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レゼ(チェンソーマン)

登録日:2025/10/13 Mon 08:09:00
更新日:2026/10/09 Fri 21:26:15
所要時間:約 10 分で読めま~す


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100億の女 IRIS OUT JANE DOE MAPPAの本気 はいてない←はいた ひと夏の出会い サブヒロイン サメハリケーン シャークネード ジェーンは教会で眠った スパイ ソ連 ダークヒロイン チェンソーマン チョーカー ハニトラ ハニートラップ ボム マキマさん助けて 俺この娘好きになっちまう メリーバッドエンド モルモット レゼ 上田麗奈 上田麗奈の本気 二道 人気投票1位 人魚姫 公安対魔特異5課 刺客 劇場版ヒロイン 名もなき少女 哀しき悪役 恋の呪い 悲劇のヒロイン 指パッチン 救いがない 敵女 武器人間 濃すぎるキャラクター性 爆弾の悪魔 田舎のネズミ 章ヒロイン 笑顔 裸エプロン 誰も知らない、少女の心




デンジ君はさ 田舎のネズミと都会のネズミ どっちがいい?







レゼとは、漫画『チェンソーマン』における登場人物。「レゼ篇」で初登場し、本章におけるキーパーソンとなる。


人物像

紫がかった黒髪に、緑色の瞳の美少女。
一見ショートヘアに見えるが、首元の辺りで後ろ髪を一括りしており、長さとしてはミディアムに近い。
普段着は真ん中に黒いリボンが付いたノースリーブの白いシャツと、横にスリットの入った黒のショートパンツ。趣味なのか、常に右側にリング状の金具が付いたチョーカーを首に巻いている。
デンジとほぼ同年代くらいの華奢な体格で、胸のサイズは描写によってはややまちまちだが、共通して谷間が分かる位にはある模様。

からからとよく笑い、天真爛漫なようで、どこか落ち着いているようなミステリアスな雰囲気を漂わせている。
常にうっすら頬を赤らめており、人好きのする柔らかい物腰はデンジと読者…とあと多分米津玄師のハートを鷲掴みにした。
その性格から男ウケも良く、下ネタなどの話題も全然イケる口。だが、義務教育すらまともに受けていないデンジの境遇や現在勤務している公安の職場については「おかしい」と常識的な観点から苦言を呈して否定している。


第一部

とある雨の日、デンジが雨宿りで入った電話ボックスで出会う。

彼女に好意を持ったデンジは彼女のアルバイト先のカフェ「二道」に連日通いつめるようになり、仲良くなった二人は彼女のカフェのバイトが終わった後によく一緒に遊びに出かけるようになった。

ある夜には学校に忍び込んで探検したり、プールで裸になってデンジを泳ぎに誘うなど、学校すら行ったことなかったデンジにそれを追体験させるように楽しいひと時を過ごしていた。

とある夜に二人で行った縁日の帰りにて、デンジのことが好きと告白し、公安から逃げようと訴える。

しかし、ちょうど仕事に慣れ出した頃だったデンジは熟考の末に逃避行の誘いを断り、これからも今のまま遊び合う関係を望んだ。











以下、ネタバレ注意















痛いね? ごめんね?


デンジくんの心臓 貰うね?





その正体はデンジと同じく悪魔の心臓を移植された武器人間。そして、デンジの心臓を狙う刺客の一人である。
かつてソ連で実験材料にするため集められた身寄りの無い子供らから成る「モルモット」、その生き残りであり、デンジとの接触も偶然ではなく国からの命令によるもの。いわばソ連仕込みのスパイであった。
実は首の右側の金具はチョーカーではなく首の方についており、手榴弾のピンのように引き抜く動作で武器人間に変身する。
劇場版では変身シーンがまるでヒーローか何かのように描かれていた。……頭が爆発している以外は。
なお、タツキ先生によればデンジの変身と同じく「超痛い」らしい。よく見ると肉片が飛び散っている。
マキマについても何かしら知っていたらしく、「あの魔女」呼ばわりしていた。
なお、ビームからは「銃の悪魔の仲間」と言われていたが、劇中では銃の悪魔との関係性は特に明かされることは無かった。*1




ボム/爆弾の悪魔



ボンっ


レゼの武器人間としての姿。
変身体はミサイルや魚雷を模した頭部に、ダイナマイトや爆竹を模した裸エプロンという超大胆な格好。おまけにノーパン*2。
……かと思いきや、コンプライアンスの為か戦闘中いつの間にかパンツを履いている。ちなみに劇場版でもこの「ノーパン→いつの間にかパンツ着用」の流れは再現された*3。デンジ「エロ女」

