登録日:2011/10/10 Mon 11:41:59
更新日:2025/02/24 Mon 16:13:24
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伏線とは、「
今後の展開を予め仄めかしておく事」及び「仄めかすための描写」である。
予め展開を予想させることで、その後の展開に唐突感やご都合主義を感じさせるのを防ぐための作劇法の1つ。
類義語に「
フラグ」がある。
よく「
複線」と間違われる(こちらは2つ以上平行した線のこと)。
【創作の技法として】
小説(
ライトノベル)・
漫画・アニメ・ドラマ(特撮)・映画・
ゲーム等、シナリオを売りにしている作品では媒介問わず最重要要素の一つ。
ミステリーに限らず、現代の商業作品で伏線の全くないものは殆ど存在しないだろう。
なお、
ミステリーの場合はこの「伏線」自体が話の本題になっていることが多く、これがいい加減だったりそもそも伏線がなかったりすると叩かれやすい。
伏線を用意することを「伏線を張る」、用意した伏線を利用することを「伏線を回収する」と言う。
伏線の使い方には2種類ある。
1.先の展開を予め予測させて、唐突感やご都合主義を感じさせるのを防ぐ伏線
上で言ったのとほぼ同じで、例えば
序盤で「○○とは初めて会った気がしないな……まるで弟みたいだ」
↓
実は終盤で生き別れの弟だったことが判明
のちに生き別れの弟と判明する人物に主人公を引き合わせて置き、弟のようだと発言させることにより、後に判明する真相の暗示になる。
伏線といいつつもあまり伏せられていないタイプ。
2.一見すると唐突感、ご都合主義的な展開に見えるが、実はそうではなかったことを示す伏線
こちらはかなり練られた伏線であり、例えば
突然味方だと思っていたキャラが裏切った!
↓
しかし、話を序盤からよく読み返すと、「道に迷った」といいながら重要な施設の付近にいた、特定の人物に視線を向けているなど、不可解な行動をしていた。
何気ない行動に見えて、真相が明らかになると別の意味を持っていたというパターンであり、
綿密に練られていれば、真相が明らかになるまで伏線だったことに気づかせることすらない。
伏線としてしっかり伏せられているタイプ。
「伏線すげえ!」となるのは大抵こちらの使われ方である。
最近の作品では大量の伏線が張り巡らされているものも多いが、回収されないまま終わる事も多い。
20世紀少年…FF:U ~ファイナルファンタジー:アンリミテッド~…ゲゲゲの鬼太郎(第5シリーズ)…HEROMAN…
大風呂敷を広げ過ぎて収拾がつかなくなるパターンか、回収前に打ち切りに遭った雑誌掲載漫画が多い。
もしくは「これは伏線だ!」とユーザー側が思っていてもそうでない場合もあるにはある。
週刊連載など読者人気が連載に影響する場合、テコ入れや読者の反応の良し悪しで話の展開を変えることはあるため、それにより伏線として使う予定だったものを使えなかったりすることもあり得る。
当初は伏線のつもりではなかったものを、シリーズや連載を重ねている途中で上手いこと伏線にしてしまうものもある。
この辺をとちると「後付け」と非難の元になるが、『
とっても!ラッキーマン』みたいにアフターフォローが巧い作品や、ゆで理論のように「
こまけぇことはいいんだよ」的に一周回ってバカウケする作品も多々ある。
要は
尾田栄一郎先生宜しく
「伏線はとりあえずいっぱい出せ。後で使えそうなやつだけ拾えばいい」というやつである。
これの応用として本編の前日談で、本編のセリフや行動(それも些細で本筋にはかかわらないもの)をまるで伏線のように扱うものもある。
また、他の媒体で伏線を回収するパターンも少なくは無いが…(下記参照)
【伏線の技法・パターン例】
明確な定義があるわけではなく、「読者を楽しませる」という目的に沿っていれば何でも良い。
(具体例は
ネタバレ部分ステルス&格納)
