アイアン・ジャイアント(映画)

「アイアン・ジャイアント(映画)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

アイアン・ジャイアント(映画) - (2018/08/25 (土) 18:45:53) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/05/14(土) 00:34:29
更新日:2023/09/28 Thu 18:57:55
所要時間:約 2 分で読めます




「なりたい自分に、なるんだ」


「アイアン・ジャイアント」は1999年に公開されたアメリカ製アニメ映画である。

■あらすじ

ソビエトとアメリカの冷戦が始まりかけていた時代。
アメリカのメイン州の沖合に空から謎の光点が飛来してくる。
翌日の夜、郊外の小さな港町・ロックウェルに住む少年・ホーガースは森の中で巨大ロボット・アイアン・ジャイアントと遭遇する。
大人達の目を盗んで、友情を育むホーガースとジャイアントだったが、やがて鉄人をソビエトの秘密兵器と疑う調査官が現れて・・、

■登場人物

  • アイアン・ジャイアント
CV:ヴィン・ディーゼル/郷里大輔

「ボク、ジュウ、チガウ」
「ボク、スーパーマン」
「ボク、トモダチ」
「キミ、ココ、ボク、イク」

本作の主人公。
無敵の戦闘力を内蔵しながらも純粋な魂を持つ、鉄の巨人。
本来の目的と正体は劇中では明らかにされていないが、友達の為に、「兵器」では無く「ヒーロー」になる事を自分で選ぶ。
とりあえず俺達に対する涙腺崩壊兵器である事だけは確か。

  • ホーガース・ヒューズ
CV:イーライ・マリエンタール/進藤一宏

「大好きだよ・・・」
「飛べるんだ!」
「殺すのは悪いんだ、銃は殺す、君は銃なんかじゃないんだ」

本作のもう一人の主人公。
動物とホラー映画とコミックが大好きな小学生。
級友からは「ガリ勉」呼ばわれされて、少し浮いている。
アイアン・ジャイアントに命の大切さと友情を教える。

  • アニー・ヒューズ
CV:ジェニファー・アニストン/日高のり子

女手ひとつでホーガースを育てる気丈なシングル・マザー。
旦那さんは朝鮮戦争で亡くなったという裏設定。
中の人は「フレンズ」で有名なブラピの前妻。

  • ディーン・マッコービン
CV:ハリー・コニック・Jr./井上和彦

鉄クズを売る芸術家か芸術を売る鉄クズ屋か、スクラップ場を営む、髭の濃いナイスガイ。
ジャイアントとホーガースの良き理解者にして、ホーガースの未来の義父。
何となくエヴァの加持さんに似てる。
中の人は90年代にジャズの貴公子と呼ばれていたイケメン歌手。

  • ケント・マンズリー
CV:クリストファー・マクドナルド/大塚芳忠

苗字が卑猥なDQN
政府の調査官だが、職権を濫用し、ホーガースを追い回し、ジャイアントを追い詰め、最悪の事態を招く。

ローガード司令官
CV:ジョン・マホーニー/池田勝

マンズリーの報告を受け、ロックウェルに軍隊を引き連れて来る。
実はかなり良いヒト。

■余談

監督は後に「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」を手掛けるブラッド・バード。

アイアン・ジャイアントの声を充てたヴィン・ディーゼル氏はこの作品から15年後、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(映画)でグルード役の声優として出演する。
グルードの最後の活躍は本作と似ている。

興行収入は振るわなかったものの、アメリカではアニー賞受賞、日本でもDVD等で鑑賞した人達からは「泣ける映画」として概ね高い評価を得ており、SF漫画家のあさりよしとおは「くそっ、こういうのが描きたかったんだよ(先を越された!)」と手放しで絶賛していたという。


hai「ボク、ツイキ・シュウセイ、スル」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/