鳥獣族(遊戯王OCG)

登録日:2021/11/22 Mon 00:00:13
更新日:2025/04/28 Mon 22:18:12
所要時間:約 9 分で読めます





雌伏のハヤブサよ!

逆境の中で研ぎ澄まされし爪を上げ、反逆の翼翻せ!


鳥獣族とは、遊戯王OCGにおけるモンスターの種族の1つ。



概要

その名の通り、鳥系のモンスターが所属している。
面々のうち、風属性闇属性で8割ほどを占めている。

カードプールの「枚数」でいえばあまり多くはないのだが、非常に強力なカードや、良くも悪くもインパクトの大きいカードが定期的に出ていた都合でカードの質には恵まれており、また遊戯王全体の中での存在感も大きい種族といえる。

アニメなどメディア展開でも同様のことは言え、登場した「デッキの数」はあまり多くないが、そのうちの3つについては「メインキャラの使用デッキ」であったために継続的に新規カードを得る機会を得ており、他と比較すると恵まれている。

ちなみに厳密な話をすると、「鳥獣」という単語は本来「鳥とケモノ」の両方を指す意味があり、遊戯王のソレは鳥しか指していないので誤った名称だったりする。
とはいえ、それでは「鳥族」と呼ぶのも語感が良ろしくないので、こちらの名称にしたものだろう。
これは昆虫族を「虫族」と呼ばないのも同じ事情なのかもしれない。


特色

TCGデッキタイプで言うところの「アグロ」(速攻型デッキ)に近い特性を持つ種族。
先攻で1から制圧布陣を作る能力にかけてはサイバース族と並んで指折りの性能を持つ。
一方、手札消費の激しさからタフネスはあまりなく、後攻の捲り手段は少ない……と、長所も短所も典型的なアグロそのもの、というある意味わかりやすい特徴を持つ。

また、全体的に攻守ステータスが低く、対モンスター対策が若干苦手。
……裏を返せば、「魔法・罠とモンスターにバランスよく対処できる」と言い換えることもできるのだが、現環境はモンスター偏重のきらいがあるため、相手によっては弱点にもなりうる。

種族の特徴としては、風属性が多く占めている分、風属性の特徴を受け継いだとこもが多い。
即ち「魔法・罠カードの対策が豊富」「バウンス効果に長けている」などなど。
またアニメGXの時までは層の薄い不遇側に位置していたものの、「自分の鳥獣族と引き換えに2枚破壊する」《ゴッドバードアタック》(通称ゴドバ)が登場した際は
当時としては破格の性能だったこともあり、「《ゴッドバードアタック》のコストにできることが魅力の1つ」という見方も強かった。

他には獣族獣戦士族と一緒のサポートを受けられる「ビースト系」に属していることも大きなメリットになっている。
一昔前までは「ビースト系」の強さは凡俗だったものの、《獣王アルファ》や鉄獣戦線などの登場により、第一線のデッキに進化している。

変わったところでは、風属性と闇属性ばかりであるせいで《猛毒の風》・《暗闇を吸い込むマジック・ミラー》で一網打尽にされるという欠点もある。


代表的な鳥獣族関連カード

個別項目のあるものは下線付きで表記。これ以外は タグ:鳥獣族 も参照。

メインデッキの鳥獣族モンスター

通常モンスター


効果モンスター

フリーチェーンで墓地のカード1枚を除外できる手札誘発カード。
「墓地は第二の手札」とずーーーっと言われていただけに、気軽に使えて十分な妨害性能を備えていれば人気が出るのも当然。
変わった見方をすると「相手の墓地に何かしらカードがあれば任意のタイミングで墓地に置くことができる」特性になり、《ダーク・アームド・ドラゴン》の召喚条件調整に使ったり、鉄獣戦線のL素材になったりといった柔軟な使い方もできる。

  • 《クレーンクレーン》(☆3)
召喚に成功したとき、墓地のレベル3モンスターを特殊召喚する「吊り上げ」効果を持つ。
ベーゴマ&竹とんぼ程ではないにせよ、手軽にランク3のX召喚につなげられる。
クリッター》を蘇生してL召喚すればサーチ効果を使いながらリンク2のモンスターを出せる。

