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完全版商法

登録日:2010/11/19 Fri 17:30:46
更新日:2026/08/07 Fri 10:54:05
所要時間:約 49 分で読めます




完全版商法(かんぜんばんしょうほう)とは、主にコンピューターゲーム業界で使われる用語であり、既存のソフトウェアに追加要素や改善を加えて、新たに発売する商法のことである。




概要

広義の意味ではグラフィックやシステムが最新化、シナリオが改良されたリメイクや移植等もこれに含まれるが、ゲーム機やソフトウェア(ゲームエンジン等)の高性能化によるもの、リメイク元の次回作以降で改善されたシステムの流用等の理由がプレイヤーにも認知しやすいのでこう呼ばれる事は少ない。
詐欺の手口が「○○商法」と呼ばれることが語源で、お世辞にも良いイメージの言葉ではない。……そもそも明示的に使われるのは「完全版」に対して批判する時が大抵なので、そこまで間違ってはいないが。

ポジティブなイメージで使いたい場合、単に「完全版」と言う方が無難。
他にも、ディレクターズカット、アペンドディスク、アップデート版などと呼ばれることもある。
ダウンロードコンテンツ(DLC)が発達した現在では、完全版をDLCの1つとして扱うことも多くなってきた。

PCゲームでは、追加コンテンツの提供方法がダウンロード配信が主流になる前から、追加パッケージや有料MODを販売する事例は多く、息の長い作品はむしろそうした追加コンテンツを入れてからが本番というものもある。
後々抱き合わせで販売されることも珍しくないが、この方式でもやはり後述のような要因があるとユーザーの反感を買うことに変わりはない。

最近では出版業界でも散見され、漫画の場合は連載時カラーページや特集・読者ページの再録・再現、小説だと詳細な加筆や著名人による作品解説なども見られるが、単純に単行本のサイズが大判になり装丁や中の紙が多少豪華になっただけのモノである事も多い。

本項目では主にコンピューターゲームの完全版商法について記述する。


問題点

追加要素や改善は、その作品のユーザーにとっては嬉しいものであり、諸手を上げて迎え入れられることも多いが、下記の内容が目立つと批判されやすい。

  • 元のソフト発売→完全版発売までの期間が短い
1本の作品のプレイ時間が長いRPG(クリアまでに膨大な時間がかかる)や、逆にボリュームが少ない作品などに見られる。
どれくらいの期間を短いと感じるかは個人差があるが、発売から1年程度で発売される場合、「それなら1年延期して最初から完全版出せよ」と言われることがある。

  • 追加要素が少ない、改善がされていない
完全版と謳う割に追加要素が少なかったり、追加要素の魅力が乏しかったり、あるいは元のソフトの不満点が改善されていないままだったりと、所謂「手抜き感」があるもの。

  • 値段が高い
完全版は言ってみれば既存ソフトの焼き直しなのだが、それにもかかわらず元より値段が同等又は高価な場合に言われる。
他の要因とも被ることが多い。
完全版はDLCと違い元のソフトも丸ごと売るので「本体+α」となるのは理屈として間違っていないのだが、ユーザーからすれば同じ作品を2本買わされるのも同然であり、決して財布に優しいとは言い切れない。
特に低年齢層向けのゲームでは、お小遣いで完全版まで買えなかったり、プレゼントで貰うにしても保護者からの理解を得られなかったりするケースもあるだろう。
それなら「ベスト版+α」の値段でいいだろうという声もある。

  • ゲーム機が他社になる
元の作品と完全版で、発売されるゲーム機の会社が変わってしまうこと。なお世代を跨ぐ場合は含まない。
PlayStation3Xbox360Wiiなどの同世代機が複数登場する事や、完全版販売前に次世代機が登場してしまう事によって、新たに問題として浮上した。
最初に発売されたゲーム機と発売時期次第だが、同世代に近い各ゲーム機の間で発売時期に開きがあり、かつ後発版に追加要素があると問題視されることがある。
メーカーとしてはまだ持っていない相手にこそ売ろうという目的があるのだが、最初に買ったファン(及びそのセーブデータ)が置き去りにされている感は否めない。
好きなシリーズが出るから、今まで買ったことのないゲーム機を奮発して買ったのに、「やっぱり他のゲーム機でも出します」となったら最初からそう言ってくれと思うのも無理はないだろう。
もちろん最初に発売されたゲーム機側で売り上げが確保されたからこそ移植する余裕が出た、という場合もあるが。

  • 同一ゲーム機で発売
オリジナル版と同一機で完全版を出すことも批判の的になりやすい。
オリジナル版購入者への救済(アペンドディスクやDLCなど)が存在せず、もう一度フルプライスで買わせるのは現代のゲーマーに受け入れ難い販売方法である。
古い世代のゲーム機ではアップデートの仕組み自体が無いか貧弱なため、仕方ないと受け入れられることもあったが、全ての現行機はアップデートやDLCの配信に対応しており、それらの機能を活用しない相応の理由を求められるのだ。

たまに勘違いされるが、過去作を最新機で作り直す「リメイク」、もしくは内容はほぼそのままの「移植・リマスター」は完全版とは言えない。
また、有料DLC発売時にソフトとDLCのセットパッケージ版を用意するのも完全版とは言えないだろう。新規プレイヤーは同梱版を、オリジナル版購入者はDLCのみを購入すれば良いのだから。


完全版の功罪

先に述べたとおり、完全版の存在自体は決して悪いものではなく、ゲーマーとして見れば好きな作品の内容をより充実させ、より楽しめるものとして歓迎されるはずである。
逆に製作陣としても、予算や容量、開発期間等の不足から諦めざるを得なかった要素を改めて練り上げ実装できるのは嬉しいことだろう。
どちらも作品への愛があればこそ「より良いものに仕上げたい」「磨きあげられたものを体験したい」と考えるものである。

しかし最近では儲け至上主義とも取れるような完全版の売り方が目立つようになり、ファンやゲーマーを蔑ろにする例が増えたため、それに対する批判の意味で「完全版商法」という言葉(蔑称)が産み出されるに至った。
シリーズものでこれをやった場合、次回作以降で通常版自体が売れなくなる可能性が高くなり、最悪シリーズの存続自体が危ぶまれてしまう。

近年はDLCの配信環境が整ったことで完全版を出すこと自体減ってはいるが、DLCもDLCで内容や売り方によっては批判の対象になる。
それでも未だ、完全版をフルプライスで別売りする企業も残っており、これで不完全版購入者への救済措置が不足していると糾弾される。

また、同じ作品でも海外版でローカライズやカルチャライズ以外の理由で要素が追加、調整される似たようなケースがあった。(例:DQ8、FE蒼炎&暁の女神)
近年の作品では、国内外で発売時期の足並みが揃うようになったので過去の話になりつつあるが、このような海外版の変更要素を含めたバージョンが日本で販売されないことは少なくなかったため、やはり一部ファンからは批判されていた。
現在では過去の作品でも、海外版を元にしたリマスターが配信されたりするなど救済されている。


主な完全版の例(良い例も含む)

SFCで発売されたストリートファイターⅡ(1992年6月10日)から、1年と1か月後(1993年7月11日)に発売さた。
四天王が使用できるⅡダッシュモードと、Ⅱダッシュを基盤としゲームバランス調整とゲームスピード変更が追加されたⅡターボモードの2バージョンで遊ぶことが可能。
カセットのロム容量の増加や、SFC版の原作発売後にアーケードで実装されたターボの移植など、当時としては画期的だった。

