DD(遊戯王OCG)

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DD(遊戯王OCG) - (2021/10/09 (土) 17:30:05) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2014/09/29 (月) 19:15:57
更新日:2023/12/25 Mon 21:33:55
所要時間:約 46 分で読めます





異次元をも征する王の力、

たっぷりと味わうがいい!


◇目次◇



【概要】

遊戯王ARC-Vでレオ・コーポレーション社長の赤馬零児が使うテーマ。
『DD』はディファレント・ディメンション(Different Dimension/異次元)の略。
なお、これまで遊戯王OCGで除外関連の効果を持ったカード群である「D.D.」とは特に関連はない。
また墓地のカードを多用し、除外されたカードに関わる効果もないため、相性も良くない。

最上級モンスターの『DDD』はディファレント・ディメンション・デーモンの頭文字。
ドラゴン・ダイス&ダンジョンズでは無い

しかしカード名の呼称はあくまでディーディーディーのため、デーモンには属さない。
一応、デーモンには悪魔族が多いので、種族サポートは共有しやすい。


モンスターは全て悪魔族であり、今のところメインデッキのモンスターは全て闇属性。
融合シンクロエクシーズペンデュラムと、あらゆる召喚方法を網羅しているのが特徴。儀式?ミエルちゃんに使ってもらえ
また、契約書と名のついた永続魔法・永続罠を中心とする、サポートの魔法・罠もある。

なお「DDリビルド」と「DDDの人事権」ではこのカテゴリのモンスターのコマを使ってボードゲームを行っている様子が描かれているが、実在のモンスターではないのだろうか?


以下、遊戯王OCGにおけるこのテーマについて解説する。


【所属カード】

効果モンスター


《DDナイト・ハウリング》
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/ATK 300/DEF 600
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は0になり、そのモンスターが破壊された場合に自分は1000ダメージを受ける。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は悪魔族モンスターしか特殊召喚できない。
DD専用の吊り上げチューナー。
墓地にDDモンスターがあれば、召喚するだけでシンクロ召喚につなげられる。
種族縛りがあるため、悪魔族シンクロモンスターを用意しておこう。
ただ悪魔族シンクロモンスターはデーモン・カオス・キング・天刑王ブラック・ハイランダー程度。
実は上級DDモンスターも蘇生でき、効果も無効化しないため、バフォメット蘇生からのエクシーズなど、シンクロ以外の利用法も多い。


《DDリリス》
星4/闇属性/悪魔族/ATK 100/DEF2100
「DDリリス」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
●自分のエクストラデッキから、表側表示の「DD」Pモンスター1体を手札に加える。
墓地のDDかEXデッキのDDペンデュラムをサルベージする。
単純にアドバンテージにつながり、ケプラーをエクストラデッキから回収したりも出来る。
ぶん回れば過労死するが、同名カードの効果は1ターンに1度しか使用できない。
休んでる社員をハニトラで仕事に連れ戻すお茶汲み要員。


《DDD制覇王カイゼル》
星7/闇属性/悪魔族/ATK 2800/DEF 2100
(1):このカードがP召喚に成功した場合に発動する。
相手フィールドの表側表示のカードの効果はターン終了時まで無効になる。
(2):このカードがP召喚に成功したターンのメインフェイズに1度、自分の魔法&罠ゾーンのカードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
このターン、このカードは通常の攻撃に加えて、この効果で破壊したカードの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。
契約書を破り捨てながら殴りかかってくるDD版トライデント・ドラギオン。
ダイレクトアタックも可能な連続攻撃効果は強力で、無効効果により永続攻撃抑制カードなども無視できる。

とはいえペンデュラム召喚しないと一切効果はなく、こいつ自身はペンデュラムモンスターでもないため、
いざとなれば手札融合に使えるとはいえ事故要因になる。
ただしペンデュラムモンスターでない高打点DDDであることは、破壊されてもエクストラに行かず、テムジンやラグナロクから蘇生出来るというメリットでもある。

カード名のカイゼルは皇帝を意味する。歴史上この名を名乗った王も何人か存在するとか。


《DDパンドラ》
星5/闇属性/悪魔族/ATK1700/DEF2100
(1):このカードが戦闘または相手の効果で破壊され墓地へ送られた時、自分フィールドにカードが存在しない場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
悲しい事に契約書を多用するDDの基本戦術とほぼ噛み合わず、精々ブラロのリセットを喰らった時の保険になるぐらいである。

アニメでは場にこのカードしかない時に限定されていたが、OCG化にあたって全体破壊にも対応している。


《DDD覇龍王ペンドラゴン》
星7/闇属性/悪魔族/ATK 2600/DEF 2400
(1):このカードが手札にある場合、自分メインフェイズに自分の手札・フィールドからドラゴン族モンスターと悪魔族モンスターを1体ずつリリースして発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに手札を1枚捨てて発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで500アップする。
その後、フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。
デュエリストエントリーデッキVSで追加。2015年12月現在で社長は未使用。
DDでは貴重な除去効果を持つが、DDは全員悪魔族で、ドラゴン族とのシナジーが薄い為、特殊召喚効果がほぼ意味のない物となっている。
どちらかと言えば聖刻などを混ぜた専用デッキの方が輝ける。

なお、地味にエクストラデッキと関わらないDDDであるのもポイント。
名前のペンドラゴンはアーサー王の父ウーサーの称号。


《DDスワラル・スライム》
星2/闇属性/悪魔族/ATK 200/DEF 200
「DDスワラル・スライム」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、自分メインフェイズに発動できる。
「DDD」融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを手札から墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。手札から「DD」モンスター1体を特殊召喚する。
手札2枚から融合が狙え、さらに手札で腐っていたDDを場に呼んでくることも出来る。
魔神王の契約書と合わせて単純に1ターンのうちに出来る融合の回数が増えるというだけでも便利ながら、
どちらの効果も、特殊召喚をキーにして他のDDを呼び起こす上級DDDとの相性は抜群。
特にこいつでテムジンを融合して手札のラグナロクを呼び出せば、墓地から一気に2体のDDDを呼んで、大量展開の起点になってくれる。

ただし、場のモンスターは素材に出来ないため、棒立ちの下級を処理したりは出来ないことに注意。
また、自分を融合素材に含む必要があるため、「DDD」のみを融合素材に指定している融合モンスターは出せない、というかそもそも選択できない。


《DDバフォメット》
星4/闇属性/悪魔族/ATK1400/DEF1800
(1):1ターンに1度、「DDバフォメット」以外の自分フィールドの「DD」モンスター1体を対象とし、1~8までの任意のレベルを宣言して発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで宣言したレベルになる。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「DD」モンスターしか特殊召喚できない。
エクシーズには大変便利なレベル変動効果なのだが、自分ともう1人だけではシーザーしかエクシーズ召喚できないというなんとも惜しい効果。
アニメでは変更できるレベルは元々の倍と固定されていた代わりに、自分も対象にできたためどっちかというと使い勝手は下がっている。
ラグナロクと他のDDを使ってカリユガを出す準備を整え、貧弱な自身はラグナロクの除去コストとして左遷墓地送りするといいだろう。