1. 張る際に、極力目立たなくする、気づかれないようにして一旦流す。つまりは「伏せて」おく
登場人物の何気ない行動、一見ただのギャグな描写、現実でもどこかしら見当たりそうな背景が実は重要な意味を持っていたりなど、
その時点では特に意味のない描写と読者に思わせておき、後でその意味を明かして読者を驚かせる。
上の2に該当するタイプの伏線であるが、勘の鋭い読者には読まれやすく、勘の鈍い読者には気付かれにくい為張り方が難しい。
非常に上手く決まった後付けはこれと見分けがつかない。
- 名探偵コナン(全般)
- 進撃の巨人(全般)
- ポケットモンスターSPECIAL
- 魔人探偵脳噛ネウロ(普通そんな部分見るか!…的な小ネタ伏線満載)
- 猫耳猫(全般)
- infinityシリーズ(全般)
- 這いよれ!ニャル子さん(全般)
- 金田一少年の事件簿 秘宝島殺人事件(用の足し方)
- 金田一少年の事件簿 天草財宝伝説殺人事件(娘の名前)
- ハーメルンのバイオリン弾き(「タケノコ魔人タケノッコーンだぁ!」)
- 魔法陣グルグル(オッポレ!)
- FINAL FANTASY Ⅷ(ラグナの映画出演、ムンバ「ラグナ!ラグナ!」等。モブキャラの台詞も忘れてはいけない。)
- がっこうぐらし!(アニメ版第1話の黒板)
- 幽霊電車(6期鬼太郎)(駅名・部下達の挙動)
- さらざんまい(矢逆家の家の壁)
- かいけつゾロリ(全般。特に前後編の作品の後編は伏線回収のオンパレードと言っていい。以下、主な例)
- 『テレビゲームききいっぱつ』にて道路工事のアルバイトをしていたタイガー
- 『ぜったいぜつめい』にてゾロリ一味とスノウが「どくドリフ」を食べたのとほぼ同じタイミングで「どくドリフ」を食べてしまったとされるマシューの母親
- 『てんごくとじごく』における閻魔大王の好物がゴマ煎餅、天国でゾロリ一味がもらった針ツボの本やガム
- 『じごくりょこう』にて凍った炎をハラマキにしまったノシシ
- 『なぞのまほう少女』にてネリーから不要になった箒とランドセルを押し付けられたノシシ、何故か大工や彫刻家ばかりを誘拐し、ゾロリの名前まで知っていた黒マントの魔法使いなど
- 彼方のアストラ(刺客の正体、B5班メンバーの秘密)
- Seraphic Blue(素体作製リスト)
- ピクミン2(安全なはずの航路、ピクミンを見たときの反応)
- Call of Duty:Black Ops(発言に誰も反応しない、誤射してもゲームオーバーにならない)
- Call of Duty:Black Ops COLD WAR(「駐機場の生存者を探し、ラングレーに戻るぞ」)
- トロピカル~ジュ!プリキュア(まなつが名乗る際に同時に相手の名前も聞く理由)
- デリシャスパーティ・プリキュア(おいしーなタウン中にある招き猫、第2話にてローズマリーのスペシャルデリシャストーンが壊れているのにいち早く気が付いたフェンネル)
- おそ松さん(イヤミとダヨーンによるシェーの練習)
- 秘密結社ヤルミナティー(普通の一般人のはずなのに怪異をワンパンで倒すなどやたら強いリア女)
等
2. その時点で何らかの前兆だとわかるが、回収までに長く間を開けたり、間に新展開や超展開を多数挟む
後から見返すと確かに怪しい・または決定的な行動をしているが、その時は絵面・内容のインパクトに圧倒され
スルーしてしまい、イベントがあったこと自体を忘れさせておくのを狙う方法。
一応読者・視聴者も「何かが起こる前兆」らしき前触れなのは分かるので、伏せるというよりは「布石」に近いものも。
ただ、整合性を付けておくための難易度が上がる。
イベントのアイディアの派手な演出の仕方に捕らわれすぎて、冷静になって見返すと途中で点と点がつながってないという「木を見て森を見ず」なケースも少なくないため、余裕があればプロットの時点で調整しよう。
3. パッケージや宣伝の段階で伏線を仕込む(映像作品やゲームならばOP等も含む)