当時は完全版という呼び方自体が無かったが、近年では完全版の例の一つとして挙げられるケースもある。
……が、そもそもこれは「アーケード版が原作('TURBO、1992年12月発売)であり、それを移植しているに過ぎない」ため、完全版商法とは言い難い。
仮に言うとするならば「バージョンアップ商法」(当然ながら当時は家庭用ゲーム機で更新データという概念なんて無いが)であり、それもそもそも原作たるアーケード版がリリースされるペースを注視・問題視すべきである。

なおSFC版ターボにとどまらず、SFC版ターボの発売約1年後(1994年6月25日)にはスーパーストリートファイターⅡが出ていることや、メガドライブ版の'PLUS(1993年9月28日)とスーパー(1994年6月25日)なども同じ関係にあたる。
補足として、原作の最短のリリース間隔は5か月(スーパーストリートファイターⅡ→スーパーストリートファイターⅡXの移り変わり時)である。

ストリートファイターシリーズのみならず、対戦型格闘ゲームにおいては現在に至るまでバージョンアップ調整が途絶えることはなく、この販売方法が近年まで続くこととなる。


ペルソナ3』では発売から約半年後に、既存の内容に追加要素を加えた『フェス』が発売された。
ただし既に『3』を持っている人のために廉価版のアペンドディスクも発売したため、売り方自体は完全版の好例として捉えられることが多い。
ただ、新規シナリオがかなりの賛否両論なのが玉に瑕。
なお、後に登場したPSP移植版である『ペルソナ3 ポータブル』は、UIなどを改善し女主人公を追加したが、『Episode Aegis』部分は収録していない。このため完全版が分岐するという珍しい状況に置かれている。
2024年に出たリメイク作品である『ペルソナ3 リロード』では無印版準拠で制作されており、『フェス』『ポータブル』の追加要素は収録されていなかった。
後日DLCとして『フェス』に該当する『Episode Aegis』が販売された。なお『ポータブル』に相当する要素は配信されていない。

ペルソナ4』ではVita移植時に追加要素を加えた『ザ・ゴールデン』が発売されたが、オリジナル版の発売から約4年が経過し、当初のゲーム機だったPS2は既に後継のPS3に主力を譲り、生産終了の日が迫っていた。
実質的なリメイクとも捉えられるため、然程批判はなかった。

ペルソナ5』では、オリジナル版発売から3年後に追加要素を加えた『ザ・ロイヤル』が発売されたが、有償DLCでのアップデートによる補完といった『無印版5』所持者へのフォローは一切行われなかったため、賛否が分かれた。
替わりにと言うのはおかしいが、ペルソナ3~5系の近年のDL版は期間限定で大幅な値下げを実施し始める時期、その値下げ幅が進むペースが早い


通常版のおよそ1年後に発売された。
海外版に実装されていた多数の追加要素に加え、専用OPムービーを収録。
それでいて値段は通常版の半額
通常版のセーブデータが流用できない等の問題点もあったが、通常版未プレイ層はもちろんファンからも概ね好意的に受け入れられた。


Xbox360からPS3に変えたことで批判を浴びた。しかしシステム面は格段に改善されており、擁護する声も。
因みに3も完全版商法……ただゲームバランスの見直しや致命的なバグの修正、新キャラの追加に新たな隠しダンジョンと結構なボリュームになった。


ゲームキューブからPS2へと変更。OP曲変更に加え追加要素もあってそれなりのボリューム。
ファンタジアがSFC→PSでリメイクされた際に追加要素があったがこちらは移植と見られており、テイルズにおいて完全版商法が生まれたのはこの作品からと見ていいだろう。


これもXbox360からPS3とゲーム機を変えたが、なぜかXbox版の通常版のプログラミングコード内に完全版の追加要素が存在していたり、容量が1GB近く余っていたりすることから、通常版=削除版とまで言われ、さすがのファンもブチギレ、署名運動にまで発展した。
Xbox360のコラボ仕様の本体まで発売されたが、結局完全版が出なかった事も批判の一因となっている。

2019年にはリマスター版としてPS4・Switch・XboxOne版が発売されたが、こちらはPS3版準拠で移植された。


WiiからPS3へこれもゲーム機変更。PS3版ではバグの修正の他に本編の後日談を描いた新シナリオに、新技の追加とかなりのボリューム。
公式的には「アンケートでPS3で出して欲しいという意見が多かったから」との事だが、Wii版発売後から企画をスタートして、たった1年未満で完成なんてスケジュール的にあり得ない、と言う声が多い。
Wii版が珍しく無料でバグ修正された直後の発表だったため、この無料修正は火消しだったのではとも。
こちらもヴェスペリア同様、Wiiのコラボ仕様の本体が発売されている。

2025年にはリマスター版としてPS4・PS5・Switch・XboxOne・Xbox Series X/S・steamで発売されたが、こちらもPS3版準拠。


近年の作品でDLCへとシフトしたシリーズだが、通常版が出た後に追加要素を加えた「G」が出る事で有名だった。
追加要素にはボリュームがあり、通常版が発売された事から「G」への期待も大きい。
実際に、MHP2は、「G」で倍近く販売数を伸ばしている。
一方で、あまりにも繰り返しすぎたために「どうせGが出るだろ……」と思っているファンも少なくない……というより、最初からGが出る事を前提に通常版をプレイしている事の方が普通であり、批判も少なからずある。
逆にゲーム機を跨った(それも据置機から携帯機へ)ために通常版とデータを共有しないMH3G、G出すだろと散々予想されたが、開発側はこれ以上の拡張が望めず出なかったMHP3という例も存在する。

しかしMHWorld以降は展開方法も変わり、MHWorldの『アイスボーン』(MHW:I)、MHRiseの『サンブレイク』(MHR:S)はいずれも“超大型拡張コンテンツ”と称されている。
追加要素がマスターランク(MR)の実装や新モンスターの追加等なので、これが実質「G」に相当する。
そういう意味ではオンラインゲームのパターン(例としてFF14)に近くなっている。
MHW:Iでは、新規プレイヤー向けに作品本体と拡張コンテンツのバンドルパックとして「マスターエディション」も販売されているが、既にMHWorldを持っているプレイヤーであれば、PS4版のパッケージで欲しい場合でもない限り、拡張コンテンツだけ、つまりMHW:I単品のダウンロード購入すれば済む話であり、わざわざ完全版ディスクを買う必要は無い。
オリジナル版を買ったユーザーに優しい仕組みとなっている。

モンハンはRPG作品の完全版とは異なり、他のプレイヤーとの協力プレイが前提となる上に、拡張コンテンツの要素の開放には上位クエストを一通り終わらせている必要がある(作品によってはオフラインの上位開放に下位を進める必要もある)。
「Gが出るから通常版やらなくていいや」なんて浅い考えで放置すると、拡張コンテンツの要素を開放するために普通の作品1本分のボリュームをこなしてやっとスタートラインに立つことになるのだ。
熟練者に付き合ってもらって楽に進める事もできるっちゃできるが、装備やら何やら整えることまで含めると結局面倒で、プレイスキルが整わない内に高ランクのクエストに来られるとそれはそれで地雷になりかねない。


通常版発売後、無印シナリオ後の後日談を追加した完全版にあたるBURSTが登場し、更に歪だったゲームバランスが改善されている。
また、通常版所有者向けに(安価な)アペンドディスクが販売された他、大量の追加要素を随時無料で配信し続けており、追加要素の量を鑑みればゲーム業界屈指の良心さだった。
が、2の後にRAGE BURSTが発売されたことなどで批判されることも増えている。