《DDネクロ・スライム》
星1/闇属性/悪魔族/攻 300/守 300
「DDネクロ・スライム」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合に発動できる。
「DDD」融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを自分の墓地から除外し、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
魔神王やスライム仲間のスワラルで融合素材にしたりしてから連続融合してやろう。
墓地だけで一気にラッシュを駆けられる点は強力。
しかし、DDデッキにとって墓地アドは社内経費なのでご利用はくれぐれも計画的に……。
もちろん仲間同様「DDD」のみを融合素材にした融合モンスターはできましぇん。

死してなお役員の養分にされる平モンスター達


《DDラミア》
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 100/守1900
「DDラミア」の効果は1ターンに1度しか発動できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から「DDラミア」以外の「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚されたこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
DDか契約書をコストに特殊召喚できるレベル1チューナー。
墓地送りはコストなので、ペンデュラムカードは利用できないが、条件を満たすのは難しくなく、最低限の壁にはなる守備力もある。
なにより、DDチューナーの中では唯一シンクロ先に縛りが無い。
ケプラーやバフォメットとエクシーズ素材にしてしまえば再利用も可能。

スワラルでテムジン→スワラル効果でラミアSS→ラミア+テムジンでアレクサンダー→DD召喚からラミア蘇生、といった連続シンクロでクリスタルウィングやレモンアビスも呼べる。過労死待ったなし。
新ルールではエクストラゾーンのDDDを一度墓地に送りつつ、自己再生で蘇生効果のトリガーとなる。


《DDヴァイス・テュポーン》
効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2300/守2800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分フィールドの「DD」モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキからレベル7「DDD」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地へ送られたターンの自分メインフェイズに発動できる。
レベル8以上の「DDD」融合モンスターカードによって決められた、
このカードを含む融合素材モンスターを自分の墓地から除外し、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。


ペンデュラムモンスター


我が魂を揺らす大いなる力よ
その身に宿りて、闇を引き裂く新たな光となれ!ペンデュラム召喚!

ペンデュラムモンスターなので、フィールドから墓地には行かずエクストラデッキに行き、以後ペンデュラム召喚で呼び戻せる。
一方、手札融合の素材やエクシーズ素材、戦乙女の契約書で捨てた場合などは通常通り墓地へ送られる。
DDはペンデュラム召喚も墓地蘇生・回収もできるため、どちらに送るかはよく考えよう。


《DD魔導賢者ケプラー》
星1/闇属性/悪魔族/ATK 0/DEF 0
【Pスケール:青10/赤10】
(1):自分は「DD」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードのPスケールを2つ下げる(最小1まで)。その後、このカードのPスケール以上のレベルを持つ、「DD」モンスター以外の自分フィールドのモンスターを全て破壊する。
【モンスター効果】
「DD魔導賢者ケプラー」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカード以外の自分フィールドの「DD」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。
●デッキから「契約書」カード1枚を手札に加える。
召喚時に契約書サーチができる【DD】デッキのキーカード。
地獄門の契約書で間接的にDDモンスターのサーチ、魔神王の契約書で自身を素材に融合、スワラルバフォメットを介してシンクロエクシーズなどなど使い道は幅広い。
セルフバウンス効果はペンデュラム効果のデメリット回避に使えるが、サーチ効果が優秀すぎるので、あまり使うことはない。

ペンデュラムカードとしては、基本的にデメリットしかない。
スケール10でスケール変動も無いニュートンや、より手軽に特殊召喚できるスワラルもいる。
とはいえ、モンスターとしては相変わらず3積み必須なので、まだまだ働くことになりそうである。

なお、このカードのレベルは1であり、エクストラデッキに行ってもこのカードをペンデュラム召喚することは不可能。
リリスやプラウド・シュバリエなどで回収しよう。

カード名の由来は天文学者のヨハネス・ケプラー。
イラストは機械のようになっており、レールの上を球体が転がっている。

非力ながらも誰より率先して契約を取ってくる


《DDケルベロス》
星4/闇属性/悪魔族/ATK1800/DEF 600
【Pスケール:青6/赤6】
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを4にし、攻撃力・守備力を400アップする。
【モンスター効果】
(1):このカードが手札からP召喚に成功した時、「DDケルベロス」以外の「DD」モンスターが自分フィールドに存在する場合に自分の墓地の永続魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
ペンデュラム効果でレベルを4にできるので、怒涛王シーザーのエクシーズ召喚のためなどのレベル調整が行える。
しかしペンデュラムスケールは6と中途半端。

モンスター効果で永続魔法が回収できるので、破壊された契約書を再利用できる。
しかし効果は手札からのペンデュラム召喚時に限定され、エクストラデッキからでは発動しない。
単純に打点1800でレベル4という点を活かし、アタッカーやシンクロ・エクシーズ素材にするといいだろう。


《DDプラウド・シュバリエ》
星5/闇属性/悪魔族/ATK2000/DEF 700
【Pスケール:青6/赤6】
(1):1ターンに1度、500LPを払い、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は500ダウンする。
(2):もう片方の自分のPゾーンに「DD」カードが存在しない場合、このカードのPスケールは5になる。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
自分のエクストラデッキから、表側表示の闇属性Pモンスター1体を手札に加える。
ペンデュラム効果の弱体化効果はおまけ程度。スケールもやはり中途半端な上変動する。

召喚時に闇属性ペンデュラムモンスターをエクストラデッキから回収でき、DDモンスターやオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンなどを再利用できる。
しかし特殊召喚には非対応、かつ上級モンスターなのでアドバンス召喚する必要がある。


《DDプラウド・オーガ》
星6/闇属性/悪魔族/ATK2300/DEF1500
【Pスケール:青8/赤8】
(1):1ターンに1度、500LPを払い、自分フィールドの「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は500アップする。
(2):もう片方の自分のPゾーンに「DD」カードが存在しない場合、このカードのPスケールは5になる。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
自分のエクストラデッキから、表側表示の闇属性Pモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「DD」モンスターしか特殊召喚できない。
ペンデュラム効果の強化はやはりおまけ程度だが、攻撃力アップは永続で続くため、維持すれば少しずつ攻撃力を上げられる。

ペンデュラムスケールが8とケプラーに次いで高い。
ヘル・アーマゲドンは無理だがカイゼルやレオニダスまでならペンデュラム召喚できるようになる。

こちらは召喚時にエクストラデッキからペンデュラムモンスターを特殊召喚するが、
アドバンス召喚しなければならない上に効果が無効化されるので、わざわざ狙うほどでもないだろう。


《DDD反骨王レオニダス》
星7/闇属性/悪魔族/ATK2600/DEF1200
【Pスケール:青3/赤3】
(1):自分が効果ダメージを受けた時にこの効果を発動できる。
このカードを破壊し、さらにそのターン、LPにダメージを与える効果は、LPを回復する効果になる。
【モンスター効果】
(1):自分が効果ダメージを受けた時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、受けたダメージの数値分だけ自分のLPを回復する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分が受ける効果ダメージは0になる。
ペンデュラム効果、モンスター効果共に効果ダメージメタの効果を持つ。