まさかそんな本編に関係ない所にヒントが隠されているとは思わない、という盲点を突いたもの。
ただしあくまでストーリー中のことではないため、ニクい演出や小ネタの類として分けて考えられることも。
4. 過去に起きた大きな事件や重要人物等、名前や一部分だけを見せて「近いうちに回収する雰囲気」を出すことで士気高揚を図る
手紙やメール等、送ったor受け取った事実だけを描写し、内容は回収時まで明かさないといったパターンも。
そもそも「伏せて」いないため伏線に当たるかどうかで意見が分かれやすい。単純に前フリとも。
5. 上記以外
1〜4に似ているものもあるが、他にも様々なパターンがある。
- 後から見返すと確かに怪しい、または決定的な行動をしているが、その時はスルーしてしまう
- 明らかに謎めいた場面なのに、その後新たな展開を多数持ってきたり、連載期間を長く経ることで読み手からその場面の存在自体を忘れさせる
- 複数の意味がある言動行動だったが、その時は一つの意味しか気付かない
ex.国の各地で起きている紛争
前述のとおり明確な定義はないが、一般的にシナリオに関して「伏線」を使う場合2・4番目のような「匂わせる・ほのめかす」事例には使わない。
この場合は「布石」「前振り(フリ)」とかか。なんか会話がかみ合わないなと思ったら使ってみよう。
【注意点】
尚、伏線を張る際の注意点として、
伏線を放置したまま作品終了がある。
打ち切りエンドならともかく、ちゃんとした終わり方なのにこのパターンは、ファンからの顰蹙を買いやすい。
後に特別編やファンブック、作者のブログ等で補完される事もあるが、伏線はちゃんと作品内で回収しきる事が望ましい。
まあ、明らかに本筋の整合がとれない箇所はともかく、回収されなくとも本筋に影響がないのであれば、回収する意味もないし読者側が勝手に伏線だと思っていたという上記のパターンもありえる。
というか、伏線の定義から言えば、伏線の様に見えても作品内で回収されなかったものは伏線ではないということになる訳だが。
【エンターテイナーとして割り切った方達】
もっとも「『必然性が尊重された、論理的なまとまりのある物語』として磨き上げるために伏線回収としての説明・状況描写」等に尺を割くよりも、
「『所々ガバガバでも高揚できて盛り上がる商品・エンターテイメント』として成り立つための演出を優先したほうがファンを満足させられる」と考えたのなら、それも一つの答えではある。
長くそのスタンスに徹していると、制作サイドにとっての一種の「売り」「美学」「生き様」へと昇華する場合もある。
「観客を飽きさせない」ことを何よりも重視し、公開毎に異なる演出が切り貼りの要領で施されている。
前後の展開に脈絡がないのは当たり前。確固なレベルの美学を持つ悪役が、前振りも無しに改心するのはよくあること。
シリアスな話の後に、ど派手で明るい歌謡ショーは日常茶飯事。原作が恋愛要素のない硬派な作品であっても、純愛展開を無理やりにでも捻じ込む。
突拍子もない展開があってこそ、もはやそれが通常運転だった。
藤子・F・不二雄先生自ら
◆終始日常の舞台では意味がない。大仕掛けの舞台でドラえもんとのび太が大活躍する内容を描く
◆映画館を運動会の会場にしないためにも、ダレ場は絶対に作らない
◆作中の問題は作品内で終わらせて、象徴・痕跡・遺恨は微塵も残さない
◆ドラえもんそのものと数々のひみつ道具から出てくる独自の突飛さ・不思議さを守りつつ、活躍させたい。そのために舞台となる異なる世界の世界観設定は作りこまない
◆最後ではゲストキャラとの別れのシーンを外さない
ことを絶対方針とした。
『
ドラえもん のび太と鉄人兵団』『
ドラえもん のび太の創世日記』では何度か捻りを入れながらも自らタブーを破って物語を作ろうとしたものの、この2作は
後始末の付け方があまりにも安直だったことをF先生自身も認めている。
本来は「フランダースの犬」を参考にした悲劇ものだったが、病院を中心に展開している紙芝居屋が構成に難色を示し、
