登録日:2025/03/13 Thu 23:50:52
更新日:2026/07/26 Sun 14:53:34
所要時間:約 10 分で"適応"できます
魔虚羅とは漫画『
呪術廻戦』に登場するキャラクターである。
正式名称は
「八握剣異戒神将魔虚羅」。
CV:中務貴幸
概要
禪院家の相伝術式
「十種影法術」の式神の一体で、
伏黒恵の奥の手。
冥冥曰く
「禪院家の虎の子」。
他の式神とは異なり、布瑠の言を詠唱することで顕現する。
外見は目に当たる部分に天使のような左右二対の翼が生え、後頭部に歪曲した巨大な尾が伸びた、3m以上の背丈を誇る純白の肌の屈強な巨人。唇がなく常にむき出しで、見方によっては常に不敵な笑みを浮かべているようにも見える。楽しそう
頭上に「完全な循環と調和」を表す八握剣の紋章を模した車輪状の金色の法陣が浮かぶ。
能力
十種影法術で召喚可能な他の式神と比べても別次元の強さを誇り、
伏黒恵を含む歴代十種影法術の術者の中で調伏できた者が一人もいない規格外の怪物。
後述の特殊能力抜きの身体能力も非常に高く、
宿儺の指8,9本分と見込まれた実力の
漏瑚が攻撃を当てることすら出来ず、全く敵うことが出来なかった指15本の力を取り戻した宿儺と戦いが成立し、一撃で彼を数百m後方まで吹き飛ばす等、互角に渡り合った。
退魔の剣
右手に布でグルグル巻きにされ無理矢理括り付けられた剥き出しの刀身を持つシンプルな剣。
反転術式と同じ正の呪力が込められた対呪霊特化武装で、攻撃を受け止めた宿儺が(自分が受肉体でなく)呪霊であったならば一撃で消し飛ばされていたと認める逸品。
宿儺の指15本分という莫大な呪力をも祓える性能は凄まじいという以外に無く、基礎スペックも相まって事実上魔虚羅に勝てる呪霊は存在しないに等しい。
なお虎杖の肉体で受肉していた宿儺には正の呪力の通りが悪かったため、初撃以降は通常の呪力に切り替えて戦っている。
後述の元ネタも合わせて考えると、この剣が(場合によっては法輪とセットで)「八握剣」なのであろう。
あらゆる事象への適応
魔虚羅の固有能力にして最大の武器。
頭上の「法陣」が回った瞬間に全回復して、受けたあらゆる攻撃や事象への耐性を獲得する。適応が完了すると法陣が回り切り
「ガコンッ」という音が発生するのが特徴。
一度攻撃を受けた時点から
「受けた攻撃の解析」が緩やかに始まり、時間経過によって適応が完成される仕組み。
対象術式が複雑であれば耐性獲得までより長い解析時間・多くの接触を要するが、この適応は攻撃にも働くので
敵の性質に適応した攻撃手段を確立させていく。
某大英雄の『十二の試練』に近い能力だが、この事象の定義は術式・技1つではなくそれらによって起こる事「すべて」に適応し、劇中のように「斬撃」に適応すれば、斬撃関連の
全てに耐性をもつようになる。
しかも同じ攻撃を受ければ受けるほど解析時間が加速・短縮され、そもそも適応も
0→0→100%
ではなく
0→10→20→…→100%
なので、適応が完了しない状態でも威力を軽減できる。
おまけに適応は100%で完了ではなく、該当呪術の解析完了後も新たな適応を更新し続ける。前述した解への適応から斬撃への適応をしたのもこの能力ゆえ。
ゲーム風にいうと攻撃を受ける事で自動発動する属性耐性、攻撃を受け続ければ耐性が無効に進化する。そして攻撃は防御されると次からその防御を無視して攻撃できる、というもの。敵としてこれ程厄介なものは無い。
魔虚羅を調伏している場合、術者が攻撃を代わりに受けることでも適応できる。肩代わり中は術者の頭上に方陣が浮かぶ。
「受けることで適応する」都合上、大抵の場合は術者がリスクを負うより魔虚羅が受けた方が良い。
一応、相手が魔虚羅の適応のことを知らない、あるいは魔虚羅を出していないと思わせて術者が戦うことで、相手の術式による弱めの攻撃をわざと食らい適応、相手が切り札として繰り出した領域展開などを適応済みの魔虚羅で破るといった形で奇襲には使える。
しかしそんなことをする必要があるのは
魔虚羅を数発で倒す超火力と、それが通らない防御の両方を備えた敵くらいだろう。