モンスター効果は効果ダメージをトリガーとして特殊召喚し、以降、効果ダメージを0にする。
トリガーとなる効果ダメージもその場で回復するため、ライフが尽きなければ実質0となる。
契約書で自分からダメージを受けるため、そのダメージを防ぎつつ、2600の打点が現れるのは心強い。

後に、ダメージを回復に転化でき、攻撃力も高いダルクが登場し、こちらはあまり使われなくなった。
レオニダスは手札から展開できるため、除去に強い利点がある。
ダルクは優先的に除去されるカードなので、併用もあり。

簡単に特殊召喚でき、効果ダメージを永続的にシャットアウトできるので、バーンデッキ対策としてはかなり優秀。

OCGオリジナルのDDDであり、40話までに社長が使ったシーンは無い。
カード名の由来は古代スパルタの王のレオニダス。



全ての王をも統べる3体の超越神!
DDD死偉王ヘル・アーマゲドン!

《DDD死偉王ヘル・アーマゲドン》
星8/闇属性/悪魔族/ATK3000/DEF1000
【Pスケール:青4/赤4】
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで800アップする。
【モンスター効果】
(1):1ターンに1度、自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合、そのモンスター1体を対象として発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、対象のモンスターの元々の攻撃力分アップする。
この効果を発動するターン、このカードは直接攻撃できない。
(2):このカードは、このカードを対象としない魔法・罠カードの効果では破壊されない。
シリーズ恒例、ライバルが使う攻撃力3000のモンスター。
DDではガリレイを除くと最もレベルが高く、ペンデュラム召喚にはPカードが限定される。

ペンデュラム効果は攻撃力800ポイントアップと上昇幅が少しは大きくなったが、ターン中のみの強化でやはりおまけ程度。
ペンデュラムスケールは4であり、上級DDはペンデュラム召喚できるが、下級を特殊召喚できない微妙なライン。

モンスターとしては、対象を取らない効果で破壊されない耐性を持ち、特殊召喚時の奈落の落とし穴・激流葬や、ブラック・ホールといった除去カードにかからないのがうれしい。
攻撃力強化は他のモンスターで自爆特攻でもしない限りあまり能動的には使えないが、強引に高打点モンスターを突破する手段にもなる。
ラグナロクと併用してカリユガのエクシーズ素材にもなれる。

カード名はヘル(地獄)+ハルマゲドン(最終戦争)、
「死偉王」は会社の最高経営責任者を意味するCEOを捩ったものだと思われる。使用者自身が社長だし。



現れいでよ!神々の黄昏に審判を下す最高神!
DDD壊薙王アビス・ラグナロク!

《DDD壊薙王アビス・ラグナロク》
星8/闇属性/悪魔族/攻ATK2200/DEF3000
【Pスケール:青5/赤5】
「DDD壊薙王アビス・ラグナロク」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分が「DD」モンスターを特殊召喚した場合、自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、自分は1000ダメージを受ける。
このターン、相手が受ける戦闘ダメージは半分になる。
【モンスター効果】
「DDD壊薙王アビス・ラグナロク」の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の「DDD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの「DD」モンスター1体をリリースし、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
アビス(深淵)+ラグナロク(神々の黄昏)、「壊薙王」は「会長」の捩りではないかとも言われる。

モンスター効果、ペンデュラム効果共に墓地からの蘇生効果を持つ。
モンスター効果で蘇生できるのは『DDD』だけなので注意。
特殊召喚なら何でもいいので、ペンデュラム召喚はもちろんナイトハウリングやスワラルスライムも有効。

十分なステータス、除去効果、展開効果を併せ持つ、DDDにおけるエースモンスターと言える。
吊り上げたDDDは、殴ってよし、除去コストにしてよし、素材にして良し。

自分だけが出社させられてなるものかと自分の墓地の社員を一緒に呼び出し、社員を死ぬほど働かせて競争相手を除去する会長。
OCGオリジナルのDDDで、社長のデュエルが少ないこともあり、カード化から時間の経った51話で初登場する。


《DD魔導賢者ガリレイ》
星10/闇属性/悪魔族/ATK 0/DEF 0
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「DD」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。このカードのPスケールを2つ上げる(最大10まで)。
その後、このカードのPスケール以下のレベルを持つ、「DD」モンスター以外の自分フィールドのモンスターを全て破壊する。
【モンスター効果】
「DD魔導賢者ガリレイ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨て、自分フィールドの、「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。この効果は相手ターンでも発動できる。
ケプラーの対となるペンデュラムカード。
ペンデュラムスケールは最低値の1だが、大抵はレオニダスで間に合ってしまう。

モンスター効果は、手札誘発のセルフバウンスする。
いつでも発動できるので、除去を狙われたカードを手札に戻したり、使い終わってデメリットを待つだけの契約書などを戻すことができる。
セルフバウンス効果はケプラーも持っているが、基本的にあちらの効果はサーチ効果を使いたいし、タイミングが召喚時に限定される。
使うならこの効果の目的に採用することになるだろう。

レベルが10と高すぎるので、ケプラーと同じくこのカードのペンデュラム召喚は不可能。
ただしフィールドに出しても意味がないので、ペンデュラムゾーンから破壊された場合にしかエクストラデッキに行かないが。

カード名の由来は地動説で有名なガリレオ・ガリレイ。
イラストはケプラーと同じく機械のようであり、アニメでは歯車のようなものがカチカチ回っていた。

自分の身を投げ打って契約を守る忠実な社員


《DD魔導賢者コペルニクス》
星4/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「DD」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
(2):このカードがPゾーンに存在する限り1度だけ、自分にダメージを与える魔法カードの効果が発動した場合、その効果を無効にできる。
その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
「DD魔導賢者コペルニクス」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「DD魔導賢者コペルニクス」以外の「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を墓地へ送る。
ストラクで加わった新入社員。

P効果は魔法カードから受ける効果ダメージを無効に出来るが、自壊するため実質1度限り。ぶっちゃけレオニダスやダルクで十分。

召喚時にDDか契約書を墓地へ送れるDD専用終末の騎士。
こちらはラグナロクやスライム等を落とせる優秀な効果となっている。
元ネタは地動説を唱えた天文学者ニコラウス・コペルニクス。


《DD魔導賢者ニュートン》
星7/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
【Pスケール:青10/赤10】
(1):自分は「DD」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
(2):このカードがPゾーンに存在する限り1度だけ、自分にダメージを与える罠カードの効果が発動した場合、その効果を無効にできる。
その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
「DD魔導賢者ニュートン」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨て「DD魔導賢者ニュートン」以外の自分の墓地の「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
コペルニクスの対となるペンデュラムモンスター。
罠カードから受ける効果ダメージを無効に出来るが(ry

