Magic the Gathering

登録日:2009/07/20 (月) 07:04:06
更新日:2019/10/22 Tue 12:08:33
所要時間:約 13 分で読めます




1993年8月に発売されたトレーディングカードゲーム

地域によって「 MtG 」「 MTG 」「マジック」「ギャザ」等複数の呼び名がある。


【概要】

「トレーディングカードゲームの元祖」「世界最初のトレーディングカードゲーム」ともいわれ、従来のコレクション目的のトレーディングカードにトランプやウノの様なゲーム性を組み込んだはじめてのカードゲームと言われている。

その人気はすさまじく、初期発売版のα、その改訂版のβそれぞれ一千万枚を半年かけて売るはずだったのだが、わずか六週間で完売するほどであった。

その高い戦略性は、以降に発売されたトレーディングカードゲームの追随を許さないともされる程。
また背景設定となる小説や美しいイラストも魅力である。

後に数々のTCGに踏襲されるルールに関してもかなり完成度が高く、なんと現在に至るまでカードごとの裁定という概念が存在しない
ただし1つのルールが適応されるのは1枚のみだったり(金粉のドレイク)、5枚のみ(他のプレイヤーをコントロールする)って項目はあるが。
全てを網羅したルールブックは文庫本一冊くらい(原稿用紙換算780ページ強)のボリュームがあるのはご愛嬌。

現在日本国内においては、ライバルとなるTCGの増加、一時期あったブームの終焉や新規参入による多局化、本ゲームのハードルが高そう(フォーマットの一つ、エターナルのハードルは金額と、現物が手に入らない的な意味でかなり高い)という先入観からかなり下火な状況が続いている。
実際には接死+トランプル絡みや、スタック、立ち消え絡みで複雑な部分はあるが、慣れれば結構シンプルという事。
あとライフとライブラリーの残り枚数は飾りという辺りは覚えておけば、後はちょっと経験者に話を聞けば出来たりする。
これはルールが整備されまくっているのと、金額的な問題でプレイヤーが大人に偏っているので、相手か隣の人に聞けば回答してくれるというのも大きく、
なにしろ「正式発売前に触ったことの無いカードセットで大会が開かれる(みんなでこれの効果どうなのよとgdgdになりながらプレーする)」というのもあり、実は初心者にも参入しやすいTCGだったりもする。
やっぱり金額的な面では問題になるが(上記のプレリリースでは通常2500円取られるし、デッキを持っていなくてもプレーできる大会は参加費1000円が基本)。


【カードセットとローテーション】

現在マジックでは連続する2つのカードセットを「ブロック」と称し、ブロックが変わるごとに、物語の舞台が変更されている(タルキールブロックまでは3セット1ブロックだった)。
物語のストーリー(他のTCGだとアニメとかで展開してる部分)もこのブロックごとに主役や敵役を変え、順次小説として発売されている。
…が、残念な事に英語版のみである。一部のストーリーは公式サイトや、公式訳を行なっている人のサイト、カードショップのコラム等で私訳されているため、断片的には読み取れる。
4月と9月に前編が発売され、7月と1月に後編が発売される。そして9月の新ブロック発売に伴い、スタンダードの使用可能カードが切り替わる事となる。
古参勢にとってはお馴染みだった「基本セット」は、1ブロック2セット構成になった影響で「マジック・オリジン(基本セット2016相当)」を持って廃止となった。
これは今まで基本セットが担当していた初心者向け部分が、基本無料ゲームの「マジック・デュエルズ」に移行したというのもある。

が、基本セットが無くなった事で「スタンダードに必要なカードなのに背景世界に合わず再録できない」といった問題が発生。
更に背景ストーリーでのゲートウォッチ*1の出しすぎ、歪んだスタンダード環境といった状態に批判が相次いだため更なる制度変革を敢行。
新制度ではブロック制が廃止され、大型セットのみの販売になる。
そしてその代わりに基本セットが復活する。

また、これらとは別に不定期で特殊カードセットが販売されることがある。
代表的な特殊セットは以下の通り。
  • マスターズ
人気の高い過去カードを集めた再録セット。1パック1000円~1500円。
神ジェイスやヴェリアナ、タルモゴイフ、魂の洞窟などのトップレアも収録されているが、解放の樹なんかが出たりすると目も当てられないなんてことも……。
アルティメットマスターズをもってひと段落となる模様。
  • コンスピラシー
ルネッサンス期のイタリアをモチーフとした次元・フィオーラを舞台とした多人数戦用パック。
大きな特徴はゲーム開始時から効果を発揮する「策略カード」の存在。さらには多人数戦で大きな効果をもたらすカードも収録されており、裏切るか利用するかの駆け引きを楽しむことが出来る。
  • モダンホライゾン
モダンにスタンダードを経由しない新カードを供給する目的で開発されたセット。セラやウルザ、スリヴァーなど古参ファンおなじみのキャラクターがカード化されている。
完全新規カードの他、「嘘か真か」など再録でモダン入りするカードも収録されている。
  • 銀枠セット
公式大会では使えない銀枠のカードが収録されたセット。
何故公式大会では使えないかというと……「カードパックを買って中のカードを使う」「ピンク色のマナ」「カードをビリビリに破る」「指をトークンにする」などハチャメチャな効果のカードが詰め込まれたジョークセットだからである。
とはいえ、メカニズムの一部が黒枠に導入されたりと実は黒枠新規メカニズムの導入試験という側面もある。