これを利用した戦術として、本来なら術式である魔虚羅を顕現させたまま
領域展延を使用することはできないが、この方法であれば展延による術者の格闘補助をしながら魔虚羅を逐一出し入れせずに適応を進められるようになる。
ただしこの方法を以てしても適応と展延を同時進行することはできず、展延使用中は方陣が黒くなり適応が中断する。
それに加えて、術式の最中に展延を挟むにあたり適応を「それまでのものが無効」ではなくあくまで「一時的な中断」とするためには細心の注意を払った術式運用が必要になる。
顕現直後、両面宿儺の技「解」を食らったことで発動。
様子見に「解」をもう一発放ったところ、不可視にして超速の刃を魔虚羅は見切り右手の刃で弾いて対応出来るように。
視覚的にもわかるようになったのか、アニメ版では適応後斬撃が黒い刃として描写されるようになった。
作中では斬撃に対する適応は二度発動しており、二度目からは明確に効き難くなる程耐性が付き、伏魔御廚子による滅多切りにすら耐えられた。
アニメ版で追加。
激戦の中宿儺に蹴り飛ばされた先のドラッグストアに突っ込み、ぶちまけられた薬剤で発生した有毒ガスを吸い、嘔吐したことで発動。不調が回復し宿儺との戦いを激熱化させる。式神なのに効くのかとか思ってはいけない
アニメ版で追加。
宿儺を倒さんと追い縋るも、戦闘巧者の彼に有効打を与えられず的確に殴り飛ばされ続け、建設用クレーンのワイヤーで瓦礫と車の山に括りつけられ身動きが取れなくなった結果発動。
大質量を引きずり回し余波で周辺のビルを薙ぎ倒す、高層タワーの尖角をもぎ取り宿儺めがけてフルスイングするなど戦法がパワフルになり、終いには電車を抱えたり雑巾搾りしたり投げ飛ばしたりする程の巨体になった。
ちなみにアニメではここから呪力強化を用いて攻撃するように。
アニメ版で追加。
激戦の中、宿儺に弾き飛ばされて発電所のプールに沈没。その後投げ込まれた鉄塔に縫い付けられて溺れかけたところで発動。
首筋と脇腹にエラが生え、プールの水を大量に吸い込み、吐き出しの勢いで鉄塔を吹き飛ばして脱出した。
万戦にて、構築術式で作られた液体金属の攻撃を宿儺が肩代わりに受け、終盤に解析が完了して発動。
液体金属で作った"真球"を確実に当てるために領域を展開された際に、宿儺と魔虚羅が交代。本来無限の圧力で触れるどころの問題じゃないが、魔虚羅が液体金属そのものに適応した結果その脅威を無視し破壊。
そのまま魔虚羅は万を斬り勝負は決着する。
新宿決戦の五条VS宿儺で、領域合戦の末に適応が終わり、5回目の領域で顕現。今回の適応に限り魔虚羅でも宿儺でもなく、沈められた伏黒恵の魂が肩代わりを担わせられていた。
領域展開での必中打ち消しか、展延での中和といった対策が無ければ無限の情報量でフリーズ必至な空間で、完全に適応して自由に行動できるようになる。
特攻も入っているのか、一撃で無量空処を破壊出来てもいる。
領域に限らず、無下限呪術は他の事象と違い適応には時間がかかり、方陣が複数回らなければ適応が終わらない。
五条戦第2ラウンドで宿儺が肩代わりを複数回行い発動。
正確には無下限呪術「蒼」への適応。五条の体に常に存在している無限の遅延を中和無効化するように、自らの呪力の変質を齎した。
そのため「蒼」の吸引に動きが影響されることはなくなり、五条の無敵の一因である鎧を領域展開・展延で中和せずとも、ダイレクトに五条に攻撃を当てられる。また魔虚羅が触れている間は術式が中和されているため、魔虚羅以外にも攻撃を当てることが出来る。
しかし最終的には「吸引」まで無効化してしまった事が、魔虚羅自身の敗因となった。
ちなみに「赫」は肩代わり中の宿儺が一度喰らった影響で完全無効ではないものの耐性が付いており、ダメージが軽減されている。
五条の無下限呪術に対する、二度目の適応。
先の呪力の変質というものではなく、術式効果はおろか五条を超えて、"世界そのものへの適応"を行い、空間・世界ごと太刀筋に存在するもの総てを切断する神業。
距離さえ超越し、発動後に振るった魔虚羅の斬撃は五条の腕とその遥か背後にある建造物にまで斬撃を届かせている。