自身を捨てることでDDか契約書をサルベージできる。
スワラルを回収して融合に使いまわしたり、コペルニクスと合わせてサーチとしても使える。
名前は物理学者アイザック・ニュートンに由来する。


《DDD極智王カオス・アポカリプス》
星7/闇属性/悪魔族/攻2700/守2000
【Pスケール:青4/赤4】
(1):自分の墓地の「DD」モンスター2体を除外して発動できる。
Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
「DDD極智王カオス・アポカリプス」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンにのみ発動できる。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、自分フィールドの表側表示の魔法・罠カード2枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、このカードを特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は悪魔族モンスターしか特殊召喚できない。
ストラクの看板モンスター。
名前は「極智王」=「局長」、アポカリプスは黙示。

ペンデュラム効果、モンスター効果は共に自身を特殊召喚する効果。2体除外して特殊召喚…レベル7……うっ、頭が
ただし、どちらもコストが大きく、モンスター効果に至っては相手ターンにしか発動できない。

DDにおいては墓地のモンスターも、場の契約書も重要なカードで、それを犠牲にするのは躊躇われる。
なにより、そこまでして出しても、出した後は何の効果もないバニラ同然のモンスター。
大型を出したいなら他のモンスターでよく、【DD】においても使い道は乏しいと言わざるを得ない。

今後、破壊された時に効果が発動する契約書やペンデュラムDDや、除外された時に効果が発動するDDモンスターでも来れば一気に主力になる…かもしれない。
独断で部下や契約を動かすくせに、仕事はしない局長

アニメではロジェの無限残機による乱入戦法に対抗する無限ループコンボで活躍。
無能は無能で延々扱き使う社長流石です


《DDオルトロス》
ペンデュラム・チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻 600/守1800
【Pスケール:青3/赤3】
(1):1ターンに1度、フィールドの魔法・罠カード1枚と、このカード以外の自分フィールドの「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
【モンスター効果】
(1):自分が戦闘・効果でダメージを受けた時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功したターン、自分は悪魔族モンスターしか特殊召喚できない。

DD版小型スクラップドラゴンなペンデュラム効果と、サウザンドブレード等に似た特殊召喚効果を持つチューナー。
シンクロ自体に制限は無いが、制約を考えるとほぼ悪魔族専用チューナー。
しかし、ペンデュラムチューナーというだけでも強力で、効果自体も優秀。


《DD魔導賢者トーマス》
ペンデュラム・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻1800/守2600
【Pスケール:青6/赤6】
「DD魔導賢者トーマス」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。自分のエクストラデッキから表側表示の「DD」Pモンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
「DD魔導賢者トーマス」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のPゾーンの「DD」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、デッキからレベル8の「DDD」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
このターン、この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、相手が受ける戦闘ダメージは半分になる。

エクストラデッキのDDペンデュラムをサルベージするペンデュラム効果、Pゾーンのカードを破壊してデッキからレベル8DDDを特殊召喚するモンスター効果を持つ。
ペンデュラムカードとこのカードから即座にランク8エクシーズが狙え、アビス・ラグナロクの蘇生効果を使う下準備にもなる。
呼び出せるのは現状、ラグナロクとCEOの2種類のみ。

名前の由来は、発明王トーマス・エジソン。ニコラ・テスラとはものすごく仲が悪かったとか。
そのためか、カード化されたニコラともすごくかみ合わせが悪い。
使用者の前世は関係ない。たぶん。


《DD魔導賢者ニコラ》
ペンデュラム・効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2000/守2000
【Pスケール:青8/赤8】
(1):自分は「DD」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
(2):1ターンに1度、手札から「DDD」モンスター1体を捨て、自分フィールドのレベル6以下の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで2000アップする。
【モンスター効果】
「DD魔導賢者ニコラ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがPゾーンで破壊された場合、自分フィールドの「DDD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻し、自分のエクストラデッキから表側表示の
「DD」Pモンスターを2体まで選んで自分のPゾーンに置く。そのカードのP効果はこのターン発動できない。

P召喚のDD縛り、DDDをコストにした強化、Pゾーンで破壊された時にスケールを貼り直す効果を持つ。
強化効果は1番強化したいカイゼルが対象外なのが痛い。ケルベロスやバフォメットでレベルを変えれば4800ないし5200の3回攻撃というロマンコンボが。
スケールを貼り直す効果もあるが、場のDDDを手札に戻す上、あくまでエクストラからおき直す効果。
破壊耐性と見るにはコストが重く、Pサポートしては下準備が手間。特にラグナロクを出せないのはかなり痛い。
出しやすいレオニダスやアポカリプスならコストになり、特に局長と組み合わせれば、間接的に毎ターン墓地からアポカリプスを回収できる。
融合したりランク7エクシーズしたり戦乙女のコストに使いまわそう。

モチーフは発明家「ニコラ・テスラ」。
対となるトーマス・エジソンとは送電方式を巡って対立していたことでわりと有名。
DDのトーマスとニコラも、どちらかがPゾーンにいればもう一方はP召喚できず、それどころかお互いがサポートするレベル6以下・レベル8もP召喚できない、このコンビをセッティングしても出せるのはレベル7だけ、と徹底的に相性が悪い



《DDD超視王ゼロ・マクスウェル》
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2800/守2500
【Pスケール:青4/赤4】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの守備力をターン終了時まで0にする。
【モンスター効果】
(1):このカードが相手の守備表示モンスターに攻撃するダメージ計算前に発動できる。
その相手モンスターの守備力はダメージステップ終了時まで0になる。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。


《DDD運命王ゼロ・ラプラス》
ペンデュラム・効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻 ?/守 0
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分のEXデッキから「DDD運命王ゼロ・ラプラス」以外の
表側表示の「DDD」Pモンスター1体を選んで手札に加える。
【モンスター効果】
(1):このカードは自分フィールドの「DDD」モンスター1体をリリースして手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。
このカードの攻撃力はダメージステップ終了時まで、
その相手モンスターの元々の攻撃力の倍になる。
(3):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(4):このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
その際、自分が受ける戦闘ダメージは0になる。


《DDイービル》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻2000/守 0
【Pスケール:青8/赤8】
(1):このカードがPゾーンに存在する限り1度だけ、
相手がモンスターのP召喚に成功した時に発動できる。
このターン、そのP召喚されたモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。
【モンスター効果】
このカード名の(2)のモンスター効果は1ターンに1度しか発動できない。
(1):自分フィールドに他の「DD」モンスターが存在しない場合、このカードは攻撃できない。
(2):相手メインフェイズに、相手フィールドのP召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。


《GO-DDD神零王ゼロゴッド・レイジ》
ペンデュラム・効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
【Pスケール:青0/赤0】
このカード名の(1)(2)のP効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがPゾーンに存在し、自分が効果ダメージを受ける場合、そのダメージは0になる。
(2):このカードがPゾーンに存在する限り、自分はレベル5以上の「DD」モンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくすことができる。
【モンスター効果】
(1):このカード以外の自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。以下の効果から一つを選び、ターン終了時まで適用する。
●このカードは直接攻撃できる。
●相手は魔法・罠ゾーンのカードの効果を発動できない。
●相手は手札・墓地のカードの効果を発動できない。
(2):相手のLPが4000以下の場合、このカードの攻撃宣言時に発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで、相手のLPの数値分アップする。
(3):このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
漫画版での零児の切り札で、遊矢のゴッドアイズ同様G・O・Dの力で生み出されたカード。
零児のこだわりである「ゼロ」を体現した能力の持ち主で、漫画版ではバトルが成立したらそのターンの終わりに相手ライフを0にするという反則能力を備えていた。


融合モンスター


冥府に渦巻く光の中で、今ひとつとなりて新たな王を生み出さん
融合召喚!生誕せよ!DDD烈火王テムジン!