PSPで通常版を発売後10日かからずPS3で完全版の発売を発表。
サブだったヒロインが攻略できるようになったり、後日談が追加されたりしたが、新OPは通常版の使い回しだったり、モーションポートレート機能による表情描写は一部でしか使われない上に読み込みが遅くなったりと、宝の持ち腐れと言われがち。


非公認完全版商法という特殊なパターン。
旧作については完全版商法をやっているわけではなく、移植のついでにバグを修正しつつ追加要素を増やしている。
が、GBAに移植する際に大失策。致命的なバグだらけな上に追加要素は何かしらバグるといった状態のまま売り出してしまった。
しばらく後にひっそり対応して、多くのバグが修正され裏側の銘板の末尾が「E3」から「E4」へと変わったバージョンを出荷し出したが、この際「E3」「E4」などというバージョン違いは存在しないという対応を取って交換には一切応じていない。
修正前を不良品でなく商品として扱ったということはつまり完全版商法をやったと言えるが、その情報をユーザーに与えていないのでやり方としては悪質である。
「E3」そのものは普通に中古で出回っているため、買う時には必ず銘板も確認したい。

後に発売されたPSP版は
◇ドット絵、演出などほぼフルニューアル
◇オートモードの追加などシステム的にも洗練
◇GBA版の要素はすべて遊べる
◇続編である「ジ・アフター」を同時収録。
◇ジ・アフターはこれが初パッケージ化かつ追加要素もあり
◇さらに2つの物語を繋ぐオリジナルストーリーも収録
と大盤振る舞いであり、これでいてお値段は据え置き。
このためPSP版の演出やドットが気に入らず、なおかつSFC版になかった要素を楽しみたい以外にはGBA版の立場がなくなってしまった。


オリジナル版が1997年1月発売で、インターナショナル版と銘打った実質完全版が1997年10月発売。
無印版のセーブデータが引き継げ、ムービー・イベント・隠しボスの追加やシステム調整がされており概ね好評だが、できなくなったテクニックや裏技も存在している。


FF7と同じでバランス調整、隠しボスが追加されたインターナショナル版が発売されたが、ボイスが英語になっており無印版と差別化するようにしている。
追加ボスは設定があやふやで、ラスボスより強いのにシナリオ途中でもうっかり出会ってしまう可能性があるためやっつけ感が強く、やや不評。


無印同様に英語ボイスのインターナショナル版が発売された。
追加要素として新しいドレスフィアやリザルトプレートのほか、ボス含むほぼ全てのモンスターや人間キャラを捕獲・育成しユリパの代わりに戦闘に参加させることができる「クリーチャークリエイト」が追加。
さらに本編とは独立したモードとして、ローグライクダンジョンに本編の後日談(こちらは日本語音声)が描かれた「ラストミッション」も追加された。
元から豊富なやりこみ要素が存在していたが、これらの追加要素によってFFシリーズでも屈指のボリュームを誇る作品となった。


インターナショナル ゾディアックジョブシステムなる完全版が発売された。
イベントの追加はないがシステムが改善され遊びやすくなった……なんてレベルではなく別ゲークラスでシステムが変更されており、一緒なのはグラとシナリオだけといってもいいほど違う。*1
一方で遊びやすい緩めのバランスになったのも事実だが、無印版の洗練されたバランスをこよなく愛するプレイヤーも多く、賛否両論といったところ。
後のリマスター版はインター版準拠の移植であるが、いわゆる「順番待ち」が廃止されたことで上級魔法が大幅に強化されており、ゲーム性が変化している。また、Switch版・XboxOne版ではライセンスボードの複数選択とリセットが追加され、これが実質的な完全版にあたる。


開発のトップが「Xbox360版は日本で発売しない」と発言していたにもかかわらず発売決定。
しかし、内容は海外Xbox版に日本語字幕を付けてイージーモードを追加しただけで、PS3版と比べて明らかに劣悪なグラフィックやサウンド、英語音声はそのままであり、完全版というよりは不完全版というべきものとなってしまった。
PS3版にも後にイージーモードが無料配信されており、英語で楽しみたい場合以外はあまり価値のない一本となってしまい、それゆえか販売本数は13,000本とFF本編にしては振るわなかった。

以上のこともあって当初はPS3版より安価に購入できるくらいしか勝る部分が無かったのだが、後にマイクロソフトの努力もありFFⅩⅢシリーズ3作品がまとめてXbox One X Enhancedに対応することで現役機種で遊べるようになった。
さらに4Kグラフィック化をはじめ別ゲーと言って差し支えないくらいにクオリティが大幅強化、その上ⅩⅢ-2とライトニングリターンズはSeries X|SでFPSブーストの恩恵を得ることができる。
このため、現在ではXbox版の方が需要が高くなる逆転現象が起きている。
元々好みの割れやすい作品ではあるが、どちらかというとスクエニの企業態度のせいで批判されがちの一本。

通常版が2016年11月に発売。ロイヤルエディションと銘打った完全版が2018年3月に発売。どちらもPS4。
結構期間の空いた発売であり、追加要素自体は描写不足だった今作の補完並びに設定のすり合わせがされており、比較的好評だがここで批判されるのはそのお値段。
通常版は発売当初約9800円。加えて各種DLCのセットのシーズンパス:2700円。さらに通常版をロイヤルエディション相当にアップデートするロイヤルパックは2200円。
ロイヤルエディションはその全てが詰まって約8500円。セット購入の方が安くなるのは間違いでもないのだが、あまりにも優遇しすぎである。

1997年に発売されたFF7のリメイクプロジェクト第1弾で、主にミッドガルの物語が納められた作品。
2020年4月10日にPS4で発売、そして2021年6月10日にユフィ視点の物語が追加されグラフィック性能が向上した「INTERGRADE(インターグレード)版」がPS5で発売された。INTERGRADEとは「移行・中間」という意味。
このユフィ視点の物語は有料DLCとして購入可能なので、完全版商法の項目には入らない……はずだった。
なんとPS4版では追加DLCがプレイできないのである。
PS4版からPS5版へのアップグレードは100円(日本の景品表示法に合わせるための価格設定)で行えセーブデータも引き継げるが、当時はPS5が品薄状態でプレイしたくてもできない人が続出していた。
2021年3月度にPS Plus加入者向けにPS4版がフリープレイで配布(このフリープレイ版はPS5版にアップグレードできない仕様だったが同年12月22日にアップグレード可能に)されたことも火種になり、批判が集まってしまった。
2020年12月にはDQ11の完全版商法が問題視されていたことも合わさりスクエニへの批判は強かったが、「PS5への〈移行〉を品薄状態でも推し進めるSONYの意向があったのではないか」としてSONYを批判する意見も見られた。
なお本作は数量限定ながらPS4本体同梱版が発売、PS5発売が2020年11月だから当然ではあるが……

1・2・バースバイスリープでファイナルミックス版なる完全版を発売。
FF10と同じくボイスは英語になっているが、こちらはディズニーキャラをオリジナルの声優が当てているため価値が高い。
イベントや隠し文書の追加が行われ、シナリオ的にもわかりやすい部分が多くなっている他、アビリティの追加・調整が行われかなりバランス調整がなされている。
1FMには難易度選択の追加、2FMには更なる難易度クリティカルとEXPゼロの追加など、システム面でも大きく調整が加えられている。
また隠しボスの追加がされ、無印版で持て余していた強さを存分に発揮できるようになる。というか一部ボスは鬼畜すぎる
登場するハートレスの色合いが必ず変わっているのも特徴。
シリーズ恒例シークレットムービーの追加など総じて大幅に手を加えられることが多くファンも楽しみにしている面も大きい。さらに2にはRe:COMというリメイク作がついて値段はほぼ据え置きという良心さ。
PS3でのHD版でも過去作にちょこちょこ手が加えられている。
ただし、近年ではFM版出す前提で作っている節もありやり玉に挙げられやすい。


