登録日:2016/06/10 (金曜日) 11:00:00
更新日:2025/03/07 Fri 21:13:47
所要時間:約 5 分で読めます
『クレイマン・クレイマン2~スカルモンキーのぎゃくしゅう~』(原題:Skullmonkeys)は、プレイステーションより発売されたアクションゲームである。
実は販売元がエレクトロニックアーツ(デッドスペースなど)、ドリームワークス(映画を主に手掛ける大手企業)が関わっている。
前作の「クレイマン・クレイマン」の反響により今回の新作が作られたわけだが、前回がアドベンチャーなのに対し、今回の「2」は
アクションゲーム
ア ク シ ョ ン ゲ ー ム
ア ク シ ョ ン ゲ ー ム
なのである(大事なことなので3回言いました)。
一体どうしてこうなった…。
それはともかく、このゲーム自体はれっきとした前作の続きのストーリーであり、ボスのクロッグやウィリーも登場する。
まぁぶっちゃけほとんど絡まないけどな!!
~あらすじ~
クレイマンが自覚なしにネバーフッドの平和を取り戻したすぐ後、クロッグは惑星イズナックに不時着する(もうこの時点でおかしいが気にしてはいけない)。
そしてそこにいた原住民スカルモンキーを利用して、再びネバーフッドを支配しようと企むクロッグは「破壊兵器NO.9」を作ることを計画する。
そんななか、ただ一人スカルモンキーの中でクレイマンの親友であるジェリー・OがクレイマンにSOS信号付きの飛行装置をネバーフッドに飛ばし、
ウィリーとともに食事をしていたクレイマン(サンドイッチを縦に食べていたが、やっぱり気にしてはいけない)をイズナックへと拉t…じゃない、呼び寄せたのだ。
こうしてクレイマンは、またわけもわからず新たな戦いに臨むのだった。
うん、やっぱりおかしいなこのゲーム!
~クレイアニメーション~
前作でもあったように、このゲームはほぼすべてがクレイアニメーションでできている。アイテムさえも粘土である。
それに合わせて毎度毎度スタッフが調整したと考えると、恐るべき仕事量だったに違いない。
また、時々ステージ開始前に(そのステージとはまったくと言っていいほど関係ない)クレイアニメーションムービーが挿入されている。
どれも出来が素晴らしい。
…のだが、このムービー。
突然敵の顔が溶け出すわ、
敵のボスが人の顔(クレイマンのスタッフ)をしているわ、
ハサミで敵の胴体が真っ二つになるわ、
クレイマンの顔にぶつぶつがたくさんできるわ。
蓋を開けてみれば子供が泣いて叫ぶトラウマモノばかりである。
当時はCEROなんてないからパッケージに惹かれて買った子供はパニックになったであろう。
そりゃこんだけあればトラウマになるよ…。
~ゲーム~
基本的にはよくあるマリオやドンキーコングのようなアクションゲーム。
しかし、その難易度はとてもじゃないが難しいものとなっている。
タイミングがシビアだったり、足場が極端に小さかったり、
その小さな足場を敵が囲ってたり。
先ほど述べたトラウマ要素が盛りだくさんであるにもかかわらず、ゲーム性でもまた違った意味でトラウマを植え付けてくるのである。
この二つの意味も込めてプレイヤーからは「鬼畜トラウマゲー」の一つとしてあげられる。
(なおこれでもセーブがメモリーカード式に変更されており、パスワード式の原作版よりは仕様が優しいという)
しかし、それを除けば操作性も良く、豊富なアイテムややりこみ要素のシークレットもあるので、ハマった人はとことんハマる仕様になっている。
~アイテム~
クレイボール
いわゆるコイン要素。
100集めると1up。
ハロ
某機動戦士は関係なく、キノコ要素。
一回だけダメージを防いでくれる。
ブレット
前面に向けて弾を発射できる攻撃アイテム。
ノーマルでは20発まで所持できる。
スワーリィQ
ボーナスステージに行くために必要なキーアイテム。
3つ集めるとステージ終わりにスワーリィQのマークがついたゴールが現れボーナスステージに行ける。このボーナスステージを突破しなければ見れないムービーも存在する。なお最終ステージで取得を逃すと、エンディングもまともに拝めない鬼畜仕様。
フェニックスハンド
ブレットと同じ攻撃アイテムだが、こちらは追尾機能がある。
ノーマルでは7発まで。
1up
クレイマンの顔をしたアイテム。まんまそのままである。
取ると1up。なぜか効果音が「ウェーイ」。
プレゼントボール
巨大な粘土の玉。踏むと中からアイテムが出てくる。
大抵はクレイボールだが、たまにフェニックスハンドや1upが入っている。
ファートヘッド
緑色のクレイマンの顔をしたアイテム。分身を生み出して、その分身を操作できる。
この状態で接触すると元の位置に戻るが、一定時間経過すると、分身がいた位置までワープする。
ハロも分身に付いていくので、より安全に進められるだろう。
7個まで所持できる。
ハムスター
…何言ってるか分からないかもしれないが、まんまハムスターである。取ると一定時間三匹のハムスターがクレイマンの回りを飛び結構フォンフォン鳴ってうるさい、敵との接触から守ってくれる。
ちなみにこのアイテムのみ重複して取ることができる。
当然だがその際うるささも倍増
ユニヴァースエネマ
突然全身がムキムキになり、画面全体の敵を全滅させるアイテム。
7個ry
グライディーバード
アイテムというよりはステージギミックに近いが、こちらに記載。
ジャンプボタンを押し続ければパラシュートの用にゆっくり下降することができる。
途中、蒸気が立ち上る箇所に触れれば再浮上できるが、場所によっては低いほうが安全な場合があるので、調整が必要。
スーパーウィリー
こちらは画面全体のアイテムを回収するアイテム。でもキモい。
7ry
1970's
1970年代のステージ(?)に行くためのキーアイテム。
スワーリィQと同じだが、こちらはステージごとにではなくゲーム全体で3つ集めることになる。
追記・修正はこのゲームのシークレットを全部制覇しつつ、ノーミスでクリアしてからお願いします。
- 超がつくほどのアメリカンテイストあふれるニメーションで、いい意味でも悪い意味でも印象に残ったよ…。 -- 名無しさん (2016-06-11 11:38:16)
- こう、何か酒か何かでハイになってる勢いで作ったようなゲームは嫌いじゃないです -- 名無しさん (2016-06-11 12:00:14)
- 昔、弟達と一緒にこのゲームをよくプレイしてたな。今にしてみてもここに書いてある通りにツッコミ要素ありまくりだったよ。それと、目ん玉からミミズ取り出して、それを食べる、って奴もあった。 -- 名無しさん (2016-07-19 16:29:18)
- ↑書き忘れた事があったが、タグにある通りの鬼畜な難易度もあったな。当時、ゲーム得意だった弟も苦労してた事がある程。 -- 名無しさん (2016-07-19 16:30:42)
- 結局虫のステージで詰んでクリア出来なかった記憶 -- 名無しさん (2016-08-15 15:51:36)
- OPの「王様を気取るつもりか?でも僕の仲間は簡単に服従するような間抜けじゃないぞ!」→「ウッキウッキー!(←間抜け)」は草 -- 名無しさん (2016-08-15 15:59:09)
- ('A`)ウェーイ -- 名無しさん (2016-12-19 11:22:06)
最終更新:2025年03月07日 21:13