《DDD烈火王テムジン》
融合・効果モンスター
星6/炎属性/悪魔族/ATK2000/DEF1500
「DD」モンスター×2
「DDD烈火王テムジン」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在し、
自分フィールドにこのカード以外の「DD」モンスターが特殊召喚された場合、
自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、
自分の墓地の「契約書」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

このカードがある状態でDDを特殊召喚すると、墓地のDDを蘇生する。
自然、DDがさらに2体並ぶことになるので、次の展開へと繋げられる。
ステータスはこのレベルにしては低めだが、破壊時に契約書を回収できる。ただし自爆特攻でもしない限り能動的に効果を発動できない。

死んだ社員をたたき起こし、自分が死んだら過去の契約を掘り起こす。
カード名の由来は、モンゴル帝国皇帝のチンギス・カンの本名テムジン。


誇り高き騎士よ、災い封じ込めし坩堝に融け込み、真の王と生まれ変わらん!
融合召喚!出でよ、神の威光伝えし王、DDD神託王ダルク!

《DDD神託王ダルク》
融合・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/ATK2800/DEF2000
「DD」モンスター×2
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分にダメージを与える効果は、自分のLPを回復する効果になる。
効果ダメージを無効にし、その数値分自分LPを回復する効果を持つ。
何と言っても高打点であり、DDと噛みあう能力も相まってとりあえず立てておくだけでも強い。
初手で融合することが多いこのデッキでは、非常にありがたい一枚と言えるだろう。

アニメは相手が受けるダメージも無効にして自分のライフに還元していたが、流石に強過ぎた為、自分が受けるダメージのみに変更された。

契約を書き換えて逆に利益を取ってくる悪女。
カード名前の由来はフランスの聖女ジャンヌダルク


神々の黄昏を打ち破り、押し寄せる波の勢いで、新たな世界を切り開け!
融合召喚!出現せよ、極限の独裁神、DDD怒濤壊薙王カエサル・ラグナロク!

《DDD怒涛壊薙王カエサル・ラグナロク》
融合・効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/ATK3200/DEF3000
「DDD」モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードが戦闘を行う攻撃宣言時に、
このカード以外の自分フィールドの「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻し、このカードと戦闘を行うモンスター以外の
相手フィールドの表側表示モンスター1体を選んで
装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
戦闘時に自分フィールドのカード1枚をバウンスして相手モンスター1体を装備&その攻撃力を追加する。
契約書やPゾーンのケプラーを回収しつつ、対象を取らない除去を行える。
素材が「DDD」なためやや重いが、ラグナロクや魔神王の墓地融合を使えば十分に狙える。

敵対企業の社員を強制的にヘッドハンティングして働かせつつ、その後ろで契約を白紙に戻す怒涛会長。
アニメではシーザーとラグナロクを融合し、名前もその2体を足したもの。


混沌たるこの世の行く末を見極める王よ。未来に流される血を吸い、竜をも倒す勇者となれ!
融合召喚!生誕せよ!レベル8、DDD 剋竜王ベオウルフ!

《DDD剋竜王ベオウルフ》
融合・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守2500
「DDD」モンスター+「DD」モンスター
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分の「DD」モンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
(2):自分スタンバイフェイズに発動できる。
お互いの魔法&罠ゾーンのカードを全て破壊する。
DDに貫通付与し、スタンバイフェイズに大嵐を打てる(Pゾーンを破壊できないので、厳密には大嵐とは異なる)。
素材の関係上、スライム2種類の効果でも融合可能なモンスター。
契約書のダメージ回避目的ならダルクで済むが、こちらは相手のカードを破壊して、メインフェイズに安全に展開できる。

由来はイギリスの英雄叙事詩の主人公、竜退治の英雄「ベオウルフ」。
ちなみに、元ネタだと狼は全く関係ないとか。


《DDD烈火大王エグゼクティブ・テムジン》
融合・効果モンスター
星8/炎属性/悪魔族/攻2800/守2400
レベル5以上の「DD」モンスター+「DD」モンスター
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在し、
自分フィールドにこのカード以外の「DD」モンスターが召喚・特殊召喚された場合、
自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、自分ターンに魔法・罠カードの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にする。


《DDD超死偉王パープリッシュ・ヘル・アーマゲドン》
融合・ペンデュラム・効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻3500/守3000
【Pスケール:青1/赤1】
(1):1ターンに1度、自分の「DDD」融合モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。
その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで1000ダウンする。
【モンスター効果】
「DDD」モンスター×2
このカード名の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、破壊したモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
(2):相手モンスターが戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。
その相手モンスターの攻撃力はダメージステップ終了時まで元々の数値になる。
(3):モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
ヘル・アーマゲドンの融合体。「DDD」融合モンスターの戦闘を補助するP効果と、相手攻撃表示モンスターの除去+ダメージ、相手の攻撃力変動の無力化、Pゾーンへの移動の3つのモンスター効果を持つ。


シンクロモンスター


闇を切り裂く咆哮よ。疾風の速さを得て、新たな王の産声となれ!
シンクロ召喚!生誕せよ!レベル7、DDD疾風王アレクサンダー!

《DDD疾風王アレクサンダー》
シンクロ・効果モンスター
星7/風属性/悪魔族/ATK2500/DEF2000
「DD」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「DDD疾風王アレクサンダー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在し、
自分フィールドにこのカード以外の「DD」モンスターが召喚・特殊召喚された場合、
自分の墓地のレベル4以下の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
効果は蘇生効果のみとなっている。
テムジンと比べると、対象がレベル4以下の「DD」モンスターになっているが、効果発動のトリガーが通常召喚にも対応している。
また、テムジンとこのカードが並べば連続で蘇生が可能。
DDチューナーの増加に伴い、高レベルシンクロへの繋ぎもこなせるように。

ステータスはレベル相応といったところ。

社員の出勤に反応して休む社員をたたき起こす。
カード名の由来は、マケドニアの王であるアレクサンダー大王


その紅に染められし剣を掲げ、英雄達の屍を越えていけ!
シンクロ召喚!生誕せよ!レベル8、DDD呪血王サイフリート!

