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火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu

登録日:2010/06/13(日) 10:08:12
更新日:2026/09/05 Sat 17:51:53
所要時間:約 2 分で読めます




《火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu》は、マジック:ザ・ギャザリングのエキスパンション、プレーンシフトで登場したクリーチャー。
レアリティはアンコモン。

火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu (3)(赤)
クリーチャー ― - カヴー*1
火炎舌のカヴーが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。これはそれに4点のダメージを与える。
4/2

赤の良デザインクリーチャー・赤らしいクリーチャーとして今もなお名前が挙がる一体。

まず、ETB*2で対象クリーチャー1体に4点ダメージ。
相手の クリーチャー」どころか「 最大 1体」ですらないため、戦場に自軍クリーチャーしか居なければそれを焼く必要があり、それすらいないと 自滅 してしまう点は要注意。

セラ天センギア、まばゆい天使などの「稲妻1枚で落ちない」ことが強みだったクリーチャーすら除去しつつ、マナコスト相応の本体が着地するわけである。
これによって新しく「火炎舌で落ちない」という新たな基準が生まれた*3
特にコントロールデッキのフィニッシャーは相手のクリーチャーのETB1枚で除去されてしまうことになり、4点ダメージを乗り越えられる大型クリーチャーかソーサリータイミングの除去が効かないものへと変化していくことに。
逆にビートダウン系のクリーチャー(こいつ自身も含む)は除去されても次々新しい脅威を叩きつければいいわけで、除去されて相手の手札を使わせてなんぼみたいなところもあったのであまり変わらなかった。
また《カヴーのカメレオン》のように「特定デッキにめちゃくちゃに刺さるので採用されているクリーチャー」は、火炎舌に焼かれながらも使われ続けた。

登場当初は《ヤヴィマヤの火》が軸のデッキ【ファイアーズ】の存在もあり、発売直後の日本選手権ではベスト8のうちの大半がこのカードを使用していた。
オデッセイブロック後は採用率が下がったものの、ローテ落ちまでずっとスタンダードで活躍し続けたという。

ただし、あまりにも火炎舌のカヴーが強すぎるがために異常に赤に寄りすぎたプロツアー東京01ではプロテクション(赤)による決め打ちを敢行したズヴィ・モーショヴィッツのソリューションに撃破される。
詳細はメタゲームを参照。

その後も「ETB or それに近い能力でクリーチャーにダメージを与えられ、本体もマナコスト相応な赤の中コストクリーチャー」のことを「火炎舌」や「タンカヴ」と呼ぶこともある。*4
このカードの登場時の衝撃、そして後世への影響が推し量れる。

はるか未来、マローが刷ったことを後悔したカードのせいで「タフネス6は除去耐性」なんて言われることになるが、これはまた別の話。

関連カード

ETB火力持ちのクリーチャーすべてが広義の関連カードとなってしまうため、関連の強いもののみ抜粋。
ネクラタル/Nekrataal (2)(黒)(黒)
クリーチャー ― - 人間・暗殺者
先制攻撃
ネクラタルが戦場に出たとき、アーティファクトでも黒でもないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。そのクリーチャーは再生できない。
2/1
火炎舌のカヴー以前に存在した、「除去持ちETBクリーチャーの元祖」。
実際のところ除去性能では効果範囲も自滅しない点もネクラタルの方が上なのだが、火炎舌のカヴーは
  • 4/4/2と当時基準ではETB抜きでも優秀で、かつ無視したら殴りきられる……つまり「除去を使い切っているにもかかわらずカヴーに除去を撃たないといけない」サイズ
  • シングルシンボルであり多色環境のインベイジョン・ブロックでは赤タッチで採用可能
などの強みがあった。
ネクラタル自身も往年の名カードの部類であり、後世には《叫び大口》や《貪欲なチュパカブラ》など無数の後輩が登場している。
なおプロテクション「有色の呪文」を持っているはずの初代エムラクールに効くというのはMtGのわかりにくさを象徴する事例の一つである。
これはエムラ自体が「無色だけどアーティファクトではない」クリーチャーであり「《ネクラタル》自体は呪文だが、その後は誘発型『能力』で作用するので『呪文』ではない」の合わせ技である。

火炎舌の一年仔/Flametongue Yearling (赤)(赤)
クリーチャー ― - カヴー
多重キッカー(2)(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で(2)を望む回数支払ってもよい。)
火炎舌の一年仔は、これがキッカーされた回数に等しい数の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
火炎舌の一年仔が戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。これはそれに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
2/1
20年後に登場した火炎舌のカヴーの赤ちゃん。
多重キッカーにより取り回しよく火力を飛ばせるようになった。
なお、自爆するのは据え置き。

タフネス5以上の方、及び対象にならない方は追記、修正をお願いします。

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最終更新:2026年09月05日 17:51

*1 MtGオリジナルの生物種で、「ライオンのようなガタイをした爬虫類」といった見た目をしている。

*2 戦場に出た時が条件の誘発型能力、enters the battlefieldの略。

*3 稲妻自体はとうの昔にスタンダード落ちしていたために当時はそういったラインが無くなっていた

*4 後年の例ならば《砂かけ獣》や《栄光をもたらすもの》、《激情》など。