熱き決闘者たち

登録日:2017/12/26(火) 20:58:01
更新日:2024/11/30 Sat 20:17:42
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楽曲

「熱き決闘者たち」とは、アニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』にて使用された楽曲である。
弦楽器を主旋律に用いた壮大な曲調が特徴で、主に以下のような場面で使用。

  • キーカードのドロー時、または使用時
  • エースモンスター登場シーン
  • 劣勢からの大逆転時

と、劇中の盛り上がる場面で流れ、視聴者に「勝利BGM」として強い印象を与えた。
これ以外では遊戯王様の人格交代時や、大一番となるデュエルの開始時などで使われていることが多く、
デュエルモンスターズを代表する、延いては遊戯王というコンテンツを代表する楽曲と言っても過言ではないだろう。

さらに、続編にあたる遊戯王デュエルモンスターズGX最終話では闇遊戯降臨&オシリス降臨時にアレンジバージョンが流れ(時空を超えた絆でも使用)、
2016年の劇場版「THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」ではオーケストラアレンジが採用されており、随所で物語の盛り上げに一役買った。
後者の場合はデュエル開始時に使用されたことや「神の怒り」が上述した場面で使用されたこともあり、
「ライバル対決の開幕」とオリジナルとは若干イメージが変わった物となっている。

2024年のOCG25周年特別映像「Yu-Gi-Oh! CARD GAME THE CHRONICLES」ではシーンごとに原曲に近いものや和風、テクノまで異なるアレンジが使われた。


出だしのリズムから「ロッテリアー」とコメントされることが多い(封印されし奇跡の場合は「ガッチャマーン!」等)。
なお、この特徴的なイントロは2010/6/13日放送の「世界の果てまでイッテQ!」や2013/08/03の「満天!青空レストラン」など、他の番組でも使用されている。



カード

そしてこの楽曲、何と2016年にOCG化を果たした。


《熱き決闘者たち》
永続魔法
(1):自分のモンスターの攻撃宣言時に、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。その攻撃を無効にし、対象のカードを破壊する。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いに1ターンに1枚しか魔法・罠カードを手札からセットできず、EXデッキから特殊召喚されたモンスターはそのターンには攻撃できない。
(3):自分ドローフェイズのドロー前に発動できる。このターン通常のドローを行う代わりに、自分の墓地のモンスター1体を選んで手札に加える。

イラストは遊戯と海馬の象徴である《ブラック・マジシャン》と《青眼の白龍》が激突するシーン。
効果は原作における王国ルール、およびスーパーエキスパートルールを一部再現したものになっている。

1つ目の効果は原作王国編における初代決闘盤を用いた王様VS海馬戦における「手札を攻撃」の再現(ちなみにアニメではこのルールはカット)。
モンスター1体の攻撃を無効にして相手の魔法・罠を除去できる。これによって「モンスターで魔法・罠を攻撃」を擬似的に再現しているのだが、
注目すべきは回数制限がないことと、「攻撃の無効」と「魔法・罠の破壊」が同時に処理されること。
このため《ダブル・アップ・チャンス》や全体攻撃とのコンボが可能であり、条件さえ整えば相手フィールドをボロボロに出来る。

2つ目の効果はバトル・シティにおけるスーパーエキスパートルールの再現。
原作のみに存在した「魔法・罠カードは各1枚ずつのみセット可能」「融合モンスターは融合したターン攻撃できない」という制限が元ネタ。
互いに伏せられるカード枚数が減って来るため攻撃が安全に通せるようになるが、手札から発動する分には一切制限がかからないためロックとしては不完全。
《魔封じの芳香》と併せれば実質的に相手の魔法カードをロックできる。
EXデッキから出て来たモンスターの攻撃を抑制する方は自分にも影響があるため、封殺型のメタビートデッキと相性が良い。

3つ目の効果は原作では特に該当するものが見られないことから、
アニメの闘いの儀におけるアテムの「任意のカードをドローする」能力の再現だと思われる。
さすがにデッキサーチでは凶悪すぎるため、墓地からモンスターをサルベージ、という形に置き換えられている。




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最終更新:2024年11月30日 20:17