《DDD呪血王サイフリート》
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2800/守2200
チューナー+チューナー以外の「DD」モンスター1体以上
「DDD呪血王サイフリート」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードの効果は次のスタンバイフェイズまで無効化される。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
自分は自分フィールドの「契約書」カードの数×1000LP回復する。

魔法罠の無効化と、破壊された時のライフゲイン効果を持つ。
永続魔法・罠だけでなく、発動にチェーンして通常魔法・速攻魔法・通常罠も無効化できる。
メタカードの対策にもなる強力な効果である。
ちなみに自分の魔法罠にも使え、契約書や虚無空間のデメリット回避に役に立つ。

回復効果はオマケみたいなものだが、召喚を無効化されて破壊されても発動する。

「サイフリート」は「ジークフリート」の別の読み方。


《DDD疾風大王エグゼクティブ・アレクサンダー》
シンクロ・効果モンスター
星10/風属性/悪魔族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドに「DDD」モンスターが3体以上存在する場合、
このカードの攻撃力は3000アップする。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在し、
自分フィールドにこのカード以外の「DD」モンスターが召喚・特殊召喚された場合、
自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。


《DDD超死偉王ホワイテスト・ヘル・アーマゲドン》
シンクロ・ペンデュラム・効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻3500/守3000
【Pスケール:青1/赤1】
(1):1ターンに1度、相手モンスターの攻撃宣言時に
自分フィールドの「DDD」Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力以下の守備力を持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊し、
破壊したモンスターの数×1000ダメージを相手に与える。
【モンスター効果】
「DD」チューナー+チューナー以外の「DDD」モンスター1体以上
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドのモンスターを相手は効果の対象にできない。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
このカード以外のモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
相手は自身のフィールドのPモンスター1体を選ぶ。
そのモンスター以外の相手フィールドのモンスターの効果は無効化される。
(3):モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。

エクシーズモンスター


この世の全てを統べるため、今 世界の頂に降臨せよ!
エクシーズ召喚!生誕せよ!ランク4、怒濤王シーザー!

《DDD怒濤王シーザー》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/悪魔族/ATK2400/DEF1200
悪魔族レベル4モンスター×2
「DDD怒濤王シーザー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターンに破壊されたモンスターをバトルフェイズ終了時に、自分の墓地から可能な限り特殊召喚する。
次のスタンバイフェイズに自分はこの効果で特殊召喚したモンスターの数×1000ダメージを受ける。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「契約書」カード1枚を手札に加える。
1つ目の効果は破壊されたモンスターを蘇生する効果。
この効果自体は相手ターンも含めフリーチェーンで発動でき、このカードが破壊されていても蘇生できる。

2つ目の効果は墓地にフィールドから墓地に送られれば発動でき、
送られた方法を問わず場合の効果でタイミングを逃す心配もなく、デッキサーチとかなり強力。
蘇生効果も相まって、相手からすると非常に破壊したくないカードとなる。

積極的に出したいモンスターだが、DDはレベル4が少ないため、意外と出しにくい。
ケルベロスのレベル調整効果が一番便利か。

死んだ社員すらも引っ張ってきて、自分も死んでも契約を取ってくる社員の鑑
カード名の由来は、ローマ帝国の権力者であったユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)だろう。


英雄の名賜りし者、深遠なる大義もて、この世の全てをいざ射抜かん!
エクシーズ召喚!降臨せよ、ランク5、DDD狙撃王テル!

《DDD狙撃王テル》
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/悪魔族/ATK2300/DEF2000
悪魔族レベル5モンスター×2
このカードは自分フィールドのランク4の「DDD」Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):自分が効果ダメージを受けたターンに1度、
このカードのX素材を1つ取り除き、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力を1000ダウンし、相手に1000ダメージを与える。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を墓地へ送る。
レベル5が少ないDDではシーザーから重ねて出すことになるが、素材にしてしまうとシーザーの契約書サーチ効果を使えなくなる。
ついでに踏み倒しが基本のDDにとってコストを払った前提の効果は少々使い勝手がいいとは言いづらく、なんか若干浮いていると評判。
攻撃力もシーザーより下がっているし、このカードを出すのはバーンと攻守ダウンを合わせてトドメを刺したい状況に限られるだろう。
墓地肥やし効果は、蘇生を多用するDDデッキには嬉しい効果。

アニメでは効果の発動条件は契約書によるダメージに限定されていたが、効果の回数制限がなかった。

対価を払っておいてから、相手を狙撃して代金分を奪い返す
カード名の由来はスイスの英雄で弓の名手ウィリアム・テル。


2つの太陽が昇る時、新たな世界の地平が開かれる!
エクシーズ召喚!現れ出でよ、ランク8!DDD双暁王カリ・ユガ!

《DDD双暁王カリ・ユガ》
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/闇属性/悪魔族/ATK3500/DEF3000
レベル8「DD」モンスター×2
(1):このカードがX召喚に成功したターン、
このカード以外のフィールドのカードの効果は発動できず、無効化される。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):このカードのX素材を1つ取り除き、
自分の墓地の「契約書」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
効果を封じた上で除去とバトルが出来るフィニッシャー向けのモンスター。
契約書を破壊した上で、また回収することで、デメリットを踏み倒すことも可能。

「契約書は大嵐で吹き飛んだので無効です(こっそり何枚か隠しもちながら)」

素材に出来るのはラグナロクとアーマゲドンの2種類。
融合素材にするなりして1枚を墓地に落とし、ラグナロクの蘇生効果を使って並べるのが基本になるか。

Noでない為エクシーズ・ユニバースからランク4を2体、またはランク4+ランク5を食って特殊召喚でき、
35の高打点と無効は使えないまでも相手ターンでも大嵐効果を使えるためユニバースを採用している他のデッキでの搭載も目立ってきた。
創業者なのに出張や派遣での活躍が目立つとはこれ如何に

アニメでは効果を無効にされない効果を持ち、フィールド外の効果も無効化できた。
さらに、契約所の回収効果は、破壊した自分のカードを元に戻す効果であり、戻したカードはそのターンに発動できた。

自分以外の連中を黙らせ、契約を勝手に切ったり結んだりする経営者。
前例に倣えばカード名は創業者(創業王)+インド哲学の「悪魔の時代」だろうか。


《DDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザー》
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/水属性/悪魔族/攻2800/守1800
悪魔族レベル6モンスター×2
(1):モンスターを特殊召喚する効果を含む、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
その後、このカード以外の自分フィールドの「DD」モンスター1体を選び、
そのモンスターとこのカードの攻撃力をターン終了時まで1800アップできる。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「契約書」カード1枚を手札に加える。