デンジ同様自身の血を消費して身体の一部を爆弾化(爆発物化)させることができ、肘から先や膝から下をミサイルに変形させてのアッパーやキック、切り離した指を起爆させることも可能。
広範囲に破壊を引き起こす能力で言えば武器人間の中でもトップクラスであり、その破壊規模は銃の悪魔に匹敵する。
劇場版では破壊規模の描写がさらに盛られており、爆破キックで高層ビル群を貫通して街に大規模破壊を引き起こしたり、上空からダイナマイトを大量にバラ撒いて絨毯爆撃を行っている。
某炎の大佐のように指パッチンで火花を飛ばして遠距離爆破したり、手足の先で爆発を起こしてその勢いや推力で飛ぶことで高速移動する等、応用力にも優れる。

また、武器人間の特性上不死身であるため、切り離した頭部を基点に再生して復活し、残った胴体を自律操作して爆破させる等、不死性を前提にした戦法を取ることもできる他、暴力の魔人の攻撃を正面からガードするなどタフネスも優れており、総じて高い戦闘能力を誇る。
一方で、水中では肝心の点火自体ができないため、爆破できなくなり無力化されてしまうという弱点を抱えている。



縁日でデンジに逃避行の誘いを断られると、彼に口付けすると見せかけて彼の舌を噛み千切り、心臓を奪う為殺害しようとするも、デンジに貼り付いていたビームが乱入し水入りに。

彼らを追跡して公安退魔2課の訓練施設を襲撃。公安のデビルハンター達をものともせず、民間人も大勢巻き込みながらデンジやアキ、暴力の魔人とも交戦し、武器人間としての高い戦闘能力を以て圧倒。
更に従えた台風の悪魔と共に襲い掛かるも、サメの悪魔に変身したビームを乗りこなすデンジに台風の悪魔を倒され、タイマンに持ち込まれる。

それでも能力の練度の差から優位に立つも、デンジにチェーンで拘束され、デンジごとそのまま海に落とされた結果爆破を完全に無力化されてしまい、敗北。ビームによりデンジ諸共回収されて砂浜に流れ着いたが、デンジはレゼを蘇生させて提案。



一緒に逃げねえ?



彼女がこれまでして来た「一緒に逃げる」という誘いと全く同じ、思いもよらぬ逆提案に「これまで自分がデンジに見せた表情も赤らめた頬も全部演技、嘘だった」「人をたくさん殺した自分と逃げるのは人殺しに加担するということ」と冷淡に告げ、再び口付けすると見せかけてデンジの首の骨をへし折ってその場を去るが、最後まで完全にはレゼを敵視できなかったデンジに「今日の昼にあのカフェで待ってるから!!」と声をかけられる。

レゼは逃亡するために東北行きの駅のホームに立ったが、逃亡の最中何を思ったか彼女は逃げるのを止め、来た道を引き返し、とある場所へと向かう。



行き先は、自分とデンジが交流を深めたカフェ「二道」。



カフェへと繋がる裏路地を駆け抜け、見えるところまで来た、その時。

突如自身と並走するかのようにネズミが大量に集まり、その中から現れたのは──





私も田舎のネズミが好き





待ち構えていたマキマと遭遇。

変身して応戦しようとしたが、視覚外から天使の悪魔に寿命武器で右腕を切り落とされて変身を封じられ、即座に背後からナイフで襲い掛かるも、心臓を貫かれて致命傷を負い倒されてしまう。

最後の力を振り絞って変身しようとしたがマキマに阻止され、最終的にカフェ「二道」で待っていたデンジの姿を見つめながら、息を引き取る。


今際の際にふと思った「何故自分は初めてデンジと会った、その時に殺さなかったのか」という疑問の答えに、最後まで気付くことがないまま…。




デンジ君

ホントはね

私も学校行ったことなかったの







関連キャラクター

  • カフェ「二道」のマスター
CV:小野健一

レゼのバイト先「二道」の店主の中年男性。
店はレゼが「客なんてモーニングにしか来ない」というくらい閑古鳥が鳴いている模様。彼女も結構失礼なことをズバズバと言う辺り、彼とは気心の知れた仲。
レゼの素性について全く知らない一般人であり、彼女が逃亡する際も痕跡を消す為に始末していかなかった辺り、レゼは彼に対しても情を捨て切れなかったものと思われる。
デンジがレゼ目当てに通い詰めるようになった影響か、デンジに対しても事情を察して閉店間際まで置いてくれたり、レゼが現れなかった事を慰め諭そうとするなどとてもいい人。

