バットマンシリーズのヴィラン一覧

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バットマンシリーズのヴィラン一覧 - (2020/10/24 (土) 16:49:06) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2019/05/26 Sun 16:09:00
更新日:2024/01/25 Thu 22:54:17
所要時間:約 8 分で読めます




本項目では、DCコミックスの出版するアメリカン・コミックス及びコミック、映画、ドラマ、アニメ作品である「バットマン」に登場する主なヴィランを紹介する。

主人公であるバットマンに引けを取らない強烈な個性を持ったキャラクターが多いが、全体的な傾向として「世界征服」や「金儲け」といった分かりやすい動機ではなく、自らのエゴや妄想に飲み込まれたり、不幸な生い立ち、事故や事件に巻き込まれた結果トラウマを植え付けられる、あるいは精神が崩壊したことで悪事を働くヴィランと化した者が多い。
これは「バットマン」という作品自体がサスペンスミステリー要素をもつ作品であることも大きい。

なお、過去のトラウマが原因となって常軌を逸した行動に走るに至ってしまったと言う悲劇性は、実はバットマンと全く同じであり、
バットマンもまたその本質がヴィラン近い事も踏まえれば、バットマンという物語は「ヴィラン同士の戦い」と言えなくも無いのである。
そして、彼等ヴィランの存在が、バットマンはアメコミヒーローの中でも異彩を放つ事になっており、また物語に深みを加える事にもなっている。
言わば、バットマンのヴィラン達は、「悪役」と言うよりも「裏の主人公」に近いのかもしれない…。

ジョーカー
本名不明。言わずと知れたバットマンの最大の宿敵にして、コミックにおけるいわゆる「狂人キャラ」の先駆けともいうべきスーパーヴィラン。なお、彼自身は特殊能力を一切持たない。詳細は個別項目にて。


トゥーフェイス
本名ハービー・デント。「2」という数字に異常なこだわりを持つ二重人格のヴィラン。
詳細は個別項目にて。


キャットウーマン
本名セリーナ・カイル。バットマンとは色んな意味で関係が深い、ヴィランでもヒロインでも間違いない女盗賊。
詳細は個別項目にて。


ベイン
本名不明。最高レベルの知性と筋力を兼ね備え、一度バットマンに完全勝利を収めたことで有名なヴィラン。
詳細は個別項目にて。


◇ペンギン
本名オズワルド・チェスターフィールド・コブルポット。
異名の通り低い身長、小太りな体型、嘴のような鼻というペンギンのような風貌の男であり、バットマンシリーズの舞台であるゴッサムシティにおける、裏社会の顔といえばこの男である。

その容姿故に少年時代ではいじめの標的となり、やがて組織犯罪の道へと足を踏み入れた。

バットマンシリーズでは珍しい正気を失っていないヴィランであり、バットマンとは時に裏社会での情報を取引する関係でもある。


◇ハーレイ・クイン
本名ハーリーン・クインゼル。
かつてはアーカムアサイラムに勤務していた精神科医の一人だったが、ジョーカーの歪んだ精神構造を解こうと研究するうちに魅了され、自身も発狂。
ジョーカーの情婦兼サイドキックといった立場になった……のだが、現在はそうでもなかったりする。

かつては赤と黒の道化師の衣装に白塗りの顔といったいかにもピエロといったコスチュームで活動していたが、最近はゴスロリ風衣装だったり(「アーカムシリーズ」)、コギャル系のパンクファッション(実写版「スーサイド・スクワッド」)だったりとコスチュームの変遷がめざましい。

