登録日：2012/02/22(水) 00:02:07
更新日：2023/10/14 Sat 10:15:42
所要時間：約 3 分で読めます
……違います。
効果モンスター
☆4
風属性/
鳥獣族
ATK2000/DEF1200
このカードは、自分フィールド上に存在するカード1枚を手札に戻さなければ攻撃宣言をする事ができない。
レベル４の下級モンスターながら、2000というあのジェネティック・ワーウルフさん程の高い攻撃力を持つ。
しかし、このカードは自分のフィールド上のカード１枚を
バウンスしなければ攻撃宣言ができない。
攻撃制限があり、
デメリットアタッカーとして設計されたカードである。
だが！ しかし！ まるで！ 全然！
デメリットになってないんだよねぇ！！
バウンスするカードには種類や表示形式は指定されていない。
なので、早い話、手札にある適当な魔法・罠カードをセットし、それをバウンスするだけで攻撃ができるのだ。
バウンスしたカードが魔法・罠ゾーンに伏せておきたいカードならば、それをメインフェイズ２にセットし直せばいいだけの話である。
このカードのバウンスは、
闇の護封剣などのロックカードと特に相性が良い。
ロック系のカードをバウンスする事で、自分だけロックを解いたり、ターン数に制限のあるものならば永続的に使い回すことができる。
また
ビッグバン・シュートを相手のモンスターに装備し、バウンスする事でそのモンスターを除外する事ができる。
ファルコン「そんな装備で大丈夫か？」
青山「大丈夫、俺はこだわらない♪」
以上の点から、このカードの攻撃制限効果は、デメリットどころかむしろメリットにすらなっている。
鳥獣族である点から、いざとなればゴッドバードアタックのリリースに使う事もできる。
もちろん自身が所属するミスト・バレーとの相性も良い。
霞の谷の神風が発動している時に自分の風属性モンスターをバウンスすれば、デッキからレベル４以下の風属性モンスター１体をリクルートできる。
同じくバウンス能力を持つ霞の谷の雷神鬼のシンクロ素材にする事も可能。
ただし注意点として、このカードによるバウンスは効果ではない。
なんのこっちゃと思うかもしれないが、「カードを戻さないと攻撃宣言できない」というのは永続効果であり、「このカードにそのような攻撃制限を付与する効果」として機能しているのである。
つまりカードのバウンスは、コイツで攻撃する際に行う「ただの手順」であり、効果によってバウンスされる扱いではない。
微妙な違いだが、これにより「埋蔵金の地図」など効果によるバウンスをトリガーとするカードとはコンボ出来ず、効果処理ではないため完全耐性持ちをバウンスできたりする。
またユベルの第二形態をバウンスすると、そのまま最終形態を呼べる。
背中に翼が生えた鳥人といった風貌であり、しかもなかなかのイケメンである。
イケメンである
大事な事なので(ry
これだけ魅力的なカードでありながら、レアリティはなんとノーマル。
しかし、DTのノーマルカードの中ではレートが高く入手困難な部類だった。
が、ストラクチャーデッキ－ドラグニティ・ドライブ－にて再録された。そのおかげで入手は容易になった。
ちなみに同ストラクに収録されているミスト・バレーのモンスターはこのカードのみである。
以下、このカードが採用されるデッキ
・ファルコンビート
カイザーコロシアムで一人で敵を相手にしたり、とにかくファルコンがいつもの二割増しぐらいイケメンになるデッキ。人によって構築が違う。
そこ、ファルコンが嫁の人のデッキとか言うな。
・ビートダウン
高い攻撃力をそのまま生かす。以上。
ダーク・シムルグ
ダムルグの餌に使う、リビデを再利用など、全力でダムルグをサポートしてくれる。
エーリアン
ゴルガー先生を出すまでの繋ぎとしてよく呼ばれる。
護封剣やデモチェを標準搭載しているので戻すカードには事欠かない。
・霞の谷
元々のテーマ
追記・修正は自分フィールド上に存在するカード１枚を手札に戻してからお願いします。
- バウンス｢される｣と負けに近づく。バウンス｢する｣と勝ちに近づく。 -- 名無しさん (2014-07-09 10:41:29)
- グレイドルとも相性良いな -- 名無しさん (2016-09-14 15:28:39)
最終更新：2023年10月14日 10:15
