俺はまだ本気だしてないだけ

登録日:2011/05/30(月) 21:46:18
更新日:2023/04/22 Sat 23:34:37
所要時間:約 3 分で読めます




中年の半分は、失敗で出来ています。
それ故に、くじけません。
かんたんには負けません。
さすがに失敗の歴史が違います。
中年もがんばっています。



概要

「俺はまだ本気出してないだけ」は、青野春秋の漫画作品。
月刊IKKI連載。単行本は全5巻。



あらすじ

バツイチ・子持ち・40歳の大黒シズオは、ある日、自分探しに目覚め、会社を辞めてしまう……、

それから約一ヶ月、ゲームしたりゴロゴロしたりウロウロしたりとしていたが、
このままじゃいかん! と一念発起、(何故か)マンガ家を目指す事を決意する。

それから約2年、漫画雑誌EKKE編集部に作品の持ち込みを続けるシズオだが、
マンガ家デビューの壁は限り無く高かった……。


主な登場人物(年齢は4巻時)


●大黒シズオ
42歳。ペンネームは「中村パーソン」(3巻より)
アルバイト先でのあだなは「店長(バイト)」
女子からは陰で「クサイ」「メガネヒゲアザラシ」とも呼ばれている。

見るからにダメそうな大人で、実際にダメなのだが、自らを大器晩成と信じて、なかなか挫けない。


周囲の人々からは呆れられている様で、実は生暖かく見守られていたりする。

●脳内会議のシズオ

  • カミ
司会進行兼ツッコミ。

  • 15歳
「ねぇ、童貞?」

  • 17歳
「気合いがたんねーだよ気合いが!!」
ヤンキーではない新しい野菜。童貞。

  • 22歳
「きませんでした俺の時代」
世捨て人。童貞。

  • 32歳
サラリーマン。童貞ではない。

  • 11歳
ビッ!

●鈴子
18歳。絶妙な距離を保ちつつも、淡々とシズオを応援しているひとり娘。
容姿も性格もあまり似ていない。
高校卒業後は建築士を目指しフィンランドに留学する予定で、(色々と)バイトして貯金している。
aiko大好き。

「わかんないから、デビューしてみてよ」

●志郎
72歳。呆れながらもシズオの行く末を案じ、
しょっちゅう説教やビンタをかましてくれている父親。
やはり容姿も性格もあまり似ていない。
45歳の時に勤めていた会社が潰れ、やきとり屋を始める。

「大丈夫な人、見たことないけどね」

●宮田修
42歳。小学校からのシズオの親友。
やはりバツイチだが、離れて暮らす息子・正男(9歳)の事をいつも考えている、とてもちゃんとした人。
シズオに触発され、重大な決断を下す……が。

●市野沢秀一
26歳。シズオの元(半日だけ)バイト仲間。
前科有り。寡黙だが気に入らない事があると先に手が出てしまうタイプ。
人生を見失っていたが、シズオ達との交流の中で次第に笑顔を取り戻していく。
有果子(24才)という妹がいる。

●田中(幸太郎)
25歳。幸太郎とはシズオが適当につけた名前で本名ではない。
シズオのバイト仲間で店のリーダー(上司)。
店のサブリーダーのシズオを「店長(バイト)」と呼んでいて、合コンに誘う等割と仲が良い。
ちゃらちゃらと調子に乗った人生を送っている、らしい。

●村上政樹
34歳。月刊EKKE編集部所属。
シズオの漫画(というより本人の生き方)を高く評価し、2年間担当を勤める。
シズオの傑作?「人生300年」に触発され、重大な決断を下す。

●目黒真由美
28歳。村上の同僚。
シズオの作品の「個人的」なファン。
シズオをときめかせる。

「友達から始めませんか?」

●宇波綾
23歳。月刊EKKEの新人編集者。
村上の後を継ぎ、シズオの担当を引き受ける。

「……生意気ですよ、私」

※aikoのツアーパンフレットに番外編が載った事がある(4巻に収録)


「追記・修正から始めませんか?」


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最終更新:2023年04月22日 23:34