ジョーカー同様スーパーパワーの類は持たないが、身体能力に長けている。主な得物は巨大なハンマーやバットなど。

最近では「ジョーカーの相方」よりヴィランを中心にした戦闘集団「スーサイド・スクワッドのメンバー」としての活動が多い。

後述のポイズン・アイビーとは度々共闘する腐れ縁の仲。

アニメからの逆輸入キャラ。アニメからの逆輸入キャラで彼女ほどの世界的知名度を得たキャラはそうそういないだろう。


◇リドラー
本名エドワード・ニグマ。
リドル(なぞなぞ)に変質的なまでに執着するヴィラン。

典型的な知能犯であり、犯罪を行う際はその手がかりをなぞなぞなどの形で残して自分を追う者(大体バットマン)との知恵比べを楽しんている。

コスチュームは緑色のスーツにクエスチョンマークの意匠をあしらったものが多い。

アーカムシリーズでは数百個単位のリドルをマップ中にばらまいてバットマン……もといコンプリートを目指すプレイヤーを苦しめることになる。

翻訳版ではかつてナゾラーと呼ばれていたことも。


◇ミスター・フリーズ
本名ヴィクター・フリーズ。
極低温でしか生きられない肉体を持つために、常に冷凍スーツに身を包み、冷凍光線を放つ銃で戦うヴィラン。
かつては低温化学の研究者であったが、妻ノーラの難病の治療法を見つけるために彼女を冷凍保存した後、実験の失敗で上述の特殊体質を手に入れてしまった。

New52では嫁設定が消滅して冷凍保存されたノーラの研究をするうちに執着が芽生えたことになった。

かつてはスーツの燃料にダイヤモンドを使うため、ダイヤ絡みの犯罪が多かった。


◇ポイズン・アイビー
本名パメラ・リリアン・アイズリー。
植物を自在に操り、男性を誘惑して催眠状態に陥らせるフェロモンや毒物、免疫を操る女ヴィラン。
人体実験の影響で植物と人間のキメラとなっており、植物が平穏に暮らせる環境を求め、自然を汚染する人類を憎むいわゆるエコテロリストでもある。

ハーレイクインとはいわゆる腐れ縁の関係で、彼女に振り回されつつもなんだかんだで信頼関係は深い。

バットマンシリーズのセクシー担当でもある。


◇ラーズ・アル・グール
暗殺結社「リーグ・オブ・アサシン」の首魁にして、「ラザラス・ピット」と呼ばれる特殊な泉の力によって若返りを繰り返すことで、数世紀以上の時代を生きてきた魔人。

地球の生態系や環境を安定させるために、人類の数を減らそうとする国際的テロリストで、特に犯罪と腐敗が蔓延しているゴッサムシティの住人を標的とすることが多い。

娘のタリア・アル・グールはバットマンと恋仲であり、それを利用してバットマンを味方に引き入れようとすることもある。
もう一人の娘ナイッサもまた家族と敵対しながらも危険なヴィランである。


◇スケアクロウ
本名ジョナサン・クレーン。
恐怖ガスを操る案山子の恰好をしたヴィラン。
元々はゴッサムシティ大学の心理学教授。しかし学生達に死の恐怖を体感させるといった行き過ぎた人体実験をしたために解雇され、その逆恨みで犯罪者となってしまう。

身体能力はそれほどではないものの、「恐怖」を武器に戦うというある意味バットマンにも通ずる特性から、メディア展開における活躍も多く、アーカムナイトではメインヴィランを務めるほど。
一時期ペンギンの策略によって、恐怖ガスを吐き出す怪物である「スケアビースト」へと変貌し、その後も本人の意志と関係無く、何度かこの姿となっている。

◇デスストローク
本名スレイド・ウィルソン。
アメリカ軍の極秘実験により、超回復力と身体能力を手に入れた傭兵。
元々は『ティーン・タイタンズ』のヴィランだったが近年はバットマンとの絡みも多い。

オレンジと黒を基調としたスーツに身に纏っており、主な得物は両刃の剣と金属の棍棒。

素顔はどことなくあの伝説の傭兵に似ている。

コードネームには「ザ・ターミネーター」が付くこともある。

実は妻子持ち。だが職業柄敵も多く、恨みを買った人物に息子は喉を切り裂かれ(一命はとりとめたが言語障害が残った)、そのことに怒った妻(元軍人)によって片目を失っている。
そのような来歴から、アメリカのサイトで行われた「父の日記念・アメコミ史上最低の親父キャラ」ランキングでは見事栄光の一位に輝いてしまった。
息子グラントはラヴェッジャーというヴィランだし、娘のローズや喉を切られたジェリコもヒーローだったりヴィランだったりブレているので家庭的には超不幸。

