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井上和彦

登録日:2011/08/06 Sat 17:38:28
更新日:2026/08/30 Sun 13:59:28NEW!
所要時間:約 8 分で読んでごらんよ




井上(いのうえ)和彦(かずひこ)は、日本声優、舞台俳優、ナレーター、音響監督。
同姓同名の軍事ジャーナリストとは別人。


プロフィール

生年月日:1954年3月26日
出生地:神奈川県横浜市南区浦舟町
出身地:神奈川県横浜市西区久保町
血液型:O型
事務所:B-BOX

来歴

低すぎない落ち着いた声が特徴。

ボウリング場のパートタイムジョブからTV局の大道具の仕事を経て友人に誘われ声優になったらしい。

デビュー作品は『マジンガーZ』の一般兵士。
ただし、最初の時は台詞を飛ばしてしまい、「邪魔だ。」と突き飛ばされて結局一言も台詞を言えず後で別撮りになり、暫く後に貰った初レギュラーの『グレンダイザー』ではUFOの接近を知らせる台詞を演じたところ「今にもUFOが来るように聞こえない」と音響監督に酷評されて直ぐに降ろされ、以降1年間は仕事が来ない日々に陥ってしまう。
この時の自分が情けなくなって文字通り枕を濡らし、一念発起して近所の土手で毎日のように指摘された台詞を大声で練習。
(勿論降ろされたため、戻れないが)、通報されそうになる程やり続けた。
そしてある時、鎌倉の鶴岡八幡宮に初詣にいった際、駅前で「大変です、UFOが来ました!」と叫ぶと周りが本気で驚いたとのことで、努力が実った(演技が伝わった)と手応えを掴みつつ、こっそりその場から逃げたらしい。

3年後、『キャンディ・キャンディ』のアンソニーで注目を浴びるようになり、吹き替えやナレーションの仕事が多くなってきた。

人気声優の仲間入りを果たし、水島裕、三ツ矢雄二とともに「新・御三家」「ヤングライオン」「三人若手衆」などと呼ばれる。
ちなみに、この3人で2017年に期間限定で音楽ユニット「FULL Kabs」を結成。名付け親は戸田恵子。意味は「声優界の古株」。

ロボットアニメとは縁が深く『マジンガーZ』でデビューし『超合体魔術ロボ ギンガイザー』で初主演。1980年代に入ると1970年代の神谷明のような大活躍を見せる。
『太陽の牙ダグラム』『百獣王ゴライオン』『蒼き流星SPTレイズナー』『忍者戦士飛影』『マシンロボ クロノスの大逆襲』に主演し『宇宙戦士バルディオス』『伝説巨神イデオン』『サイコアーマー ゴーバリアン』『星銃士ビスマルク』『機甲界ガリアン』『機動戦士Ζガンダム』などに出演した。
双方ともに複数のTVロボットアニメで主役を務めた三人の声優の一人(他は古谷徹古川登志夫)。

CCFF7ではアンジール・ヒューレー役を担当し、老け顔のアンジールが20代だと思い出させる演技を披露した。
『カカシ外伝』では何と12歳の少年カカシを演じた。
師匠ミナト役の森川智之よりも年上の当時55歳の和彦が12歳のカカシを演じたのである(しかし、映画・ロストタワーでは田村睦心が担当した)。

若い頃は甘くて優しいが、繊細な声でトップの座を掴み、年を重ねた現在は助演を中心に主役や悪役、年相応の老人役など幅広く活動している。

郷里大輔とは大親友で、長年苦楽を共にした仲。
レギュラー番組で初めて一緒に演技できた時、二人で大泣きしながら焼鳥屋で呑んだ程思い入れは深かった。

師匠は永井一郎。和彦が通っていた養成所の講師でもあった。
しかし、青二プロダクション分裂騒動の際、分裂先であるぷろだくしょんバオバブに移籍したことで逆鱗に触れている。
後に永井が存命時に和解はできたものの、その間の7年間は口を利いてもらえなかったという。

子供の頃は細くて何かぐにゃぐにゃしていたため『糸こんにゃく』『いとこん』と呼ばれていた。

四度の結婚と離婚歴がある。
一人目は漫画家のいがらしゆみこ、二人目は女性ファン、三人目は声優の荒川美奈子、四人目は元アイドルの越智静香とかなりのやり手であった。

子供はゆみことの間に男女一人ずつで、孫もいる。
しかも、長男はリアル男の娘のパイオニアとして知られる(女装家で漫画家)いがらし奈波。

女癖の悪さは長男と長女の頭痛の種状態だったらしく、耐えかねた奈波が永井に相談したところ、そのことを長らく知らなかった彼は大激怒。
結果、永井から激しく怒られる羽目になり、現在は独身の様子。
また、パイプカットをしたとの噂も根強いが、実際は永井にパイプカットをしろと言われただけであり、2012年に結婚した妻との間に子供もいる。
しかし、この過去の因果から声優界で不倫の話題が出るとソーシャルメディアではとばっちりでトレンド入りすることが多い。

