シーラ・ヘルマン

登録日:2014/8/2(日) 0:45:14
更新日:2020/11/16 Mon 02:14:34
所要時間:約 8 分で読めます




概要

シーラ・ヘルマンとはアダルトゲームブランドアリスソフトが展開するRanceシリーズの登場人物である。
軍事大国ヘルマン帝国の皇帝。大陸屈指の美貌の姫と名高く、シリーズでもその名が度々上がる。
そのため美女には目がないランスに「いつかヤってやる」と目を付けられている。
現在LV/才能限界:4/39。箱入りだったため現在LVは4(鬼畜王では1)と低いが、伸び代を示す才能限界は39と10万人に一人クラスの才能を秘めている。ランスに抱かれまくった影響でどれだけ伸びたのかは不明。
また、適性を表す技能LVは神魔法LV1、家事LV1(鬼畜王では技能LV無し)となっている。

生い立ち

先代ヘルマン皇帝に後妻として嫁いだパメラ・ヘルマンの娘として生まれる。
晩年に生まれた娘ということで先代皇帝からはいたく可愛がられ、シーラの誕生により立場が微妙になった第一皇子のパットンも政治的な思惑とは関係なしに優しい兄として接しており、シーラもそんな二人を「家族」として慕っていた。
成長するにつれその生来の美貌とカリスマから国民に熱烈に支持されるようになり、皇后パメラとその腹心のステッセルの働き掛けもあって、パットンを差し置いて次期皇帝にと望まれるようになる。
そんな状況をひっくり返すため、パットンは魔人と手を結び隣国のリーザスを制圧することで自分の力を示そうとするものの、ランスの活躍と魔人の裏切りに遭い失敗、更にステッセルの陰謀によって死亡扱いにされ国を追われる。
それのみならずステッセルにそそのかされたパメラにより先代皇帝は暗殺され、年若いながらも先代の跡を継ぎ、ヘルマンの皇帝として即位する。
しかし、皇帝とは名ばかりで実権はパメラを籠絡したステッセルに握られており、彼女自身は何の権限も持たない「お飾り」だった。
「家族」と慕っていた人たちを陥れたステッセルに利用されるようになったシーラだが、実は彼女は先代皇帝の娘ではなく、パメラとステッセルの間にできた不義の子である。しかし、そのことはパメラとステッセルしか知らない。

鬼畜王ランスでは

シリーズ初登場。皇帝であるにも拘らず、自分の血を引く者にしか欲情しないという真正鬼畜のステッセルによって麻薬漬けにされ、ステッセルの言いなりの人形状態となっているという衝撃的な登場となる。
ゲーム開始以前にすでにステッセルに手籠めにされているため、ステッセルの毒牙にかかる前に助け出してやることはどうやってもできない。
ヘルマン帝都ラング・バウを陥落させるとハーレム入りする。ボロボロにされたシーラを幸福にしてやるためには彼女を一途に愛するアリストレス・カームに身柄を引き渡してやるしかない。
それ以外の大したイベントもなく、パットンとの絡みすら無い、いろんな意味で不幸な娘といえる。
こんな感じなのでユーザー間でも大して盛り上がる事は無く、後にランス9で本格登場するまではほとんど空気のような扱いだった。
ただ、ステッセルに注射されるときのCGでは、服を脱いだ上半身が妙にふとましい。こちらの彼女もまたヘルマンの女だったようだ。

ランス・クエストマグナムでは

マグナム中盤の山場であるムーラテストが終わった後、法王就任式典に国家元首として招かれている。
しかし、同じく招待されていたランスはその姿を見ることは無かった。
リアがあらかじめ、ランスが抱けるLv35以上の女の子を用意しており、ランスが式典に出ないように工作していたためである。
この時点でリアからはかなり警戒されており、リアの工作を知ったマジックも少しは反発したが、その目的を聞いて納得していた。

ランスⅨでは

正史では初登場となる。物語の舞台の皇帝ということもあって、パッケージを飾り、メインヒロイン級の扱いをうかがわせる。
ランスがパットンのヘルマン革命の誘いに応じたのもシーラとヤることが目的。あとついでにシィルの解呪用アイテム。
ステッセルに傀儡として利用されているのは相変わらずだが、麻薬漬けにはされておらず、手籠めにもされていない。
帝都にて半ば幽閉のような状態に置かれており、散歩にすら自由に出ることもままならない。
そんな扱いを国民全てが知っているため、革命軍もシーラを倒すのではなく助け出す対象と見なしている。
そしてシーラも辛い日々の中で兄パットンとの再会する日を心待ちにしている……。

※以下ランスⅨネタバレ注意
















帝都にてパットンを心待ちにしていると思われていたシーラだが、実は彼女は革命軍の中にいた。
物語冒頭でランスが助けた少女ルシアン・カレット、彼女こそが皇帝シーラその人であった。