近年の作品でDLCへとシフトしたシリーズだが、恐らく最も有名であろう完全版商法の一つ。
初代『赤・緑』→『青・ピカチュウ』の頃はともかく(特に後者は金銀の延期とも関係してくる)、以降は『金・銀』→『クリスタル』、『ルビー・サファイア』→『エメラルド』、『ダイヤモンド・パール』→『プラチナ』とマイナーチェンジ版の発売を繰り返しており、完全版商法と見なす向きが強い。
一応、上記作品は後からアップデートする仕組みが無いゲーム機の作品なので、対人戦のバランス調整をするには自然とこうなってしまうのだが。

しかし第5世代では『ブラック2・ホワイト2』を『ブラック・ホワイト』と繋がりがある「続編」の扱いで展開している。
BW2は登場人物や各ダンジョンこそ多く共通するものの、ストーリーや登場ポケモンなどまさしく続編といっていいほど様変わりしている。
しかしそれまでの完全版の印象が強すぎるせいか、例えば『X・Y』に対する「Z」*2、『オメガルビー・アルファサファイア』に対する「デルタエメラルド」等、新作が出るたびに完全版が出るんじゃないかと噂されつつ結局出ないのが恒例になっていた。
恐らくキュレム・レックウザ・ジカルデ・ネクロズマの様に、第3の伝説ポジションが未だに出続けているのも影響しているのだろう。

『サン・ムーン』に対する『ウルトラサン・ウルトラムーン』は一部のストーリーを共有しているため完全版と見られることもあるが、新要素や変更点も多い*3ので、どちらかといえばBW2のような続編に近い立ち位置。
完全版として「スターズ」が出るなどと言われていたが、案の定出ないまま次世代の新作が発表された。

しかし、ゲーム機の世代交代など様々なシステム環境の変化はこのシリーズにも確実に影響はあり、第8世代の作品となった『ソード・シールド』では『エキスパンション・パス』として、ようやくDLCによる追加シナリオなどに対応した。
『スカーレット・バイオレット』でもこれを踏襲して、『ゼロの秘宝』という共通的なサブタイトルで前後編+完結編の追加シナリオが配信されている。
ただし追加コンテンツはシナリオのプレイ権のみが有料DLC扱いで、追加シナリオで初めて登場したポケモンや復活参戦したポケモンのデータは作品自体の無料アップデートの一部として配信。DLC未購入のプレイヤーの通信交換や対戦に支障を来さないようになっている。

これに限らず京都本社(もっとはっきり言えば広報担当者としてのサークライ*4たちえらい人)の意向なのか、特に任天堂直轄に近い作品については、完全版商法や前後編の分割販売を取る場合でも、
◇「ソフト自体の買い直しを行うだけの価値を、事前にしっかり提示する」
◇「前作だけでもお話としては完結していたり、ゲームソフトとしてはエンディングまでまとまっている構成をとったりする」
◇「あくまでも『後継ゲーム機への移植版』を目的にしており、完全版に相当しているのはあくまでもメインの販売趣旨ではない、といったニュアンスを持たせる」(後述の『どうぶつの森(初代)』や『マリオカート8』のパターン)
など、本項目でネガティブに紹介した意味での完全版に該当するのを避けているフシも見られる。


  • 信長の野望シリーズ、三國志シリーズなど、コーエータイトル多数
最も早く日本ゲーム界に完全版商法を定着させた光栄(現コーエーテクモゲームス)の作品群。
今日ではDLCと総称されるような追加データ商品を「パワーアップキット」、その合体商品を「with パワーアップキット」として発売するのが常套手段だった。
熟年プレイヤーにとっては光栄の得意技・十八番・お家芸という認識である。

信長の野望、三國志、大航海時代、太閤立志伝、蒼き狼と白き牝鹿などなど、真剣に史実題材に取り組むほど膨大な史料と考証の費用も膨張した作品における開発費回収の苦肉の策だった…と建前的には言われるが、それが当然化した年代にはオリジナル世界観のジルオール等でも完全版商法自体は行っている。
かつては無印とパワーアップキットの発売間隔は数ヵ月程度のならわしだったが、下記の歴史系無双シリーズがブレイクして圧倒的な販売数差を稼ぐようになった頃には紛糾があった模様で、当初「今作の信長の野望はパワーアップキットを予定していない」と公表していたのに、数年後に結局出したなんて事例もある。
パワーアップキットの後継と言って良いDLCの濫造が業界のセオリー化した現在では、コーエー側にとっても大作SLGのパワーアップキットは半ば腫瘍化しているのかもしれない。
古い作品ほど定価の高さが悪目立ちしていたため、それをよく知る熟年プレイヤーにはDLCを量産する近年の方が(少なくとも中味が分かり買い控えしやすいので)マシにすら見えてしまう有様のようだが…。


そのパワーアップキットの進化版、或いは過渡期版と言うべきか。無双シリーズではタイトルの後ろに「猛将伝」が付く。
パワーアップキットと違い単体起動も一応可能だが、単体では追加要素部分しか遊べず、値段もやや安い(5000円程度)。それと同時に無印版を含めた完全版(「with猛将伝」と言うタイトル。こちらはフルプライス)が出るため、それを待つファンも多い。
ガンダム無双は「special」と付いた物(実質with猛将伝と同じ)が発売されたが、PS3/Xbox360からPS2へという下位機種への完全版商法は物議を醸した。その後、真・三國無双5・6も「special」と付いた下位機種への追加要素ありの移植が行われている。
戦国無双3はWiiで発売したが、Wiiの猛将伝発売と同時に3ZをPS3で発売、さらにその後「special」と題したソフトをPSPでも発売した。

また無双OROCHI2は無印→Special→Hyper→Ultimateとゲーム機を変えつつ要素を増やしながら発売されたため、ゲーマー達が「Ultimateで本当に最後の完全版なのか……?」と疑心暗鬼に駆られることとなった。
基本内容上の新バージョンはそこで打ち止めになったが、後にSwitch版やSteam版が発売された際にはそれ以前の機種における有料DLCをほぼ全種同梱で発売。つまりその2機種版が「完全版のDLC込み完全版」状態である。


  • ウイニングポストシリーズ
2004年発売の『7』以降、アップデート版はナンバリング+発売年で記載され、特に『7』は8年間も毎年アップデート版が発売している。
以降も3~4年に一度はナンバリングタイトルを出すが、その間はアップデート版を出し続けるのが定番の流れとなっている。
アップデートの内容は、登場する実馬のデータ更新や機能追加などの再編がメインとなる。競馬という題材からして「競走馬や騎手のデータを反映してほしい」という要望は多いため、この点での批判は無きに等しい。
しかし機能追加は些細なものだったり前作で良かった点を削除したりなどで批判点が多く、大きな点としては障害レースの実装がされていないのでオジュウチョウサンなどの障害レース馬が冷遇され続けているため、ユーザーからの実装要望はかなり多い。
また毎年フルプライス料金で発売し、DL版はほぼ値引きをしない*5DLCコンテンツの引継不可能という劣悪な条件なので、常に最新作を買い続けるにもかなり根気と資金が必要となってしまう。


