丸投げ

登録日：2010/01/03 Sun 04:02:27
更新日：2024/10/12 Sat 07:26:20
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丸投げとは
あーもうめんどくせ、誰か続き書いといて
じゃ、寝るわ

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‐タテニゲWiki‐

概要

丸投(まるな)げとは、自分がやるべき事を、そのまま他人に任せることである。
他力本願が根底にあるのかもしれない。
主に自分が請け負った仕事や責任を他人に押し付けてしまう際に使われる。
はっきり言って良い意味で使われる言葉ではない。

ちなみに「丸投げ」という言葉を、「任せる」と同じように考えている人~~そう思い込んでいる厄介な上司~~も世の中にはいるのだが、意味は全く違う。
「任せる」とは、頼む側が何をどうすればいいのか等を明確に説明したうえで、頼まれた側もそれらのことをちゃんと理解してその作業に臨むことを指す。
「丸投げ」とは、頼むこと自体は同じだが何をするという内容の明確さが曖昧、または一切の説明がないままで頼まれた側も何をどうすればいいかを全く理解出来ないまま作業に臨む羽目になることを指す。

とは言えあれこれ明確に説明されて(こっちにだってやることがあるのに)ドンと書類の山を「任される」ことも割と丸投げと言われる。まあこの場合丸投げや任せるというより「押し付ける」という意味合いが強いが。何にせよこれも嫌なことに違いは無い。

一番困る例として相手が途中まで進めたものを
「あとやっといて」「あとは任せた」
の一言で丸投げされること。
何をどうすればいいのかちゃんとしろ！あとこれは任せたとはｒｙ
特に、方向性や終着点を知らされずに丸投げされると迷惑極まりない。

そんな時は

「あとやっといて」
↓
「知らねーよ、自分でやれ」

と、こう優しく返してあげよう。
※喧嘩になっても責任は持ちません悪しからず。

…何にせよ、会社でのこういった行為は昨今ではパワハラとして問題視されている行為でもある。
これを見ている人も、他人に対して「任せる」ではなく「丸投げ」してはいないだろうか？今一度自身の行動を見つめ直してみよう。

ちなみに仕事を下請けに丸投げ～みたいなことを見聞きすることもあるが、建築業界で丸投げ…一括下請けは違法とされており、請け負わせた側も請け負った側も両方罰せられる。
下請に発注したならば説明責任等はちゃんと果たさなければならないのだ。

アニメなどでは

アニメ等の創作物では物語において、

それっぽい伏線を貼っておきながら回収せずに最終回を迎えてしまう
暗示的・示唆的・比喩的な描写に頼りきりで、決定的な瞬間・わかりやすい説明がない

ということも「丸投げ」と言われることがある。

一例として黄金バットを挙げると
悪の科学者ナゾーの手により怪事件が起こった際、それを解決するべく世界中の科学者が集まり会議を行われることがある。
だがその会議の内容はというとほとんどは、ヤマトネ博士に事件の詳細の説明を全て説明させる（他の科学者が情報を持ち出すことは少ない）挙句、最終的に事件の解決を全てヤマトネ博士に委託してしまう。
このことから、一連の科学者会議には「丸投げ会議」との名がついている。
他にも、物語では最終的に黄金バットが怪獣退治などをほぼ全て一人で解決してしまう。やっぱり丸投げである。
まあこれらについては、丸投げされる側が並みはずれて有能だから問題が起こることは無いのだが。

…といった感じ。

雑誌連載で一応の最終話を迎えておきながら、「続き(真の終わり)は単行本最終巻で！」のような完全版商法で書き下ろしの新規エピソードで補完されることも少なくないが、やはり尺の中で完結できなかったことは良く思われない傾向が高い。*1
また、うやむやで明確な説明の無いまま終わった作品は、「意味深、深読みできる、多角的」と（主にフロム脳）に好意的に受け止められる反面、「詳細は別媒体待ちかよ、銭ゲバ」「ファンを見下ろすような態度を取るな」等といった感じで丸投げだと指摘されてしまう可能性もあり、諸刃の剣の側面が強い。
設定や伏線等を丸投げせず最低限の説明や解説は昨今の時代では必要ということだろう。それが出来れば苦労はしない？それはまあ…そうね…

途中まで編集したけど、後はよろしく

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