登録日:2011/05/29(日) 08:02:02
更新日:2023/11/06 Mon 20:27:38
所要時間:約 4 分で読めます
開発元:アートディンク
発売元:SCE
ジャンル:海洋アドベンチャー
ハード:PS3
過去の「アクアノートの休日」二作はPSにて、今作はPS3での発表。
海中や水面、光の表現度は文句なし。
音楽にもちょっとした仕掛けがある。
■ストーリー
キシラ環礁で消息を絶った、天才海洋学者ビル・グラバー。
彼の足跡(隠された記録)を解除しながら謎を解いていく。
■登場人物
若き天才海洋学者ビル・グラバーの失踪事件に特ダネ臭を感じ、キシラ環礁を訪れた男性ジャーナリスト。
擬似人格インターフェイスを備えた小型潜水艇。
主人公をキャプテンと呼び、容赦なく突っ込む相棒。
海洋生物とコミュニケーションをとるための機能、グラバーソナー(4種の音を放つ装置)を搭載。
ビル・グラバーによって改造を施されたが、何故か機能の大半がロックされている。
岩壁にゴリゴリ当たっても、大型海洋生物にタックルしても平気。
ワイズ海洋研究所の女性研究員。ビルの研究内容は半信半疑だったが、興味をもっていた。
ある程度進めるとお魚占いをしてくれる。
ワイズ海洋研究所の主任で、海洋生物研究のスペシャリスト。
頭の固い、保守的なおっさん。
恩師の娘であるジェシカに弱い。
ドール趣味の持ち主。本人は隠し通せているつもり。
キシラ環礁で独自の研究に没頭していたが、主人公のバカンス…違った、物語が始まる三ヶ月前、ドルフィン1号と共に消息を絶った若き海洋学者。
失踪して三ヶ月経過したため、事故死扱いになっている。
天才だが理解者は少なかった。
実は生きてる。
キシラ環礁内の各エリアに一匹ずつ存在する、さえずる魚。
彼等とのコミュニケーションに成功すると、
ミームという赤い液体がミーム
プールに溜まる。
これを使い、ドルフィン二号の各機能をアンロック、ミームの木の育成をする。
ビルの記録に繰り返し現れる存在。
その正体は、キシラ環礁の総合意識体。後半になると主人公にも彼の声が聞こえるようになる。
■キシラ環礁
南太平洋の架空の国の領内に存在する大規模な環礁。
閉ざされた環境のため、独自の生態系をもつ。
また、年代不明の古代遺跡があったり、陽気な男の笑い声が延々と聞こえる人面岩、海底で鳴り続けるオルゴール、不可思議な神話や伝承も残されている。
海底にある磁鉄鉱の影響でコンパス装置が使えない。
■ワイズ海洋生物研究所
キシラ環礁の北方800マイルのアケネマス諸島にある国立研究所。研究成果の評価は高く海洋研究者の間では有名だが、政府内での存在感は薄い。
■キシラベース
キシラ環礁ルクノアに設置された、ワイズ海洋生物研究所の簡素な研究施設。
駐在員は一名のみ。
パラダイス的雰囲気から、「アクアヘブン」と呼ばれるようになった。
■深海
怖い。
最深部にて…ビルと対面するのだが、狭い、真っ暗、不安を煽るBGMのおかげでかなり怖い。
メイン・エピソードは短く、10時間程度で終わる。
クリア後も探索は可能なので、さっさと終わらせてまったり探索するのも手。
図鑑や発見物をコンプするにはかなり時間がかかる。
いくつかある海洋生物達の出現パターンを把握しても、
- 固有の回遊ルートや外洋のみを泳ぐ大型生物
- 小さいため見つけづらいウミウシ
- 出現条件が少々面倒な奴ら
さらに、シンガーコンプは苦行とまで言われる作業の繰り返しである。そのため、「シンガーさえなければ…」と漏らすプレイヤーは多い。
コンプしなくてもストーリーに影響はない。
オープニングとスタッフロールで流れる曲の言語は、オリジナルの言語。
作中では字幕付き。
サントラにもしっかり歌詞が載っている。
どちらも自然の壮大さと愛を感じさせる曲である。
ラァアオォオオオウィィカムワンヌビァア
カァホォヒィィィィオリルゥレェエエエ
ロォワァアアアア
ヨ-ォルゥウロォワァアアア
アヒアルラァァアアアアア
ルレレェエエホォオオオ
私 「
ネタバレについて聞きたい」
2号「その項目にはステルスロックされています」
『彼』の声を聞いたことにより女性的な人格が芽生え、ビルを愛するようになった。しかし、ビルの行為は止められなかった。ひとり海中に置き去りにされ、最期に兄弟機である2号と何を語ったのか…。
クリア後、1号を見にいくと2号が不安定になるのがわかる。
私 「今、追記・修正をしなければならない気がしたんだが…」
二号「追記・修正は大事ですね」
私 「え?」
二号「足りない項目があるならば追記・修正が必要と判断しただけです」
私 「……」
最終更新:2023年11月06日 20:27