内容が内容だけに尋常ではない難易度の技のようで、五条攻略への手がかりを求めた宿儺をして「至難の技」と認める代物。実際初回以外の使用には宿儺に対して複数かつリスキーな縛りを科さねばならず、作中でも余程隙を付いた時でなければ直撃はほとんど無かった。
「私 魔虚羅と結婚したらめっちゃ字面良いんだー」「八握剣異戒神将くらげ」
「名字判定そこなんだ」
ギギギ…ガコンッ
「いや適応しなくていいですよ…」
さむわんへるつ2巻初回特典に付属されたモジュロとのコラボポスターカードにて二人の会話を聞いて発動。
なお、仮に調伏した魔虚羅が破壊されると十種影法術そのものが機能を失い、使用不可能になってしまう。
シムリア星人代表
ダブラ・カラバとの決闘にて、超高速・超威力の光線を幾度となく喰らった事で、史上初の地球外呪術の適応を開始。
幾条もの光線に貫かれても、ゼロ距離で光を放たれてもダメージが一切通らなくなり、その強さ故に苦戦と危機を知らなかったダブラは大いに動揺。魔虚羅の猛反撃に一時は為す術がなく追い詰められた。
作中では解析完了までの法陣の回転が4回行われており、ダブラの術式が格の高い複雑な術式であることが地味に示されている。
ちなみに、適応するまでの魔虚羅は渡り合いながらもボコボコにされ、全身串刺しにされたり上半身を消し飛ばされたりで、何気にとんでもない状態になっていた。
読者からは強さや能力よりその異常なまでの生命力に半ば引いてた
戦士として覚醒し始めたダブラが「亜光速に加速してただ単純に殴り倒す」策に出、余波で片腕を吹き飛ばされたのを皮切りに適応。物理的な打撃に対する耐性を得る。
術式の絡まない単純な攻撃は適応がしやすいようで、作中の描写を見るにほぼノータイムで法陣が回っている。
それ故か一度の回転でも耐性の効力は非常に高く、周辺が光に包まれながら更地になる程破壊力に至ったダブラ渾身の蹴りを受け、魔虚羅は脊髄の欠片のみのような状態になりながらもかろうじて耐えられた。
だからなんでその状態で打倒した判定にならないんだ
何に適応を始めた?まさか俺の呪力そのもの……いや
ガコン ガコン ガコン ガコン ガコン
ヒィィィィィ
存在そのものか??
ダブラとの戦いの最終局面で明らかになった
魔虚羅の隠し仕様。
対峙している相手との戦闘が長期化した場合、それまで『ガコン ガコン』と一つずつ動いていた法陣が
猛スピードで回転し始め、対峙している相手の術式や呪力のみならず
存在そのものへの適応を行うようになる。
ゲーム風にいえば
DPSチェックあるいは発狂モードといったところか。
存在への適応を完遂した場合に何が起こるかは明らかにされていないが、概ね「適応した相手に対して無敵モード化する」という説が上がっている。
すなわち、仮に魔虚羅を倒しきれず全ての手札を晒してしまうか、あるいはその猛攻を凌ぎ切って持久戦に持ち込んだとしても、
「ある程度の解析が完了する」または
「一定時間が経過」した時点で
どう足掻いても倒せなくなり完全に詰むという考察である。
また上記の他に「対峙しているダブラが短時間で急成長するため『相手の成長速度に適応しようとした』のでは?」という説もあるが、いずれにせよ
あくまで初期能力の延長線上にあるものではないかとの見方もできなくはない。
いずれにせよ十種影法術での調伏はやっぱ無理ゲーだろこれ
対抗手段
フィジカルと適応能力は脅威だが、初期状態なら純粋な防御力は飛び抜けて高くないので、単純な火力押しでなら倒すことは可能。
もっともそれも、「一撃(或いは方陣が回転するまでの短時間)で致命傷を与える大技」か、「多少耐性を持たれても問題ないほどの手数」のどちらかが必要になるわけで、並大抵のことではないが。
だが、これらの手段を持った状態で挑んだとしても調伏自体が非常に難しく、後者は時間がかかってしまえばいずれは全て適応されて通用しなくなり、前者に至ってはいくら高火力で攻め立てようと半身を吹き飛ばしても僅かな肉片一つのみになるまで破壊しても撃破とは見做されず、次の瞬間に全回復されてしまう等途轍もなくシビア。調伏不可能の怪物として後世に禁術扱いされるのもむべなるかな。
