、アエルダリ族の魂を安置する「無限回路」や軍事施設、整備ドック等の他、更に身を隠すための光学迷彩機能が完備されている。 更に、人工的に作られた生態系を管理する「バイオシステム」を搭載し、母艦内でも惑星と同じように生活することが可能。 アエルダリ族は船に乗りながらも惑星とほぼ変わらない環境で生活を送っている。
オルク族の拠点惑星。大進撃「Waaagh!(グァーグ!)」を行うための拠点になっている。
タウ・エンパイアの領土惑星の一つ。惑星ごとには家門(セプト)と呼ばれるグループが形成されており、それぞれのセプトごとに得意な専門分野や文化が形成されている。
ネクロン族の拠点惑星。数多くのネクロン族が眠る王墓が数多くある。地下には大量の兵器が格納されており、
主の覚醒とともに目を覚ます。
歪みの力によって破損した惑星。暗黒の4大伸の特徴が惑星に反映されている。
ディーモンワールドの殆どは〈恐怖の目〉の中に存在する。 |