ハッピーエンドに改変する様に原作者・イラストレーターに直談判した。
来生三姉妹の父親の秘密は敢えてバックボーンとして語る程度に留め、怪盗としての駆け引きは「売りの一つ」と一歩引いた目で見て、飽くまでも縦軸は「瞳と俊夫の恋愛ドラマ」に動きを集中させた。
連載の最終回用エピソードとして「来生三姉妹と父親が再会する」プロットが書かれたが、テレビアニメ化が決まった時に作者自らボツにした。
「感動的な展開がないと客が入らないという不安だけで作ったんだろ」「どう見ても蛇足ですね」と
業界人どころか制作スタッフ達からも白い目で意見されながら、飛行船をキーパーソンにした
アニメオリジナルエピソードを宮崎駿監督が自ら挿入した。
企画段階での真犯人の全貌を、製作途中のディスカッションの段階で根幹から変えた。
ラストバトルも大人しめな終わり方から、盛り上がって完全燃焼できる終わり方に変更された。
本来胸の躍るシーンが無くても筋の通る脚本だったが、押井守監督の「商業監督としての居場所の担保を作るため『だけ』にアクションシーンを入れる」という終始打算に満ちたノウハウは、以降の押井作品でも最大限に活用される。
伏線としてにおわされていた虎堂烈の秘密よりも、
有栖川桜と阿鳥改の心の葛藤に決着をつけることを優先して物語を終わらせている。
新人の頃から「如何に格好良い男に愛され、如何に他力本願で幸せを掴むか!少女漫画は夢見てなんぼだ!」と半ば強引ながらも確固としたテーマを持っていた。
その後も続いた編集者達との幾つもの対話を経て、「漫画はどこまでいってもサービス業であり、娯楽産業である」「私は好きなものを書けば売れるタイプじゃない、だったら徹底して読者の求めるものを知り、読者に媚びよう」と更に強引さに拍車がかかった。
制作陣は演出家としての信念を持ちつつも、マネージャーとしてスケジュールを死守するために、ある意味「ストーリーテラーとしての良心・ロジックをかなぐり捨てた」ともとれる姿勢で、物語を急ごしらえで作り上げた。
その過程はあまりに業が深いため、詳細は項目参照。
当初、
プラズマ団がらみのエピソードを
ロケット団シリアス化等で着々と準備を進めていた。
しかし、題材が
現実の状況とあまりに一致し過ぎていたため、急遽突貫工事的に見直しが行われて、その後のシリーズの方針にも大きな影響を与えた。
脚本会議の際に予め「もう、
オメガモンに頼るのは止めようよ」とメインデザイナーの渡辺けんじ氏自ら断りを入れていたものの、「物語の結末・それに関連するキーキャラクターを昇華させるのにどうしても必要だから」という周囲の懇願で新しい形態のデザインを描き上げた。
その結果どうなったかって? ここでは敢えて問わない。
この辺はその手の思想の代表である
藤田和日郎先生の言葉を引用・要約すれば、
広げた『伏線』『謎』って実は大事ではないんです。自分がストーリー上に仕掛けた『謎』を誇る人もいますけど、
そんなんで人の心は動きませんって。『明日も頑張ろう』っていう力をファンに与えるのが重要なんです。少年漫画では特に。
そんな大事な所でからくりを見せたって、それはできませんよね。だから実のところ『謎』なんていうのはちっぽけなものなんですよ。
僕は伏線の回収とかをよく褒めてもらいますけど、そういうのは『別にいつバレてもいいや』と思って描いてますからね。
大事なのは主人公たちがその『謎にどう立ち向かって、その結果辛い現実があったけど、でも主人公たちは負けないで戦った』というのが一番カッコいいし、大事なんです。
つまり『こいつはこんな風に生きたんだ』『こんな風に成長したんだ』というのがそれで、それがファンの満足にもなるし、キャラクター自身の満足にもなるんです
ということに交わりそうな部分があるだろう。
但しこの方針を乱用し過すぎると、
ファン・スポンサーを納得させるために仕方なく盛り上がるシーン作ってるけどさ、
そういうのって、本来は本筋の進行の停滞にしかならないからね?