【現在のスタンダード】

スタンダードは、発売後2年以内の新しいセットのみが使用できるフォーマットであり、初心者が参入しやすく、大会も多く開催されている。正確には最新5~8セットが使用可能
セットの発売時期は1、4、7、10月(4末だったり5初だったりと多少は前後有り)の年4回、うち7月は基本セットと決まっており、
10月のセット発売とともに古い方の4セットが使用不能になり、スタンダード環境は最新5セットにリセットされる。
この事をローテーションと呼んでおり、他のカードゲームではほとんど採用されていないシステムである*2
そして147とセットが発売されると使用可能セットが678と増えていき、10月でまたリセットされる。
一時期4月でもローテーションして、使用可能セットは5or6セットとなっていたが、あまりにも回転が早すぎて批判が出たため、以前同様に10月のみのローテーションとなった。

ここ1年のローテーションはこんな感じ。
  • 2018年10月ローテーション
カラデシュ(前編)←ローテーション落ち
霊気紛争(後編)←ローテーション落ち
アモンケット(前編)←ローテーション落ち
破滅の刻(後編)←ローテーション落ち
イクサラン(前編)
イクサランの相克(後編)
ドミナリア
基本セット2019
ラヴニカのギルド←NEW!!
  • 2019年1月ローテーション
イクサラン(前編)
イクサランの相克(後編)
ドミナリア
基本セット2019
ラヴニカのギルド
ラヴニカの献身←NEW!!
  • 2019年5月ローテーション
イクサラン(前編)
イクサランの相克(後編)
ドミナリア
基本セット2019
ラヴニカのギルド
ラヴニカの献身
灯争大戦←NEW!!
  • 2019年7月ローテーション
イクサラン(前編)
イクサランの相克(後編)
ドミナリア
基本セット2019
ラヴニカのギルド
ラヴニカの献身
灯争大戦
基本セット2020←NEW!!
  • 2019年10月ローテーション
イクサラン(前編)←ローテーション落ち
イクサランの相克(後編)←ローテーション落ち
ドミナリア←ローテーション落ち
基本セット2019←ローテーション落ち
ラヴニカのギルド
ラヴニカの献身
灯争大戦
基本セット2020
エルドレインの王権←NEW!!

古いカードがスタンダードに含まれなくなり、公式大会で事実上使用できなくなることを「スタン落ち」(もしくは単に「落ちる」)と言う。
よく他のTCGと比較される原因でもあるが、公式大会の場ではメタゲームの変遷に従い3年も4年もパーツが全く同じデッキを使うということはまず無いので否定的に捉えられる事はほぼ無い。
またこれによりインフレがある程度抑えられるため、環境の安定性が保たれている面もある。
そしてWotCにとっては新しいカードを買わざるをえない状況を作り出す事により懐に優しい。


【スタンダードの先】

スタンダード環境ではどうしてもスタン落ちが発生する為、マジックに入るきっかけになったようなお気に入りカードが使えなくなるというのはよくあることである。
そういったカードを使いたい場合にはスタン落ち無しの別フォーマットで遊ぶと良い。
以下がその一部。

  • カジュアル
お互いの承諾の元でなら何でも使用可能。
ローテーションに一切影響されないが故に初心者がマジックに入るならスタンダードよりもこちらの方が良いと主張する人も多い。
当然の事ながら公式フォーマットではない。
行き過ぎると1キル確定という状況になるので、どのくらいかでまた揉めやすいが。
基本カジュアルと言うと禁止カードはヴィンテージ準拠でやるが、これまで取り払った物はTYPE0と呼ばれる*3
コンスピラシーの策略カードまで組み込んだTYPE0のデッキは、最終的にコイントス=ゲーム終了レベルとなっている。

  • パイオニア
ラヴニカへの回帰以降のスタンダードで使えたカードが使用可能。
「スタン落ちしたカードが増えてきたけどモダンは敷居が高くて……」というプレイヤーに向けたフォーマット。
禁止カードは現状フェッチランドのみであるが、今後の環境次第で禁止カードは追加されていく模様。

  • モダン
第8版/ミラディンで枠が変わった後にスタンダードで使えたカード&モダンホライゾンのカードが使用可能。
安定3ターンキルが出来ないように禁止カードが設定されている。
べらぼうに高いカードは少ないので参入しやすい。
それでも再販が少ない上に4積みされやすいカードは1枚1万とか行くけど。

  • レガシー
一部の禁止カードと使用不可カード以外、マジックのカードとして印刷された全てのカードが使用可能。
イメージとしては遊戯王の大会ルールに近い。
禁止カードの選定基準は安定2ターンキルが出来るか否か。
この辺になってくると再録禁止カード*4が多用される関係でデッキが札束化し、デッキを盗まれただけで社会問題になる恐れも。

