登録日:2010/08/02 Mon 20:19:20
更新日:2023/12/31 Sun 22:56:40
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制作は中国の北京輝煌動画公司と日本の企画制作企業フューチャー・プラネット株式会社(絵コンテと企画のみ)。
製作期間4年、総製作費
7億円という中国アニメ界の総力をかけた、テレビアニメとしては異例の超大作。数千万円で突貫作業な日本のテレビアニメとはレベルが違う。
金を掛けてるだけあって非常に滑らかに動き、普通の会話シーンでも常に服や髪が揺れ動く。
合戦シーンでも兵一人一人までよく動いているが、武将同士の一騎打ちも含めて全体的に単調で迫力が無いのがタマにキズ。
中国での放送期間は2009年8月1日~2009年8月13日。
日本では約一年遅れて2010年4月4日~2011年3月27日。
テレビ東京にて日曜朝9:30から放送していた。
ストーリーは三国演義に忠実。
52話に桃園の誓いから晋の統一までを詰め込んでいるせいかかなりテンポが早い。
テンポの早さと演出の悪さが相俟って少々盛り上がりに欠けるが、それが逆に良い。
読書嫌いが手っ取り早く三国志の
あらすじを知るには持って来いの作品だ。
【日本での状況】
日本では
ホリプロ50周年記念番組として放映されている。
そのため劉備役に
船越英一郎、
諸葛亮役がアリキリ石井というように、登場キャラクターの大半をホリプロ所属のタレントが担当している。
若年層やアニヲタからの評価・人気は共に低いが、
三国志・三国演義ファンからの評価はなかなか高い。
近年の歴史アニメが改変物ばかりだったせいか、三国志以外の歴史ヲタからも歴史物が本来あるべき姿に戻るきっかけになることが期待され、厚く支持されている。
余談ながら、本作品が放映された2011年春には三国志を題材にしたアニメが本作含め四作も被る(三国伝、恋姫、一騎当千)というカオスな事態となっていた。
【国外での状況】
中国では日本に先駆けて放映され、高い評価を受けた。中国版がオリジナル版にあたり、タイトルも『三国演義』とシンプル。
またアメリカや韓国での放映も予定されており、将来的には世界的に知名度が高いアニメになると予想されている。
【立体化】
タカラトミーが制作している。
日本での流通品は中国からの輸入物であるため全体的に作りが粗く、投げ売りされているのが現状である。
追記・修正をお願いします。
- 実況板ではあまりに張飛が人気過ぎたアニメ -- 名無しさん (2014-06-01 22:27:49)
- そもそも三國志の映像作品で、晋統一までやってくれるのがほんと少ないからなあ・・・ -- 名無しさん (2014-06-01 22:45:50)
- 歌もさり気に神曲揃い。May'nが歌うエンディングテーマは本当に美しい… -- 名無しさん (2014-06-01 23:40:23)
- この作品は曹操がよく笑ってるのが印象に残ってたな。あと馬超対キョチョの一騎打ちもよかったな -- 名無しさん (2018-06-20 07:29:33)
最終更新:2023年12月31日 22:56