自身と同じ属性の最上級バニラ専用のダブルコストモンスター。

……なのだが、登場した時点で対応するカードが1枚もないという、生まれた瞬間から効果が破綻していたカード。最早ギャグである。

  • 《聖鳥クレイン》(☆4)
どこからでも特殊召喚されれば1ドローする。
召喚僧サモンプリースト》でリクルートし、1ドローしてからランク4に繋ぐ動きはよく見られた。
強制効果なので《ゴブリンドバーグ》で特殊召喚してもタイミングを逃さないのがポイント。

1枚のアドを取り合っていた時代には蘇生やリクルートの汎用的な選択肢としてよく使われた。

自分フィールドの表側表示のカード1枚を手札に戻すことで、デュエル中に1回だけ墓地から自己蘇生できる効果を持つ。
デュエル中1回ではあるものの、ほぼノーコストでレベル4モンスターを供給できるので多くのデッキで採用する価値がある。《終末の騎士》などで墓地に送りやすい闇属性であることも嬉しい。
《竜の渓谷》や《チキンレース》など、フィールド魔法や永続魔法を回収すれば、名称指定のない1ターンに1度の効果をもう1度使うことができる。

本家【BF】をはじめ、【ドラグニティ】での働きぶりは有名。

ミスト・バレーモンスターに属する鳥獣族。
積極的なセルフバウンスを可能にする、デメリットアタッカーの皮をかぶった「メリット」アタッカー。

  • 《風帝ライザー》(☆6)
  • 《烈風帝ライザー》(☆8)
アドバンス召喚することで効果を発動できる帝モンスターの風属性担当。
フィールドのカード1枚を持ち主のデッキトップに送る。破壊を介さないデッキバウンスによる除去、しかもドローロックにもなるという凶悪な効果。
そもそもが強力な効果であることに加え、鳥獣族でアドバンス召喚という同じ特性を持つ【シムルグ】・【ふわんだりぃず】と共存できるメリットまで持つ。

剣闘獣の当流であるリクルート効果を持たず、それどころか手札コストを払わないと帰ると駄々をこねる始末。
固有効果についてもセットカードしか破壊できないので対応範囲が狭く、《剣闘獣ベストロウリィ》には遠く及ばない。
メインデッキの剣闘獣で最大の攻撃力を持つという個性も《剣闘獣アウグストル》に追い抜かされてしまう。
実力と協調性のないこいつの居場所は薄暗いストレージだった。

自分の墓地から闇・風属性モンスターをそれぞれ1体ずつ除外して特殊召喚できるモンスター。
《神鳥シムルグ》がダーク化した姿だが、その実態は相手のあらゆるセットを封じるという強烈なロック効果を持つ化け物。最早こっちが本元なんじゃないか
《魔封じの芳香》と組み合わせればモンスターのセットのみならず、実質的に魔法・罠カード・P召喚自体が封じられる事になる。
今でこそS・X・L召喚という抜け穴があるが、それでもなお大きな影響力を持つモンスター。

「フィールドから離れた時」という緩い条件で《ライトニング・ボルテックス》+効果ダメージをぶちかます、危険極まりない地縛神。
リリースコストやL素材など能動的なトリガーも豊富にあり、相手に与えるプレッシャーは計り知れない。
後述の《地縛神 Wiraqocha Rasca》よりよっぽど「究極の破壊をもたらしてる」だの「最強の地縛神やってる」だのとは当時誰もが思ったとか思っていないとか。
自壊?一体何の話をしているんだ。

アニメ5D'sでは「最強の地縛神」と呼ぶに恥じない豪快な効果で主人公一派を追い詰めたものの、OCG化に際して全く原型を残していない効果になったことで話題を呼んだ1枚。
まともに効果を活かそうにも必要なカードが多すぎで重いカード、とても扱えないと言われてしまった。
近年はカードプールの増加に伴い、効果の使用が現実的になっているのは救いか。
自壊?だから一体何の話を(ry