  • ヴィンテージ
カードパワーを理由にした禁止カードが存在せず、マジックする事を放棄しているようなヘンテコカードと使用不可カード以外の全てが使用可能な魔境。
デッキが札束なんてレベルではなくなり、下手するとデッキと同じ厚さの1万円札より高くなる。大会に当たり前のように警備員が配置される。
具体的に言うと安物のデッキでも「60枚中必須枠9枚(所謂パワー9)だけで約100万。+残り51枚も1枚3万程度の取引」=デッキ一つで小型車が買えるレベル。
デッキ一つで時価数千万円・顔見知りによるデッキ強盗殺人 が発生…など信じがたい事例もある。
ここまで来るとプレイヤーも壊れていて「一度組んだらレガシーより長く使えるから逆に安い」「たとえP9買っても売ったらそれ以上の値段で帰ってくるから資産として計上できる」なんて会話も。
流石にTier1のデッキを複数所持するのは難しいので「Aさんはエルドラ、Bさんはオース、Cさんはサルベイジャー」と、名前だけでデッキがバレるという。

コモンカード限定だが、マジックのカードとして印刷されたカード全てが使用可能。
たかがコモンと侮るなかれ、そのゲーム速度はレガシーに匹敵する。
安上りで熱い勝負ができるだけあって、初心者にも敷居が低く、変わった勝負がしたい通な上級者にも。他じゃ全然目立ってないあんなカードが、意外な活躍をすることもしばしば。で、ごく一部はコモンの癖に高騰した。

多人数戦として最もメジャーで、公式でもよくフィーチャーされる。公式なのか非公式なのか線引が難しいが、一応「ガチ大会では扱わないが公認大会としては開催可能*5」というカジュアル変種フォーマットの扱い。
ルールは結構ややこしいので該当項目参照。
1vs1で行う「デュエルコマンダー」、3マナ以下のカードのみで組む「タイニー・リーダーズ」、スタンダード限定の「Brawl」等、変種ルールも豊富。

  • 双頭巨人戦
2vs2のチーム戦。
2人で手札やクリーチャーは共有しないがライフは共有、故に頭は2つ、体は1つ=双頭巨人。ドローカードの対象を相方にして味方をフォローなんてのも可能。
デッキも「1種のカードはチームのどちらか片方しか使えない」ため、いかに色を被らせる事なく役割を分担出来るかがキーポイント。

  • 3人チーム戦
こちらはAはA、BはB、CはCと1v1を3人で分担して2勝した方がチームとして勝ちというタイプ。国別対抗戦のワールドマジックカップで毎年使われている。
3人が同一フォーマットのパターンと、スタンダード+モダン+レガシーの2パターンが有る。
3人が同一フォーマットの場合、1つのカードは1つのデッキにしか入れられないというルールのため、チームスタンダードやチームモダンではどのデッキにどれを入れるのかが非常に悩ましい。スタンダードではデッキの選択肢自体が少なく、またその選択肢内で同じカードが使われている事が多いため。モダンでは多色デッキが多いのでフェッチランドの配分が重要に。

  • モミール・ベーシック
「Momir Vig, Simic Visionary Avatar」を用いて行う特殊なフォーマット。
「Momir」は1ターンに一度、任意のマナと手札一枚をコストに支払ったマナと同等のマナ・コスト*6を持つランダムなクリーチャーのトークンを生み出すことが出来る。
デッキに入れられるのは基本土地のみで、「Momir」の能力を起動することで生み出されるクリーチャー達を使って相手を倒す……という、一見するとかなり地味なフォーマットに思えるかもしれない。
しかしMomirによって生み出されるクリーチャーは古今東西、これまでのMTGで生まれたあらゆるクリーチャーからランダムに選ばれるため、
ヤバすぎるデメリットを持つクソクリーチャーを引き当てて悶絶することもあれば、逆に普通なら見向きもされないクソクリーチャーが大化けしたりと、このフォーマットにしかない中毒性を秘めている。
特に「7マナで起動して触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable(MtG)を引き当て即死*7」というのはあるある過ぎるネタ。
あと「一生1/2から成長しないタルモゴイフ」なんてのも*8
なお、その性質上デジタルゲームでしか(完璧には)プレイできないものの、ストレージからクリーチャーをかき集めてコスト毎に分別すればリアルでも出来なくはない。

非公式フォーマットの中では(カジュアルを除けば)最もメジャー。
簡単に言えば「ぼくのかんがえたさいきょうスタンダード」の範囲でデッキを組んで対戦する。
昔のスタンダードで輝いたカードを活躍させやすいというのが人気。
地味に公式でも似たルールが採用された事がある。

  • フロンティア
モダンのさらにモダン。大手の2ショップが共同提案した非公式フォーマット。
基本セット2015でカード枠が変更されたのに合わせ、モダン同様にこれ以降に刷られたエキスパンションが使用可能。
2017年現在禁止カード、制限カードが存在しないため、金玉《宝船の巡航/Treasure Cruise》と《時を越えた探索/Dig Through Time》とイニ影の墓地落としが併用出来る事も含め、結構えげつないデッキも使用可能。
《血染めの月/Blood Moon》が無い上に友好色フェッチランドが使える事もあり、3~4色デッキが遠慮なく使えるのも魅力。

