登録日:2025/08/11 Mon 17:29:00
更新日:2025/08/11 Mon 18:15:31NEW!
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声(ハンク):グレン・レイジ
声(ジェリー):ジョシュア・ウィチャード
▼概要▲
二人ともアメリカ政府の機密機関「FBC:Federal bu of Control(連邦操作局)」のエージェント。
ニューヨーク州ニューヨークシティの本部「オールデスト・ハウス」に勤務している。
2019年に起きたヒス禍以来、未だにロックダウンが続くオールデスト・ハウス内部の問題を解決するため、志願者を募って派遣する「ファイアブレイク・イニシアチブ」部署に所属している。
▼ハンク・フラワーズ▲
ファイアブレイク・イニシアチブの責任者である男性。
2025年時点で60歳。
字幕の話者表記では単に「ハンク」で、フルネームはロード画面の文書で判明する。
何故か球状の収容タンクに閉じ込められており、タンクの表面には「CONTAINMENT TANK」という文字がプリントされているが、ジェリーにより「CONTAINMENT HANK」に修正されている。
また、ファイアブレイクの各部隊章の落書きだらけになっている。
元肉体労働者だけあって言葉遣いは荒々しく、現場判断も多いため上司にしてメンテナンスセキュリティチーフのサイモン・アリッシからはあまり信用されていない。
また、アリッシから古い備品や装備ばかり回されるため恨みを抱いている。
一方で自身の仕事に対して真摯に向き合っており、強いプロ意識と責任感を持っている。
ジェリーとは正反対の人物像だが、仲良くやれている様子である。
1965年に誕生。
やがて石油掘削作業員になったが、後にFBCに入局し、オールデスト・ハウスの施設・資源配備サービス部署に配属されることになった。
しかし配属初日の2019年10月29日、当時の局長
ザカライア・トレンチによって未知のスレッショルド──異世界の入り口──が開かれて侵略的な共鳴体「
ヒス」がオールデスト・ハウス内部に解き放たれた。
当時ハンクは隔離された部屋で新人FBC職員向けのハンドブックを読んでいたため、ヒス禍による被害を免れ生き延びた。
その後、他のメンバーが全員死亡したため施設・資源配備サービス部署のリーダーとなった。嫌な昇進の仕方である。帝国軍かな?
それからハンクは独自に志願者を募ってオールデスト・ハウス内部の問題を対処していたが、やがてその活動が新局長の
ジェシー・フェイデンの目に留まり、ハンクの活動は正式に「ファイアブレイク・イニシアチブ部署」として認可された。
しかし、これに対してアリッシは自分に話を通さなかったことで不満を漏らし、ハンクの監視役として信頼できる部下のジェリーがファイアブレイク・イニシアチブ部署に配属されハンクのアシスタントとなった。
その後、時期は不明だが何らかの変貌アイテムの影響により球状の収容タンクに閉じ込められてしまった。
また、研究部門の下級研究員二人が変貌アイテム「ラジオループアンテナ(AI55)」を無断使用して起こした
変貌世界事象にて、大量発生した
エキソジェニック・マスを殲滅するための装置「エミッター」の開発費用の請求書が
何故かファイアブレイク・イニシアチブに送られてきた際は研究部門リーダーのエミリー・ポープに汚い言葉遣いを一切隠さない苦情の文書を送っていた。
▼ジェリー・"ペンシルプッシャー"・スタンディッシュ▲
ファイアブレイク・イニシアチブのアシスタントである茶髪の白人男性。
超常現象に対処するオペレーション部門から異動してきた。
若く、ホワイトカラーで言葉遣いは丁寧だがユーモアを常に忘れずどこか抜けている…とハンクとは正反対の人物。
プライベートではデニスという妻と子供たちを持つ父親であり、ピスタチオが好物で、
P6教育用に製作された人形劇『スレッショルドキッズ』の大ファン。
また、ヒス禍によりメンバーが全滅したブッククラブに憧れていた。
ヒス禍以降は変貌アイテムの「『SHÜM』アーケードマシーン(AI40-PE)」のプレイを趣味としている。
ハンクとは正反対の人物像だが、仲良くやれている様子である。
新人ファイアブレイカー向けの教材として製作された人形劇『Surviving the Workplace(職場で生き延びる)』シリーズの作者であり、ファイアブレイカーの一人「ペンシルプッシャー」でもある。
