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七種粥

登録日:2012/01/06 Fri 21:17:28
更新日:2026/04/28 Tue 18:37:25
所要時間:約 3 分で読めます




七種粥とは、節句(1月7日)の朝に食べられる、日本の行事食の粥である。

春の七種(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、コリアンダー、スズナ、スズシロ)と、正月に余った餅の欠片などを入れて、塩味で食べる。

縁起物であるのと同時に、正月料理で疲れた胃腸を休める効果もある。


また、広く知られてはいないが、七種粥を食べると、15日に小豆粥を食べなければ片粥となり縁起が悪いとされる。


■春の七種

七種と書いて「ななくさ」と読むのが正式。
商品名にすら「七草」と表記されているが、この書き方は本来、「秋の七草」を指す。

(セリ)
セリ科の多年草。田んぼのあぜ道などに生えている。
きりたんぽ鍋のお供として有名。
似た見た目の毒草、「ドクセリ」と間違えないように。

(ナズナ)
アブラナ科。果実が三味線の撥に似ているので、ペンペン草とも呼ばれる。若芽でなくては固くて苦い。漢方薬にもなる。

御形(ゴギョウ)
キク科。ハハコグサが正式名。道端に割と生えてる。黄色くて小さな花をつける。昔はヨモギと並び、草餅の材料となっていた。

繁縷(ハコベ)
ナデシコ科。ハコベ属に属しハコベと呼ばれる野草はいくつもあるが、この場合は人里に生えるコハコベを指す。
白い花をつける。

コリアンダー
セリ科。地中海産の香草。実のコリアンドルシードは柑橘系の良い香りだが、葉はカメムシみたいな匂い。
何故ここにいるかわからないが、七種粥に入れたら変な臭いになるだろう。
でも整腸作用があるから正月疲れの胃にはいいかも。

(スズナ)
アブラナ科。カブと言った方が通りは良いか。
野菜畑から引っこ抜くか、八百屋さんで買おう。
根も葉も刻んで粥に入れよう。

蘿蔔(スズシロ)
アブラナ科。ダイコンと言った方がわかりやすい。
実は同じ七種のコリアンダーと共に地中海原産。オッシャレー。



その辺に生えているとは言ったが、野生種の七種は、猫やら鳥やらの糞を肥料にしていたり、ヒルが卵を産みつけたりしていて、素人が採って食べると寄生虫に感染する可能性がある。
そして、先述のように、セリとドクセリは、素人にはまず見分けがつかない。
それでは、わざわざ泥まみれになって採ってきても報われない。

大人しく、スーパーで七種セットを買ってきた方が無難である。
ちなみに、秋の七草で作っても美味しくない。こちらはあくまでも見る専の植物なので。


■作り方

①七草の下ごしらえを行い、その後茹でる。
②米をとぎ、鍋に多めの水と一緒に入れて炊く。
③ある程度炊けたら塩で味をつけ茹でた七草を入れて完成。お好みでお餅などもトッピングするとまたよし。



追記、修正は、コリアンダーを入れてカメムシ臭い七種粥でおせち疲れの胃を癒やしてからお願いします。















轡{お呼びで無い!? こりあんだー失礼!

多分カレーの七スパイスと間違えたんだろう。


本当は…。


仏の座(ホトケノザ)
キク科。正式名称コオニタビラコ。
田んぼのあぜ道などに生えており、白い花をつける。やはり、新芽を食べる。

ホトケノザとはハート型の葉っぱが仏様の座椅子のようだから。
しかし、現在、シソ科のサンカイグサ(非食用)の方が、一般的にはホトケノザと呼ばれ、コオニタビラコがホトケノザと呼ばれるのは七種の時だけである。
なんて紛らわしい…。



追記修正は、七草粥のことをおじさんっぽくてやばいなんて思わずにお願いします。

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最終更新:2026年04月28日 18:37