物語開始の数か月前、ステッセルが帝都の地下に封印されている「あるもの」を使い世界征服を目論んでいることを知ったシーラ。
彼女はそれを阻止するために侍女のペルエレの助けを借りて、それの起動キーとなる「箱」を奪う。
そしてシーラはこの「箱」をパットンに届けなければいけないと思い立ち、帝都から脱出することを決意する。
そのためペルエレから渡された変身薬で容姿を変え、ルシアン・カレットと名乗り、ペルエレに言われたとおりに帝都から脱出させてくれる人物と接触するのだが、その人物は奴隷商人だった。
奴隷商人に捕まり売り飛ばされそうになった所をランスに救われるが、小さな女の子たちを庇った代償に今度はランスの奴隷2号にされてしまい、絶望する。2号って……あれ?サチコは?
革命軍に合流しパットンとの再会を果たすのだが、自らの正体を明かす前にパットンが「嫌がるシーラを無理やり自分のものにしようとするならばランスが相手でも戦う」と言うのを聞いてしまったためパットンに自分の正体を言い出せなくなってしまう。

ランスの奴隷になったことで身の回りの世話の一切を押し付けられることに。
まったく家事をやったことなどなかったために最初は戸惑うが、ランスの世話をこなしていく内にみるみる上達し、
他人に言われるがままだったお飾り時代と比べて本来の明るさを取り戻していく。
革命軍の一員として戦ううちにヘルマンの惨状と革命の中で命を落としていく人々を見て、
「皇帝としてやらなければならないことがあるのではないか」という責任感と「自分が正体を明かせばランスとパットンが戦うかもしれない」という恐れの間で葛藤するが、ランスの不器用な気遣いを受け吹っ切れる。
その後、パットンに自らの正体を明かし、ステッセルから奪ってきた「箱」を渡す。
「これからは自分の成すべきことを他人に決めてもらったりはしない」と宣言したその表情はどこかすっきりしたものだった。
ちなみに、クルックーは初対面の時からその正体に気付いていた*1のだが、例によって「聞かれなかったので」という事で秘密のままにしていた。

正体を明かした後はパットンに前線から離れることを進められるが、
シーラは自分の意志でこれまで通りランスに奴隷として尽くしつづけることを選ぶ。
シーラがランスを心から愛するようになったことでRanceⅥにてパットンが建てていた「ランスとはいずれ戦う様な気がする」という対立フラグをへし折った。はずだったのだが……

その後のプレイヤーの選択次第ではヒロインBADを見ることになる。
その内容は戦闘の最中、シーラが敵に捕まってしまい、彼女を取り戻そうと無茶な突撃を行ったランスたちは玉砕。一人残されたシーラは実父のステッセルに麻薬漬けにされ抵抗する心をへし折られてしまい、ステッセルのいいなりの人形状態にされてしまう。
麻薬によって心身ともにボロボロにされてしまったシーラは最後の力を振り絞って殺してほしいと懇願。哀れに思ったペルエレに死なせてもらうという鬼畜王を意識した救いの無いものになっている。
勿論BADを回避することも可能。その場合は敵に捕まりそうになっていた所をランスに助けてもらい、その際に「言うこと聞くだけの人形なぞいらん」という言葉をかけられている。

革命が成功した後、パットンに皇位を譲るものの、直後に帝政を廃止し民主制への移行を宣言した新生ヘルマンの大統領に選ばれる。
ステッセル達をのさばらせ国を疲弊させてしまった贖罪として政務に励むが、国を建てなおした後はまた奴隷としてランスの傍に居たいと願っている。
そしてランスもシーラを手放すつもりは毛頭なく、大統領など所詮は副業でシーラの本業は自分の奴隷だと告げている。

キャラクター

性格は清楚可憐でありながらも周りに対する気遣いもある。これに金髪碧眼という容姿も相まってまさに正統派姫君と言えるだろう。
これまでのシリーズでは
『心を許した相手には甘えた態度をとるが普段は野心家でドS』なリア
『委員長気質なツンデコメガネ』のマジック
『健気な頑張り屋だが殺人団子の作り手』な香姫
『ランスとの娘を産んだが一貫してランスを嫌う』パステル
『ランスと趣味は合うが無表情で神出鬼没』のクルックー
などイロモノ癖のあるキャラクターたちばかりだったが、シーラは正統派の姫君ということで逆に異彩を放っている。

傀儡生活が長かったため他人から言われたことをやるだけの従順過ぎる性格ではあったが、本来は芯も強く、心身ともにかなりタフ。
ランスの身の回りの世話(家事、戦闘、エッチ)を一身に引き受けてもケロリとしている。
また、戦闘中でもガスの元栓を気にするなど、いい根性をしていると言われる場面が何度もある。
尽くすタイプでもあり、相手から意地悪されても喜んでしまうというMの気がある。
そして、リアやマジックを差し置いて大国の首脳クラスの中で初めてランスの運命の女であることが判明したキャラクターでもある。

