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菱木竜童

登録日:2010/11/14(日) 23:10:44
更新日:2026/09/12 Sat 11:29:20
所要時間:約 2 分で読めます




菱木竜童(ひしき りゅうどう)とは、GetBackers-奪還屋-の登場人物。

CV:志村知幸


【概要】

坊主頭に近い短髪とサングラスが印象的な、筋骨隆々の大男。
常にスーツ姿で、見た目は完全にヤクザかシークレットサービスのそれ。
人としての知性は感じさせるもののまともな台詞を発したことが殆どなく、ターミネーターも彷彿とさせる。

裏社会での通り名は"アンデッド"。
依頼によって特定の対象を危険から護衛する"護り屋"だが、彼の粗暴で好戦的な性格に向いているとは言いがたい。
実際に作中での仕事ぶりは敵相手にとりあえず暴れているだけな場合が多く、スペックは高くとも護り屋として優秀かは疑問符が付く。
一方、良くも悪くも職分に対するこだわりが無いので、積極的な襲撃やテロのような破壊行為も文句を言わず(寧ろ嬉々として)こなすのは、依頼者によっては便利かもしれない。

特殊な血筋や生い立ちがデフォルトなこの漫画の裏稼業人では数少ない、一般人(?)出身者。
元々はアルティメットファイターだったが、反則負けばかりで一度も勝てず、挙げ句の果てには敵の安い挑発に乗って殺した事で永久追放された。
リング禍で済まず永久追放までされた辺り、どう見ても試合中の「事故」と言えない有様だったのだろう。
本当に、何でこのキレやすさと凶暴さで"護り屋"なんて仕事を選んだのか……?

初期からの登場人物だが、こういった性格と後述の特性がかませ犬として非常に便利なこともあってメインヴィランには届かず、出番は多くない。
特に色んな意味でインフレが激しくなった中盤以降は、ほぼ完全にフェードアウトしてしまった。
ただ、そのパワーとタフさで登場するたびに主人公コンビを驚愕させては追い詰めており、特に銀次からは赤屍さんの次に怖がられている*1

【能力】

見た目どおりのパワーファイターで、戦闘ではその腕力を活かして戦う。

だが、彼の最大の特性はパワーではなく、二つ名に違わない異常なまでの不死身さだろう。
元々頑健ではあったが、序盤はあくまでも鍛え抜かれた常人の範疇だったタフさが回を追うごとに上がり続け、タフさだけならおそらく作中トップクラスにまでなっている。

以下、"アンデッド"の不死身さの一例
  • 蛮に首をへし折られても自分で戻して普通に行動
  • 常人なら一分で全髪が白髪になる程の精神的ショックを与える邪眼を食らっても☆即☆復☆活☆
  • 銀次の数十万ボルトの電撃も効果無し
  • 車に轢かれ電柱に激突して背骨をへし折られても生きている
etc……

凄い勢いでタフさがインフレしているのは作中でも指摘を受けており、食らうたびにどんどん自分の電撃が効かなくなっていると感じた銀次は「免疫のように耐性を獲得していく体質なのかも」と推測している。
実際、初めて食らったと思しき性質の攻撃やそれまでとはいきなり異なる威力になった攻撃には(死にこそしないものの)それまでの効かなさっぷりと比べると思いのほか脆い描写もあり、単なるタフさではない特質である可能性も高い。
ある意味、この方この方の先駆的存在かもしれない。

なお、パワーの方も地味に向上を続けており、中盤のブラッディワイン編では、サッカーボールを何個も素手で引きちぎったり、車を持ち上げたり、ママチャリで突進してパトカーを何台も撥ね飛ばすなど、一周回ってギャグキャラに足を突っ込んでいた。

【余談】

チートインフレしやすいこの漫画では、登場機会の割に(相対的にあんまり)インフレしていない人物でもある。
そのせいで、形而上学的な概念系能力や不死性が跋扈するこの漫画では、ある意味で最弱の部類に入ってしまっている。
一方で、何されてももはや半ばメタレベルで死なないことが約束されている人なため、とりあえず当て馬にされやすい。

彼が弱いんじゃない……周りがチート過ぎるだけなんだ!!



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最終更新:2026年09月12日 11:29

*1 銀次が倒したことがあるにも関わらず、なのも赤屍さんと共通している。