  • オールドスクール
リミテッドエディションα、β、アラビアンナイト、アンティキティ、レジェンド、ザ・ダークの英語版のみ使用可能、他言語や再録版使用不可という鬼畜縛りフォーマット。
これではあんまりにも鬼畜すぎるのでアンリミテッドとフォールン・エンパイアが使用可能セットに加えられたり、他言語版やコレクターズ・エディションくらいまでなら使える場合がほとんど。
現在は「再販でも良いけど絵は最古のセットの絵で旧枠になってるやつ(例外2枚あり)」なら使用可能というルール(CFBルール)が主流の模様。
もちろん非公式。
禁止・制限カードは主催者にもよるが黎明期のヴィンテージのそれに近い。アンティ関連のカードや《Chaos Orb》などのマジックする事を放棄しているカードが使えてしまうことも。
CFBルールならギリギリ手を出せなくはない程度だが、初期ルールはプレイする以前の問題にカードを揃えられないという完全な神々の遊びである。
なおゲーム自体は意外にもスローペースで進む。コンボパーツがほとんどなく、クリーチャーの質もそこまで高くないことが主因。

  • 旧枠モダン
旧枠時代が初出のモダンリーガルのカードが使用できる非公式フォーマット。ぱっと見レガシーかヴィンテージなのに実はモダンという不思議な感覚が味わえる。
何気ないコモンが再録されてモダンリーガルになるだけで激震が走るなど意外と奥深い?のかもしれない。
日本発祥であり、通常のモダンよりも安く参入できることもあってカルト的な人気を集めつつある。
モダンホライゾンで最も影響を受けるであろうフォーマット。

  • Penny Dreadful
Magic Online限定フォーマット。
Magic Onlineにおいて0.01tix(≒1円)で手に入るカードのみが使える。
カードプールが目まぐるしく移り変わる*9ため、デッキを組むには専用のサイトを見る必要がある。
カードプールに入ってさえいれば《宝船の巡航/Treasure Cruise》とか《ネクロポーテンス/Necropotence》といったぶっ壊れでカードも使えること、更に圧倒的な安さの為にわかに人気になっている。

ここから下は限定戦(TCG)部門。

  • シールド
基本は6パックをその場で剥いて40枚以上のデッキを作る。
基本土地に関しては何枚でも貸してくれる。
最も運要素が強く、通常6枚のレア枠から何枚「出たら勝ち」と印刷されている上に使える色のカードを引くか勝負。
レア枠から《機知の戦い/Battle of Wits》とか《無限への突入/Enter the Infinity》とか、Foil枠*10から基本土地が出たら泣くしか無い。筆者はどれも喰らったことがある。
変形版としては全員同じカードプールで構築するデュプリケイテッド・シールドや、12パック剥いて40枚以上で構築するスーパー・シールド等がある。

  • ブースター・ドラフト
カードを隣の人に渡しながら3パック45枚ピックし、そこから40枚以上でデッキを作る。
自分が取らなかったカード、人から回ってきたカード内容から他の人のカードカラーを予測できるため、戦う前から戦略が渦巻くプロ曰く「一番マジック力が必要」なフォーマット。
シールドより多いパック数*11から自分が必要としやすいカードを選べるため、シールドよりデッキは強くなりがち。
基本的には卓内で協調して「みんな強いデッキ」を作ろうとするのだが、どこで裏切って人にカードを使わせないかという点まで勝負内容。
ちなみに大会出禁世界王者渡辺裕也は「45枚全カードのピック順とピック方針、何枚目で何と何の2択で迷ったか」をすべて記憶しているとか。
変形版は本来やらない組み合わせでブースター・ドラフトするカオス・ドラフトが、殆どのグランプリのサブイベントとして定着。
また非公式フォーマットながら世界選手権でも使われた「一定のカードプールから15枚を引き抜き、それをパックの代わりとして使う」キューブ・ドラフトがメジャー。
特にキューブ・ドラフトは年末恒例「パワー9と十手と神が飛び交う」お祭りイベントであるホリデー・キューブが開催される。


【基本ルール】


  • 1.デッキ
枚数は最低60枚。基本土地以外は最大4枚まで。
上限は無いので240枚とかいうデッキで大型大会に出た人も。


  • 2.勝敗条件
初期ライフ20点でゲームが始まり、ライフが0になることでゲームに敗北する。
また、デッキ(山札)が0枚になり、カードをひけなくなった場合もゲームに敗北する。

  • 3.ゲームの始まり
初期手札は7枚。先行では1ターン目はドローが出来ない。
土地ゲーなのでマリガン(引きなおしルール)がある。ルールによって異なるが基本的にはマリガンする度に1枚引ける枚数が減る。


  • 4.ターンの進行
a.アンタップ・ステップ
b.アップキープ・ステップ
c.ドロー・ステップ
d.第1メイン・フェイズ
e.戦闘フェイズ
f.第2メイン・フェイズ
g.終了ステップ
h.クリンナップ・ステップ
といった流れで進行。
インスタント以外の呪文と土地のプレイはメイン・フェイズにしか行えない。
土地は1ターンに1枚のみ戦場に出せる。


<用語>(2014年現在)


(ゲーム領域)

  • デッキ
60枚以上、上限無しがルール
対戦中は山札のことは「ライブラリー」と呼ぶ。
ストーリー上では「書庫」などと呼ばれ、本棚に収められた魔導書を意味する。

  • 手札
7枚が上限。もちろんカードの効果で無制限になったり5枚になったりする。
ストーリー上では「魔導書」などと呼ばれ、
プレインズウォーカーが書庫から取り出した魔導書や、持っている知識の量を表す。
ストーリー上の「知識」とは基本的に手札アドのことである。