ゲームの中では

ユニットとしてのカテゴリーはヒーラー(回復役)。特殊技能はユニット一体のHPを80%程回復させる。……のだが彼女の真価はここではない。
武器はスリングスタッフという投石杖(ラクロスのスティックを想像してもらうと分かりやすい)なのだが、
初期は貧弱であるものの攻撃範囲が広く、更に中盤のイベントをこなすことで専用武器のスーパーホークを手に入れ攻撃力が大幅に強化される。
これによって彼女は前衛の攻撃が届かない敵を投石で潰していくカタパルトと化す。
弓兵や魔法使いなど厄介な敵を次々と撃破するその姿からついたあだ名が投石皇帝そして、その剛腕ぶりから後に公式から投擲LV1が授けられた。
ヒロインとHして仲を進展させる「ランスモード」ではルシアンの状態とシーラの状態の二つに分けられる。ランスを怖がりHを嫌がっているルシアン状態とランスを愛するようになり悦んでもらおうと尽くすシーラ状態のギャップは必見。メインヒロインということもあり、唯一5段階まで進展させられる。
ちなみにルシアンとシーラのランスモードの各段階は一度に見ることはできないため、それぞれの回想をコンプリートするためには最低2周は周回することになる。

その後

公式にて行われたⅨキャラ人気投票のヒロイン部門で1919票を獲得し1位になる。がははー!エロ皇帝ー。
やはり正統派は強かった。

ランス10において

+...
引き続きランスの奴隷と大統領を兼任しており、魔軍の侵攻に対して慣れない有事対策に追われている。
今作では奴隷1号のシィルと初邂逅。お互い腰の低い者同士という事で中々に微笑ましい。そして二人ともランスに叩かれる。

天然が故にランスへの好意に対して無自覚であり、『誰がランスの正妻になるか』で各国の姫様が火花を散らす中、
「シィルさんが奥さんでは?」と爆弾発言を投下。相変わらずいい性格をしている。
リアからは相変わらず敵視されているが、エッチでアヘアヘウヒハの伸びたカエルにしてやんぜぇ!と挑んできたリアを、
ヘルマン人特有の体力お化けっぷりで逆に伸びたカエルにしてやった。しかもエッチ後もケロッとしている。カエルだけに。
リアと違って喧嘩腰では無いマジックとは良い関係を築いており、香姫共々妹みたいだと可愛がられている。
同じ良い子組である香姫ともやはり良い関係を築くが、年齢とは逆に香姫の方が会議や姫様の集まりでシーラを助けており、
ランスからはポンコツ大統領と言われてしまった。政治的な経験で言えば香姫の方が長いので仕方なしか。

シナリオ面においてもかなり優遇され、Hシーンが二度用意されている。
シリーズでもかなり遅い登場からか、はたまた人気故か。
最後の魔鉄匠(の血筋)という設定も回収され、MMルーンの呪縛が解けた闘将、闘神達を復活させて戦力増強に充てたりした。
(この際、自身の本当の父親を知っていたかのような発言をしている)
これに合わせて技能Lvに魔鉄匠Lv1が追加されている。

魔軍の飛行モンスターを利用した弓も届かぬ高高度からの都市部への無差別爆撃に対し、
首都ラングバウの空を一人で守り続けていた。投石で。
投石は進化を続け百発百中の超遠距離狙撃すら可能とした。
上記の闘将や闘神を従えていたり、投石の実力を考えるともうか弱くなにも出来ないお飾り女王の頃の面影は微塵もない。
もはや人類指折りの戦力である。

+第二部では
第一部から15年後も健在であり、相変わらず大統領職に就いている。のだが、カードの解説によると立候補していないのに再選してしまったらしい。
これでいいのかと流石のシーラも困惑しているようだが、国が分裂してしまうような世相だからこそ、高いカリスマ性を求められたのだろうか……?もしくは魔王の子生んだ彼女自体が分裂を招いた一因となったことの償いか……。
15年経ってもリアにとっては天敵の様で、血を濃く受け継いだ息子のザンスもまたシーラを苦手としている。

娘のレリコフは見た目以外どこがシーラに似たのかと言いたくなるようなわんぱく元気っ娘。名前はシーラの恩人であるレリューコフ将軍から。
ただ、シーラ自身はかなり行動力に溢れた人物であり、また父親が世界で一番アクティブな人物であること考えると、あの親にしてこの子ありか。
また、母親譲りのエロさも受け継いでおり、多くのユーザーが第二部で一番のエロシーンはレリコフのあのシーンだと語る。
叔父のパットンからは格闘技術と武舞乱舞を、ロレックスから弐式豪翔波を、
そして母からは魔鉄匠の才を受け継ぐ、ある意味ヘルマンの集大成とも言える存在。もちろん、父からは無限の才能限界を受け継いでいる。



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最終更新:2020年11月16日 02:14