死去した富山敬や塩沢兼人、中村秀利、藤原啓治、西村知道から持ち役の一部を引き継いでいる。

代表作

自身が転機と称する作品。
初主演となった『超合体魔術ロボ ギンガイザー』の放送も終わるという時に『サイボーグ009』のオーディションの話が舞い込んだ。
当時、同作のオーディションが難航しており、島村ジョーの声はなかなか決まらなかった。
監督だった高橋良輔が「どんな新人でもいいから呼んで聞かせて欲しい」とかき集めていたこともあり、経歴がまだ浅い和彦にも話が舞い込んだ。
オーディション開場に行き「島村ジョー役、井上和彦」と言った途端に監督の良輔が「井上さん!それだよジョーは!」と立ち上がって称賛し、ピタリと決まったらしい(本人曰く「まだオーディションの本番前で力を抜いて喋っていたのが良かったんでしょうね。」と語っている)。
同作の決め台詞の一つ「加速装置!」は和彦が「子供はどうしてジョーの足が早くなるのか分からないのではないか」と思いアドリブで言ったものだが、
それがすんなり通ってしまい、以降気に入られたのか決め台詞となった。
この役が当たったことで、彼の二枚目道が始まったため、転機として紹介している。

なお、後に『人造人間キカイダー』がアニメ化される際には同作が縁で石ノ森プロダクションから音響監督を打診されて引き受けることになった。
吹き替え待ちに時間を取られるため、今はやっていないが、音響監督の目線をこの時学んだという。

自身も二度目の転機と語っている。ただし、パイロット版では千葉繁が演じていた。
山岡はオンとオフの時があり、料理を語る際のキリッとした態度と普段のだらけた様子の二面性の切り替えが大変だったという。
キリッとした演技はともかく、普段のサボっている時の芝居について音響監督の浦上靖夫から「格好良いから駄目」と何度も指導されたという。
この気を抜いた芝居という新境地は彼の演技の幅を広げ、後に『NARUTO』で演じるはたけカカシ役に活かされたという。
また、同番組では山岡士郎に扮してリアルで食品レポートをしたこともある。

海原雄山役だった大塚周夫とは吹き替え外では談笑する仲で、よく朝などに食事をしながら色んな話を聞いたという。

元々は雑誌付録のドラマCDで演じていた。この頃は斑との演じ分けをしなくていいと言われており、アニメ版ほどコミカルな演技ではなかった。
その後は普通にオーディションを受けてこの役を手に入れた。この時、ドラマCDで演じ分けしなくて良いと言われていたことで逆にやりづらかったことから、可愛くでコミカルな声になっていったようである。

ある番組で自分に一番合っているキャラクターだと語っている。自分のダラケた部分などを乗せやすいためやりやすく、自分の憧れる性格だからとのこと。
背丈が小さいため、父親に呼びかける子供の立ち位置を意識して少し遠くの相手に声をかけるように演じるという。
ニャンコ先生と斑の演じ分けているが、本人は声を変えているという意識は薄く、背骨や細胞配列を意識して感じたまま演じ分けているという。
連続的ではないが、足掛け15年以上という非常に長きに渡り演じていることもあり、ある企画として彼がプロデュースしたニャンコ先生のアパレルグッズを作ったこともある。

神谷浩史と長年コンビを組んでいるが、彼の前ではなるべくふざけた調子でいようと心がけているといい、
テストの時にアドリブを入れまくってふざけていると、神谷浩史から「うるさい!」「真面目に俺が芝居やってんだから黙ってろ!」と怒られるという。
また、アニメ初期の打ち上げの際、作者の緑川ゆきが和彦のために色紙を描いて送ってきたことがあったという。

  • ギブス捜査官(NCIS)
これまで二枚目やハンサム役の多かった彼に初老の男性という可能性を広げた海外ドラマにおける吹き替え(演:マーク・ハーモン)。
彼自身は数多の声優変更を踏まえた上での変更だったが、現状として最も彼を演じている声優である。
キャラクター設定として三度の離婚歴というものが存在し、彼の離婚歴と重ねてキャスティングしたのでは?と言われることも。
偏屈で厳しいが深い愛情を持つ絶対のチームリーダーという役を見事に演じており、本作の前後から年配の役を演じる機会が増えている。

主な出演作品

アニメ

特撮

映画

ナレーション

OVA

  • 真名井哲(JUNK BOY)
  • ハルカ(大魔獣激闘 鋼の鬼)
  • オグナ(火の鳥 ヤマト編)
  • ダスティ・アッテンボロー(銀河英雄伝説
  • バウアー(ガルフォース)
  • バースト(破邪大星ダンガイオー
  • 疾風の左近(妖刀伝)
  • 藤堂貴之(エースをねらえ!〈OVA〉)
  • 壬生攻介(風魔の小次郎)
  • 高樹翎(B・B)
  • 天野翔(アリーズ)
  • 白月王(新カラテ地獄変)
  • ギルバート・エゼン(魔獣戦士ルナ・ヴァルガー)
  • 鹿沼疾風(紅いハヤテ)
  • キカイダーOO(キカイダー01 THE ANIMATION
  • 叢雲劾機動戦士ガンダムSEED ASTRAYシリーズ)

Webアニメ

  • 茨木蒼鉄(幕末機関説 いろはにほへと)

その他

  • 島耕作(島耕作社長就任会見&乾杯式)

吹き替え

ゲーム





追記・修正のない項目ただの文字の塊だ。記事じゃねぇ!

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最終更新:2026年08月30日 13:59