  • 戦場
フィールドの事

  • 墓地
文字通り墓地。使用したカードや破壊したクリーチャーが置かれる
別名第二の手札。というのも【ドレッジ】や【リアニメイト】といったデッキでは、ここからクリーチャーを呼び戻すのが勝ち手段である。
ヴィンテージのドレッジになると「ライブラリーの枚数<墓地の枚数」なんてのが平気で起こる。

  • 追放領域
ゲームから追放された(取り除かれた)カードを置く
ここから使えたり、ここのカードを手札などに引き戻すカードは極端に少なく、一番安全な再使用不可地帯である。

(カード・タイプ)

  • クリーチャー
プレイヤーが召喚し、手下とする生物。様々な種族がいる。
中にはストーリー上での重要人物をカード化した『「伝説の」クリーチャー』も存在する。
これらは比較的他のクリーチャーより強力な者が多く、「レジェンド・ルール」により自分の場には1体までしか戦場に出せない。
某覇者とかネタにしかならない伝説のクリーチャーもいるが。

  • 土地
マナを生み出す場所。基本は1ターンに1枚ずつしか戦場に出せない。基本は。
プレイヤーはここからマナを生み出す。たまにマナ出ない奴もあるけど。
伝説の土地もある。

  • ソーサリー
呪文。
自ターンのメインフェイズのみ使用可能
比較的マナ効率のいい呪文で、派手な効果を持つものも多い。
ドミナリアでついに伝説のソーサリーが出た。
制限カードという訳ではなく、伝説のパーマネントが自分の場に出ていないと唱えられないという制限。

  • インスタント
呪文。
相手ターンや戦闘フェイズ等、割と好きなタイミングで使用可能な為、取り回しやすい
その分、ソーサリーに比べて効果が限定的である事が多い。
打ち消し呪文等は、ルール上必ずインスタントになる。
打ち消し呪文以外はパンプなどの堅実な効果が中心。

  • アーティファクト
特殊なアイテムや機械など。
クリーチャーにつける「装備品」や操縦者が居ないと動かない「機体」など、様々な種類がある
ゴーレムのようなクリーチャーでもあるカードも存在する。
やっぱり伝説のアーティファクトがある。

  • エンチャント
クリーチャーや土地、戦場などに配置される、結界などの呪文
他のカードに付けるタイプのは「オーラ」と呼ばれる
クドイが伝説のエンチャントもある。

  • 部族
クリーチャーではないカードにクリーチャー・タイプを持たせるためのカード・タイプ
基本的に併せ持った他のカード・タイプと同じ挙動をする。
例えば「部族ソーサリー・ゴブリン」であれば、「墓地からソーサリーを手札に戻す」はもちろん「墓地からゴブリンを手札に戻す」でも回収可能。
一時的に使ったが、WotCとしてはもう使う気が無いとのこと。

プレイヤーの事。
ストーリー上では「探求者」や「冒険者」と呼ばれる、が灯った人

プレインズウォーカーの中にはその世界で生まれた者もいる。
そういう者はプレインズウォーカーという形でゲーム内に存在する。
ただしローウィン以前はプレインズウォーカーというカードタイプが無かったので、代わりに伝説のクリーチャーになっている。
プレインズウォーカーは一時期伝説より更に厳しい制限*12が入っていたが、イクサランで伝説のパーマネント扱いになり通常の伝説と同じになった。
神ジェイスと神童ジェイスが一度に並ぶよ、やったね!

ソーサリーとインスタント以外は、戦場にある間は「パーマネント」と呼ばれる。
なお土地以外のカードは全て「呪文」として扱われる。クリーチャーやアーティファクトが呪文に含まれるのは変かもしれないが、呪文を唱えてそれらを呼び出すと解釈すれば合点がいくかもしれない。


<マジックの大原則>


“カードはルールに勝つ”

マジックの面白さはここから生まれるといっていい。

多くのカードはルールを変更・書き換える能力を有している。それはささいなものから、ゲームを破壊しかねない強大なものまで様々。
例えば

白金の天使
あなたはゲームに敗北することはなく、あなたの対戦相手はゲームに勝利することはない。

…むちゃくちゃでしょ?
でもこいつ自体はアーティファクトで壊れやすいし、タフネスも4だから些細な事で死ぬ。
ただし何らかの方法で破壊不能と被覆か呪禁を持たせるとほぼゲームセット。
そんなドヤ顔コンボを決めるのもMtGの楽しさの一つだ。

ちなみに逆も居て

深淵の迫害者
あなたはゲームに勝利することはなく、あなたの対戦相手はゲームに敗北することはない。

…こっちもむちゃくちゃだが、基本性能が4マナ6/6飛行トランプルとめちゃんこ高い。
これで序盤から相手を攻撃し、相手のライフがマイナスになった所で、何らかの手段で自分のクリーチャーを能動的に処分するデッキであれば十分エースカードだ。
相手からしたらこれに殴られながら守らなければいけないという謎の展開になる。

