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畑松五郎

登録日:2010/12/24 Fri 20:40:22
更新日:2026/06/04 Thu 23:13:01
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畑松五郎

CV:宮田浩徳(ドラマCD)・坂東尚樹(旧アニメ版)

畑松五郎(はた まつごろう)は浜岡賢次の漫画作品「浦安鉄筋家族シリーズ」の登場人物。
主人公・大沢木家のお隣さんで、「松五郎王国」(一般公開はしていない)の主。「ムツゴロウ」の愛称で知られる動物研究家・畑正憲をモデルとしたパロディキャラクターで、初期シリーズを代表する名物キャラクター(いわゆる「ダメな大人」)の一人である。

初登場は『浦安鉄筋家族』第16話。当初は準レギュラーとして活躍していたが、無印中期以降は登場頻度が激減し、「元祖!」への移行後を機にほとんど登場しなくなった。
作者自身も「もう役目は終わった」と発言しており、近年では本人よりも王国の動物たちの方が出番が多いほどだが、それでもなお「浦安鉄筋家族」を代表するキャラクターの一人として紹介されることが多い。

【人物】

ある日突然、多数の猛獣を連れて大沢木家の隣の民家(木造平屋建て)へ引っ越してきた初老の男性。サファリルックを身にまとい、人間社会を嫌悪する自称「動物王」であり、「動物最高」が口癖。
「自らが動物を愛している以上、動物たちも自分を慕っているはずだ」と信じて疑わない傲慢な性格の持ち主で、そもそも松五郎の動物好きは自らが一般社会になじめないことに対する逃避と、それに起因する代理行動でしかない。普段世話をしている王国の動物たちはともかく、ハッチやスタスキーにはまったく懐かれず、腹を立てて暴力を振るったことで、それを目撃した小鉄たちから制裁を受けたこともある。

また、財政難を理由に象牙を切ろうとしたり、「リアルデ○○ニー」構想のために動物にボディペイントを施そうとしたりするなど、動物への問題行動も少なくない。
こうした行為を小鉄たちから動物虐待だと非難されると、逆上して「子供のくせに生意気だ」などと反論するのが定番。

大量の動物霊に憑かれていることをボギー愛子に見破られたエピソードでは、最終的に日常的な虐待行為が明るみに出たことで彼女の怒りを買っている。

【特技】

動物たちが実際どう思っているかはともかく、多くの猛獣と一緒に暮らしているだけあって、動物の調教技術には長けている。
ドブネズミの群れを調教してダウンジャケット代わりにしたほか、レッサーパンダの直立歩行ブームの際には催眠術を用いて王国内の動物すべてを二足歩行させたこともある。

もっとも、安定した収入源を持たないため王国の運営は常に苦しく、動物たちへの餌も十分に確保できていない。そのため動物たちからの信頼は決して厚いとはいえず、象牙を切ろうとした際には象本人から手痛い報復を受けている。

また、猛獣の飼育による近隣トラブルも絶えない。大量の糞尿処理や猛獣の散歩に対する住民の不満を和らげるため、小鉄たちの協力を得て動物ショーを開催したこともあったが、自身の認識の甘さから最終的には会場を大混乱に陥れてしまった。

動物相手に都合が悪くなると鼻先へキスをしてごまかそうとするのが恒例(モデルに準じたパロディ)だが、無視されて攻撃を受けるのもお約束となっている。

【主なトラブル】

松五郎および松五郎王国の動物たちは、作中で数多くの騒動を引き起こしている。
  • 初登場時、猛獣を大沢木家の周囲に放したことで大沢木家に被害をもたらした。大鉄は愛車を糞まみれにされ、花丸木は虎にジーンズを破かれ、桜も象に痴漢された。
  • 空腹だった猛獣たちが給食センターの配送車を襲撃し、浦安第二小学校へ乱入。阿鼻叫喚の騒動を起こした。
  • 動物の糞尿処理を怠った結果、大沢木家へ大量の糞を流し込んでしまった。この時は順子からラリアットの制裁を喰らい、糞の始末を約束させられた。
  • 公園で虎を遊ばせ、自分だけが被害を受けたにもかかわらず住民から転居を求められた。
  • 動物ショーを開催、象のバナナすべりや猛獣のコントといった演目を披露するも、自らの認識の甘さから最終的に大事故を起こし、ついでにあかねがワニを頭から被る。
  • ワニの赤ちゃんを誤って下水道へ流してしまう。ワニは下水道の中で成長し、下水道を通ってNKホールへの侵入を試みる小鉄らに襲いかかった。
  • 動物と子供たちの触れ合いにスペインの牛追い祭りを利用することを思い付き、通学路を閉鎖。生徒・教師・小鉄軍団合わせて計62名の負傷者を出す惨事となった。

【交遊関係】

隣人ということもあり、大沢木家とは長い付き合いがある。特に小鉄との関わりは深く、「年下のくせにタメ口を聞くな」「大人を呼び捨てにするな」などと不満を漏らしながらも、困った際には相談を持ち掛けるなど、何かと頼りにしている節がある。

小鉄を通じて、大沢木家や小鉄軍団とも交流が深い。

  • 剛竜馬
松五郎が財政難を理由にアルバイトを始めた個人経営の居酒屋の店主。
店名・キャラクターの名称はホモビデオ出演が発覚して一躍有名になった同名のプロレスラーが由来だが、初期のエピソードゆえか全く捻りがない。
生簀の魚を逃がそうとしたり、馬刺しや焼き鳥を見て悲しみのあまり馬や鶏の葬式を執り行おうとしたりする松五郎の奇行にキレ、宝くじを渡してクビにする。

ところがなんと、この宝くじが当選。一千万円を手にしたものの、松五郎は王国の経営改善に使うどころか当選金を全額はたいてパンダを購入したため、結局は動物たちから報復を受ける結果となった。

【余談】

  • アニメでは大人の事情で「牛松虎五郎」と名前が変更され、他のパロディキャラクター同様にモデルとは別デザインにアレンジされたが、国会議員やボギー愛子に比べれば、ずっと原型をとどめていた。
  • キャラソン「動物賛歌」は、動物に対する愛と人間に対する憎しみ、その果てにうっすらと浮かび上がる虎五郎(松五郎)の本性を鋭く描写した名曲。


「お前みたいな追記、修正も出来ないシロクマは南極……いやゴビ砂漠に強制送還してやるー!!」


ガシャアアン(※檻が閉じる)


「あ……」


「プーさん」


「ちゅ♡」



グシャアアアン!!

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最終更新:2026年06月04日 23:13