《DDD超死偉王ダークネス・ヘル・アーマゲドン》
エクシーズ・ペンデュラム・効果モンスター
ランク8/闇属性/悪魔族/攻3500/守3000
【Pスケール:青1/赤1】
(1):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンに「DD」カードが存在する場合に発動できる。
EXデッキから「DDD超死偉王ダークネス・ヘル・アーマゲドン」以外の
「DDD」Xモンスター1体を特殊召喚する。
【モンスター効果】
レベル8「DDD」モンスター×2
(1):このカードがX召喚に成功した時に発動できる。
自分のEXデッキの表側表示の「DD」Pモンスター1体を選び、
このカードの下に重ねてX素材とする。
(2):自分フィールドのPモンスターは効果では破壊されない。
(3):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
自分フィールドのPモンスターの数だけ相手フィールドのモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
(4):モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
ヘル・アーマゲドンのエクシーズ体。ペンデュラムモンスターへの効果破壊耐性付与、ペンデュラムの数を参照しての除去、そしてペンデュラムゾーンへの移動効果を持つ。
ただ、耐性についてはコイツ自身にも適用されるため、必然的に破壊手段は戦闘のみ→ステータスが高いので大体バウンスか除外して来る、という意味で見事にかみ合っていない。
そしてコイツ、テキストをよく見るとレイジングやオベリオンにはあったペンデュラム召喚に関する効果外テキストがないため、ペンデュラムモンスターなのにペンデュラム召喚では呼べないというズァークさんと同じ欠点を抱えてしまっている。ただしそれ以外の制限はないため、ペンデュラム・リボーンなどで呼び戻すことは可能。


《DDD盤石王ダリウス》
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/地属性/悪魔族/攻1900/守1000
悪魔族レベル3モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
自分フィールドの「契約書」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、自分はデッキから1枚ドローする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードはその戦闘では破壊されず、
ダメージ計算後にその相手モンスターを破壊し、
相手に500ダメージを与える。



魔法・罠


契約書カード

DDに関する重要な効果と、自分のスタンバイフェイズごとに自分が1000ポイントずつダメージを受けるデメリットを持つ魔法カード群。
このデメリットを回避しつつ、契約書を維持するのがDDデッキの肝となる。

《地獄門の契約書》
永続魔法
「地獄門の契約書」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「DD」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は1000ダメージを受ける。
デッキサーチの強力さは言わずもがな。維持すればダメージは発生するが、次のターンも効果を使える。
DDでは真っ先に発動しておきたいカード。

一時期はシングル価格が高騰していたが、ストラクに再録され今は落ち着いている。


《魔神王の契約書》
永続魔法
「魔神王の契約書」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドから、
悪魔族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
「DD」融合モンスターを融合召喚する場合、
自分の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は1000ダメージを受ける。
使い減りしない上、ミラクル・フュージョンのような墓地除外融合も可能な融合カード。
ただし前述の通り、ペンデュラムモンスターの扱いや、除外した場合には墓地リソースを消費するのに注意。

イラストは融合に関わる効果を持った沼地の魔神王。
なおOCG化されている融合DDモンスターはカテゴリ指定で素材代用ができないため、DDデッキでは普通の融合カードを使わない限り、沼地の魔神王を採用する意味はない。

余談だが、一見悪魔族融合モンスターを有するE-HEROとは相性がよさそうにも見えるが、
向こうはダーク・フュージョンでしか融合召喚できないのでこのカードでE-HEROの融合召喚はできない。
逆に融合DDDをダーク・フュージョンで融合することは可能。


戦乙女(ヴァルキリー)の契約書》
永続罠
「戦乙女の契約書」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札から「DD」カードまたは「契約書」カードを1枚墓地へ送り、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの悪魔族モンスターの攻撃力は、相手ターンの間1000アップする。
(3):自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は1000ダメージを受ける。
DD専用の使い減りしないサンダー・ブレイク。除去が少ないDDには有りがたい効果を持つ。
フリーチェーンで妨害でき、墓地に送ったカードは蘇生やサルベージができる。
ただし手札コストを要する以上気軽に使えるものではなく、常に手札を維持しておく必要がある。

攻撃力の強化は相手ターンのみだが、自分のモンスターが打点で突破される可能性を減らすことができ、
攻撃宣言時以降に発動すればコンバットトリックにもなる。


《誤封の契約書》
永続罠
(1):1ターンに1度、自分フィールドに
「DD」モンスターが存在する場合にこの効果を発動できる。
ターン終了時まで、このカード以外のフィールドの罠カードの効果は無効化される。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は1000ダメージを受ける。
契約書版のトラップ・スタン。ペンデュラムの弱点、奈落の落とし穴も怖くない。
このカードの効果自体にチェーンされると無効化できないので、タイミングには注意。
イラストではデモンズ・チェーンが無効にされている。


《常闇の契約書》
永続罠
(1):自分のPゾーンに「DD」カードが2枚存在する場合、
相手はフィールドのモンスターを魔法・罠カードの効果の対象にできず、
アドバンス召喚のリリースにできず、融合・S・X召喚の素材にもできない。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は1000ダメージを受ける。


《闇魔界の契約書》
永続魔法
「闇魔界の契約書」の(1)の効果は1ターンに1度しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択してその効果を発動できる。
●自分の墓地の「DD」Pモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを自分のPゾーンに置く。
●自分のエクストラデッキから、表側表示の「DD」Pモンスター1体を自分のPゾーンに置く。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。自分は1000ダメージを受ける。
墓地かエクストラデッキのDDペンデュラムモンスターを直接ペンデュラムゾーンにおける。
DDのペンデュラムモンスターは、モンスターとしての方が優秀なカードも多く、直接Pゾーンにおくのが得とは限らない。
ペンデュラム狙いでも地獄門で2枚目をサーチして貼れば十分な場合も多い。


《魔神王の禁断契約書》
永続魔法
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札から「DDD」モンスター1体を効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。
②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。悪魔族の融合モンスターカードによって決められた、このカードの①の効果で特殊召喚したモンスターを含む融合素材モンスターを自分の手札・フィールドから墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
③:自分スタンバイフェイズに発動する。自分は2000ダメージを受ける。
「DDD」の特殊召喚効果を内蔵したが、ライフコストが大きくなった契約書。
魔神王の契約書の強化版…なのだが、追加された特殊召喚効果を使うと効果が無効になる。
特殊召喚したDDDを使わないと融合できないが、ぶっちゃけ素の魔神王で手札融合すれば済む。
一度フィールドに出すのでペンデュラムDDDをエクストラに送れるが、正直なところ現状の【DD】では手札融合して墓地に送ったほうが再利用しやすい。
維持すれば毎ターン特殊召喚効果が使えるが、効果を無効にしてまで場に出したいDDDがほぼいない。

っていうか、融合目当てにせよ特殊召喚目当てにせよスワラル・スライムのほうがデメリットもなくて扱いやすい。
ペンデュラム要素が強いDDDなら採用できる…だろうか。

イラストでは契約書とおぼしき石碑が沼地の魔神王の口から飛び出している
吐き出してるのか突っ込まれたのか謎だが、DDDの契約先はろくな目にあわないようだ。そもそも踏み倒されるし


《異形神の契約書》
永続魔法
(1):自分フィールドに以下の種類の「DDD」モンスターがEXデッキから特殊召喚された時、
それぞれの効果を1ターンに1度ずつ発動できる。
●融合:自分は1000LP回復する。
●S:特殊召喚されたそのモンスターは相手の効果の対象にならない。
●X:自分または相手の、フィールド・墓地のカード1枚を選んで除外する。
●P:自分はデッキから1枚ドローし、その後手札を1枚選んで捨てる。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は2000ダメージを受ける。