魅力的な特殊勝利条件
  • 「死闘により死屍累々。はい、勝利!」
  • 「とあるクリーチャーに触られると『お前はもう、死んでいる』
  • 「5色土地と生物がそろえば何でもできる。だから戦は(中略」
  • 「俺たち四つ(同カードです)が全部出たら何でも(以下同文」
  • 「狂人が作った扉を、うすのろが開いてしまう。そしてうすのろはやがて考えるのをやめる」
  • 「世界なんて争いも罪もいっぱい!じゃあみんないなくなればいいじゃない!」
  • 「ライフ1?山札0?残念、俺の勝ちだ。このカードがあるからさ!」
  • 「ギルドも思想も関係ない!争いは辞めてみんな仲良く!~HAPPY END~」

こっちもそそりそうな敗北条件
  • 「ライフロスが嫌?じゃあ山札でいいよ。空になったら負けるけどね!」(※元祖です)
  • 「インチキはだめよ!ちゃんと手札から召喚してね!」
  • 「ライフ13になったら負けね!何故って?13って忌み名だからね!」
  • 「マナ後払いでいいよ!ただし支払わなかったら死ぬけどね!」
  • 「三つ願いを叶えてやろう。ただし四つ目でお前の命を頂く」
  • 「Time is money.追加ターンはそれだけ価値のあるものだ。そのターンで勝てよ?」


自分も相手もそんなカードを使うのだから、静かにゲームが進むわけがない。
  • 地ならし屋+明日の標=「ずっと俺のターン!」
  • 通電式キー+Time Vault=「1ターン目からずっと俺のターンするけどいいかな?」
  • ベルチャー=「1ターン目だけど50ダメージだぞ、死ね」
  • ストーム=「1ターン目から2点ドレイン10発だ、死ね」
  • クロノステイシス=「ゆっくり死んで逝ってね!」(別名「ずっとお前のターン」)
  • 玉虫アルター、MoMa=「ソリディアで貴様の精神力を蒸発させたる」
  • 感染=「一撃毒殺」
  • バベル=「デッキの残り枚数200枚あるから僕の勝ちです」
  • MUD=「マジックさせない」
  • 双子=「とりあえずクリーチャー1億体でアタック」
  • Super Crazy Zoo=「対応して《稲妻/Lightning Bolt》打ちます、自分に
  • the spy=「自分のデッキ土地入ってないんで全部墓地に落としますね」
  • Doomsday=「5枚を詰将棋するのが楽しいんだよね」

以上が簡易的なゲーム説明と特徴がありすぎるデッキの解説である。


<各色の特徴>

このカードゲームは土地からマナを生み出して戦う。土地毎に生み出せるマナの色は決まっており、それがデッキの特徴と言える。

各色の特徴と代表的なカード

白/White

「平地」からマナを生み出す。
正義と秩序、平和などを司る色である。
5色の中で最もバランスのとれた色であり、白ウィニーのような超短期決戦デッキから、神の怒りを使い究極のコントロールデッキを組む事も可能。
天使や騎士など、神聖さを感じさせるクリーチャーが数多く所属する。
代表的なカードは1マナで2/1のライオン君 (最近コモンになりました)
セラの天使など
代表的なPWは正義を守る誇り高き「ギデオン・ジュラ
理想:秩序統一
人間:騎士・兵士・執政者・クレリック
弱点:行き過ぎた全体主義・大雑把さ


青/Blue

「島」からマナを生み出す。
精神や知識、水や海などを司る色である。
様々な呪文を使った駆け引きを得意とする。
ドローやカウンターが豊富な色であり、相手の展開を阻害するのが基本とするトリッキーな戦いを行う。
その代わりクリーチャーは大きさに自信の無い奴が多い。
マーフォーク(魚人)やフェアリーなど水中、空中に住む生物が数多く所属する。
代表的なカードは対抗呪文など。
代表的なPWは若く陰気な、精神操作魔法の天才「ジェイス・ベレレン
理想:全知全能
人間:技工士・魔導士
弱点:頭でっかち・スロースターター


黒/Black

「沼」からマナを生み出す。
腐敗や死、悲しみや恐怖を司る色である。
相手のクリーチャーや手札を直接破壊できる事が最大の特徴であり、スーサイドのように勝利の為なら自分のライフ(命)をも犠牲にし、最終的に勝てれば良いというリスキーで破滅的な色。
そのせいか体力が少ない奴が多かったが、赤と被るのでパワーが足りない代わりにしぶといのと、パワー馬鹿が半々ぐらいになるようになった。要は両極端。
ゾンビや吸血鬼・デーモン…他に形容しようがないホラーなど、おぞましい化け物が数多く所属する。
代表的なカードは消えないこだまなど
代表的なPWは偉大なる吸血鬼「ソリン・マルコフ」…はストーリーから退場して、若BBAイケメン姐さん「リリアナ・ヴェス」がメインに。
理想:唯我独尊
人間:無頼漢・暗殺者・傭兵・邪術士
弱点:歪んだ力による尻ぬぐいや代償・ボッチ


赤/Red

「山」からマナを生み出す。
炎や怒り、混沌や自由を司る色である。
炎や雷の呪文を多数もっており、クリーチャーやプレイヤーに直接ダメージを与える攻撃的な色である。
攻撃的過ぎて体力が乏しい奴が多め。
ゴブリンやオーガ、ドラゴンなどの攻撃的な怪物が数多く所属する。
代表的なカードはシヴ山のドラゴンなど
代表的なPWは情熱と激情の紅蓮術士「チャンドラ
理想:本願成就
人間:無政府主義者・傭兵・蛮族・戦闘狂
弱点:視野狭窄・長期的見解の軽視