本名から連想した人もいるかもしれないが、とはあらゆる設定が被っており、生みの親(スレイドじゃない方)がわざわざそれを公言しているほど。要するに向こうがパクったわけである。
「Superman/Batman Annual Vol 1」に出てきた並行世界のデスストロークは、見た目、性格、能力からして明らかにであり、最終的には(悲惨な過去の晒し合いで)意気投合してしまった。


◇キラークロック
本名ウェイロン・ジョーンズ
先天的な皮膚病でワニ人間と化してしまったヴィラン。
その見た目故幼いころから周囲には阻害され続けたことから人間に対する憎悪を抱え、犯罪者となってしまった。

メディアによって知性には大分差があり、人肉を喰らう獣同然の化け物の時もあれば、割と話が通じる時もある。

ヴィランとしての能力は頑丈な皮膚による防御と再生能力、怪力に水中呼吸といったところ。

下水を活動拠点とすることが多く、同じく下水に住むゴッサムシティのホームレスの、守護者としての一面もある。


◇ファイヤーフライ
本名ガーフィールド・リンズ。
元々は映画関係の技師であり、特に火薬等を用いた特殊効果のアーティストを専門としていた。
しかし会社をクビになり、貧困の中でのストレス解消として放火を行うようになる。
やがて物が燃える光景に極度なまでの興奮を覚えるようになった結果、特殊な耐熱スーツやマスク、ジェットパック等を開発。
火炎放射器やナパーム弾等も手に入れ、空を飛びまわる放火魔のヴィラン「ファイヤーフライ」と化す事になった。

ちなみにファイヤーフライとは英語で「蛍」のこと。


◇レッドフード
本名不明。
バットマンの活動初期に登場した過去の敵として語られる。
赤いマスクを被りスーツを着こなす紳士といった外見で、バットマンがその正体をつかめないまま姿を消している。

その正体は後のジョーカーだったとされる。

現在はかつて母親ともどもジョーカーに爆殺された2代目ロビンことジェイソン・トッドの新たな名前として知られている。
拳銃と格闘術で犯罪者と戦う、ヴィランというよりダークヒーロー的な立ち位置のキャラクター。


◇ハッシュ
本名トーマス・エリオット。
顔面を包帯で覆い、トレンチコートを羽織った姿が特徴的なヴィラン。
元々はブルース・ウェインの幼馴染。彼とは写し鏡とも言える関係にある。
自身を冷遇した両親を殺害して遺産を手に入れようとしたが、ブルースの父であるトーマスが母親を救ってしまった事で計画は失敗。
ウェイン家を激しく逆恨みするようになり、バットマン及びブルースを徹底的に追い詰めた上で殺そうとしている。

バットマンの正体がブルース・ウェインであるという真実を知っている数少ないヴィランで、それ故にジョーカーとは別の意味で厄介な存在である。
しかもエリオット家は、ウェイン家やペンギンの生家であるコブルポット家とも因縁が深い。


◇クレイフェイス
粘土のような柔軟な体を持ち、どんな人物にも化けられるヴィラン。
正体や能力を得た切っ掛けなどの設定がしょっちゅう変わるため、本名も多数存在する。
最も代表的なのは、初代であるベイシル・カルロ。初期は仮面を被って殺人を繰り返すだけであったが、
後に2代目以降と同様に粘土状の身体の持ち主となり、更には同じクレイフェイス達を集めてマッドパック軍団を結成したこともあった。
更には、一時期他のクレイフェイス達の能力を奪って、最強のクレイフェイスである「アルティメット・クレイフェイス」に変貌した。

変身能力は身長体重匂いまでも思いのままであり、バットマンですら騙されることが多い厄介な敵。


◇マッドハッター
本名ジャービス・テッチ。
マッドハッターとはご存知『不思議の国のアリス』のお茶会に出る帽子屋で、こいつも狂ったコスプレイヤーに近い。

電気工学技士のしての能力を悪用して作った催眠機械を用いる。


◇ピッグ教授
本名ラズロ・バレンティン。豚の仮面を付け、豚のような吃音を発するサイコパス。
自らを芸術家と称し、誘拐した人間に肉のマスクを付けて「完璧な存在」にしようとする、ジョーカーとは別ベクトルでやべー奴。


