明日のエースは君だ!(ウルトラマンA)

登録日:2011/10/22(土) 10:12:43
更新日:2020/06/08 Mon 02:21:14
所要時間:約 4 分で読めます






遠く輝く夜空の星に


ぼくらの願いが届く時


少女は哀しい瞳になった


桜井演出が
ビキビキ唸る!



次回
明日の『艦長』は君だ!





























僕が奴のテレパシーを分かったのは……


それは僕がウルトラマンエースだからだ




見ていてくれ

これがウルトラマンエース最後の戦いだ!



「明日のエースは君だ!」とは『ウルトラマンA』最終話のエピソード



【ストーリー】

ヤプールの魔の手から地球に逃れたサイモン星人の子供がTACに保護され、地球の子供達と仲良くなる。

その後にヤプールが襲来。地球から手を引くという条件でサイモン星人の引き渡しを要求。
要求に応じない地球人への威嚇として、ジャンボキングを使い、街を破壊する。

子供達のためにもサイモン星人を守ろうとする北斗だったが、そこでサイモン星人からのテレパシーを受け取る。
なんとサイモン星人はヤプールの変身した姿だったのだ。

サイモン星人は北斗を挑発し、ついにはタックガンの引き金を引かせる。

サイモン星人を殺されて怒る子供達に真実を伝えるため、北斗は自身の正体を明かし、ジャンボキングに挑む。




【概要】

初のレギュラーの悪役・異次元人ヤプールとの戦い、様々な路線変更、怨念などで生まれる超獣との戦いに一応のピリオドを打った『ウルトラマンA』の最終回。

『A』開始時に、メインライターだったものの「男女の性を超越した神としてのウルトラマン像」「観念的な悪意の具象化であるヤプール」「徹底したSF路線の追及」を周りから否定され、1クールで降板した市川森一が責任を取るために生まれた話となった。

また、エースがラストで言った“最後の願い”は(あくまで市川氏のと言えるが)捨て台詞であり、皮肉を込めたメッセージである。
北斗のままでは最後まで信じてもらえずエースに変身するしかなかった(この面でヤプールに完全敗北)、など話全体にもいくつか皮肉がある。


【登場人物】


●北斗星司/ウルトラマンエース
対超獣防衛組織TAC隊員。
この時点では既にほとんどエースと意識が一体化している。
ウルトラ兄弟と称して、サイモン星人を虐める子供達を諭し、仲良くさせる。
だが、サイモン星人がヤプールだと知り、子供達の感情を思い、苦悩しながらも射殺。
真実を知らせるために子供達やTACメンバーの目の前でウルトラマンエースに変身し、ジャンボキングに挑み、倒す。
夕子によればエースだと知られれば二度と人間の姿に戻れなくなるらしいが、
実際は『ウルトラマンタロウ』や『メビウス』以降でも北斗の姿になっているため、郷秀樹のように「分離できなくなる」が正しいのかもしれない。

●南夕子
かつて、北斗と共にエースとして戦った月星人。
未来を予知していたかの様に北斗に他の人に正体を知られてはならないと警告する。
既に知っている子供がいたり、劇中で主題歌を歌ったりしているのを気にしてはいけない。

●竜五郎
TAC隊長
子供達の心を守るためにも、引き渡しに応じず、新兵器で立ち向かう。

●山中一郎
街を守るために引き渡しに応じようかと考える(街の上空でミサイルを落とそうとしたが)。

●今野勉
TAC隊員

●美川のり子
TAC隊員

●吉村公三
TAC隊員

●地球の子供達
当初は宇宙人という偏見からサイモン星人を虐めていたが、北斗に諭され、仲良くなる。
だが、それゆえにサイモン星人を殺した北斗に激怒し、強くあたる。

最後は正体を明かして変身したエースを応援。
超獣を倒した後にエースに託された“最後の願い”を聞き、見送る(バキシムが紛れているが気にしてはいけない)。

ウルトラマン好きで被っていたお面はゾフィ-ウルトラマンセブンであり、
ゾフィーがポーズだけでまだ使用していない(エースキラーは除く)M87光線の名称を知っていた。



【敵】

●サイモン星人の子供
ヤプールの侵略によって故郷を追われ、地球にやって来た宇宙の孤児。
TACに保護され、子供達と信頼を築き合うが、追って来たヤプールに引き渡しを要求される。
だがこれはヤプールの巧妙な策略で、正体はヤプールの残党が化けた姿。
北斗(=エース)のみにテレパシーで正体を知らせる等の挑発行為を行い、自ら北斗に殺される事でエースを地球から排除する事に成功する。

●サイモン星人の宇宙船
ヤプールの宇宙船に追われて地球に飛来、サイモン星人の子供一人が生き残る様にTACに思わせた。

●ヤプール宇宙船
サイモン星人を追って飛来し、地球人にサイモン星人の引き渡しを要求する。

●最強超獣 ジャンボキング
ヤプールの残党が超獣の分子を結合*1をヤプール細胞でブロッケン状に再構築させた別名・合体超獣。
破壊光線、拘束光線、火炎、ミサイルと、使用した技はベロクロンのものに似ている。
TACの細胞分解ミサイルも通用せず、エースを追い込むが、メタリウム光線とギロチンショットに敗れる。
最後の超獣と思われたが、超獣全体としては『ウルトラマンタロウ』のオイル超獣オイルドリンカーが生き残っていた。


異次元人ヤプール
『A』全編通しての敵
物語中盤で倒されたが、しつこいので残党や残骸や怨念により、エースを苦しめる。




彼等に真実を伝えるには


こうするより仕方無かった


さようなら地球よ、


さようならTACの仲間達、


さようなら、北斗星司




優しさを失わないでくれ


弱い者をいたわり


互いに助け合い


どこの国の人達とも


友達になろうとする気持ちを


失わないでくれ


例えその気持ちが


何百回裏切られようと



それが私の最後の願いだ






エースの願いは、長い時を経て新たなウルトラ兄弟に変わらぬ願いとして受け継がれることになる……。

トミカヒーローレスキューフォース最終話「君が明日のレスキューフォースだ」は本作のタイトルのオマージュである。




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