緑/Green

「森」からマナを生み出す。
自然や純粋さ、成長を司る色である。
土地やクリーチャーの展開力に優れており、その圧倒的な力で全てをねじ伏せる。
他の色の同マナ帯と比べるとパワーもタフネスも1以上高いというのが当たり前。
エルフや野生動物が数多く所属している。
代表的なカードは甲鱗のワーム様など
代表的なPWは自然を崇拝する筋肉ダルマ「ガラク」…は残念ながら闇堕ち退場し、現在は「ニッサ・レヴェイン」が代表に
理想:現状維持
人間:修行僧・ドルイド・狩人
弱点:世間知らず・生命最優先(敵までも)


無色

アーティファクトの大部分
もしくはエルドラージ一族
あらゆる色で使える。
ただしアーティファクトと各色の関係はまちまち。
利用:黒(利用できるものは何でも)・青(技術の結晶)
破壊:緑(自然の大敵)
両方:白(時に秩序の敵時に味方)・赤(壊すのも作るのも大好き)
代表的なカードはマスティコアなど
代表的なPWはウルザが作った銀のゴーレム「カーン


各色はそれぞれ相互関係にあり、友好色や対抗色がある。
白青黒赤緑白と色を並べた際、隣り合う2色が友好色で隣り合わない2色が対抗色と言われる。
友好色は複数の色のマナを出せる土地や多色カード等のサポートが充実している
逆に対抗色はその色を妨害したり、土地渡りやプロテクション等の有利に戦える能力を持つクリーチャーが多く存在している
ラヴニカのように有効も対抗も対等の立場になってたり、アラーラやタルキールのように3色の組み合わせになってたりと、カードセットごとに色の組み合わせが違ってる事もある。
2色の組み合わせについてはラヴニカ・ブロックのギルド名。隣り合う3色についてはアラーラ・ブロックの次元名、友好色+対抗色の3色はタルキール・ブロックの氏族名で表現されることが多い。
  • 友好2色(共通志向)→白青=アゾリウス(支配)、青黒=ディミーア(狡猾)、黒赤=ラグドス(加虐性)、赤緑=グルール(衝動性)、緑白=セレズニア(共同体)
  • 対抗2色→白黒=オルゾフ、青赤=イゼット、黒緑=ゴルガリ、赤白=ボロス、緑青=シミック
  • 弧3色→白青黒=エスパー、青黒赤=グリクシス、黒赤緑=ジャンド、赤緑白=ナヤ、緑白青=バント
  • 楔3色→白青赤=ジェスカイ、青黒緑=スゥルタイ、黒赤白=マルドゥ、赤緑青=ティムール、緑白黒=アブザン
例えばレガシーの【グリクシスデルバー】であれば、《秘密を掘り下げるもの/Delver of Secrets》をメインとした青黒赤3色のデッキ といった形。
4色デッキには特に名称は無く、【4cデルバー】とか色の数で呼ばれたり、オリジナルの名前が付くことが多い。

フレーバーテキスト

時々、カードの一番下にコメントのようなテキストが記載されている。
ゲームには関係無いが、MTGの世界をより深く知る事が出来る。
内容はカードの効果に関係する事から、古典文学、歴史考察、皮肉など様々。

例えばアーティファクトを破壊する呪文、破砕なら「計画には数日。建設には数週。完成には数ヶ月。  破壊には数秒。」など

ストーリーの断片だったり、ちゃんとマジックに関係しているフレーバーも存在する。
キャリアーサイクルのように複数枚にまたがったフレーバーもある。

【デジタルゲーム】

紙媒体のカードゲームではあるが、これまでに何回もデジタルゲーム化されている。
2019年現在まで継続的にアップデート、サポートが続けられているのは「Magic Online(MO)」と「MTG Arena(MTGA)」の二つ。
MOは2002年からサービスが開始され、MTGに存在するほぼすべてのカードを網羅している老舗オンラインTCG。
基本無料ではあるが無料で出来ることはほぼ無い…と言っていいほどにデジタルであること以外は紙と同等の環境。
大会参加費も徴収されるしパック買うのも有料。
しかし大会で上位に入賞するとパックを貰え、そのパックを大会参加費に当てる事も可能なため、プレイが上手ければ初期投資以降は無料で回転させ続ける事も出来るかもしれないが。
ただ、UI周りがかなり古臭かったり、後発のDTCGと比べると演出面はあまりに簡素で、プレイヤーの間では『MTGのゲーム』ではなく『MTGのシミュレーター』と言われる事も。
それでも公認大会は頻繁に開催されるし、MOから始めて現実の大会で優勝するにまで至ったプレイヤーも居たりするので、今だに人気のあるタイトルである。

MTGAは近年のDTCGに合わせる形で作られており、収録されているカードはスタンダードのみだが、神話レア(+一部のレア)使用時にエフェクトが付いたり、ターンの進行がある程度自動化されたりと、シミュレーターと揶揄されてしまうMOに比べるとだいぶ遊びやすくなっている。
ただ、MTGのトーナメントシーンで基本となるサイドボード有のマッチ戦よりも、一般的なDTCGで行われる1本勝負が主流になっており、メイン戦が強いデッキが幅を利かせるという欠点も*13
将来的にはMTGAを使った大規模な大会も予定されており、MOと並行して展開される予定。