宿儺以外でも工夫次第で正規調伏ができる可能性もあるのではないかと考察する読者も多かったが、『呪術廻戦≡』以降は「十種の式神9体じゃどうあがいても無理」という意見が主流。
それまでは「長距離助走させた貫牛で轢く」「呪力のない完成されたフィジカルギフテッドなら調伏の儀に参加してもカウントされない」「強力な呪具を使用する」といった案が出されていたが、せいぜい焼け石に水である。
少なくとも完全に仕留めるには「茈」や「竈→開」といった大量破壊兵器級の威力が必要になるが、裏を返せば(呪力に関係ない単純な物理攻撃が式神に通用すればという前提だが)適応なしの状態ならそれこそ燃料気化爆弾のような現代兵器でも持ち出せば破壊できるかもしれない。
裏技としての運用
前述の通り、凄まじく強力だが、これを制御するのに必要な調伏の儀式で
- 「調伏するため」なら術者の力量と関係なく全ての式神を自由に召喚可能だが、そういった手口で召喚した式神は制御不能になる
- 途中で式神に殺されてしまえば勿論死ぬ
- 自分だけでなく複数の人間を参加させられる。そしてその際相手側の同意は必要ない。
というルールを逆手に取れば呼び出した魔虚羅に自分諸共相手を倒させる自爆技として活用できる。
調伏の儀式に誰かを巻き込むのに合意は必要なく、しかも儀式中は術者が死んでも一種の仮死状態となり参加者全員が死ぬか式神が倒されるまで死が確定しないのもありがたい。
劇中の活躍
渋谷にて連戦によって激しく疲労した伏黒が
重面春太の奇襲で命の危機を迎えた場面で魔虚羅を召喚。強制的に重面を巻き込んだ調伏の儀で、顕現した魔虚羅は伏黒を殴り殺し、次いで重面を殺そうとするが、そこに宿儺が介入。
戦いの中で斬撃耐性を得たことで伏魔御廚子にすら辛うじて耐えるも、「竈」によって撃破され調伏の儀は白紙に戻された。
死滅回游では伏黒の肉体を奪った宿儺の式神として調伏が完了した状態で再登場。
万との戦いで宿儺は魔虚羅の代わりに攻撃を受けることで液体金属への適応を完了させ、彼女の切り札である真球と領域展開の合わせ技を適応済みの魔虚羅によってまとめて粉砕した。
その後の新宿決戦では、無下限を突破するための切り札として運用される。
無量空処には伏黒の魂をダメージ引き受け役にして適応、これを打ち破る。
更に嵌合獣「顎」と共に呼び出され、宿儺を含む3対1で攻め立てつつ、無下限の攻撃を食らい続けることで適応。
無下限の防御を突破する斬撃を放てる様になったものの、無制限の虚式「茈」によって倒された。
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ネタバレ注意 |
本編から68年後を描く「 呪術廻戦≡(モジュロ)」では、十種影法術の使い手である乙骨憂花がシムリア星人代表のダブラとの決闘で使用。
憂花は魔虚羅の調伏の儀の際に魔虚羅の影に隠れ、魔虚羅は最初からダブラを狙う。ダブラは「████」と「光」を操る術式を用いて魔虚羅を破壊しようとするが、完全に破壊される事はなく魔虚羅は初めて地球外の術式への適応を始めようとしていた…。
なお、ダブラが死ぬか魔虚羅が破壊されたら儀式が終了し、憂花の死は確定してしまう事が判明。真剣曰く、術式の効果範囲は星を離れれば流石に及ばないとの事なので、ダブラが地球から出れば儀式はなかった事になるとのこと。
ダブラとの戦いの中で彼の術式に適応し続け、ダブラが魔虚羅の特性に気付いた頃には猛反撃に出ており、防戦一方へ追い詰めていた。
だが、ダブラも「戦士」としての覚悟を決めて初の亜光速戦闘へと突入し、頭上の法陣を除く肉体が崩壊する程のダメージを受ける攻撃を喰らう。しかし、物理攻撃にも適応を始めていたので法陣は回転し、肉体をすぐ復活させていく。
ダブラも戦いの中で凄まじい成長速度を見せていくが、魔虚羅もまた適応を続けていった事により、遂にダブラの存在そのものへの適応を始め、法陣も高速で回転していた。
