登録日:2015/12/13 (日) 20:42:19
更新日:2025/04/05 Sat 16:14:02
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神聖なる光蓄えし翼煌めかせ
その輝きで敵を撃て!
シンクロ召喚!
いでよ、クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン!!
《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》とは
遊戯王ARC-Vに登場したSモンスター。
また
第9期第8弾「シャイニング・ビクトリーズ」にて登場が発表された新規Sモンスターの一枚でもある。
《
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》の派生モンスターであり、それゆえに姿や・ステータス・効果が類似している。
●概要
●アニメ
シンクロ・効果モンスター
星8/
風属性/
ドラゴン族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のレベル5以上のSモンスターを含むモンスター1体以上
(1):1ターンに1度、効果を発動したフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果を無効にし破壊する。
その後、このカードの攻撃力はターン終了時まで、対象のモンスターの攻撃力分アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードがレベル5以上の相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。
セレナ戦が初登場。《SR赤目のダイス》と《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》を素材としてS召喚される。
セレナの《
月光舞獅子姫》と戦闘を行う際に、その攻撃力を自身の攻撃力に加算し、正面から戦闘破壊してフィニッシュを決めた。
攻撃名は「烈風のクリスタロス・エッジ」。
●OCG
シンクロ・効果モンスター
星8/風属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のSモンスター1体以上
(1):1ターンに1度、このカード以外のモンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
この効果でモンスターを破壊した場合、このカードの攻撃力はターン終了時まで、この効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(2):このカードがレベル5以上の相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。
チューナー以外のモンスターにSモンスターを要求するレベル8のドラゴン族Sモンスター。
《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》の
カウンター効果はパワーアップし、レベル5以上に関する制限がなくなっている。
S召喚には「チューナー以外のSモンスター」を要求する。
見た目は全然違うが、召喚条件は《
ゴヨウ・キング》と同じである。
強欲なサム「セキュリティの切り札と同じなのはやっぱりトップスと繋がってるから……」
一見キツそうに思える縛りだが、S召喚に長けたデッキではSモンスターを素材にさらにS召喚するなど日常茶飯時であり、
星5・6・7辺りのシンクロには一度効果を使えば仕事を終えるカードも多いので、そこまで厳しくもない。
《
ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴン》とは異なり、素材にも効果の発動にも《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》が関係しないため、無理に《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》を素材にする必要はない。
効果(1)はモンスター効果へのカウンター。
《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》と異なり、レベルが何だろうとモンスター効果の発動を無効にして破壊できる。
下級レベルさえも逃す事なく、さらにはレベルを持たない
エクシーズや
リンクにも対応できる。
なかなかの徹底ぶりであり、毎ターンコスト無しで撃てるのも嬉しい。
モンスター効果を1度潰されるだけでも相手にとってはかなりキツい状態となるだろう。
《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》は(種別の違う効果に対するものとはいえ)
無効化効果を1ターンに最大2回まで発動できたが、こちらは1回までと限られている点には注意。
効果がさっぱりかつ分かりやすく強い効果へとパワーアップした代償だろう。
とはいえ、対応範囲が広いのでむしろこちらの方が安定感はあるといえる。
効果(2)は攻撃力上昇の誘発効果。
レベル5以上のモンスターと戦闘する時、相手モンスターの攻撃力分だけ自身の攻撃力を上昇できる効果。