ハンクとは対照的に上流階級の子供だったらしく、カリフォルニア州ナパで育ち、馬場馬術を楽しんでいた。
高校時代はJROTCを経験していた。
やがてデニスという女性と結婚し、子供を複数もうけた。
時期は不明ながらFBCに入局しオールデスト・ハウスのオペレーション部門に配属され、2019年にヒス禍を生き延びた後、サイモン・アリッシの命令でハンクを監視するためファイアブレイク・イニシアチブに異動となった。
その後、ファイアブレイカーの志願者向けの教材として『Surviving the Workplace』シリーズを製作したり、自らファイアブレイカーとなって現場に出たり、『スレッショルドキッズ』の製作者であるベサニー・ハリントンにファンレターを送ったりしていた。
また、オペレーション部門のフランシーヌにより復活したブッククラブに参加していた。
一方で自分が不在の家庭を心配しており、オールデスト・ハウスのロックダウン以来、子供たちに誕生日カードを毎年送っていた。
▼作中の出番▲
2025年、ハンクとジェリーはファイアブレイク・イニシアチブの中核として活躍する。
ハンクは収容タンクに閉じ込められているため、現場に派遣された志願者「ファイアブレイカー」達の通信指令係として活躍し、ジェリーはホワイトカラーらしく書類の作成を担う。
ゲーム中の役割としてはハンクはファイアブレイカー(プレイヤー)の行動を指示するナビゲーター、ジェリーは任務(ステージ)選択のナビゲーター。
メニュー画面でハンクの収容タンクと机に向かってタイプライターを打ち続けるジェリーの後ろ姿を見ることができる。
また、メニュー画面で放置するとハンクとジェリーが様々な雑談をする。
『FBC:Firebreak Deluxe Edition』ではジェリーがペンシルプッシャーという名義のファイアブレイカーとして、プレイアブルキャラとなる。
オペレーション部門に所属していたのは伊達ではなかった。
▼『Surviving the Workplace』シリーズ▲
『スレッショルドキッズ』をリスペクトしてジェリーが製作した人形劇。
新人ファイアブレイカー向けの教材であり、声や操演はジェリー(ジョシュア・ウィチャード)が担当。
全6作あり、二人のアレックスが模範的に超常現象に対処する一方でデイブは間違った行動をして死ぬのがお約束。なんてこったデイブが殺された!この人でなし!
時折ジェリーやスタッフの手が映ったりする。
ちなみに第一作『Introduction』にてジェリーもファイアブレイカーの一人である伏線が張られていた。
登場キャラクターは以下の通り
ジェリーを模したパペット。
番組のホストと注意事項の解説を担当。
コスチューム「ファイアブレイカー」を模したパペット。
「スプラッシュキット」を装備している。
もう一人のアレックスと共に模範的に超常現象に対処する。
コスチューム「グリースモンキー」を模したパペット。
「ジャンプキット」を装備している。
もう一人のアレックスと共に模範的に超常現象に対処する。
コスチューム「サムライ」を模したパペット。
「修理キット」を装備している。
いつも愚かな行動をして死に至る。
6年間もオールデスト・ハウスを苦しめている、いつもの敵役。
巨大な焼却炉型生命体。
「日焼けマシンのようだ」と近付いたデイブを焼き殺した。
生きた付箋。
「デイブチャージ」なる技で付箋を食べまくったデイブを付箋の化け物「シャッフラー」に変貌させた。
ヒル型の生物。
まさかの黒い風船で再現された。手抜き。
ヒルが生成する汚染物質の真珠を大事に抱えたデイブはそのままお亡くなりになった。
凍結異常現象を発生させるスキーリフト。
デイブは「懐かしい感覚だ」と凍結異常現象に突っ込んだ挙げ句、ヒスにより殺された。
あらゆる表面に付着し、軽い衝撃で爆発するピンク色の塊。
デイブは素手でゴミ箱に詰めようとした結果全身にピンクが付着し、ヒスにマシンガンで撃たれて爆死した。
このシリーズはYouTubeのRemedy Entertainment公式チャンネルで配信されているが、アップデートにより『FBC:Firebreak』作品内にも収録された。
追記、修正は『職場で生き延びる』を観てからお願いします。
最終更新:2025年08月11日 18:15