両者ともに、トークン生成効果を持ったBFのチューナーモンスター。
登場時から一定の評価は得ていたものの、「トークンを素材に使える」L召喚が実装されたことで更に評価を上げる。
(それぞれ理由は異なるが)《水晶機巧-ハリファイバー》という相性の良いカードの登場を筆頭に環境で出ずっぱりになり、遂には禁止カードになってしまう。
《水晶機巧-ハリファイバー》の禁止によって現在は制限解除されている《BF-隠れ蓑のスチーム》はともかく、L召喚のルール変更かエラッタもなければ《BF-朧影のゴウフウ》復帰の可能性は低い。

チューナー、緩い条件で特殊召喚、戦闘補助と、第6期当時としてはメリット山積みの欲張りモンスター。
味方のBFがいれば簡単に出てきて、モンスター1体の攻撃力・守備力をあっさりと半分にしてしまう。《BF-蒼炎のシュラ》がいれば後続を連れて来てどんどんモンスターが並ぶことになっていた。
登場当初は「そりゃあこんなヤツがいて環境とれなかったら、そっちのほうがおかしい」と多くのプレイヤーに言わしめた。
環境のインフレで価値は落ち着いたものの、便利なチューナーという評価までは揺らいでいない。

攻守半減の処理のややこしさも有名であり、その点でも多くのプレイヤーを悩ませたカードでもある。

  • 《烈風の結界像》(☆4・禁止カード)
属性単位で特殊召喚を封じる石像群・結界像シリーズの風属性担当。
お互いに風属性以外のモンスターの特殊召喚を封じるが、元々鳥獣族は風属性の割合が多いうえに、場に出すタイミングを調整すればこちらの被害は最小限で済む。
後述する《王神鳥シムルグ》を使えばデッキから特殊召喚でき、安定した制圧盤面に貢献する。
とはいえ「烈風が活躍すること」と「風属性がマイナーであること」はほぼほぼ同義なので、風属性を多数擁する鳥獣族としては素直に喜べない点もある。

しかし第11期になると、これを容易に展開できる【ふわんだりぃず】が台頭し、鳥獣族以外でも悪名高いクシャトリラ】などで多数採用されるなど大暴れ。
結果、OCGの結界像シリーズでは初の禁止カード指定へと至ってしまった。

儀式モンスター




エクストラデッキの鳥獣族モンスター

融合モンスター

  • 《共命の翼ガルーラ》(☆6)
「同じ種族・属性でカード名が異なるモンスター2体」を融合素材とする闇属性モンスター。
種族と属性を統一したテーマは珍しくないので、《超融合》のメタ範囲が広がる。
更に墓地へ送られた場合に1枚ドローできる効果を持ち、《旧神ヌトス》の様にEXデッキから直接墓地へ送ればアドバンテージを得られる。

シンクロモンスター

  • 《A BF-驟雨のライキリ》(☆7)
  • 《BF-フルアーマード・ウィング》(☆10)
BFのシンクロモンスター。後者はチューナーが「『BF』チューナー」のみという素材縛りがある。
鳥獣族シンクロモンスターは殆どがBFモンスターで構成されているが、中でも除去効果を持つ上記2体は汎用性が高く扱いやすい。

  • 《ハーピィ・レディ・SC(スクラッチ・クラッシュ)》(☆8)
ハーピィに属するシンクロモンスター。
ハーピィモンスターをチューナー扱いにしてS召喚できるため、【ハーピィ】であればチューナーを投入しなくても採用できる。
魔法・罠カードの発動に反応して相手モンスターor自分のハーピィモンスターをバウンスする効果を持ち、速攻魔法や罠カードと組み合わせればフリーチェーンのように除去が行える。

エクシーズモンスター

  • 《トーテムバード》(★3)
「風属性レベル3モンスター×2」をX素材に指定するエクシーズモンスター。
使い切りで魔法・罠カードの発動を無効にする、《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》と似たカード。
素材縛りが付いている割に素のステータスは低いものの、機会に困らないシンプルな効果は大いに評価できる。