無印に追加イベントなどを加えたもの。無印の発売から約9か月後という早さで発売された。
当初はDSiLL同梱版が速攻で売り切れるという期待ぶりだったが、夏の行楽シーズンに合わせて発売するために開発を急いだのか、頻発するフリーズや無印のバグが消えた代わりに増えた新たなバグなど不満点も多く、リアルタイムを強いるイベントもあって無印に戻る人も見られたりと、発売前の期待に比べると残念な結果となった。


開幕版の別名が「有料体験版」。ユーザーにデバッグをさせた後、シーズン後に決定版という+αの名目で正規版がリリースされる。
10では「"超"決定版〜2003メモリアル」と言うこれだけ特別なタイトルになり、ロゴもとある球団をモチーフとしたものになったりと、また別の疑惑を引き起こした。
ただ、プロ野球という題材の関係上、「毎年欲しい」「開幕に合わせて今期の選手を出して欲しい」「今シーズンの成績を反映して欲しい。例えば仮にシーズン途中で大きくブレイクした選手がいた場合、決定版システムが無ければ翌年開幕まで再現されなくなる」という、プレイヤーの需要と合致しているためか、あまり文句を言われる事はない。
また『8決定版』のラスボスチーム*6のオーダーが変更されたケースや、『2011決定版』のサクセスに完全新規シナリオが追加されたケース、細かいものでも実在選手の固有フォームの追加*7なども行われるため、否定的な者でも「必要性は認められるのでしょうがないとも思う」という意見が主流ではあった。

最近では、野球人気の低下もあってか決定版どころか毎年出ることすらなくなり、2016からは隔年販売に移行した(選手データは最新版にアップデートできる)。2024年には年号表記が2年単位の「2024-2025」となり、隔年であることがより明確になった。
ただし「翌年データ」では当然先述した選手査定のやり直しや新戦力の反映は行われるし、不具合の修正やゲームバランスの再調整も当然メジャーアップデートである以上は行われるため、「『2024』2025年データ」にもKONAMI側の趣旨としては『2024決定版』と表現するべき部分も存在するともいえる。


完全版商法ながらほとんど批判を受けていない珍しい作品。
理由は価格がベスト版相当であるのに、EDや一部イベントのハイクオリティムービー化や新イベント、隠しダンジョンの追加など、新規のみならず通常版プレイ済みの人でも楽しめる所である。


DC版の発売後に、DC&PS2版が発売された。ただし、完全版というよりはウェスカーのファンディスクと言った方が正しい。
というのもゲーム内容は一切変更無し。セリフや一部ファイルがシナリオに合わせて若干修正されている程度で、実際にはウェスカー関連のムービーが増えただけである。
しかも新規ムービーを追加するために美麗だった既存ムービーを一部削除したり、エンディングムービーを途中で切って新規ムービーを挿入して
それが終わってからエンディングムービーの続きを流したりという暴挙に出た。
このため既存と新規の継ぎ接ぎとなったムービーには違和感があり、通常版の方が実は完成度は高かったりする。


日本語音声を含めた有料DLCのプロダクトコード詰め合わせパックや特典DVDを同梱したスペシャルパッケージ版(という名の廉価版兼完全版)が1年足らずで発売。
DLCとしての追加なので致し方ないことだが、日本語音声と大元の日本語字幕が噛み合っておらず、また8月発売にもかかわらずプロダクトコードの有効期限は年内と短期間であったことで、本作の情報公開と同時に発売日も発表されていたため、「有料DLCは元々同梱予定だったが、開発が間に合わず急遽路線変更したのではないか」という憶測を呼んだ。
『6』そのものが
バイオシリーズとして迷走の極致に達した
原点回帰を謳いつつサバイバルホラーはプロローグだけで、大量のQTEを筆頭に最早何のゲームを目指しているのかカプコンは完全に見失っている
と元々批判が殺到していたこともあってか、或いはCAPCOM側の明らかにユーザーへの配慮を欠いて勘違いを起こしている発言の数々もあってか、後発シリーズ作品で評価を回復するまで『バイオ』シリーズの評価が落ち込むことになった。


  • ドラゴンズドグマ
無印版から1年後に完全版として、日本語音声と無印版からの引き継ぎ前提の難易度の新規ダンジョンを追加したダークアリズンを発売。
…したのだが、海外ではDLCで追加できる要素だったり、多くのプレイヤーが使っていたアイテムの「密閉瓶」を店買いできなくしたりと賛否両論。
一方、話しかける回数が膨大になるため主人公との好感度が上がりすぎて高確率でくっつく(くっつかされる)宿屋のおっさんとのEDフラグが公式にへし折られた点は評価されることが多い。


無印発売から僅か3か月で、同一機(PSP)にて完全版となる『ダンボール戦機BOOST』が発表。
更にそれから半年後にゲーム機を3DSに変え、『完全版の完全版』である『ダンボール戦機爆ブースト』を売り出すなど、子供向けソフトとは到底思えない売り方には流石に非難の声が相次いだ。
『爆』発売までの過程で、無印の延期とゲーム機の世代交代を考慮すると若干見方が変わるかもしれないが……
DLCが完全無料で、プラモデルなどに付属する強武器のパスワードなどを除けばゲーム購入後は一切課金要素が無いのが唯一の救い。パスワードも攻略サイトに掲載されているため、現在はそれすら事実上無いも同然だが。
ちなみに、当時コロコロコミックをフラゲしてBOOSTの情報をリークした人は、余りにも度が過ぎた完全版商法を信じてもらえずに『嘘バレするな』と袋叩きに逢ってしまったとか。


よほど儲かるのか、「2」においてダンボール戦機と同じ手を使った。
しかも今回はもともとが「元祖」「本家」の分割商法であった上、妖怪メダル等による間接的な課金要素も存在せいでえげつなさは倍増している。メダルの件はQRコードなのでインターネットで調べればなんとかなるし、旧バージョンから真打へのデータ引き継ぎも出来る。
元祖/本家だけでも、無料アップデートを施せば真打の追加妖怪も一部を除き登録出来るのが救い……と言おうと思ったが、結局全部買わないとコンプリートは出来ない。
真打前提の連動をしないと入手不可の妖怪(元祖×真打、本家×真打、3バージョン全部)、主人公の性別で内容の変わるイベントで手に入る妖怪、真バスターズの各バージョン限定ボスがいるのだ。
ちなみに上記にあるのは全てこの真打などの完全版絡みだけでの話であり、実際は真打でコンプリートを目指そうものならさらに過酷になり、最低でも3DSが2台ないとコンプリートは出来ない。
尤も、いくつかの妖怪の入手にはサ終済みのソシャゲが絡んでいたり、ダウンロード版の購入特典になっていたりで、2021年時点で完全新品からのメダルコンプリートは未来永劫不可能なんですけどね!
ここまでが「2」だけでの話。

完全版商法は「3」でも継続。なんと今回は、完全版の「スキヤキ」と同時に「バスターズTパック」なるものも発売。
これは「スシ」「テンプラ」のパッケージ版2本が両方入って6400円(今までは片方だけで4800円)というもので、通常版からたった3か月しか経っていないのに事実上の廉価版である。
ポケモンにある「ダブルパック」と考え方が似ているが、あちらは通常版と同時発売かつ価格もきっちり2本分という違いがある。
この頃の同シリーズは、既に全盛期ほどの勢いを失っていたので、稼げるうちに稼いでしまおうということだろうか。

実際にブームから間を開けた後の4にはバージョン分けがない。
約半年後に完全版となる「++(ぷらぷら)」は出したものの、通常版から安価でアップデートできる良心的な仕様になっている。


ガストの代表作品。初作であるマリーのアトリエの他、アーランドシリーズ、黄昏シリーズの各三部作で行われた。「Plus」とつくのが特徴。
マリーのアトリエは初作を出した後の移植時に要素を追加→PSに逆輸入という順番で行われ、他の作品は据え置きで出した後しばらくしてDLCを全部追加したバージョンをVitaなどで出すというのを全てでやらかした。
値段は一般的な価格そのままなのでPlusを買う人にはありがたいが、DLC全部込みでお値段据え置き(もしくは価格ダウン)は通常版購入者への当てつけかと疑いたくなる。
値段については初代から続く伝統でもあるが、見直してもいいのでは?