最終的にはマルルによって介入が行われ、ダブラがシムリア星へ妹のスページョと共に帰還し、調伏の儀は無かった事となり戦いは終了して魔虚羅は消滅。憂花もマルルの調和の術式により病が取り除かれ無事生還する事ができた。
後日、憂憂の鴉によって配信されていた魔虚羅対ダブラの動画は、ネット上にて「68年前にサトル・ゴジョーが葬った筈の宿儺が従えていた悪の化身が復活し、シムリア星人がそれを倒した」との体で拡散され、魔虚羅が悪者でダブラ達シムリア星人は正義の味方という扱いになっていた。
一応魔虚羅は今回地球の為に戦っていたので相変わらず散々な扱いである
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関連人物
現代の十種影法術師。
前述の通り魔虚羅を調伏できておらず、己の式神として使役することは出来ない。
窮地の際に自分諸共相手を倒させる自爆技として何度か発動を試みようとしている。
過去の十種影法術師の1人。
当時の五条家の当主である「六眼持ちの無下限呪術使い」(即ち五条悟とほぼ同スペックの呪術師)と御前試合を行い、本気で殺り合って両方死んだという記録が残されているとのこと。
その話を聞いた伏黒は魔虚羅の調伏の儀を利用した道連れと推察しており、自爆技のアイデアはそこから得た様子。
伏黒の肉体を奪うことで十種影法術を手に入れた。史上初めて魔虚羅を調伏した術師。
敵として二度戦い、己の式神としても二度共に戦っている。
乙骨憂太と禪院真希の孫娘である彼女の術式は十種影法術である事が15話にて判明。
シムリア星人との対立が表面化し、彼らとの一騎打ちで地球代表として立候補した彼女は、ダブラと決闘をする事となり初手から魔虚羅を召喚した。
余談になるが、伏黒及び宿儺が召喚した個体とは胸の飾りの色が異なるという細かな違いが存在する。
単行本3巻のオマケページによると伏黒、宿儺、憂花の魔虚羅それぞれにスペック差はないと判明。
結果的にダブラとの戦闘が長引いた事によって憂花の魔虚羅が一番強く仕上がったとの事。
元ネタ
モデルは
十種神宝の一つ「
八握剣」と、仏教の守護神である
十二神将「摩虎羅大将」。
しかし、よく間違われるが呪術廻戦に登場する方は「
摩虎羅」ではなく「
魔虚羅」である。
仏教においては摩虎羅大将と似た存在として天竜八部衆、二十八部衆に数えられる「摩睺羅伽」と呼ばれる守護神が存在する。どちらの神もインド神話における音楽の神「マホーラガ」が仏教に取り入れられたものであり、奇しくもマホーラガ神は作中において宿儺が「魔虚羅と術式が似ているもの」として挙げた
八岐大蛇と似ている(千の首を持つ蛇の姿をしている)。
一方、八握剣(十種神宝)とは、ニギハヤヒノミコトが天から降りる際に授けられた神宝。
なお、名前は似ているが、
素戔男尊が八岐大蛇退治に用いたのは
十握剣であるため、混同に注意。
ただ、素戔男尊と全く無関係かというとそうでもなく、八握剣は
九握剣・十握剣と共に、高天原へ迫った素戔男尊を迎えるため
天照大神が佩いた剣の一振り。
なお、八握(九握・十握)…というのは、『握り八(十・九)個分の長さの剣』という意味でしかない。
しかし、後世ではそれを『8人で握れる』と解釈したのか、柄の部分が法輪状になっている図版が存在する。
魔虚羅が法輪を備えているのも、その辺りが関係しているのであろう。
また、儀に際して唱える「布瑠部由良由良」は、十種祓詞の一節。
十種祓詞とは上述の十種神宝の来歴や効力、使用方法等を祝詞にしたものである。
また、その一部を使用した「ひふみ祓」という言葉もある。
一二三四五六七八九十 布瑠部由良由良止布瑠部
言霊によって心身の穢れを祓い、活力を満たす禊ぎの言葉とされている。
余談
読み辛い上に変換もし辛いことから、読者からは
「まこーら」というVTuberのようなあだ名で呼ばれることも多い。
というか、そのVTuberの娘(架空)がまこーらと呼ばれてこっちのネタ込みの話をしたりとかしてるし……
追記・修正は魔虚羅に適応してからお願いします。
最終更新:2026年07月26日 14:53