という姿勢で大体の商業作品を斜めに見ている押井守監督宜しく、
「無理に見せ場を作っているのが見え見えだ…1度見ればもういいよ…」
と冷たい視線で見られかねないので、長く付き合ってもらうためにも、
事前に「大まかな縦筋の起承転結」「世界観の地盤作り」「段階の踏み方」はなるべく丁寧に決めながら行おう。
【大人の事情】
作者が伏線を回収したくても諸事情で出来なかったケースもある。
歴史ギャグ漫画『
風雲児たち』では、
思想家「頼山陽」の話も詳しく書こうとして伏線を張り取材もするも、編集部からの「巻き」や話の流れなどの関係で殆ど触れられなかった
と作者が回顧していた。
【チェーホフの銃】
伏線と良く似た概念。
出したものの重要性を後で明らかにする創作上の手法であるが、不必要なものを舞台に上げないルールと取られることが多い。
前者は伏線の様にも見えるが、読者に明らかにする形の伏線だけでなく、当初は大した意味がないと読者に思わせていたものが後で重要な意味を持っていたと明かされる様な、指示の反復もこれにあたる。
後者はその逆で、関係のない人物や謎を登場させて、読者に重要そうにみせて実はそうではないという肩透かしや話の矛盾を産み混乱させる様な要素は出してはいけないという話の原理になる。
追記・修正は伏線を回収してからよろしくお願いします。
この項目には伏線があるような気がしたが、別にそんなことはなかったぜ!
- コメントが長くなったのでリセットしました -- 名無しさん (2017-12-16 13:15:36)
- ただのギャグかと思ってたら実は伏線だったってパターン好き(仮面ライダードライブのロイミュードをなぜかいつも間違える現さんとか) -- 名無しさん (2018-12-25 20:32:37)
- フジリュー版「封神演義」なんかすごかったな。まさかコミックの表紙にまで仕込んでるとは。正直、伏線とブラフと単なるミス(崑崙山2の大きさとか)との区別がつかん。 -- 名無しさん (2018-12-25 23:14:06)
- プリンセスプリキュアの伏線と回収率は見事だったな。幼児向けの範疇を超えてた -- 名無しさん (2018-12-26 07:49:10)
- 主人公が死ぬ漫画を初めて画いたのは手塚治虫だと聞いたし、ロボットが登場する漫画を初めて画いたのはのらくろの作者だって聞いたけど、初めて伏線を張った漫画は何なのかって話は聞いた事ない -- セイ (2019-05-29 01:44:54)
- 結構な数のex.がわからないので、どこかにまとめて隠した状態で解説を書いてほしい… -- 名無しさん (2019-07-26 14:37:54)
- 嘘つき 大嘘つき -- 名無しさん (2019-08-08 15:24:19)
- MCUにおけるフューリーの眼帯。まさか、あんな…… -- 名無しさん (2019-08-08 16:25:27)
- なんで進撃が挙げられてないのか不思議でしょうがないんだが -- 名無しさん (2019-08-10 14:16:34)
- 境界線上のホライゾンはやたらと多かったがどのパターンかなあ… -- 名無しさん (2019-08-12 23:56:45)
- 暗殺教室の茅野なんか1話から仕込んでたの正体発覚して初めてわかるからな。 -- 名無しさん (2019-08-21 10:05:44)
- オーキド博士のやつ、調べたくてもどのシーンなのかすら分からねえ -- 名無しさん (2019-08-21 11:57:42)
- P5でイゴールの声が変わってたのが田の中さんが亡くなったからではなく、実は事の真相につながってたってのにはぞくっとした -- 名無しさん (2019-08-21 13:00:20)