近年ではついにデジタルデラックス商法というパッケージ版購入者を煽るような商法までやりだした。
ただDSアトリエシリーズの1番目であるリーズのアトリエはさすがに酷すぎたことから修正版として無償交換に応じており、この点だけは上述のFF4よりは良心的。
しかしそれが行われたのが翌年であったことから、残念ながら当作はクソゲーオブザイヤーに名を連ねることになってしまった。


  • ラングリッサーシリーズ
Ⅰ&Ⅱ、Ⅳで、SS・PS間での移植時にそれぞれ行われた。
Ⅰ&ⅡはMDでデアを再録する際にⅠのシステムをデア仕様に変更したものをPSでも出したものだが、SSへの移植時にⅡ側に追加要素が加えられており、PS版が安かろう悪かろう状態に。
ⅣはSSで出した後PSでⅣ&Ⅴとして出す際、システム面でⅤをベースに大きく変更が加えられ遊びやすくなった。どうせならリスティルも描き下ろしてくれたら良かったんだが
最初はセガ製ゲーム機だけという拘りを見せたが最後の最後で裏切る結果となってしまい、PSを持っている人にとってはⅢが出せずじまいで消化不良というどっちにとってもややありがたくない結果のままシリーズは完結し、開発チームはそっくりそのままアトラスへ移籍した。
そういうことなので、後から何か出ても関係者が関わっていたとしても何一つとして関係ない他人が勝手にやったことでしかない。


  • 侍道シリーズ
初代から「侍〜完全版〜」が発売されるもバグフィックス版、廉価版としての側面が強くイベント追加などがあったのも事実だがどう変わったのか誰もよく知らない状況だったりする。
続編侍道2には2P対戦、刀の追加、システムの改善が行われた「侍道2 決闘版」、侍道3にはイベント、エンディング、伴侶の追加やシステム調整の行われた「侍道3 Plus」が発売されている。
侍道4にも「侍道4 Plus」が発売されたがこちらは無印でのDLCが全部入ってバグ修正した程度。
どれも廉価盤発売であり知名度もあまりないことからそこまで批判はされていない。
また初代と2にはPSP版での移植版が発売され刀の追加やシステム改善が実装されたが、オリジナルから年月の経った発売であるため批判は多くない。


  • どうぶつの森
2001年4月にNINTENDO64で無印発売後、同年発売の次世代機ゲームキューブにて新要素を追加した「どうぶつの森+」が2001年12月に発売。この間わずか8か月。
ただこれは売る側の事情も関わっており、当時64は最末期で売上も市場拡大も見込めないうえ、ロムカセットが時計機能を仕込んだ特注仕様(これが無いと作品として成り立たない)なのも相まって再生産も十分にできなかったところ、想定外に人気が出てしまったため、次世代機の年末商戦用ソフトとして移植を急いだ、というのがある。
ゲームキューブは本体に時計機能が用意されており、メディアは光ディスクのため、ソフト生産は64より容易といえる。
新規購入者目線でも終わりかけの旧世代機より、グラフィックが向上し今後のソフトリリースも期待できる最新機でプレイしたい、と思うのは当然の流れだろう。

さらにはカードeリーダー+やSDメモリーカードアダプタへ対応した「どうぶつの森e+」が「+」からおよそ1年半後に発売。値段はカードeリーダー+本体を同梱し同額と、実質値下げされている。
「+」の完全版となるが、海外版をベースにしており、イベントやオブジェクトは海外仕様のまま、従来作にあった日本的な要素は払拭されていたため、賛否分かれた。
また、SDメモリーカードにゲーム画面や村のお出かけデータを保存できる機能があるものの、『あつまれ どうぶつの森』が展開されているNintendo Switchなど、近年のゲーム機では作品毎に個別に制限を掛けられていない限りは本体機能で当たり前のように出来るウェブ上への画像掲載も、当時は禁じられており、いまいち活用しきれない残念機能となっている。


プリティーリズム・レインボーライブの頃に発売され、北条コスモの初出でもある「プリティーリズム・レインボーライブ きらきらマイ☆デザイン」の完全版。
プリパラの主人公である真中らぁらをメインにし、プリリズシリーズのキャラクター総出演の新規シナリオに加え、レインボーライブの人気キャラ・速水ヒロでプリズムショーができるモードを追加している。
その上、プリズムストーン*8が経年劣化で読み込みが困難になったことの対策も兼ねているので、プリティーリズムに登場したほぼすべてのコーデアイテム*9を組み合わせてオリジナルコーデを作成する事ができ、それをQRコードとして出力して後継作のプリパラプリチャンに読み込ませることができる。
バージョンアップで追加されないとアイテム総数が1450に満たないという問題点こそあったものの、役割を終えてプリパラにバトンタッチするプリティーリズムの総決算としてふさわしい逸品となった。
なお「キンプリ」としてプリリズが再始動することになるのは、このゲームの発売から8か月ほど後のこととなる。


アーケード稼働から1年3か月後となる1995年12月に通算5回目の移植であるSFC移植版「す~ぱ~ぷよぷよ通」を発売したが、3か月後の年明け3月にモードの追加・BGMやキャラボイスの刷新を施した「す~ぱ~ぷよぷよ通 リミックス」を発売。定価も8,800円から6,800円と抑えており、廉価版も兼ねている。
NINTENDO64発売を控えた任天堂がSFCソフトの製造委託費を引き下げたためそれに乗った、という経緯をわざわざ説明書に掲載しているが、このような企業間の事情を説明されてもユーザーには廉価版を出すための方便としか受け取れない。
同一ゲーム機でわずか3か月後、しかもただの廉価版ではなく新バージョンという売り方は「無印は年末商戦のために早く出した」「年度最後の売り上げ狙い」「熱心なファンへ向けたバージョン違いの再購入狙い」と取られても擁護はできないだろう。
とはいえ移植に移植を重ねその度にバージョンアップしており、過去作からの移植も合わせアーケード稼働から26年で29作も移植を出しているので、長い歴史からすると些末なことかもしれない。
しかしセガ系のプラットフォームからの移植が多く、10年後にして通算17回目の移植である最終形のPS2版が移植されることがあまりないのは残念である。


13年の時を経て初代デジモンワールドのシステムに立ち返った傑作。
2012年7月にPSP版が発売され、2013年6月にリ:デジタイズ デコード名義で3DSで完全版が発売された。
育成可能なデジモンが倍近くに増えており、アルフォースブイドラモンムゲンドラモンなどファン待望のメンツが育てられるようになった。
X抗体編や魔王編などの新規シナリオが追加され、サブイベントもかなり増えた。
システム面でも大幅な改善があり、デジモンの進化条件が分かりやすくなったり進化ルートが見直されたりと、全体的にブラッシュアップされている。進化先がないブルーメラモン君もバッチリ救済された。
ただしPSP版への救済は特にない。



