登録日:2011/07/10 Sun 15:16:32
更新日:2025/04/17 Thu 21:14:25
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『マッドマックス(Mad Max)』は1979年公開のオーストラリア映画。監督と脚本は共にジョージ・ミラー。主演は『リーサル・ウェポン』や『ブレイブハート』のメル・ギブソン。
制作費は40万ドル足らずで当時としてはかなりの低予算でありながらも、それを遥かに上回る興業収入を得た為に、「製作費と興業収入の差がもっとも大きい映画」として、1999年公開の映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』に抜かれるまでの間ギネス記録に認定されていた程。
またその当時にオーストラリアで社会問題になっていた暴走族と近未来を題材にし、大きな話題を呼んだ。ちなみに近年でこそ有象無象の近未来バイオレンス物の作品が氾濫しているが、全面的にバイオレンス描写を押し出した映像作品は本作が最初と言われている。舞台設定等、数多くの作品に影響を与えた。
本作ではまだ演劇学校時代のメル・ギブソンを起用し、彼が一躍スター俳優になるきっかけになった事で知られる。またリアリティを出すべく、本編に出演した暴走族の大半は本物である。余談だが、スタントマン
死亡説がある(監督関係者は否定)。
【あらすじ】
今から数年後…凶悪な暴走族による暴行殺人が多発する近未来。特殊警察M.F.Pのマックスは暴走族殲滅に身を燃やしていたが、ある時同僚の殉職を境に警察を辞職する。妻子と共に安らぎの一時を過ごすマックス。そんな彼を仲間のナイトライダーの仇と狙うトーカッター率いる暴走族が虎視眈々と復讐の時を待っていた……。
【登場人物】
演:メル・ギブソン
対暴走族取締課所属の若きエース。妻子持ち。制服は両方に肩パッドが付いた革ジャンに革パン。高度な運転技術ばかりでなく、射撃や身体能力も一流。
この頃はまだ人間味があったのだが……。
演:ヒュー・キース・バーン
粗暴で下品だが、仲間を思いやる暴走族のリーダー。特徴的な顔立ちと髪形をしている。
愛車はカワサキ kz1000。
演:ジョフ・パリー
暴走族のサブリーダー。ファンデーションをしている。演じた俳優は風貌や雰囲気から本物の暴走族ではないか?という疑惑があったという逸話がある。
演:スティーヴ・ビズレー
マックスの同僚で、同じ部署に所属。暴走族を追跡するも彼等の罠にかかり、殉職する。
演:ジョアン・サミュエル
マックスの妻。まだ赤ん坊の息子がいる。マックス共々暴走族に命を狙われ、最期は二人共死亡する。
演:ヴィンス・ギル
本名はクロフォード・モンタザーノ。冒頭で女と共に警官殺しを行ったうえに、盗難パトカーで暴走していた男。その後は暴走行為の果てに、マックスにオカマを掘られる形で爆死した。物語は彼の死が全ての元凶となる…
夜空を見上げる度に追記・修正を思い出せ!
- 暴力の吹き荒れる荒廃した世界、という点では『バイオレンスジャック』の方が早いのでは。 -- 名無し (2015-01-25 13:57:34)
- あくまで映像表現としては、どう考えてもこっちの方が先じゃね? -- 東梓 (2015-07-02 18:38:50)
- あらすじが本編の4分の3を占めている映画。 おもしろいけどね -- 名無しさん (2015-07-02 19:01:19)
- ジェシーは一応本編では「一命を取り留めた」って言ってなかったっけ。劇中にそれ以降の描写ないし、2を観るにそのあと死んだんだろうけど -- 名無しさん (2016-11-18 19:45:29)
- 2以降のヒャッハー世界観が有名すぎて、「1は家族を殺された警官の復讐劇もの」と言うと驚かれることが多い -- 名無しさん (2020-01-25 00:52:42)
- つうか怒りのデスロードからもう5年も経ったのか… -- 名無しさん (2020-02-25 16:01:06)
- それまで欧米の評論家からは見向きもされなかった「オズプロイテーション」映画が注目されるきっかけとなった記念碑的作品。 -- 名無しさん (2022-01-21 18:40:12)
- いつ見ても足を引きずる演技が上手すぎて引く -- 名無しさん (2022-05-26 23:48:21)
- ↑↑ 今でもオズプロイテーション映画はあるのか? -- 名無しさん (2022-09-12 21:36:51)
最終更新:2025年04月17日 21:14