X素材を1or2つ取り除くことで、異なる効果を発動できるエクシーズモンスター。
1つ取り除いた場合、表側表示モンスター1体を裏側守備表示にする。
問題は2つ取り除いた場合で、フィールドの表側表示のカード1枚をデッキに戻せるという効果。
デッキにバウンスするという上級の除去手段を、「レベル4モンスター×2」で実現させた問題児革命児。
ただでさえ色々な強力カードによりランク4の要求水準が上がっていたところに軽々と実装されたため、ランク4は「魔境」と呼ばれるに至る。

「鳥獣族レベル4モンスター×2」をX素材に指定するエクシーズモンスター。
相手の表側表示カードを一斉に無効にし、更に攻撃力を次の自分スタンバイフェイズまで「無効にした数×300」アップする効果を持つ。
永続効果を止めたりするなど突破力の高さがウリ。

リンクモンスター

  • 《王神鳥シムルグ》(L3)
「鳥獣族モンスターを含むモンスター2体以上」をL素材に指定するリンクモンスター。
シムルグに所属するものの、汎用的な鳥獣族サポートとしても使用できる優等生。
対象を取る効果から守る効果ももちろん頼もしいのだが、お互いのエンドフェイズに鳥獣族モンスターをデッキから特殊召喚する効果も強力。
下級モンスターであれば安定してこの効果を適用でき、《烈風の結界像》を始めとした制圧モンスターを調達できる。
そのおかげで、結果的にその制圧モンスターが投獄される原因にもなってしまった訳だが。



魔法・罠カード

  • 《翼の恩返し》(通常魔法)
自分フィールドが「元々のカード名が異なる鳥獣族モンスター2体以上」の場合に限り2枚ドローする。
掛け値なしに優秀な効果なのだが、「ある程度フィールドに鳥獣族を用意する」関係上「少しデッキが回ったところを更に追い上げる」ための用途になり、「動けない状況を打破する」「初動に必要なカードを調達する」用途には使えない。

  • 《スワローズ・ネスト》(速攻魔法)
自分フィールドの鳥獣族モンスターをリリースし、それと同じレベルの鳥獣族をデッキから特殊召喚する。
速攻魔法なので相手に狙われたモンスターをサクリファイス・エスケープしつつ、デッキに眠るモンスターを呼び起こすことができる。
他にはバトルフェイズ中の追撃、同名モンスターを特殊召喚して効果をもう一度使うなど、様々な運用法がある。

自分の鳥獣族1体と引き換えに、フィールドのカード2枚を破壊する。
まだBFも出る前で鳥獣族が不遇種族だった時に登場し「鳥獣族の最大の強み」だと崇められていた。つまりBFがこれを手にしたら鬼に金棒であった
複数枚のカードをフリーチェーンで除去できるという強みは今でも健在だが、高速化した現環境基準に対して罠ゆえの遅さがある点、発動条件があるので腐るリスクがある点、必ず2枚を対象にしないといけないので自爆しかねない欠点が露呈して、「かつてほど」は使用されていない。



鳥獣族テーマ

原作・アニメ登場の鳥獣族デッキ

+ ←クリックして展開
「ハーピィ・レディ」及び同名カードとして扱う効果モンスターが中心の風属性・鳥獣族デッキ。
サポートを駆使した大量展開と魔法・罠カードの除去を行い、ランク4・7のX召喚を狙う。
《ヒステリック・サイン》による大量サーチも強みの1つ。

カラスなどの黒い羽根の鳥類をモチーフにした闇属性・鳥獣族デッキ。
5D's期としては破格の展開力を持っており、多くのモンスターが他の「BF」がいる時に手札から特殊召喚できる効果を持つ。
テーマ内にチューナーも存在しており、様々なシンクロモンスターのS召喚を狙う。
特に《BF-疾風のゲイル》の強さは有名であった。
かつては環境の常連でもあり、キーカードが規制されてもしぶとく環境に残り続けていた。

こちらはハヤブサやワシなどの猛禽類をモチーフにした闇属性・鳥獣族デッキ。
上の「BF」と似ているが、こちらは主にレベル4モンスターで構成されており、X召喚を狙っていく。
(特殊召喚された)相手モンスターに激しい強襲を仕掛けるエクシーズモンスターを多数揃えており、攻撃性能は高い。
カテゴリ専用のRUMも多く所有しており、強力なエクシーズへランクアップを繰り返すことが可能。
デザインは「鳥を象ったマシン」であり、機械族のような見た目である。
そしてアニメ・OCGでも希少な『ランク13のエクシーズモンスター』を抱えている。