- ↑あれ凄かったな。中の人が亡くなったし罪人だから仕方ないと高圧的な態度も納得してたら実は・・・と。ちなみにスペシャルパックで軽くヒントが出てる(いつものイゴールの口調の手紙が入ってる) -- 名無しさん (2019-09-24 08:05:47)
- すまん、exのところがさっぱりわからないんで、反転文字で良いから隣に答えかその作品名書いてくれ -- 名無しさん (2019-09-24 10:11:25)
- ストーリー上の伏線ではないけどPVなんかを使ったミスリードとかよく見かけるよね -- 名無しさん (2019-11-03 14:31:49)
- 灼眼のシャナはほぼ毎巻貼られていた伏線を最後(2~3巻)に大量回収しててめちゃくちゃ感動した。 -- 名無しさん (2020-01-05 22:47:08)
- 移動都市の映画。せっかく原作再現の伏線を冒頭から張ったのにシリーズ化として頓挫しちゃったから回収できないのが残念 -- 名無しさん (2020-01-06 01:00:19)
- 進撃の巨人の伏線すげーな…エレン巨人が大ゴマで拳振るシーンの中に注視しなきゃ気付きもしないような人影を入れといて、10年越しで回収するかよ… -- 名無しさん (2020-01-06 20:26:42)
- 「設定と矛盾している現象が起きている」を後付けで伏線だった事にして誤魔化した例もありそう -- 名無しさん (2020-01-06 22:00:54)
- ONE PIECEとか挙げるくらいなら進撃挙げろよ。あれこそ伏線の塊のような漫画だろ -- 名無しさん (2020-01-07 11:17:36)
- 回収されなかった伏線にスカーの本名ってあるけど何か伏線ってあったっけ? -- 名無しさん (2020-01-22 15:51:06)
- バーコードファイターは子供心に納得いかなかった。今思えば、残り3話もあればエンペラーと決着付けられたのに -- 名無しさん (2020-01-22 21:49:19)
- でんじゃらすじーさんの大長編には変わったメッセージウィンドウやページ番号が存在する -- 名無しさん (2020-02-23 11:18:26)
- まあ六期鬼太郎の脚本陣もブエルのこと忘れちゃってるし(白山坊と地元で再戦してたから画面には映らなかったとか?)。 -- 名無しさん (2020-05-07 14:59:07)
- 原作付きのアニメやドラマのオリジナルシーンによって矛盾が発生、「余計なことしやがって…」と苦言を呈したら、実は限られた尺の中でまとめるor原作以上に綺麗にまとめるorダレずに盛り上げるための伏線だったと気付き申し訳ない気持ちになった。安易に矛盾を叩くのはよくないね -- 名無しさん (2021-01-29 11:59:40)
- 嘘喰いの伏線で一番秀逸だったのはリチャード・アラタだと思う -- 名無しさん (2021-01-29 12:03:01)
- 黒執事のシエルの伏線は衝撃だった -- 名無しさん (2021-01-29 12:14:59)
- なんか、あからさまに先の展開を見せてくる演出(ヒーローモノで大ピンチの主人公が強化形態の幻影を見るようなの)とか、最終章で気を利かせたスタッフがOP映像の一幕を再現するとか、そういうのまで十把一絡げに「伏線」って呼ばれることが多くなったよね…伏線ってもっとこう、なんてことない要素に見えて後から振り返ると実は今後に向けた引っ掛かりでした、みたいなのじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2021-07-19 16:38:35)