◇ヴィクター・ザズー
無差別に殺人を繰り返し、その証として自分の肉体に傷をつけるというポリシーを持つ連続殺人鬼。

バットマン用にも特別な場所を確保しているらしい。

見た目的に危険なシリアルキラーだが意外と実写作品に出演している。


◇ヒューゴ・ストレンジ
犯罪心理学の教授。
顎髭・眼鏡・ハゲと見た目は不審だが、バットマンの正体を自力で推察できるほどの頭脳の持ち主。
だがやりすぎて狂気に走り、自分をバットマンだと思い込んだコスプレイヤーになることがある。


◇デッドショット
本名フロイド・ロートン。銃器に関してはほぼ百発百中の超A級の腕を持つ殺し屋
腕を買われスーサイド・スクワッドの一員として活動することもある。

暗殺者としてのプロ意識は高いものの、その精神の奥底に潜んでいるのは自殺願望であり、危険に身を投じて半ば陶酔している。


◇アナーキー
本名ロニー・マキン。
名前通りアナーキズムにかぶれた男で、不正を犯した者たちに制裁を与えることを目的としているがその手段は過激で殺人も厭わない犯罪者。

立ち位置が立ち位置なのでバットマンやロビンと協力できないわけではない。


◇オウルマン
本名トーマス・ウェイン。ナイトオウルでもナイトホークでもない。
ヒーローとヴィランの立場が入れ替わったアース3におけるバットマンにあたる存在。しかしブルース本人の反転ではない。

ジャスティス・リーグの反転であるクライムシンジケート・オブ・アメリカにおいては、バットマン同様に狡猾に活動し時に自分の同盟者ですら陥れる。


◇ブラックマスク
本名ローマン・シオニス。黒いガイコツマスクにスーツ姿が特徴のギャング。
表の仕事は企業家だが、ブルースに買収されたことで逆恨みするようになった。
マスクはバットマンとの初戦で顔面に張り付いてから剥がれなくなった。

小者臭が抜けないためか、ゴッサムではブラックマスク化する前に死亡した。


◇ベントリロクエスト
本名アーノルド・ウェスカー。
「腹話術士」の名前通り人形を抱えた冴えない見た目のおっさん。
この人形は「スカーフェイス」という凶暴なギャングである別人格の表出手段である。
人形に銃を持たせてぶっ放す姿はシュール。

ちなみに2代目は女の子。


◇フェイク・バットマン
本名富岡健児
恐らくは史上初の日本人のヴィラン。
富岡製薬という会社の社長で、熱狂的なまでのバットマンファン。
だが、それが行き過ぎて自分自身がバットマンになりたいと望むようになったことが彼を狂気に走らせた。
自社で開発した、遺伝子情報を元にあらゆる人物に変身できる薬「フェイク・ファー」を用いてジョーカーをはじめとした歴代ヴィランの偽者をゴッサムで暴れさせ、バットマンの能力や装備を研究し、かつバットマンのDNAを採取することに成功。ついに完全なフェイク・バットマンとなって本物のバットマンの前に現れる。
ただし、ファン意識の続きでしかないためブルースの持っている正義感や使命感はまったくない。そのため本物のバットマンからは、「君は私にはなれない」と断言されてしまった。

なお余談だが、近年ウルトラシリーズにおいて極めてよく似た悪役が登場した。


◇カレンダーマン
本名ジュリアン・デイ
名前通り曜日や祝祭日に纏わる犯罪をそれぞれに相応しいコスチュームで執り行う。

ネタキャラっぽいがロング・ハロウィーンなどの真面目な展開では不気味なタトゥーハゲと化す。
NEW52以降はなぜか設定がオカルト化した。


◇クルーマスター
本名アーサー・ブラウン
名前通り手掛かり(クルー)を出しながらのパズル的な犯罪を計画する元クイズショウの司会者。
リドラーと被ってるのは気にしてはいけない。
胸元のペレットがメイン武器。
スポイラーことステファニー・ブラウンの父親としてのほうがむしろ有名かも


◇ファイアバグ
本名ジョー・リガー
建物解体の技術を持つ帰還兵が家族を事故で失ったせいでおかしくなって、ナパームによるビル放火を始めたヴィラン。
ファイアフライと被ってるのは気にしてはいけない。