愛らしい小鳥をモチーフにした風属性・鳥獣族デッキ。
レベル1・ランク1を扱うエクシーズデッキで「元々の」攻撃力も低いが、大きな爆発力も秘めており、その可憐さが嘘のような猛攻を披露する。
X素材を何枚も重ねる動きを得意としており《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》で連続攻撃を仕掛けたり、《LL-アンサンブルー・ロビン》で特殊召喚されたモンスターを何体もバウンスすることができる。
もちろん《天霆號アーゼウス》との相性も抜群。
十分に高めた殺意で殴りかかるスタンスは兄妹そっくり。
このテーマ登場の陰で、とあるマイナーカードが突然禁止判決を食らったのは有名な話


OCGオリジナルの鳥獣族デッキ

+ ←クリックして展開
  • 霊魂(エスプリット)
スピリット儀式を兼任するという、異例のモンスターを擁するデッキ。
スピリットモンスターに対する手厚いサポート効果も備えており、他デッキよりも非常に個性的なものになる。
ちなみに鳥獣族初の儀式モンスター群でもある。
そして下級の霊魂共は目を覆いたくなるような連中である

  • 剣闘獣(グラディアルビースト)
ここで取り上げるのは「鳥獣族を主軸にした」剣闘獣の派生デッキ。
共通のリクルート効果により、任意のモンスターをフィールドに用意できるという特性上、《ゴッドバードアタック》を腐らせずに有効活用できるという利点を生かした戦法。
剣闘獣の鳥獣族についても、《サイクロン》を内包した《剣闘獣ベストロウリィ》、《剣闘獣の戦車》を始め墓地のカードを回収する《剣闘獣エクイテ》、
誤爆の心配なく破壊効果を発動する《剣闘獣ガイザレス》等の優秀なメンツが揃っていたのでガタも生じにくい。

イラン神話に登場する大きな鳥「シームルグ」の名を持つデッキ。
下級のシムルグで手札や墓地を整え、最上級シムルグの降臨を狙う。
相手の魔法・罠カードのプレイを厳しく取り締まるが、モンスター側の対策は手薄。

「鉄獣戦線」or「鉄獣鳥」と書いて「トライブリゲード」と読む。
俗に「ビースト系」と括られる「獣族・獣戦士族・鳥獣族」を中心にしたL召喚デッキ。
墓地の獣・獣戦士・鳥獣族を除外することで同じ枚数のリンク数のモンスターを特殊召喚できる共通効果が特徴。
切り札の《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》は自身の特殊召喚時、または獣・獣戦士・鳥獣族が自分フィールドに特殊召喚された場合にフィールドのカードを対象を取らずに除外できる
こいつを《鉄獣の抗戦》で相手ターン中に出すのが得意技の1つである。

DUEL TERMINAL』出身、ドラゴン族と鳥獣族の混合テーマ。
ドラゴン族のチューナーに鳥獣族の非チューナーが騎乗することでシンクロモンスターになるというデザインが特徴。
「S召喚」と「ドラグニティモンスターカードを装備」という2つのギミックを駆使して展開を行う。
DTでもソリティアで有名なテーマ。

鳥たちの旅をテーマにしたデッキ。
カード名が平仮名で描かれており、イラストも可愛らしい雰囲気となっているのが特徴。
今では常識の特殊召喚ではなく、通常召喚*1を連発して展開していくのがテーマとしての特徴。
その性質上《虚無空間》を始めとする「自分にも牙を剥く特殊召喚メタ」を気軽に採用でき、昨今のテーマとしては珍しく《強欲で謙虚な壺》を何の気兼ねなく使用できる。

11期に相応しい凶悪さを持ち、見た目に騙されると痛い目を見るテーマといえるだろう。






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最終更新:2025年04月28日 22:18

*1 正確には通常召喚ではない。