つまりは対レベル5以上限定の《
オネスト》を内蔵している。
キング「なんだ!このオネストみたいな効果は!」
厄介な耐性持ちのフィニッシャーもレベル5以上ならばこの効果で正面突破できる。
しかも攻撃表示の相手を倒せば、豪華特典として相手のライフに3000ポイントの戦闘ダメージを与えてくれる。
この効果にはターン制限が無い為、戦闘の度に効果を適用できるのが利点である。
なお、素の攻撃力が上がったため、《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》で対応できなかった《
ジェムナイト・パール》と言った面々にも強くなった。
もっともパールさんの攻撃力を上げるか《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》の攻撃力を下げる対策で処理されかねないので迂闊な突撃は禁物。
あるいは、《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》の様な戦闘における効果を封じる効果もこのカードの効果で無力化できないのがキツい。
更に肝心の魔法・罠への耐性は《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》と変わらず無防備なのでその辺りの対策を練るのも重要となる。
つまり《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》が殴られた場合、ダメージ計算時において、
- 《クリアー・バイス・ドラゴン》の攻撃力は《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》の攻撃力の倍の6000になる
- 《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》が自身の効果でその攻撃力を吸収して9000になる
- 《クリアー・バイス・ドラゴン》がその数値の倍の18000になる
と言う順番になる。当然ながら《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》の効果はそのタイミングでは1回しか使えないため、9000ダメージを食らってワンショットキルを決められてしまう。
もちろんこちらから攻撃する時は違うが、相手のターンで《クリアー・バイス・ドラゴン》が万が一出てきたら、何としてでも《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》をフィールドから消し去るべし。でないとこちらが死ぬ。
●相性のいいカード
【スピードロイド】でのこいつの出しやすさはいわずもがな。
《SR赤目のダイス》と適当なSRで《HSRコルク-10》を出せばそれだけでS召喚可能。
《HSR-GOMガン》で《SRベイゴマックス》と《SRダブルヨーヨー》を見せれば、どちらかはフィールドに出せるので上記のルートに移行できる。
なので【スピードロイド】では
風属性が2体並べば確定で《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》を出せるといってよい。
SRチューナーを参照して自己蘇生できる《HSRマッハゴー・イータ》を使えば、1ターンに2体並べたり、毎ターン出すことも容易い。
【WW】との相性もピカイチ。
《WW-アイス・ベル》を特殊召喚して《WW-グラス・ベル》サーチ。《WW-スノウ・ベル》サーチ後、特殊召喚とすることで、
なんと
召喚権を使わず、手札1枚で効果破壊耐性のついたこいつを出すことができる。
ただし、
EXデッキは相応に圧迫される点には注意。
【ドラグニティ】では《ドラグニティナイト-ヴァジュランダ》を使えば楽に出せる。
ストラクRで登場した新規のおかげで、《ドラグニティ-レムス》と手札コスト1枚で召喚権なしで呼び出すことができる。
《
原始生命態ニビル》などの厄介な
手札誘発モンスターの対策になるので、覚えておきたい。
また、進化前同様にフィールド魔法《幻夢境》との相性はなかなかいい。
《幻夢境》はSモンスターが場にいる場合、モンスターがフィールドに召喚された時そのレベルを1つ上げることができるため、
天敵であるランク4のX召喚を邪魔しつつ、後半の効果でレベル5になった相手を上から殴りつけることができる。
レベル8のドラゴン族Sモンスターであるため、《
アルティマヤ・ツィオルキン》で呼ぶ事も可能。
《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》以上に幅広いモンスターへの耐性と戦闘破壊のしづらさは進化前より相性が良く
特に《
励輝士 ヴェルズビュート》と《
鳥銃士カステル》単体で突破出来なくなり、ランク4一体で場を壊滅させられる心配が無くなったのは非常に大きい。
この点から、本来はシンクロがそれほど得意ではないデッキにも盛んに出張するようになった。
このカードが出た当時は《
D-HERO ディアボリックガイ》が制限緩和で3枚積めるようになったのも大きい。
\ゴ/「我は赤き竜と決闘竜と遊矢シリーズの力を得て究極の神となるのだ!」
その輝きは追記の光! 修正の翼で駆け上がれ!
《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》!!