  • 殺し屋の男
CV:乃村健次

モヒカン頭に顔面の広範囲に広がる傷、焦点の合っていない目という見るからにヤバい雰囲気しかない男。*6
「ターゲットの血と涙が出る場所を探す」ことで、対象の殺害を容易にするという考えを持つ*7。
チェンソーの悪魔の心臓を差し出せば悪魔の力を一生使わせる契約を台風の悪魔と結び、デンジを殺す為の餌としてレゼに目を付け、学校探険中に一人になった所を襲い掛かるも、レゼにあっさり返り討ちに遭い始末される。

  • 台風の悪魔
CV:喜多村英梨

永遠の悪魔と同じく、チェンソーの悪魔の心臓を狙う悪魔。
外見は頭の上半分がなく、脳が剥き出しになった巨大な赤子に、膨大な数の紫色の腸が竜巻のように周囲を旋回する醜悪なもの。
普段は姿を見せずに洗面台の排水口を流れる水など渦を巻いて回転する物体を媒介として会話する。
上記の殺し屋の男とチェンソーの悪魔の心臓に関する契約を結んでいたが、その過程でレゼに手を出すとは思っていなかったらしく、彼がレゼを襲い彼女の行動を邪魔したことの埋め合わせとして暫くの間服従するよう命令された。
悪魔化したビームを乗りこなしたデンジにより胴体を切り裂かれて倒される。

第二部では三鷹アサの回想で別個体が登場している。

作者によると、実はデンジ達が交戦した個体は生まれたてで本来もっと強力な悪魔であったとのこと。


余談

レゼ篇の終盤で、天涯孤独の身かつまともな生活を送ったことがなく、国家に飼われている……など実はデンジとほとんど共通したバックボーンを持っていたことが明かされており、言わば「もうひとりのデンジ」とでも言うべき存在。

作中では「彼女がデンジにどのような感情を抱いていたのか」ということについてはほとんど読者および視聴者の想像に任せる、というような描き方をされており、彼女の心情が直接的に示された描写は最後の独白のみであるが、それだけに考察も捗る、総じて非常に映画的かつ魅力的なヒロインに仕上がっている。

作中で確認できるだけでも、

  • レゼの変身体は水中では爆破できないにもかかわらず、学校のプールでほぼ丸腰でデンジと遊んでいる
  • デンジとの学校探険で遭遇した殺し屋の男と台風の悪魔への冷淡な態度は、本人にとっても楽しかった時間に水を差されたからとも取れる
  • デンジがアキやパワーを引き合いに出してレゼの誘いを断った時、マキマのことは伏せていたにもかかわらず「自分以外に好きな人(マキマ)がいる」と女の勘めいた鋭い指摘をしている
  • デンジの舌を噛み切った後、改めてもう一度口付けしている。合理的な理由を考えれば血の補給だが、それとも…?
  • デンジがマキマの部下という事実を知った際「一緒に逃げても無駄だったか」と後悔を口にしているが、逃避行に誘った時はデンジを殺すのではなく本気で公安から逃がすつもりだったとも取れる
  • マキマに倒された時だけでなく、デンジと交戦した際にも彼に「初めて出会った時に俺を殺しておけばよかった」と指摘されているが、彼女は口を噤んでいる
  • 浜辺にて「私がまだキミを本気で好きだと思っているの?」とデンジを突き放しているが、発言のニュアンス的には「逃避行を断られるまでは本気で好きだった」とも取れる
  • デンジに敗北して撤退する時ですら彼の首の骨をへし折って行動不能にしたが、結局身柄を持ち帰らなかった
  • マキマと対峙した際も即座に変身しなかったが、変身すれば爆発に気付いたデンジが店から出て来る為、巻き込むことを恐れ思わず躊躇した?