◇マンバット
本名カーク・ラングストローム
蝙蝠を研究していた動物学者が、文字通り蝙蝠人間に変身する薬を自分で打って暴走した。
根が悪人ではないのかヒーローやったり家族仲が良かったり(違いはあれど蝙蝠系能力持ちばっかり)するので、バットマンも治療に協力することがある。

MARVELに出たモービウス・ザ・リヴィングヴァンパイアと被ってるがこっちのほうが1年早い


◇エレクトロキューショナー
本名レスター・ブチンスキー
電撃を放つグローブを装備する元傭兵の強盗。
無関係の先代と先々代もいる。


◇マキシー・ゼウス
本名マクシミリアン・ゼウス
嫁を亡くして狂ったギリシャ史の教師がゼウス気取りのコスプレイヤーとなったヴィラン。
「ニュー・オリンピアンズ」というコスプレ犯罪集団を率いる。
常人なはずだがワンダーウーマンの宿敵である戦神アレスの眷属を呼び出そうとはた迷惑すぎる事件を起こしたこともある。


◇デビッド・ケイン
リーグ・オブ・アサシンに属していたこともある暗殺者。
ブルースの師匠であったこともあるが、ブルースはその暗殺技術をあくまで殺さない境界を知るために体得した。
自身の後継に相応しい暗殺者を作るべく下記のレディ・シヴァとの間に生み、二人によって鍛え上げられたのがバットガールやオーファンで知られるカサンドラ・ケインである。


◇レディ・シヴァ
本名サンドラ・ウーサン。武術・暗殺術に関しては達人の域に達する。
元は拳法ヒーローのリチャード・ドラゴンとの関係が深いが、リーグ・オブ・アサシンに所属していたこともあるのでバットマンヴィランでもある。
危険なヴィランではあるが、3代目ロビンを鍛えたり、クエスチョンをドラゴンの元に送ったり、武術家として真面目な部分もある。


◇梟の法廷
ゴッサムを歴史の裏で支配してきたとされる秘密結社。その規模は世界中に広がっており、歴史は太古の時代にまで遡る。
梟を模した仮面をつけた上位メンバーと不死身の暗殺者タロンで構成されている。


◇カッパーヘッド
本名不明。
「マムシ」の名前通り毒牙や尾を装備した蛇のコスチュームをしており、体も相応に柔軟。
設定によっては本当に蛇人間の時がある。

New52以降に出た2代目は女の子。


◇キャットマン
本名トーマス・ブレイク
ハンティングの達人である大富豪が暇を持て余しヴィラン化した。
キャットウーマンとバットマンをパクったような猫っぽいコスチュームと装備を持つ。当然ながら二人からは敵視されている。
設定によっては猫の九つの命よろしく不死身の能力を持つ時がある。


◇キラーモス/キャラックス
本名ドルリー・ウォーカー
バットマンをパクって蝙蝠ならぬ蛾をモチーフにしたコスプレイヤーやってるヴィラン。
独自装備としては粘着弾を撃つコクーンガンなどがある。
悪魔系ヴィランであるネロンに魂を捧げて気色悪い蛾人間キャラックスになっていた時に一度死亡した。


◇カーマイン・“ローマン”・ファルコーネ
ゴッサムを牛耳っていたマフィアのドン。
イヤーワンなど、バットマンの設定上初期のキャリアでの黒幕ポジションだが、バットマンやその他の変態ヴィランの台頭でフェードアウトする人。
顔の三本傷はキャットウーマンに付けられた。


■余談


バットマンシリーズの舞台であるゴッサムシティはただでさえ犯罪と汚職が蔓延しているうえに、ちょっとしたきっかけで上に述べたようなヴィランたちが一斉にどったんばったん大騒ぎ犯罪活動を引き起こす街である。
バットマン無しではとっくに無法地帯と化していてもおかしくない正に魔境であり、メディアによっては本当にそのような状況になってしまったこともある。

尤もバットマンに挑戦するためにわざわざ犯罪を引き起こすような連中もいるため(ジョーカーとかリドラーとかジョーカーとかハッシュとか、それとジョーカーとか)、バットマンの存在そのものを疑問視するような人物も少なくない。

ゴッサムシティの明日はどっちだ。



他にもこんなヴィランがいたよ! という方、追記・修正お願いします。


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