井上心葉

登録日:2009/09/07(月) 00:09:10
更新日:2022/11/23 Wed 22:09:51
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井上(いのうえ) 心葉(このは)


聖条学園に通う高校二年生。
中学三年生の時に生まれて初めて書いた『青空に似ている』という小説を「井上ミウ」というペンネームで文芸雑誌に応募したところ大賞を受賞し、
14歳の謎の天才美少女覆面作家として売り出される。
本は大ベストセラーとなり映画化やドラマ化もされ社会現象となるが、
当時想いを寄せていた朝倉美羽に関する事件でのストレスから過呼吸を起して倒れ、一時、引きこもりとなる。
この事件がもとで他人とのかかわりをできるだけ避ける消極的な性格になるが、天野遠子との出会いにより少しずつ快活な性格を取り戻しつつある。

現在は普通の男子高校生として生活しているものの、遠子の秘密を知ったことで文芸部に無理矢理引きずり込まれ、様々な厄介ごとに首を突っ込むこととなり、
今では彼女のおやつ係。

毎度のように遠子に振り回されているので、
文芸部恒例の三題噺ではわざとおかしな話を書いて(遠子が食べると当然マズい味に仕上がる)遠子に嫌がらせをしたりもしているが、
彼がくじけたり悩んだ時は何度も彼女によって救われているので、本当は遠子を心から信頼している。


バカとテストと召喚獣とのアンソロジーではとある事情から女装させられることになったが、
何も知らない人間が見た場合には間違いなく女性だと思われる程の美少女コノハちゃんとなり、
バカテスの誇るヒロイン木下秀吉と「そんな可愛い男の子が(ry」論争になった。
…その影響で、坂本雄二霧島翔子に恐怖のお仕置きを二度受ける羽目に…。
雄二は犠牲になったのだ…。

この女装に関して、作中で遠子と作者コメントでの野村美月とから「前々から心葉には女装が似合うと思っていた」とカミングアウトされた。
女装した心葉の挿絵がついたのは野村美月たっての希望によるもの。
このライトノベルがすごい!2009のキャラクター男性部門では化物語阿良々木暦やバカとテストと召喚獣の吉井明久らを抑えて5位にランクイン。
本編最終巻を始めヘタレぶりが目立った彼だったが、シリーズを通して成長していく彼の姿には多くの声が寄せられた。
……にもかかわらず番外編『恋する挿話集(エピソード)2』ではロリコン、ホモ、マザコン呼ばわりされ、散々な扱いを受けている。

元々、特異な経歴を持つ以外はごく普通の男子高校生(の設定)になるはずであった。
しかし、竹岡美穂のキャラクターデザインによって美少年化され、遠子や菜乃に振り回され、
ななせや美羽、千愛、麻貴、森など作中の女性、果てには原作者の野村美月に言いようにされている。
もし占いをしたならば、女難の相は必然といえるかもしれない。



見習いシリーズでは副主人公をつとめる。心なしか女性の扱いが上手くなっている気がする。
本編での経過があったために見事なまでに成長している。ヘタレは脱却したと言っていい。
特に「卒業」での彼は必読。




――もう、泣きません。約束します――

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最終更新:2022年11月23日 22:09