バッファロー(ONE PIECE)

登録日:2025/08/05 Tue 22:06:00
更新日:2025/08/21 Thu 19:51:32
所要時間:約 6 分で読めるんだすやん




‼すまぬだすやん‼死んで詫びたい……‼



バッファローとは漫画ONE PIECE』の登場人物。




【プロフィール】


通称:バッファロー
本名:不明
年齢:30歳
身長:696cm
所属:ドンキホーテ海賊団・『ピーカ軍』幹部
所属船:ヌマンシア・フラミンゴ号
悪魔の実:グルグルの実(超人系(パラミシア))
誕生日:4月8日
星座:牡羊座
血液型:F型(現実だとB型)
初登場:単行本70巻・第692話・『ドレスローザから来た刺客』
出身地:北の海
好物:3段アイスクリーム
CV:高戸靖広(他にMr9サトリペポ役も兼任)


【概要】


王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴを首領とするドンキホーテファミリーの幹部(ピーカ軍♠)で、同海賊団最高幹部のピーカの部下の一人。

プロペラのような特徴的な髪形とドンキホーテファミリーのシンボルが描かれた出っ歯が特徴的で、身長も7m弱とファミリー一の巨漢を誇る大男。『~〇〇だすやん』と同僚のマッハバイスと同様に彼も独特の語尾をつけて話す。同じピーカ軍のベビー5とコンビを組んで任務を遂行することが多い。また、バッファローという名はドフラミンゴから与えられたコードネームで本名ではない。


【人物】


他の幹部同様、頭領のドフラミンゴに対しては忠実で、彼の任務命令には実直にこなそうとする。ドレスローザでは賭場の責任者を務めているなど大のギャンブル好きで大儲けしているらしい。元は北の海のとある世界政府加盟国の出身で、国が施行した口減らし政策によって捨てられた孤児であり後にファミリーに拾われた過去がある。

少年時代からファミリーに在籍していることからローとも顔見知りで、ローとは比較的年齢が近いことからファミリーに在籍していた北の海時代は自身を含めたロー、ベビー5の3人で行動することが多くそれなりに親しくしていた。またファミリーのメンバーではローの本名にが刻まれていることをを知っている数少ない人物の一人である*1

また、北の海時代にローがコラソンを襲撃した場面を目撃し、コラソンに危害を加えるファミリーの『血の掟』をローが破った場面を目撃しているが、口止め料のお菓子に釣られてあっさり口外しないなど、当時17歳ながらもよく言えば無邪気で、悪く言えば幼稚な面が目立つ少年であった。
ちなみにファミリーに入団したての頃にファミリーのタブーである上司のピーカの甲高い声を笑ってしまって拷問で死にかけた過去もあるらしい。



【戦闘能力】

超人系(パラミシア)悪魔の実『グルグルの実』の能力者で、身体を回転させて風圧で攻撃したり、強烈な突風を呼び起こすことが可能な『回転人間』になる能力。その突風はパンクハザードの広範囲に立ち込められていた毒ガスをいとも簡単に吹き飛ばせる程の威力を誇る。

また、自身の特徴的な髪をプロペラ代わりにして超人系では珍しい飛行能力を体現することもでき、ベビー5を乗せてブキブキの能力で銃化した彼女に空中から攻撃させたり、近接武器形態の彼女を高速回転の遠心力で投擲するなど、ベビー5との連携技を用いることも多く彼女との相性は悪くない。

前述のように空中戦では優秀な能力なのだが、弱点としては、能力の性質上空中戦では力を発揮するが地上戦や狭い場所での戦闘は不得手としている。
現に屋内の王宮での戦闘では玩具化から元に戻った片足の兵隊に手も足も出ずあっさり瞬殺されるなど、彼自身の基礎戦闘力はファミリーの幹部陣の中では下から数えた方が早いのかもしれない。


◆技


  • グルグル投射砲
グルグルの実の能力を駆使して、体を旋回させてモノを勢いよく投げつける。

  • 突風又三郎(とっぷうまたさぶろう)
顔面をプロペラのように回転させることによって突風を巻き起こす。名前の由来は言うまでもなく宮沢賢治の有名小説『風の又三郎』であろう。


【作中での活躍】

パンクハザード編

物語の終盤で、ドフラミンゴからシーザーを回収する命を受けパンクハザード島にベビー5と共に赴く。
島内は毒ガス"シノクニ"が充満していたので、前述した突風を発生させてガスを吹き飛ばしてSEDなどを運ぶ輸送船を発見して向かうも突如フランキー将軍が現れ、シーザー回収の邪魔者とみなしてベビー5と連携してかかるもフランキー将軍の装甲と様々な武装に手を焼いて将軍砲で大ダメージを喰らう。
そこにローや他の麦わらの一味が加勢したことで圧倒的に不利な状況になってしまう。
なんとかシーザーを回収しめドレスローザへ連れ帰ろうとするもナミの落雷とウソップの狙撃の連携技を受けて戦闘不能になって海に落下し、シーザー奪還は失敗に終わって拘束される。

その後、ベビー5とバッファローはローの能力で胴を切断されてしまい顔のみの状態で筏に乗せられ、ドフラミンゴをおびきだす目印として使われてしまい、バッファローは任務に失敗したことで冒頭のセリフである『死んで詫びたい!』とドフラミンゴに謝罪するも、ドフラミンゴからは『お前らは俺に従っただけだ』と労いの言葉を貰い、特にお咎め無しで済むのであった。
七武海脱退かシーザーの二者択一をローから要求されたことを受けブチ切れたドフラミンゴがパンクハザード島を襲撃したことでバッファローとベビー5も胴体を無事に取り戻し、ドフラミンゴとベビー5を乗せてドレスローザへ帰還した。


ドレスローザ編

王宮でドフラミンゴの護衛をしていたが、シュガーが気絶したことで玩具化から解除されたという連絡を共に聞いてパニックに陥る。
そして同じように人へ戻った片足の兵隊ことキュロスに挑むも、彼に掴みかかられて投げ飛ばされる形で瞬殺されてしまい、その後もマンシェリーの能力などで復活するようなことも特になく、ファミリーの幹部では唯一鳥カゴ発動前に敗北した幹部となってしまった。
あまりにもあっさりした瞬殺のされ方で、撃破時も特に大きなコマで表示されなかったため、読者からしたらいつの間にか脱落してたという認識が強め。
そのためドフラミンゴが鳥カゴ発動後に幹部らを王宮に集めて話し合うシーンでは出ておらず、誰もバッファローの事を触れてなかった。

最終的にドフラミンゴがルフィに敗北したことで、バッファローも原作で4巻程経過して読者からも忘れられていた頃に気絶した姿で海軍に発見され他の幹部同様に御用となった。


【余談】

担当声優

彼の声を担当したのは高戸靖広氏。
本編では低めの喋り方をしていたが、ローと出会った頃はベポと同じような口調と声量。



追記、修正は好きにするだすやん。

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最終更新:2025年08月21日 19:51

*1 他はベビー5、偶々コラソンが3人の会話を聞いていたことでコラソンがローを連れてファミリーからの離脱を決意するきっかけになった。