  • 軌跡シリーズ
英雄伝説VI 空の軌跡から始まるファルコムの現看板シリーズの一つ。
空の軌跡FC→SC→3rd→零の軌跡→碧の軌跡→閃の軌跡1-4→創の軌跡までが2020年までのシリーズ作品。
販売期間が超長期化*10しているため、過去の作品がプレイ困難になっている事も珍しくない。そのためゲーム機を変えての再販を何度も行っているが、その度に初回限定版含めた追加要素を加えて発売するため、ファンを非常に困らせる作品群でもある。
完全版というかリマスターをコレでもかとばかりに出すスタイルが、ファルコム商法と言われる事がある。

3DS/PS4でリリースされた無印の発売から2年後に、完全版となる『S』がNintendo Switchで発売。
3DS版とPS4版の双方の要素を上手く融合させたのに加え、キャラクターのボイスやパーティメンバーが主役となる新シナリオ追加、オーケストラ版BGMの収録や新たな縛りプレイの追加など、完全版における追加要素は多い。
発売時期も無印版の2017年7月から2年経った2019年7月で、完全版が発売されることに対する批判は少なかった。

これだけなら他の完全版商法でもよくある事だが、問題はPS4版である。
Switch版の発売から1年後にはPS4/Xbox One/PC版の『S』が発売されることになった。
3DS版は既にSwitchが発売されていた中だったので、ゲーム機の世代交代として当然意味があったのに対し、PS4はゲーム機を跨がず発売した*11のに、無印の購入者に対するアップデートやDLCなどの救済措置が一切行われない、値段がSwitch版よりも格安、グラフィックが無印よりも劣っている事が仇となり、批判を招くことになった。


2014年に発売された『マリオカート8』の完全版にして、Nintendo Switchが発売した約1か月後に発売された。
『8』の追加コンテンツは全て備えており、『8』では未登場に終わったキングテレサクッパJr.カロンも復活したのみならず、『Splatoon』からガールとボーイもゲストとして登場し、レースのコースを流用していたため手抜きと批判されていたバトルモードも5種類のルールを新コース8種類で楽しめるようになり、ユーザーから概ね高評価を得た。
結果的に「8完全版」みたいな感じになってしまっただけで、趣旨的には「8 for Switch」なのは明らかだったのもあるのだろう。

これだけでも至れり尽くせりなのだが、発売してから約5年が経過しようとしていた2022年3月には歴代のコースを追加する有料コンテンツ「コース追加パス」の発売が決定。
スマホ向けのアプリ『マリオカート ツアー』のコースでも走れるようになってかつ、コース追加パス4弾からは事前告知のなかった新キャラまで登場するようになり、最終的には追加コンテンツ導入前の『8』時代の3倍、『8DX』発売時の2倍となる96コースが収録され、ユーザーを多いに歓喜させた。


  • Wi-Fi対応 役満DS
  • Wi-Fi対応 世界のだれでもアソビ大全
いずれも無印より1年半後に発売のネット通信対戦追加版。アソビ大全は収録ゲームのうち7つが入れ替えられたが、役満DSは単純に通信対戦とボイスチャットの追加のみ。
ゲーム機の仕様上ソフトアップデートに対応できなかったので仕方ないとはいえ、今なら確実にDLCやアップデータの配信で対応されるレベルだろう。
なおどちらも値段は無印と同じ。


ゲーム以外での完全版商法

最初は劇場公開時の尺で通常版が発売され(『劇場版カブト』以降は本編ディスクのみの通常版と特典ディスク付きのコレクターズパック版の2種類で発売)、
約半年後に劇場公開版ではカットされたシーン(作品によって追加される尺の長さが違うが、大体5~20分程度)を復活させて編集した他、
BGMに劇場公開時とDVD発売時には存在しなかった挿入歌を加えたり、一部の台詞などが変更されたディレクターズカット版が発売されていた。
電王の最初の劇場作品『俺、誕生!』のみDC版ではなくファイナルカット版という名称となっている。
2010年代に入るとDC版の製作が減少していき、『超・電王トリロジー』以降は春映画、『in Magic Land』以降は夏映画及び『MOVIE大戦』シリーズもDC版が製作されなくなり、劇場公開版のみに一本化された。特に春映画はライブ感や勢いを重視しているため、疑問点やツッコミ所が補完されなくなったのを惜しむ声も多かった。
ちなみに劇場版のみならず、『仮面ライダーOOO』はファイナルエピソード(47話・48話)、『仮面ライダーフォーゼ』はクライマックスエピソード(31話・32話)とファイナルエピソード(47話・48話)のディレクターズカット版が発売されていた。
『フォーゼ』では明らかに設定と異なる解釈がファンの間で広がっていたことの是正を行う追加シーンが入っており(弦太朗の両親の職業について。裏設定の項目で言及あり)、少なくともDC版を別途公表する必要性はあったとする意見も多め。


GNアームズ TYPE-D+ガンダムデュナメスが初出。当初発売された単体キットではGNピストルが付かず、後発のガンダムアストレアtypeF-2まではこちらを買わないと完全仕様にはならなかった。
それ以降、ガンダムは通常販売後に最終決戦仕様や外伝仕様で追加武装ランナーが付いて発売される。
劇場版も勿論出るだろと読んでいる人もいるが、10年経っても音沙汰が無かったのだが、2021年にプレミアムバンダイ限定で遂に発売が決定。前年に発売されたGN-XⅣと併せ、ようやく劇場版の主要機体が揃いつつある。
HGシリーズも10周年記念で新作発表が無かったため諦めかけていたのだが、プレバンでガンダムプルトーネが新規金型で発売決定されたため、希望が持てるようになった。
一応値段の話以外では悪いところばかりではなく、ガンプラ・本編中ともに差分の多いダブルオーガンダム/ダブルオーライザーは複数の仕様違いキットを組み合わせるだけでif装備状態を作ることが可能。
当時の月刊ホビージャパンの付録キットが必要だが、予算さえあればダブルオーザンライザー セブンソード/G GNソードⅢ換装仕様のフル装備状態をパーツの取捨選択だけで組み上げることもできる。
今後ガンダムブレイカーシリーズにダブルオーザンライザーが収録されれば…



  • HG IRON-BLOODED ORPHANSシリーズ
上記のガンダムデュナメス同様に、クタン参型+ガンダム・バルバトスで同様の行為に及ぶ。同キットには鍔付き刀と迫撃砲や腰部アタッチメントが付き、ガンダム・グシオン宇宙海賊団ブルワーズとの決戦再現や、大気圏突入時の外見再現には必須なためしぶしぶ買う人が散見された。
ただ、こうした不満は初期の方で散見されたもので、後半になるとそれほど多くの批判は見られなくなった。
理由の一つに、コンプリートセットなどのプレバン限定発売が挙げられる。例えばガンダム・バルバトス第1~6形態の再現となると、複数個のガンダム・バルバトス本体と各種グレイズやクタン参型などのキットを買わなくてはならない。しかもお目当てのパーツ以外は余剰扱いになりやすいため、比較的コンパクトに纏まっていてこれ一つで済むというのは購買層からみるとメリットになったのだ。
また、レールガンやルプス専用刀などはプラモパッケージでは装備する姿が見られても劇中では使用する機会が無かったため、ボーナスパーツと割り切って買うかどうかを判断する事ができたのも大きい。
そうでなくとも鉄血キットは低価格かつ互換性重視に重きを置いているので、塗装や一工夫でなんとかなるというケースがあった。
ただ、TVシリーズとしては次の作品となる『水星の魔女』のHGキットは『鉄血』からの年数の経過もあってか、エアリアル改修型は同機無印のランナー流用ではなく*12新規パーツのみ封入、他は単純にパイロットが変わっているだけの展開としてそもそもバリエーションキットの必要をなくす・最初からある程度ネタバレを許容してパーメットスコア上昇状態のステッカーやモールドを同梱するなど、完全版商法からの脱却を試みたともとれるガンプラ設計や本編の展開も見られる。