【メディア展開】

コロコロコミック連載の漫画『デュエル・マスターズ』は当初このMtGを題材とした漫画だった事は有名。
コロコロアニキにて、「もしデュエマがMtGを題材とし続けたままだったら」というifを描いた漫画『切札勝舞はマジック・ザ・ギャザリングを使いつづける』が2018年秋号より連載される。ギャグ漫画だけど
ほぼ同時期にホビージャパンでは『デュエルファイター刃』が連載されていた。MtG漫画といえば上記2作を思い浮かべるプレイヤーも多いのではないだろうか。
現在は90年代を舞台としたMtG漫画『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』が少年エースで連載中。
また、アニメシリーズがNetfilxで配信予定。製作総指揮はアベンジャーズシリーズでおなじみのルッソ兄弟が手掛ける。

【その他】

MTGはボードゲーム『コズミック・エンカウンター』に影響を受けて作られたものであり、コズミック・エンカウンターの「特殊能力でルールを破壊できる」に影響を受けてデザインされたゲームである。 

また、このカード自体も元々は同社のTRPG『DECKMASTER』のサプライの一種であり、ダイスの代わりにゲーム中の処理を解決するための道具だった。
カードの裏面にDECKMASTERと書かれているのはその時の名残である。
そう考えると、デュエルは簡易的なTRPGと言えるだろう。

プレイヤーは比較的年齢が高く、社会人が多い為、初心者の質問にも快く答えてくれる事が多い。
年齢層が高い事もハードルが高い理由の一つだったりもするのだが。


世界にはカリスマ・プレイヤーやプロギャザリングプレイヤーも存在し
カリスマ過ぎてスライシュナイダーポックス、ヤソコンの様にプレイヤーの名前が、デッキ名になっているデッキもある。 
ポイント制の「プロツアー」制度があり、ランクを上げていくと大会に出るだけでギャラがもらえるので、上り詰められればデュエルで飯を食える世界である。
プロの中には日本人もおり、
黒が好きすぎて、(周囲から勝手に)組長として称された 藤田憲一
プレイヤー初の禁止カードにされてしまったあずにゃん大好き渡辺雄也や、
クリーチャー嫌いの悪魔のデッキビルダー八十岡翔太など、個性豊かすぎるメンツが大勢いる。
以前は日本人詐欺(公式コラムに「国籍が不明になりつつある」とまで書かれた)、現在は引退詐欺でプロツアートップ8に入ってた殿堂入り詐欺師中村修平なんかも(主に海外で)有名。

また、スクウェア・エニックスのアーケードカードゲーム『LORD of VERMILIONⅡ』に10体のクリーチャーが参戦(イラストはそのまま)。

3Dグラフィックと化したクリーチャー達がボイス入りで『対抗呪文』、『踏み荒らし』、『残酷な根本原理』等の技を使用するのはファン必見である。

またPWカードは名前の「プレインズウォーカー」が省かれている。
例)イラストは『プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス』→カード名は『ニコル・ボーラス』

WOTC社とタカラトミーが制作したTCG『デュエル・マスターズ』は、このMtGを低年齢層(主に小学生)向けに簡略化して制作されたものであり、マナ・召喚酔いなどのMtGのギミックを一部取り入れている。
デュエマ側はMtGのことを「兄貴分」と呼んでおり、あるジョークエキスパンションではプレインズウォーカーがデュエマに参戦した。
デュエマ側のギミックがMtGに採用されることも多く、DMのぶっ飛び要素だったサイキック(両面カード)やGリンク(合体カード)の採用決定に度肝を抜いたプレイヤーも(Gリンクは実際にはMtGのジョークエキスパンションが発端なんだけどね)。


追記、変更よろしくお願いします。

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*1 物凄く大雑把に説明すれば「プレインズウォーカー戦隊」である。

*2 兄弟分のデュエマのエピソード限定は、どれかというと以前あった「ブロック構築」の方が近い。

*3 かつてヴィンテージがTYPE1、レガシーがTYPE1.5、スタンダードが通称TYPE2と、カードプールが狭められるほどに数字が上がっていったので、逆に無制限=数字が下がるということで1以下→0となった

*4 カードショップへの配慮として、ウィザーズ社が半永久的に新規印刷を自主規制しているカード

*5 そのためプレインズウォーカーポイント(どれくらいマジックしてる?という指標)は参加点だけ加算される。

*6 参照するのは点数で見たマナ・コストのみで、支払ったマナの色、クリーチャーのマナ・シンボル、追加コスト等は関係ない

*7 Momirで呼び出した場合「手札から唱えていない」ため、敗北条件を満たしてしまう。

*8 土地とクリーチャートークンしか無い世界なので、クリーチャーを墓地に落とした所で消滅してしまい、土地しか墓地に行かない

*9 新セット追加時の価格を元に変更。

*10 Foilが出た場合コモン枠が1枚上書きされる

*11 基本8人なので合計24パック

*12 同名カードどころか同一人物であれば自分の場に1枚しか残せない。

*13 マッチ戦のモードも存在しており、そちらでは通常通りサイドボード込みでの対戦となる