No.39 希望皇ホープ・ダブル

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No.39 希望皇ホープ・ダブル - (2018/12/26 (水) 12:43:18) の編集履歴(バックアップ)


登録日: 2018/12/25 (火) 02:11:09
更新日:2024/01/02 Tue 18:44:56
所要時間:約 6 分で読めます





オレ達の勝利の方程式は、こんなもんじゃねぇ!



No.39 希望皇ホープ・ダブルとは、遊戯王OCGのカードの一つである。


概要

『20th ANNIVERSARY DUELIST BOX』にてOCGに登場。
No.39 希望皇ホープと同じカテゴリに属するエクシーズモンスターだが、この系列のモンスターでは唯一ZEXALに登場していないOCGオリジナルである。
イラストの構図はビヨンド・ザ・ホープ召喚時のものと、攻撃力が倍になった際の二刀流のホープを合わせたものになっている。
そのテキストはこちら。

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻 0/守2500
レベル4モンスター×2
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「ダブル・アップ・チャンス」1枚を手札に加える。
その後、「No.39 希望皇ホープ・ダブル」以外の「希望皇ホープ」Xモンスター1体を、
自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は倍になり、直接攻撃できない。
この効果は相手ターンでも発動できる。

ホープ一族本家の中では唯一の攻撃力0で、単独で戦闘するためのモンスターではない。
こいつの存在意義は効果が全てであり、その内容は簡単に言えば素材を切ってのダブル・アップ・チャンスのサーチ&別のホープへのエクシーズチェンジ。
この効果でチェンジしたホープはダイレクトアタックの権利を失う代わり永続的に攻撃力が倍になるため、爆発的な破壊力を発揮するフィニッシャーとしての活躍が期待できる。
また「ダブル・アップ・チャンス」のサーチ効果により、下敷きとして使われていた素のホープに大きな存在意義を持たせている。
因みにこの効果、珍しく元々の攻撃力指定ではないのでなんらかの効果でパンプアップしているとその数値も含めて倍加される。

そして、チェンジ効果には注目すべき点が一つ。

「No.39 希望皇ホープ・ダブル」以外の「希望皇ホープ」Xモンスター1体を

この効果、なんとランク指定がない。
「希望皇ホープ」でさえあれば、カオスナンバーズだろうとビヨンドだろうと、フリーチェーンでチェンジできるのである。


相性の良いホープ

おなじみ元祖。はいはいホープホープ。
アニメでも猛威を振るったムーンバリア+ダブル・アップ・チャンスのコンボを能動的に再現できる上、ダブルから繋げた場合攻撃力10000に達する。
ただし、専用サポートに近い「ムーンバリア」は「元々の攻撃力の倍に変更する」効果なので、絡めても攻撃力は増えない。
ちなみに遊馬はゴーシュ&ドロワとのハンデ戦にて、このコンボに速攻魔法「バイテンション」を併用することで攻撃力10000を達成している。

ライトニングの登場以来冷や飯を食ってきた不遇のカオスナンバーズ。
ホープ・ダブルからチェンジした場合、ダブルも「希望皇ホープ」なので進化効果が使える上、自身の攻撃力が5600と高い数値になるので極めて相性が良い。阿修羅副腕と自信の効果を併用してとんでもないダメージを全体に叩き込んでやりたいところ。
因みにこれまでなにかと比較対象になっていたホープ・ザ・ライトニングは効果がステータスの固定化なためホープ・ダブルで出しても5000からステータスが変動しないため相性はそこまで良くない。
一応ステータス低下に強くなったり相手からの攻撃を牽制できるが、それこそ下記のビヨンド・ザ・ホープで十分。

ダブルの効果は相手ターンにも使えるため、不意打ちでこいつを出して相手の攻撃モンスターをまとめて無力化してしまうこともできる。
とはいえホープ・ダブルが見えている状態で相手が殴りに来るとは思えないので防御としては不向き。
一番大きいのはレベル4統一でもダブルを咬ませることで、RUMなしでコイツに繋げられる、ということか。

アストラルのナンバーズその2。
重すぎる素材指定のため活躍の場に今一つ恵まれない上、新マスタールールで追い打ちを食らった不遇枠。
リンク先さえ用意すればダブルから出すことでフルポテンシャルを発揮できる。


難点としてはダブル・アップ・チャンスのサーチとエクシーズ・チェンジが一連の効果であるため、サーチすべきダブル・アップ・チャンスがデッキからなくなると効果が使えなくなること、攻撃力0なので素材がなくなるとただの壁にしかならないことが挙げられる。
極論すれば下敷き専門のモンスターであり、ダブル・アップ・チャンスを用いるなら最低でも1枚は投入しておきたいが、そうでないなら出番はない。
また、デッキサーチが入るため灰流うららに引っかかるのも痛い。

素のホープ以外ではダブル・アップ・チャンスを生かせないため、可能なら「熱き決闘者たち」を併用すると良いだろう。


真に恐るべきは、これらの超攻撃型コンボが、最速で手札1枚または2枚から始動するということ。
ダブル自身の攻撃力はないものの、変身した先が超火力のアタッカーに変貌する。

やっぱホープ一族の例に違わず殺意の塊であった。


追記・修正はダブル・アップ・チャンスを発動してからお願いします。

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