登録日:2010/07/22(木) 18:56:26
更新日:2024/12/16 Mon 20:51:46
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不動の平衡が出来上がる
やがて足が絡み
帯と肉の間に指が潜り込み
まわしのさがりが逆立ち
筋肉が膨れ上がり
足が土俵に根を下ろし
血が皮膚にのぼり
土俵一面を薄桃色に染め出す
シコふんじゃったは1992年に公開された相撲コメディ映画。監督は周防正行で、主演は本木雅弘。
概要
珍しい相撲を題材にした映画と言うことで話題を呼び、各種映画賞を総なめにするなど、周防の名を大きく世に知らしめることになった作品である。
声優の
林原めぐみも好きな映画にこれを挙げている。
2022年には本編から30年後の世界を舞台にした続編ドラマが制作・配信された。
清水美砂、竹中直人、田口浩正といった前作の主要人物も引き続き出演しているが、時代の流れに沿って女子相撲部が誕生しているのが大きな違い。
ストーリー
伯父のコネで就職が決まっていた教立大学の学生・山本秋平は大学卒業するために必要な穴山教授の講義の単位をとるために、相撲部に入ることになる。大会で惨敗し、OBたちにバカにされ、三部優勝候補の相撲部に喧嘩を売られ、秋平たちは本格的に相撲に取り組むことになる。
登場人物
「勝ちゃいいんだろ!勝ちゃ!勝ってやろうじゃねえか!勝ってやるよ!絶対勝ってやる!なぁみんな!」
演:本木雅弘
大将。教立大学経済学部四年。卒業単位をエサに相撲部に入る。小兵ながら粘り強い相撲をする。かなりモテるらしく、ガールフレンドがいっぱいいるらしい。
本木は周防の一般向け作品第1作「ファンシィダンス」に次いでの主演起用。
「まわしだっつってんだよ!」
青木富夫
演:竹中直人
副将。相撲大好きの8回生。相撲部を潰したくないために留年しまくっている。相撲に関しての知識はかなり詳しく、得意技は内無双・頭捻り・猫騙し(自称)だが、緊張のあまり良く下痢を起こすため公式戦では1回も勝ったことがない。終盤は今までの努力が報われる。
「大学のため、僕らのために、やるっきゃないです」
山本春雄
演:宝井誠明
先鋒。秋平の弟。プロレス部だったが川村に誘われ「相撲は女にモテるから」との理由で相撲部に入る。
「強くなりたい…」
田中豊作
演:田口浩正
次峰。体はでかいものの内気で気は小さく、今まで友達が1人もいなかった。ナンバ歩きを素でやるなど青木に才能を見出され半ば強制的に入部することになる。
「日本人、物事の本質を、見極めようとしない」
ジョージ・スマイリー
演:ロバート・ホフマン
中堅。英国のスオックフォード大学からの交換留学生で、イギリスではラグビーをしていた。物価高で家賃を滞納しており、食費も宿泊費もタダの相撲部に入部する。まわしに拒否反応を見せ、スパッツを下に着て相撲をとる。
穴山冬吉
演:柄本明
相撲部顧問で秋平の卒業単位を握る人物。小兵ながら、元学生横綱。
川村夏子
演:清水美砂
相撲部マネージャー。穴山冬吉教授の研究室の大学院生。
間宮正子
演:梅本律子
巨漢マネージャー。アクシデントで欠員が出て、女性でありながら大会に出場する。あ、さらしでおっぱいかくしてるからね。
演者は一般オーディションで選出された。
追記、修正お願いします。
- 猫ふんじゃったと見間違えてた… -- 名無しさん (2013-12-29 23:17:54)
- 昔はゴジラとかガメラばっかりに興味行ってて昔は見なかったけど、物凄く面白いね。ある意味テンプレ的なのかもしれないけど今の専門分野特化漫画みたいな面白さがある。ドラマもこんなんばっかだったら勢い取り戻せるかもなのに。 -- 名無しさん (2016-11-18 20:25:11)
- 脚本的な味付けもそうだけど、無駄にセリフが流暢だったり、イケメン美女だらけなのが今のドラマ。もっと雑味があっていい。 -- 名無しさん (2024-05-22 10:40:51)
最終更新:2024年12月16日 20:51