- はえーよ、ホセ(記事作成乙です) -- 名無しさん (2015-12-13 21:18:28)
- ユーゴの新たな切り札でとてもカッコいい、がOCG目線だとクリアウィングの方が優先されるし強力…… -- 名無しさん (2015-12-13 23:08:51)
- イラストアド高いし、Sモンスターを素材にするから切り札感あっていいんだが、効果にもう一声欲しかったなあ -- 名無しさん (2015-12-13 23:15:13)
- 欲を言えば、アクセルシンクロモンスターにしてほしかった -- 名無しさん (2015-12-13 23:21:35)
- ↑アクセルシンクロモンスターは割と出しにくいので今のままでいいです(迫真) まあそもそもシンクロ次元にクリアマインドは今の所無さそうだしそれに開眼するのがシンクロ次元のクライマックスなのかなと -- 名無しさん (2015-12-13 23:25:53)
- なんかよくわからんモンスターだったな。観客の歓声やらなんやら描く尺があるならこれのあっさり感を補強してやりゃよかったのに -- 名無しさん (2015-12-14 00:33:21)
- 一々創造にこだわらんでも今回や「暗いデュエルばっかだからSFWマン入れた」程度の理由や演出でも楽しめるからいいよ -- 名無しさん (2015-12-14 01:06:53)
- 流星っぽくてかっこよかったな。小野監督お得意の裏設定で保管されるんでしょ -- 名無しさん (2015-12-14 01:39:26)
- 例のタクシーてwww タクシーデッキで運用するなら対象耐性持ちを撃破するか、相手ライフ3000切ってる時のフィニッシャーかな? -- 名無しさん (2015-12-14 02:18:17)
- 予想に反して普通のモンスターなんだな。てっきり創造されるもんだと思ってたw -- 名無しさん (2015-12-14 04:41:35)
- この性能なら縛りいらんかったよなぁ… それか2の効果は自分から攻撃するときだけでいいからレベルとかの制限しないで欲しかったところ -- 名無しさん (2015-12-14 07:21:13)
- (2)の効果は永続でも良かったがそうするとアバターの存在が危うくなるからか? -- 名無しさん (2015-12-14 08:04:17)
- スピードロイドでなら出しやすいけどそんなにいらないクリアウィングを使うのにちょうどいいけどな、今なら追走の翼でクリアウィング1枚でそれなり守りは固められるしこいつなら一回とはいえエクシーズ対策できるし、まあそれ以上に羽子板の再利用にやっともってこいのが来たって感じ -- 名無しさん (2015-12-14 08:22:53)
- アニメ見たけど思いのほかアッサリ出てきてなんだかなぁ……公式の熱血塾曰くユーゴが元々持ってたようだし… -- 名無しさん (2015-12-14 13:10:43)
- そもそもクリアウィングの入手経路も不明だがな! 文字通りの“とっておき”ってだけだろう、遊矢みたいにどこからともなくの場合のが例外なんだから。 -- 名無しさん (2015-12-14 17:04:03)
- 遊矢シリーズは、遊矢以外は「紛い物」じゃないかと思ってる。なので、カードを創造できないのはユーゴが「本物」じゃないからだろうね。 -- 名無しさん (2015-12-14 23:23:23)
- ユーゴが元々持ってたなら当然、ユートやユーリも派生持ってるんだろうな。 -- 名無しさん (2015-12-19 23:43:12)
- ドラグニティでとりあえず立たせとくモンスターとしてどうかな? -- 名無しさん (2015-12-28 17:04:05)
- 某星野「なんだ このオネスト見たいな効果が!」 -- 名無しさん (2016-01-08 04:33:30)
- かなり強くなったけど、若干弱くなってるとこもあるな。クリアとクリスタルで使いわけよう。 -- 名無しさん (2016-04-12 21:57:43)
- いつの間にか採用率一位に DDでも出せるらしいけどどうやって出すんだ -- 名無しさん (2016-05-18 09:38:31)
- ↑アレキサンダーとリリス使うだけやんか -- 名無しさん (2016-05-18 10:40:05)
- 前評判だと微妙とか言う奴が多かったけど実際はシンクロの定番モンスター化したな -- 名無しさん (2016-06-30 07:21:05)
- 今やシンクロの顔と言われる存在だよな。様子見に囮、フィニッシャーと昔のクェーサーを思わせるポジションだわ -- 名無しさん (2016-10-22 07:51:23)
- 遂に召喚権を行使せずに効果破壊耐性持ちでこいつが飛んでくる時代に WWで悪用されそう… -- 名無しさん (2016-10-22 08:43:15)
- 新ルールでも問題無く強い -- 名無しさん (2017-06-05 17:38:12)
- 地味にアニメより強化されてたのね(アニメ版はフィールド外で発動した効果に対応できない) -- 名無しさん (2020-01-01 11:25:09)
- せめて素材指定クリアウィングシンクロドラゴンにエラッタしとけよ。究極神から無条件で出るのもやばい -- 名無しさん (2022-03-27 22:30:09)
- 強力だがサポート無しだと藤原優介の切り札には絶対に勝てない…か。 -- 名無しさん (2022-09-05 17:22:38)
- ここへ来てクリアウィングの名を持たない点が足枷になるとは思わなかった -- 名無しさん (2024-09-10 19:02:06)
最終更新:2025年04月05日 16:14