- ラノベだとスレイヤーズ作者のとオーフェン作者の作品は数巻越しに伏線が多いし上手かった。やっぱり売れた人たちだけはあるよね。 -- 名無しさん (2022-03-03 14:29:39)
- 不徳のギルドの伏線はすごいと思った -- 名無しさん (2022-03-03 18:13:50)
- 個人的にはデジモンアドベンチャー02の「ウィザーモンが人間界で死んだためデジタルワールドに帰れず魂が人間界を彷徨っている事がその直後に同じように人間界で倒されたヴァンデモンもまた人間界に留まっている」伏線は凄いと思った。 -- 名無しさん (2022-03-18 17:37:23)
- 絶園のテンペストのOPとか葉風の対になるように愛花が出てくるとか愛花が消えた次のカットに羽村が出てくるとか -- 名無しさん (2022-09-06 23:11:21)
- フェイスレスみたいな設定無視かと思ってたら伏線でしたも好き -- 名無しさん (2023-05-12 09:48:59)
- シリーズもののスパロボとかでもお馴染みの要素だったが大人の事情諸々で回収されないことも多かった 扱いが難しい -- 名無しさん (2024-01-14 14:21:46)
- 物語を引っ張る謎の種明かしを「伏線回収」って言うのは明らかに誤用だと思うけど、なんかそういう使われ方の方が多くなったよね -- 名無しさん (2024-01-15 11:45:13)
- 「この敵どうやって倒させたらいいかわからんくなってしもた…あっ、最初にこさえて使い方分からんまんまやったこのネタ使えるやん!」ってのが伏線だと思う。後出しで実はアレがここに繋がるって仕組まれた状態になったらそれはもうフラグ。 -- 名無しさん (2024-07-16 08:30:21)
- 正直なところ今は外野が勝手に伏線伏線言って勝手に雁字搦めになってる印象が強い。作り手はそこまで重視してなさそうなんよね -- 名無しさん (2024-09-06 12:20:40)
- 実際プロの作家ほど面白くなりそうな要素を散りばめておいて(布石というべきか)受けた要素を取り上げるみたいですからね。特に連載中は何が受けるかなんて完全に予想はできないから色々な要素を用意しておく。 -- 名無しさん (2024-09-06 12:55:08)
- 読者やアンケートの反応を見て少しずつ話を変えていく週刊連載の話の作り方と、結末まできっちり書いてから発表する作品とでは作り方が違うから伏線の置き方もそりゃ変わる -- 名無しさん (2024-09-06 13:11:46)
- 最後まで決めてからなら、ここでこの前振りをしてこの人物はこの事情を知ってるからしれっと言わせておいて…ってできる。連載系だとまあ「それっぽい」のをバンバン出しつつ後で使えそうなのを利用していくだけでも十分なんだよな -- 名無しさん (2024-09-12 14:08:05)
- ↑4読者って伏線とかお約束を求めすぎてる傾向があるね。実際SNSで「あのゲストキャラ(特に出番を匂わせるようなことはしていない)は終盤で再登場して重要キャラになるに違いない」とか「(皆と同じじゃなくてもいいというテーマの作品に)恋愛ドラマなんだからキスシーンを入れるべき!」とか大騒ぎになった例があるし -- 名無しさん (2024-11-27 16:13:52)
- 物語の軸になる要素とかあからさまな情報開示まで十把一絡げに伏線って言われる風潮にものすごくモヤモヤする -- 名無しさん (2025-02-24 16:13:24)
最終更新:2025年02月24日 16:13