罠カード

契約洗浄(リース・ロンダリング)
通常罠
(1):自分の魔法&罠ゾーンの「契約書」カードを全て破壊する。
破壊した数だけ自分はデッキからドローする。
その後、自分はドローした数×1000LP回復する。
社長「契約は無効となった」
契約を踏み倒し、契約書のデメリットを回避するカード。代わりに回復しつつドローする。
契約書限定でドロー効果のついた非常食。羽箒にチェーンできればおいしい。
ただし、地獄門の契約書など場に維持しておきたい契約書があっても、一括で破壊してしまう。

《DDDの人事権》
通常罠
(1):自分の手札・フィールド・墓地の「DD」モンスター及び
自分のPゾーンの「DD」カードの中から合計3枚選んで持ち主のデッキに戻す。
その後、デッキから「DD」モンスター2体を手札に加える事ができる。
DDをデッキに戻して引き直すカード。
手札やフィールドから戻すとディスアドバンテージだが、墓地のモンスターがなくなるのも動きにくくなってしまうので、匙加減が難しい。

《DDリクルート》
通常罠
「DDリクルート」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
その差の数まで、自分の墓地の「DD」モンスター
または「契約書」カードを対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
相手が大量展開しているほど墓地回収が可能になる。
当然相手依存だが、逆転用の手札補充となる。
しかしカード名はリクルートのくせに、効果は墓地からのサルベージである。

《DDリビルド》
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの「契約書」カードは相手の効果では破壊されない。
(2):墓地のこのカードを除外し、このカード以外の除外されている自分の「DD」カードを3枚まで対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。
契約書を破壊から守るカード。相手限定なので、自分から割るのは可能。
パッと見便利そうだが、自分が契約書でないためサーチが効かず、破壊対策ならモンスターも守れるスタロや大革命返しもある。

除外からの回収効果も、戻す先がデッキなので単体ではアドバンテージが稼げない。
自分を墓地から除外するだけで使え、DDは除外利用するデッキでもないので、損もしないが。


《DDDの契約変更》
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に以下の効果から1つ選択して発動できる。
●自分の墓地の「DDD」モンスター1体を選んで除外する。
攻撃モンスターの攻撃力は、この効果で除外したモンスターの攻撃力分ダウンする。
●デッキからレベル4以下の「DD」Pモンスター1体を手札に加える。


基本戦術

ケプラーや地獄門でサーチして手札を整えつつ、テムジンの融合などで墓地にモンスターを送る。
墓地が肥えたらナイトハウリングなどで蘇生し、悪魔族シンクロ・エクシーズで場を制圧していく。

とまあ、解りやすい大量展開型テーマだが、回りだしたらその展開力が半端じゃない。

テムジン・アレクサンダーが特殊召喚に反応してのつり上げ効果を持っているため、この2体が並んだら更に2体モンスターが増える。
テムジンの方はDDであればレベル制限なども無いため、墓地のアーマゲドン等を釣って来ることも出来る。

さらにはペンデュラムも備えているためそっちでも大量展開が可能。
なんという過労死デッキ

便利なスライム2種と汎用チューナーであるラミアの登場後はそれを活かした型が主流。
基本的に墓地肥やしからテムジンやアレクサンダーを介してダルクやベオウルフ等の融合モンスター、クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン等のシンクロモンスター、タイタニックギャラクシーやカリユガ等のエクシーズモンスターを立てて制圧していく。

ペンデュラム召喚を使いたいならデッキ構築の段階で考えておこう。
適当に組むと事故率を上げてしまう上に、ディスアドバンテージの回復が難しくなる。
ねらい目のラグナロクがスワラルで手軽に出せてしまうため、ペンデュラムを狙うメリットが薄いが。


専用サポートカードの契約書は毎ターン1000ものダメージを受ける代わりに、非常に優秀な効果を持った永続カード達。
ダメージは無視できる数値ではないが、維持し続ければ毎ターンアドバンテージを稼げるのでなるべく守り抜きたいところ。

デメリットであるダメージはレオニダスやダルクを維持しておけばノーダメージで済む。
また、不必要になった契約書はラミアや契約洗浄等のコストで墓地に送ってしまうのも手。
遊戯王において契約とは踏み倒す物なのだ



要するに、社員を過労死させ契約を踏み倒し場合によっては自爆特攻すら強要するというウルトラブラック企業
ちなみに英語でDDDとはDirty(汚い)Dangerous(危険)Demeaning(キツい)……つまり3Kと同意でもある。

同じ悪魔族でも社長が身を粉にして働くホワイト企業もあると言うのに、何と言う待遇の差か……。
向こうも大概ブラックだろうとか言っちゃいけない

この素材にしたモンスターを墓地から蘇生して扱き使うコンセプトのおかげで
エクストラを多用するカテゴリながら新マスタールール下でもある程度動ける。
展開パターンに変化はあるが、極端な話リンクモンスター無しでもエクストラデッキからバンバン展開できる
上級DDDの芋づる式蘇生効果がうまいこと新ルールの隙を突いた結果である。こんなとこまでブラックめいている


弱点としては、墓地利用をするため始動が遅めであり、除外されると影響が大きい。
地獄門が引けない、もしくは効果が通らないと必要な手札が揃えられない。
ダークロウなんかは除外されるわサーチするとハンデスされるわで天敵。
汎用カードでは幽鬼うさぎも怖い。

当然ながら特殊召喚を多用するため、これを封じられると動けない。

契約書の効果で発生するバーンダメージも馬鹿にならない量で、レオニダスやダルクがなければどんどんライフが削れていく。

昔は除去効果に乏しく、大量展開してくるデッキには物量負けしたり、破壊耐性モンスターを突破できなかったりした。
ラグナロクの登場で除去が狙え、スライム2種で展開力が跳ね上がり、ラミアが来て汎用シンクロも使えるため、この辺の弱点は克服されつつある。

また、多くのカードがサーチ・蘇生・サルベージ効果を持つため、手札と墓地によっては色んな行動が出来る。
ラグナロクをモンスターとして出すか、ペンデュラムゾーンに発動するか。何を手札に回収して、何を墓地に残しておくか。蘇生効果をどのタイミングで使うか。などなど…
考えることは多い。

非常に強力な反面、運用を誤れば即座に破産する危険性を持った、総じてハイリスク・ハイリターンなデッキである。

必須カードが手に入りにくいという難点もあったが、DDがテーマのストラク「ペンデュラム・ドミネーション」が登場。
メインデッキに関しては必須カードが全て再録されており、安価に構築できるようになった。
環境で主流の【DD】を組む場合はスワラルとネクロ、汎用カードを個別に集めれば良い。
エクストラデッキは、高騰してしまったテムジン複数枚(大抵2枚)がネックで、カードプールに乏しいプレイヤーが組むにはそこそこの出費が必要だろう。



異次元をも制する社長の追記・修正、たっぷり味わうがいい

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