  • 機動戦士Gundam GQuuuuuuXのHGキット
GQuuuuuuXのエンディミオン・ユニット起動時仕様など、一部の完全版相当キットがプレミアムバンダイ専売で登場。
先述した『水星』のルブリス・ウル(エラン(5号)搭乗)などと違い、ガンプラ商品によるネタバレを避けるのは必須クラスの重大展開が目白押しという作品ストーリーの性質から、完全版キット商法としてはわりと肯定的に受け取られている。
なんせ劇場公開版のネタバレを防ぐために、「なるべく映画に行くかTVシリーズが始まった後で買ってください(大意)」という公式公報が、主人公機体のはずのGQuuuuuX(一般流通版)やプロモーションに多く登場していた白いガンダムでなされたので……*13


  • Mobile Suit Discoveryシリーズ、一部の『機動戦士ガンダムUC』関連のHGUC
ガンダムTHE ORIGINのメカニックデザインやメカニクル考証企画。一般販売商品はザクⅡやジムのランナーを使い回した設定こじつけ中途半端な商品を展開し、プレバンでは従来の設定画に沿った完全品を販売している。
類似のケースとして一部の『UC』に登場したMSV機体でも、『UC』版デザインのみ一般流通・『MSV』版デザインはプレバン専売のことが見られた(ジュアッグなど)。
ジム系統で言えば、ジム・インターセプトカスタムは、最大の特徴であるフェロウ・ブースターが未装備のジム本体のみを一般販売したのだが、この状態だとスプレーガンしか付属品が無いのでプレイバリューが低く人気が無い。
ザク系統では、ハーフキャノンと名付けられた流用金型のザクⅡ本体+ザクキャノンのバックパック品を一般販売したと思えば、プレバンで正規のザクキャノンを販売しているなど、既存パーツの流用品を一般流通においてプレバン商品の希少性を高めようとする姿勢は、かなりの批判を呼ぶこととなった。


無償アップデートで対応する事例

さまざまな完全版が発売される一方で、別売りにできるレベルの追加要素を無料で配信するという太っ腹なゲームも。
メーカー側としては直接の利益には繋がらないが、1本のゲームの話題性を維持することによって関連グッズやイベントの収益を上げたり、プレゼントなどの定番ソフト化を狙えたりするというメリットがある。
また、経済力が少ない低年齢層への恩恵も大きく、同じような物を何本も買わなくて済む事は保護者の財布にも優しい。

通常版の発売は2012年11月だが、4年後の2016年11月にamiibo対応やミニゲームなどの追加要素を収録した『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』が発売された。お値段は発売済みの通常廉価版と同額ながら、amiiboカード1枚付き。
通常版には先行かつ無料で同内容のアップデートを配信。もちろんセーブデータは引継いだままで、amiibo+とアップデート済通常版との相互通信も可能。
店舗によってはアップデート配信直後、通常版にもカードを付けて販売していた所もある。
4年という期間は完全版としては間が空きすぎで、それどころか完全新作が1本発売していたとしてもおかしくないほどであり、そんな中で無償アップデートというのはamiiboの販売促進という事情を差し引いても破格だった。
これにより新規プレイヤーが増えたのはもちろん、飽きていた元プレイヤーを呼び戻すことにも成功。
村作りガチ勢から不満のあった要素「引越しテロ」の改善などもあり、プレイヤー間の交流に活気が蘇ったのだった。


  • 妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊
上記でも妖怪ウォッチシリーズは挙げたが、本作は映画「エンマ大王と5つの物語だニャン!」連動ストーリーの「月兎組」追加データが2015年12月に無料で配信。
追加ビッグボスや追加妖怪、追加ストーリーもある。
ただ、ある程度ストーリーを進めないと解放されず、またUSAピョンが加入していないと話が進まない。
ちなみに妖怪ウォッチ定番のパロディネタは本作でも健在。
やはりというか片方のバージョン限定ボスもいるので、どの道コンプリートに3DS×2台は欠かせないのだが。良質かと言えば微妙だし、かといって悪質かと言えばそうでもない
なお本アプデの追加妖怪は特別なコインによるガチャ、もしくは追加ストーリーの報酬の大当たり枠にいる。つまり運が悪いといつまで経っても手に入らない。


2018年3月の発売以来かなりの追加要素が配信されたが、なんと全部無料
ステージ・ドリームフレンズ・新規メモリアルイラスト・一部隠し部屋の追加の他、最終アプデではモード等追加など、ファンからは逆に「金払わせて」と言われるほどの大盤振る舞いとなり、長期にわたって注目を集めた。
そんなサービスの甲斐もあり星のカービィシリーズは、コラボカフェが人気につき常設化するなど、さらなる飛躍を遂げることとなる。
ただし、納期優先で発売した経緯もあってか初期バージョンの時点ではボリューム不足との指摘もあり*14、近年作品の中では比較的賛否が分かれてもいた。
そのため「最初からアップデート分も込みの価格設定に過ぎない」と評する者もいる。



完全版を購入すればもっと追記・修正できます。

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最終更新:2026年08月07日 10:54

*1 因みにインター版と銘打っているが、海外版はシステムが無印準拠なのでシステムは今作オリジナルである。

*2 BW2のように2バージョン作るつもりで制作自体は進められていたらしいが、Pokemon GOの監修やORASの制作もあって手が回らない事態になり、頓挫したと囁かれている。尚、マイナーチェンジ版の可能性は『サン・ムーン』のソースコードが解析されて判明した。

*3 本作はいわゆる「ifストーリー」となっており、進むにつれて前作との違いが出てくる。またエンディング後に追加エピソードがあるため、ボリューム自体はアップデートや完全版の枠組みを越えてくる。

*4 たまに誤解されているが、任天堂から公式にニンダイなどの進行を業務として指示されているだけで、桜井本人は任天堂の社員としての籍を持っていないしOBにも該当しない。HAL研や株式会社ソラの幹部として任天堂機向けゲームを出していたのは誰がどう見ても事実なので、古株の関係者とは言えるかもしれないが……

*5 値引きをしても、その状態で他ゲームのフルプライスと同等額になる場合が多い。

*6 球界OBの全盛期を再現した人造選手によるチーム。落合博満が『決定版』でしか選ばれておらず、『開幕版』では小鶴誠が選ばれている。…シーズン打点NPB記録保持者とNPB唯一の三冠王3回とどちらがふさわしいか、と言われると難しいが。

*7 『9決定版』上原浩治、和田一浩など。

*8 筐体のプリティーリズムでアイテム読み込みに用いられる宝石型アイテム。他のDTCGや後継作と異なり、不可視塗料で情報が印字されている。

*9 プリズムストーンとしての現物が存在しないアイテムを含み、ヘアスタイルや着ぐるみを除く。

*10 1作目である空の軌跡FCは2004年発売。

*11 世代交代という意味では、2020年12月であればPS5が出た直後なので、ギリギリ始まってはいたかもしれない。

*12 一応武器類などについては素エアリアルのランナー流用と思われるパーツもあるにはある。

*13 言わずもがな、「ガンダムタイプのキットなのにジオン公国マークのステッカーが入っている」から、本作がジオンが勝ったifを前提にしていることのネタバレを受けないようにである。

*14 ステージ総数自体は前作、前々作と大差ないが短いボスステージや任意枠のEXステージが多い・ステージ内の収集物が少ない・自軍の過剰戦力も相まってボスがアッサリ沈みやすい等。