など、彼女のデンジへの感情を推察できる場面は随所に存在しており、本人も述懐している通り「殺す機会や騙して誘拐する機会は何度もあったにもかかわらず、結局できなかった」のと、事実として「最終的に逃げるのを止めてデンジの元へ向かおうとした」ことは確かであり、彼女なりにデンジに思うところはあった模様。

ちなみにレゼ篇におけるデンジとレゼの関係のモチーフは2000年公開のアニメ映画『人狼 JIN-ROH』の主人公「伏一貴」とヒロイン「雨宮圭」とのこと。
2人を取り巻く諜報戦と国家の意思に振り回される人間模様、恋愛なのか曖昧な関係性などは実際結構似通っている。
(人狼側のネタバレ注意)主人公が諜報機関の一員でヒロインが裏で別の諜報機関と繋がっているのも一緒。レゼのバックがソ連で能力が爆弾なのも、雨宮が元極左テロリストで爆弾の運び屋だったことが由来か。
伏の得物がMG42(あだ名がヒトラーの電鋸)なのは……たぶん偶然の一致だろう。MG42の方は厳密には電動丸鋸(バズソー)だし。
さらなる余談として、『人狼』は2026年3月に公開25周年で4Kリマスター版が限定上映されたのだが、これに藤本タツキがレゼ篇の件を絡めたコメントを寄せている。*8
なおレゼ篇がロングラン上映していた影響で同時上映になっていた館もあった。

彼女がメインで登場した「レゼ篇」は40話から52話までの約13話とかなり短いながらも、読者からは「まるで1本の映画のよう」と評される程綺麗にまとまった章であり、敵キャラでありながらデンジとの青春模様を丹念に描いた切ない最期に「劇場版ヒロイン」と評されたりしていた。

……と思っていたらなんとまさかの「レゼ篇」は章のみ単独で劇場アニメ化。本当に劇場版ヒロインになってしまった。

劇場版入場特典の特別冊子における藤本タツキ先生×担当編集の林士平の対談において、藤本タツキ氏は「僕は、恋愛の相手が呪いとなって存在し続けることが好きです。レゼという存在が皆さんの中に呪いとしてずっと残ってくれたら嬉しいです」と述べている。

また劇場版公開に際し、藤本先生は新たにレゼのイラストを描き下ろしているが、そのイラストというのが、
  • 劇場版公開記念イラスト→制服姿*9のレゼ
  • 劇場版入場者特典第2弾→「レゼ篇ラストで、もしもデンジとレゼが「二道」で再会できていたら」のIFイラスト
  • 劇場版入場者特典第5弾→「デンジとレゼの高校入学式ツーショット」のIFイラスト

これを受けて二人の幸福な未来が描かれ歓喜するファン、人の心案件と煩悶するファンと大反響を呼んだ。

また米津玄師による劇場版のオープニングテーマ『IRIS OUT』に合わせてダンスを踊るレゼことレゼダンスがXに投稿されると12月末時点で163万いいねを記録し、国内のXのいいね数において歴代2位を記録。またXでは約2億回も表示されている。つまり約2億回もダンスしている







アニヲタ君はさ、wiki篭りと愚痴篭り…どっちがいい?

この項目が面白かったなら……\ボンっ/

最終更新:2026年10月09日 21:26

*1 第二部にて銃の悪魔の正体が戦争の悪魔の眷属と判明した事から、この悪魔もまた性質を考えるに戦争の悪魔の眷属である可能性自体は高い。

*2 正確には最初はちゃんと服を着ていたのだが、一度身体を爆弾にしてぶっ飛ばしたので再生してからはすっぽんぽんになった。

*3 劇場配布の特別冊子に記載された藤本タツキ先生の一問一答によれば「追跡中、どこかの家の洗濯物を盗んだんじゃないでしょうか?」とのこと。

*4 読者間では、第二部に登場する「戦争の悪魔」は、自分の所有物を武器化する能力を持つが、「爆弾」は戦争に大きく関わる概念であるため、あっさり武器化されてしまう可能性が高いためではとも予想されている。

*5 ただ仮にレゼが登場した場合、デンジの心が満たされてしまうので登場させるタイミングも難しいのかもしれない。

*6 原作ではローテンションな性格をした不気味な男だったが、映画では狂人らしくやたらとハイテンションに喋る性格に変えられている。

*7 とある冷酷なデビルハンターを殺す為、人質にした妻子の皮を剥ぐ凶行を働いて標的の心をへし折ったことがあるらしい

*8 コメント全文→https://v-storage.jp/bv_news/270673/

*9 第二部で三鷹アサが着ているものと同じデザイン=デンジと一緒に学校に通っている。